JPH088102Y2 - 印刷版表面の監視装置 - Google Patents
印刷版表面の監視装置Info
- Publication number
- JPH088102Y2 JPH088102Y2 JP1992075919U JP7591992U JPH088102Y2 JP H088102 Y2 JPH088102 Y2 JP H088102Y2 JP 1992075919 U JP1992075919 U JP 1992075919U JP 7591992 U JP7591992 U JP 7591992U JP H088102 Y2 JPH088102 Y2 JP H088102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- printing plate
- microscope
- electron
- plate surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/02—Engraving; Heads therefor
- B41C1/04—Engraving; Heads therefor using heads controlled by an electric information signal
- B41C1/05—Heat-generating engraving heads, e.g. laser beam, electron beam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子ビーム発生器の電
子ビームによりセル型の凹部が印刷版表面に彫刻され
る、印刷版表面の監視装置に関する。
子ビームによりセル型の凹部が印刷版表面に彫刻され
る、印刷版表面の監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビームによって印刷版を製作する装
置は、既に公知である。この装置においては、印刷版表
面の材料は電子ビームによって除去される。例えば、ド
イツ民主共和国特許明細書第55965号には、電子ビ
ーム彫刻の原理が記載されている。しかし、彫刻の結
果、即ち印刷版表面に彫刻されたインクセルを監視、即
ち可視的にすることが望ましい。材料加工装置(例え
ば、ドイツ連邦共和国特許第10099659号明細書
参照)においては、この目的のために、ステレオ顕微鏡
が電子ビーム発生器内に設けられている。
置は、既に公知である。この装置においては、印刷版表
面の材料は電子ビームによって除去される。例えば、ド
イツ民主共和国特許明細書第55965号には、電子ビ
ーム彫刻の原理が記載されている。しかし、彫刻の結
果、即ち印刷版表面に彫刻されたインクセルを監視、即
ち可視的にすることが望ましい。材料加工装置(例え
ば、ドイツ連邦共和国特許第10099659号明細書
参照)においては、この目的のために、ステレオ顕微鏡
が電子ビーム発生器内に設けられている。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第1299498号
明細書においては、分離した制御ビーム路が提案されて
いる。この制御ビーム路は、ビーム受信器の方に向けら
れている。ビーム受信器として光電変換器が設けられて
いる。この光電変換器に指示装置が接続されている。こ
の指示装置のふれから直接に電子ビームの集束状態を知
ることができる。この信号は、その際加工ビームの強さ
を制御するために用いることができる。
明細書においては、分離した制御ビーム路が提案されて
いる。この制御ビーム路は、ビーム受信器の方に向けら
れている。ビーム受信器として光電変換器が設けられて
いる。この光電変換器に指示装置が接続されている。こ
の指示装置のふれから直接に電子ビームの集束状態を知
ることができる。この信号は、その際加工ビームの強さ
を制御するために用いることができる。
【0004】これらの装置は、彫刻されたインクセルを
直接に光学監視するのに適している。
直接に光学監視するのに適している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、彫刻
されたインクセルをより簡単にかつより確実に監視でき
るような、印刷版表面の監視装置を提供することにあ
る。
されたインクセルをより簡単にかつより確実に監視でき
るような、印刷版表面の監視装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によればこの課題
は請求項1に記載された、電子ビーム発生器は、セルの
形状を監視するためラスタ電子顕微鏡としても作動さ
れ、当該電子顕微鏡動作時には、電子ビームがその強度
およびその偏向パラメータに関して顕微鏡動作に切り換
えられ、モニタを制御するためのビデオ信号が電子ビー
ムによって発生される2次電子から取り出され、モニタ
の走査線周波数および画像周波数に相応して、形成すべ
きセル領域が走査線毎に走査され、当該走査は印刷版シ
リンダの回転時に行われ、これにより前記セル領域は、
水平方向に走査しながら印刷版シリンダを回転すること
により垂直方向に走査され、走査された画線は、後から
モニタに走査線毎に呼出すために記憶される装置によっ
て解決される。
は請求項1に記載された、電子ビーム発生器は、セルの
形状を監視するためラスタ電子顕微鏡としても作動さ
れ、当該電子顕微鏡動作時には、電子ビームがその強度
およびその偏向パラメータに関して顕微鏡動作に切り換
えられ、モニタを制御するためのビデオ信号が電子ビー
ムによって発生される2次電子から取り出され、モニタ
の走査線周波数および画像周波数に相応して、形成すべ
きセル領域が走査線毎に走査され、当該走査は印刷版シ
リンダの回転時に行われ、これにより前記セル領域は、
水平方向に走査しながら印刷版シリンダを回転すること
により垂直方向に走査され、走査された画線は、後から
モニタに走査線毎に呼出すために記憶される装置によっ
て解決される。
【0007】本考案による装置を以下において詳細に説
明する。
明する。
【0008】材料加工のための電子ビーム発生器を電子
ビーム顕微鏡動作に切換えるために、本考案によれば、
ビームの直径は、彫刻動作の場合の直径と異なり約1μ
m縮小される。その際発生した2次電子を検出し、モニ
タを制御するためのビデオ信号として用いる。
ビーム顕微鏡動作に切換えるために、本考案によれば、
ビームの直径は、彫刻動作の場合の直径と異なり約1μ
m縮小される。その際発生した2次電子を検出し、モニ
タを制御するためのビデオ信号として用いる。
【0009】本考案は次のような利点を有する。即ち、
特別な光学監視装置や別個の電子ビーム顕微鏡を設ける
必要がなく、材料加工用に設計された電子ビーム銃を用
いることにより、印刷シリンダが回転している際にもイ
ンクセルの走査を行うことができる。しかもその際、シ
リンダの軸線方向に電子ビームを偏向するための1つの
偏向ユニットしか必要でないという利点を有する。しか
もビデオ信号とシリンダの回転から得られる信号をモニ
タ制御に利用するので、彫刻動作から顕微鏡動作へ移行
するのに、印刷版シリンダを停止する必要がない、とい
う利点が得られる。
特別な光学監視装置や別個の電子ビーム顕微鏡を設ける
必要がなく、材料加工用に設計された電子ビーム銃を用
いることにより、印刷シリンダが回転している際にもイ
ンクセルの走査を行うことができる。しかもその際、シ
リンダの軸線方向に電子ビームを偏向するための1つの
偏向ユニットしか必要でないという利点を有する。しか
もビデオ信号とシリンダの回転から得られる信号をモニ
タ制御に利用するので、彫刻動作から顕微鏡動作へ移行
するのに、印刷版シリンダを停止する必要がない、とい
う利点が得られる。
【0010】電子ビーム顕微鏡はそれ自体公知である
が、従来の電子ビーム顕微鏡は材料加工用に用いたり改
造したりすることはできない。公知の電子ビーム顕微鏡
に関しては、L.Reimer,G.Pfefferk
ornの著書「Raster−Elektronenm
ikroskopie」,Springer版、ベルリ
ン、ハイデルベルク、ニューヨーク、1977年、第1
章序論、1頁、2頁及び3頁に詳述されている。この文
献の第1.1図及びその説明において、2次電子の検出
及びモニタへの接続のための回路技術的構成が記載され
ている。
が、従来の電子ビーム顕微鏡は材料加工用に用いたり改
造したりすることはできない。公知の電子ビーム顕微鏡
に関しては、L.Reimer,G.Pfefferk
ornの著書「Raster−Elektronenm
ikroskopie」,Springer版、ベルリ
ン、ハイデルベルク、ニューヨーク、1977年、第1
章序論、1頁、2頁及び3頁に詳述されている。この文
献の第1.1図及びその説明において、2次電子の検出
及びモニタへの接続のための回路技術的構成が記載され
ている。
【0011】本考案は材料加工及び印刷版製作用に製作
された電子ビーム発生系から出発している。
された電子ビーム発生系から出発している。
【0012】
【実施例】次に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
明する。
【0013】図1に、彫刻されたインクセル2を有する
印刷シリンダ1を示す。これらのインクセルは、電子ビ
ーム3によって彫刻されたものである。こうした印刷シ
リンダは、凹板印刷において圧胴として用いられる。そ
の際、印刷過程においてインクセルは印刷インクで満た
され、この印刷インクは、印刷の際に印刷材料上に転写
される。前記インクセルは、印刷すべき色調に応じて異
なった容積を有する。
印刷シリンダ1を示す。これらのインクセルは、電子ビ
ーム3によって彫刻されたものである。こうした印刷シ
リンダは、凹板印刷において圧胴として用いられる。そ
の際、印刷過程においてインクセルは印刷インクで満た
され、この印刷インクは、印刷の際に印刷材料上に転写
される。前記インクセルは、印刷すべき色調に応じて異
なった容積を有する。
【0014】図1には、電子光学装置と、電子ビーム発
生器のビーム路が詳細に示されている。電子ビーム3
は、加熱されたカソード4から放射される。このカソー
ド4は、電圧源Vk(例えば6V)を有する加熱電流回
路41に設けられている。ビームは、ウェネルト電極5
とアノード6を通って第1のレンズ系7に達する。この
レンズ系7は、図2に詳細に示されている。ウェネルト
電極5は、電圧源Vw(例えば100V)を有する電流
回路51に接続されており、又アノード6は、アノード
電圧(5KV〜50KV)用の電圧源Vaを有する電流
回路61に接続されている。
生器のビーム路が詳細に示されている。電子ビーム3
は、加熱されたカソード4から放射される。このカソー
ド4は、電圧源Vk(例えば6V)を有する加熱電流回
路41に設けられている。ビームは、ウェネルト電極5
とアノード6を通って第1のレンズ系7に達する。この
レンズ系7は、図2に詳細に示されている。ウェネルト
電極5は、電圧源Vw(例えば100V)を有する電流
回路51に接続されており、又アノード6は、アノード
電圧(5KV〜50KV)用の電圧源Vaを有する電流
回路61に接続されている。
【0015】さらに、開口絞り8が設けられており、こ
の絞りを通過したビームは、偏向ユニット9及び第2の
レンズ系10を通って彫刻すべき印刷シリンダ1上に達
する。偏向ユニット9は、偏向ビームを走査線状に、走
査すべきインクセル2上へ運動させるために用いられ
る。こうした走査運動は、第2の偏向ユニット13を用
いての受像管12の電子ビームと同時に行なわれる。相
応する偏向電流は、ラスタゼネレータ14において発生
される。そして2つの偏向ユニット9及び13は、拡大
率の変化のためのユニット15を介して相互に接続され
ている。真空においては、彫刻されたインクセルの片側
にゾンデ16が設けられている。このゾンデ16は、印
刷版表面から発する2次電子及び反射した電子を捕捉
し、それらをビデオ増幅器17に供給する。このビデオ
増幅器17から、受像管12の輝度制御が行なわれる。
走査ラスタは、受像管12のスクリーン上に示される。
の絞りを通過したビームは、偏向ユニット9及び第2の
レンズ系10を通って彫刻すべき印刷シリンダ1上に達
する。偏向ユニット9は、偏向ビームを走査線状に、走
査すべきインクセル2上へ運動させるために用いられ
る。こうした走査運動は、第2の偏向ユニット13を用
いての受像管12の電子ビームと同時に行なわれる。相
応する偏向電流は、ラスタゼネレータ14において発生
される。そして2つの偏向ユニット9及び13は、拡大
率の変化のためのユニット15を介して相互に接続され
ている。真空においては、彫刻されたインクセルの片側
にゾンデ16が設けられている。このゾンデ16は、印
刷版表面から発する2次電子及び反射した電子を捕捉
し、それらをビデオ増幅器17に供給する。このビデオ
増幅器17から、受像管12の輝度制御が行なわれる。
走査ラスタは、受像管12のスクリーン上に示される。
【0016】図2に、電子ビーム発生系及び、彫刻動作
や顕微鏡動作など種々の動作形式のためのビーム路を詳
細に示す。この図において、カソード、ウェネルト電
極、アノードより構成される本来の電子ビーム発生系、
及び偏向コイルは、見やすくするために省略されてい
る。第1の縮小を行なう第1のレンズ系7は、実際には
2つのレンズ71及び72により構成されている。そし
て彫刻動作のために、もう1つのレンズ73がレンズ7
1の内部に設けられている。以下において、図に書き込
んだビーム路30,31,32に基づき3通りの動作例
を説明する。即ち、ビーム路30のビームが、大きいイ
ンクセルを彫刻する場合、ビーム路31のビームが小さ
いインクセルを彫刻する場合、ビーム路32のビーム
が、顕微鏡動作をする場合である。
や顕微鏡動作など種々の動作形式のためのビーム路を詳
細に示す。この図において、カソード、ウェネルト電
極、アノードより構成される本来の電子ビーム発生系、
及び偏向コイルは、見やすくするために省略されてい
る。第1の縮小を行なう第1のレンズ系7は、実際には
2つのレンズ71及び72により構成されている。そし
て彫刻動作のために、もう1つのレンズ73がレンズ7
1の内部に設けられている。以下において、図に書き込
んだビーム路30,31,32に基づき3通りの動作例
を説明する。即ち、ビーム路30のビームが、大きいイ
ンクセルを彫刻する場合、ビーム路31のビームが小さ
いインクセルを彫刻する場合、ビーム路32のビーム
が、顕微鏡動作をする場合である。
【0017】1.彫刻動作 レンズ系71,72及び73は、1つの可変縮小段を形
成している。その際、簡単に図示されているビーム源
は、レンズの最大励磁の場合には1/12に縮小され、
励磁されないレンズ73の場合には1/3に縮小され
る。開口絞り8は、角度α0が0.08radとなるよ
うに構成されている。その結果、ディスク状開口誤差の
直径が25μmとなる。レンズ10は、1/4に縮小
し、レンズ101は、ビームを集束及び発散させるため
に用いられる。それによりインクセルが彫刻される。ビ
ームが集束される場合には加工効果が現われるが、ビー
ムが発散される場合には加工効果は現われない。既述の
ように、大きいインクセルを彫刻するためにビーム路3
0が調整される。その際、ビームは衝突点において約1
00μmの直径を有し、かつ加工ビームスポットにおい
て50mAのビーム電流を有する。
成している。その際、簡単に図示されているビーム源
は、レンズの最大励磁の場合には1/12に縮小され、
励磁されないレンズ73の場合には1/3に縮小され
る。開口絞り8は、角度α0が0.08radとなるよ
うに構成されている。その結果、ディスク状開口誤差の
直径が25μmとなる。レンズ10は、1/4に縮小
し、レンズ101は、ビームを集束及び発散させるため
に用いられる。それによりインクセルが彫刻される。ビ
ームが集束される場合には加工効果が現われるが、ビー
ムが発散される場合には加工効果は現われない。既述の
ように、大きいインクセルを彫刻するためにビーム路3
0が調整される。その際、ビームは衝突点において約1
00μmの直径を有し、かつ加工ビームスポットにおい
て50mAのビーム電流を有する。
【0018】ビーム路31は、小さいインクセルを彫刻
するために用いられる。このビームは衝突点において約
20μmの直径を有し、その電流はビームスポットにお
いて3mAの値をとる。ダイナミックレンズ73を種々
に励磁することにより、インクセルの大きさを色調に依
存して変化することができる。
するために用いられる。このビームは衝突点において約
20μmの直径を有し、その電流はビームスポットにお
いて3mAの値をとる。ダイナミックレンズ73を種々
に励磁することにより、インクセルの大きさを色調に依
存して変化することができる。
【0019】彫刻動作の場合、図1に図示の偏向系9は
回転シリンダに対してビーム案内をし、それによりビー
ムは、シリンダが回転している場合にも常に同一の場所
に当たる。
回転シリンダに対してビーム案内をし、それによりビー
ムは、シリンダが回転している場合にも常に同一の場所
に当たる。
【0020】彫刻動作及び顕微鏡動作の際には50KV
の加速電圧で作動され、カソードから放射されるビーム
は約50mAの電流の強さを有する。
の加速電圧で作動され、カソードから放射されるビーム
は約50mAの電流の強さを有する。
【0021】2.顕微鏡動作 ダイナミックレンズ73への電流は遮断される。スタテ
ィックレンズ71は一層強く励磁され、ビーム源は約2
50Wに縮小される。
ィックレンズ71は一層強く励磁され、ビーム源は約2
50Wに縮小される。
【0022】図において破線で図示されている小さい方
の開口絞り8′で作動される。開口絞り8′は、この目
的のためにビーム路に向かって旋回して絞っている。こ
の絞りの開口部は、α1=0.025radの値をと
る。この結果、ディスク状開口誤差は、約1μmとな
る。レンズ10はほとんど変化せず、ダイナミック集束
レンズ101への電流は遮断されている。
の開口絞り8′で作動される。開口絞り8′は、この目
的のためにビーム路に向かって旋回して絞っている。こ
の絞りの開口部は、α1=0.025radの値をと
る。この結果、ディスク状開口誤差は、約1μmとな
る。レンズ10はほとんど変化せず、ダイナミック集束
レンズ101への電流は遮断されている。
【0023】このようにしてビーム路32が形成され
る。その際レンズ10は、専らビームをシャープにする
ために用いられる。シリンダ表面上のゾンデの直径は、
1乃至1.5μmである。
る。その際レンズ10は、専らビームをシャープにする
ために用いられる。シリンダ表面上のゾンデの直径は、
1乃至1.5μmである。
【0024】図1に図示の偏向系9は、受像管12の線
周波数及びフレーム周波数に相応して走査ラスクを発生
するために用いられる。走査されるフィールドは約1m
m2の面積となる、図1に示した様に、顕微鏡動作のた
めに2次電子検出器16が設けられている。2次電子検
出器16は、顕微鏡動作の際、絞り8′と同様に旋回さ
れる。受像管上におけるインクセルの画像は、あたかも
インクセルが側面から照射されているかのように見え
る。なぜなら検出器16は、片側から印刷版表面のイン
クセルの方へ向けられており、又、検出器に相対するイ
ンクセルの内側で反射する電子は、検出器16において
より良好に捕捉されるからである。
周波数及びフレーム周波数に相応して走査ラスクを発生
するために用いられる。走査されるフィールドは約1m
m2の面積となる、図1に示した様に、顕微鏡動作のた
めに2次電子検出器16が設けられている。2次電子検
出器16は、顕微鏡動作の際、絞り8′と同様に旋回さ
れる。受像管上におけるインクセルの画像は、あたかも
インクセルが側面から照射されているかのように見え
る。なぜなら検出器16は、片側から印刷版表面のイン
クセルの方へ向けられており、又、検出器に相対するイ
ンクセルの内側で反射する電子は、検出器16において
より良好に捕捉されるからである。
【0025】この場合も、電子ビームは精密集束され
る。そして印刷版シリンダの回転によって生じる個々の
画線は、一時記憶され、同様にしてモニタを制御するた
めに用いられる。このような一時記憶装置は、画像反復
メモリ又はいわゆるリフレッシュメモリとして公知であ
る。
る。そして印刷版シリンダの回転によって生じる個々の
画線は、一時記憶され、同様にしてモニタを制御するた
めに用いられる。このような一時記憶装置は、画像反復
メモリ又はいわゆるリフレッシュメモリとして公知であ
る。
【図1】本考案による装置の構成略図。
【図2】彫刻動作及び顕微鏡作用の電子ビーム発生系の
構造を示す略図。
構造を示す略図。
1 印刷シリンダ、 2 インクセル、 4 カソー
ド、 5 ウェネルト電極、 6 アノード、 7 第
1のレンズ系、 8,8′ 開口絞り、 9,13 偏
向ユニット、 10 第2のレンズ系、 12 受像
管、 14 ラスタゼネレータ、 15 ユニット、
16 ゾンデ、 17 ビデオ増幅器、 41 加熱電
流回路、 51,61 電流回路、 71,72,73
レンズ系
ド、 5 ウェネルト電極、 6 アノード、 7 第
1のレンズ系、 8,8′ 開口絞り、 9,13 偏
向ユニット、 10 第2のレンズ系、 12 受像
管、 14 ラスタゼネレータ、 15 ユニット、
16 ゾンデ、 17 ビデオ増幅器、 41 加熱電
流回路、 51,61 電流回路、 71,72,73
レンズ系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−135172(JP,A) 特公 昭38−24496(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】 電子ビーム発生器の電子ビームによりセ
ル型の凹部が印刷版表面に彫刻される、印刷版表面の監
視装置において、 前記電子ビーム発生器は、セルの形状を監視するためラ
スタ電子顕微鏡としても作動され、 当該電子顕微鏡動作時には、電子ビームがその強度およ
びその偏向パラメータに関して顕微鏡動作に切り換えら
れ、 モニタを制御するためのビデオ信号が電子ビームによっ
て発生される2次電子から取り出され、 モニタの走査線周波数および画像周波数に相応して、形
成すべきセル領域が走査線毎に走査され、 当該走査は印刷版シリンダの回転時に行われ、これによ
り前記セル領域は、水平方向に走査しながら印刷版シリ
ンダを回転することにより垂直方向に走査され、走査さ
れた画線は、後からモニタに走査線毎に呼出すために記
憶されることを特徴とする、印刷版表面の監視装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3240653.3 | 1982-11-04 | ||
DE19823240653 DE3240653A1 (de) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | Verfahren zur kontrolle von mittels elektronenstrahlgravierten druckformoberflaechen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067933U JPH067933U (ja) | 1994-02-01 |
JPH088102Y2 true JPH088102Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=6177236
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58206069A Pending JPS5998848A (ja) | 1982-11-04 | 1983-11-04 | 電子ビ−ムによつて彫刻される印刷版表面を監視する方法 |
JP1992075919U Expired - Lifetime JPH088102Y2 (ja) | 1982-11-04 | 1992-11-02 | 印刷版表面の監視装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58206069A Pending JPS5998848A (ja) | 1982-11-04 | 1983-11-04 | 電子ビ−ムによつて彫刻される印刷版表面を監視する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4549067A (ja) |
EP (1) | EP0108375B1 (ja) |
JP (2) | JPS5998848A (ja) |
AT (1) | ATE49534T1 (ja) |
DE (2) | DE3240653A1 (ja) |
SU (1) | SU1240347A3 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT386297B (de) * | 1985-09-11 | 1988-07-25 | Ims Ionen Mikrofab Syst | Ionenstrahlgeraet und verfahren zur ausfuehrung von aenderungen, insbes. reparaturen an substraten unter verwendung eines ionenstrahlgeraetes |
AT392857B (de) * | 1987-07-13 | 1991-06-25 | Ims Ionen Mikrofab Syst | Vorrichtung und verfahren zur inspektion einer maske |
DE4031547A1 (de) * | 1990-10-05 | 1992-04-09 | Hell Rudolf Dr Ing Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von texturwalzen |
US5515182A (en) * | 1992-08-31 | 1996-05-07 | Howtek, Inc. | Rotary scanner |
DE19840926B4 (de) * | 1998-09-08 | 2013-07-11 | Hell Gravure Systems Gmbh & Co. Kg | Anordnung zur Materialbearbeitung mittels Laserstrahlen und deren Verwendung |
JP4178741B2 (ja) * | 2000-11-02 | 2008-11-12 | 株式会社日立製作所 | 荷電粒子線装置および試料作製装置 |
DE102006032303B4 (de) * | 2006-07-11 | 2010-08-19 | Ellcie Maintenance Gmbh | Oberflächenbearbeitungsvorrichtung |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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