JPH087980A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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Publication number
JPH087980A
JPH087980A JP6135776A JP13577694A JPH087980A JP H087980 A JPH087980 A JP H087980A JP 6135776 A JP6135776 A JP 6135776A JP 13577694 A JP13577694 A JP 13577694A JP H087980 A JPH087980 A JP H087980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
hook
ejector
operating
eject
Prior art date
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Pending
Application number
JP6135776A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Iida
行俊 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP6135776A priority Critical patent/JPH087980A/ja
Publication of JPH087980A publication Critical patent/JPH087980A/ja
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はカードコネクタに関し、ICカードの
不用意な脱離を防止することを目的とする。 【構成】プラグインされたICカード10をイジェクト
するイジェクタ20を備えたカードコネクタであって、
前記イジェクタ20には、プラグイン状態にあるICカ
ード10の抜き取り側端縁11に解除操作可能に係止し
て、該ICカード10の抜けを防止する抜け止め手段3
0を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードコネクタに関す
るものである。近時、ノート型パソコン等の小型情報処
理装置の機能向上に伴って、ICカードには、ICメモ
リカードのように、装置内に実装され、外部周辺機器と
の接続が不要なものの他に、例えばモデムカードのよう
な外部周辺機器に接続されるタイプのものが多用される
に至っている。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のカードコネクタを示す。カ
ードコネクタは、ICカード10の両側縁をガイドする
ためのガイド部71と、嵌合部72とを有して枠状に形
成され、一方のガイド部71には、イジェクタ20が配
置される。イジェクタ20は、イジェクト操作杆21の
先端に設けられたイジェクトボタン60を押し込むこと
により、図示しないリンク機構を動作させてICカード
10を挿入側に押し戻し、ICカード10の嵌合を解除
するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、図示のようにインターフェイスケーブル8
1が接続されるICカード10を装着する場合には、以
下に述べる欠点がある。すなわち、カードコネクタに接
続されたICカード10は、コンタクト部の接触圧のみ
でカードコネクタに保持されているために、インターフ
ェイスケーブル81を引っ張った場合には、簡単に脱離
してしまう。
【0004】また、このような欠点を解消するために、
装置筺体側のICカード実装開口に蓋体等を装着し、該
蓋体等によりICカード10の抜け防止を行うことも可
能であるが、このような場合には、装置筺体側の構造が
複雑になるという欠点を有する上に、装置筺体に装着さ
れる蓋体とICカード10の実装位置との相互関係を正
確に位置出しすることも困難であるために、抜け止めの
確実性に欠けるという欠点を有する。さらに、ICカー
ド10の実装、抜き出しの操作も複雑になるという欠点
をも有する。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消するためにな
されたものであって、ICカードの不用意な脱離を防止
することのできるカードコネクタの提供を目的とする。
さらに、本発明の他の目的は、ICカードの実装、抜き
取り操作を簡単にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、プラグインされたICカード10をイジェクトする
イジェクタ20を備えたカードコネクタであって、前記
イジェクタ20には、プラグイン状態にあるICカード
10の抜き取り側端縁11に解除操作可能に係止して、
該ICカード10の抜けを防止する抜け止め手段30が
設けられるカードコネクタを提供することにより達成さ
れる。
【0007】
【作用】本発明において、カードコネクタのイジェクタ
20には、プラグイン状態にあるICカード10の抜き
取り側端縁11に解除操作可能に係止して、該ICカー
ド10の抜けを防止する抜け止め手段30が設けられ
る。イジェクタ20に抜け止め手段30を設けることに
より、例えば装置筺体側に装着するカバー等に抜け止め
機能を設ける必要がなくなり、装置筺体のカバー構造を
より簡単なものとすることが可能となる。
【0008】また、イジェクタ20は、少なくともカー
ドコネクタの構成部品として通常、アッセンブリされて
いるために、装置筺体側にカバー等を装着して抜け止め
を行う場合に比較して、寸法精度を高くすることが可能
であり、抜け止めの信頼性も向上する。
【0009】請求項2記載の発明において、抜け止め手
段30は、ICカード10の挿入動作に伴って弾性的に
退避位置まで退避し、ICカード10がプラグインされ
た状態において、ICカード10の抜き取り側端縁11
に弾発的に係止する係止フック40を有する。ICカー
ド10の挿入動作に連動して退避位置と係止位置との間
を移動する係止フック40を利用することにより、IC
カード10の装着時における特別の操作が不要となり、
操作性を向上させることができる。
【0010】請求項3記載の発明において、抜け止め手
段30は、イジェクタ20のイジェクト操作時に係止フ
ック40を退避位置まで強制移動させるフック操作部5
0を有する。イジェクタ20のイジェクト操作に連動す
るフック操作部50を利用することにより、特別のロッ
ク解除操作が不要となり、操作性を向上させることがで
きる。
【0011】さらに、請求項4記載の発明において、イ
ジェクトボタン60への組込構造が提供される。
【0012】
【実施例】カードコネクタは、図1に示すように、IC
カード10の両側縁をガイドするためのガイド部71、
71と、嵌合部72とを有して平面視コ字形状に形成さ
れるハウジング70と、ハウジング70により保持され
る複数の端子73、73・・と、イジェクタ20とから
構成される。
【0013】イジェクタ20は、略中心位置で回動自在
に枢支される押し出しリンク22と、該押し出しリンク
22を操作するイジェクト操作杆21と、このイジェク
ト操作杆21の先端に装着され、後述する抜け止め手段
30が組み込まれたイジェクトボタン60とから構成さ
れ、ICカード10装着時にイジェクトボタン60を装
置本体内方に押し込むことにより押し出しリンク22を
回動させ、押し出しリンク22の押し出し部22aによ
りICカード10をコンタクトの接触圧に抗して前方に
押し出してICカード10を抜き取り可能な状態とす
る。
【0014】抜け止め手段30は、図2、3に示すよう
に、イジェクト操作杆21の先端に固着される合成樹脂
製のイジェクトボタン60に一体形成され、フック操作
部50と、係止フック40とからなる。
【0015】イジェクトボタン60は、イジェクト操作
杆21への固定片61とピン挿入片62を側壁とするボ
ックス形状に形成されており、底部壁面をコ字形状に開
口させて中央部に舌片状の部位を残すことにより係止フ
ック40が形成される。
【0016】係止フック40は、基端部がイジェクトボ
タン60の固定片61に連続する片持梁状の脚部41
と、該脚部41の自由端部から外方に向けて三角形状に
突設されるフック部42と、脚部41の先端近傍からイ
ジェクトボタン60の内方に向けて突設される作動突起
43とを有し、作動突起43を固定片61側に押し付け
ることにより、脚部41が弾性変形するように構成され
る。
【0017】また、イジェクトボタン60のピン挿入片
62の中心部にはピン挿入孔62aが開設される。ピン
挿入孔62aは、後述する押しピン51が挿通可能な径
方向寸法を有しており、連結開口62bを介してイジェ
クトボタン60の外周に連通する。
【0018】一方、フック操作部50は、押しピン51
をイジェクトボタン60に装着することにより構成され
る。押しピン51は、先端部に形成されるフランジ状の
ボタン部51aと、ボタン部51aと反対端に形成され
る半球状の押圧部44と、ボタン部51aから所定間隔
隔てた位置に突設されるストッパフランジ51bとを有
する。ストッパフランジ51bから押圧部44までの寸
法L1は、イジェクトボタン60のピン挿入片62の裏
面から係止フック40の作動突起43までの間隔に略一
致しており、さらに、ボタン部51aの突出寸法は、後
述するフック解除ストロークL2に一致している。
【0019】以上のように構成される押しピン51のイ
ジェクトボタン60への装着は、ボタン部51aとスト
ッパフランジ51bとの中間部を連結開口62bからピ
ン挿入孔62aに弾発的に挿入させることにより行われ
る。
【0020】なお、以上の説明においては、イジェクト
ボタン60、あるいは押しピン51の形状等は、成型型
の製造等を考慮したものが示されているが、これに限ら
れるものではなく、種々の変形が可能であることは勿論
である。
【0021】したがってこの実施例において、ICカー
ド10をカードコネクタに実装するためにICカード1
0をガイド部71に沿って押し入れると、図4(a)に
示すように、ICカード10の進入路に突出しているフ
ック部42はICカード10の側縁により押圧される結
果、脚部41の弾性変形を伴ってイジェクトボタン60
の内方に押し込まれる。この状態からさらに抜き取り側
端縁11がフック部42に合致する位置までICカード
10を押し込むと、フック部42は脚部41の弾性復元
力により図2に示す当初位置まで復帰し、ICカード1
0の抜き取り側端縁11に係止する。この係止位置は、
ICカード10のカードコネクタへの実装位置に一致し
ており、以降、ICカード10の抜き操作が不能とな
る。
【0022】かかる実装状態からICカード10を抜く
ときには、従来の操作と同様に、イジェクトボタン60
を押し入れればよい。イジェクトボタン60の押し込み
操作は、押しピン51のボタン部51aの押し込み操作
でもあり、イジェクト操作杆21の動作に先立って、先
ず、図4(b)に示すように、押しピン51がフック解
除ストロークL2だけ押し込まれる。フック解除ストロ
ークL2は、押しピン51の押圧部44により押圧され
て脚部41が弾性変形し、フック部42がイジェクトボ
タン60内に完全に収納される押し込みストロークであ
り、フック解除ストロークの終端位置においては、ボタ
ン部51aの裏面がイジェクトボタン60のピン挿入片
62に当接する。この後、さらにイジェクトボタン60
を押し込むと、押しピン51とイジェクトボタン60と
は一体となって奥方向に押し込まれ、イジェクト操作杆
21が操作されてICカード10の押し出し操作が行わ
れる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ICカードの不用意な脱離を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】イジェクトボタンを示す斜視図で、(a)は係
止フック側から見た全体図、(b)は裏面方向から見た
半断面図である。
【図4】係止フックの動作を示す図で、(a)はICカ
ードの挿入状態を示す図、(b)はイジェクタ操作時の
動作を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 ICカード 11 抜き取り側端縁 20 イジェクタ 21 イジェクト操作杆 30 抜け止め手段 40 係止フック 41 脚部 42 フック部 43 作動突起 44 押圧部 50 フック操作部 60 イジェクトボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグインされたICカード(10)をイ
    ジェクトするイジェクタ(20)を備えたカードコネク
    タであって、 前記イジェクタ(20)には、プラグイン状態にあるI
    Cカード(10)の抜き取り側端縁(11)に解除操作
    可能に係止して、該ICカード(10)の抜けを防止す
    る抜け止め手段(30)が設けられるカードコネクタ。
  2. 【請求項2】前記抜け止め手段(30)は、ICカード
    (10)の挿入動作に伴って弾性的に退避位置まで退避
    し、該ICカード(10)がプラグインされた状態にお
    いて、ICカード(10)の抜き取り側端縁(11)に
    弾発的に係止する係止フック(40)と、 係止状態にある係止フック(40)を退避位置まで強制
    移動させるフック操作部(50)とを有する請求項1記
    載のカードコネクタ。
  3. 【請求項3】前記抜け止め手段(30)は、ICカード
    (10)の挿入動作に伴って退避位置まで退避し、該I
    Cカード(10)がプラグインされた状態において、I
    Cカード(10)の抜き取り側端縁(11)に係止する
    係止フック(40)と、 イジェクタ(20)のイジェクト操作時に係止フック
    (40)を退避位置まで強制移動させるフック操作部
    (50)とを有する請求項1記載のカードコネクタ。
  4. 【請求項4】前記係止フック(40)は、イジェクタ
    (20)のイジェクト操作杆(21)の先端に固定され
    るイジェクトボタン(60)に基端部が片持梁状に固定
    され、ICカード(10)の挿入方向に沿って配置され
    る弾性変形可能な脚部(41)と、 脚部(41)からICカード(10)の挿入エリア側に
    突出するフック部(42)と、 脚部(41)からフック部(42)の背面側に突設され
    る作動突起(43)とを有し、 かつ、前記フック操作部(50)は、イジェクト操作杆
    (21)の操作方向に進退自在であり、かつ、押し込み
    操作時に係止フック(40)の作動突起(43)を押圧
    してフック部(42)の係止を解除する押圧部(44)
    を有してなる請求項2または3記載のカードコネクタ。
JP6135776A 1994-06-17 1994-06-17 カードコネクタ Pending JPH087980A (ja)

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JP6135776A JPH087980A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 カードコネクタ

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JP6135776A JPH087980A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 カードコネクタ

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ID=15159595

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JP6135776A Pending JPH087980A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 カードコネクタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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