JPH088019A - スリップリング - Google Patents
スリップリングInfo
- Publication number
- JPH088019A JPH088019A JP16302794A JP16302794A JPH088019A JP H088019 A JPH088019 A JP H088019A JP 16302794 A JP16302794 A JP 16302794A JP 16302794 A JP16302794 A JP 16302794A JP H088019 A JPH088019 A JP H088019A
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- JP
- Japan
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- casing
- rotating shaft
- conductive layer
- exposed
- outside
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に大幅な機構を設置しなくとも新たな信号
線の増設が簡単に行うことができるとともに、全く電気
的な設備の用意されていない機械の回転軸上に外部から
簡単に電気的接続を行う。 【構成】 回転軸1に同心状に薄膜状の導電層10Eを
取り付け、回転軸1の外周面部分に導電層10Eの一部
を露出させ、ケーシング3内部に設ける各種素子等の電
気部品とケーシング3内側の導電層10Eの露出部とを
電気的に接続する。また、回転軸1のケーシング3外側
の導電層10Eの露出部と接触する導電性のブラシ13
A乃至13Cを設け、回転軸1を介してケーシング3外
部側とケーシング3内側の電気部品との間を電気的に接
続・導通させる。
線の増設が簡単に行うことができるとともに、全く電気
的な設備の用意されていない機械の回転軸上に外部から
簡単に電気的接続を行う。 【構成】 回転軸1に同心状に薄膜状の導電層10Eを
取り付け、回転軸1の外周面部分に導電層10Eの一部
を露出させ、ケーシング3内部に設ける各種素子等の電
気部品とケーシング3内側の導電層10Eの露出部とを
電気的に接続する。また、回転軸1のケーシング3外側
の導電層10Eの露出部と接触する導電性のブラシ13
A乃至13Cを設け、回転軸1を介してケーシング3外
部側とケーシング3内側の電気部品との間を電気的に接
続・導通させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転軸が配設された
ケーシングの内外で電気信号の伝達若しくは電力の送出
を行うためのスリップリングに関するものである。
ケーシングの内外で電気信号の伝達若しくは電力の送出
を行うためのスリップリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばモータにおいて、回転する回転軸
を介してその回転軸上に設けたコイルへの給電を行うた
め、その回転軸にはスリップリングが取り付けられてお
り、このスリップリングを介して回転中の回転軸に電気
的な信号が送り込まれていくようになっている。
を介してその回転軸上に設けたコイルへの給電を行うた
め、その回転軸にはスリップリングが取り付けられてお
り、このスリップリングを介して回転中の回転軸に電気
的な信号が送り込まれていくようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
スリップリングでは、一種類・一系統の信号の送出或い
は給電しか行えないので、この回転軸を利用して更に別
種の信号等を送ろうとしても、不可能であった。
スリップリングでは、一種類・一系統の信号の送出或い
は給電しか行えないので、この回転軸を利用して更に別
種の信号等を送ろうとしても、不可能であった。
【0004】また、例えば回転軸を備えるケーシングで
囲まれた機械的な装置では、ケーシングの内部に電気部
品等を新設しようとしても、ケーシング外部側からその
回転軸へ給電或いは信号線を設置するには、新しくスリ
ップリングを備えたものを作り直さなければならず、経
済的にも負担が嵩むばかりか、もとの機械が無駄になっ
てしまい、不都合である。さらにこのような機械におい
て、一本の回転軸に幾種類もの信号線を増設するのは、
先の場合と同様に不可能である。
囲まれた機械的な装置では、ケーシングの内部に電気部
品等を新設しようとしても、ケーシング外部側からその
回転軸へ給電或いは信号線を設置するには、新しくスリ
ップリングを備えたものを作り直さなければならず、経
済的にも負担が嵩むばかりか、もとの機械が無駄になっ
てしまい、不都合である。さらにこのような機械におい
て、一本の回転軸に幾種類もの信号線を増設するのは、
先の場合と同様に不可能である。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、特に大幅な機構を設置しなくとも新たな信号線の増
設が簡単に行うことができるとともに、全く電気的な設
備の用意されていない機械の回転軸上に外部から簡単に
電気的接続を行うことができるスリップリングを提供す
ることを目的とするものである。
み、特に大幅な機構を設置しなくとも新たな信号線の増
設が簡単に行うことができるとともに、全く電気的な設
備の用意されていない機械の回転軸上に外部から簡単に
電気的接続を行うことができるスリップリングを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、回転
軸を設けたケーシングの内外で前記回転軸を介して電気
信号の伝達若しくは電力の送出を行うためのスリップリ
ングであって、前記回転軸に同心状に薄膜状の導電層を
取り付け、前記回転軸の外周面若しくは内周面或いは端
面部分に前記導電層の一部を露出させ、前記ケーシング
内部に設ける各種素子等の電気部品と前記ケーシング内
側の導電層の露出部とを電気的に接続し、前記回転軸の
ケーシング外側の導電層の露出部と弾性的に接触する導
電性のブラシを設け、前記ケーシング外部側と前記電気
部品との間を電気的に接続・導通させるように構成した
ものである。
軸を設けたケーシングの内外で前記回転軸を介して電気
信号の伝達若しくは電力の送出を行うためのスリップリ
ングであって、前記回転軸に同心状に薄膜状の導電層を
取り付け、前記回転軸の外周面若しくは内周面或いは端
面部分に前記導電層の一部を露出させ、前記ケーシング
内部に設ける各種素子等の電気部品と前記ケーシング内
側の導電層の露出部とを電気的に接続し、前記回転軸の
ケーシング外側の導電層の露出部と弾性的に接触する導
電性のブラシを設け、前記ケーシング外部側と前記電気
部品との間を電気的に接続・導通させるように構成した
ものである。
【0007】
【作用】この発明では、回転軸に同心状に導電層を取り
付けるとともに、前記回転軸の外周面若しくは内周面或
いは端面部分に前記導電層の一部を露出させており、例
えば回転軸のケーシング外側の導電層の露出部に接触す
る導電性のブラシから回転中の回転軸の導電層を介して
ケーシング内部に電気信号若しくは電力を送り込むこと
ができる。
付けるとともに、前記回転軸の外周面若しくは内周面或
いは端面部分に前記導電層の一部を露出させており、例
えば回転軸のケーシング外側の導電層の露出部に接触す
る導電性のブラシから回転中の回転軸の導電層を介して
ケーシング内部に電気信号若しくは電力を送り込むこと
ができる。
【0008】またこの発明では、従来からある回転軸の
一部に導電層を例えば両面テープで簡単に取り付けるこ
とができるので、電気配線を簡単に増設することができ
る。
一部に導電層を例えば両面テープで簡単に取り付けるこ
とができるので、電気配線を簡単に増設することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明について添付図面を参照しな
がら説明する。図1は、この発明にかかるスリップリン
グを示す概略断面図である。このスリップリングは、回
転軸1を軸支する軸受2を挟みケーシング3の内外に位
置する回転軸1の両外周面側に同心多段状に露呈した送
電露出部11A乃至11C及び受電露出部12A乃至1
2Cと、これらの送電露出部11A乃至11C及び受電
露出部12A乃至12Cに接触する送電ブラシ13A乃
至13C及び受電ブラシ14A乃至14Cとから構成さ
れている。
がら説明する。図1は、この発明にかかるスリップリン
グを示す概略断面図である。このスリップリングは、回
転軸1を軸支する軸受2を挟みケーシング3の内外に位
置する回転軸1の両外周面側に同心多段状に露呈した送
電露出部11A乃至11C及び受電露出部12A乃至1
2Cと、これらの送電露出部11A乃至11C及び受電
露出部12A乃至12Cに接触する送電ブラシ13A乃
至13C及び受電ブラシ14A乃至14Cとから構成さ
れている。
【0010】回転軸1には、外周面方向に沿って同心状
に薄く設けた導電層10Eと絶縁層10Iとからなる一
対のものであって、これらを3層に積層させた略テープ
状の第1乃至第3薄膜導電部を備えており、これらの第
1乃至第3薄膜導電部の一部が軸受2を介してケーシン
グ3の内外で階段状に形成した送電露出部11A乃至1
1C及び受電露出部12A乃至12Cとして露出する構
造となっている。なおこの回転軸1は、図1において、
右方側にモータ(図略)等の駆動手段が連結されてお
り、ハウジング3内部にある所定の機器を駆動するよう
になっている。
に薄く設けた導電層10Eと絶縁層10Iとからなる一
対のものであって、これらを3層に積層させた略テープ
状の第1乃至第3薄膜導電部を備えており、これらの第
1乃至第3薄膜導電部の一部が軸受2を介してケーシン
グ3の内外で階段状に形成した送電露出部11A乃至1
1C及び受電露出部12A乃至12Cとして露出する構
造となっている。なおこの回転軸1は、図1において、
右方側にモータ(図略)等の駆動手段が連結されてお
り、ハウジング3内部にある所定の機器を駆動するよう
になっている。
【0011】導電層10Eには、導電性が高くしかも耐
磨耗性強度が大きい材料であって、薄膜状のもの、例え
ば?が使用されている。またこの導電層10E同士や回
転軸1との間、或いは軸受2との間の絶縁を図るため、
薄くても強度があるとともに絶縁性が高く、しかも簡単
に導電層10Eを取り付けることができるようにするた
め、絶縁性のある両面テープを絶縁層10Iとして使用
しており、これを適宜の大きさに切断して各導電層10
Eの間に介装することにより、多段に導電層10Eを積
層できるようになっている。
磨耗性強度が大きい材料であって、薄膜状のもの、例え
ば?が使用されている。またこの導電層10E同士や回
転軸1との間、或いは軸受2との間の絶縁を図るため、
薄くても強度があるとともに絶縁性が高く、しかも簡単
に導電層10Eを取り付けることができるようにするた
め、絶縁性のある両面テープを絶縁層10Iとして使用
しており、これを適宜の大きさに切断して各導電層10
Eの間に介装することにより、多段に導電層10Eを積
層できるようになっている。
【0012】送電ブラシ13A乃至13C及び受電ブラ
シ14A乃至14Cは、図示外の電源側からの電力をケ
ーシング3内部へ送り込むべく、ケーシング3外部で回
転軸1外周面側の各導電層10Eに常時図示外の弾性体
による弾性力で圧接するようになっており、例えば耐磨
耗性の大きな材料であって、導電性の大きなカーボンな
どで形成され、ある程度磨耗した場合には交換すること
ができるようになっている。なお、受電ブラシ14A乃
至14Cも同様のものから構成されて同様の状態で設置
されており、この受電ブラシ14A乃至14Cと図示外
の配線コードを介して接続される各種の部品がケーシン
グ3内部に設置されている。なお、このテープ状の絶縁
層10I及び導電層10Eの巻装方法としては、例えば
図2に示すように、テープ幅Wが回転軸1の外周長さに
比べて小さい場合、斜めに(螺旋状に)繰り返し密着巻
きさせている。さらに、図3に示すように、最外部側に
は導電層10Eのブラシによる磨耗を防止するため、同
心状に単層或いは複数層巻装して補強した構成となって
いる。
シ14A乃至14Cは、図示外の電源側からの電力をケ
ーシング3内部へ送り込むべく、ケーシング3外部で回
転軸1外周面側の各導電層10Eに常時図示外の弾性体
による弾性力で圧接するようになっており、例えば耐磨
耗性の大きな材料であって、導電性の大きなカーボンな
どで形成され、ある程度磨耗した場合には交換すること
ができるようになっている。なお、受電ブラシ14A乃
至14Cも同様のものから構成されて同様の状態で設置
されており、この受電ブラシ14A乃至14Cと図示外
の配線コードを介して接続される各種の部品がケーシン
グ3内部に設置されている。なお、このテープ状の絶縁
層10I及び導電層10Eの巻装方法としては、例えば
図2に示すように、テープ幅Wが回転軸1の外周長さに
比べて小さい場合、斜めに(螺旋状に)繰り返し密着巻
きさせている。さらに、図3に示すように、最外部側に
は導電層10Eのブラシによる磨耗を防止するため、同
心状に単層或いは複数層巻装して補強した構成となって
いる。
【0013】従って、この実施例によれば、この導電層
10Eを初めスリップリングが設置されていない回転軸
に設置する場合には、両面粘着性のある絶縁層10I
と、導電層10Eとを交互に繰り返し巻装するととも
に、これら導電層10Eと絶縁層10Iの両端部を階段
状に切り取って導電層10Eを露出させれば、簡単に新
設することができる。
10Eを初めスリップリングが設置されていない回転軸
に設置する場合には、両面粘着性のある絶縁層10I
と、導電層10Eとを交互に繰り返し巻装するととも
に、これら導電層10Eと絶縁層10Iの両端部を階段
状に切り取って導電層10Eを露出させれば、簡単に新
設することができる。
【0014】次に、この発明に係る第2実施例について
説明する。なおこの実施例において先の実施例と同様の
部分には同様の符号を付して重複説明を避ける。図4
は、この発明にかかる第2実施例のスリップリングを示
す概略断面図である。このスリップリングは、回転軸4
を軸支する軸受2を挟みケーシング3の内外に位置する
回転軸4の両端面側に同心多段状に露呈した送電露出部
41A乃至41C及び受電露出部42A乃至42Cと、
これらの送電露出部41A乃至41C及び受電露出部4
2A乃至42Cに接触する送電ブラシ43A乃至43C
及び受電ブラシ44A乃至44Cとから構成されてい
る。
説明する。なおこの実施例において先の実施例と同様の
部分には同様の符号を付して重複説明を避ける。図4
は、この発明にかかる第2実施例のスリップリングを示
す概略断面図である。このスリップリングは、回転軸4
を軸支する軸受2を挟みケーシング3の内外に位置する
回転軸4の両端面側に同心多段状に露呈した送電露出部
41A乃至41C及び受電露出部42A乃至42Cと、
これらの送電露出部41A乃至41C及び受電露出部4
2A乃至42Cに接触する送電ブラシ43A乃至43C
及び受電ブラシ44A乃至44Cとから構成されてい
る。
【0015】回転軸4には、先の第1実施例とは異な
り、導電層10Eと絶縁層10Iが断面矩形状に設けら
れている。
り、導電層10Eと絶縁層10Iが断面矩形状に設けら
れている。
【0016】送電ブラシ43A乃至43Cは、先の実施
例と同様のカーボン等で形成されてスプリング40A乃
至40Cにより弾性力が付勢されて導電層10Eの露出
する端面部分に圧接するようになっており、その形状は
鉤形状となっているが、特にこれに限定されるものでは
ない。またこれらの送電ブラシ43A乃至43Cの配置
については、特にこの実施例のように、同一位置に上下
に重合するように配置されているが、夫々一定間隔を保
持して散在させてもよい。なお、受電ブラシ44A乃至
44Cも送電ブラシ43A乃至43Cと同様の構成とな
っている。
例と同様のカーボン等で形成されてスプリング40A乃
至40Cにより弾性力が付勢されて導電層10Eの露出
する端面部分に圧接するようになっており、その形状は
鉤形状となっているが、特にこれに限定されるものでは
ない。またこれらの送電ブラシ43A乃至43Cの配置
については、特にこの実施例のように、同一位置に上下
に重合するように配置されているが、夫々一定間隔を保
持して散在させてもよい。なお、受電ブラシ44A乃至
44Cも送電ブラシ43A乃至43Cと同様の構成とな
っている。
【0017】図5は、この発明にかかる第3実施例のス
リップリングを示す概略断面図である。このスリップリ
ングは、ケーシング3の外側の回転軸5外周面に沿って
環状に連続的に露出した送電露出部51A乃至51C
と、ケーシング3の内側の回転軸5内周面に沿って階段
状に露出した受電露出部52A乃至52Cと、これらの
送電露出部51A乃至51C及び受電露出部52A乃至
52Cとに接触する送電ブラシ53A乃至53C及び受
電ブラシ54A乃至54Cとから構成されている。
リップリングを示す概略断面図である。このスリップリ
ングは、ケーシング3の外側の回転軸5外周面に沿って
環状に連続的に露出した送電露出部51A乃至51C
と、ケーシング3の内側の回転軸5内周面に沿って階段
状に露出した受電露出部52A乃至52Cと、これらの
送電露出部51A乃至51C及び受電露出部52A乃至
52Cとに接触する送電ブラシ53A乃至53C及び受
電ブラシ54A乃至54Cとから構成されている。
【0018】送電ブラシ53A乃至53Cには、第1実
施例のものと同様のものが使用されている。また、受電
ブラシ54A乃至54Cには第2実施例と同様のものが
使用されている。
施例のものと同様のものが使用されている。また、受電
ブラシ54A乃至54Cには第2実施例と同様のものが
使用されている。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、回転軸に同心状に薄膜状の導電層を取り付けると
ともに、前記回転軸の外周面若しくは内周面或いは端面
部分に前記導電層の一部を露出させており、例えば回転
軸のケーシング外側の導電層の露出部に弾性的に接触す
る導電性のブラシから回転中の回転軸に導電層を介して
ケーシング内部に電気信号若しくは電力を送り込むこと
ができるので、一本の回転体を利用して、かつ、この一
本の回転体のみで多数の信号配線や多系統の給電を行う
ことができ、頗る実用的である。
れば、回転軸に同心状に薄膜状の導電層を取り付けると
ともに、前記回転軸の外周面若しくは内周面或いは端面
部分に前記導電層の一部を露出させており、例えば回転
軸のケーシング外側の導電層の露出部に弾性的に接触す
る導電性のブラシから回転中の回転軸に導電層を介して
ケーシング内部に電気信号若しくは電力を送り込むこと
ができるので、一本の回転体を利用して、かつ、この一
本の回転体のみで多数の信号配線や多系統の給電を行う
ことができ、頗る実用的である。
【0020】またこの発明によれば、従来からある回転
軸の一部に導電層を例えば両面テープで簡単に取り付け
ることができるので、電気配線を簡単に新設或いは増設
することができ実用的である。
軸の一部に導電層を例えば両面テープで簡単に取り付け
ることができるので、電気配線を簡単に新設或いは増設
することができ実用的である。
【図1】この発明にかかる第1実施例のスリップリング
を示す概略断面図。
を示す概略断面図。
【図2】薄膜導電部をなすテープ状の導電層等の巻装状
態を示す平面図。
態を示す平面図。
【図3】同テープ状の導電層等の積層状態を示す要部断
面図。
面図。
【図4】この発明にかかる第2実施例のスリップリング
を示す概略断面図。
を示す概略断面図。
【図5】この発明にかかる第3実施例のスリップリング
を示す概略断面図。
を示す概略断面図。
1,4,5 回転軸 2 軸受 3 ケーシング 10E 導電層 10I 絶縁層 11A乃至11C,41A乃至41C,51A乃至51
C 送電露出部 12A乃至12C,42A乃至42C,52A乃至52
C 受電露出部 13A乃至13C,14A乃至14C,43A乃至43
C,44A乃至44C ,53A乃至53C,54A乃至54C
ブラシ
C 送電露出部 12A乃至12C,42A乃至42C,52A乃至52
C 受電露出部 13A乃至13C,14A乃至14C,43A乃至43
C,44A乃至44C ,53A乃至53C,54A乃至54C
ブラシ
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸(1)を設けたケーシング(3)
の内外で前記回転軸(1)を介して電気信号の伝達若し
くは電力の送出を行うためのスリップリングであって、 前記回転軸(1)に同心状に薄膜状の導電層(10E)
を取り付け、 前記回転軸(1)の外周面若しくは内周面或いは端面部
分に前記導電層(10E)の一部を露出させ、 前記ケーシング(3)内部に設ける各種素子等の電気部
品と前記ケーシング(3)内側の導電層(10E)の露
出部とを電気的に接続し、 前記回転軸(1)のケーシング(3)外側の導電層(1
0E)の露出部と弾性的に接触する導電性のブラシ(1
3A〜13C,43A〜43C,51A〜51C)を設
け、 前記ケーシング(3)外部側と前記電気部品との間を電
気的に接続・導通させるように構成したことを特徴とす
るスリップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16302794A JPH088019A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スリップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16302794A JPH088019A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スリップリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088019A true JPH088019A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15765802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16302794A Pending JPH088019A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スリップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088019A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6527484B2 (en) | 2000-07-21 | 2003-03-04 | Nachi-Fujikoshi Corp. | Helical tooth broach |
JP2007305448A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Kyocera Corp | 端末装置 |
JP2009183129A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の通電装置 |
JP2011036586A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2011045640A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Kyoraku Sangyo Kk | モータ及びそのモータを備える遊技機 |
WO2012077064A1 (en) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Slip ring assembly |
JP2016131600A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | バレリアンシューズ株式会社 | 靴の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP16302794A patent/JPH088019A/ja active Pending
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US9608395B2 (en) | 2010-12-08 | 2017-03-28 | Koninklijke Philips N.V. | Slip ring assembly |
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