JPH069443Y2 - ガス絶縁中性点接地抵抗器 - Google Patents
ガス絶縁中性点接地抵抗器Info
- Publication number
- JPH069443Y2 JPH069443Y2 JP7419086U JP7419086U JPH069443Y2 JP H069443 Y2 JPH069443 Y2 JP H069443Y2 JP 7419086 U JP7419086 U JP 7419086U JP 7419086 U JP7419086 U JP 7419086U JP H069443 Y2 JPH069443 Y2 JP H069443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance element
- neutral point
- point grounding
- grounding resistor
- gas insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガス絶縁中性点接地抵抗器の改良に関する。
第３図および第４図は従来のこの種抵抗器の構造を示す
横断面図および縦断面図で、矩形状の抵抗素子１の四隅
に支持碍子２を設け、接地され所定圧力の絶縁ガスを充
填した密封容器３に収納されている。ここで、抵抗素子
１は抵抗体を屈曲した、いわゆる格子形抵抗よりなり、
上部フレーム４と下部フレーム５との間に積み重ね保持
されると共に、上部に高圧側シールド６を設け、高電圧
部分の容器内壁に対する電圧緩和を図っている。なお７
は台碍子、８は据付用ベースである。
横断面図および縦断面図で、矩形状の抵抗素子１の四隅
に支持碍子２を設け、接地され所定圧力の絶縁ガスを充
填した密封容器３に収納されている。ここで、抵抗素子
１は抵抗体を屈曲した、いわゆる格子形抵抗よりなり、
上部フレーム４と下部フレーム５との間に積み重ね保持
されると共に、上部に高圧側シールド６を設け、高電圧
部分の容器内壁に対する電圧緩和を図っている。なお７
は台碍子、８は据付用ベースである。
この場合、上記両図の構造では抵抗素子が矩形状のた
め、容器内壁との間が絶縁に必要な距離より大きく離れ
ており、無駄な空間があると共に、容器に充填する絶縁
ガスを多量に要し、また設置面積が大きくなる等の欠点
があった。
め、容器内壁との間が絶縁に必要な距離より大きく離れ
ており、無駄な空間があると共に、容器に充填する絶縁
ガスを多量に要し、また設置面積が大きくなる等の欠点
があった。
本考案は上記の欠点を解消するため、抵抗素子の支持碍
子に近接する部分に切欠けを設けて支持碍子が上記切欠
け部に入るようにし、全体の寸法の縮小化を図ったもの
である。
子に近接する部分に切欠けを設けて支持碍子が上記切欠
け部に入るようにし、全体の寸法の縮小化を図ったもの
である。
第１図および第２図はそれぞれ本考案の実施例を示し、
いずれも抵抗素子の形状を従来の単なる矩形状より四隅
を切欠いたものに変更し、全体を小形化したものであ
る。
いずれも抵抗素子の形状を従来の単なる矩形状より四隅
を切欠いたものに変更し、全体を小形化したものであ
る。
すなわち、第１図は矩形の四隅を支持碍子に対応して円
弧状に切欠いた抵抗素子９を用いた実施例、第２図は同
じく四隅を直線で切欠いた抵抗素子１０を用いた実施例
であり、いずれもこの切欠け部に支持碍子２が入るよう
にされている。ただし、この場合も当然のことながら、
抵抗素子９，１０と容器３内壁との間に、絶縁に必要な
距離を保つことを要する。
弧状に切欠いた抵抗素子９を用いた実施例、第２図は同
じく四隅を直線で切欠いた抵抗素子１０を用いた実施例
であり、いずれもこの切欠け部に支持碍子２が入るよう
にされている。ただし、この場合も当然のことながら、
抵抗素子９，１０と容器３内壁との間に、絶縁に必要な
距離を保つことを要する。
〔考案の効果〕 このように、支持碍子２に応して矩形の四隅を切欠いた
形状の抵抗素子９，１０を用い、この切欠け部に支持碍
子２が位置する構造とすることにより、従来の抵抗素子
を用いた場合に比べ、 １．抵抗素子と容器内壁間の空間が大幅に縮小され、内
部に充填する絶縁ガスを減少することができる。
形状の抵抗素子９，１０を用い、この切欠け部に支持碍
子２が位置する構造とすることにより、従来の抵抗素子
を用いた場合に比べ、 １．抵抗素子と容器内壁間の空間が大幅に縮小され、内
部に充填する絶縁ガスを減少することができる。
２．容器が小形化され、経済的に製作できる。
３．設置面積が大幅に縮小される。
等の効果を得ることができる。
第１図および第２図はそれぞれ本考案の実施例を示す断
面図、第３図および第４図は従来のこの種装置の構造を
示す横断面図および縦断面図である。 ２……支持碍子、３……容器、４……上部フレーム、５
……下部フレーム、９，１０……抵抗素子。
面図、第３図および第４図は従来のこの種装置の構造を
示す横断面図および縦断面図である。 ２……支持碍子、３……容器、４……上部フレーム、５
……下部フレーム、９，１０……抵抗素子。
Claims (1)
- 【請求項１】所定圧力の絶縁ガスを充填し密封された容
器内に、支持碍子により互いに相対して四隅を保持され
たた上下フレームと、上記上下フレーム間に積み重ね保
持された矩形状格子形抵抗よりなる抵抗素子とを具備
し、上記抵抗素子は上記支持碍子に対応して四隅を切欠
かれ、上記支持碍子を上記切欠け部に位置させることを
特徴とするガス絶縁中性点接地抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7419086U JPH069443Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | ガス絶縁中性点接地抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7419086U JPH069443Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | ガス絶縁中性点接地抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62186402U JPS62186402U (ja) | 1987-11-27 |
| JPH069443Y2 true JPH069443Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=30919178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7419086U Expired - Lifetime JPH069443Y2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | ガス絶縁中性点接地抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069443Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501691Y2 (ja) * | 1989-08-31 | 1996-06-19 | 株式会社村田製作所 | 高電圧用抵抗器 |
-
1986
- 1986-05-17 JP JP7419086U patent/JPH069443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62186402U (ja) | 1987-11-27 |
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