JPH0879263A - セル組立回路およびstm/atm変換回路 - Google Patents

セル組立回路およびstm/atm変換回路

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JPH0879263A
JPH0879263A JP20841794A JP20841794A JPH0879263A JP H0879263 A JPH0879263 A JP H0879263A JP 20841794 A JP20841794 A JP 20841794A JP 20841794 A JP20841794 A JP 20841794A JP H0879263 A JPH0879263 A JP H0879263A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 STM/ATM変換におけるセル組立での遅
延を少なくすると共に、セル組立回路の後段の多重部で
のセルの衝突を防ぎセルの遅延を少なくする。 【構成】 回線データ101を蓄えるバッファ102
と、バッファへの書込アドレスを示す書込カウンタ11
6と、バッファからの読出アドレスを示す読出カウンタ
117と、外部トリガ115入力時に書込カウンタ11
6を所定値にセットするカウンタセット部124と、読
み出したデータ105とセルヘッダ119とアダプテー
ションヘッダ118を多重化してセル113を送信する
多重化部112とを有するSTM/ATM変換回路に用
いるセル組立回路100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、STM(Synchronous
Transfer Mode)網とATM(AsynchronousTransfer Mo
de)網の相互接続に用いるセル組立回路とこのセル組立
回路を用いたSTM/ATM変換回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近の企業内情報通信ネットワークは、
音声通信だけでなく、フロアLAN等が広く普及し、遠
隔地のLAN間通信等も増え、またTV会議システム等
の動画像通信も増加してきている。そのため、マルチメ
ディアおよび広帯域ネットワークの要求が近年とみに高
まっている。このマルチメディアおよび広帯域ネットワ
ークを実現させるべく、CCITTにおいて、次世代通
信網の本命であるB−ISDNの標準化が進められ、A
TM網が構築されつつある。
【0003】そこでATM網の構築に先立ち、例えば、
NTTが156Mb/s専用線サービスの開始を予定し
たり、企業内情報通信ネットワークのマルチメディア化
および広帯域化がいっそう進められることに鑑み、企業
内情報通信ネットワークのマルチメディア化および広帯
域化を進める上で重要な位置を占めるATM多重化装置
の検討が現在活発になされている。
【0004】そして、ATM信号とSTM信号の相互変
換を行うシステムの性能向上が望まれ、このシステムに
おいて、STM回線データをATMセルフォーマットへ
変換する場合のセル化遅延時間を短縮することが、情報
遅延を防ぐための重要な鍵となっている。
【0005】例えば、特開平5−37548号公報に
は、従来のSTM/ATM変換回路において、STM/
ATM変換での遅延を小さくするため、STMのチャネ
ルをマッピングすることによってセル化の遅延を抑える
多重STM/ATM変換方式が述べられている。また、
電子情報通信学会の信学技報SSE92−170には、
「FDDIリピータ機能を有するATM多重化装置の検
討」で1.5Mb/s、2.048Mb/s、6.3M
b/sのディジタル信号のセルへの組立が述べられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術として示
した特開平5−37548号公報に記載された変換方式
では、セル組立が独立に行なわれるため、複数のセル組
立部で同時にセルが組み立てられ多重化装置またはスイ
ッチ装置にセルが到着した場合、セルの衝突によって遅
延が発生するという問題があった。
【0007】また、電子情報通信学会の信学技報SSE
92−170に示された多重化装置では、多重/分離で
50μsの遅延が発生する問題があった。この方式で
は、多重化後の出回線の伝送速度が150Mb/sと高
速であることから遅延時間が少なくなっている。しか
し、多重化装置またはスイッチ装置の出回線が例えば1
92kb/sと低速である場合には、1セルを送信する
のに約2.2msかかるので、10方路からのセルが衝
突するとすると一番待たされたセルの遅延は約22ms
になる。また、セルの衝突だけを回避するためにセル組
立の時間をずらした場合は、セル組立において待合せが
起こる。これが音声セルであれば遅延による音声品質の
劣化だけでなく、エコーによる音声劣化を防ぐために受
信端にエコーキャンセラが必要になるという問題が生じ
る。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するもので、
入力されたSTM回線データをセルに組立るセル組立回
路での遅延を簡単な構成で抑え、かつ多重回路でのセル
の衝突を防ぐことができるSTM/ATM変換回路の知
入られるセル組立回路を提供するとともにこのセル組立
回路を用いたSTM/ATM変換回路を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のSTM/ATM変換回路に用いられるセル
組立回路は、STM回線データを格納するバッファと、
前記バッファの使用量を監視し、バッファの使用量が所
定の値以上のときまたは所定の値に達しないとき、前記
バッファへのSTM回線データの書込みを前記所定の値
から行うとともに前記バッファからのデータの読出しを
外部トリガに基づいて制御するバッファコントロール部
から構成される。
【0010】さらに、本発明に係るSTM/ATM変換
回路に用いられるセル組立回路は、STM回線データを
格納するバッファと、前記バッファへのSTM回線デー
タの書込みを制御する書込カウンタと、外部トリガに基
づいて前記バッファに書き込まれたSTM回線データの
読出しを制御する読出カウンタと、前記書込カウンタの
カウント値と前記読出カウンタのカウント値とから前記
バッファの使用量を監視し、外部トリガが入力されたと
きの書込カウンタのカウント値が所定の値以上の場合、
または、外部トリガが入力されたときの書込カウンタの
カウント値が所定の値に達しない場合、書込カウンタの
カウント値を前記所定の値にセットするセット信号を出
力するカウンタセット部から構成される。
【0011】また、本発明に係るSTM/ATM変換回
路は、それぞれに異なるSTM回線データが入力されそ
れぞれにタイミングの異なる外部トリガに基づいて送信
セルを出力する複数の前記セル組立回路と、各セル組立
回路からの送信セルを多重化して多重セルを出力する多
重回路と、タイミングの異なる外部トリガを順次前記各
セル組立回路へ出力するとともに、各セル組立回路から
の送信セルを前記外部トリガに対応して選択する選択信
号を前記多重回路へ出力するセル送信要求制御回路から
構成される。
【0012】
【作用】本発明に係るセル組立回路は、バッファに格納
されたSTM回線データが所定の量以上かまたは所定の
量に達しないときは、所定の量(アドレス)からデータ
を書き込むことによって、バッファに蓄えられるSTM
回線データをセル組立に必要なデータ量に調整すること
ができ、セル組立によるデータ変換の遅延を抑えること
ができる。
【0013】また、本発明に係るSTM/ATM変換回
路は、複数のセル組立回路からのセルを多重化するにあ
たって、外部から各セル組立回路毎にタイミングをずら
してトリガを与えることによって、多重回路に送信セル
が同時に到着することを防ぎ、セルの衝突による遅延を
防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、STM/ATM変換回路に用いるセル
組立回路の1実施例を用いて本発明を説明する。図1
は、本発明に係るSTM/ATM変換回路に用いるセル
組立回路の構成を示すブロック図である。
【0015】本発明に係るSTM/ATM変換回路に用
いるセル組立回路100は、バッファ102と、バッフ
ァコントロール部103と、セル組立タイミング部10
8と、アダプテーションヘッダ部生成回路110と、セ
ルヘッダ部生成回路111と、多重化部(MUX)11
2から構成される。バッファコントロール部103は、
書込カウンタ116と、読出カウンタ117と、カウン
タセット部124からなる。
【0016】以下、図1を用いて、本発明のセル組立回
路の動作を説明する。STM網は、複数のチャネル回線
を収容し、データをフレーム上に割り振られたタイムス
ロットにのせて転送する。一方ATM網では、ヘッダ部
とデータフィールド部とから構成されるセルと呼ばれる
パケットでデータを転送する。
【0017】STM回線とATM回線を収容する交換機
は、STM回線データをセルフォーマットに変換してS
TM信号からATM信号へ変換する機能を有しており、
STM回線データからATM回線データに変換されたデ
ータをATM網に伝送および交換する。ATM回線網の
受信側交換機は、受信したATM回線データに変換され
たデータを元のデータフォーマットに復元して、STM
信号に変換する。本発明に係るセル組立回路は、この交
換機に用いられるSTM/ATM変換回路に用いられ、
簡単な構成の装置を用いてSTM回線データを送信セル
に変換する際の処理速度を従来のものに比して向上させ
たセル組立回路である。
【0018】以下、具体的にSTM回線データを送信セ
ルに組み立てるセル組立動作を説明する。セル組立回路
100へ入力されたSTM回線データ101は、まず、
バッファ102に蓄えられる。バッファコントロール部
103は、バッファ102の書込アドレス121を示す
書込カウンタ116と、バッファ102の読出アドレス
120を示す読出カウンタ117を備えている。バッフ
ァコントロール部103は、STM回線データ101の
タイミングクロック104で、書込カウンタ116をカ
ウントし、このカウント値に基づいて出力される書込ア
ドレス121によって指定されるバッファ102のアド
レスにSTM回線データ101を書き込み、送信セル1
13のクロックに同期した読出クロック109で読出カ
ウンタ117をカウントし、このカウント値に基づいて
出力される読みだしアドレス120によってバッファ1
02の内容を読み出す。さらに、バッファコントロール
部103は、書込カウンタ116の内容と読出カウンタ
117の内容を比較して、バッファ102内に蓄えられ
るSTM回線のデータ量が、セル組立に必要なデータ量
となるよう管理する。
【0019】図2は、セル組立回路における読出アドレ
ス120と、外部トリガ115と、送信セル113と、
STM回線データ101と、セット信号122の時間的
関係を示すタイミングチャートである。
【0020】セル組立タイミング部108は、53クロ
ックを1サイクルとするカウンタを具備しており、外部
トリガ115を受けると、バッファコントロール103
にセット信号106を送信するとともに、前記カウンタ
が先頭からカウント動作を開始する。さらに、セル組立
タイミング部108は、カウンタのカウントの初めの5
クロックでセルヘッダ部生成回路111からセルヘッダ
部119を読出す読出クロック109と、次の1クロッ
クでアダプテーションヘッダ部生成回路110からアダ
プテーションヘッダ部118を読み出す読出クロック1
09と、続く47クロックでバッファ102からデータ
105を読み出す読出クロック109を出力する。ま
た、セル組立タイミング部108は、多重化部(MU
X)112に前記各読出クロック109に同期してそれ
ぞれのヘッダ部およびデータを選択するセレクト信号1
07を送出する。多重化部112は、前記セレクト信号
107に基づいて前記セルヘッダ部119とアダプテー
ションヘッダ部118とデータ105を多重化して送信
セル113を形成し送出する。
【0021】バッファコントロール部103は、セル組
立タイミング回路108からのセット信号106を受信
すると、書込カウンタ116の値を所定値にセットする
書込カウンタ値セット信号122を書込カウンタ116
に送出する。セットする値は、バッファ102の読出速
度と書込速度に基づいて決定されるが、バッファ102
からデータ101を読出す際、データを読み出してから
読出クロックがちょうど47クロック目にバッファ10
2内のデータが全て読み出されるように書込カウンタの
セット値を決める。すなわち、カウンタセット部124
で書込カウンタ116の値と読出カウンタ117の値の
変化を監視してセットする値を計算する。本実施例で
は、書込カウンタ117のセット値を23として説明す
る。
【0022】しかし、書込カウンタ117のセット値を
読出速度と書込速度に基づいて決定しただけでは、セル
組立回路100を正常に起動させることはできない。す
なわち、書込カウンタ117のセット値をセットするタ
イミングを合わせる必要がある。そこで、外部トリガ1
15を受信した時に、書込カウンタ116のカウント値
を所定の値例えば23にセットする。こうすると書込カ
ウンタ116の値が23より大きい場合は、バッファ1
02のデータは廃棄されることになる。また書込カウン
タ116の値が23より小さい場合は、バッファ102
にダミーデータを書き込むことになる。なお、書込カウ
ンタ116の値が23の場合は、そのままの状態を保つ
ことになり、データは廃棄されずダミーデータが書き込
まれることはない。このデータの廃棄またはダミーデー
タの書込みの動作は、セル組立回路100の初期の立ち
上げ時に行われるものであって、STM網のSTM回線
のフレーム同期をとる際の動作であるので、意味のある
データは送られておらず、データ伝送上なんら問題を生
じることはない。
【0023】図3にバッファ102の書込時および読出
時の状態図を示す。STM回線のデータ101がバッフ
ァ102内に所定量以上残っている場合、すなわち、書
込カウンタ116の値が所定値(例えば、23)より大
きい場合は、バッファ102に既に書き込まれているS
TM回線データのうちライトポインタが23以降のデー
タは廃棄され、23クロック目からのSTM回線データ
が書き込まれる。またバッファ102内に残っているS
TM回線のデータが所定量以下である場合、すなわち、
書込カウンタ116の値が所定値(例えば、23)より
小さい場合は、ライトポインタは23に移り、結果とし
てバッファ102に書込カウンタの値に相当するポイン
タから23までに既に書き込まれているデータがダミー
データとして書き込まれたことになる。
【0024】ここで、外部トリガ115と、STM回線
データ101と、バッファ102からの読出データ10
5は同期しているので、一度書込カウンタ116の値を
上記のようにセットすると、外部トリガ115を受信し
たときの書込カウンタの値は常に同じ値を示すことにな
る。
【0025】このように構成することで、セル組立回路
100の初期の立ち上げ時に、STM網のSTM回線の
フレーム同期をとる際、STM回線のデータが任意の量
以上バッファに残っていた場合は、このSTM回線の残
余のデータを廃棄することとなり、または、バッファ内
のSTM回線のデータが任意の量以下であった場合は、
任意の量になるようにダミーデータを挿入することとな
って、バッファに蓄えられるSTM回線のデータをセル
組立に必要なデータ量に調整することができ、セル組立
による遅延を抑えることができる。
【0026】なお上記実施例では、回線データ101の
送信速度とセル113の送信速度の関係から書込カウン
タ116のセット値を23としたが、回線データ101
の送信速度とセル113の送信速度が変わっても書込カ
ウンタ116のセット値を変えることで本実施例の働き
が実現可能であることはいうまでもない。
【0027】次に、上述のセル組立回路を複数個用いて
セル多重を行うようにしたSTM/ATM変換回路の構
成を図4および図5を用いてを説明する。
【0028】図4は、セル組立回路を複数個用いてセル
多重を行うようにしたSTM/ATM変換回路の構成図
を示し、図5は、そのタイミングチャートを示す。本実
施例に係るSTM/ATM変換回路は、複数個のセル組
立回路100−1〜100−n、多重回路130、セル
送信要求制御回路140から構成される。
【0029】セル組立回路100−1〜100−nは、
上述した図1に示される構成を有しており、それぞれ入
力されたSTM回線データ101−1〜101−nを外
部トリガ115−1〜115−nのタイミングで送信セ
ル113−1〜113−nとして出力する。多重回路1
30は、セル組立回路100−1〜100−nから送出
された各送信セル113−1〜113−nを多重化し多
重セル150として出力する回路である。セル送信要求
制御回路140は、各セル組立回路100−1〜100
−nへ外部トリガ115−1〜115−nを出力すると
ともに多重回路130へ選択信号141を出力し多重化
の動作を制御する回路である。
【0030】図5は、複数のセル組立回路を多重する場
合のタイミングチャートであり、複数の外部トリガ11
5−1〜115−nと多重セル150の時間的関係を示
している。
【0031】以下、複数のセル組立回路によってセル多
重を行うときのSTM/ATM変換回路の動作を説明す
る。本実施例では、セル組立回路100の回路数をnと
し、各セル組立回路100−1〜100−nの送信セル
113−1〜113−nの送信速度を同じとし、多重回
路130から出力される多重セル150の送信速度を送
信セル113の送信速度のn倍として説明する。
【0032】セル送出要求制御回路140は、n進カウ
ンタを持有している。セル送出要求制御回路140は、
このn進カウンタをフリーランさせ、そのカウント値が
“0”でセル組立回路100−1に、“n−1”でセル
組立回路100−nにそれぞれ外部トリガ115を送信
するように、各セル組立回路100−1〜100−nに
外部トリガ115−1〜115−nをタイミングをずら
して順次与える。さらに、セル送信要求制御回路140
は、多重回路130に外部トリガ115−1〜115−
nに合わせて各セル組立回路101−1〜101−nか
らの送信セル113−1〜113−nの入力線を選択す
る選択信号141を送信する。
【0033】多重回路130は、受信した選択信号14
1に従って順次入力線を選択し出力し、送信セルの多重
化を行ない多重セル150を送信する。このように、本
発明では、外部トリガ115−1〜115−nのタイミ
ングがそれぞれ送信セル長分ずらされているので、送信
セル113−1〜113−nが同時に多重回路130に
到着することがなくなるとともに、それぞれの送信セル
113の先頭で一度タイミング合わせればそれ以後のセ
ルについてはタイミングがとれているので、セルがきれ
いに並びセル衝突による遅延を防ぐことができる。
【0034】なお、本実施例では、セル組立回路100
の回路数をnとし、各セル組立回路100のセル送信1
13速度を同じとし、多重回路130の多重セル150
の送信速度をセル113の送信速度のn倍の場合を示し
たが、各セル組立回路100のセル113の送信速度が
違う場合や、セル組立回路100の数が異なる場合に
は、セル送信要求制御回路140を変更して外部トリガ
115と選択信号141の送信タイミングを変えること
で対応できることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセル組立
回路およびSTM/ATM変換回路は、バッファ内のS
TM回線データを所定量に保つように構成したので、簡
単な構成でセル組立回路での遅延を抑えることができ、
かつ、外部トリガによってセルを取り出すようにしたの
で、多重回路でのセルの衝突を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セル組立回路の構成を示すブロック図。
【図2】セル組立回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図3】バッファの書込・読出時の状態図。
【図4】複数のセル組立回路をもってセル多重を行なう
STM/ATM変換回路の構造を示す構成図。
【図5】複数のセル組立回路をもってセル多重を行なう
STM/ATM変換回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
100 セル組立回路 101 STM回線データ 102 バッファ 103 バッファコントロール部 104 タイミングクロック 105 送信セル 106 セット信号 107 セレクト信号 108 セル組立タイミング部 109 読出クロック 110 アダプテーションヘッダ部生成回路 111 セルヘッダ部生成回路 112 多重化部(MUX) 113 セル 115 外部トリガ 116 書込カウンタ 117 読出カウンタ 124 カウンタセット部 140 セル送信要求制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 STM網とATM網を相互接続するため
    にSTM回線データを一時バッファに蓄えて送信セルに
    必要なデータを取り出すことによってセルの組立を行な
    うセル組立回路において、STM回線データを格納する
    バッファと、前記バッファの使用量を監視し、バッファ
    の使用量が所定の値以上のときまたは所定の値に達しな
    いとき、前記バッファへのSTM回線データの書込みを
    前記所定の値から行うとともに前記バッファからのデー
    タの読出しを外部トリガに基づいて制御するバッファコ
    ントロール部から構成されたことを特徴とするSTM/
    ATM変換回路のセル組立回路。
  2. 【請求項2】 STM網とATM網を相互接続するため
    にSTM回線データを一時バッファに蓄えて送信セルに
    必要なデータを取り出すことによってセルの組立を行な
    うセル組立回路において、STM回線データを格納する
    バッファと、前記バッファへのSTM回線データの書込
    みを制御する書込カウンタと、外部トリガに基づいて前
    記バッファに書き込まれたSTM回線データの読出しを
    制御する読出カウンタと、前記書込カウンタのカウント
    値と前記読出カウンタのカウント値とから前記バッファ
    の使用量を監視し、外部トリガが入力されたときの書込
    カウンタのカウント値が所定の値以上の場合、または、
    外部トリガが入力されたときの書込カウンタのカウント
    値が所定の値に達しない場合、書込カウンタのカウント
    値を前記所定の値にセットするセット信号を出力するカ
    ウンタセット部から構成されたことを特徴とするSTM
    /ATM変換回路のセル組立回路。
  3. 【請求項3】 STM網とATM網を相互接続するため
    のSTM/ATM変換回路であって、それぞれに異なる
    STM回線データが入力されそれぞれにタイミングの異
    なる外部トリガに基づいて送信セルを出力する複数のセ
    ル組立回路と、各セル組立回路からの送信セルを多重化
    して多重セルを出力する多重回路と、タイミングの異な
    る外部トリガを順次前記各セル組立回路へ出力するとと
    もに、各セル組立回路からの送信セルを前記外部トリガ
    に対応して選択する選択信号を前記多重回路へ出力する
    セル送信要求制御回路から構成されたことを特徴とする
    STM/ATM変換回路のセル組立回路。
  4. 【請求項4】 STM網とATM網を相互接続するため
    のセルの組立を行うSTM/ATM変換回路のセル組立
    回路において、STM回線データを一時蓄積するバッフ
    ァと、外部トリガを受信してセルを送信する手段と、バ
    ッファに蓄えられたセルに必要なデータを取り出すこと
    によりセルを組み立てる手段と、バッファの使用量を監
    視する手段と、外部トリガを受信したときにバッファ内
    のSTM回線データが任意の量以上の場合、任意の量を
    超えるSTM回線データを廃棄する手段を有することを
    特徴とするSTM/ATM変換回路のセル組立回路。
  5. 【請求項5】 STM網とATM網を相互接続するため
    のセルの組立を行うSTM/ATM変換回路のセル組立
    回路において、STM回線データを一時蓄積するバッフ
    ァと、外部トリガを受信してセルを送信する手段と、バ
    ッファに蓄えられたセルに必要なデータを取り出すこと
    によりセルを組み立てる手段と、バッファの使用量を監
    視する手段と、外部トリガを受信したときにバッファ内
    のSTM回線データが任意の量以下の場合、任意の量に
    なるようにダミーデータを入れる手段を有することを特
    徴とするSTM/ATM変換回路のセル組立回路。
JP20841794A 1994-09-01 1994-09-01 セル組立回路およびstm/atm変換回路 Expired - Fee Related JP3609856B2 (ja)

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