JPH0883677A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が食品の調理方法が分からない場合、
料理本を読む手間もなく、調理方法を確認することがで
きる高周波加熱装置を提供する。 【構成】 使用者が調理方法を知りたい調理名を調理名
選択キー１により選択し、調理方法を調理方法表示キー
４で入力をすることにより、一操作手順づつ表示部３に
その内容が表示されるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を備えた高周波加熱装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】通常、この種の高周波加熱装置、例えば
電子レンジによれば、操作パネル内には加熱時間設定
部、調理設定キーおよび加熱開始キーが備えられてい
る。そして、加熱を実行する場合は、所望の調理を調理
設定キーで設定した後、所望の加熱時間を加熱時間設定
部にて設定し、加熱開始キーを操作することで、所定の
加熱時間の間、所定のマイクロ波出力によって加熱が開
始される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では下記の課題があった。すなわち、使用者が食品
の調理方法がわからない場合、料理本を読んで、調理方
法を確認しないことには調理できないこととなり、調理
をする際の手間となっていた。

【０００４】本発明は、このような手間をはぶき簡単に
調理できるようにすることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高周波加熱装置は、表示部と、調理名を設定
する調理名選択キーと、前記調理名選択キーにより選択
された調理の調理方法を前記表示部に表示するための調
理方法表示キーと、前記調理名選択キーおよび前記調理
方法表示キーの操作に基づいて、前記表示部の駆動を行
なう制御部を有する構成とした。

【０００６】

【作用】本発明は上記構成により、使用者が調理したい
調理名を調理名選択キーにより選択し、さらに調理方法
表示キーを押すことで、調理方法が次々と表示部に表示
されるため、料理本を見ることなしに調理方法を確認す
ることが可能となる。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。

【０００８】図１は高周波加熱装置の前面に設けられた
操作パネル部である。調理名選択キー１の入力情報によ
り、処理部であるマイクロコンピュータ２が調理名の文
字情報を表示部３に送り、これが表示される。調理名が
所望のものと異なる場合はさらなる調理名選択キー１の
入力により調理名を設定するものである。その後、調理
方法表示キー４の入力情報により、マイクロコンピュー
タ２が調理方法の文字情報を一手順毎に表示部３に送
り、これが表示される。次の調理手順を表示したい場合
はさらなる調理方法表示キー４の入力により次の調理手
順が表示部３に表示される。また、他の例として、調理
名、手順をさかのぼって見たい場合は後戻りキー、次を
見たい場合は先送りキーを設けることにより、このキー
の操作でも所望の調理名、調理手順が表示部３に表示さ
れるようにすることも可能である。

【０００９】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用者
が食品の調理方法が分からない場合、料理本を読む手間
もなく、調理方法を本装置により確認することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の高周波加熱装置のブロック
図

【符号の説明】

１ 調理名選択キー ２ マイクロコンピュータ ３ 表示部 ４ 調理方法表示キー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】表示部と、調理名を設定する調理名選択キ
   ーと、前記調理名選択キーにより選択された調理の調理
   方法を前記表示部に表示するための調理方法表示キー
   と、前記調理名選択キーおよび前記調理方法表示キーの
   操作に基づいて、前記表示部の駆動を行なう制御部を有
   する高周波加熱装置。