JPH08842B2 - 多糖類の精製方法 - Google Patents
多糖類の精製方法Info
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- JPH08842B2 JPH08842B2 JP3117582A JP11758291A JPH08842B2 JP H08842 B2 JPH08842 B2 JP H08842B2 JP 3117582 A JP3117582 A JP 3117582A JP 11758291 A JP11758291 A JP 11758291A JP H08842 B2 JPH08842 B2 JP H08842B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polysaccharide
- cutter
- polysaccharides
- rotary
- gum
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0003—General processes for their isolation or fractionation, e.g. purification or extraction from biomass
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
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- Biochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多糖類水溶液から多糖
類を精製する方法に関するものである。
類を精製する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高分子が溶解している溶液から溶質であ
る高分子を精製する方法としては、高分子溶液の溶剤と
混和性があるが、高分子を溶解しない別の溶剤を混合す
ることにより高分子を析出させ、精製する方法が知られ
ている。
る高分子を精製する方法としては、高分子溶液の溶剤と
混和性があるが、高分子を溶解しない別の溶剤を混合す
ることにより高分子を析出させ、精製する方法が知られ
ている。
【０００３】前記の精製方法を適用した例として、微生
物による発酵多糖類であるキサンタンガムの精製法で
は、キサンタンガム培養液を親水性有機溶剤のイソプロ
パノールに混合し、キサンタンガムを析出・分離するこ
とが行われている。しかし、この方法では多量のイソプ
ロパノールを必要とし、キサンタンガムを析出・分離し
た後、イソプロパノールを回収する操作が面倒であり、
装置にかなりの経費がかかる。さらに、従来の攪拌装置
を使用した場合は、溶液から析出するキサンタンガムが
紐状になるため、攪拌機にキサンタンガムが巻き付いて
操作が困難になる。これらの問題を解決するため、例え
ば特公昭５４−１４６７９号公報ではキサンタンガム培
養液に濃度を薄めたイソプロパノール水溶液を加える方
法、特公平１−４５２１号公報ではイソプロパノールを
分割して混合する方法が提示されている。これらの方法
ではキサンタンガムが紐状にならずに析出するが、多量
のイソプロパノールが必要であり、イソプロパノールを
回収する操作が困難である。
物による発酵多糖類であるキサンタンガムの精製法で
は、キサンタンガム培養液を親水性有機溶剤のイソプロ
パノールに混合し、キサンタンガムを析出・分離するこ
とが行われている。しかし、この方法では多量のイソプ
ロパノールを必要とし、キサンタンガムを析出・分離し
た後、イソプロパノールを回収する操作が面倒であり、
装置にかなりの経費がかかる。さらに、従来の攪拌装置
を使用した場合は、溶液から析出するキサンタンガムが
紐状になるため、攪拌機にキサンタンガムが巻き付いて
操作が困難になる。これらの問題を解決するため、例え
ば特公昭５４−１４６７９号公報ではキサンタンガム培
養液に濃度を薄めたイソプロパノール水溶液を加える方
法、特公平１−４５２１号公報ではイソプロパノールを
分割して混合する方法が提示されている。これらの方法
ではキサンタンガムが紐状にならずに析出するが、多量
のイソプロパノールが必要であり、イソプロパノールを
回収する操作が困難である。
【０００４】また、特開平２−２５５８０１号公報に
は、高分子の溶液から高分子を精製する方法として、上
下二段の攪拌翼を有する攪拌混合装置により高分子を析
出させると同時に、析出した高分子を小塊状に解析する
方法が提示されている。この方法は、高分子を小塊状に
解析する能力が、装置内での高分子の滞留時間に依存す
るため処理速度を大きくできない。
は、高分子の溶液から高分子を精製する方法として、上
下二段の攪拌翼を有する攪拌混合装置により高分子を析
出させると同時に、析出した高分子を小塊状に解析する
方法が提示されている。この方法は、高分子を小塊状に
解析する能力が、装置内での高分子の滞留時間に依存す
るため処理速度を大きくできない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の課題を
解決するためなされたもので、多糖類水溶液と多糖類を
溶解しない親水性有機溶剤とを混合し、紐状でない多糖
類を効率よく析出し、精製する方法を提供することを目
的とする。
解決するためなされたもので、多糖類水溶液と多糖類を
溶解しない親水性有機溶剤とを混合し、紐状でない多糖
類を効率よく析出し、精製する方法を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の多糖類の精製方法は、装置に多糖
類水溶液と多糖類を溶解しない親水性有機溶剤とを同時
に供給する。装置内に供給された二種類の液体を回転タ
ービンで混合し、析出した多糖類を、固定カッタと回転
カッタとの咬合カッタで切断し、微細にする。微細な多
糖類は液体と共に懸濁液として取り出される。
めになされた本発明の多糖類の精製方法は、装置に多糖
類水溶液と多糖類を溶解しない親水性有機溶剤とを同時
に供給する。装置内に供給された二種類の液体を回転タ
ービンで混合し、析出した多糖類を、固定カッタと回転
カッタとの咬合カッタで切断し、微細にする。微細な多
糖類は液体と共に懸濁液として取り出される。
【０００７】多糖類は水溶性のものであれば前記の精製
方法が適用でき、例えば植物・海藻の多糖類でグアガ
ム、ローカストビーンガム、タマリンドガム、タラガ
ム、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチン、カラ
ギーナン、アルギン酸、動物の多糖類でキトサン、その
他の多糖類ではデキストラン、キサンタンガム、ジェラ
ンガム、ウェランガム、ラムサンガム、プルラン、カー
ドラン、シゾフィラン、スクレログルカン、レバン、ア
セタン、エルシナン、ムタン、サクシノグルカン、ニゲ
ラン、ヒアルロン酸が例示できる。
方法が適用でき、例えば植物・海藻の多糖類でグアガ
ム、ローカストビーンガム、タマリンドガム、タラガ
ム、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチン、カラ
ギーナン、アルギン酸、動物の多糖類でキトサン、その
他の多糖類ではデキストラン、キサンタンガム、ジェラ
ンガム、ウェランガム、ラムサンガム、プルラン、カー
ドラン、シゾフィラン、スクレログルカン、レバン、ア
セタン、エルシナン、ムタン、サクシノグルカン、ニゲ
ラン、ヒアルロン酸が例示できる。
【０００８】親水性有機溶剤はイソプロピルアルコール
が好ましいが、この他に例えばメタノール、エタノール
のアルコール類、メチルエーテル、エチルエーテルのエ
ーテル類、ジオキサン、アセトン、テトラヒドロフラン
を挙げることができる。
が好ましいが、この他に例えばメタノール、エタノール
のアルコール類、メチルエーテル、エチルエーテルのエ
ーテル類、ジオキサン、アセトン、テトラヒドロフラン
を挙げることができる。
【０００９】
【作用】多糖類水溶液と多糖類を溶解しない親水性有機
溶剤を混合すると、水と多糖類の親和性よりも、水と有
機溶剤の親和性の方が大きいため多糖類が析出し、固定
カッタと回転カッタとの咬合カッタで切断されて、微細
な多糖類となる。微細な多糖類は液体中に均一に分散さ
れ、懸濁液になる。
溶剤を混合すると、水と多糖類の親和性よりも、水と有
機溶剤の親和性の方が大きいため多糖類が析出し、固定
カッタと回転カッタとの咬合カッタで切断されて、微細
な多糖類となる。微細な多糖類は液体中に均一に分散さ
れ、懸濁液になる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【００１１】図１は本発明を適用する多糖類の精製方法
で使用するポンプミルの断面図である。
で使用するポンプミルの断面図である。
【００１２】同図のポンプミルは駆動部、混合部および
切断部からなっている。駆動部はモータ（不図示）から
なり、円筒ケーシング１７の外部に設けられタービンシ
ャフト１３に連結しており、円筒ケーシング１７の内部
とは、メカニカルシール１５によって隔絶されている。
混合部および切断部は、円筒ケーシング１７の内部に設
けられている。円筒ケーシング１７は吸入口１と吐出口
３を有し、その中心部にはタービンシャフト１３が設け
られている。混合部は、吸入口１の近傍でタービンシャ
フト１３に取り付けられた回転タービン５と、回転ター
ビン５に対応した位置に設けられている固定子７からな
る。切断部は、混合部から吐出口３に至る間でタービン
シャフト１３に取り付けられた回転カッタ９と、回転カ
ッタ９と接近してこれを外包する固定カッタ１１からな
る咬合カッタで構成されている。回転タービン５と回転
カッタ９は、タービンシャフト１３の軸方向に対して傾
斜したスパイラル形状となっており、タービンシャフト
１３の回転で搬送力を生ずる構成となっている。
切断部からなっている。駆動部はモータ（不図示）から
なり、円筒ケーシング１７の外部に設けられタービンシ
ャフト１３に連結しており、円筒ケーシング１７の内部
とは、メカニカルシール１５によって隔絶されている。
混合部および切断部は、円筒ケーシング１７の内部に設
けられている。円筒ケーシング１７は吸入口１と吐出口
３を有し、その中心部にはタービンシャフト１３が設け
られている。混合部は、吸入口１の近傍でタービンシャ
フト１３に取り付けられた回転タービン５と、回転ター
ビン５に対応した位置に設けられている固定子７からな
る。切断部は、混合部から吐出口３に至る間でタービン
シャフト１３に取り付けられた回転カッタ９と、回転カ
ッタ９と接近してこれを外包する固定カッタ１１からな
る咬合カッタで構成されている。回転タービン５と回転
カッタ９は、タービンシャフト１３の軸方向に対して傾
斜したスパイラル形状となっており、タービンシャフト
１３の回転で搬送力を生ずる構成となっている。
【００１３】回転タービン５と固定子７の間には間隙
ａ、および回転カッタ９と固定カッタ１１の間には、間
隙ｂが設けられている。間隙の大きさは１ｍｍ程度が好
ましく、０．１〜５ｍｍであればよい。間隙が５ｍｍ以
上あると二種類の液体が十分に混合されないため、多糖
類の析出が少ない。また、析出した多糖類も切断部で微
細に切断されない。
ａ、および回転カッタ９と固定カッタ１１の間には、間
隙ｂが設けられている。間隙の大きさは１ｍｍ程度が好
ましく、０．１〜５ｍｍであればよい。間隙が５ｍｍ以
上あると二種類の液体が十分に混合されないため、多糖
類の析出が少ない。また、析出した多糖類も切断部で微
細に切断されない。
【００１４】ポンプミルの内部には、各部品および部品
間の間隙により流路が形成されており、液体が吸入口１
から吐出口３まで矢印線のような流路を通って送出され
る。
間の間隙により流路が形成されており、液体が吸入口１
から吐出口３まで矢印線のような流路を通って送出され
る。
【００１５】ポンプミルは、駆動部のモータを駆動させ
るとタービンシャフト１３が矢印の方向に回転し、回転
タービン５と回転カッタ９が回転する。回転数は1000回
／分以上であればよい。多糖類水溶液と多糖類を溶解し
ない親水性有機溶剤とを吸入口１から同時に供給する
と、前記二種類の液体が回転タービン５により混合す
る。混合液は間隙ａで圧縮されるためさらに混合され、
多糖類が析出する。このとき析出した多糖類は紐状であ
るが液体と共に間隙ａから送出され、流路を通って切断
部の間隙ｂに送られて回転カッタ９と固定カッタ１１と
の咬合カッタで微細に切断される。間隙ｂで得られた微
粒状の多糖類は液体と混合されており、懸濁液として吐
出口３から排出される。ポンプミルは吸入力、吐出力を
有しており、混合液および析出した多糖類は滞留するこ
となく、吸入口１から吐出口３へと連続的に搬送され
る。
るとタービンシャフト１３が矢印の方向に回転し、回転
タービン５と回転カッタ９が回転する。回転数は1000回
／分以上であればよい。多糖類水溶液と多糖類を溶解し
ない親水性有機溶剤とを吸入口１から同時に供給する
と、前記二種類の液体が回転タービン５により混合す
る。混合液は間隙ａで圧縮されるためさらに混合され、
多糖類が析出する。このとき析出した多糖類は紐状であ
るが液体と共に間隙ａから送出され、流路を通って切断
部の間隙ｂに送られて回転カッタ９と固定カッタ１１と
の咬合カッタで微細に切断される。間隙ｂで得られた微
粒状の多糖類は液体と混合されており、懸濁液として吐
出口３から排出される。ポンプミルは吸入力、吐出力を
有しており、混合液および析出した多糖類は滞留するこ
となく、吸入口１から吐出口３へと連続的に搬送され
る。
【００１６】前記ポンプミルで、回転タービン５と回転
カッタ９の回転数を2000回／分、間隙ｂを１ｍｍにして
作動させて、キサンタンガムの濃度が３重量％のキサン
タンガム培養液を1000リットル／時、及び水分含量が15
重量％のイソプロパノールを1500リットル／時の供給速
度で同時に吸入口１から注入した。吐出口３から排出さ
れた懸濁液は紐状の多糖類が含まれず、均一な懸濁液で
あった。懸濁液はさらに次工程へ搬送され、脱水、洗浄
を経て精製され、純度の高いキサンタンガムが得られ
た。
カッタ９の回転数を2000回／分、間隙ｂを１ｍｍにして
作動させて、キサンタンガムの濃度が３重量％のキサン
タンガム培養液を1000リットル／時、及び水分含量が15
重量％のイソプロパノールを1500リットル／時の供給速
度で同時に吸入口１から注入した。吐出口３から排出さ
れた懸濁液は紐状の多糖類が含まれず、均一な懸濁液で
あった。懸濁液はさらに次工程へ搬送され、脱水、洗浄
を経て精製され、純度の高いキサンタンガムが得られ
た。
【００１７】比較として、従来の攪拌機付き容器を装置
として使用し、上記実施例で使用したキサンタンガム培
養液を10リットル／時、イソプロパノールを15リットル
／時の供給速度で同時に供給し、1000回／分で攪拌し
た。析出した多糖類は紐状であり、攪拌翼に巻き付いて
操作が困難であった。
として使用し、上記実施例で使用したキサンタンガム培
養液を10リットル／時、イソプロパノールを15リットル
／時の供給速度で同時に供給し、1000回／分で攪拌し
た。析出した多糖類は紐状であり、攪拌翼に巻き付いて
操作が困難であった。
【００１８】前記と同じ回転数のポンプミルで、ローカ
ストビーンガムを３重量％含む水溶液を１０００リット
ル／時、および水分含量が１５重量％のイソプロパノー
ルを１５００リットル／時の供給速度で同時に吸入口１
から注入した。吐出口３から取り出された懸濁液は、紐
状の多糖類が含まれていない均一な懸濁液であり、さら
に脱水、洗浄し、精製し、純度の高いローカストビーン
ガムが得られた。
ストビーンガムを３重量％含む水溶液を１０００リット
ル／時、および水分含量が１５重量％のイソプロパノー
ルを１５００リットル／時の供給速度で同時に吸入口１
から注入した。吐出口３から取り出された懸濁液は、紐
状の多糖類が含まれていない均一な懸濁液であり、さら
に脱水、洗浄し、精製し、純度の高いローカストビーン
ガムが得られた。
【００１９】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の多
糖類の精製方法で得られた多糖類は、紐状でなく微粒状
であるため、析出した多糖類が装置に付着したり、滞留
したりしない。さらに微粒状の多糖類は、懸濁液から脱
水が容易であり、多糖類水溶液中に含まれる不純物も溶
出しやすいために不純物を除去でき、精製効果が向上す
る。この方法では連続的に多糖類の精製処理が可能であ
り、工業的に利用価値が高い。
糖類の精製方法で得られた多糖類は、紐状でなく微粒状
であるため、析出した多糖類が装置に付着したり、滞留
したりしない。さらに微粒状の多糖類は、懸濁液から脱
水が容易であり、多糖類水溶液中に含まれる不純物も溶
出しやすいために不純物を除去でき、精製効果が向上す
る。この方法では連続的に多糖類の精製処理が可能であ
り、工業的に利用価値が高い。
【図１】本発明を適用する多糖類の精製方法で使用する
ポンプミルの断面図。
ポンプミルの断面図。
１は吸入口、３は吐出口、５は回転タービン、７は固定
子、９は回転カッタ、１１は固定カッタ、１３はタービ
ンシャフト、１５はメカニカルシール、１７は円筒ケー
シング、ａ、ｂは間隙。
子、９は回転カッタ、１１は固定カッタ、１３はタービ
ンシャフト、１５はメカニカルシール、１７は円筒ケー
シング、ａ、ｂは間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｂ 37/00 Ｐ 7433−4Ｃ Ｂ０１Ｄ 9/02 Ｂ Ｃ０８Ｂ 37/02 7433−4Ｃ 37/04 7433−4Ｃ 37/06 7433−4Ｃ 37/08 Ａ 7433−4Ｃ Ｚ 7433−4Ｃ (72)発明者 山本 一幸 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の １ 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内 (72)発明者 名倉 茂広 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の １ 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内 (72)発明者 本間 平 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の １ 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内
Claims (1)
- 【請求項１】 多糖類水溶液と多糖類を溶解しない親水
性有機溶剤とを同時に供給し、供給された二種類の液体
を回転タービンで混合して、析出した多糖類を固定カッ
タと回転カッタとの咬合カッタで切断し、微細な多糖類
の懸濁液を取り出すことを特徴とする多糖類の精製方
法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117582A JPH08842B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多糖類の精製方法 |
| DE69214009T DE69214009T2 (de) | 1991-05-22 | 1992-05-21 | Verfahren zur Herstellung von Polysacchariden |
| EP92108591A EP0514890B1 (en) | 1991-05-22 | 1992-05-21 | Method for purifying polysaccharides |
| CA002069289A CA2069289C (en) | 1991-05-22 | 1992-05-21 | Method for purifying polysaccharides |
| US08/098,686 US5315003A (en) | 1991-05-22 | 1993-07-28 | Method for purifying polysaccharides |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117582A JPH08842B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多糖類の精製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04345601A JPH04345601A (ja) | 1992-12-01 |
| JPH08842B2 true JPH08842B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14715392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117582A Expired - Lifetime JPH08842B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多糖類の精製方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5315003A (ja) |
| EP (1) | EP0514890B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08842B2 (ja) |
| CA (1) | CA2069289C (ja) |
| DE (1) | DE69214009T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP3228315B2 (ja) * | 1993-04-23 | 2001-11-12 | 信越化学工業株式会社 | キサンタンガムの汚染生菌数を減少させる方法 |
| CN1056852C (zh) * | 1994-05-16 | 2000-09-27 | 华南师范大学 | 螺旋藻水溶性多糖的提取方法 |
| US5602241A (en) * | 1995-03-14 | 1997-02-11 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for purifying polysaccharides |
| JPH0977802A (ja) * | 1995-09-12 | 1997-03-25 | Shin Etsu Chem Co Ltd | プルランの脱液方法 |
| ATE394490T1 (de) | 2000-03-02 | 2008-05-15 | Cp Kelco Us Inc | Mutante bakteriestämme vom genus sphingonomas die defizient in der herstellung von polyhydroxybutyrate sind, und verfahren zur klärung von sphinganen |
| KR20050037477A (ko) * | 2001-10-17 | 2005-04-22 | 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 | 로터-스테이터 장치와 입자 생성을 위한 방법 |
| JP2012516936A (ja) * | 2009-02-05 | 2012-07-26 | アルコン リサーチ， リミテッド | グアールを精製するためのプロセス |
| TWI547522B (zh) | 2009-07-07 | 2016-09-01 | 愛爾康研究有限公司 | 環氧乙烷環氧丁烷嵌段共聚物組成物 |
| US8323513B2 (en) | 2009-07-28 | 2012-12-04 | Cp Kelco Aps | Dewatering biomass material comprising polysaccharide, method for extracting polysaccharide from biomass material, and dewatered biomass material |
| US9499640B2 (en) | 2011-01-21 | 2016-11-22 | Cp Kelco Aps | Preservation of biomass material comprising polysaccharide and method for extracting polysaccharide from preserved biomass material |
| JP6966071B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2021-11-10 | 国立大学法人広島大学 | ゲル分離能向上剤の製造方法およびゲル分離能向上剤の利用 |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1267363A (en) * | 1968-06-10 | 1972-03-15 | Kroyer K K K | Process and apparatus for producing a free-flowing granular glucose product |
| JPS5132441B2 (ja) * | 1971-08-18 | 1976-09-13 | ||
| US4039373A (en) * | 1975-12-31 | 1977-08-02 | American Defibrator, Inc. | Static discharge device and method for fiber discharge from a pressurized digester |
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