JPH0882127A - 引出し回転型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

引出し回転型扉用ロックハンドル装置

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Publication number
JPH0882127A
JPH0882127A JP24329794A JP24329794A JPH0882127A JP H0882127 A JPH0882127 A JP H0882127A JP 24329794 A JP24329794 A JP 24329794A JP 24329794 A JP24329794 A JP 24329794A JP H0882127 A JPH0882127 A JP H0882127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
shaft
door
casing
locking shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP24329794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yamada
健一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0882127A publication Critical patent/JPH0882127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定枠体に対し扉を密着させて、扉の内側に
雨水が侵入するのを的確に阻止できる引出し回転型扉用
ロックハンドル装置を提供する。 【構成】 扉1に固着されるケーシング2と、ケーシン
グ2の基端部の軸筒部3に軸方向に移動可能に嵌挿さ
れ、止め金板4を固着する施錠軸5と、ケーシング2に
出没自在に収納され、基端部が横断枢軸7によって施錠
軸5の前端部に枢着されたハンドル8と、施錠軸5に一
体形成されたか、施錠軸5に対して軸方向に移動不能に
嵌め入れたスプリングカバー9と、該スプリングカバー
9と軸筒部3の背面壁部10の間に装備される圧縮コイ
ルバネ11とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電盤収容ボックス等
に使用される引出し回転型扉用ロックハンドル装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】先に提案された特願平5−75294号
の引出し回転型扉用ロックハンドル装置では、扉に固着
されるケーシングと、ケーシングの基端部の軸筒部に回
転可能かつ軸方向に移動不能に嵌挿され、後端部に止め
金板を固着する施錠軸と、ケーシングの正面凹部に出没
自在に収容され、基端部が横断枢軸によって施錠軸の前
端部に枢着されたハンドルと、施錠軸とハンドルの間に
装備され、前記枢軸を中心にハンドルを突出方向に回転
付勢する駆動用バネと、背面側に脚部を突設し、脚部の
中間部に突出部を設け、該突出部に軸孔を設け、突出部
の基端部側に波状の面を設け、脚部の先端部に係止爪部
を設け、軸孔に横断枢軸を挿通してハンドルの先端部に
枢着される押釦と、ハンドルの先端部の背面側に固着さ
れる波状の板バネと、ハンドルの先端部に設けられた錠
前収容部に埋め込み固着され、鍵によるロータの回転に
連動してロックプレートが進退し、押釦の脚部に当接し
て押釦の回転を拘束する錠前ユニットから成る。
【0003】しかしながら、この従来装置では、後端部
に止め金板を取り付けた施錠軸が軸筒部に対して回転可
能であるが、軸方向に移動不能であるので、止め金板は
固定枠体の受部の背面に納まるだけであり、受部を押圧
して扉を固定枠体に対して引きつける働きは無い。した
がって、ハンドル正面方向から雨に打ちつけられた場
合、固定枠体と扉には空間が存在している為、その空間
を通じて扉の外側から内側に雨水が侵入することがあ
り、特に配電盤収容ボックスに用いた場合には、内部の
ターミナルがショートを起こす危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、固定枠体に対して扉を密着させることによっ
て、扉の内側に雨水が侵入するのを的確に阻止できる引
出し回転型扉用ロックハンドル装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の引出し回転型扉用ロ
ックハンドル装置では、扉1に固着されるケーシング2
とケーシング2の基端部の軸筒部3に回転可能かつ軸方
向に移動可能に嵌挿され、後端部に止め金板4を固着す
る施錠軸5と、ケーシング2の正面凹部6に出没自在に
収納され、基端部が横断枢軸7によって施錠軸5の前端
部に枢着されたハンドル8と、施錠軸5に一体形成され
たか、施錠軸5に対して軸方向に移動不能に嵌め入れた
スプリングカバー9と、該スプリングカバー9と軸筒部
3の背面壁部10の間に装備される圧縮コイルバネ11
から成り、ハンドル8をケーシング2から引き出すこと
により施錠軸5が軸方向に後退移動するようにスプリン
グカバー9と圧縮コイルバネ11を形成する。
【0006】
【作用】図1に示したように扉1が閉鎖施錠されている
時には、ハンドル8は図1に示したようにケーシング2
の正面凹部6に没入保持されており、施錠軸5は軸筒部
3内において最も前進移動した位置にある。その為、施
錠軸5の後端に固着した止め金板4は固定枠体26を背
面側から押圧し、その反作用として扉1を固定枠体26
に対し引きつけている。この引きつけによって扉1の背
面側または固定枠体の正面側に装着してあるパッキン部
材27が圧縮されている。
【0007】ハンドル8をケーシング2から所定角度引
出すことにより、施錠軸5が軸筒部3に対して移動可能
になり、軸筒部3の背面壁部10とスプリングカバー9
の間に装備された圧縮コイルバネ11によって施錠軸5
は軸筒部3内で軸方向に後退移動する。その為、止め金
板4は固定枠体26の背面方向に後退し、ハンドル8を
所定方向に回転することにより、止め金板4が固定枠体
の背面側から離脱し、最終的には扉1の内側に引き込み
回転させられる。これによって固定枠体26に対する扉
1の係止施錠が解除され、扉1はハンドル8を手前に引
くことによって開放される。
【0008】扉1を閉鎖してからハンドル8を逆回転さ
せることにより、扉1の内側から突出回転した止め金板
4は固定枠体26の背面側に係合し、ハンドル8がケー
シング2の正面凹部6に整列した位置まで回転した段階
で該ハンドル8を横断枢軸7を中心に回転させることに
よって、ハンドル8のリブ28がケーシング2の正面凹
部6に設けた突部29に当接し、突部29を軸としたて
この原理によりハンドル8が扉1に対して平行になる
時、施錠軸5は軸筒部3内において最も前進移動した位
置にくる。この時、止め金板4は固定枠体26の背面側
を最も強く押圧した状態にあり、その為、扉1は固定枠
体26に強く引きつけられ、パッキング部材29が圧縮
されることによって、防水性の高い密着状態が確保され
る。
【0009】
【実施例】図示の実施例では、扉1の横長開口12に正
面側から嵌挿したケーシング2は、外周鍔部13と扉1
の正面間に防水用のパッキング14を挿入し、ケーシン
グ2の中間部に跨がらせた取り付けプレート15を扉1
の背面に突当て、該取り付けプレート15の透孔16か
らビス17を該ケーシング2の中間部の背面壁の盲孔1
8にねじ込むことによって、扉1に締め付け固定されて
いる。施錠軸5の環状溝19には防水用のO−リング2
0が挿入され、軸筒部3の背面壁部10の軸孔21に
は、施錠軸5の縮径軸部22が嵌め入れられており、該
縮径軸部22の後端部の螺子孔24には、止め金板4を
嵌め入れる非円形縮径軸部23がねじ込んであり、縮径
軸部に設けた軸孔40及び、非円形縮径軸部23の端部
に設けてある軸孔41に横断ピン25を嵌め入れること
によって施錠軸5に対して回転不能に連接してある。
【0010】非円形縮径軸部23に嵌合された止め金板
4は、ナット30を、その前後から締め付け固定するこ
とで軸方向に調整可能に取り付けられており、回転角度
規制盤31は軸筒部3の底面部3aに突設した突部32
が、該回転角度規制盤31に設けた透孔33に係合する
ことにより軸筒部3内において回転不能に取り付けられ
ている。施錠軸5の縮径段差部34には、前記底面部3
aに向けて回転角度規制用突起35が設けてあり、回転
角度規制盤31が該突起35に圧接して、回転角度が規
制される。
【0011】ハンドル8の側面にはリブ28が設けられ
ており、基端部の左右のリブ28の内側には軸筒部36
が設けられている。施錠軸5の前端部に設けられた縦長
の割溝37には、ハンドル8の基端部が嵌合されてお
り、ハンドル8の軸筒部36が該割溝37に案内され
て、ハンドル8は横断枢軸7を中心に回転し、かつ、突
出したハンドル8は該割溝37に支持されて、施錠軸5
と一体に回転可能となる。
【0012】駆動用バネ38は捩りコイルバネで構成さ
れ、コイル部分38aが横断枢軸7に嵌合され、一方の
直線部分38cが施錠軸5の割溝37の底面凹部39に
当接し、他方の直線部分38bがハンドル8の背面凹部
8aに当接している。
【0013】縮径軸部22の基端部には環状溝42が設
けてあり、該環状溝42に止め輪53を嵌合することに
よりスプリングカバー9を軸方向に移動不能に嵌め入れ
ている。また、前記スプリングカバー9と背面壁部10
の間に装備される圧縮コイルバネ11には円錐型圧縮コ
イルバネが使用されている。
【0014】更に本実施例では正面凹部6の端部に凹部
6aが設けてあり、ケーシング2に穿設した軸孔43
と、釦部材44の側面部に設けた軸孔45に挿入した横
断枢軸46を中心に回転付勢する様に取り付けられ、中
央部に錠前ユニット48を嵌め入れた押釦ユニット47
が該凹部6aに嵌合されている。
【0015】前記押釦ユニットと凹部6aの底面凹部6
bの間には、板バネ49が装備され、釦部材44の側面
部に係止爪部50を設け、ハンドル8の端部に設けた切
欠部51に係合することにより、ハンドル8は正面凹部
に没入固定されている。また、錠前ユニット48の後端
部に設けたロック部材は、鍵によるロータの回転に連動
して、凹部6aの端部の段差部52に沿って進退する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の引出し回転型扉用
ロックハンドル装置では、扉1に固着されるケーシング
2とケーシング2の基端部の軸筒部3に回転可能かつ軸
方向に移動可能に嵌挿され、後端部に止め金板4を固着
する施錠軸5と、ケーシング2の正面凹部6に出没自在
に収納され、基端部が横断枢軸7によって施錠軸5の前
端部に枢着されたハンドル8と、施錠軸5に一体形成さ
れたか、施錠軸5に対して軸方向に移動不能に嵌め入れ
たスプリングカバー9と、該スプリングカバー9と軸筒
部3の背面壁部10の間に嵌め入れられる圧縮コイルバ
ネ11から成り、ハンドル8をケーシング2から引き出
すことにより施錠軸5が軸方向に後退移動するようにス
プリングカバー9と圧縮コイルバネ11を形成してお
り、扉1を閉鎖してからハンドル8を逆回転させること
により、扉1の内側から突出回転した止め金板4は固定
枠体26の背面側に係合し、ハンドル8がケーシング2
の正面凹部6に整列した位置まで回転した段階で該ハン
ドル8を横断枢軸7を中心に回転させることによって、
ハンドル8のリブ28がケーシング2の正面凹部6に設
けた突部29に当接し、突部29を軸とした梃の原理に
よりハンドル8が扉1に対して平行になる時、施錠軸5
は軸筒部3内において最も前進移動した位置にくる。こ
の時、止め金板4は固定枠体26の背面側を最も強く押
圧した状態にあり、その為、扉1は固定枠体26に強く
引き付けられ、パッキング部材29が圧縮されることに
よって、防水性の高い密着状態が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る引出し回転型扉用ロッ
クハンドル装置の扉施錠状態の正面図である。
【図2】該ロックハンドル装置の使用状態を示す平面図
であり、扉は固定枠体に対して係止施錠されている。
【図3】該ロックハンドル装置の縦断面図である。
【図4】該ロックハンドル装置の背面図である。
【図5】該ロックハンドル装置の側面図である。
【図6】該ロックハンドル装置に組み込んだ回転角度規
制盤の平面図である。
【図7】該ロックハンドル装置で使用されるケーシング
の正面図である。
【図8】該ロックハンドル装置に組み込んだ施錠軸の正
面図である。
【図9】該施錠軸の側面図である。
【図10】該施錠軸の背面図である。
【図11】図8のA−A線断面図である。
【図12】該ロックハンドル装置に組み込まれるスプリ
ングカバーの正面図である。
【図13】該スプリングカバーのA−A線断面図であ
る。
【符号の説明】
1 扉 2 ケーシング 3 軸筒部 4 止め金板 5 施錠軸 6 正面凹部 7 横断枢軸 8 ハンドル 9 スプリングカバー 10 背面壁部 11 圧縮コイルバネ 12 横長開口部 13 外周鍔部 14 パッキング 15 取り付けプレート 16 透孔 17 ビス 18 盲孔 19 環状溝 20 O−リング 21 軸孔 22 縮径軸部 23 非円形縮径軸部 24 螺子孔 25 横断ピン 26 固定枠体 27 パッキング部材 28 リブ 29 突部 30 ナット 31 回転角度規制盤 32 突部 33 透孔 34 縮径段差部 35 回転角度規制用突起 36 軸筒部 37 割溝 38 駆動用バネ 39 底面凹部 40 軸孔 41 軸孔 42 環状溝 43 軸孔 44 釦部材 45 軸孔 46 横断枢軸 47 押釦ユニット 48 錠前ユニット 49 板バネ 50 係止爪部 51 切欠部 52 段差部 53 止め輪 54 ロック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着されるケーシング2と、ケー
    シング2の基端部の軸筒部3に回転可能かつ軸方向に移
    動可能に嵌挿され、後端部に止め金板4を固着する施錠
    軸5と、ケーシング2の正面凹部6に出没自在に収納さ
    れ、基端部が横断枢軸7によって施錠軸5の前端部に枢
    着されたハンドル8と、施錠軸5に一体形成されたか、
    施錠軸5に対して軸方向に移動不能に嵌め入れたスプリ
    ングカバー9と、該スプリングカバー9と軸筒部3の背
    面壁部10の間に装備される圧縮コイルバネ11とから
    成り、ハンドル8をケーシング2から引き出すことによ
    り施錠軸5が軸方向に後退移動するようにスプリングカ
    バー9と圧縮コイルバネ11を形成したことを特徴とす
    る引出し回転型扉用ロックハンドル装置。
JP24329794A 1994-09-12 1994-09-12 引出し回転型扉用ロックハンドル装置 Pending JPH0882127A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24329794A JPH0882127A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 引出し回転型扉用ロックハンドル装置

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JP24329794A JPH0882127A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 引出し回転型扉用ロックハンドル装置

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JPH0882127A true JPH0882127A (ja) 1996-03-26

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ID=17101747

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JP24329794A Pending JPH0882127A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 引出し回転型扉用ロックハンドル装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647543B2 (ja) * 1989-06-15 1994-06-22 ロレアル 脂溶性コルチコステロイドの治療効果を改良する方法およびこの方法を実施するための組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647543B2 (ja) * 1989-06-15 1994-06-22 ロレアル 脂溶性コルチコステロイドの治療効果を改良する方法およびこの方法を実施するための組成物

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