JPH0880012A - 直流モータおよびその回転子の製造方法 - Google Patents
直流モータおよびその回転子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0880012A JPH0880012A JP20978794A JP20978794A JPH0880012A JP H0880012 A JPH0880012 A JP H0880012A JP 20978794 A JP20978794 A JP 20978794A JP 20978794 A JP20978794 A JP 20978794A JP H0880012 A JPH0880012 A JP H0880012A
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- JP
- Japan
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- commutator
- sleeve
- positive temperature
- temperature coefficient
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の削減および小型化かつ組立作業の
容易化を図る。 【構成】 2はモータの回転軸となるシャフト3が圧入
される貫通孔2aが形成された絶縁部材で射出成形され
たスリーブである。4は導電部材からなりスリーブ2が
圧入される貫通孔4aが形成され、外周面に硬質メッキ
が施された整流子である。6a乃至6cは整流子4の外
周面にシャフト3の軸線方向に加工が施された摺割溝で
ある。そして、整流子4に正特性サーミスタ5a乃至5
cが一体成形されている。
容易化を図る。 【構成】 2はモータの回転軸となるシャフト3が圧入
される貫通孔2aが形成された絶縁部材で射出成形され
たスリーブである。4は導電部材からなりスリーブ2が
圧入される貫通孔4aが形成され、外周面に硬質メッキ
が施された整流子である。6a乃至6cは整流子4の外
周面にシャフト3の軸線方向に加工が施された摺割溝で
ある。そして、整流子4に正特性サーミスタ5a乃至5
cが一体成形されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流モータに関し、特
に、過熱焼損防止用の正特性サーミスタを内蔵した小型
の直流モータに関する。
に、過熱焼損防止用の正特性サーミスタを内蔵した小型
の直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この種の小型の直流モー
タにおいては、錆、塵、埃等による被駆動の不具合に起
因する過負荷状態での回転子巻線の過熱焼損防止対策が
必要とされる。この過熱焼損対策としては、一般に電流
遮断として利用されているヒューズ、リレーまたはバイ
メタル等が低電流に対してはきわめて応答性が悪いのに
対して、正特性サーミスタは低電流下においても温度が
上昇すると内部抵抗値が急増し、供給される電流を急速
に低下させ過熱状態および焼損を防止することができる
ので、低電流下で使用される小型の直流モータに活用さ
れている。
タにおいては、錆、塵、埃等による被駆動の不具合に起
因する過負荷状態での回転子巻線の過熱焼損防止対策が
必要とされる。この過熱焼損対策としては、一般に電流
遮断として利用されているヒューズ、リレーまたはバイ
メタル等が低電流に対してはきわめて応答性が悪いのに
対して、正特性サーミスタは低電流下においても温度が
上昇すると内部抵抗値が急増し、供給される電流を急速
に低下させ過熱状態および焼損を防止することができる
ので、低電流下で使用される小型の直流モータに活用さ
れている。
【0003】図5は従来の小型の直流モータを示し
(a)は中心から上部を破断した断面図、(b)は一部
を破断した平面図である。同図に基づいて従来の直流モ
ータの概略構成を説明する。全体を符号20で示す直流
モータは、回転子Rと回転子Rの周りに配設された固定
子としての永久磁石25とを備えている。回転子Rはシ
ャフト21に圧入固定された回転コアとしての3極構成
の積層コア22と導電部材からなる整流子24とを備
え、積層コア22の各極には、コイルが巻回されて3個
の巻線部23a乃至23cが形成されている。
(a)は中心から上部を破断した断面図、(b)は一部
を破断した平面図である。同図に基づいて従来の直流モ
ータの概略構成を説明する。全体を符号20で示す直流
モータは、回転子Rと回転子Rの周りに配設された固定
子としての永久磁石25とを備えている。回転子Rはシ
ャフト21に圧入固定された回転コアとしての3極構成
の積層コア22と導電部材からなる整流子24とを備
え、積層コア22の各極には、コイルが巻回されて3個
の巻線部23a乃至23cが形成されている。
【0004】永久磁石25は前記積層コア22の周りに
位置するようにして第1のケース26の内周面に固定さ
れている。27はシャフト21を回転自在に軸支する軸
受で、第1のケース26に配設されている。28は第2
のケース30に装着され、前記整流子24が摺接する給
電ブラシであって、相手物端子29が電気的に接続され
て、前記巻線部23a乃至23cに電流を供給してい
る。31は第2のケース30に配設された軸受で、前記
軸受27とともにシャフト21を回転自在に支持してい
る。このように構成された直流モータ20は、図6に示
すように回転子Rが正特性サーミスタ32を介して電源
33に接続されており、このため錆、塵、埃等により回
転子Rがロック状態となり、過負荷状態によりモータ内
部の温度が上昇した場合には、正特性サーミスタ32の
抵抗値が上昇して、巻線部23a乃至23c(図5)へ
の供給電流を下げるので、巻線部23a乃至23cの焼
損を防止している。
位置するようにして第1のケース26の内周面に固定さ
れている。27はシャフト21を回転自在に軸支する軸
受で、第1のケース26に配設されている。28は第2
のケース30に装着され、前記整流子24が摺接する給
電ブラシであって、相手物端子29が電気的に接続され
て、前記巻線部23a乃至23cに電流を供給してい
る。31は第2のケース30に配設された軸受で、前記
軸受27とともにシャフト21を回転自在に支持してい
る。このように構成された直流モータ20は、図6に示
すように回転子Rが正特性サーミスタ32を介して電源
33に接続されており、このため錆、塵、埃等により回
転子Rがロック状態となり、過負荷状態によりモータ内
部の温度が上昇した場合には、正特性サーミスタ32の
抵抗値が上昇して、巻線部23a乃至23c(図5)へ
の供給電流を下げるので、巻線部23a乃至23cの焼
損を防止している。
【0005】上記した従来技術では、サーミスタ32を
モータ20の外部に配設した例を示したが、その場合に
は電源33を収納するケース等にサーミスタ32を配設
しなければならないため、接続作業が面倒であったり、
ケースが大型化する欠点があった。そこで、これら欠点
を解消するものとして、図7に示すようにモータ内部に
サーミスタを収納する構造が提案されている。
モータ20の外部に配設した例を示したが、その場合に
は電源33を収納するケース等にサーミスタ32を配設
しなければならないため、接続作業が面倒であったり、
ケースが大型化する欠点があった。そこで、これら欠点
を解消するものとして、図7に示すようにモータ内部に
サーミスタを収納する構造が提案されている。
【0006】同図に基づいてこれを説明すると、40は
モータの第2のケース、41は整流子、42a,42b
は一対の給電ブラシ、43a,43bはブラシアーム、
44は一方のブラシアーム43bを補強するために第2
のケース40に一体形成した補強板、45a,45bは
相手物端子が挿入されるスリットである。そして、サー
ミスタ46が、補強板44によって撓みを規制されたブ
ラシアーム43bとケース40の段部との間に挟持され
てケース40内に固定され、スリット45bに挿入され
る相手物端子(図示を省略)とブラシアーム43bとの
間に電気的に接続される。
モータの第2のケース、41は整流子、42a,42b
は一対の給電ブラシ、43a,43bはブラシアーム、
44は一方のブラシアーム43bを補強するために第2
のケース40に一体形成した補強板、45a,45bは
相手物端子が挿入されるスリットである。そして、サー
ミスタ46が、補強板44によって撓みを規制されたブ
ラシアーム43bとケース40の段部との間に挟持され
てケース40内に固定され、スリット45bに挿入され
る相手物端子(図示を省略)とブラシアーム43bとの
間に電気的に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第2の従来例では、サーミスタ46を取り付けるため
に、補強板44およびブラシアーム43a、43bを必
要とするため、部品点数が増加し、しかもサーミスタ4
6を保持するためブラシアーム43bの根元部を折曲げ
たり、先端に撓みを付けたりするため、形状が複雑とな
り、かつ狭いスペース内でサーミスタ46を挿入して組
み立てねばならないため、組立作業が煩雑となる等の問
題があった。
た第2の従来例では、サーミスタ46を取り付けるため
に、補強板44およびブラシアーム43a、43bを必
要とするため、部品点数が増加し、しかもサーミスタ4
6を保持するためブラシアーム43bの根元部を折曲げ
たり、先端に撓みを付けたりするため、形状が複雑とな
り、かつ狭いスペース内でサーミスタ46を挿入して組
み立てねばならないため、組立作業が煩雑となる等の問
題があった。
【0008】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、部品点数を削減し、かつ小型化を図り、しかも組立
作業を容易とした直流モータを提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、部品点数を削減し、かつ小型化を図り、しかも組立
作業を容易とした直流モータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る直流モータは、回転軸に固着され巻線
が巻回される複数個の巻線部が形成された回転コアと、
この回転コアの周りに配設された永久磁石からなる固定
子と、前記回転軸に固着され周面が前記巻線部の数に対
応して電気的に分割された整流子と、この整流子が摺動
接触し、この整流子を介して前記巻線に電流を供給する
給電ブラシと、前記巻線への電流を制御する正特性サー
ミスタとを備えた直流モータであって、前記正特性サー
ミスタを前記整流子に一体成形したものである。また、
本発明に係る直流モータは、巻線端子を前記絶縁スリー
ブと整流子との間に挟持したものである。また、本発明
に係る直流モータの回転子の製造方法は、回転軸が嵌合
固定される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって
絶縁材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部
材からなる整流子に略円筒状に一体成形し、前記スリー
ブを前記整流子に圧入固定し、しかるのち整流子の周面
に回転軸方向に沿う摺割加工を施したものである。ま
た、本発明に係る直流モータの回転子の製造方法は、回
転軸が嵌合固定される貫通孔を有するスリーブを射出成
形によって絶縁材で形成するとともに、正特性サーミス
タを導電部材からなる整流子に略円筒状に一体成形し、
円筒状の巻線端子を前記スリーブの外周に圧入するとと
もに、前記スリーブを前記整流子の内周に圧入固定して
巻線端子をスリーブの外周と整流子の内周とで挟持し、
しかるのち整流子の周面に回転軸方向に沿う摺割加工を
施したものである。
に、本発明に係る直流モータは、回転軸に固着され巻線
が巻回される複数個の巻線部が形成された回転コアと、
この回転コアの周りに配設された永久磁石からなる固定
子と、前記回転軸に固着され周面が前記巻線部の数に対
応して電気的に分割された整流子と、この整流子が摺動
接触し、この整流子を介して前記巻線に電流を供給する
給電ブラシと、前記巻線への電流を制御する正特性サー
ミスタとを備えた直流モータであって、前記正特性サー
ミスタを前記整流子に一体成形したものである。また、
本発明に係る直流モータは、巻線端子を前記絶縁スリー
ブと整流子との間に挟持したものである。また、本発明
に係る直流モータの回転子の製造方法は、回転軸が嵌合
固定される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって
絶縁材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部
材からなる整流子に略円筒状に一体成形し、前記スリー
ブを前記整流子に圧入固定し、しかるのち整流子の周面
に回転軸方向に沿う摺割加工を施したものである。ま
た、本発明に係る直流モータの回転子の製造方法は、回
転軸が嵌合固定される貫通孔を有するスリーブを射出成
形によって絶縁材で形成するとともに、正特性サーミス
タを導電部材からなる整流子に略円筒状に一体成形し、
円筒状の巻線端子を前記スリーブの外周に圧入するとと
もに、前記スリーブを前記整流子の内周に圧入固定して
巻線端子をスリーブの外周と整流子の内周とで挟持し、
しかるのち整流子の周面に回転軸方向に沿う摺割加工を
施したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、正特性サーミスタが内蔵され
ているにもかかわらず、外形寸法を従来の整流子と全く
同一に形成できる。また、本発明によれば、巻線端子形
成用の金型が小型で構造簡易となる。また、本発明によ
れば、正特性サーミスタの取付け作業および正特性サー
ミスタと整流子との結線作業が不要となる。また、本発
明によれば、スリーブに対してその同じ軸心方向に、巻
線端子と整流子とが圧入される。
ているにもかかわらず、外形寸法を従来の整流子と全く
同一に形成できる。また、本発明によれば、巻線端子形
成用の金型が小型で構造簡易となる。また、本発明によ
れば、正特性サーミスタの取付け作業および正特性サー
ミスタと整流子との結線作業が不要となる。また、本発
明によれば、スリーブに対してその同じ軸心方向に、巻
線端子と整流子とが圧入される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る直流モータの整流子を示し、
(a)は平面図、(b)は断面図、図2は同じく回路構
成図である。これらの図において、符号2で示すもの
は、絶縁材で形成されたスリーブであって、略円筒状に
形成されて中央にモータの回転軸となるシャフト3が圧
入される貫通孔2aが設けられ、外周部に断面扇状の膨
出部2bが突出形成されている。
する。図1は本発明に係る直流モータの整流子を示し、
(a)は平面図、(b)は断面図、図2は同じく回路構
成図である。これらの図において、符号2で示すもの
は、絶縁材で形成されたスリーブであって、略円筒状に
形成されて中央にモータの回転軸となるシャフト3が圧
入される貫通孔2aが設けられ、外周部に断面扇状の膨
出部2bが突出形成されている。
【0012】4は導電部材からなり、3個の正特性サー
ミスタ5a乃至5cが一体成形された整流子であって、
略円筒状に形成されて内周面に前記スリーブ2の外形と
同一の内形を有する貫通孔4aが形成され、周面に正特
性サーミスタ5a乃至5cを互いに電気的に分割するシ
ャフト3の軸線方向に沿う摺割溝6a乃至6cが形成さ
れている。また、周面下端には摺割溝6a乃至6cのほ
ぼ中間位置に対応して端子部7a乃至7cが突出形成さ
れ、外周面全体に硬質メッキ8が施されている。
ミスタ5a乃至5cが一体成形された整流子であって、
略円筒状に形成されて内周面に前記スリーブ2の外形と
同一の内形を有する貫通孔4aが形成され、周面に正特
性サーミスタ5a乃至5cを互いに電気的に分割するシ
ャフト3の軸線方向に沿う摺割溝6a乃至6cが形成さ
れている。また、周面下端には摺割溝6a乃至6cのほ
ぼ中間位置に対応して端子部7a乃至7cが突出形成さ
れ、外周面全体に硬質メッキ8が施されている。
【0013】9は前記整流子4の外周面が摺接する給電
ブラシ、10a乃至10cはシャフト3に圧入固定され
た回転コア(図示せず)の各極(本実施例では3極)に
巻線であるコイルが巻回された巻線部である。これらシ
ャフト3、整流子4、巻線部10a乃至10c等が回転
子Rを構成し、この回転子Rに正特性サーミスタ5a乃
至5cが一体化されている。
ブラシ、10a乃至10cはシャフト3に圧入固定され
た回転コア(図示せず)の各極(本実施例では3極)に
巻線であるコイルが巻回された巻線部である。これらシ
ャフト3、整流子4、巻線部10a乃至10c等が回転
子Rを構成し、この回転子Rに正特性サーミスタ5a乃
至5cが一体化されている。
【0014】次に、このような構成の回転子Rの製造方
法を説明する。まず、スリーブ2を射出成形によって絶
縁材で形成するとともに、導電部材からなる整流子4に
一体成形・焼成により正特性サーミスタ5a乃至5cを
形成し外周面に硬質メッキ8を施し、スリーブ2を整流
子4の貫通孔4aに圧入固定する。しかるのち、整流子
4の周面にシャフト3の軸方向に沿って摺割加工を施し
て、摺割溝6a乃至6cを形成し、正特性サーミスタ5
a乃至5cを互いに電気的に分割するとともに、整流子
4の外周部も電気的に分割する。次に、シャフト3をス
リーブ2の貫通孔2aに圧入し固定するとともに、巻線
部10a乃至10c間と正特性サーミスタ5a乃至5c
間とをそれぞれ結線して、電気的に接続する。このと
き、正特性サーミスタ5a乃至5cが、導電部材で形成
された整流子4に一体成形されているので、両者間の電
気的接続作業は不要となる。このように組み立てられた
回転子Rは上記した従来技術と同様に第1のケースに組
み込まれ、給電ブラシ9が組み込まれた第2のケースを
第1のケースの組み付けることにより、直流モータが組
み立てられる。
法を説明する。まず、スリーブ2を射出成形によって絶
縁材で形成するとともに、導電部材からなる整流子4に
一体成形・焼成により正特性サーミスタ5a乃至5cを
形成し外周面に硬質メッキ8を施し、スリーブ2を整流
子4の貫通孔4aに圧入固定する。しかるのち、整流子
4の周面にシャフト3の軸方向に沿って摺割加工を施し
て、摺割溝6a乃至6cを形成し、正特性サーミスタ5
a乃至5cを互いに電気的に分割するとともに、整流子
4の外周部も電気的に分割する。次に、シャフト3をス
リーブ2の貫通孔2aに圧入し固定するとともに、巻線
部10a乃至10c間と正特性サーミスタ5a乃至5c
間とをそれぞれ結線して、電気的に接続する。このと
き、正特性サーミスタ5a乃至5cが、導電部材で形成
された整流子4に一体成形されているので、両者間の電
気的接続作業は不要となる。このように組み立てられた
回転子Rは上記した従来技術と同様に第1のケースに組
み込まれ、給電ブラシ9が組み込まれた第2のケースを
第1のケースの組み付けることにより、直流モータが組
み立てられる。
【0015】このように正特性サーミスタ5a乃至5c
を整流子4と一体成形により形成し、摺割工程により整
流子4の周面の電気的分割と同時に正特性サーミスタ5
a乃至5cを互いに独立形成するようにして、整流子4
の製造工程を正特性サーミスタ5a乃至5cの製造工程
に兼用するようにしたので、製造工程の効率化を図るこ
とができる。また、正特性サーミスタ5a乃至5cの組
付けが不要となるとともに、正特性サーミスタ5a乃至
5cと整流子4との結線が不要となるので、組立作業の
簡略化が図れ、生産性を向上させることが可能となる。
を整流子4と一体成形により形成し、摺割工程により整
流子4の周面の電気的分割と同時に正特性サーミスタ5
a乃至5cを互いに独立形成するようにして、整流子4
の製造工程を正特性サーミスタ5a乃至5cの製造工程
に兼用するようにしたので、製造工程の効率化を図るこ
とができる。また、正特性サーミスタ5a乃至5cの組
付けが不要となるとともに、正特性サーミスタ5a乃至
5cと整流子4との結線が不要となるので、組立作業の
簡略化が図れ、生産性を向上させることが可能となる。
【0016】このようにして組み立てられた直流モータ
においては、図2に示すように、モータの極数に合わせ
て設けられた3個の正特性サーミスタ5a乃至5cのそ
れぞれに3個の巻線部10a乃至10cのそれぞれが結
線される、いわゆるY(ワイ)結線がなされている。こ
のように極数に合わせて正特性サーミスタ5a乃至5c
が設けられ、かつこれら正特性サーミスタ5a乃至5c
が直接的に給電ブラシ9、9に摺接しているので、ロッ
ク状態となった回転子Rの回転停止位置にかかわらず、
給電ブラシ9、9に対して正特性サーミスタ5a乃至5
cのいずれの2個が必ず通電状態となり、このため回転
子Rがどの位置に停止しても、正特性サーミスタ5a乃
至5cのいずれの2個の抵抗値が上昇して、必ず焼損防
止機能がはたらく。また、整流子4内に正特性サーミス
タ5a乃至5cを一体成形したので、小型化が図られる
とともに、モータ特性の向上が図られ、かつ部品点数を
大幅に削減することができる。
においては、図2に示すように、モータの極数に合わせ
て設けられた3個の正特性サーミスタ5a乃至5cのそ
れぞれに3個の巻線部10a乃至10cのそれぞれが結
線される、いわゆるY(ワイ)結線がなされている。こ
のように極数に合わせて正特性サーミスタ5a乃至5c
が設けられ、かつこれら正特性サーミスタ5a乃至5c
が直接的に給電ブラシ9、9に摺接しているので、ロッ
ク状態となった回転子Rの回転停止位置にかかわらず、
給電ブラシ9、9に対して正特性サーミスタ5a乃至5
cのいずれの2個が必ず通電状態となり、このため回転
子Rがどの位置に停止しても、正特性サーミスタ5a乃
至5cのいずれの2個の抵抗値が上昇して、必ず焼損防
止機能がはたらく。また、整流子4内に正特性サーミス
タ5a乃至5cを一体成形したので、小型化が図られる
とともに、モータ特性の向上が図られ、かつ部品点数を
大幅に削減することができる。
【0017】図3および図4は本発明の第2の実施例を
示し、図3は平面図と断面図、図4は各構成部品の斜視
図である。これらの図において、上述した第1の実施例
と同一または同等の構成については同一の符号を付し詳
細な説明は省略する。これらの図において、スリーブ2
の下端には、段状の小径部2bが形成されている。12
は導電部材からなる略リング状に形成された巻線端子で
あって、下端周面には、等回動角度位置に3個の端子部
12a乃至12cが突出形成されている。13は一対の
絶縁リングである。
示し、図3は平面図と断面図、図4は各構成部品の斜視
図である。これらの図において、上述した第1の実施例
と同一または同等の構成については同一の符号を付し詳
細な説明は省略する。これらの図において、スリーブ2
の下端には、段状の小径部2bが形成されている。12
は導電部材からなる略リング状に形成された巻線端子で
あって、下端周面には、等回動角度位置に3個の端子部
12a乃至12cが突出形成されている。13は一対の
絶縁リングである。
【0018】次に、このような構成の回転子Rの製造方
法を説明する。スリーブ2および整流子4に正特性サー
ミスタ5a乃至5cを一体形成して外周面に硬質メッキ
8を施す点は、上述した第1の実施例と同じである。こ
のような状態において、まず、スリーブ2の小径部2b
に絶縁リング13を圧入し、しかるのち、巻線端子12
を小径部2bに圧入して、小径部2bの外周と巻線端子
12の内周に導電接着剤を塗布する。次に、硬質メッキ
8が施された整流子4をスリーブ2に圧入して巻線端子
12を小径部2bの外周と整流子4の内周とで挟持固定
する。そして、整流子4の周面にシャフト3の軸方向に
沿って摺割加工を施して、摺割溝6a乃至6cを形成
し、正特性サーミスタ5a乃至5cを互いに電気的に分
割するとともに、整流子4の外周部も電気的に分割す
る。
法を説明する。スリーブ2および整流子4に正特性サー
ミスタ5a乃至5cを一体形成して外周面に硬質メッキ
8を施す点は、上述した第1の実施例と同じである。こ
のような状態において、まず、スリーブ2の小径部2b
に絶縁リング13を圧入し、しかるのち、巻線端子12
を小径部2bに圧入して、小径部2bの外周と巻線端子
12の内周に導電接着剤を塗布する。次に、硬質メッキ
8が施された整流子4をスリーブ2に圧入して巻線端子
12を小径部2bの外周と整流子4の内周とで挟持固定
する。そして、整流子4の周面にシャフト3の軸方向に
沿って摺割加工を施して、摺割溝6a乃至6cを形成
し、正特性サーミスタ5a乃至5cを互いに電気的に分
割するとともに、整流子4の外周部も電気的に分割す
る。
【0019】しかるのち、絶縁リング13を絶縁スリー
ブ2に圧入することにより、巻線端子12の脱落を防止
するとともに、巻線部10a、10bとの間の絶縁を行
う。次に、シャフト3をスリーブ2の貫通孔2aに圧入
し固定するとともに、巻線部10a乃至10c間と巻線
端子12の各端子部12a乃至12cと結線して、正特
性サーミスタ5a乃至5cと巻線部10a乃至10cと
の間を電気的に接続する。このように組み立てられた回
転子Rは上記した第1の実施例と同様に第1のケースに
組み込まれ、給電ブラシ9が組み込まれた第2のケース
を第1のケースの組み付けることにより、直流モータが
組み立てられる。
ブ2に圧入することにより、巻線端子12の脱落を防止
するとともに、巻線部10a、10bとの間の絶縁を行
う。次に、シャフト3をスリーブ2の貫通孔2aに圧入
し固定するとともに、巻線部10a乃至10c間と巻線
端子12の各端子部12a乃至12cと結線して、正特
性サーミスタ5a乃至5cと巻線部10a乃至10cと
の間を電気的に接続する。このように組み立てられた回
転子Rは上記した第1の実施例と同様に第1のケースに
組み込まれ、給電ブラシ9が組み込まれた第2のケース
を第1のケースの組み付けることにより、直流モータが
組み立てられる。
【0020】このように組み立てられた直流モータで
は、従来、組立が煩雑であった正特性サーミスタ5a乃
至5cを整流子4に一体成形したので、組立の煩雑さを
除去できるとともに、巻線端子12の端子部12a乃至
12cを形成するために、従来大型で比較的構造が複雑
な金型を必要としていたが、本実施例では、巻線端子1
2を整流子4と切り離したことにより、小型で構造簡易
な金型で形成することができて、廉価に形成することが
できるとともに、その組立も、スリーブ2に対してその
同じ軸心方向に、巻線端子12と整流子4とを圧入する
だけでよいので組立作業が容易であるとともに、自動化
の導入が容易である。
は、従来、組立が煩雑であった正特性サーミスタ5a乃
至5cを整流子4に一体成形したので、組立の煩雑さを
除去できるとともに、巻線端子12の端子部12a乃至
12cを形成するために、従来大型で比較的構造が複雑
な金型を必要としていたが、本実施例では、巻線端子1
2を整流子4と切り離したことにより、小型で構造簡易
な金型で形成することができて、廉価に形成することが
できるとともに、その組立も、スリーブ2に対してその
同じ軸心方向に、巻線端子12と整流子4とを圧入する
だけでよいので組立作業が容易であるとともに、自動化
の導入が容易である。
【0021】なお、本実施例では、3極構成のモータの
例を挙げ、正特性サーミスタ5a乃至5cを3個とした
が、極数が変われば正特性サーミスタの数も極数に合わ
せて変えてもよく、また結線方法をΔ(デルタ)結線と
することにより、必ずしも極数に合わせる必要もない。
例を挙げ、正特性サーミスタ5a乃至5cを3個とした
が、極数が変われば正特性サーミスタの数も極数に合わ
せて変えてもよく、また結線方法をΔ(デルタ)結線と
することにより、必ずしも極数に合わせる必要もない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転軸に固着され巻線が巻回される複数個の巻線部が形成
された回転コアと、この回転コアの周りに配設された永
久磁石からなる固定子と、前記回転軸に固着され周面が
前記巻線部の数に対応して電気的に分割された整流子
と、この整流子が摺動接触し、この整流子を介して前記
巻線に電流を供給する給電ブラシと、前記巻線への電流
を制御する正特性サーミスタとを備えた直流モータにお
いて、前記正特性サーミスタを前記整流子に一体成形し
たことにより、小型化が図れるとともに、モータ特性の
向上を図ることができ、かつ部品点数を大幅に削減する
ことができる。また、ロック状態となった回転子の停止
位置の如何にかかわらず、必ず正特性サーミスタによる
焼損防止機能がはたらく。
転軸に固着され巻線が巻回される複数個の巻線部が形成
された回転コアと、この回転コアの周りに配設された永
久磁石からなる固定子と、前記回転軸に固着され周面が
前記巻線部の数に対応して電気的に分割された整流子
と、この整流子が摺動接触し、この整流子を介して前記
巻線に電流を供給する給電ブラシと、前記巻線への電流
を制御する正特性サーミスタとを備えた直流モータにお
いて、前記正特性サーミスタを前記整流子に一体成形し
たことにより、小型化が図れるとともに、モータ特性の
向上を図ることができ、かつ部品点数を大幅に削減する
ことができる。また、ロック状態となった回転子の停止
位置の如何にかかわらず、必ず正特性サーミスタによる
焼損防止機能がはたらく。
【0023】また、本発明によれば、巻線端子を前記絶
縁スリーブと整流子との間に挟持したことにより、巻線
端子を整流子と切り離すことができ、このため巻線端子
を形成する金型を小型で構造簡易とすることができて、
廉価に形成することができる。
縁スリーブと整流子との間に挟持したことにより、巻線
端子を整流子と切り離すことができ、このため巻線端子
を形成する金型を小型で構造簡易とすることができて、
廉価に形成することができる。
【0024】また、本発明によれば、回転軸が嵌合固定
される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって絶縁
材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部材か
らなる整流子に略円筒状に一体成形し、前記スリーブを
前記整流子に圧入固定し、しかるのち整流子の周面に回
転軸方向に沿う摺割加工を施したことにより、正特性サ
ーミスタの製造を整流子の製造と同時に行うことができ
るので、製造工程が簡略化され、このため安価にして量
産性の向上を図ることができる。また、正特性サーミス
タの組付け作業および整流子との結線作業が不要となる
ので、組立作業の簡略化が図れ、生産性を向上させるこ
とが可能となる。
される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって絶縁
材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部材か
らなる整流子に略円筒状に一体成形し、前記スリーブを
前記整流子に圧入固定し、しかるのち整流子の周面に回
転軸方向に沿う摺割加工を施したことにより、正特性サ
ーミスタの製造を整流子の製造と同時に行うことができ
るので、製造工程が簡略化され、このため安価にして量
産性の向上を図ることができる。また、正特性サーミス
タの組付け作業および整流子との結線作業が不要となる
ので、組立作業の簡略化が図れ、生産性を向上させるこ
とが可能となる。
【0025】また、本発明によれば、回転軸が嵌合固定
される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって絶縁
材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部材か
らなる整流子に略円筒状に一体成形し、円筒状の巻線端
子を前記スリーブの外周に圧入するとともに、前記スリ
ーブを前記整流子の内周に圧入固定して巻線端子をスリ
ーブの外周と整流子の内周とで挟持し、しかるのち整流
子の周面に回転軸方向に沿う摺割加工を施したことによ
り、スリーブに対してその同じ軸心方向に、巻線端子と
整流子とを圧入するだけでよいので組立作業が容易であ
るとともに、自動化の導入が容易である。
される貫通孔を有するスリーブを射出成形によって絶縁
材で形成するとともに、正特性サーミスタを導電部材か
らなる整流子に略円筒状に一体成形し、円筒状の巻線端
子を前記スリーブの外周に圧入するとともに、前記スリ
ーブを前記整流子の内周に圧入固定して巻線端子をスリ
ーブの外周と整流子の内周とで挟持し、しかるのち整流
子の周面に回転軸方向に沿う摺割加工を施したことによ
り、スリーブに対してその同じ軸心方向に、巻線端子と
整流子とを圧入するだけでよいので組立作業が容易であ
るとともに、自動化の導入が容易である。
【図1】 本発明に係る直流モータの回転子を示し、
(a)は平面図、(b)は断面図である。
(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図2】 本発明に係る直流モータの回路構成図であ
る。
る。
【図3】 本発明に係る直流モータの第2の実施例の回
転子を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
転子を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4】 本発明に係る直流モータの第2の実施例の回
転子の各構成部品の斜視図を示し、(a)は整流子、
(b)はスリーブ、(c)は巻線端子、(d)は絶縁リ
ングである。
転子の各構成部品の斜視図を示し、(a)は整流子、
(b)はスリーブ、(c)は巻線端子、(d)は絶縁リ
ングである。
【図5】 従来の直流モータを示し、(a)は中心から
上部を破断した断面図、(b)は一部を破断した平面図
である。
上部を破断した断面図、(b)は一部を破断した平面図
である。
【図6】 従来の直流モータの回路構成図である。
【図7】 従来の直流モータの第2の例の右側面図であ
る。
る。
2…スリーブ、2b…小径部、3…シャフト、4…整流
子、5a乃至5c…正特性サーミスタ、6a乃至6c…
摺割溝、7a乃至7c…端子部、8…硬質メッキ、9…
給電ブラシ、10a乃至10c…巻線部、12…巻線端
子、12a乃至12c…端子部、13…絶縁リング。
子、5a乃至5c…正特性サーミスタ、6a乃至6c…
摺割溝、7a乃至7c…端子部、8…硬質メッキ、9…
給電ブラシ、10a乃至10c…巻線部、12…巻線端
子、12a乃至12c…端子部、13…絶縁リング。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸に固着され巻線が巻回される複数
個の巻線部が形成された回転コアと、この回転コアの周
りに配設された永久磁石からなる固定子と、前記回転軸
に固着され周面が前記巻線部の数に対応して電気的に分
割された整流子と、この整流子が摺動接触し、この整流
子を介して前記巻線に電流を供給する給電ブラシと、前
記巻線への電流を制御する正特性サーミスタとを備えた
直流モータにおいて、前記正特性サーミスタを前記整流
子に一体成形したことを特徴とする直流モータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の直流モータにおいて、巻
線端子を前記絶縁スリーブと整流子との間に挟持したこ
とを特徴とする直流モータ。 - 【請求項3】 回転軸が嵌合固定される貫通孔を有する
スリーブを射出成形によって絶縁材で形成するととも
に、正特性サーミスタを導電部材からなる整流子に略円
筒状に一体成形し、前記スリーブを前記整流子に圧入固
定し、しかるのち整流子の周面に回転軸方向に沿う摺割
加工を施したことを特徴とする直流モータの回転子の製
造方法。 - 【請求項4】 回転軸が嵌合固定される貫通孔を有する
スリーブを射出成形によって絶縁材で形成するととも
に、正特性サーミスタを導電部材からなる整流子に略円
筒状に一体成形し、円筒状の巻線端子を前記スリーブの
外周に圧入するとともに、前記スリーブを前記整流子の
内周に圧入固定して巻線端子をスリーブの外周と整流子
の内周とで挟持し、しかるのち整流子の周面に回転軸方
向に沿う摺割加工を施したことを特徴とする直流モータ
の回転子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20978794A JPH0880012A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 直流モータおよびその回転子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20978794A JPH0880012A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 直流モータおよびその回転子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880012A true JPH0880012A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16578595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20978794A Pending JPH0880012A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 直流モータおよびその回転子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0880012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208242A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 株式会社村田製作所 | モータ |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP20978794A patent/JPH0880012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208242A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 株式会社村田製作所 | モータ |
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