JPH087951Y2 - プレス加工機 - Google Patents

プレス加工機

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JPH087951Y2
JPH087951Y2 JP1990113152U JP11315290U JPH087951Y2 JP H087951 Y2 JPH087951 Y2 JP H087951Y2 JP 1990113152 U JP1990113152 U JP 1990113152U JP 11315290 U JP11315290 U JP 11315290U JP H087951 Y2 JPH087951 Y2 JP H087951Y2
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JP
Japan
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pair
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elevating
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JP1990113152U
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JPH0470225U (ja
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道雄 和田
伸宏 新野
兼市朗 西村
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Publication date
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係るプレス加工機は、アルミニウムを一体
押し出し成形する事で造られたサッシ材に孔をあけた
り、或は端部を所望の形状に切断加工する場合に利用す
る。
(従来の技術) ビルディングや一般家屋の開口部に設ける窓枠や窓障
子の框等は、アルミニウムを一体押し出し成形する事に
より造られたサッシ材を組み合わせる事で構成される。
この様に、サッシ材を組み合わせて窓枠等を構成する
場合、所定長さに切断したサッシ材に孔をあけたり、或
はこのサッシ材の端部を、所望形状に切断する必要があ
る。
この為従来から、所望形状を有する金型を装着したプ
レス加工機に、上記サッシ材の被加工部を挿入すると共
に、上記金型によってこの被加工部を切除して、この被
加工部に孔をあけたり、或は所望の形状にしたりしてい
た。
(考案が解決しようとする課題) ところが近年、窓枠等、サッシ材の組み合わせにより
造られる製品の種類が増え、所謂多品種少量生産になる
に従って、プレス加工機に装着する金型の交換作業が、
上記製品を製造する際の能率に大きく影響を及ぼす様に
なってきた。
即ち、それ迄と違った製品を造る場合、それ迄プレス
加工機にセットしていた金型を外し、それ迄収納棚に納
められていた新たな金型を、上記プレス加工機にセット
する交換作業を行なわなければならない。これに対し
て、サッシ材加工用の金型は重い為、この様な交換作業
は面倒で、しかも時間を要するものであった。
実開昭59-39028号公報、同59-39029号公報、同59-390
30号公報には、この様な金型の交換作業が容易に行なえ
る様にする為の金型供給装置、或は金型出納装置が開示
されている。
これら従来から知られている装置を利用する事によ
り、金型交換に要する時間の短縮を図れる(上記装置を
使用しなかった場合に300秒程度要するのが、45秒程度
に短縮される。)。但し、製品の種類が増えた場合、交
換時間がより短縮される事が望まれる。
本考案のプレス加工機は、この様な事情に鑑みて考え
たもので、金型の収納棚にプレス加工機としての機能を
持たせる事により、金型の交換時間を零にするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案のプレス加工機は、幅方向に互いに間隔をあけ
て、直立した状態で設けられた左右1対の支柱と、それ
ぞれの両端部を上記1対の支柱に支持した状態で、上記
1対の支柱の間に高さを変えて設けられた支持梁により
構成される、複数組の金型支持部と、左右1対の竪枠、
及びこの1対の竪枠の間に、互いに高さを変えて掛け渡
され、上記金型支持部に対向する押圧板を前面に設け
た、複数本のラムフレームにより構成され、上記1対の
支柱の後方に、この支柱に沿う昇降を自在として支持さ
れた昇降部材と、この昇降部材を昇降させる為の昇降手
段と、上記複数組の金型支持部に載置され、それぞれの
上面を上記複数本のラムフレームに設けた押圧板の何れ
かに対向させた、複数のプレス金型とから構成されてい
る。
(作用) 上述の様に構成される、本考案のプレス加工機によ
り、サッシ材等の被加工物に孔をあけたり、この被加工
物の端部を所望の形状にする場合、この被加工物の被加
工部を、所望の金型の加工部に挿入する。この挿入作業
を行なう際、昇降部材は、昇降手段により上昇させてお
く。
被加工物の被加工部を所望の金型の加工部に挿入した
ならば、上記上昇手段により昇降部材を下降させる。そ
して、昇降部材を構成するラムフレームの前面に設けた
押圧板により上記金型の上面を押して、この金型の加工
部に挿入された上記被加工物の被加工部をプレス加工す
る。
本考案のプレス加工機には、上下複数段に亙って金型
支持部が設けられており、各金型支持部に載置されたプ
レス金型が、そのままの位置でラムフレームの前面に設
けた押圧板により、上面を押される様になっている。こ
の為、加工状態を変える場合にも、金型の交換作業を行
なう事なく、被加工物を挿入する金型を代えるのみで、
別のプレス加工を行なう事が出来る。従って、多品種少
量生産を行なう場合にも、段取り時間を殆ど零にする事
が可能となる。
(実施例) 第1〜3図は本考案の実施例を示している。左右1対
の支柱1、1は、幅方向(第1〜2図の左右方向、第3
図の表裏方向)に互いに間隔をあけて設けられている。
これら各支柱1、1は、それぞれ前後方向(第1図の表
裏方向、第2図の上下方向、第3図の左右方向)に互い
に間隔をあけて平行に設けられた1対の鋼材2、2を、
それぞれ複数の結合板9、9により結合し、組み合わせ
る事で構成されている。又、各支柱1、1の下端部には
基板3、3を固定している。そして、これら各基板3、
3を工場の床面等にボルト付けする事により上記各支柱
1、1を、上記床面等に垂直に立てている。
上述の様な1対の支柱1、1の間には、上下3段に分
けて3組の金型支持部4a、4b、4cを、掛け渡す様に固定
している。各金型支持部4a、4b、4cは、それぞれ2本の
支持梁5、5を1組として構成されている。各組を構成
する2本の支持梁5、5は、前後方向に間隔をあけて同
じ高さ位置に設けられ、それぞれの両端部を上記1対の
支柱1、1の内側面に結合支持している。この様に構成
される各金型支持部4a、4b、4cにはサッシ材加工用の金
型6、6(第1図)を、前後2本の支持梁5、5に掛け
渡す様にして載置する。尚、上記1対の支柱1、1の上
端部同士の間には、上記各金型支持部4a、4b、4cを構成
する支持梁5、5と同様の結合梁7、7を設けている。
この結合梁7、7は、1対の支柱1、1と3組の金型支
持部4a、4b、4cとから成るフレーム8の剛性向上を図
る。
又、上記各支柱1、1の裏面(第2図の上面、第3図
の右面)上下2箇所位置には、それぞれ第2〜3図に示
す様な支持ブラケット13、13を固定している。そして、
これら各支持ブラケット13、13の内側面に、第2図に示
す様なガイドブロック10、10を固定している。更に、こ
れら各ガイドブロック10に、後述する昇降部材11を構成
する竪枠14、14の外側面上下2箇所位置に固定したスラ
イダ12を係合させている。そして、このスライダ12によ
り、上記昇降部材11を上記各支柱1、1の後方に、これ
ら各支柱1、1に沿う昇降を自在に支持している。
即ち、内方に向けて開口する断面コ字形に形成された
ガイドブロック10に、昇降部材11を構成する竪枠14、14
の外側面に固定されたスライダ12を係合させている。そ
して、この係合に基づき、上記昇降部材11を構成する左
右1対の竪枠14、14が各支柱1、1の後方で、がたつき
なく昇降する様にしている。
上述の様な昇降部材11を構成する、左右1対の竪枠1
4、14の間には、互いに高さを変えて、3本のラムフレ
ーム15a、15b、15cを掛け渡している。更に、これら3
本のラムフレーム15a、15b、15cの前面には押圧板21、2
1を、上記3組の金型支持部4a、4b、4cの上面に対向す
る状態で設けている。上記3本のラムフレーム15a、15
b、15cの間隔は、上記3組の金型支持部4a、4b、4cの間
隔と等しくしている。従って、上記各ラムフレーム15
a、15b、15cが各金型支持部4a、4b、4cに載置した複数
の金型6、6の上面を、同時に押圧する。
又、前記昇降部材11を構成する左右1対の竪枠14、14
の下端部同士は、連結梁16により連結している。そし
て、この連結梁16の左右両側部下方に油圧シリンダ17を
設けて、上記昇降部材11を昇降させる為の昇降手段とし
ている。
即ち、昇降部材11を構成する連結梁16の左右両端部下
面には、取付基板18、18を固定し、この取付基板18、18
の下面に、基板3に固設した油圧シリンダ17の出力ロッ
ド20の上端を固定している。
更に、前述の様に構成される3組の金型支持部4a、4
b、4cの上面には、それぞれ複数個ずつの金型6、6を
載置している。そして、上段の金型支持部4aに載置され
た金型6、6の上面を上段のラムフレーム15aの前面に
設けた押圧板21の下面に、中段の金型支持部4bに載置さ
れた金型6、6の上面を中段のラムフレーム15bの前面
に設けた押圧板21の下面に、下段の金型支持部4cに載置
された金型6、6の上面を下段のラムフレーム15cの前
面に設けた押圧板21の下面に、それぞれ対向させてい
る。
上述の様に構成される、本考案のプレス加工機によ
り、サッシ材に孔をあけたり、このサッシ材の端部を所
望の形状にする場合、このサッシ材の被加工部を、所望
の金型6の加工部に挿入する。この挿入作業を行なう
際、油圧シリンダ17の出力ロッド20をシリンダ本体19か
ら押し出す事により、ラムフレーム15a、15b、15cの前
面に設けた押圧板21、21を上昇させておく。
サッシ材の被加工部を、所望の金型6の加工部に挿入
したならば、上記油圧シリンダ17の出力ロッド20をシリ
ンダ本体19内に引き込む事により、連結梁16を含む昇降
部材11を下方に引き下げ、昇降部材11を構成する各ラム
フレーム15a、15b、15cを下降させる。そして、上記各
ラムフレーム15a、15b、15cの前面にそれぞれ設けた押
圧板21、21により上記金型6の上面を押して、この金型
6の加工部に挿入された上記サッシ材の被加工部を、プ
レス加工する。
本考案のプレス加工機には、上下3段に亙って金型支
持部4a、4b、4cが設けられており、各金型支持部4a、4
b、4cに載置された金型6、6が、そのままの位置で押
圧板21、21により上面を押される様になっている。この
為、加工状態を変える場合にも、金型6、6の交換作業
を行なう事なく、サッシ材を挿入する金型6を変えるの
みで、別のプレス加工を行なう事が出来る。従って、多
品質少量生産を行なう場合にも、段取り時間を殆ど零に
する事が可能となる。
プレス加工機に複数の金型を装着する事により、単一
の金型のみを装着した従来のプレス加工機に比べて大型
化する事は避けられないが、元々従来のプレス加工機の
近くには、交換用の複数の金型を収納しておく為の収納
棚が設けられており、全体としての占有面積は広かっ
た。本考案のプレス加工機の場合、上記収納棚をなくす
事が出来る為、工場の床面の占有面積としては、かえっ
て狭く出来る。
尚、図示の実施例に於いては、各ラムフレーム15a、1
5b、15cの前面に、それぞれのラムフレーム15a、15b、1
5cのほぼ全長に亙る押圧板21、21を設けると共に、油圧
シリンダ17の出力を十分に確保し、油圧シリンダ17の出
力ロッド20をシリンダ本体19内に引き込んだ場合に、上
記押圧板21、21により総ての金型6、6が同時に押され
る様にしている。これに対して、各ラムフレーム15a、1
5b、15cに沿って移動自在な押圧ブロックを設け、プレ
ス加工を行なう場合には、使用する金型6の上方にのみ
この押圧ブロックが存在する様にすれば、使用しない金
型6が押圧される事に伴なう動力損失をなくす事も出来
る。又、昇降部材11を構成する竪枠14、14と各ラムフレ
ーム15a、15b、15cの両端部との間に、係脱機構を設
け、使用する金型6の上面に対向するラムフレームのみ
が下降する様にして、動力損失をなくす事も出来る。
(考案の効果) 本考案のプレス加工機は、以上に述べた通り構成され
作用する為、金型の交換を行なう事なく、各種のプレス
加工作業を行なう事が可能となり、多品種少量生産を行
う場合に、生産能率を飛躍的に向上させる事が可能とな
るだけでなく、工場床面の専有面積を狭くする事も可能
となる。
更に、本考案のプレス加工機の場合には、昇降部材及
びラムフレームを金型支持部の後方に設ける為、上記昇
降部材を支柱から露出した状態で設ける事ができて、こ
れら昇降部材、ラムフレーム、更には昇降手段等の修理
等、保守点検作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示しており、第1図は正
面図、第2図は平面図、第3図は右側面図である。 1:支柱、2:鋼材、3:基板、4a、4b、4c:金型支持部、5:
支持梁、6:金型、7:結合梁、8:フレーム、9:結合板、1
0:ガイドブロック、11:昇降部材、12:スライダ、13:支
持ブラケット、14:竪枠、15a、15b、15c:ラムフレー
ム、16:連結梁、17:油圧シリンダ、18:取付基板、19:シ
リンダ本体、20:出力ロッド、21:押圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅方向に互いに間隔をあけて、直立した状
    態で設けられた左右1対の支柱と、それぞれの両端部を
    上記1対の支柱に支持した状態で、上記1対の支柱の間
    に高さを変えて設けられた支持梁により構成される、複
    数組の金型支持部と、左右1対の竪枠、及びこの1対の
    竪枠の間に、互いに高さを変えて掛け渡され、上記金型
    支持部に対向する押圧板を前面に設けた、複数本のラム
    フレームにより構成され、上記1対の支柱の後方に、こ
    の支柱に沿う昇降を自在として支持された昇降部材と、
    この昇降部材を昇降させる為の昇降手段と、上記複数組
    の金型支持部に載置され、それぞれの上面を上記複数本
    のラムフレームの前面に設けた押圧板の何れかに対向さ
    せた、複数のプレス金型とから成るプレス加工機。
JP1990113152U 1990-10-30 1990-10-30 プレス加工機 Expired - Lifetime JPH087951Y2 (ja)

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JP1990113152U JPH087951Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 プレス加工機

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JP1990113152U JPH087951Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 プレス加工機

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JPH0470225U JPH0470225U (ja) 1992-06-22
JPH087951Y2 true JPH087951Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31860708

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JP1990113152U Expired - Lifetime JPH087951Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 プレス加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960010656Y1 (ko) * 1993-09-16 1996-12-23 주식회사 은성사 원왜이 클러치 베어링(One Way Clutch Bearing)

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Publication number Publication date
JPH0470225U (ja) 1992-06-22

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