JPH087967B2 - テ−プカ−トリツジのベ−ス板への軸類植立方法 - Google Patents

テ−プカ−トリツジのベ−ス板への軸類植立方法

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JPH087967B2
JPH087967B2 JP6702087A JP6702087A JPH087967B2 JP H087967 B2 JPH087967 B2 JP H087967B2 JP 6702087 A JP6702087 A JP 6702087A JP 6702087 A JP6702087 A JP 6702087A JP H087967 B2 JPH087967 B2 JP H087967B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープカートリッジのベース板への軸類植
立方法に関し、特にローラ間に巻き掛けられたベルトを
駆動することによりテープを走行させるようにしたテー
プカートリッジのベース板への軸類植立方法に関するも
のである。
〔発明の概要〕
本発明は、ローラ巻に巻き掛けられたベルトをテープ
リールに巻装されたテープ又はテープリールに接触さ
せ、そのベルトを駆動することによりテープを走行させ
るようにしたテープカートリッジの金属製から成る平板
上のベース板に軸類を植立する方法において、ベース板
を載置する底板に、上記底板上面より先端を僅かに突出
させるようにしたベース板支持部材を設けるとともに、
上記ベース板の軸類打込み位置近傍を支持し、上記底板
に対向配置される軸ガイド板に上記軸類を挿入位置決め
して、この軸類に圧力を加え、ベース板の平面度を保っ
て上記軸類打込み位置に軸類を打込むようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、ローラ間に巻き掛けられたベルトを駆動するこ
とによりテープを走行させる形式のテープカートリッジ
としては、例えば特開昭48−15517号公報に記載された
ようなものが存在する。このテープカートリッジは、ベ
ース板上に植立された複数の軸類に、一対のテープリー
ルを回転自在に取り付けると共に複数個のローラ等を回
動自在に取り付け、そのローラ間に強いテンションをか
けて巻き掛けられたベルトを前記テープリールに巻装さ
れたテープに接触させ、そのベルトを駆動することによ
り前記テープを走行させるものである。ところで、この
テープカートリッジにおいては、ベルトが強いテンショ
ンをもって巻き掛けられるためローラ等の軸類がテンシ
ョンに耐えきれず傾いてしまうおそれがある。そのた
め、軸類を強固にかつ、ベース板に対して垂直に固定維
持するために、ベース板を板厚の厚いアルミ板等の金属
で構成する必要がある。
従って従来は、このベース板に対して軸類を植立する
にあたっては、ベース板が板厚の厚い金属で構成される
ためベース板に下穴加工を施す必要があった。しかし、
ベース板に下穴加工を施すことにより軸類を植立する方
法においては、下穴加工精度のばらつきにより、軸類の
耐抜去力及び垂直度がばらつくという問題点があった。
また下穴加工を施すことは、作業工程が増加し、作業効
率を悪くする原因となる。
そこで、ベース板に下穴加工を施すことなく、上記平
板上のベース板に軸類を植立する方法として、例えば特
願昭61−315066号の出願に係る明細書に記載されている
如きものが提案されている。この明細書に示される軸類
の植立方法は、下穴加工の施されていないベース板を平
板状の底板に位置決めするとともに、上記底板に対向配
置される軸ガイド板に上記軸類を挿入して確実に位置決
めし、上記軸類に圧力を加えてベース板を打ち抜くと同
時にこのベース板打込み位置に上記軸類を植立させるよ
うになすことによって、安定した軸類の耐抜去力及び垂
直度を得ることができるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような軸類の植立方法では、次のよう
な問題点が挙げられる。下穴加工の施されてないベース
板に直接軸類を植立させるため、ベース板の軸類打込み
位置に応力(例えば残留応力等)が発生し、上記軸類打
込み方向に伴う反りが生じる。この反りによって、ベル
トガイド用のローラやテープガイド用のローラの軸が斜
めに傾き、記録再生不良等の原因となる。特に、多数の
軸類が接近した位置では反りが大きく、この反りの大き
さは0.1mmにも達する。また、テープカートリッジのベ
ース板は記録再生装置に挿入するときの基準面でもある
ため、テープカートリッジが斜めに装着され、データエ
ラーを起こすことがある。そこで本発明は、上述の問題
点を解決し、ベース板の平面度を保って軸類を植立させ
る方法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記従来の問題点を解決するとともに上記
目的を達成するため、金属製のベース板上に一対のテー
プリールを回転自在に取付けるとともに、前記ベース板
に複数個のローラを回動自在に取り付け、前記ローラ間
に巻き掛けたベルトを前記テープリールに巻装されたテ
ープ又はテープリールに接触させ、前記ベルトを駆動す
ることにより前記テープを走行させるようにしたテープ
カートリッジの平板上のベース板に軸類を植立する方法
において、ベース板が載置される底板上に、この底板面
より先端を僅かに突出させてベース板支持部材を設け、
このベース板支持部材によって上記ベース板の軸類打込
み位置近傍を支持するとともに、上記底板に対向配置さ
れる軸ガイド板に上記軸類を挿入位置決めし、この軸類
にベース板のせん断強さ以上のせん断応力を生じるだけ
の圧力を加え、上記ベース板を打ち抜き、上記軸類打込
み位置に上記軸類を打込むようにしたものである。
〔作用〕
本発明は上記の方法により、底板上面より僅かに突出
させたベース板支持部材が上記ベース板を打抜く時に生
ずる応力(例えば残留応力)と対抗打消し合うようにす
る反対応力をベース板に発生させこるとによりベース板
の平面度を保って軸類を植立させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を種々のデータを記録するデータカート
リッジを例にとって説明する。
先ず、第10図および第11図によって、データカートリ
ッジ1の全体を説明する。このデータカートリッジ1
は、板厚約2.5mmのアルミ板等の金属製のベース板2上
に合成樹脂にて成形されたケース3をネジ止めすること
によりカートリッジ4が形成されている。
カートリッジ4内のベース板2上には、左右一対のテ
ープリール5がそれぞれリール軸5aにより回転自在に取
り付けられており、テープリール5には磁気テープ6が
巻装されている。ベース板2上にはまた、磁気テープ6
をカートリッジ4の前面側に沿ってガイドする左右一対
のテープガイドローラ7とベルト10をカートリッジ4の
後面側に沿ってガイドする左右一対のベルトガイドロー
ラ8とがそれぞれローラ軸7a,8aによって回動自在に設
けられており、カートリッジ4の前面側で一対のテープ
ガイドローラ7の略中間部分には、ベルト駆動ローラ9
がローラ軸9aによって回転自在に設けられている。なお
リール軸5a,ローラ軸7a,8a,9aは何れもベース板2上に
垂直に植設されている。
ベルト10は弾性を有するベルトから成り、強いテンシ
ョンをもってベルトガイドローラ8およびベルト駆動ロ
ーラ9間にほゞT形状に巻き掛けられている。そしてベ
ルト10の一部は、一対のテープリール5にそれぞれ巻装
されている磁気テープ6の外周に接触させられている。
ケース3の前面側の一端部には、記録再生装置内の記
録再生ヘッド(図示せず)が挿入される切り込み11が形
成されており、その切り込み11にはデータカートリッジ
1の不使用時に磁気テープ6への塵埃の付着を防止する
開閉扉12が矢印a,b方向に開閉するように回動自在に取
り付けられている。
ベース板2には第11図に示すように、上下からスタン
ピング加工(詳細は後述する)が施されることにより形
成された、上下が互い違いをなす略立方体の小凹部13が
多数形成されている。
このデータカートリッジ1が記録再生装置(図示せ
ず)に装着されると、記録再生装置内に設けられた開蓋
手段(図示せず)により開閉扉12の端部14が押圧されて
開閉扉12は第10図の矢印a方向に開蓋され、記録再生装
置内の記録再生ヘッド(図示せず)が切り込み11内に挿
入されて、その記録再生ヘッドがテープ6に接触され
る。それと同時に記録再生装置の駆動ローラ(図示せ
ず)がベルト駆動ローラ9に圧着されて、その駆動ロー
ラによりベルト駆動ローラ9が回転させられ、ベルト10
が駆動される。
ベルト10は、強いテンションがかけられた状態でテー
プリール5に巻装された磁気テープ6の外周に接触され
られているので、ベルト10の駆動に伴ってテープリール
5が回転させられ、磁気テープ6が走行させられる。す
なわち、ベルト駆動ローラ9の例えば第10図の矢印e方
向への回転により、ベルト10は矢印f方向に送られ、そ
れに伴ない左右一対のテープリール5はそれぞれ時計方
向に回転させられ、磁気テープ6は矢印g方向に走行さ
せられる。
なお、上述のデータカートリッジ1では、ベルト10を
テープリール5に巻装された磁気テープ6に接触させて
いるが、これをテープリール5に直接接触させてテープ
リール5を回転させるようにしてもよい。
次に、このベース板2の加工方法を第12図に基づいて
説明する。
フープ剤14から供給されたアルミ板等の金属の板材15
は、X工程においてプレスにより所定の形状に打ち抜か
れる。打ち抜かれたベース板2は、Y工程でスタンピン
グ加工が施される。スタンピング加工は多数の略立方体
の小突起16が上下交互になるように配列された上下一対
の水平な上型17と下型18とにより、ベース板2を上下か
らプレスすることにより行われ、このスタンピング加工
により、ベース板2内に永久歪みが発生して、このベー
ス板2は水平な上下型17,18に倣って水平に矯正され
る。なおベース板2には第10図に示すように上下交互の
小凹部13が形成される。
次に、上述のように構成されるテープカートリッジに
用いられる上記ベース板への軸類植立方法を第1図乃至
第3図に基づいて説明する。
先ず、軸類19の外径寸法R1と略同寸法である内径(切
刃)R2を有する円筒形状のベース板支持部材20を、ベー
ス板2が載置される平板状の底板21の上面側に僅かに突
出させるように、上記軸類19の打込み位置に対応する位
置に埋設固定する。この底板21には、ベース板2を打抜
いた抜カス22が完全に底板21から外へ落ちるようにテー
パー部23が設けられている。そして、上記底板21の両端
縁近傍にガイドピン25が植立されており、このガイドビ
ン25に上記底板21と対向する位置に平板状の軸ガイド板
24が取付けられている。またこの軸ガイド板24には上記
軸類19が挿入位置決めされるように位置決め穴26を穿設
している。そして第1図に示すように上記ベース板支持
部材20の先端が底板21の上面側に僅かに突出するように
配設されているため、ベース板2の軸類植立位置の近傍
周縁がこのベース板支持部材20によって支持される。そ
してこのベース板2に軸類19を打込むためのパンチ27が
軸類打込み位置と対応するように平板条のストリッパ28
に可動可能に取付けられている。そして上記ストリッパ
28は、ガイド軸29により上下可能に取り付けられ、上記
軸ガイド板24の上面をストリッパ8で圧するためのバネ
30が上記ストリッパ28の上面側に取り付けられて構成さ
れている。上述のように構成配置されたパンチ27にプレ
ス31により圧力を加えると、上記ストリッパ28の上面側
に配設されたバネ30が撓んでストリッパ28を押下げ、軸
ガイド板24上面側を圧する。上記プレス31からの圧力が
パンチ27に伝達され、さらに軸ガイド板24に支持されて
配設された軸類19に圧力が伝わり、ベース板2のせん断
強さ以上のせん断応力が生じるだけの圧力Pが軸類19に
加えられてベース板2を打抜き、上記軸類打込み位置に
軸類19を打込む。この軸類19がベース板2に打込まれる
状態を第4図、第5図に基き説明する。
先ず、第4図について上記軸類19に圧力Pが加えられ
てベース板2がある程度変形した状態の図を説明する。
上記軸類19に加えられた圧力Pにより、軸類19がベー
ス板2の当接面を変形させ、軸類19の打込み側からベー
ス板2に応力P1(例えば残留応力等)が発生する。この
時この応力P1に対して底板21の上面側より僅かに突出さ
せるようにベース板支持部材20が埋設されているため、
軸類植立位置近傍周縁においてベース板2上記応力P1
対抗する応力P2が上記応力P1と反対方向に発生する。そ
して上記応力P2がベース板2の軸類植立位置近傍周縁を
変形させ、上記応力P1と打ち消し合うように働く。さら
に上記軸類19に圧力Pを加えると第5図に示すようにベ
ース板が打抜かれる。このとき上記応力P1,P2が互いに
打ち消し合うためベース板2の反りを防止してベース板
2に軸類19を植立させることができる。本発明によれ
ば、反りは多くとも0.02〜0.03mmに抑えることができ、
上述の従来例に比し格段に反りをなくすことができた。
従ってベース板が平坦になり、軸類19が垂直に植立され
ることにより、この軸類に取付けられるテープリール等
をベース板に対して垂直に取付けることが可能となっ
た。
上記実施例においては、ベース板2の軸類打込み位置
近傍周縁を支持するベース板支持部材20は、軸類19の外
径寸法R1と略同寸法である内径(切刃)R2を有する円筒
形状としているが、上記実施例に限定されることなく本
発明の技術的思想に基き各種の有効な変更が可能であ
る。
例えば他の実施例について第6図、第7図を参照しな
がら説明する。
平板状の底板21上面に、軸類19の打込み位置に上記軸
類19の外径寸法R1と略同寸法である穴(切刃)32が穿設
されている。この穴(切刃)32の下端側にベース板2を
打抜いた抜カス22が完全に底板21から外へ落ちるように
テーパー部23が設けられている。そして、この底板21の
上面に円筒形状のベース板支持部材33が僅かに突出する
ように埋設固定されている。上記ベース板支持部材33を
第6図に示すように1本の軸19の周縁を平面形状が三角
形状になるように三点支持するごとく底板21に配設す
る。そして、上記底板21の両端縁近傍にガイドピン25が
植立されており、このガイドピン25に上記底板21と対向
する位置に平板状の軸ガイド板24が取付けられている。
またこの軸ガイド板24には上記軸類19が挿入位置決めさ
れるように位置決め穴26を穿設している。
そして、第6図、第7図に示すように上記ベース板支
持部材33の先端が底板21の上面側に僅かに突出するよう
に配設されているため、ベース板2の軸類植立位置の近
傍周縁がこのベース板支持部材33によって支持される。
そして、このベース板2に軸類19を内込むためのパンチ
27が軸類打込み位置と対応するように平板状のストリッ
パ28に可動可能に取付けられている。そして、上記スト
リッパ28は、ガイド軸29により上下動可能に取付けら
れ、上記軸ガイド板24の上面のストリッパ28で圧するた
めのバネ30が上記ストリッパ28の上面側に構成されてい
る。
上述のように構成配置されたパンチ27にプレス31によ
り圧力を加えると、上記ストリッパ28の上面側に配設さ
れたバネ30が撓んでストリッパ28を押下げ、軸ガイド板
24上面側を圧する。上記プレス31からの圧力がパンチ27
に伝達され、さらに軸ガイド板24に支持されて配設され
た軸類19に圧力が伝わり、ベース板2のせん断強さ以上
のせん断応力が生じるだけの圧力Pが軸類19に加えられ
てベース板2を打ち抜き、上記軸類打込み位置に軸類19
を打込む。
上記のように構成することにより、前記実施例と同じ
効果を得ることができる。すなわち、第8図に示すよう
に、上記軸類19に加えられた圧力Pにより、軸類19がベ
ース板2の当接面を変形させ、軸類19の打込み側からベ
ース板2に応力P1(例えば残留応力等)が発生する。こ
の時この応力P1に対して底板21の上面側より僅かに突出
させるようにベース板支持部材33が埋設されているた
め、軸類植立位置近傍に周縁においてベース板2に上記
応力P1と対抗する応力P2が上記応力P1と反対方向に発生
する。そして上記応力P2がベース板2の軸類植立位置近
傍周縁を変形させ、上記応力P1と打ち消し合うように働
く。さらに上記軸類19に圧力Pを加えると第9図に示す
ようにベース板2が打抜かれる。よって上記応力P1,P2
が互いに打ち消し合いベース板2の反りを防止してベー
ス板2に軸類19を植立させることができる。従ってベー
ス板2が平坦になるため、軸類19が垂直に植立され、こ
の軸類に取付けられるテープリール等のベース板に対す
る垂直度を保つことができることによって、テープ走行
不良等を防止することができ記録再生不良を防止するこ
とができる。
以上2つの実施例を示したが、本発明は上記実施例の
みに限定されるものでは無く、例えばベース板の軸類打
込み位置近傍を支持するベース板支持部材を円筒形状と
したが、円筒形状にこだわらず例えば四角形でも良い。
また、他の実施例で示しているように、1本の軸に対し
て3個のベース板の支持部材で軸類打込み位置近傍を支
持しているが、上記ベース板を安定した状態で支持でき
るものであれば2本以上の支持部材で支持しても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ベース板支持部材の底板上面より僅
かに突出させるように底板に設け、ベース板を打抜く時
に生じる応力(例えば残留応力等)と対抗し、打消し合
うような応力をベース板に発生させることにより、ベー
ス板の反りを防止することができる。よって、ベース板
の平面度を保って軸類を植立させることができ、また、
この軸類に取付けられるテープリール等のベース板に対
する垂直度を保つことができることによって、テープ走
行不良や記録再生不良等を防止することができる。さら
にベース板の反りのバラツキがなく安定したベース板を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における軸類植立方法の概略全体断面
図であり、第2図は、第1図の要部拡大斜視図であり、
第3図はベース板を打抜く前の状態を示す要部拡大断面
図であり、第4図はベース板がある程度変形した状態を
示す要部拡大断面図であり、第5図はベース板を打抜い
た状態を示す要部拡大断面図である。第6図乃至第9図
は他の実施例を示す図であり、第6図は要部拡大斜視図
であり、第7図はベース板を打抜く前の状態を示す要部
拡大断面図であり、第8図はベース板がある程度変形し
た状態を示す要部拡大断面図であり、第9図はベース板
を打抜いた状態を示す要部拡大断面図である。第10図は
データカートリッジ全体の平面図であり、第11図は第10
図のI−I線矢視での断面図であり、第12図はベース板
の加工方法を示した図である。 1……データカートリッジ 2……ベース板 5……テープリール 19……軸類 20,33……ベース板支持部材 21……底板 24……軸ガイド板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属のベース板上に一対のテープリールを
    回転自在に取付けるとともに、前記ベース板に複数個の
    ローラを回動自在に取り付け、前記ローラ間に巻き掛け
    たベルトを前記テープリールに巻装されたテープ又はテ
    ープリールに接触させ、前記ベルトを駆動することによ
    り前記テープを走行させるようにしたテープカートリッ
    ジの平板上のベース板に軸類を植立する方法において、 ベース板が載置される底板上に、この底板上面より先端
    を僅かに突出させてベース板支持部材を設け、このベー
    ス板支持部材によって上記ベース板の軸類打込み位置近
    傍を支持するとともに、上記底板に対向配置される軸ガ
    イド板に上記軸類を挿入位置決めし、この軸類にベース
    板のせん断強さ以上のせん断応力を生じるだけの圧力を
    加え、上記ベース板を打ち抜き、上記軸類打込み位置に
    上記軸類を打込むようにしたことを特徴とするテープカ
    ートリッジのベース板への軸類植立方法。
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