JPH088441B2 - 線路切換型移相器 - Google Patents

線路切換型移相器

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JPH088441B2
JPH088441B2 JP62322912A JP32291287A JPH088441B2 JP H088441 B2 JPH088441 B2 JP H088441B2 JP 62322912 A JP62322912 A JP 62322912A JP 32291287 A JP32291287 A JP 32291287A JP H088441 B2 JPH088441 B2 JP H088441B2
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JP
Japan
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line
switching
frequency input
choke
lines
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP62322912A
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JPH01165202A (ja
Inventor
孝 定塚
靖良 田村
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New Japan Radio Co Ltd
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New Japan Radio Co Ltd
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロストリップ線路の切換えによって
移相を得る構成の線路切換型移相器(Switched Line Ph
ase Shifter)に関するものである。
〔従来の技術〕
線路切換型移相器は、通常、第3図に示すように電気
長(線路内における電磁波の進行速度と自由空間におけ
る電磁波の進行速度との比に従って修正された線路長)
θ1が異なる2つの線路を切換素子S1,S2で切換
え、その電気長の差(θ−θ)の相対移相遅れ量を
得る方法である。この場合、第3図の等価回路で示す構
成単位を仮にビットと称し、線路切換型移相器の実際の
構成では第3図に示すような単位ビットが複数個直列に
接続されたものが一体化されて構成されている。また、
切換素子S1,S2には接合容量の小さいPINダイオードが用
いられる。
第4図に従来の線路切換型移相器の単一ビット部分の
構成の一例、第5図に第4図に示す部分の等価回路を示
す。
図において1aは第1の高周波入出力線路、1bは第2の
高周波入出力線路、2aは第1の切換線路、2bは第1の切
換線路2aと電気長の異なる第2の切換線路、3a,3bはダ
イオードバイアス用チョーク、4a,4bはリターン用チョ
ーク、D5,D6,D7,D8はPINダイオードである。
ダイオードバイアス用チョーク3a,3bを介してPINダイ
オードD5,D6またはD7,D8に負のバイアス電圧が印加され
た側の切換線路2a,2bが線路1a,1bに電気的に接続され、
線路2a,2bの切換えが行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の線路切換型移相器は上記のように構成されてい
て、ダイオードバイアス用チョーク3a,3bは高周波入出
力線路1a,1bを結ぶ線の両側に配置されていて、これら
チョーク3a,3bに接続する駆動回路(ドライバ)の出力
端は線路1a,1bを結ぶ線の両側に設けるか、一方の側の
みに設けるには配線を立体交差にしなければならない。
このことは製作、組立の時間を長くする一因であり、
また、MIC基板、ドライバ基板に余分のスペースが必要
で、量産のコストダウンの妨げになっていた。
一方、従来の構造では、PINダイオードに印加するバ
イアスに負電圧が必要であり、汎用的でない。NIP構造
のダイオードを用いれば、バイアスが正電圧でよくなる
が、NIP構造のダイオードは一般に使用されていないの
でコストアップになる。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、全て
のダイオードバイアス用チョークが出力線路と切換線路
を結ぶ線の一方の側に配置され、バイアスに正電圧が用
いられる線路切換型移相器を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の線路切換型移相器は、ストリップラインで
構成した第1及び第2の高周波入出力線路間に、電気長
の異なる第1及び第2の切換線路を備え、該切換線路を
PINダイオードで切換え、電気長の差に比例する異相を
得る線路切換型移相器において、前記第1及び第2の高
周波入出力線路と前記第1の切換線路とを、それぞれ第
1及び第2のPINダイオードを介して接続するととも
に、前記第1及び第2の高周波入出力線路と前記第2の
切換線路とを、それぞれ第3及び第4のPINダイオード
を介して接続することと、前記第1及び第3のPINダイ
オードは、カソードを前記第1の高周波入出力線路に接
続し、アノードをそれぞれ前記第1及び第2の切換線路
にワイヤで接続することと、前記第2及び第4のPINダ
イオードは、カソードを前記第2の高周波入出力線路に
接続し、アノードをそれぞれ前記第1及び第2の切換線
路にワイヤで接続することと、前記第1及び第2の高周
波入出力線路と一体に形成したリターン用チョークと、
前記第2の切換線路と一体形成した第3及び第4のPIN
ダイオードのアノードに接続する第1のバイアス用チョ
ークとを、前記第1、第2の高周波入出力線及び第1、
第2の切換線路を結ぶ線の一方の側に形成することと、
前記第1、第2のPINダイオードのアノードに接続する
第2のバイアス用チョークを、前記第1の切換線路と分
離したストリップラインで構成し、前記リターン用チョ
ーク及び第1のバイアス用チョークが形成された側と同
一側の同一面上に形成することと、該第2のバイアス用
チョークと前記第1あるいは第2のPINダイオードのア
ノードとをワイヤで接続することを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
第1図にこの発明の一実施例の単一ビット部分の構
成、第2図に第1図に示す部分の等価回路を示す。
図において1a,1b,2a,2b,3b,4a,4bは第4図の同一符号
と同一または相当する部分を示し、D1,D2,D3,D4はPINダ
イオード、3cはダイオードバイアス用チョークである。
線路切換用PINダイオードは、高周波入出力線路1a,1b
側の線路端に2個隣接して装着し、それぞれのアノード
電極と切換線路2a,2bをワイヤで接続した。
一方のダイオードバイアス用チョーク3cを高周波入出
力線路1a,1bを結ぶ線の他方のダイオードバイアス用チ
ョーク3bと同じ側に設け、線路1b側の線路端に隣接して
装着した一方のPINダイオードD2のアノード電極と接続
した。
チョーク3cを介してPINダイオードD1,D2に正のバイア
ス電圧が印加されると、切換線路2aが線路1a,1bに電気
的に接続され、チョーク3bを介してPINダイオードD3,D4
に正のバイアス電圧が印加されると切換線路2bが線路1
a,1bに電気的に接続される。
上記のようになって、正のバイアスで線路2a,2bの切
換えが行なわれる。
一方、ダイオードバイアス用チョーク3b,3cを線路1a,
1bを結ぶ線の一方の側に設けたので、これらチョーク3
b,3cに接続する駆動回路の出力端は線路1a,1bを結ぶ線
の一方の側に設けることができ、従来構造のものに比
べ、製作,組立の時間が短くなり、MIC基板、ドライバ
基板の必要スペースが小さくなる。
さらに、この発明の構造にすると、PINダイオード
は、ウエハをチップにクライブする際、2素子を1チッ
プとして切断すれば、切断時間及び装着時間を短縮でき
るという利点もある。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明によれば、製作、組立
の時間が短くなり、MIC基板、ドライバ基板の必要スペ
ースが小さくなり、コストダウンに寄与する効果が大
で、また、バイアス電圧が汎用的な正電圧でよくなると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の単一ビット部分の構成を
示す模式平面図、第2図は第1図に示す部分の等価回路
を示す回路図、第3図は線路切換型移相器の基本構成を
示す説明図、第4図は従来の線路切換型移相器の単一ビ
ット部分の構成の一例を示す模式平面図、第5図は第4
図に示す部分の等価回路を示す回路図である。 1a……第1の高周波入出力線路、1b……第2の高周波入
出力線路、2a……第1の切換線路、2b……第2の切換線
路、4a……第1のチョーク、3b……第2のチョーク、3c
……第3のチョーク、4b……第4のチョーク、D1,D2,
D3,D4……第1,第2,第3,第4のPINダイオード なお図中同一符号は同一又は相当する部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリップラインで構成した第1及び第2
    の高周波入出力線路間に、電気長の異なる第1及び第2
    の切換線路を備え、該切換線路をPINダイオードで切換
    え、電気長の差に比例する移相を得る線路切換型移相器
    において、 前記第1及び第2の高周波入出力線路と前記第1の切換
    線路とを、それぞれ第1及び第2のPINダイオードを介
    して接続するとともに、前記第1及び第2の高周波入出
    力線路と前記第2の切換線路とを、それぞれ第3及び第
    4のPINダイオードを介して接続することと、 前記第1及び第3のPINダイオードは、カソードを前記
    第1の高周波入出力線路に接続し、アノードをそれぞれ
    前記第1及び第2の切換線路にワイヤで接続すること
    と、 前記第2及び第4のPINダイオードは、カソードを前記
    第2の高周波入出力線路に接続し、アノードをそれぞれ
    前記第1及び第2の切換線路にワイヤで接続すること
    と、 前記第1及び第2の高周波入出力線路と一体に形成した
    リターン用チョークと、前記第2の切換線路と一体形成
    した第3及び第4のPINダイオードのアノードに接続す
    る第1のバイアス用チョークとを、前記第1、第2の高
    周波入出力線及び第1、第2の切換線路を結ぶ線の一方
    の側に形成することと、 前記第1、第2のPINダイオードのアノードに接続する
    第2のバイアス用チョークを、前記第1の切換線路と分
    離したストリップラインで構成し、前記リターン用チョ
    ーク及び第1のバイアス用チョークが形成された側と同
    一側の同一面上に形成することと、 該第2のバイアス用チョークと前記第1あるいは第2の
    PINダイオードのアノードとをワイヤで接続することを
    特徴とする線路切換型移相器。
JP62322912A 1987-12-22 1987-12-22 線路切換型移相器 Expired - Lifetime JPH088441B2 (ja)

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JP62322912A JPH088441B2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22 線路切換型移相器

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JPH01165202A JPH01165202A (ja) 1989-06-29
JPH088441B2 true JPH088441B2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616564B2 (ja) * 1985-11-15 1994-03-02 日本電気株式会社 バランス型ダイオ−ド減衰器
JP2510083Y2 (ja) * 1986-03-04 1996-09-11 日本電気株式会社 並列接続線路切換型移相器

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JPH01165202A (ja) 1989-06-29

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