JPH08808A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JPH08808A JPH08808A JP16595194A JP16595194A JPH08808A JP H08808 A JPH08808 A JP H08808A JP 16595194 A JP16595194 A JP 16595194A JP 16595194 A JP16595194 A JP 16595194A JP H08808 A JPH08808 A JP H08808A
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- frame
- intermediate frame
- prize ball
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来の機構板に球タンクや景品球
放出機構などの一連の裏部品を設けることに起因する不
具合を解消することを目的とするものである。 【構成】 前枠１と打球発射装置により発射された打球
が打ち込まれる遊技盤ｃが取り付けられるための中間枠
５、５ａとを、合成樹脂材料により一体成形し、若しく
は前枠１に合成樹脂材料により成形された中間枠５、５
ａを取り付けるようになし、前記中間枠５、５ａの上部
には、球タンク７、７ａ等に設けた受口８、８ａを形成
し、前記中間枠５、５ａの縦枠部１０、１０ａには、予
め定められた数の景品球の放出と次の放出に備えて景品
球を待機させる一連の動作を繰り返し行わせる景品球放
出機構ｄを取り付けるようになし、さらに、前記受口
８、８ａと景品球放出機構ｄの入口までの球通路１３、
１３ａを前記縦枠部１０、１０ａ内に設けたことを特徴
とするパチンコ機。
放出機構などの一連の裏部品を設けることに起因する不
具合を解消することを目的とするものである。 【構成】 前枠１と打球発射装置により発射された打球
が打ち込まれる遊技盤ｃが取り付けられるための中間枠
５、５ａとを、合成樹脂材料により一体成形し、若しく
は前枠１に合成樹脂材料により成形された中間枠５、５
ａを取り付けるようになし、前記中間枠５、５ａの上部
には、球タンク７、７ａ等に設けた受口８、８ａを形成
し、前記中間枠５、５ａの縦枠部１０、１０ａには、予
め定められた数の景品球の放出と次の放出に備えて景品
球を待機させる一連の動作を繰り返し行わせる景品球放
出機構ｄを取り付けるようになし、さらに、前記受口
８、８ａと景品球放出機構ｄの入口までの球通路１３、
１３ａを前記縦枠部１０、１０ａ内に設けたことを特徴
とするパチンコ機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、打球が打ち込まれる遊
技盤を取り付けるための中間枠の縦枠部内に、球タンク
等に通ずる受口と景品球放出機構の入口までの球通路を
設けた新規な構造のパチンコ機を提供するものである。
技盤を取り付けるための中間枠の縦枠部内に、球タンク
等に通ずる受口と景品球放出機構の入口までの球通路を
設けた新規な構造のパチンコ機を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】パチンコ機においては、特公平５−１１
９９９号公報に開示されているように、前枠の裏面側に
入賞チャッカ−等を備えた遊技盤を交換自在に装着し、
その遊技盤の背面を覆うように前枠に開閉可能に装着さ
れ、裏面に景品球放出機構やベルなどの一連の裏部品を
配置した扉状の機構板が設けられた構造のものが、多く
使用されている。ところが、前記機構板には、多量の景
品球を貯留する球タンクや景品球放出機構などの裏部品
が設けられているため、それらの荷重が機構板の軸支側
にかかって機構板の開閉に円滑さを欠き、長期間使用す
る中には、軸支部分が損傷することが生ずる危惧があっ
た。しかも、遊技盤には、入賞チャッカ−等の異なる多
種類のものが用いられることから、古いものを新しいも
のと交換する際に、機構板がそのまま適合するとは限ら
ず、その使用に制約が生じざるを得なかった。
９９９号公報に開示されているように、前枠の裏面側に
入賞チャッカ−等を備えた遊技盤を交換自在に装着し、
その遊技盤の背面を覆うように前枠に開閉可能に装着さ
れ、裏面に景品球放出機構やベルなどの一連の裏部品を
配置した扉状の機構板が設けられた構造のものが、多く
使用されている。ところが、前記機構板には、多量の景
品球を貯留する球タンクや景品球放出機構などの裏部品
が設けられているため、それらの荷重が機構板の軸支側
にかかって機構板の開閉に円滑さを欠き、長期間使用す
る中には、軸支部分が損傷することが生ずる危惧があっ
た。しかも、遊技盤には、入賞チャッカ−等の異なる多
種類のものが用いられることから、古いものを新しいも
のと交換する際に、機構板がそのまま適合するとは限ら
ず、その使用に制約が生じざるを得なかった。
【０００３】また、パチンコ機の製造工程の簡略化や多
量生産を目的として、前枠と遊技盤を取り付けるための
中間枠と合成樹脂により一体成型されている構造のパチ
ンコ機が、特公平５−５５１７号、同５−５５１８号公
報に開示されている。しかし、それらのパチンコ機にお
いても、前述の機構板を装着する構造を採用しているも
のであって、球タンクの球出口から景品球放出機構の入
口までの球通路を縦枠部内に設ける構造のものは開発さ
れておらず、前記同様の不具合を解消するに到っていな
い現状である。
量生産を目的として、前枠と遊技盤を取り付けるための
中間枠と合成樹脂により一体成型されている構造のパチ
ンコ機が、特公平５−５５１７号、同５−５５１８号公
報に開示されている。しかし、それらのパチンコ機にお
いても、前述の機構板を装着する構造を採用しているも
のであって、球タンクの球出口から景品球放出機構の入
口までの球通路を縦枠部内に設ける構造のものは開発さ
れておらず、前記同様の不具合を解消するに到っていな
い現状である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の機構
板に球タンクや景品球放出機構などの一連の裏部品を設
けることに起因する不具合を解消することを課題とし目
的とするものである。
板に球タンクや景品球放出機構などの一連の裏部品を設
けることに起因する不具合を解消することを課題とし目
的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔
を形成した前枠と、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区
画した取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発
射された打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるた
めの中間枠とを、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するよう
に合成樹脂材料により一体成形し、前記中間枠の上部に
は、球タンク若しくはパチンコ機に景品球を供給する補
給樋に対応して設けた受口を形成し、前記中間枠の縦枠
部には、予め定められた数の景品球の放出と次の放出に
備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行わせ
る景品球放出機構を取り付けるようになし、さらに、前
記受口と景品球放出機構の入口までの球通路を前記縦枠
部内に設けたものである。
に、請求項１記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔
を形成した前枠と、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区
画した取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発
射された打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるた
めの中間枠とを、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するよう
に合成樹脂材料により一体成形し、前記中間枠の上部に
は、球タンク若しくはパチンコ機に景品球を供給する補
給樋に対応して設けた受口を形成し、前記中間枠の縦枠
部には、予め定められた数の景品球の放出と次の放出に
備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行わせ
る景品球放出機構を取り付けるようになし、さらに、前
記受口と景品球放出機構の入口までの球通路を前記縦枠
部内に設けたものである。
【０００６】また、同様の目的を達成するために、請求
項２記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔を形成し
て該窓孔の周縁裏面側に位置決め手段の一方を設けた前
枠に、その前枠との合わせ面に位置決め手段の他方を設
けると共に、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した
取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発射され
た打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるための中
間枠を、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するように位置決
め手段によって位置決めをして取り付けるようにしたパ
チンコ機において、前記中間枠を合成樹脂材料により一
体成形し、前記中間枠の上部には、球タンク若しくはパ
チンコ機に景品球を供給する補給樋に対応して設けた受
口を形成し、前記中間枠の縦枠部には、予め定められた
数の景品球の放出と次の放出に備えて景品球を待機させ
る一連の動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を取り
付けるようになし、さらに、前記受口と景品球放出機構
の入口までの球通路を前記縦枠部内に設けたものであ
る。
項２記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔を形成し
て該窓孔の周縁裏面側に位置決め手段の一方を設けた前
枠に、その前枠との合わせ面に位置決め手段の他方を設
けると共に、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した
取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発射され
た打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるための中
間枠を、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するように位置決
め手段によって位置決めをして取り付けるようにしたパ
チンコ機において、前記中間枠を合成樹脂材料により一
体成形し、前記中間枠の上部には、球タンク若しくはパ
チンコ機に景品球を供給する補給樋に対応して設けた受
口を形成し、前記中間枠の縦枠部には、予め定められた
数の景品球の放出と次の放出に備えて景品球を待機させ
る一連の動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を取り
付けるようになし、さらに、前記受口と景品球放出機構
の入口までの球通路を前記縦枠部内に設けたものであ
る。
【０００７】
【作用】球タンク７の球出口に通ずる受口８と景品球放
出機構ｄの入口までの球通路１３を縦枠部１０内に設け
ることによって、球タンク７から供給される景品球が、
球通路内を仕切り壁１６で２列に整列されつつ、縦枠部
１０の下部に設置した景品球放出機構ｄの入口に導かれ
る。このため、従来の景品球放出機構などの一連の裏部
品を配置した扉状の機構板が不要となる。また、遊技盤
の交換についても、球タンク７と景品球放出機構ｄとが
中間枠５側に独立して設置されており、遊技盤の裏面を
覆う機構板自体がないために、いろいろな形式のものを
支障なく使用することができる。第１の発明では特に前
枠１と中間枠５とが一体成型されているため、前枠１と
中間枠５との組付け作業が不要となり、パチンコ機全体
の製造工程が簡略化される。第２の発明においては、木
製前枠５１のダボ孔５５に中間枠５ａのダボ孔３０を嵌
める位置決め手段を採用することによって、中間枠５ａ
を従来の前枠５１にそのまま適用することができるもの
であり、球タンク７ａの球出口に通ずる受口８ａと景品
球放出機構ｄの入口までの球通路１３ａを縦枠部１０ａ
内に設けることによる作用は、前記第１の発明と同じで
ある。
出機構ｄの入口までの球通路１３を縦枠部１０内に設け
ることによって、球タンク７から供給される景品球が、
球通路内を仕切り壁１６で２列に整列されつつ、縦枠部
１０の下部に設置した景品球放出機構ｄの入口に導かれ
る。このため、従来の景品球放出機構などの一連の裏部
品を配置した扉状の機構板が不要となる。また、遊技盤
の交換についても、球タンク７と景品球放出機構ｄとが
中間枠５側に独立して設置されており、遊技盤の裏面を
覆う機構板自体がないために、いろいろな形式のものを
支障なく使用することができる。第１の発明では特に前
枠１と中間枠５とが一体成型されているため、前枠１と
中間枠５との組付け作業が不要となり、パチンコ機全体
の製造工程が簡略化される。第２の発明においては、木
製前枠５１のダボ孔５５に中間枠５ａのダボ孔３０を嵌
める位置決め手段を採用することによって、中間枠５ａ
を従来の前枠５１にそのまま適用することができるもの
であり、球タンク７ａの球出口に通ずる受口８ａと景品
球放出機構ｄの入口までの球通路１３ａを縦枠部１０ａ
内に設けることによる作用は、前記第１の発明と同じで
ある。
【０００８】
【実施例】添付図面は本発明の実施例を示すもので、図
１は第１実施例に係るガラス扉の金枠を取り付けた状態
の正面側から見た斜視図、図２は同実施例に係る背面か
ら見た斜視図、図３は同実施例に係る横断平面図、図４
は同実施例に係る受口付近の一部平面図、図５は同実施
例に係る球通路下部と景品球放出機構の取り付け位置を
示す部分斜視図、図６は第２実施例に係るもので中間枠
と従来の前枠とを分離して示す斜視図、図７は同実施例
に係る中間枠の横断平面図、図８は同実施例に係る中間
枠を前枠に取り付けた状態を背面から見た斜視図であ
る。
１は第１実施例に係るガラス扉の金枠を取り付けた状態
の正面側から見た斜視図、図２は同実施例に係る背面か
ら見た斜視図、図３は同実施例に係る横断平面図、図４
は同実施例に係る受口付近の一部平面図、図５は同実施
例に係る球通路下部と景品球放出機構の取り付け位置を
示す部分斜視図、図６は第２実施例に係るもので中間枠
と従来の前枠とを分離して示す斜視図、図７は同実施例
に係る中間枠の横断平面図、図８は同実施例に係る中間
枠を前枠に取り付けた状態を背面から見た斜視図であ
る。
【０００９】図において、１はほぼ中央に広い窓孔２を
形成した前枠であり、下方に下の球受皿に通ずる矩形孔
３と打撃槌の軸等を通す透孔４を設ける。前枠１の前面
には、化粧板ａをビスや接着剤を用いて取り付け、ガラ
ス扉を開閉可能に蝶着する金枠ｂを前記窓孔２に嵌めて
固定する。前枠１の裏面には、窓孔２の上下左右の周縁
を囲む中間枠５を設け、化粧板ａと金枠ｂを除いた前枠
１と、前記中間枠５とは、前記窓孔２と後記取付窓２′
がほぼ整合するように合成樹脂材料により一体成形され
ている。図２に示すように中間枠５の上横枠部６の側面
には、景品球を貯留する球タンク７を一体に形成するか
別体のものを設け、該タンク７の球出口に連なる受口８
を設ける。９はパチンコホ−ルの島に循環する景品球を
供給する補給樋（図示せず）に対応して、中間枠５の上
横枠部６に設けた第２受口である。中間枠５の上横枠部
６、下横枠部１８と左右の縦枠部１０にて区画された取
付窓２′の内方には、打球発射装置により発射された打
球が打ち込まれる遊技盤ｃを取り付けるための段面１１
を形成する。
形成した前枠であり、下方に下の球受皿に通ずる矩形孔
３と打撃槌の軸等を通す透孔４を設ける。前枠１の前面
には、化粧板ａをビスや接着剤を用いて取り付け、ガラ
ス扉を開閉可能に蝶着する金枠ｂを前記窓孔２に嵌めて
固定する。前枠１の裏面には、窓孔２の上下左右の周縁
を囲む中間枠５を設け、化粧板ａと金枠ｂを除いた前枠
１と、前記中間枠５とは、前記窓孔２と後記取付窓２′
がほぼ整合するように合成樹脂材料により一体成形され
ている。図２に示すように中間枠５の上横枠部６の側面
には、景品球を貯留する球タンク７を一体に形成するか
別体のものを設け、該タンク７の球出口に連なる受口８
を設ける。９はパチンコホ−ルの島に循環する景品球を
供給する補給樋（図示せず）に対応して、中間枠５の上
横枠部６に設けた第２受口である。中間枠５の上横枠部
６、下横枠部１８と左右の縦枠部１０にて区画された取
付窓２′の内方には、打球発射装置により発射された打
球が打ち込まれる遊技盤ｃを取り付けるための段面１１
を形成する。
【００１０】受口８側の縦枠部１０には、前記段面１１
を構成する内壁１２と外壁１４及び立て壁１５とで囲ま
れて中央に仕切り壁１６を設けた球通路１３を形成し
(図３)、内壁１２の下方に穿設した孔１７に球通路１３
を連通するようにする。なお、本発明における球通路１
３は本実施例に限らず貯留機能を有する形状であっても
よい。ｄは、予め定められた数の景品球の放出と次の放
出に備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行
わせる機能を備えた公知の景品球放出機構であり、実開
平４−７１９８７号公報等に、本出願人が考案した形式
のものが開示されている。景品球放出機構ｄは、その誘
導口を前記孔１７に臨ませて下横枠部１８の受け面１９
に独立して設置され、ビスで内壁１２に固定する。２０
は、景品球放出機構ｄに隣接するように下横枠部１８に
一体に形成した誘導箱であり、景品球放出機構ｄに連通
する開口２１と上の球受皿に通ずる球出口２２を設ける
（図５）。２３は球通路１３と、誘導箱２０を含めて下
横枠部１８の背面を覆うＬ字形カバ−であって、球通路
１３内の球の残量を視認するための細長いスリット２４
が、Ｌ字形カバー２３に設けられている。
を構成する内壁１２と外壁１４及び立て壁１５とで囲ま
れて中央に仕切り壁１６を設けた球通路１３を形成し
(図３)、内壁１２の下方に穿設した孔１７に球通路１３
を連通するようにする。なお、本発明における球通路１
３は本実施例に限らず貯留機能を有する形状であっても
よい。ｄは、予め定められた数の景品球の放出と次の放
出に備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行
わせる機能を備えた公知の景品球放出機構であり、実開
平４−７１９８７号公報等に、本出願人が考案した形式
のものが開示されている。景品球放出機構ｄは、その誘
導口を前記孔１７に臨ませて下横枠部１８の受け面１９
に独立して設置され、ビスで内壁１２に固定する。２０
は、景品球放出機構ｄに隣接するように下横枠部１８に
一体に形成した誘導箱であり、景品球放出機構ｄに連通
する開口２１と上の球受皿に通ずる球出口２２を設ける
（図５）。２３は球通路１３と、誘導箱２０を含めて下
横枠部１８の背面を覆うＬ字形カバ−であって、球通路
１３内の球の残量を視認するための細長いスリット２４
が、Ｌ字形カバー２３に設けられている。
【００１１】図６の第２実施例は、従来公知の木製前枠
５１をそのまま使用して、本発明に係る合成樹脂材料に
よって成型された中間枠５ａを適用する場合を示す。通
常、前枠５１の裏面には、中間枠５ａとの位置決め手段
であるダボ孔５５を設けており、これに対応して中間枠
５ａの前枠５１との合わせ面２９にダボ３０を突設す
る。前枠５１に設けた５２は窓孔、５３は矩形孔、５４
は透孔である。そして、中間枠５ａは、前枠５１と別体
であることを除き第１実施例と同様の構成であることか
ら、各構成部材に付した数字に符号ａを付してその説明
を省略する。
５１をそのまま使用して、本発明に係る合成樹脂材料に
よって成型された中間枠５ａを適用する場合を示す。通
常、前枠５１の裏面には、中間枠５ａとの位置決め手段
であるダボ孔５５を設けており、これに対応して中間枠
５ａの前枠５１との合わせ面２９にダボ３０を突設す
る。前枠５１に設けた５２は窓孔、５３は矩形孔、５４
は透孔である。そして、中間枠５ａは、前枠５１と別体
であることを除き第１実施例と同様の構成であることか
ら、各構成部材に付した数字に符号ａを付してその説明
を省略する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、遊技者によって打球が打ち込
まれる遊技盤を取り付けるための中間枠の縦枠部内に、
球タンク等に通ずる受口と景品球放出機構の入口までの
球通路を設けた構成を採用することにより、従来の景品
球放出機構やベルなどの一連の裏部品を配置する扉状の
機構板が不要となって、パチンコ機の簡素化に寄与する
と共に、生産コストが著しく低減することができるもの
である。勿論上記機構板が不要となることに伴う不具合
は生じない。更に第１の発明によれば、前枠と中間枠と
が一体成型されているため製造工程が簡略化され、多量
生産に最適であり、第２の発明においても、中間枠を従
来の木製前枠にそのまま適用することができるため、前
記同様の諸効果を奏する。
まれる遊技盤を取り付けるための中間枠の縦枠部内に、
球タンク等に通ずる受口と景品球放出機構の入口までの
球通路を設けた構成を採用することにより、従来の景品
球放出機構やベルなどの一連の裏部品を配置する扉状の
機構板が不要となって、パチンコ機の簡素化に寄与する
と共に、生産コストが著しく低減することができるもの
である。勿論上記機構板が不要となることに伴う不具合
は生じない。更に第１の発明によれば、前枠と中間枠と
が一体成型されているため製造工程が簡略化され、多量
生産に最適であり、第２の発明においても、中間枠を従
来の木製前枠にそのまま適用することができるため、前
記同様の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 添付図面は本発明の実施例を示すものである。
【図１】第１実施例に係るガラス扉の金枠を取り付けた
状態の正面側から見た斜視図
状態の正面側から見た斜視図
【図２】同実施例に係る背面から見た斜視図
【図３】同実施例に係る横断平面図
【図４】同実施例に係る受口付近の一部平面図
【図５】同実施例に係る球通路下部と景品球放出機構の
取り付け位置を示す部分斜視図
取り付け位置を示す部分斜視図
【図６】第２実施例に係るもので中間枠と従来の前枠と
を分離して示す斜視図
を分離して示す斜視図
【図７】同実施例に係る中間枠の横断平面図
【図８】同実施例に係る中間枠を前枠に取り付けた状態
を背面から見た斜視図
を背面から見た斜視図
ａ→化粧板 ｂ→金枠 ｃ→遊技盤 ｄ→景品球放出機
構 １→前枠 ２→窓孔 ２′→取付窓 ３→短形孔 ４→
透孔 ５、５ａ→中間枠 ６→上横枠部 ７、７ａ→球タンク
８、８ａ→受口 ９、９ａ→第２受口 １０、１０ａ→縦枠部 １１→段
面 １２→内壁 １３、１３ａ→球通路 １４→外壁 １５→立て壁 １
６→仕切り壁 １７→孔 １８→下横枠部 １９→受け面 ２０→誘導
箱 ２１→開口 ２２→球出口 ２３→Ｌ字形カバー ２４→スリット ２９→合わせ面 ３０→ダボ ５１→木製前枠 ５２→窓孔 ５３→短形孔 ５４→透
孔 ５５→ダボ孔
構 １→前枠 ２→窓孔 ２′→取付窓 ３→短形孔 ４→
透孔 ５、５ａ→中間枠 ６→上横枠部 ７、７ａ→球タンク
８、８ａ→受口 ９、９ａ→第２受口 １０、１０ａ→縦枠部 １１→段
面 １２→内壁 １３、１３ａ→球通路 １４→外壁 １５→立て壁 １
６→仕切り壁 １７→孔 １８→下横枠部 １９→受け面 ２０→誘導
箱 ２１→開口 ２２→球出口 ２３→Ｌ字形カバー ２４→スリット ２９→合わせ面 ３０→ダボ ５１→木製前枠 ５２→窓孔 ５３→短形孔 ５４→透
孔 ５５→ダボ孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年６月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔
を形成した前枠と、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区
画した取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発
射された打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるた
めの中間枠とを、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するよう
に合成樹脂材料により一体成形し、前記中間枠の上部に
は、球タンク若しくはパチンコ機に景品球を供給する補
給樋に対応して設けた受口を形成し、前記中間枠の縦枠
部下部には、予め定められた数の景品球の放出と次の放
出に備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行
わせる景品球放出機構を取り付けるようになし、さら
に、前記受口と景品球放出機構の入口までの球通路を前
記縦枠部内に設けたものである。
に、請求項１記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔
を形成した前枠と、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区
画した取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発
射された打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるた
めの中間枠とを、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するよう
に合成樹脂材料により一体成形し、前記中間枠の上部に
は、球タンク若しくはパチンコ機に景品球を供給する補
給樋に対応して設けた受口を形成し、前記中間枠の縦枠
部下部には、予め定められた数の景品球の放出と次の放
出に備えて景品球を待機させる一連の動作を繰り返し行
わせる景品球放出機構を取り付けるようになし、さら
に、前記受口と景品球放出機構の入口までの球通路を前
記縦枠部内に設けたものである。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】また、同様の目的を達成するために、請求
項２記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔を形成し
て該窓孔の周縁裏面側に位置決め手段の一方を設けた前
枠に、その前枠との合わせ面に位置決め手段の他方を設
けると共に、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した
取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発射され
た打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるための中
間枠を、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するように位置決
め手段によって位置決めをして取り付けるようにしたパ
チンコ機において、前記中間枠を合成樹脂材料により一
体成形し、前記中間枠の上部には、球タンク若しくはパ
チンコ機に景品球を供給する補給樋に対応して設けた受
口を形成し、前記中間枠の縦枠部下部には、予め定めら
れた数の景品球の放出と次の放出に備えて景品球を待機
させる一連の動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を
取り付けるようになし、さらに、前記受口と景品球放出
機構の入口までの球通路を前記縦枠部内に設けたもので
ある。
項２記載のパチンコ機は、ほぼ中央に広い窓孔を形成し
て該窓孔の周縁裏面側に位置決め手段の一方を設けた前
枠に、その前枠との合わせ面に位置決め手段の他方を設
けると共に、上下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した
取付窓を有し、該取付窓に打球発射装置により発射され
た打球が打ち込まれる遊技盤が取り付けられるための中
間枠を、前記窓孔と取付窓がほぼ整合するように位置決
め手段によって位置決めをして取り付けるようにしたパ
チンコ機において、前記中間枠を合成樹脂材料により一
体成形し、前記中間枠の上部には、球タンク若しくはパ
チンコ機に景品球を供給する補給樋に対応して設けた受
口を形成し、前記中間枠の縦枠部下部には、予め定めら
れた数の景品球の放出と次の放出に備えて景品球を待機
させる一連の動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を
取り付けるようになし、さらに、前記受口と景品球放出
機構の入口までの球通路を前記縦枠部内に設けたもので
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】ほぼ中央に広い窓孔を形成した前枠と、上
下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した取付窓を有し、
該取付窓に打球発射装置により発射された打球が打ち込
まれる遊技盤が取り付けられるための中間枠とを、前記
窓孔と取付窓がほぼ整合するように合成樹脂材料により
一体成形し、前記中間枠の上部には、球タンク若しくは
パチンコ機に景品球を供給する補給樋に対応して設けた
受口を形成し、前記中間枠の縦枠部には、予め定められ
た数の景品球の放出と次の放出に備えて景品球を待機さ
せる一連の動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を取
り付けるようになし、さらに、前記受口と景品球放出機
構の入口までの球通路を前記縦枠部内に設けたことを特
徴とするパチンコ機。 - 【請求項２】ほぼ中央に広い窓孔を形成して該窓孔の周
縁裏面側に位置決め手段の一方を設けた前枠に、その前
枠との合わせ面に位置決め手段の他方を設けると共に、
上下の横枠部と左右の縦枠部にて区画した取付窓を有
し、該取付窓に打球発射装置により発射された打球が打
ち込まれる遊技盤が取り付けられるための中間枠を、前
記窓孔と取付窓がほぼ整合するように位置決め手段によ
って位置決めをして取り付けるようにしたパチンコ機に
おいて、前記中間枠を合成樹脂材料により一体成形し、
前記中間枠の上部には、球タンク若しくはパチンコ機に
景品球を供給する補給樋に対応して設けた受口を形成
し、前記中間枠の縦枠部には、予め定められた数の景品
球の放出と次の放出に備えて景品球を待機させる一連の
動作を繰り返し行わせる景品球放出機構を取り付けるよ
うになし、さらに、前記受口と景品球放出機構の入口ま
での球通路を前記縦枠部内に設けたことを特徴とするパ
チンコ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595194A JP2589278B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595194A JP2589278B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パチンコ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08808A true JPH08808A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2589278B2 JP2589278B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=15822121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16595194A Expired - Lifetime JP2589278B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パチンコ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589278B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136554A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Aiwa Raito:Kk | 遊技機の外枠 |
| JP2014131651A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-07-17 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16595194A patent/JP2589278B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136554A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Aiwa Raito:Kk | 遊技機の外枠 |
| JP2014131651A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-07-17 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2589278B2 (ja) | 1997-03-12 |
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