JPH088187B2 - ガス絶縁変流器 - Google Patents
ガス絶縁変流器Info
- Publication number
- JPH088187B2 JPH088187B2 JP62317909A JP31790987A JPH088187B2 JP H088187 B2 JPH088187 B2 JP H088187B2 JP 62317909 A JP62317909 A JP 62317909A JP 31790987 A JP31790987 A JP 31790987A JP H088187 B2 JPH088187 B2 JP H088187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating
- primary coil
- tank
- current transformer
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はガス絶縁変流器、特にその内部構造に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術] 第2図に、実開昭54−101443号公報に記載されたガス
絶縁変流器の断面を示す。タンク3の中には、一次コイ
ル1、二次コイル2が収納されており、二次コイル2
は、一次コイル1と鎖交するように設けられている。タ
ンク3の上部には、絶縁スペーサ7が設けられており、
この絶縁スペーサ7に、一次コイル1が固定されてい
る。
絶縁変流器の断面を示す。タンク3の中には、一次コイ
ル1、二次コイル2が収納されており、二次コイル2
は、一次コイル1と鎖交するように設けられている。タ
ンク3の上部には、絶縁スペーサ7が設けられており、
この絶縁スペーサ7に、一次コイル1が固定されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の変流器においては、一次コイルは上部から支持
されているだけであり、このため一次コイルの機械的強
度が弱いという問題があった。すなわち、振動あるいは
大電流等によって一次コイルが動き、絶縁破壊が生じる
おそれがあった。
されているだけであり、このため一次コイルの機械的強
度が弱いという問題があった。すなわち、振動あるいは
大電流等によって一次コイルが動き、絶縁破壊が生じる
おそれがあった。
この発明は上記の問題点を解決して、機械的に強固な
ガス絶縁変流器を得ることを目的とする。
ガス絶縁変流器を得ることを目的とする。
この発明に係るガス絶縁変流器は、鉛直上部に開口部
を有し、当該開口部がカバー及び絶縁スペーサにより閉
塞されて絶縁ガスが封入されるタンクと、 前記カバーから懸吊されて前記タンク内部に配設さ
れ、接地されたフレーム及び接地側構造物と、 前記絶縁スペーサから懸吊されて前記タンク内部に収
納され、高電圧が印加される一次コイルと、 前記一次コイルの下部において当該一次コイルを前記
フレーム及び接地側構造物に固定し、絶縁部材で形成さ
れた絶縁ポストスペーサと、 前記一次コイルと鎖交し、前記フレーム及び接地側構
造物に固定された二次コイルとを備えている。
を有し、当該開口部がカバー及び絶縁スペーサにより閉
塞されて絶縁ガスが封入されるタンクと、 前記カバーから懸吊されて前記タンク内部に配設さ
れ、接地されたフレーム及び接地側構造物と、 前記絶縁スペーサから懸吊されて前記タンク内部に収
納され、高電圧が印加される一次コイルと、 前記一次コイルの下部において当該一次コイルを前記
フレーム及び接地側構造物に固定し、絶縁部材で形成さ
れた絶縁ポストスペーサと、 前記一次コイルと鎖交し、前記フレーム及び接地側構
造物に固定された二次コイルとを備えている。
[作用] 絶縁部材は、一次コイルを絶縁するとともに、機械的
に保持する作用を有する。
に保持する作用を有する。
[実施例] この発明の一実施例を第1図に示す。絶縁ガス16が封
入されたタンク3の中には、一次コイル1、二次コイル
2が収納されており、二次コイル2は一次コイル1と鎖
交するように設けられている。タンク3の上部には、絶
縁スペーサ14及びカバー15が設けられてタンク3を密封
しており、この絶縁スペーサ14に一次コイル1が固定さ
れている。また、一次コイル1の下部には、絶縁部材で
ある絶縁ポストスペーサ11が接地側構造物12上に設けら
れ、一次コイルは下部から支えられている。この時、絶
縁ポストスペーサ11は、充電部と接地部との間で沿面破
壊しない十分な長さに設定する。接地側構造物12は、帯
状のフレーム13によってタンク3内に保持されている。
入されたタンク3の中には、一次コイル1、二次コイル
2が収納されており、二次コイル2は一次コイル1と鎖
交するように設けられている。タンク3の上部には、絶
縁スペーサ14及びカバー15が設けられてタンク3を密封
しており、この絶縁スペーサ14に一次コイル1が固定さ
れている。また、一次コイル1の下部には、絶縁部材で
ある絶縁ポストスペーサ11が接地側構造物12上に設けら
れ、一次コイルは下部から支えられている。この時、絶
縁ポストスペーサ11は、充電部と接地部との間で沿面破
壊しない十分な長さに設定する。接地側構造物12は、帯
状のフレーム13によってタンク3内に保持されている。
この実施例においては、フレーム13を設けているの
で、一次コイル1、二次コイル2等の変流器中身をタン
ク3外で組立てることができる。これにより、タンク3
内での作業をなくすことができ、組立が容易である。
で、一次コイル1、二次コイル2等の変流器中身をタン
ク3外で組立てることができる。これにより、タンク3
内での作業をなくすことができ、組立が容易である。
なお、上記実施例では絶縁ポストスペーサ11が2個の
場合について説明したが、1個もしくは2個以上設けて
もよい。
場合について説明したが、1個もしくは2個以上設けて
もよい。
[発明の効果] この発明に係るガス絶縁変流器は、一次コイルを絶縁
スペーサによって上部から支えるだけでなく、絶縁部材
によって下部からも支えている。従って、一次コイルが
強固に固定され、信頼性の高いガス絶縁変流器を得るこ
とができる。
スペーサによって上部から支えるだけでなく、絶縁部材
によって下部からも支えている。従って、一次コイルが
強固に固定され、信頼性の高いガス絶縁変流器を得るこ
とができる。
第1図はこの発明の一実施例によるガス絶縁変流器を示
す断面図、第2図は従来のガス絶縁変流器を示す断面図
である。 1は一次コイル、2は二次コイル、11は絶縁ポストスペ
ーサ、14は絶縁スペーサである。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
す断面図、第2図は従来のガス絶縁変流器を示す断面図
である。 1は一次コイル、2は二次コイル、11は絶縁ポストスペ
ーサ、14は絶縁スペーサである。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】鉛直上部に開口部を有し、当該開口部がカ
バー及び絶縁スペーサにより閉塞されて絶縁ガスが封入
されるタンク、 前記カバーから懸吊されて前記タンク内部に配設され、
接地されているフレーム及び接地側構造物、 前記絶縁スペーサから懸吊されて前記タンク内部に収納
され、高電圧が印加される一次コイル、 前記一次コイルの下部において当該一次コイルを前記フ
レーム及び接地側構造物に固定し、絶縁部材で形成され
た絶縁ポストスペーサ、 前記一次コイルと鎖交し、前記フレーム及び接地側構造
物に固定された二次コイル、 を備えたことを特徴とするガス絶縁変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317909A JPH088187B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ガス絶縁変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317909A JPH088187B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ガス絶縁変流器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158712A JPH01158712A (ja) | 1989-06-21 |
JPH088187B2 true JPH088187B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=18093403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62317909A Expired - Lifetime JPH088187B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ガス絶縁変流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088187B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3540547A1 (de) * | 1985-11-15 | 1987-05-21 | Messwandler Bau Ag | Hochspannungsstromwandler und verfahren zur herstellung eines derartigen hochspannungsstromwandlers |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP62317909A patent/JPH088187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01158712A (ja) | 1989-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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