JPH0883858A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0883858A
JPH0883858A JP6219292A JP21929294A JPH0883858A JP H0883858 A JPH0883858 A JP H0883858A JP 6219292 A JP6219292 A JP 6219292A JP 21929294 A JP21929294 A JP 21929294A JP H0883858 A JPH0883858 A JP H0883858A
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semiconductor
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Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体装置に係り、サークワッド
タイプのパッケージを用いて複数の半導体素子を封止す
る。 【構成】 基体21と、基体21上に搭載され,かつ電
極23aを有する第1の半導体素子23と、基体21に
具備されるリード22と、基体21上に設けられる基板
24と、基板24に搭載され、かつ電極25aを有する
第2の半導体素子25と、基体21上に設けられ、かつ
第2の半導体素子25、及び基板24を封止する封止蓋
体26とよりなり、第1の半導体素子23、及び第2の
半導体素子25の電極23a、25aがリード22と接
続され、かつ積載される基板24が、基体21よりも平
面状小さい寸法形状を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
サークワッドタイプのパッケージ構造を有する半導体装
置に関する。
【0002】電子機器は、搭載される半導体装置の数が
増大する傾向にある反面、小型化の要求も強く、ますま
す半導体装置の高実装密度化、或いは実装技術の高度化
の重要性が高まっている。
【0003】また、半導体装置の高実装密度化に当たっ
ては、回路基板に高い密度で実装された多数の半導体装
置から発生する熱によって起こる誤動作の対策も必要で
ある。
【0004】
【従来の技術】半導体装置の多様化、実装の高密度化の
目的で、回路基板に半導体装置を積載する構造が注目さ
れている。
【0005】耐熱性、耐吸湿性、及び機械的強度に強い
セラミックをパッケージ材としたサークワッドタイプの
パッケージを用いてこの方法を実現した従来例について
以下述べる。
【0006】図9は従来のセラミックディップタイプの
パッケージを用いた積載型の半導体装置を示す概略構成
図である。
【0007】図9中、5は積載半導体装置であり、回路
基板(図9中では図示されない)と直接接続する半導体
装置1と、半導体装置1を介して回路基板に接続される
半導体装置2とより構成される。半導体装置1はリード
3によって回路基板に接続され、半導体装置2はリード
4によって半導体装置1の接続部1aに接続される。
【0008】つまり、半導体装置5は、別個に制作され
た半導体装置1と半導体装置2を重ねた構造に他ならな
いが、半導体装置1及び2を異なる機能を有する半導体
素子(例えば、random access memo
lyとread onlymemoly等のIC)を実
装するものとすれば、半導体装置を使用する方法が多様
化され、半導体素子の組み合わせで半導体装置5の高機
能化を実現できる。
【0009】また、同品種の半導体装置を組み合わせて
単に実装密度の高密化の目的で使用することも可能であ
る。
【0010】一方、電子機器に搭載される半導体装置の
数が増え、実装密度が上がる場合に半導体装置が動作時
に発生する熱も多くなり、これに伴うパッケージの膨
張、半導体素子の誤動作等の問題も検討すべき課題であ
る。
【0011】従来の半導体装置の冷却方法の一つに各半
導体装置毎に放熱体を設けた構造がある。
【0012】図10は従来の放熱体6を有する半導体装
置10の概略構成図である。
【0013】基体11に載置され、Agガラス等の接着
材44で固定された半導体素子8の電極8aはリード1
2に接続されている。更に半導体素子8を、封止蓋体9
が封止すると共にガラス材7でリード12を固定してい
る。基体11の半導体素子8を接着する面に対して裏面
に放熱体6がエポキシ・シリコン等の接着材45によっ
て接着されてなる構成となっている。
【0014】通常、熱は上部へ放熱されていくので、放
熱体6は半導体装置10の上側に設ける必然性があり、
また、放熱の効率を良くするために発熱体である半導体
素子8は放熱体6に近い位置に取り付ける必要がある。
従って半導体装置10は、図10に示すような半導体素
子8を載置する基体11を上面にし、封止蓋体9を下面
にする構成となった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9における
半導体装置5においては、半導体装置1及び半導体装置
2を積載した構成である。よって、半導体装置1及び4
を高価な部材であるセラミックを用いて別々のパッケー
ジ内に封止する方法では半導体装置5の製造、及び開発
に係るコストは通常の半導体装置の数倍となる。
【0016】また、図10においての半導体装置10の
製造に当たっては、放熱体6を基体11に接続する工程
での位置合わせずれが問題となる。放熱体6と基体11
の接続は、特殊な治具工具を用いて行っているが、それ
でも接続の位置がずれる不良が発生し、製品の歩留りを
落とす原因となっている。そこで、本発明は上記課題を
解決した半導体装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の半導体装置では、基体と、基体上に搭載
される基体搭載半導体素子と、基体に具備されるリード
と、基体上に設けられる複数の基板と、基板の個々に搭
載され、かつ電極を有する基板搭載半導体素子と、基体
上に設けられ、かつ基板搭載半導体素子、及び基板を封
止する封止蓋体とよりなり、基体搭載半導体素子、及び
基板搭載半導体素子の電極がリードと接続され、かつ各
基板がリードを具備する基体を最下面に配して積載さ
れ、かつ積載される各基板が、基体よりも平面状小さい
寸法形状を有する構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項2の半導体装置では、基体と、基体
上に搭載され,かつ電極を有する第1の半導体素子と、
基体に具備されるリードと、基体上に設けられ、第1の
半導体素子を封止する基板と、基板に搭載され、かつ電
極を有する第2の半導体素子と、基体上に設けられ、か
つ第2の半導体素子、及び基板を封止する封止蓋体とよ
りなり、第1の半導体素子、及び第2の半導体素子の電
極がリードと接続され、かつ積載される基板が、基体よ
りも平面状小さい寸法形状を有することを特徴とするも
のである。
【0019】請求項3の半導体装置では、封止蓋体が、
基体よりも平面状大きい形状寸法を有することを特徴と
するものである。
【0020】請求項4の半導体装置では、基体と、基体
上に搭載され、かつ電極を有する第1の半導体素子と、
基体に具備されるリードと、基体上に設けられる基板
と、基板に搭載され、かつ電極を有する第2の半導体素
子とよりなり、第1の半導体素子、及び第2の半導体素
子の電極がリードと接続され、かつ第2の半導体素子が
基体上に塗布されるガラス材に封止される構成とするこ
とを特徴とするものである。基体と、基体上に搭載さ
れ、かつ電極を有する第1の半導体素子と、基体に具備
されるリードと、基体上に設けられる基板と、基板に搭
載され、かつ電極を有する第2の半導体素子とよりな
り、第1の半導体素子、及び第2の半導体素子の電極が
リードと接続され、かつ基体上に塗布され、該第2の半
導体素子を封止するガラス材とより構成されることを特
徴とするものである。
【0021】請求項5の半導体装置では、基体と、基体
上に搭載され、かつ電極を有する半導体素子と、基体に
具備されるリードと、基体上に設けられ、かつ半導体素
子を封止する封止蓋体と、基体に対応する凹部を有する
放熱体とよりなり、封止蓋体が、基体よりも平面状大き
い寸法形状を有し、かつ放熱体が、その凹部を上に基体
と嵌合させて取り付けられられた構成としたことを特徴
とするものである。
【0022】請求項6の半導体装置では、基体、及び該
基板、及び封止蓋体をセラミック材で構成することを特
徴とするものである。
【0023】
【作用】請求項1の発明によれば、各半導体素子の電極
が基体のリードと接続すること、及び積載される基板の
うち、より上面に配設される基板が、より下面に配設さ
れる基板よりも平面状小なることによって、半導体装置
は封止蓋体と基体によって封止される一個の半導体装置
となる。このために、半導体装置の封止に必要なセラミ
ック材の使用量が半導体素子を個々に封止するよりも低
減される。請求項2の発明によれば、第1、及び第2の
半導体素子の電極が基体のリードと接続すること、及び
基板が基体よりも平面状小なることによって、半導体装
置は封止蓋体と基体によって封止される一個の半導体装
置となる。このために、半導体装置の封止に必要なセラ
ミック材の使用量が半導体素子を個々に封止するよりも
低減される。
【0024】請求項3の発明によれば、封止蓋体が基体
よりも平面状大なることによって、基体に具備されたリ
ードの基体外周端に沿って曲がる部分を覆い、リードの
強度が高まる。
【0025】請求項4の発明によれば、第2の半導体素
子の封止をガラス材または、エポキシ等の樹脂を用いて
行うことによって、セラミックの使用量をさらに低減す
る。また、基板による封止よりも封止の工程が簡易にな
る。
【0026】請求項5の発明によれば、基体が封止蓋体
よりも平面状小なることによって基体と封止蓋体との接
合部分に段差が生じる。この段差の凹凸に放熱体の基体
及び封止蓋体と接着する面が凹凸に沿う形状とすること
によって、放熱体と基体を接合する際の位置ずれが低減
される。
【0027】請求項6の発明によれば、基体、及び基
板、及び封止蓋体をセラミック材で構成することによっ
て、半導体装置の対熱性、耐吸湿性、及び機械的強度が
高くなる。
【0028】
【実施例】図1は、第1実施例の半導体装置28の概略
構成を示した断面図である。また、図2は、図1の斜視
図である。
【0029】半導体装置28は、主に第1の半導体素子
23を載置する基体21と、第2の半導体素子25を載
置する載置する基板と、封止蓋体26によって構成され
る。
【0030】半導体素子23、25の固定は接着材44
によって行われている。基板24は第1の半導体素子2
3を封止し、更に基体21上に設けられた封止蓋体26
に封止されている。いずれの封止もガラス材27を充填
することによって密閉性を上げている。
【0031】半導体素子23、25の電極はいずれもワ
イヤー23b、25bによってリード22のインナーリ
ード部22bに接続されている。リード22は、基体2
1において半導体素子23、25を配設した位置を中心
にして放射状に設けられており、アウターリード部22
aは基体21外へ延びて半導体装置を搭載する回路基板
に接続する。
【0032】尚、図1では説明の便宜上第1の半導体素
子23と、第2の半導体素子25の電極が同一のリード
に接続されるように図示されているが、図2に示すよう
に基体21の4つの辺21a、21b、21c、21d
のいずれの方向にも設けられるものであって、実際には
第1の半導体素子23のワイヤー23bと第2の半導体
素子のワイヤー25bは互いに直行する辺のリード22
と接続されるものである。
【0033】続いて半導体装置28を製造する工程を簡
単に順を追って図3(a)及び(b)に示す。また、図
3の斜視図を図4(a)及び(b)に示す。
【0034】先ず、図3(a)、及び図4(a)に示す
工程は、始めにセラミック製の基体21を用意し、基体
21の中心に凹部を設けて第1の半導体素子23を載置
し、ガラス材27によって固定する。更に第1の半導体
素子23の電極23aと、基体21の辺21a、及び2
1cに設けられたリード22とを接続する。リード22
の先端部は、は第1の半導体素子23の近傍まで延びて
おり、他端は基体21の外に延びている。
【0035】この状態は図4の(a)に明らかである。
また、図3(a)は断面図であるために電23aが一対
のみ図示されているが、実際は半導体素子の相対する辺
に一直線上に並んでいることも図4の斜視図から分か
る。
【0036】次に図3(b)及び図4(b)について説
明する。第1の半導体素子23の固定、接続が完了した
後に基板24を基体21上に設け、その上に第2の半導
体素子25を載置する。第2の半導体素子25の固定に
あたってもガラス材27を用いて接着する。
【0037】第2の半導体素子の電極25aからワイヤ
ー25bを延長して、第1の半導体素子のワイヤー23
aと接続したリード22の配置される辺と直交する、辺
21b、21dに配置されたリード22と接続する。こ
の状態は図4bによって理解し易い。また、図4(b)
からは第1の半導体素子23が基板24によって封止さ
れることも分かる。
【0038】図3(b)、及び図4(b)の工程の後に
封止蓋体26を基体21上に被せると図1及び図2に示
した半導体装置28が完成する。この時に封止蓋体26
が基体21よりもやや大きいよう設計されていることに
よって図1及び図2に示すように、基体21の外周端
と、リード22が接する部分を封止蓋体26が覆う構成
となる。このことによって、リード22の基体21の外
周端に沿って曲がった部分の強度が補強される。
【0039】上記述べた、第1実施例の半導体装置28
は、第1の半導体素子23、第2の導体素子25を一括
して封止するので、封止材である高価なセラミックの使
用量を低減し、製造コストを低くすることができる。
【0040】また、第2の半導体素子25を、第1の半
導体素子23を介してではなく直接リード22に接続す
るので、この接続の電気的な抵抗が低く抑えられる。
【0041】更に封止蓋体26の基体21と対向する面
が、基体21の上面より大きい構成であることにより、
リード22が基体21の端部に接する箇所を覆い、リー
ド22の強度を高めている。このことによってボンデイ
ング等を行う際のリード22の変形が抑制される。尚、
本発明は、第1実施例に挙げた実装する半導体素子を二
つとする例をに限らず、半導体素子を二段以上、例えば
最大で4段まで配することもできる。4段の半導体装置
は上記実施例の半導体装置に二つの基板と、二つの半導
体素子を加えた構成を有する。
【0042】4段の半導体素子を搭載した半導体装置を
第2実施例の半導体装置として以下に説明する。
【0043】図5は第2実施例の半導体装置39の概略
構成図である。
【0044】半導体装置39は、4つの辺を有する矩形
板状の基体21に第1の半導体素子23が搭載され、基
体21上に、基体21が第1の半導体素子23を搭載す
る搭載面よりも小さい寸法形状を有する第1の基板24
を設けて第2の半導体素子25を搭載する点までは第1
実施例と同じである。
【0045】但し、更に第1の基板24上に第2の基板
42を設けて第3の半導体素子40を搭載する。この時
に、第2の基板42の支持及び固定を基体21上で行
う。
【0046】第2の基板42の支持及び固定を基体41
上で行うと、第2の基板42が半導体素子40を搭載す
る搭載面は、第1の基板24の半導体素子搭載面よりも
大きく、かつ基体41の半導体素子搭載面よりも小さく
なる。
【0047】次に、第2の基板42上に第3の基板43
を設けて第4の半導体素子41を搭載する。この時に
も、第3の基板43の支持及び固定を基体21上で行う
と、第3の基板43が半導体素子41を搭載する搭載面
は、第2の基板42の半導体素子搭載面よりも大きく、
かつ基体41の半導体素子搭載面よりも小さくなる。
【0048】次に、第1乃至第4の半導体素子23、2
5、40、41毎に、基体21の4辺のうち一辺に沿っ
て並ぶリード22を充てて、リードのインナーリード部
分22bと、各半導体素子を接続する。(図5において
は説明の便宜上、あたかも各半導体素子が同一のリード
と接続するように図示されるが、各辺のリードと各半導
体素子との関係は2及び図4で示した通りである)。
【0049】この工程で一つの半導体素子に対して基体
21の一つの辺に並ぶリード22が充てられ、かつ基体
21が矩形状であって4つの辺を有することが、半導体
装置で搭載できる半導体素子数を最大4つであるとした
論拠である。
【0050】最後に第3の基板43と第3の基板43に
搭載される第4の半導体素子41を封止する封止蓋体2
6を被せて4つの半導体素子23、25、40、41を
搭載する半導体装置39が完成する。
【0051】上記した半導体装置39のように各基板2
4、42、43の支持を基体21上で行うと各基板2
4、42、43は基体21よりも平面状小さく、かつ下
に設けられる基板よりも平面状大きい構成となる。
【0052】次に半導体素子を搭載する基板の固定を下
面に設けられた基板上で行った実施を。第3実施例とし
て示す。
【0053】図6は第3実施例の半導体装置50の概略
構成図である。
【0054】半導体装置50は、4つの辺を有する矩形
板状の基体21に第1の半導体素子23が搭載され、基
体21上に、基体21が第1の半導体素子23を搭載す
る搭載面よりも小さい寸法形状を有する第1の基板24
を設けて第2の半導体素子25を搭載する点までは第1
実施例と同じである。
【0055】但し、更に第1の基板24上に第2の基板
42を設けて第3の半導体素子40を搭載する。この時
に、第2の基板42の支持及び固定を第1の基板24上
で行う。
【0056】第2の基板42の支持及び固定を第1の基
板24上で行うと、第2の基板42が半導体素子40を
搭載する搭載面は、基体41の半導体素子搭載面よりも
小さくなることは勿論、第1の基板24の半導体素子搭
載面よりも小さくなる。
【0057】第3の基板43についても同様に支持及び
固定を第2の基板42上で行うと、第3の基板43が半
導体素子41を搭載する搭載面は、第2の基板42の半
導体素子搭載面よりも小さくなる。このように、積載さ
れる基板を各々直ぐ下に位置する基板上で支持すると第
2実施例とは逆に、積載される各基板24、42、43
は、下に設けられる基板、及び基体21よりも平面上小
さい構成となる。
【0058】各半導体素子を各基板へ搭載する工程の終
了後に、第1乃至第4の半導体素子23、25、40、
41毎に、基体21の4辺のうち一辺に沿って並ぶリー
ド22を充てて、リードのインナーリード部分22b
と、各半導体素子を接続する。(図5においては説明の
便宜上、あたかも各半導体素子が同一のリードと接続す
るように図示されるが、各辺のリードと各半導体素子と
の関係は2及び図4で示した通りである)。
【0059】最後に第3の基板43と第3の基板43に
搭載される第4の半導体素子41を封止する封止蓋体2
6を被せて4つの半導体素子23、25、40、41を
搭載する半導体装置40が完成する。
【0060】第2実施例、第3実施例のいずれの場合に
おいても、各基板の半導体素子搭載面は基体上41の搭
載面よりも小さくなる。
【0061】上記したように第1乃至、第3実施は半導
体素子の実装数に限定されるものではない。
【0062】次に図7に第4実施例の半導体装置29の
概略構成を示す。
【0063】単層のセラミック基体21に第1の半導体
素子23が固定されて、電極23aがリード22にワイ
ヤー23bによって接続され、更に基板24が第2の半
導体素子25を載置し、半導体素子25の電極がリード
22と接続されていることは、第1実施例の半導体装置
28と同じである。
【0064】但し、第1実施例の封止蓋体26に代わっ
てエポキシ等の接着材45によって、第1の半導体素子
を封止した基板24を封止したことが本実施例の特徴と
なる。接着材45は、基体21上に塗布されて、半導体
素子25及びそれを設置する基板24を封止する。
【0065】以上述べた、第4実施例の半導体装置29
は、第2の半導体素子25、基板24の封止にセラミッ
ク材を用いないことによってコストを低減する、或いは
封止の工程をより簡易にするという効果が得られる。
【0066】また、基板24及び第2の半導体素子2
5、電極25aとワイヤー25bとの接続の強度を強化
することも可能である。
【0067】次に、第5実施例の半導体装置について述
べる。
【0068】図8に第3実施例の半導体装置38の概略
構成を示す。
【0069】セラミック製の基体31に、接着材37で
半導体素子33を固定して、電極33aをワイヤー33
bでリード32に接続する。この上から封止蓋体36を
被せて半導体素子33を封止する。
【0070】ここで、基体31が半導体素子33を載置
する面の面積を、封止蓋体36が基体31に対向する面
よりも小さくする。この構成によって、基体31は封止
蓋体36上の凸部となる。
【0071】次に基体31の半導体素子33を搭載する
面に対して裏面となる面に放熱体である放熱体34を取
り付ける。放熱体34は、アルミ(Al)製で比熱が小
さく、半導体素子33で発生した熱を良く伝え、表面を
大気と接触させることによって効率良く放熱するもので
ある。
【0072】放熱体34が、基体31に接続する部分
に、この基体31の凸部に合わせた凹部を形成すると基
体31と、放熱体34に形成された凹部が嵌合して接着
することによって、放熱体34を基体31に取り付ける
際の位置ずれを防ぐことができる。
【0073】従って、基体31をガイドにする治具を使
用することなく、工程を簡易化することができる上に、
取付け位置精度も向上する。
【0074】また、放熱体34は、複雑な冷却システム
も無く、構成部材が加工が簡易で価格も比較的安価であ
るAlであるために、工程を簡易に、かつ製造コストの
低減するという目的に対して、適した放熱体である。
【0075】
【発明の効果】上記したように、本発明の半導体装置
は、請求項1及び請求項2記載の半導体装置により、第
1の半導体素子、第2の半導体素子を同一のパッケージ
に封止することによて、別々に封止していたために掛か
っていた各々の半導体素子の処理工程、及びセラミック
材が低減されて製造コストを低く抑えることができる。
【0076】更に、リードに第2の半導体素子が直接ワ
イヤーによって接続されるので、回路基板と第2の半導
体素子との接続の電気抵抗を低くすることができる。請
求項3記載の半導体装置により、リードが基体に接する
部分を封止蓋体が覆うことによってリードの強度が上が
り、ボンデイ ング等の処理を行う際に、リードが変形す
ることを防いで、工程の歩留りを上げることができる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、第2の半導
体素子を封止する基板の封止にセラミック材を用いない
ので、セラミック材の使用量を、第1実施例の半導体装
置よりも更に減らすことが可能であり、製造コストもさ
らに低価格化できる。また、ガラス材で封止された第2
の半導体素子の基体に対する接着強度、ワイヤーと電極
の接着強度も上げる効果がある。
【0078】請求項5記載の発明によれば、放熱体を半
導体装置に取り付ける際、放熱体と半導体装置の凹凸部
を嵌合させて取り付けることで、基体をガイドにできる
治具工具の使用が不要になる上、取付け位置の精度が更
に上がる。よって治具制作に係る作業、及び治具を用い
た位置合わせ作業が削減され、工程が簡易化されて経費
の削減も可能となる。
【0079】また、位置ずれの発生が少なくなることに
よって工程の歩留りの向上も図ることができる。
【0080】請求項6記載の発明によれば、基体、及び
基板、及び封止蓋体をセラミック材で構成することによ
って、半導体装置の対熱性、耐吸湿性、及び機械的強度
が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の半導体装置の概略構成を
示す断面図である。
【図2】図1の半導体装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図4】図3の半導体装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の半導体装置の概略構成を
示す図である。
【図6】本発明の第3実施例の半導体装置の概略構成を
示す図である。
【図7】本発明の第4実施例の半導体装置の概略構成を
示す図である。
【図8】本発明の第5実施例の半導体装置の概略構成を
示す図である。
【図9】従来のサークワッドタイプのパッケージを積載
した半導体装置の概略構成図である。
【図10】従来の半導体装置に放熱体を設けた半導体装
置の概略構成図である。
【符号の説明】
21 基体 22 リード 23 第1の半導体素子 24 基板 25 第2の半導体素子 26 封止蓋体 27 ガラス材 28 第1実施例の半導体装置 29 第4実施例の半導体装置 31 基体 32 リード 33 半導体素子 34 放熱体34 36 封止蓋体 37 ガラス材 38 第3実施例の半導体装置 39 第2実施例の半導体装置 40 半導体素子 41 半導体素子 42 基板 43 基板 50 第3実施例の半導体装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、 該基体上に搭載される基体搭載半導体素子と、 該基体に具備されるリードと、 該基体上に設けられる複数の基板と、 該基板の個々に搭載され、かつ電極を有する基板搭載半
    導体素子と、 該基体上に設けられ、かつ該基板搭載半導体素子、及び
    該基板を封止する封止蓋体とよりなり、 該基体搭載半導体素子、及び該基板搭載半導体素子の電
    極が該リードと接続され、かつ該各基板がリードを具備
    する該基体を最下面に配して積載され、かつ積載される
    該各基板が、該基体よりも平面状小さい寸法形状を有す
    る構成としたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 基体と、 該基体上に搭載され,かつ電極を有する第1の半導体素
    子と、 該基体に具備されるリードと、 該基体上に設けられ、第1の半導体素子を封止する基板
    と、 該基板に搭載され、かつ電極を有する第2の半導体素子
    と、 該基体上に設けられ、かつ該第2の半導体素子、及び該
    基板を封止する封止蓋体とよりなり、 該第1の半導体素子、及び該第2の半導体素子の電極が
    該リードと接続され、かつ積載される該基板が、該基体
    よりも平面状小さい寸法形状を有することを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 該封止蓋体が、該基体よりも平面状大き
    い形状寸法を有することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 基体と、 該基体上に搭載され、かつ電極を有する第1の半導体素
    子と、 該基体に具備されるリードと、 該基体上に設けられる基板と、 該基板に搭載され、かつ電極を有する第2の半導体素子
    とよりなり、 該第1の半導体素子、及び該第2の半導体素子の電極が
    該リードと接続され、かつ該第2の半導体素子が該基体
    上に塗布されるガラス材に封止される構成とすることを
    特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 基体と、 該基体上に搭載され、かつ電極を有する半導体素子と、 該基体に具備されるリードと、 該基体上に設けられ、かつ該半導体素子を封止する封止
    蓋体と、 該基体に対応する凹部を有する放熱体とより
    なり、 該封止蓋体が、該基体よりも平面状大きい寸法形状を有
    し、かつ該放熱体が、その凹部を上に該基体と嵌合させ
    て取り付けられられた構成としたことを特徴とする半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 該基体、及び該基板、及び該封止蓋体を
    セラミック材で構成することを特徴とすることを特徴と
    する請求項1乃至5記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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