JPH0879378A - インテリジェントネットワークシステム - Google Patents

インテリジェントネットワークシステム

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JPH0879378A
JPH0879378A JP20700194A JP20700194A JPH0879378A JP H0879378 A JPH0879378 A JP H0879378A JP 20700194 A JP20700194 A JP 20700194A JP 20700194 A JP20700194 A JP 20700194A JP H0879378 A JPH0879378 A JP H0879378A
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JP20700194A
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Hitoshi Ito
均 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインテリジェントネットワークシス
テムに関し、ユーザの利用状況ににより、システムを容
易に拡張できるインテリジェントネットワークシステム
を提供することを目的としている。 【構成】 中継交換機が複数の加入者交換機と接続され
たシステムにおいて、前記中継交換機内にインテリジェ
ントネットワーク呼を処理する小規模サービス制御ポイ
ント部を設けると共に、前記中継交換機に接続される第
1のデータベース内にインテリジェントネットワークサ
ービスを実現する変換テーブルを設け、該中継交換機を
インテリジェントネットワーク対応交換機として機能さ
せるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインテリジェントネット
ワークシステムに関する。近年、インテリジェントネッ
トワーク(IN)を利用した新サービスの供給が要求さ
れている。特に、新規事業者(NCC;ニューコモンキ
ャリア)に対しては、早い時期の提供が必要不可欠であ
る。しかしながら、本格的なインテリジェントネットワ
ークを構築するためには、多大な開発期間と開発費用が
必要となる。
【0002】
【従来の技術】インテリジェントネットワーク(IN)
とは、通常の音声やファクシミリの通信と異なり、着信
先課金サービスや料金代理徴収サービス等のサービスを
実行できるネットワークのことである。図6はインテリ
ジェントネットワークシステムの概念図である。1は複
数の交換機で、回線2を介して相互接続されている。3
は交換機1に接続される加入者端末で、各交換機1にそ
れぞれ複数接続されている。
【0003】4は交換機1の一つに接続されるSCP
(サービス制御ポイント)で、インテリジェントネット
ワークサービスの実行制御を行なう。5はSCPと接続
される各種データが記憶されるデータベース、6はデー
タベース5内に設けられた裏番号変換テーブルである。
該裏番号変換テーブル6には、ある種のサービス依頼を
示す特番と、その特番に対する加入番号との関係が記憶
されている。
【0004】このように構成されたネットワークシステ
ムにおいて、例えば加入者Aから加入者Bに通常の電話
をかける場合、加入者Aは加入者Bの電話番号(XX−
YYYY)をダイヤルする。この結果、交換機1は加入
者Aと加入者B間にパスを張る。そして、加入者Aと加
入者Bとは通話可能となる。
【0005】次に、加入者Aが着信先課金サービス(0
120−XXXX)をかける場合、加入者Aはこの番号
をダイヤルする。このダイヤルの頭の“0120”を判
別した交換機1は、この呼を通常の回線に通さず、SC
P4にスイッチする。SCP4は、データベース5内の
裏番号変換テーブル6を検索し、0120−XXXXに
対応する通常の電話番号を読み取る(裏番号変換)。
【0006】このようにして読み取った通常の電話番号
が、例えばXX−YYYYであった場合、加入者Aと加
入者B間に始めてパスが設定される。そして、加入者A
と加入者Bとは通話可能となる。この場合、通話料金
は、加入者Bの負担となり、加入者Aには課金されない
(着信先課金サービス)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなインテリジ
ェントネットワークシステムを、既存の公衆網を利用し
て構築する場合、以下のような問題がある。先ず、イン
テリジェントネットワーク(IN)を利用する利用者の
数を予測し、予測結果に応じた規模のINシステムを構
築する必要がある。しかしながら、利用者(ユーザ)の
数を予測することは一般に困難である。そこで、最初か
ら大規模なシステムを構築しようとすると、開発期間,
費用等が大規模なものとなる。
【0008】逆に、小規模なINシステムを実現しよう
とする場合、既存システムにINシステムの機能を付加
することが考えられるが、既存の公衆網は、本格IN化
が考慮されていない。従って、既存の公衆網をINシス
テムに移行させようとしても、流用分が殆どなく、全て
新規開発となり効率が悪い。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ユーザの利用状況ににより、システムを
容易に拡張できるインテリジェントネットワークシステ
ムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図は中継交換機(TS)10が複数の加入者交
換機(LS)1と接続された既存のネットワークを示し
ている。中継交換機10は、呼を加入者に落とすのでは
なく、呼を他の交換機に振り分ける機能を持っている。
3は加入者交換機1と接続された加入者端末で、電話端
末やファクシミリ装置等がある。
【0011】11は前記中継交換機10内に設けられ
た、インテリジェントネットワーク呼を処理する小規模
サービス制御ポイント部(SCP部)、20は中継交換
機10と接続されるデータベース、21は該データベー
ス20内に設けられたインテリジェントネットワークサ
ービスを実現する変換テーブルである。該変換テーブル
21は、図6に示す裏番号変換テーブルの他、必要に応
じて各種INサービスを実現するための各種の変換テー
ブルから構成されている。
【0012】この場合において、前記中継交換機10に
インテリジェントネットワーク呼を処理するサービス制
御ポイントと、該サービス制御ポイントと接続される第
2のデータベースとを付加することが、本格的なインテ
リジェントネットワークシステムを構築する上で好まし
い。
【0013】また、前記サービス制御ポイントと第2の
データベースを付加するに際し、前記変換テーブルの内
容を第2のデータベースに転送し、中継交換機は中継交
換機本来の機能に戻ることがスムーズなINシステムの
システムアップを行なう上で好ましい。
【0014】また、前記インテリジェントネットワーク
対応交換機が、呼制御用プロセッサと、複数の共通線信
号処理プロセッサとで構成される場合において、小規模
サービス制御ポイント部の機能を共通線信号処理プロセ
ッサの一つに持たせることが、既存のシステムを利用し
てINサービスを実現する上で好ましい。
【0015】更に、前記呼制御用プロセッサで、小規模
サービス制御ポイント部として機能する共通線信号処理
プロセッサの動作を制御することが既存のシステムにI
Nサービス機能を簡単に付加する上で好ましい。
【0016】
【作用】前記中継交換機10内に、INサービス機能を
持つ小規模サービス制御ポイント部11を、データベー
ス20内にINサービス実現時の変換テーブル21をそ
れぞれ設け、これらSCP部11と変換テーブル21を
持つ中継交換機10をインテリジェントネットワーク対
応交換機(SSP;サービス交換ポイント)として機能
させるようにした。これにより、最初は小規模のINサ
ービス機能を実現すると共に、ユーザの数が増えた時に
は、本格的なINシステムを構築する。このように、本
発明によれば、ユーザの利用状況により、システムを容
易に拡張できる。
【0017】この場合において、前記中継交換機にイン
テリジェントネットワーク呼を処理するサービス制御ポ
イントと、該サービス制御ポイントと接続される第2の
データベースとを付加することにより、システムの運用
を中断することなく本格的なインテリジェントネットワ
ークシステムを構築することができる。
【0018】また、前記サービス制御ポイントと第2の
データベースを付加するに際し、前記変換テーブルの内
容を第2のデータベースに転送し、中継交換機は中継交
換機本来の機能に戻ることによりスムーズなINシステ
ムのシステムアップを行なうことができる。
【0019】また、前記インテリジェントネットワーク
対応交換機が、呼制御用プロセッサと、複数の共通線信
号処理プロセッサとで構成される場合において、小規模
サービス制御ポイント部の機能を共通線信号処理プロセ
ッサの一つに持たせることにより、既存のシステムを利
用してINサービスを実現することができる。
【0020】更に、前記呼制御用プロセッサで、小規模
サービス制御ポイント部として機能する共通線信号処理
プロセッサの動作を制御することにより既存のシステム
にINサービス機能を簡単に付加することができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1のブロック図を参照して、小規模IN
システムの動作を説明する。本発明は既存のネットワー
クシステムにおける中継交換機10をIN対応交換機
(SSP)としても用いることにより、簡易にINシス
テムを実現したものである。
【0022】先ず加入者端末のCからDに通常の発呼を
したものとする。この発呼は、加入者交換機1を介して
中継交換機10に入る。該中継交換機10は、この発呼
を受けると、通常の呼であることを認識し、一般呼にス
イッチする。この結果、加入者Cからの発呼は、中継交
換機10から加入者交換機1を介して加入者Dに接続さ
れる。そして、加入者CとDとの間にパスが張られ、相
互通話が可能となる。
【0023】次に、加入者Cが例えば着信先課金サービ
ス等の特番をダイヤルして発呼したものとする。この発
呼は、加入者交換機1を介して中継交換機10に入る。
該中継交換機10は、この発呼を受けて特番ダイヤルで
あることを認識すると、制御をSCP部11に渡す。S
CP部11は、データベース20内の変換テーブル21
をアクセスして、当該特番に対する裏番号変換を行な
う。
【0024】裏番号が決定したら、中継交換機10は、
決定された裏番号との間にパスを設定すべく方路を決定
してパスを張る。この結果、加入者Cと特定の加入者と
の間にパスが張られ、通話が可能となる。このように、
本発明によれば、利用者が少ない間は、中継交換機10
内にINサービス機能を実現することができる。
【0025】図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。この実施例は、図1に示す小規模のINサービス
システムから本格的なINサービスシステムにシステム
アップしたものである。この実施例は、利用者(ユー
ザ)が増加した時に対応したシステムである。図におい
て、30は中継交換機10と接続されたインテリジェン
トネットワーク呼を処理するサービス制御ポイント(S
CP)、31は該サービス制御ポイント30と接続され
るデータベースである。データベース31には、前述し
た裏番号変換テーブル等のINサービス実行のための各
種変換テーブルが記憶されている。このデータベース3
1は、ユーザの増加に対応して大容量の変換テーブルを
内蔵している。このように構成されたシステムの動作を
説明すれば、以下のとおりである。
【0026】それまで、IN対応交換機として機能して
いた中継交換機10は、本来の中継交換機に戻る。この
ためのシーケンスは、以下のとおりである。先ず、デー
タベース20内に設けられていた変換テーブル21の内
容をデータベース31に転送する。この結果、データベ
ース31に各種変換テーブルの内容が移されることにな
る。これにより、中継交換機10は、データベース20
と共に通常の中継交換機能のみを実現する。代わりにI
Nサービスを実行する機能は、サービス制御ポイント3
0とデータベース31に移行する。これにより、運用シ
ステムを中断することなく移行することができる。
【0027】このように構成されたシステムにおいて、
先ず加入者端末のCからDに通常の発呼をしたものとす
る。この発呼は、加入者交換機1を介して中継交換機1
0に入る。該中継交換機10は、この発呼を受けると、
通常の呼であることを認識し、一般呼にスイッチする。
この結果、加入者Cからの発呼は、中継交換機10から
加入者交換機1を介して加入者Dに接続される。そし
て、加入者CとDとの間にパスが張られ、相互通話が可
能となる。
【0028】次に、加入者Cが例えば着信先課金サービ
ス等の特番をダイヤルして発呼したものとする。この発
呼は、加入者交換機1を介して中継交換機10に入る。
該中継交換機10は、この発呼を受けて特番ダイヤルで
あることを認識すると、制御をサービス制御ポイント3
0に渡す。該サービス制御ポイント30は、番号翻訳の
ためにデータベース31内の変換テーブルをアクセスす
る。そして、当該特番に対する番号翻訳を行なう。
【0029】翻訳番号が決定したら、サービス制御ポイ
ント30は、決定された翻訳番号との間にパスを設定す
べく方路を決定してパスを張る。この結果、加入者Cと
特定の加入者との間にパスが張られ、通話が可能とな
る。このように、本発明によれば、利用者が増加した時
でも、INサービスを実現することができる。
【0030】図3は小規模INシステムのSSP(IN
対応交換機)の機能構成例を示すブロック図である。こ
れらの機能は、例えばソフトウェアで実現される。IN
対応交換機SSPは、SCP機能40とSSP機能50
から構成されている。SCP機能40は、サービス制御
機能(SCF)40Aとサービスデータ機能(SDF)
60から構成されている。
【0031】サービス制御機能40Aは、INシナリオ
41,サービス論理実行管理機能42及びサービスデー
タアクセス管理機能43より構成されている。INシナ
リオ41は、それぞれのINサービス用特番に対する命
令(例えば“0120であったら裏番号変換せよ”)を
記憶する部分である。サービス論理実行管理機能42
は、INサービスを実行する機能である。サービスデー
タアクセス管理機能43は、データベースにアクセス
し、翻訳を要求し、翻訳結果を受け取る部分である。
【0032】SDF60は、データベースの内容であ
り、データ管理機能61とデータそのもの62から構成
されている。前記サービスデータアクセス管理機能43
は、データ管理機能61と接続される。
【0033】SSP機能50は、サービス交換機能(S
SF)51と呼制御機能(CCF)52から構成されて
いる。SSF51は、発側IN呼制御機能51aと着側
IN呼制御機能51bから構成され、CCF52は、発
側基本接続管理機能52aと着側基本接続管理機能52
bから構成されている。
【0034】図4は本格INシステムのSSP(サービ
ス交換ポイント)とSCP(サービス制御ポイント)の
機能構成例を示すブロック図である。本システムは、サ
ービス制御ポイント(SCP)70とサービス交換ポイ
ント(SSP)80より構成され、SCP70とSSP
80は共通線25で接続されている。
【0035】SCP70は、サービス制御機能(SC
F)90とサービスデータ機能(SDF)100より構
成されている。SCF90は、INシナリオ91,サー
ビス論理実行管理機能92及びサービスデータ管理機能
93より構成されている。INシナリオ90は、図3の
41と同じくそれぞれのINサービス用特番に対する命
令(例えば“0120であったら裏番号変換せよ”)を
記憶する部分である。サービス論理実行管理機能92
は、図3の42と同じく、INサービスを実行する機能
である。サービスデータアクセス管理機能93は図3の
43と同じく、データベースにアクセスし、翻訳を要求
し、翻訳結果を受け取る部分である。
【0036】SDF100は図3の60と同じく、デー
タベースの内容であり、データ管理機能101とデータ
そのもの102から構成されている。前記サービスデー
タアクセス管理機能93は、データ管理機能101と接
続される。
【0037】SSP80は、サービス交換機能(SS
F)110と呼制御機能(CCF)120から構成され
ている。SSF11は、発側呼制御管理機能111と着
側呼制御管理機能112から構成され、CCF120は
発側基本接続管理機能121,着側基本接続管理機能1
22及び基本機能123から構成されている。ここで、
基本機能123は、中継交換機としての機能である。
【0038】図3に示す小規模INシステムと、図4に
示す本格INシステムとを比較すると、サービス制御機
能(SCF)40Aと90,サービスデータ機能(SD
F)60と100は同一構成をしているため、本格SC
Pを導入する際に、小規模SCPのデータを引き継ぐこ
とにより、INサービスを移行することができる。
【0039】図5は本発明によるシステム構築の説明図
である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示
す。(a)に示す小規模INシステムから、(b)に示
す本格INシステムへの移行を示している。
【0040】(a)において、IN対応交換機10は、
複数の共通線信号処理用プロセッサ(CSP)130
と、呼制御用プロセッサ(CNP)131から構成され
ている。これら複数のCSPのうちの一つを小規模SC
Pとして用いている。つまり、図1のSCP部11がこ
の小規模SCPに対応している。小規模SCP130に
は、データベース20が接続され、SCPデータ(前述
した変換テーブル等を含む)が格納される。
【0041】(b)において、30はサービス制御ポイ
ント(SCP)、31は該SCP30と接続されるデー
タベースである。このデータベース31は、SCPデー
タが格納されるINサービス専用のデータベースであ
る。
【0042】(a)に示すシステムは、既存のネットワ
ークでINサービスを実現したものである。小規模サー
ビス制御ポイント部の機能を共通線信号処理プロセッサ
130の一つに持たせることで、IN呼を処理する。呼
制御用プロセッサ131は、発呼が通常の呼であった場
合には、CSP130に指令して通常の呼の振り分け制
御を行なう。発呼がIN呼であった場合には、SCP部
として動作しているCSP130にIN呼をスイッチ
し、裏番号変換等のINサービスを実行させる。この実
施例によれば、呼制御用プロセッサ131で、小規模サ
ービス制御ポイント部として機能する共通線信号処理プ
ロセッサ130の動作を制御することにより、既存のシ
ステムにINサービス機能を簡単に付加することができ
る。
【0043】ここで、利用者(ユーザ)の数が増える
と、(a)に示す小規模システムでは対応できなくな
る。本格システム導入時の動作は以下のとおりである。
この場合には、(b)に示す本格INシステムに移行す
る。この場合、小規模SCP130で制御しているSC
Pデータを本格SCP側に転送する()。つまり、第
1のデータベース20に記憶されているSCPデータ
(変換テーブル等)を第2のデータベース31に転送す
るものである。
【0044】この後は、小規模SCPとして動作してい
たCSPからのデータベース20へのアクセスは規制さ
れる()。呼制御用プロセッサ131は、受け付けた
呼がIN呼であった場合には、CSP130に呼の振り
分け指令を出し、IN呼はCSP経由で全てSCP30
に接続される()。のデータ転送が終了したら、そ
れまでの小規模SCPとして動作していたCSPを共通
線制御用に切り替える()。つまり、本来のCSPと
しての機能に戻す。このようにして、本格的なSCPを
供給する場合でも、運用システムを中断することなく、
INシステムを構築することができる。
【0045】以上説明した本発明の効果は以下のとおり
である。 (1)初期段階は、既存システムで対応することができ
るため、初期ハードウェアを設置する必要がない。安上
がりである。 (2)既存システムにINサービスを提供する場合、ソ
フトウェア以外の作り込みのみで実現できるため、早期
に提供可能である。 (3)本格SCPを導入する場合でも、既存ソフトウェ
アの流用が可能である。 (4)本格SCPを導入する場合でも、運用システムを
中断することなく移行することができる。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、中継交換機が複数の加入者交換機と接続された
システムにおいて、前記中継交換機内にインテリジェン
トネットワーク呼を処理する小規模サービス制御ポイン
ト部を設けると共に、前記中継交換機に接続される第1
のデータベース内にインテリジェントネットワークサー
ビスを実現する変換テーブルを設け、該中継交換機をイ
ンテリジェントネットワーク対応交換機として機能させ
ることにより、ユーザの利用状況ににより、システムを
容易に拡張できるインテリジェントネットワークシステ
ムを提供することができる。
【0047】この場合において、前記中継交換機にイン
テリジェントネットワーク呼を処理するサービス制御ポ
イントと、該サービス制御ポイントと接続される第2の
データベースとを付加することにより、システムの運用
を中断することなく本格的なインテリジェントネットワ
ークシステムを構築することができる。
【0048】また、前記サービス制御ポイントと第2の
データベースを付加するに際し、前記変換テーブルの内
容を第2のデータベースに転送し、中継交換機は中継交
換機本来の機能に戻ることにより、スムーズなINシス
テムのシステムアップを行なうことができ、システムを
容易に拡張することができる。
【0049】また、前記インテリジェントネットワーク
対応交換機が、呼制御用プロセッサと、複数の共通線信
号処理プロセッサとで構成される場合において、小規模
サービス制御ポイント部の機能を共通線信号処理プロセ
ッサの一つに持たせることにより、既存のシステムで容
易にINシステムを構築することができる。
【0050】更に、前記呼制御用プロセッサで、小規模
サービス制御ポイント部として機能する共通線信号処理
プロセッサの動作を制御することにより、既存のシステ
ムにINサービス機能を簡単に付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】小規模INシステムのSSPの機能構成例を示
すブロック図である。
【図4】本格INシステムのSSPとSCPの機能構成
例を示すブロック図である。
【図5】本発明によるシステム構築の説明図である。
【図6】インテリジェントネットワークシステムの概念
図である。
【符号の説明】
1 加入者交換機 3 加入者端末 10 中継交換機 11 SCP部 20 データベース 21 変換テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継交換機が複数の加入者交換機と接続
    されたシステムにおいて、 前記中継交換機内にインテリジェントネットワーク呼を
    処理する小規模サービス制御ポイント部を設けると共
    に、 前記中継交換機に接続される第1のデータベース内にイ
    ンテリジェントネットワークサービスを実現する変換テ
    ーブルを設け、該中継交換機をインテリジェントネット
    ワーク対応交換機として機能させることを特徴とするイ
    ンテリジェントネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記中継交換機にインテリジェントネッ
    トワーク呼を処理するサービス制御ポイントと、 該サービス制御ポイントと接続される第2のデータベー
    スと、を付加して本格的なインテリジェントネットワー
    クシステムを構築することを特徴とする請求項1記載の
    インテリジェントネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記サービス制御ポイントと第2のデー
    タベースを付加するに際し、前記変換テーブルの内容を
    第2のデータベースに転送し、中継交換機は中継交換機
    本来の機能に戻ることを特徴とする請求項2記載のイン
    テリジェントネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記インテリジェントネットワーク対応
    交換機が、呼制御用プロセッサと、複数の共通線信号処
    理プロセッサとで構成される場合において、 小規模サービス制御ポイント部の機能を共通線信号処理
    プロセッサの一つに持たせることを特徴とする請求項1
    記載のインテリジェントネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記呼制御用プロセッサで、小規模サー
    ビス制御ポイント部として機能する共通線信号処理プロ
    セッサの動作を制御することを特徴とする請求項4記載
    のインテリジェントネットワークシステム。
JP20700194A 1994-08-31 1994-08-31 インテリジェントネットワークシステム Withdrawn JPH0879378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540655A (ja) * 2006-06-06 2009-11-19 アガーワル、サンジブ 電話装置及び至急タグを有する呼の送信及び受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540655A (ja) * 2006-06-06 2009-11-19 アガーワル、サンジブ 電話装置及び至急タグを有する呼の送信及び受信方法

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