JPH031020Y2 - - Google Patents

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JPH031020Y2
JPH031020Y2 JP18393084U JP18393084U JPH031020Y2 JP H031020 Y2 JPH031020 Y2 JP H031020Y2 JP 18393084 U JP18393084 U JP 18393084U JP 18393084 U JP18393084 U JP 18393084U JP H031020 Y2 JPH031020 Y2 JP H031020Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、周枠の一側方に額縁状の前面枠を蝶
番により開閉可能に装着し、該前面枠の裏面側
に、遊技盤を着脱可能に収納する遊技盤収納部材
を備えたパチンコ機に関するものである。
(従来の技術) 従来、パチンコ機に於て、遊技盤収納部材とし
て、例えば、遊技盤を納める筐形の金属製収納枠
を前面枠の裏面に設け、この収納枠内に、前面枠
の前方から遊技盤を着脱自在に取付け、そして遊
技盤の背面には、賞球排出に関連した種々の部品
を配設した機構板を、遊技盤収納枠に重ねて配設
せしめた構成のものが知られている。
詳述すれば、第9図に示すように、筐型の収納
枠内の下部に下方盤15を配置し、該下方盤15
に打球発射装置の発射レール16等の一部の部品
を固定する一方、下方盤15が占拠していない残
りの領域を遊技盤収納部として定め、ここに遊技
盤20を収納し、この収納により、遊技盤上のガ
イドレール39と、下方盤15の発射レール16
とが連通状態となるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記遊技盤収納部材に対し、遊技盤を収納しこ
れを取付ける際には、遊技盤が左右上下及び前後
方向の所定の位置に精度良く位置決めされ、遊技
盤係止部材と完全に一体化せしめることが重要で
ある。
もし、遊技盤係止部材と完全に一体化されてい
なければ、遊技盤収納部材内の下方盤15に配設
された発射レール16より発射された打球が、下
方盤15と遊技盤20とのずれや変形等により、
円滑に遊技盤20のガイドレール39に案内され
なかつたり、機構板に設けられた賞球排出装置か
ら排出される賞球が円滑に誘導皿18や受皿8へ
供給されない等のトラブルが発生し、パチンコ遊
技に供することができない等の不都合を生じる また、パチンコ遊技は、周知のように、遊技客
が操作ハンドル9を操作して、遊技盤下方部に設
けられた発射装置の発射杵17を往復動させるこ
とにより、一個づつ打球を遊技盤20の遊技領域
21内に打込み、該遊技領域21内で打球が障害
釘に衝突して行く途中で、ある確率をもつて入賞
領域に入ることにより、一入賞球に対して所定数
の賞球が遊技者に与えられるようにしたものであ
るが、ここで、上記障害釘は10分の1ミリ単位で
調整を行ない入賞確率を制御する程、デリケート
なものであるため、遊技盤20の収納状態は、常
に完全な状態に維持されていなければならない。
次に、前面枠3は、通常、その一側方が蝶番に
より、他側方が係止機構により周枠1に支持さ
れ、下端側は、周枠1の下方に設けられた補強板
2に載置された状態で支持される。従つて、従来
のパチンコ機に於る前面枠3は、その左右方向及
び下方向に外部から力が加えられても、上記各支
持部にひずみあるいは間隙を生じることがなく、
前面枠は適性位置に支持される。
ところが、前面枠の上方向に外部から力が加え
られると、前面枠3と補強板2との間に間隙が生
じたり、係止機構の係止状態が開放され前面枠が
開いてしまつたりして、上記間隙からピアノ線等
を進入させたり、前面枠3を開放したりして不当
な賞球を排出させる等の不正遊技を誘発する恐れ
があつた。
本考案は、上記問題に鑑み提案されたもので、
遊技盤を適正位置に維持するための前提として前
面枠に対する遊技盤収納部材の取付けを完全なも
のにすると共に、外部からの力による前面枠の上
方へのズレをなくし、遊技状態下に於る遊技盤の
ズレや不正行為を未然に防止できるパチンコ機の
提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のパチンコ機は、周枠1の一側方に額縁
状の前面枠3を蝶番5により開閉可能に装着し、
該前面枠3の裏面側に遊技盤20を着脱自在に収
納する遊技盤収納部材22を備えたパチンコ機に
於て、上記遊技盤収納部材22には、少なくと
も、上記遊技盤20を載置する載置部(下方盤1
5)と該載置部の両端側より上方に延在し遊技盤
20の左右端面を遊技盤支持棚34により規定す
る枠部31,32とから成る遊技盤収納部30を
形成し、該枠部31,32にはその裏面側より設
けた有底孔を有する止着部41を複数個設けて、
止着部材43を有底孔42の底から貫通して上記
前面枠3の肉厚内にかけて挿着させることにより
遊技盤収納部材22を前面枠3へ強固に止着可能
とするとともに、遊技盤収納部材22の上部に
は、前面枠3を上記周枠1に閉止した状態で、前
面枠3の上方移動を周枠1内面と協働して防止す
る阻止部50を形成したものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図に於て、1は木板を筐形に枠組して構成
した周枠であり、周枠1の前面には、その下部に
補強板2が固定され、また、周枠1の前面の残り
の領域には、補強板2の上に乗るように、前面枠
3が配設されている。補強板2の上端面には、第
1図に示すように、断面L字状の不正防止部材4
を設けている。
前面枠3は、その一側方が蝶番5を介して周枠
1に蝶着され開閉自在となつている。また、前面
枠3の他側方は、当該他側方に設けられた係止爪
6と周枠1の側に設けられた係止突起7とから成
るロツク機構によつて、周枠1に開錠可能に施錠
されている。
前面枠3の前面側には、第9図に示すように、
その額縁状に形成した主体の下方に、賞球受皿
8、操作ハンドル9等が取付けてある。また、前
面枠3の額縁状の窓、より詳しくは、周囲に縁飾
枠10を固定した窓11には、遊技盤20の遊戯
領域21を覆う前面ガラス12を収納した金枠1
3と、遊技盤20の下方に位置する下方盤15を
覆う開閉パネル14とが蝶着してある。下方盤1
5は発射レール16を具備しており、その発射位
置には発射杵17が臨んでいる。開閉パネル14
には誘導皿18や球送出制御部19が装着されて
いる。
第1図に於て、パチンコ機の前面枠3の裏面に
は、遊技盤20が収納される合成樹脂製の遊技盤
収納部材22が取付けてあり、遊技盤収納部材2
2よりも下側部分には、打球発射装置23や賞球
案内樋24等が設けてある。
遊技盤収納部材22の裏面側には、賞球排出に
関連した種々の部品を配設した合成樹脂製の機構
板25(第2図)が、開閉自在に蝶着されてい
る。更に、この機構板25の裏面には、第2図に
示すように、賞球タンク26や、入賞球1個につ
き所定量の賞球を排出させる賞球排出装置27
や、賞球タンク26の球を整流しつつ賞球排出装
置27に送る賞球誘導路28や、賞球排出装置2
7からの賞球を賞球案内樋24を通して誘導皿1
8或いは受皿8へ排出させる賞球導出路29等が
設けてある。
第1図及び第3図に於て、符号30は、遊技盤
収納部材22に形成した遊技盤収納部を示す。こ
の遊技盤収納部30は、遊技盤20が載置される
載置部として機能する下方盤15の部分をそのま
ま残し、当該遊技盤収納部材22の後方から遊技
盤20の厚さとほぼ同じ深さであつて、少なくと
も、遊技盤収納部材22の外縁側に沿つて突状に
枠部31,32が残るように切り欠いて設けた収
納段差から成り、該収納段差の段面には、遊技盤
20の正面を遊技者に見せるための開口33が額
縁状に開設してある。換言すれば、遊技盤収納部
30は、遊技盤20が載置される載置部(下方盤
15)と、該載置部の両側から上方に延びる枠部
31,32とで形成され、該枠部31,32は断
面でみると枠の内側が外側の縁より一段低い階段
状となつて遊技盤支持棚34が形成されている。
上記開口33の大きさは、額縁の内側縁に沿つ
て、収納段差の段面の一部が、そこに納められて
いる遊技盤20の縁が当たる遊技盤支持棚34に
より左右の端面が規定されるような大きさとなつ
ている。
このようにして、遊技盤20を前面枠3の裏面
から所定間隔を保持させて、遊技盤20の表面と
前面ガラス12内面との間に適正な遊技空間を設
け、遊技盤20の表面に障害釘や各種入賞器等を
配設する。
また、この実施例では、遊技盤支持棚34のう
ち、下辺の支持棚部分は、長手方向の途中が、遊
技盤20表面に配設したガイドレール39の下方
部分を収納し得るように、逆ハ字状に切欠いてあ
り、第1図でみて左側の支持棚部分34Aは、右
側の支持棚部分34Bよりも肉薄に形成されてい
る。
実際には、この遊技盤収納部材22は合成樹脂
により一体に成形されており、下方盤15の前面
枠3側に向いた表面は、遊技盤収納部材22の前
面枠3側に向いた面よりも後位にあつて、前面枠
3の裏面との間に、発射レール16や、フアール
球口等を配設し得る機構空間が形成されている。
この機構空間を得るため、実施例では、上記支持
棚部分34A,34Bが、下方盤15の表面の上
辺側に、当該表面より一段高い段差がつくように
付設した形になつている。また、開閉パネル14
に装置された球送出制御部19の膨出部分を収容
可能にするため、特に左側の支持棚部分34A
は、右側の支持棚部分34Bよりも肉薄に形成さ
れ、前面枠3の正面側よりみると一段と窪んだ形
となつている。右側の支持棚部分34Bは、両側
及び上側の遊技盤支持棚34の部分と同じ厚さ、
即ち面が同一水準となつている。尚、右側の支持
棚部分34Bには賞球連通樋35が設けてある。
遊技盤20には、第1図でみて右下隅に、上記
賞球連通樋35を通すための切欠36が設けてあ
り、また、上部中央と下辺左側には、遊技盤20
の位置決用の基準穴37が設けてある。遊技盤2
0は、これらの基準穴37を、遊技盤収納部30
の遊技盤支持棚34に突設した位置決めピン38
に嵌り込むようにして、遊技盤収納部30に収納
される。
尚、図中の符号39は遊技盤20のガイドレー
ルを、40はアウト穴を、20Aは下辺の載置面
15A、即ち下方盤15の上端面に載る遊技盤収
納部30の目地面(当接面)を示す。
更にまた、図中の符号41は、遊技盤収納部材
22を前面枠3へ強固に止着可能とするための止
着部であり、遊技盤収納部材22の枠部31,3
2に複数個設けられている。これらの各止着部4
1は、第3図及び第4図に示すように、枠部3
1,32の裏面側から表面側に向けて穿たれた有
底孔42であつて、止着部材(この実施例ではネ
ジ)43を、有底孔42の底から貫通して前面枠
3の肉厚内にかけて挿着させることにより、遊技
盤収納部材22を前面枠3へ締結してある。
(有底孔42を有する止着部41) このように、遊技盤20を収納する遊技盤収納
部材22に有底孔42を有する止着部41を複数
個設け、ネジ、クギ等の適当な止着部材43をも
つて、第4図の如く止着するのは、下記のような
理由による。
第5図は、有底孔なしで止着部材44のみによ
り、遊技盤収納部材22を前面枠3へ締結する従
来例を示す。第4図及び第5図とも、前面枠3の
幅A(普通18〜20mm)と遊技盤収納部材22の幅
B(普通38〜40mm)との関係は同じで、2A≒Bで
ある。止着部材43,44の前面枠3への止着長
さhは、第4図、第5図ともh=hであるが、前
面枠3からの突出長さR,rは、第4図ではr<
B、第5図ではR>Bであり、この例ではR≒2r
である。
遊技盤収納部材22は、無数の障害釘や大型の
役物等が取り付けられてかなりの重量となつた遊
技盤20を支持しているので、パチンコ機の保守
点検等の際、周枠1から前面枠3を開放するつ
ど、遊技盤収納部材22の止着部41には、あら
ゆる方向から振動等が加えられ易い。上下あるい
は左右方向に振動が加えられた場合を考えるに、
第6図に示すように、Rに対する振幅はL、rに
対する振幅はlとなる。ここで、R≒2rであるの
で、L=2lとなり、同じ力の振幅を受けても、遊
技盤収納部材22に有底孔42を設けて止着する
ことにより、振幅は、従来の半分(l=L/2)
に軽減される。従つて、この実施例によれば、遊
技盤収納部材22を強固に止着でき、耐久性を高
めることができる。
また、有底孔42を有する止着部41をもつて
遊技盤収納部材22を固定することは、製造工程
において、止着部材43を有底孔42に差し込む
だけでその位置決めが可能となり、第5図の場合
に較べ作業効率を高め得る。
更にまた、遊技盤収納部材22を前面枠3に止
着した際、止着部材43の頭部が突出しないの
で、遊技盤収納部材22の後方に配置される上述
の機構板25(第2図)や各種基板等の配線が引
掛からないので、組立て作業や保守点検の際、断
線等による事故をなくすことができる。
再び第1図に於て、図中の符号45は、遊技盤
収納部30内に納めた遊技盤20の裏面側縁部
を、遊技盤支持棚34との間で挟持するための遊
技盤係止部材であり、遊技盤収納部材22の左右
両側の枠部31,32に複数個設けてある。各遊
技盤係止部材45は、後方から前面枠3の方向に
枠部31,32に差込んだ支軸46により、遊技
盤収納部材22に枢着してある。各遊技盤係止部
材45は、遊技盤収納部材22及び遊技盤20の
裏面に亘つて、略L字状に延びる係止部47と操
作部48とを有し、操作部48は支軸46より垂
下し遊技盤収納部材22に近づいた状態(第2
図)と、ほぼ水平に遊技盤収納部材22から遠ざ
かつた状態(第1図)とに変位させ得る。係止部
47は、操作部48を遊技盤収納部材22に近づ
けることにより、遊技盤20の裏面上に乗り、逆
に回動操作することにより、遊技盤20の裏面上
から去る。
(阻止部) 上記のように、前面枠3は、遊技盤収納部材2
2、遊技盤20及び機構板25を一体的に担持し
ており、更に前面枠3は、遊技盤収納部材22よ
りも下方の部分に、発射杵17を含む打球発射装
置23や、賞球導出路29と連設する賞球案内樋
24等をも担持している。
このように、前面枠3は、多数の部品を担持
し、それらはかなりの重量となつている。しかる
に、前面枠3は、蝶番5により開閉自在な片開き
で、しかもロツク機構6,7を介して周枠1に取
付けられているにすぎない。従つて、前面枠3を
周枠1から開放すると、自重により、前面枠3の
自由端が第7図に示すように若干下方に下がる。
このため、遊技盤収納部材22の上辺側の上方端
面を周枠1の上辺側枠部分の下方端面と同じレベ
ルにすると、開放状態から前面枠3を普通に閉じ
る際、周枠1の内部と遊技盤収納部材22のヒン
ジ側とがぶつかることになり、開閉を繰返すうち
に、両部材が摩耗し、あるいは遊技盤収納部材2
2の止着がゆるんでしまい、適性位置に遊技盤2
0を収納保持することができなくなる。
そこで上記不都合を解消するため、周枠1の上
辺側枠部分の下方端面と、遊技盤収納部材22の
上辺側の上方端面との間に、第8図に示すよう
に、間隙α(6〜7mm)を設ける。しかし、この
ような間隙αを設けることは、外部より力が加え
られたとき前面枠3が上方向にずれ、前面枠3と
補強板2との間に間隙が生じたり、ロツク機構
6,7の係止状態が開放されて前面枠3が開いて
しまつたり、上記間隙αにピアノ線等を進入させ
て不当な入賞を発生させる等の不都合が生じる恐
れがあることを意味する。
そこで、本考案では、前面枠3を周枠1に閉止
した状態で、前面枠3の上方移動を周枠1の内面
と協働して防止する阻止部50を、遊技盤収納部
材22の上部に突設した。この実施例では、阻止
部50は、遊技盤収納部材22を合成樹脂で一体
に成形する際に、遊技盤収納部材22の上辺側の
上方端面側であつて、その自由端側(第1図の左
側)に、一体に突設成形してある。
このような阻止部50を設けても、前面枠3の
開閉動作には、下記の理由により支障はない。前
面枠3は、その係止爪6を係止突起7に係止する
直前まで、即ち、阻止部50が周枠1の内面と対
向する位置に来るまで、第7図の傾斜状態で閉じ
ることができ、その後、前面枠3の自由端側を軽
く持ち上げ、阻止部50を周枠1の内面に対接さ
せつつ、対向係止爪6を係止突起7に係合させる
ことができるからである。
このように構成されたパチンコ機は、前面に設
けられた操作ハンドル9の操作に伴なつて球送出
制御部19より1個宛発射レール16の発射位置
に球が送られ、発射杵17により弾発されるので
あるが、下方盤15に配設された発射レール16
から発射された打球は、発射レール16とガイド
レール39との連通状態が正しく整合されている
ため、両者間の継目に影響されることなく、遊技
盤20に設けられたガイドレール39に円滑に乗
り移つて、ムラ飛び等を生じることなく、遊技領
域21へ打込まれる。
尚、上記した阻止部50は、必ずしも遊技盤収
納部材22と一体に成形する必要はなく、別部材
で構成することもできる。
また、上記実施例の説明では、載置部15の両
端側にのみ枠部31,32を残して遊技盤収納部
30を形成する説明としたが、該遊技盤収納部3
0は第1図で示すようにその上辺側にも同様の枠
部が残るように一体形成するとよい。また、上辺
側の支持棚に突起を設け、これに対応する切欠を
遊技盤に設けて、両者を嵌め合せてもよい。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、遊技盤収納
部材に載置部と枠部とから成る遊技盤収納部を形
成したので、遊技盤を遊技盤収納部材に装着した
際に、遊技盤の左右端面と密に当接して規定する
ので、左右方向のズレを確実に防止できるととも
に、発射レールとガイドレールが常に正確な連絡
状態に保たれて、ムラ飛び等のない安定した弾発
が可能となる。
また、遊技盤支持棚は遊技盤の変形を防止する
とともに、前面ガラスの内面と遊技盤の表面との
間隔を一定に保持するので、弾発された打球の流
下状態における球止りや入賞確率の極端な変動を
解消することができる。
更に、遊技盤収納部材の上部に設けた阻止部に
より、遊技者が故意に前面枠を上方に持ち上げて
施錠装置を壊す悪戯らやピアノ線を挿入して不当
に賞球を獲得する不正な遊技を未然に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のパチンコ機を前面枠を開い
た状態で示す斜視図、第2図は本考案のパチンコ
機を前面枠を閉じた状態で示す背面図、第3図は
遊技盤収納部材の前面枠への取付け状態を示すパ
チンコ機の部分断面図、第4図は第3図の遊技盤
収納部材の前面枠への取付け状態の説明図、第5
図及び第6図は従来のパチンコ機に於る遊技盤収
納部材の前面枠への取付け状態の説明図、第7図
は本考案のパチンコ機の前面枠を開いた場合の傾
斜状態の説明図、第8図は本考案のパチンコ機の
周枠と遊技盤収納部材との間の間隙の説明図、第
9図は従来のパチンコ機を示す図である。 1……周枠、2……補強板、3……前面枠、5
……蝶番、6……係止爪、7……係止突起、13
……金枠、14……開閉パネル、15……下方盤
(載置部)、16……発射レール、20……遊技
盤、21……遊技領域、22……遊技盤収納部
材、24……賞球案内樋、25……機構板、30
……遊技盤収納部、31……枠部、32……枠
部、33……開口、34……遊技盤支持棚、35
……賞球連通樋、36……切欠、37……基準
穴、38……位置決めピン、39……ガイドレー
ル、41……止着部、42……有底孔、43……
止着部材、45……遊技盤係止部材、46……支
軸、50……阻止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周枠の一側方に額縁状の前面枠を蝶番により開
    閉可能に装着し、該前面枠の裏面側に遊技盤を着
    脱可能に収納する遊技盤収納部材を備えたパチン
    コ機に於て、 上記遊技盤収納部材には、少なくとも、上記遊
    技盤を載置する載置部と該載置部の両端側より上
    方に延在し遊技盤の左右端面を遊技盤支持棚によ
    り規定する枠部とから成る遊技盤収納部を形成
    し、該枠部にはその裏面側より設けた有底孔を有
    する止着部を複数個設けて、止着部材を有底孔の
    底から貫通して上記前面枠の肉厚内にかけて挿着
    させることにより遊技盤収納部材を前面枠へ強固
    に止着可能とするとともに、遊技盤収納部材の上
    部には、前面枠を上記周枠に閉止した状態で、前
    面枠の上方移動を周枠内面と協働して防止する阻
    止部を形成したことを特徴とするパチンコ機。
JP18393084U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH031020Y2 (ja)

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