JPH0879385A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH0879385A
JPH0879385A JP6214497A JP21449794A JPH0879385A JP H0879385 A JPH0879385 A JP H0879385A JP 6214497 A JP6214497 A JP 6214497A JP 21449794 A JP21449794 A JP 21449794A JP H0879385 A JPH0879385 A JP H0879385A
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JP
Japan
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telephone
room
absence
extension
registration
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JP6214497A
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English (en)
Inventor
Mariko Koyama
まり子 小山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 在室又は不在を電話機を通じて登録し、管理
者が在室又は不在を容易かつ確実に知ることができるよ
うにする。 【構成】 在室登録を行う場合、内線電話機2a〜2n
を利用する操作者が、キーボード20から予め登録設定
に定められた在室の登録用特別番号及び内線電話番号を
入力し、この在室登録用特番及び内線電話番号がI/O
信号処理回路12を通じてデジタル構内交換機1に送出
される。ここで内線電話番号が登録されている場合、制
御部24からDSSコンソール4に制御信号を送出し、
在室不在表示LED26cが点灯する。内線電話番号が
登録されていない場合、制御部6から登録不可音を内線
電話機2a〜2nに送出し、この登録不可音をスピーカ
15から音出力する。不在の設定を行う場合も不在特別
番号を入力して同様の処理手順で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一部屋に一人又は複数
人が居住する社員寮などの寮電話システムなどに利用
し、その在室又は不在を表示する電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の寮電話システムなどでは、複数
の局線を収容するデジタル電話交換機に内線通話又は外
線通話を行うための複数台の電話機が接続されている。
デジタル電話交換機には、局線に接続される局線回路
(トランク回路)、DSS(DirctStation Slection)コ
ンソール、電話機及びDSSコンソールがそれぞれ接続
される内線回路(ライン回路)、交換回路、制御部、記
憶部、保守ターミナルなどが設けられている。
【0003】次に、このような寮電話システムなどで
は、記憶部に予め保守ターミナルを通じて設定された規
制内容に基づいて制御部が交換回路、局線回路及び内線
回路を制御し、電話機での外線通話及び内線通話が行わ
れる。さらに、外線着信をDSSコンソールに接続され
た電話機で一括して受付るとともに、DSSコンソール
における内線電話番号が割りつけられた押ボタンを押下
して、内線の電話機に対するその着信呼び出しを行って
いる。
【0004】この場合のDSSコンソールには、部屋ご
との内線電話番号が割りつけられた押ボタンと、この押
ボタンに併設した発光ダイオード(LED)が設けられ
ており、このLEDが制御部に制御によって、部屋ごと
に設置された電話機での空き、話中又は呼び出し中を、
それぞれ消灯、点灯又は点滅によって表示している。
【0005】このようにして従来の寮電話システムなど
では、部屋ごとに設置された電話機での空き、話中又は
呼び出し中をそれぞれ消灯、点灯又は点滅によって表示
できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の寮電話システムなどでは、DSSコンソールのL
EDの点灯によって寮の管理者などが、部屋ごとの電話
機の話中を判断できるものの、LEDが消灯している電
話機が空きの場合は、その部屋の居住者の在室又は不在
が判明しない。このため外線着信や管理者からの呼び出
しに、電話機が空きにかかわらず応答しない場合は、例
えば、玄関などに設けられた名札の表裏を見て、その在
室又は不在を判断する必要があり、この作業が面倒であ
った。
【0007】また、部屋に複数人が居住する場合、それ
ぞれの居住者ごとの在室又は不在も判明しないため、電
話機が空きの場合は呼び出しを行い、この応答を通じ
て、その呼び出し者の在室又は不在を確認する必要があ
り、この作業が、より面倒であるという欠点があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、一人又は複数人が一部屋に
居住する際の、それぞれの在室又は不在を電話機を通じ
て登録ができ、管理者が、その在室又は不在を容易かつ
確実に確認できる電話装置の提供を目的とする。
【0009】さらに、部屋の電話機から発信が行われた
際に、一人又は複数人が一部屋に居住する場合の、各人
の在室が自動的に設定して表示され、管理者が各人の在
室を、より正確に判明できる電話装置の提供を他の目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電話装置は、局線を収容し、発信及
び着信の交換処理を行う交換機と、交換機に接続されて
発信及び通話を行うとともに、当該電話機の利用者の在
室又は不在の登録操作による登録要求信号を出力する電
話機と、交換機に接続されて電話機からの登録要求信号
に基づいた在室又は不在を表示する表示装置とを備える
構成としている。
【0011】請求項2記載の電話装置は、前記電話機を
複数人が利用する際に電話機からの在室又は不在の登録
操作とともに、各人を示すIDコードを入力操作し、か
つ、この登録要求信号を出力し、前記表示装置が、登録
要求信号に基づいた在室又は不在を、IDコードごとに
区別して表示する構成としている。
【0012】請求項3記載の電話装置は、前記電話機か
らの発信操作が行われた際に、表示装置での表示を在室
に設定する設定手段を備える構成である。
【0013】請求項4記載の電話装置は、前記表示装置
に、交換機を通じて所望の電話機を呼び出すための呼び
出し手段を備える構成である。
【0014】請求項5記載の電話装置は、前記電話機か
らの在室又は不在の登録操作と、IDコードの入力とを
電話機に設けられたキーから行うとともに、この入力に
基づいた登録要求データを送出するデータ送出手段を備
える構成としている。
【0015】請求項6記載の電話装置は、前記電話機か
らの在室又は不在の登録操作を電話機に設けられたキー
から行うとともに、IDコードを格納したカードを読み
取る読み取り手段を備え、この二つの入力に基づいた登
録要求データを送出するデータ送出手段を備える構成と
している。
【0016】請求項7記載の電話装置は、前記表示装置
に、在室又は不在を点灯又は消灯して表示する発光表示
手段、又は、文字表示を行う画面表示手段を備える構成
としている。
【0017】
【作用】このような構成の請求項1,4,7記載の電話
装置は、表示装置から所望の電話機に対する着信呼び出
しなどを行うとともに、電話機からの登録要求信号に基
づいた在室又は不在を、点灯又は消灯して表示し、ある
いは文字画面によって表示している。したがって、それ
ぞれ一人部屋における在室又は不在を電話機を通じて登
録ができ、管理者が、その在室又は不在を容易かつ確実
に確認できるようになる。
【0018】請求項2,4〜7記載の電話装置は、表示
装置から所望の電話機に対する着信呼び出しなどを行う
とともに、電話機を複数人が利用する際に電話機からの
在室又は不在を、例えば、一部屋に複数人が居住する際
に、各人のIDコードごとに区別して在室又は不在を、
点灯又は消灯して表示し、あるいは文字画面によって表
示している。したがって、一部屋に複数人が居住する際
の、それぞれ部屋における各人の在室又は不在を電話機
を通じて個別に登録ができ、管理者が各人の在室又は不
在を容易かつ確実に確認できるようになる。
【0019】請求項3,4,7記載の電話装置は、表示
装置から所望の電話機に対する着信呼び出しなどを行う
とともに、電話機からの発信操作が行われた際に、表示
装置での在室を点灯して表示し、あるいは文字画面によ
る在室表示に、強制的に設定している。したがって、部
屋の電話機から発信が行われた際に、一人又は複数人が
一部屋に居住する場合の、各人の在室が自動的に設定し
て表示され、管理者が各人の在室を、より正確に判明で
きるようになる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の電話装置の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明の電話装置の第1
実施例の構成を示すブロック図である。図1において、
この例は、複数の局線La,Lb…Lnを収容するデジ
タル電話交換機1と、社員寮などの各部屋に配置され、
かつ、デジタル電話交換機1に接続されて内線通話又は
外線通話を行い、その構成を以降の図2をもって詳細に
説明する内線電話機2a,2b…2nとで概略構成され
ている。
【0021】デジタル電話交換機1には、局線La〜L
nに接続されて着信検出、回線補足のための直流ループ
閉結などを行う局線回路(トランク回路)3a,3b…
3nと、その構成を以降の図3をもって詳細に説明する
ように、内線電話機2a〜2n(内線電話番号)ごとの
空き、話中又は呼び出し中をそれぞれ消灯、点灯又は点
滅して表示するとともに、その部屋に複数人が居住する
際の、各人の在室又は不在を発光して表示するDSSコ
ンソール4とが設けられている。このDSSコンソール
4には、外線着信を一括して受信し、内線呼び出しなど
を行う電話機4aが付属している。
【0022】さらに、内線電話機2a〜2nとの信号を
処理する内線回路(ライン回路)5a,5b…5n及び
DSSコンソール4が接続される内線回路5n+1と、
この装置全体を制御する制御部6と、制御プログラムを
記憶し、また、各種の規制内容、例えば、外線発信規制
などの設定データを予め記憶するメモリ7と、各種の規
制内容などを設定するための保守ターミナル8と、制御
部6の制御によって局線回路3a〜3nと内線回路5a
〜5n,5n+1との通話路を形成するとともに、各種
の処理に伴う各種のトーンの送出などを行う交換回路9
とが設けられている。
【0023】図2は、内線電話機2a〜2nの概略構成
を示すブロック図である。図2におい、この内線電話機
2a〜2nには、それぞれ内線回路5a〜5nとの間で
の信号の入出力処理を行う入出力(I/O)信号処理回
路12と、送話信号及び受話信号を増幅し、また、側音
処理などを行う電話回路13とが設けられている。さら
に、通話の送話信号を出力するマイクロホン14と、着
信の受話音声を出力するスピーカ15とが設けられてい
る。また、この内線電話機2a〜2nの各部を制御する
制御部17と、予め各種の規制内容や内線電話機2a〜
2nの動作状態等を記憶するメモリ18と、入力電話番
号や処理内容を画面表示する液晶ディスプレイ(LC
D)19と、電話番号を入力するテンキーや、機能選択
などの機能キーを有するキーボード20とが設けられて
いる。
【0024】図3は、DSSコンソール4の概略構成を
示すブロック図である。図3において、このDSSコン
ソール4には、外線着信に一括して応答し、かつ、内線
電話機2a〜2nに対する呼び出し、及び、内線通話を
行うための電話機4aが設けられている。なお、電話機
4aの構成は図2に示す内線電話機2a〜2nの構成と
同様である。さらに、制御プログラムを格納したRO
M、ワーキング用のRAM及びCPUなどで構成される
制御部24と、データの入出力処理を行うI/O信号処
理回路25と、各部屋の内線電話機2a〜2nを呼び出
すとともに、空き、話中又は呼び出し中の点灯表示と、
各人の在室又は不在を表示する表示操作部26とが設け
られている。
【0025】表示操作部26には内線電話機2a〜2n
ごとの内線電話番号が割りつけられた押ボタン26a
と、部屋ごとの内線電話機2a〜2nの動作状態、すな
わち、空き、話中又は呼び出し中をそれぞれ消灯、点灯
又は点滅して表示する使用状態表示発光ダイオード(L
ED)26bと、部屋ごとの内線電話機2a〜2nの利
用者の在室を点灯で表示し、また、不在を消灯して表示
する在室不在表示LED26cとが設けられている。
【0026】表示操作部26は内線電話機2a〜2nご
との内線電話番号が割りつけられた押ボタン26aと、
部屋ごとの電話機での空き、話中又は呼び出し中をそれ
ぞれ消灯、点灯又は点滅する使用状態表示発光ダイオー
ド(LED)26bと、一部屋に複数人が居住する際
の、それぞれの各人の在室を点灯で表示し、また、不在
を消灯で表示する在室不在表示LED26cとが設けら
れている。さらに、このDSSコンソール4には部屋ご
との内線電話機2a〜2nの内線電話番号を記憶し、か
つ、空き、話中又は呼び出し中などの制御部24での処
理状態を記憶するとともに、内線電話機2a〜2nから
の各人が行う在室又は不在の登録設定を記憶するメモリ
27が設けられている。
【0027】次に、この第1実施例の動作について説明
する。図4はメモリ18における内線電話機2a〜2n
に対応した内線電話番号の格納状態を示す図である。図
4において、この例では、表示操作部26の縦の第1列
の「0,1,2,3…30」の番号にそれぞれ、例え
ば、当該寮の一階の各部屋番号に対応した内線電話番号
「1001,1002,1003,1004…103
0」が付与されている。また、表示操作部26の縦の第
n列の「0,1,2,3…30」の番号にそれぞれ、例
えば、当該寮の五階の各部屋番号に対応した内線電話番
号「5001,5002,5003,5004…503
0」が付与されている。
【0028】図1から図4において、図2示す内線電話
機2a〜2nからの内線発信は、マイクロホン14及び
スピーカ15のハンドセットを持ち上げるオフフック及
びキーボード20を押下する内線電話番号の入力を制御
部17が認識し、この内線発信の通知を、I/O信号処
理回路12を通じて図1に示すデジタル構内交換機1に
行う。デジタル構内交換機1では、制御部6の制御によ
って内線回路5a〜5n、交換回路9を通じた内線通話
が処理される。この場合、表示操作部26の使用状態表
示LED26bで、その内線電話機2a〜2nごとの空
き、話中又は呼び出し中の状態が、それぞれ消灯、点灯
又は点滅して表示される。
【0029】また、外線通話はマイクロホン14及びス
ピーカ15のハンドセットを持ち上げるオフフック及び
キーボード20を押下する外線番号の入力を、制御部1
7が認識し、このオフフック及び選択信号(ダイヤル番
号)がI/O信号処理回路12を通じて図1に示すデジ
タル構内交換機1に送出される。デジタル構内交換機1
では、制御部6が外線発信を認識し、その制御によっ
て、局線回路3a〜3n、内線回路5a〜5n及び交換
回路9を接続して発呼し、かつ、回線接続を行い、この
後発呼した内線電話機2a〜2nと相手先との通話が行
われる。この外線通話の場合も、表示操作部26の使用
状態表示LED26bが、その内線電話機2a〜2nご
との動作状態である空き、話中又は呼び出し中を、それ
ぞれ消灯、点灯又は点滅して表示する。
【0030】次に、在室又は不在をDSSコンソール4
で表示する場合について説明する。図5は、各部屋に一
人が居住する場合の在室又は不在をDSSコンソール4
で表示する処理手順を示すフローチャートである。図5
において、この場合、表示操作部26に、部屋ごとの内
線電話機2a〜2nの利用者の在室又は不在が、在室不
在表示LED26cで点灯又は消灯して表示されてい
る。
【0031】ここで在室登録を行う場合、内線電話機2
a〜2nを利用する各人が、キーボード20から予め在
室の登録設定用として定められた特別番号(特番)を入
力する(ステップ10)。この在室登録用特番が、制御
部17で取り込まれる。次に内線電話機2a〜2nの内
線電話番号を入力する。この二つの在室登録用特番及び
内線電話番号のデータを、I/O信号処理回路12を通
じてデジタル構内交換機1に通知する(ステップ1
1)。
【0032】デジタル構内交換機1では、この在室登録
用特番のデータとともに送られてきた図4に示す内線電
話番号をメモリ7から読みだすとともに、この内線電話
番号が登録されているか否かを判断する(ステップ1
2)。内線電話番号が登録されている場合(ステップ1
2:Yes)、例えば、内線電話番号「1001」が登
録されている場合、制御部24が表示操作部26におけ
る在室不在表示LED26cの第1列の第1番目の在室
不在表示LED26cを点灯させる制御を行う(ステッ
プ13)。内線電話番号が登録されていない場合(ステ
ップ12:No)、デジタル構内交換機1の制御部6か
ら登録不可音、例えば、「ピー」の連続音信号を内線回
路5a〜5nを通じて送出する。この登録不可音は在室
登録操作を行った内線電話機2a〜2nの、I/O信号
処理回路12、電話回路13を通じてスピーカ15に送
出され、ここからの発音によって、操作者に内線電話番
号の誤りを知らせ、その正確な再入力を促す。
【0033】次に、不在の設定を行う場合も不在特別番
号(特番)を入力して、図5に示す処理手順と同様にし
て行われる。この在室の設定が行われた後に、当該電話
装置の管理者がDSSコンソール4を操作して、局線L
a〜Lnからの外線着信を処理することになる。
【0034】なお、在室登録時又は不在登録時に、在室
登録用特番及び内線電話番号をキーボード20から入力
しているが、この内線電話番号に代えて、各人のIDコ
ードを入力し、このIDコードを内線電話番号とともに
デジタル構内交換機1で識別するようにしても良く、内
線電話番号及びIDコードの両方を入力したり、内線電
話番号を内線電話機2a〜2nから自動送出するように
しても良い。
【0035】図6は、このDSSコンソール4を操作し
て外線着信又は内線通話を行う際の動作の処理手順を示
すフローチャートである。図6において、まず、管理者
が局線La〜Lnからの外線着信を受けた場合、その相
手先との通話によって部屋番号又は内線電話番号を受け
付ける。そして、DSSコンソール4の在室不在表示L
ED26cを確認する(ステップ20)。
【0036】ここで着信の内線電話番号の在室不在表示
LED26cが消灯している場合は、通話先に、その不
在を通知して終話処理となる。在室不在表示LED26
cが点灯している在室の場合は、その在室不在表示LE
D26cに併設されている押ボタン26aを押下する
(ステップ21)。この押下信号をDSSコンソール4
の制御部24が取り込み、I/O信号処理回路25を通
じて、デジタル電話交換機1に送出する。
【0037】デジタル電話交換機1では押下信号を内線
回路5n+1、交換回路9を通じて、制御部6が取り込
み、この押ボタン26aに対応した内線電話機2a〜2
nの内線電話番号をメモリ7から読みだす(ステップ2
2)。そして、空きか否かを判断する(ステップ2
3)。ここで空きの場合(ステップ23:Yes)は、
制御部6の制御によって、その内線電話番号の内線電話
機2a〜2nの交換回路9、内線回路5a〜5nを通じ
て着信呼び出し音信号を送出する。
【0038】内線電話機2a〜2nでは、I/O信号処
理回路12、電話回路13を通じて呼び出し音信号をス
ピーカ15に送出し、その呼び出し音が吹鳴する。ま
た、空きでない場合(ステップ23:No)は、制御部
6の制御によって、電話機4aにビージー音信号を送出
し、その後に終話処理となる。
【0039】このように第1実施例では、各部屋の居住
者の在室又は不在が電話機を通じて通知され、その在室
又は不在をDSSコンソール4の在室不在表示LED2
6cで点灯又は消灯して表示しているため、管理者が、
その在室又は不在を容易かつ確実に確認できるようにな
る。
【0040】次に第2実施例について説明する。この第
2実施例では、各部屋に複数人が居住する際に各人別の
在室又は不在をDSSコンソール4で区別して表示して
いる。図7は、この第2実施例の表示操作部26の構成
を示すブロック図である。図7において、この例は、一
部屋に複数人、例えば、二人が居住する際に、その二人
の在室又不在を個別に、点灯又は消灯して表示する在室
不在表示LED30a,30bが設けられている。この
他は、第1実施例と同様である。
【0041】図8は、メモリ18における内線電話番号
ごとの各人別のIDコードの格納状態を示す図である。
図8において、この例は、図4に示すメモリ18に記憶
した内線電話機2a〜2nの内線電話番号に対応して、
その内線電話機2a〜2n(内線電話番号)ごとの各人
別のIDコードが格納されている。例えば、図4に示す
縦の第1列の一階の各部屋番号に対応した内線電話番号
「1001〜1030」に、それぞれ、二人の個々のI
Dコードである、「8512/8331,7110/9
160,8324/0019,6635/5511…2
895/2896」が対応して格納されている。
【0042】また、縦の第n列の五階の各部屋番号に対
応した内線電話番号「5001〜5030」に、それぞ
れ、二人の個々のIDコードである、「1623/16
29,8512/1960,0424/9922,71
10/6251…7624/1110」が格納されてい
る。
【0043】図9は、この第2実施例の動作の処理手順
を示すフローチャートである。図9において、第1実施
例と同様に内線通話及び外線通話が行われる。そして、
IDコードごと、すなわち、一部屋に二人が居住する際
に、その各人ごとに区別して在室登録を行う場合、内線
電話機2a〜2nを利用する操作者が、キーボード20
から予め登録設定に定められた在室の特別番号(特番)
を入力する(ステップ30)。この在室登録用特番は制
御部17で取り込まれるとともに、次の操作でIDコー
ドを、例えば、キーボード20から入力する(ステップ
31)。
【0044】このIDコードを取り込んだ制御部24
は、この在室登録用特番を入力した内線電話機2a〜2
nの内線電話番号を図示しないROMなどから読みだ
し、I/O信号処理回路12を通じてデジタル構内交換
機1に通知する(ステップ32)。デジタル構内交換機
1では、この在室登録用特番、IDコードのデータとと
もに送られてきた図4に示す内線電話番号をメモリ7か
ら読みだし、その登録を判断する(ステップ33)。
【0045】ここで登録が行われている場合(ステップ
33:Yes)、例えば、内線電話番号1001におけ
るIDコードの「8331」が登録されている場合(図
4及び図8参照)、表示操作部26における第1列の第
1番目の在室不在表示LED30bを点灯させる制御を
制御部24が行う。なお、内線電話番号「1001」に
おけるIDコードの「8512」が登録されている場合
(図4及び図8参照)、表示操作部26における第1列
の第1番目の在室不在表示LED30aを点灯させる制
御を制御部24が行う。
【0046】なお、登録されていない場合(ステップ3
3:No)、デジタル構内交換機1の制御部6から登録
不可音、例えば、「ピー」の連続音信号を内線回路5a
〜5nを通じて送出し、その登録操作を行った内線電話
機2a〜2nが、登録不可音信号をI/O信号処理回路
12、電話回路13を通じてスピーカ15に送出し、こ
の登録不可音をスピーカ15から音出力する。
【0047】次に、IDコードごとの不在の設定を行う
場合も不在特別番号(特番)を入力して、図9に示す処
理手順と同様にして行われる。この在室の設定が行われ
た後に、当該電話装置の管理者がDSSコンソール4を
操作して、局線La〜Lnからの外線着信又は内線通話
を処理することになる。
【0048】この登録後の外線着信又は内線通話の処理
動作は、図6に示す処理手順と同様である。この場合、
管理者がDSSコンソール4の在室不在表示LED30
a,30bの点灯又は消灯から、その在室又は不在を個
別に確認して、着信接続処理や、内線通話処理を行うこ
とになる。
【0049】なお、ここでは在室又は不在登録時に、在
室登録用特番及びIDコードをキーボード20から入力
しているが、IDコードは各種のカード、例えば、社員
カードや電話料金前払カードなどを利用して、カードリ
ーダで読み取るようにしても良い。また、在室又は不在
登録の重要度に応じて、指紋識別、眼底網識別などを利
用することもできる。
【0050】このように第2実施例では、複数人が一部
屋に居住する場合の、それぞれの在室又は不在が電話機
を通じて登録ができ、その在室又は不在がDSSコンソ
ール4の在室不在表示LED26cで点灯又は消灯して
表示されため、管理者が在室又は不在を容易かつ確実に
確認できるようになる。
【0051】次に第3実施例について説明する。第1及
び第2実施例では、各部屋のそれぞれの居住者が、その
在室又は不在を内線電話機2a〜2nからDSSコンソ
ール4に対して通知しているが、この場合、帰宅時の在
室登録を忘れる場合があるため、この第3実施例では在
室時の内線発信又は着信発信が行われた際に、その在室
登録を自動的に行うようにしている。
【0052】図10は、第3実施例である在室時の内線
又は着信発信が行われた際の在室登録を自動的に行う処
理手順を示すフローチャートである。この第3実施例の
構成は図1に示す第1実施例、又は、図7に示す第2実
施例と同様である。図10において、内線電話機2a〜
2nでの発呼(オフフック)を制御部17で認識し、I
/O信号処理回路12を通じて、デジタル電話交換機1
に通知する(ステップ40)。
【0053】デジタル電話交換機1では、この通知を内
線回路5a〜5nを通じて制御部6が取り込む(ステッ
プ41)。この通知を取り込んだ制御部6は、その外線
発呼や内線発呼を処理して、その回線接続を行うととも
に、内線回路5n+1を通じてDSSコンソール4に、
この発呼した内線電話機2a〜2nの在室又は不在の登
録状態を問い合わせる(ステップ42)。
【0054】DSSコンソール4では、この問い合わせ
をI/O信号処理回路25を通じて制御部24が受け取
って、メモリ27の記憶データを調べる(ステップ4
3)。ここで、発呼した内線電話機2a〜2nが不在の
登録が行われていた場合(ステップ43:Yes)、こ
の内線電話機2a〜2nを在室に強制的に登録し直す
(ステップ44)。在室が登録されていた場合(ステッ
プ43:No)、この処理は終了となる。
【0055】このように第3実施例では、一人又は複数
人が一部屋に居住する場合の、それぞれの在室又は不在
を、その内線電話機2a〜2nから発呼された際に自動
的に、その在室登録に設定している。したがって、管理
者での在室の確認が正確にできるようになる。
【0056】なお、この第1から第3実施例では、DS
Sコンソール4にLEDを用いたが、液晶ディスプレイ
に、在室又は不在などを文字で画面表示するようにして
も良い。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,4,7記載の電話装置によれば、表示装置から所望
の電話機に対する着信呼び出しなどを行い、かつ、電話
機からの登録要求信号に基づいた在室又は不在を点灯又
は消灯して表示している。あるいは文字画面によって表
示しているため、在室又は不在を電話機を通じて登録が
でき、管理者が、その在室又は不在を容易かつ確実に確
認できるという効果を有する。
【0058】請求項2〜7記載の電話装置によれば、表
示装置から所望の電話機に対する着信呼び出しなどを行
うとともに、電話機を複数人が利用する際に電話機から
の、各人の在室又は不在をIDコードごとに区別し、そ
の在室又は不在を点灯又は消灯して表示し、あるいは文
字画面によって表示しているため、一部屋に複数人が居
住する際の、それぞれ部屋における各人の在室又は不在
を電話機を通じて個別に登録ができ、管理者が各人の在
室又は不在を容易かつ確実に確認できるという効果を有
する。
【0059】請求項3,4,7記載の電話装置によれ
ば、表示装置から所望の電話機に対する着信呼び出しな
どを行い、かつ、電話機からの発信操作が行われた際
に、表示装置での在室を点灯して表示している。あるい
は文字画面による在室表示に、強制的に設定しているた
め、部屋の電話機から発信が行われた際に、在室が自動
的に設定して表示され、管理者が各人の在室を、より正
確に判明できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話装置の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す電話機の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示すDSSコンソールの概略構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1に示すメモリにおける電話機の内線電話番
号の格納状態を示す図である。
【図5】第1実施例にあって各部屋に一人が居住する際
の在室又は不在をDSSコンソールで表示する処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例にあってDSSコンソールを操作し
て外線着信又は内線通話を行う際の動作の処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】第2実施例における表示操作部の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】第2実施例にあってメモリにおける内線電話番
号ごとの各人別のIDコードの格納状態を示す図であ
る。
【図9】第2実施例の動作における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】第3実施例の動作における処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル電話交換機 2a〜2n,4a 内線電話機 4 DSSコンソール 6,17,24 制御部 8 保守ターミナル 19 LCD 20 キーボード 26 表示操作部 26a 押ボタン 26b 使用状態表示LED 26c 在室不在表示LED 30a,30b 在室不在表示LED

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線を収容し、発信及び着信の交換処理
    を行う交換機と、 前記交換機に接続されて発信及び通話を行うとともに、
    当該電話機の利用者の在室又は不在の登録操作による登
    録要求信号を出力する電話機と、 前記交換機に接続されて前記電話機からの登録要求信号
    に基づいた在室又は不在を表示する表示装置と、 を備えることを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記電話機を複数人が利用する際に前記
    電話機からの在室又は不在の登録操作とともに、各人を
    示すIDコードを入力操作し、かつ、この登録要求信号
    を出力し、前記表示装置が登録要求信号に基づいた在室
    又は不在を、IDコードごとに区別して表示することを
    特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記電話機からの発信操作が行われた際
    に、表示装置での表示を在室に設定する設定手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記表示装置に、交換機を通じて所望の
    電話機を呼び出すための呼び出し手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記電話機からの在室又は不在の登録操
    作と、IDコードの入力とを前記電話機に設けられたキ
    ーから行うとともに、この入力に基づいた登録要求デー
    タを送出するデータ送出手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の電話装置。
  6. 【請求項6】 前記電話機からの在室又は不在の登録操
    作を前記電話機に設けられたキーから行うとともに、I
    Dコードを格納したカードを読み取る読み取り手段を備
    え、この二つの入力に基づいた登録要求データを送出す
    るデータ送出手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載の電話装置。
  7. 【請求項7】 前記表示装置に、在室又は不在を点灯又
    は消灯して表示する発光表示手段、又は文字表示を行う
    画面表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    電話装置。
JP6214497A 1994-09-08 1994-09-08 電話装置 Withdrawn JPH0879385A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009199A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Toshiba Corp 電話システム、電話端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003009199A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Toshiba Corp 電話システム、電話端末

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