JPH0879226A - フレーム位相制御方法及び制御装置 - Google Patents

フレーム位相制御方法及び制御装置

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JPH0879226A
JPH0879226A JP6230343A JP23034394A JPH0879226A JP H0879226 A JPH0879226 A JP H0879226A JP 6230343 A JP6230343 A JP 6230343A JP 23034394 A JP23034394 A JP 23034394A JP H0879226 A JPH0879226 A JP H0879226A
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JP
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frame
time
phase
delay
timing
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JP6230343A
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English (en)
Inventor
Kazuho Kawaguchi
和穂 川口
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム間あるいはタイムスロット間の時間
順序性を保証しながらバッファリングと遅延読み出し制
御を行う。 【構成】 複数の位相調整器10にそれぞれ互いに時間
順序性を保証されるフレームが入力したとき、これらを
各バッファメモリに書き込むタイミングをあわせる。即
ち、書き込みタイミング制御のための遅延挿脱制御を、
1つの遅延制御部16が代表し統括して同一内容で行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータ通信
装置において、フレーム構成のデータを受信し転送する
場合に、一旦バッファメモリに取り込み、読み出しを行
うとき、適切な位相合わせを行うフレーム位相制御方法
及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータをフレーム単位で受信
し、転送する場合、送信側との同期がとれていないとき
は、一旦そのフレームをバッファメモリに格納し、適当
なタイミングでそのフレームを読み出して後続回路に転
送する。フレームが連続して受信される場合には、各フ
レームの受信タイミングとその読み出しタイミングとの
間の位相を常に適切に調整しなければ、受信したデータ
の円滑な処理が望めない。このような位相合わせのため
に、フレームアライナと呼ばれる装置が使用される。こ
の装置は、受信したフレームをバッファメモリに格納
し、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの間に適当
な差を設けつつ、読み出し制御を行っている。データの
読み出し制御は一定の周期で規則的に行われるが、受信
タイミングは変動する。従って、受信タイミングが遅れ
ると、書き込みアドレスと読み出しアドレスが接近し、
データバッファリングのための適切な時間が保てない。
そこで、このような場合、遅延回路等を用いて受信デー
タを予め決められた単位時間遅延して読み出しタイミン
グも同時に1フレーム分遅らせるといった処理が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のフレーム位相制御方法には、次のような解決す
べき課題があった。例えば、ISDN(サービス総合デ
ィジタル網)において採用されているマルチレイト・ベ
アラサービスでは、情報転送速度向上のために1群の情
報を分割して2以上のBチャネルに供給し、同時並行転
送することが行われている。このような場合には、受信
側では各Bチャネルにそれぞれフレームアライナを接続
し、受信したフレームの位相合わせを行った後、データ
を合成し処理する。
【0004】しかしながら、各チャネルのデータ転送速
度は必ずしも完全に一致せず、フレームアライナに受信
されるタイミングは、それぞればらばらになる。従っ
て、同時に受信されるべき情報が一方のチャネルのフレ
ームアライナでは設定されたバッファリングのための時
間だけ遅れて処理され、他方のチャネルのフレームアラ
イナでは単位時間遅延され、1フレーム分遅れて読み出
されることがある。これでは、同一タイミングで受信さ
れるべきデータを適切に処理することが困難になる。I
SDNにおいては、このような弊害を避けるため、同一
フレーム内あるいはフレーム間のTSSI保証(時間順
序性の保証)を要求している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の要求に応
えるべく次の構成を採用する。本発明の方法は、1群の
情報を構成する複数のフレームをそれぞれ独立に受け入
れて、各バッファメモリに書き込み、その後出力要求信
号にタイミングをあわせてフレームを読み出して出力す
る場合に、各フレームの書き込みタイミングが変動して
予め設定された一定の要調整範囲に含まれたとき、遅延
要素の挿脱により単位時間だけ書き込みタイミングをシ
フトさせるとともに、1フレーム分読み出しタイミング
をシフトさせるという遅延挿脱制御を実行する複数の位
相調整器を設ける。ほぼ同一タイミングで複数の位相調
整器に入力する複数のフレームが、互いに時間順序性を
保証されるべきもののとき、複数の位相調整器のうちの
いずれかが、他の位相調整器の遅延挿脱制御を統括して
同一内容で実行する。
【0006】また、本発明の装置は、1群の情報を構成
する複数のフレームをそれぞれ独立に受け入れてバッフ
ァメモリに書き込み、その後出力要求信号にタイミング
をあわせてフレームを読み出して出力する複数の位相調
整器を備える。各位相調整器は、入力したフレームを一
時格納するバッファメモリと、フレームのバッファメモ
リへの書き込みタイミングを単位時間遅延する遅延回路
と、入力したフレームを直接バッファメモリに書き込む
か、遅延回路で遅延させたフレームをバッファメモリに
書き込むかを選択するセレクタと、出力要求信号にタイ
ミングをあわせてバッファメモリからフレームを読み出
して出力する読み出し制御部と、各フレームの書き込み
タイミングが変動して予め設定された一定の要調整範囲
に含まれたとき、これを検出する位相比較器と、この位
相比較器の検出信号により、セレクタを制御し、単位時
間だけ書き込みタイミングをシフトさせる遅延制御部と
を備える。更に、複数の位相調整器のうちのいずれかに
含まれる遅延制御部の制御信号を、他の位相調整器の遅
延制御部の制御信号に優先して各セレクタに入力させる
優先制御部を備える。
【0007】本発明の方法は、時間軸上にタイムスロッ
ト単位で多重化された1群の情報を構成する任意の数の
フレームを受け入れて、タイムスロット単位でバッファ
メモリに書き込み、その後出力要求信号にタイミングを
あわせてタイムスロット単位でフレームを読み出して出
力する場合に、多重化された任意のフレームの情報の書
き込みタイミングが変動して予め設定された一定の要調
整範囲に含まれたとき、遅延要素の挿脱により単位時間
だけ書き込みタイミングをシフトさせるとともに、1フ
レーム分読み出しタイミングをシフトさせるという遅延
挿脱制御を実行する位相調整器を設ける。複数のフレー
ムを構成する各タイムスロットが、互いに時間順序性を
保証されるべきもののとき、該当する複数のフレームに
ついて、位相調整器の遅延挿脱制御を統括して同一内容
で実行する。
【0008】本発明の装置は、時間軸上に多重化された
1群の情報を構成する任意の数のフレームを受け入れ
て、タイムスロット単位でバッファメモリに書き込み、
その後出力要求信号にタイミングをあわせてタイムスロ
ット単位でフレームを読み出して出力する位相調整器を
備える。この位相調整器は、入力したフレームを一時格
納するバッファメモリと、フレームのバッファメモリへ
の書き込みタイミングをタイムスロット単位で単位時間
遅延する遅延回路と、入力したフレームをタイムスロッ
ト単位で直接バッファメモリに書き込むか、遅延回路で
遅延させたものをバッファメモリに書き込むかを選択す
るセレクタと、出力要求信号にタイミングをあわせてバ
ッファメモリからタイムスロット単位でフレームを読み
出して出力する読み出し制御部と、各フレームの書き込
みタイミングが変動して予め設定された一定の要調整範
囲に含まれたとき、これを検出する位相比較器と、この
位相比較器の検出信号を受け入れて、指定された任意の
フレームについて、そのフレームを構成する各タイムス
ロットの情報の時間順序性を保証しつつ、セレクタを制
御し、単位時間だけ書き込みタイミングをシフトさせる
遅延挿脱制御を実行する時間順序性保証回路を設ける。
【0009】
【作用】複数の位相調整器にそれぞれ互いに時間順序性
を保証されるフレームが入力したとき、これらを各バッ
ファメモリに書き込むタイミングをあわせる。即ち、書
き込みタイミング制御のための遅延挿脱制御を、1つの
遅延制御部が代表し統括して同一内容で行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明によるフレーム位相制御装置実
施例を示すブロック図である。これらの図に示した例で
は、1群の情報を構成する2個のフレームF1,F2を
それぞれ独立に受け入れる2台の位相調整器10,20
を備えている。本発明は、実際には2個以上任意の数の
フレームをそれぞれ独立に受け入れて位相調整を行う場
合にも同様に適用できるが、ここでは説明を簡便にする
ため位相調整器を2台だけ示した。この位相調整器に入
力するフレームをこの図ではF1,F2と表示してい
る。この装置は、ディジタルデータをフレーム単位で非
同期で受信し転送する構成のものである。
【0011】図2は図1に示す位相調整器10と接続さ
れる他の位相調整器20のブロック図で、図3は本発明
による装置の全体構成図を示す。図1の位相調整器10
は、遅延回路11、セレクタ12、バッファメモリ1
3、Wカウンタ14、読み出し制御部15、遅延制御部
16及び位相比較器19を備えている。遅延回路11
は、入力したフレームF1をバッファメモリ13に書き
込む場合に、その書き込みタイミングを単位時間だけ遅
延させるために設けられたもので、よく知られたディジ
タル信号遅延用の回路から構成される。セレクタ12は
遅延回路11の出力と入力端子31から直接入力する信
号のいずれか一方を選択してバッファメモリ13に供給
する動作を行う回路である。これもよく知られたディジ
タルスイッチ等から構成される。
【0012】なお、この位相調整器10は、例えばフレ
ームF1を受信して処理するような受信機に設けられ、
入力端子31に入力するフレームF1を一旦バッファメ
モリ13に格納し、その後所定のタイミングで読み出し
て、出力端子32に出力する回路である。Wカウンタ1
4は、セレクタ12を通過してバッファメモリ13に入
力するフレームの書き込みアドレスを発生させるディジ
タルカウンタから構成される。読み出し制御部15には
Rカウンタ15Aが設けられている。このRカウンタ1
5Aは各位相調整器10及び20に同時に入力する外部
回路から送り込まれた出力要求信号61を端子36から
受け入れて起動し、バッファメモリ13からフレームを
読み出すための読み出しアドレスを生成するディジタル
カウンタである。
【0013】位相比較器19は、Wカウンタ14とRカ
ウンタ15Aがそれぞれ出力する書き込みアドレスと読
み出しアドレスとを受け入れて、両者の差が一定範囲以
下になり要調整範囲に含まれるようになったとき、遅延
制御部16に対し遅延挿脱制御のための制御パルスを出
力する回路である。具体的には、端子37を通じて外部
回路から入力する比較パルス62を受け入れて、後で説
明するような位相比較を行い、要調整範囲にある場合に
は、遅延制御部16に対し制御パルスを出力する。遅延
制御部16にはトグルフリップフロップ18が設けられ
ており、位相比較器19から制御パルスが入力すると、
その制御パルスが1回入力するごとに出力をハイレベル
からロウレベル、あるいはロウレベルからハイレベルに
反転させる。
【0014】この信号はセレクタ12の制御端子に入力
する。セレクタ12は、例えばセレクタ12の入力信号
がハイレベルの場合には端子31から入力する信号を直
接バッファメモリ13に送り込み、ロウレベルの場合に
は遅延回路11を介して入力する信号をバッファメモリ
13に送り込むように、遅延要素の挿脱制御をする回路
である。これにより、遅延要素即ち遅延回路11により
定まる単位時間だけ、信号のバッファメモリ13への書
き込みタイミングが前後にシフトする構成となってい
る。
【0015】図2に示す位相調整器20は、入力端子3
3から入力するフレームF2を位相調整器10と全く同
様の要領でバッファメモリ23に格納し、所定のタイミ
ングで出力端子35から読み出す制御を行う回路であ
る。遅延回路21は遅延回路11と、セレクタ22はセ
レクタ12と、バッファメモリ23はバッファメモリ1
3と、Wカウンタ24はWカウンタ14と、読み出し制
御部25は読み出し制御部15と、位相比較器29は位
相比較器19と、それぞれ対応し全く同一の構成で同一
の動作を行う。
【0016】なお、遅延制御部26にはトグルフリップ
フロップ28の他に、セレクタ27が設けられている。
このセレクタ27は位相調整器10には設けられておら
ず、位相調整器20に新たに追加されたものである。こ
のセレクタ27は制御端子34に入力する信号が例えば
ハイレベルの場合に、図1に示す位相調整器10のトグ
ルフリップフロップ18の出力を受け入れて、位相調整
器20のセレクタ22に送り込むよう動作する。また、
制御端子34に入力する信号がロウレベルの場合に、自
己のトグルフリップフロップ28の出力する信号をセレ
クタ22に供給するよう動作する。
【0017】従って、この制御端子34は、本発明によ
るフレーム位相制御を行う場合、即ち、位相調整器10
と位相調整器20に入力するフレームF1,F2がいず
れも同一のタイミングで読み出すことを保証される、い
わゆる時間順序性を保証する動作の場合に、ハイレベル
とされる。一方、フレームF1とフレームF2とが、そ
れぞれ別々の独立の情報に含まれているような場合に
は、従来と同様の独立の動作をさせるためにこの制御端
子34はロウレベルとなる。
【0018】これによって、この実施例の回路では位相
調整器10に設けられた遅延制御部16のトグルフリッ
プフロップ18から出力される制御信号が、位相調整器
10のセレクタ12と、位相調整器20のセレクタ22
とを同時に統括して同一内容で制御することになる。も
し、位相調整器が3台以上設けられていた場合には、図
3に概略を示すように、位相調整器10の遅延制御部1
6の出力する制御信号を各位相調整器に全て供給し、各
位相調整器に設けられた遅延制御部の制御信号を図2に
示すようなセレクタ27によってマスクし、統括して同
一内容で制御すればよい。
【0019】図4に、本発明の装置によるフレーム間順
序性保証説明図を示す。フレーム間順序性保証というの
は、具体的にはこの図に示すような制御を行うことをい
う。図の左側に示すように、フレームF1,F2,F
3,F4,F5がそれぞれ2群に分割され、図1に示す
ような装置に供給されたものとする。この場合に、フレ
ーム間時間順序性を保証するということは、時刻t1に
受信されるフレームF1とF2とが、その後同時に読み
出されるべきことを示す。
【0020】ところが、例えば図1に示す2台の位相調
整器10,20が互いに独立にフレーム位相制御を行っ
た場合に、この図に示すように、フレームF1が読み出
された後に、時刻t3からフレームF2の読み出しが行
われ、このときはフレームF3が同時に読み出されると
いったケースも起こり得る。これではフレーム間時間順
序性の保証ができない。本発明ではこのとき、フレーム
F1,F2を必ず同時に読み出すような制御を行ってい
る。
【0021】図5に、本発明によるフレーム位相制御動
作説明図を示す。この図の(a)は図1に示した出力要
求信号61、(b)は図1に示した比較パルス62を示
す。また、(c)は入力フレームF1、(d)は入力フ
レームF2、(e)は出力フレームF01、(g)は出
力フレームF02である。また、(f)は図1に示した
バッファメモリ13へ入力フレームF2が書き込まれる
タイミングを示す。なお、図6には、各位相調整器を独
立制御させた動作を示す。その各信号は図5と対応させ
ている。図5及び図6を比較しながら本発明の動作を説
明する。
【0022】まず、図5において、時刻t1に、入力フ
レームF1が図1に示す位相調整器10に入力したとす
る。図5及び図6の(a)に示すように、出力要求信号
61は一定の周期で位相調整器10,20の読み出し制
御部15,25に入力する。位相比較パルス62は出力
要求信号61の前後の一定幅の時間を要調整範囲として
いる。ここで、入力フレームF1が時刻t1に位相調整
器10に入力する。このとき、その信号をそのままバッ
ファメモリ13に書こうとする場合のWカウンタ14の
書き込みアドレスと、その後Rカウンタ15Aから出力
される読み出しアドレスとの差が要調整範囲と比較され
る。図の例では、位相比較パルスの先端の時刻t2より
も入力フレームF1の書き込みタイミングt1が前にあ
るかどうかが比較される。
【0023】この例では、入力フレームF1の入力タイ
ミングt1がこの要調整範囲以前にあることから、この
入力フレームF1は図1に示す遅延回路11を通さず、
入力端子31からセレクタ12を直接通過してバッファ
メモリ13に書き込まれる。即ち、入力フレームF1の
遅延操作はされない。従って、その後図5(e)に示す
ように、入力フレームF1は時刻t3にバッファメモリ
13から読み出される。この読み出しはRカウンタ15
Aにより制御される。
【0024】一方、図2に示す位相調整器20に入力す
るフレームF2は、図5に示す例では位相比較パルス
(b)の先頭時刻t2よりも遅い時刻t3の要調整範囲
に受信される。この場合には、図1と図2に示す各位相
調整器10,20を独立に動作させた場合、図2の位相
比較器29から制御パルスがトグルフリップフロップ2
8に出力される。その結果、トグルフリップフロップ2
8はこれまでセレクタ22を、入力端子33から直接入
力する信号をバッファメモリ23に出力するよう動作制
御していたが、それを遅延回路21から出力される信号
をバッファメモリ23に供給する制御に切り換える。そ
の結果、図6の(f)に示すように、入力フレームF2
は遅延回路21により単位時間遅延され、時刻t4から
バッファメモリ23に書き込まれることになる。
【0025】従って、出力要求信号が時刻t5に図2の
端子36から入力したときRカウンタ25Aが動作し、
フレームF2が読み出されることになる。即ち、図6
(g)に示したように、時刻t5、即ち時刻t3より1
フレーム分遅れた時刻から読み出しが開始されることに
なる。
【0026】ところが、本発明によるフレーム位相制御
を行う場合には、図2のトグルフリップフロップ28の
出力がセレクタ27によりマスクされる。そして、図1
の位相調整器10に設けられたトグルフリップフロップ
18の出力がセレクタ27を通じて位相調整器20のセ
レクタ22に入力する。これによって、セレクタ22は
入力端子33から入力する信号を直接バッファメモリ2
3に送るよう動作する。その結果、フレームF1とフレ
ームF2とは、図5の(e)、(g)に示すように、同
一のタイミングで時刻t3に読み出されることになる。
なお、このような制御は入力フレームF1,F2の入力
タイミングが共に、図5に示す時刻t3以前であること
が必要となる。従って、入力フレームF1と入力フレー
ムF2との入力タイミングのずれが、位相比較パルスの
時刻t3より前方の部分、即ち時刻t2と時刻t3の間
の時間よりも短くなるように、位相比較パルスの幅を設
定しておくことが好ましい。
【0027】なお、トグルフリップフロップ18,28
を設けたのは、遅延制御のために一旦遅延回路11,2
1を用いて入力フレームを単位時間遅延させた後は、そ
の後再びフレームの書き込みタイミングが変動して要調
整範囲に入った場合、今度は逆に信号の書き込みタイミ
ングを進めるようにセレクタ12をトグル動作させるた
めである。このことから、遅延回路11,12による遅
延時間は、位相比較パルスの示す要調整範囲に相当する
時間幅よりやや長く選定しておくことが好ましい。上記
のようにフレームの読み出しタイミングを前後にシフト
させて、入力フレームF1と入力フレームF2との時間
順序性が保証される。
【0028】図7には、本発明の変形例ブロック図を示
す。この実施例は、後で図8を用いて説明するタイムス
ロット間時間順序性保証を実施するための回路である。
図の装置は、遅延回路41と、セレクタ42と、バッフ
ァメモリ43と、Wカウンタ44Aと、Wタイムスロッ
トカウンタ44Bと、読み出し制御部45と、位相比較
器49と、時間順序性保証回路50から構成される。遅
延回路41には、バッファメモリ41A、Wカウンタ4
1B、Rカウンタ41Cが設けられている。また、読み
出し制御部45には、Rカウンタ45A、Rタイムスロ
ットカウンタ45Bが設けられている。この図の例で
は、遅延回路41に信号が入力し、バッファメモリ43
に一時格納された後、これが所定のタイミングで読み出
し出力される。なお、書き込み読み出しのタイミング
は、タイミングパルス63に同期して行われる。
【0029】遅延回路41のバッファメモリ41Aは、
入力信号を予め定められた一定時間遅延するために設け
られており、Wカウンタ41Bによって入力信号が書き
込まれ、一定の差が設定されたRカウンタ41Cによっ
てそのデータが読み出される。Wカウンタ41Bはこの
ための書き込みアドレスを発生するディジタルカウンタ
で、Rカウンタ41Cも同様の読み出しアドレスを発生
するディジタルカウンタである。図1に示す遅延回路1
1や21もこれと全く同様の構成にして差し支えない。
【0030】なお、入力信号は、このバッファメモリ4
1Aを通じてセレクタ42に入力する一方、セレクタ4
2の別の端子に直接入力する構成とされている。また、
セレクタ42の選択動作は、時間順序性保証回路50に
より制御される構成となっている。バッファメモリ43
は入力信号を一時格納するためのメモリであって、Wカ
ウンタ44Aによって書き込み制御され、読み出し制御
部45のRカウンタ45Aによって読み出しを制御され
る。Wカウンタ44AとRカウンタ45Aとは、図1に
示したWカウンタ14やRカウンタ15Aと全く同様の
構成のもので、例えば書き込み読み出し信号1バイト単
位でインクリメントされるアドレス信号を出力する。
【0031】また、Wタイムスロットカウンタ44B
は、書き込み中の入力信号のタイムスロットアドレスを
出力するカウンタである。Rタイムスロットカウンタ
は、読み出し中の信号のタイムスロットアドレスを出力
するためのカウンタである。位相比較器49は、図1、
図2に示した位相比較器19,29と全く同一の動作を
行い、バッファメモリ43への書き込みアドレスと読み
出しアドレスの比較を行って、比較パルス62で指定さ
れた要調整範囲に含まれる場合に、制御パルスを保証回
路50に向けて出力する回路である。
【0032】図8に、タイムスロット間時間順序性保証
説明図を示す。図7に示す装置は、この図に示すような
データの時間順序性保証動作を行う。即ち、例えばこの
図に示す原データがISDNのB1チャネルとB2チャ
ネルとに分割供給され、同時並行転送されるものとす
る。このような1群の信号は、その後原データと同一の
出力が得られるようにタイムスロット間で時間順序性が
保証されなければならない。この図では、タイムスロッ
トB11,B21,B12,B22,B13,B23と
いうようにデータが転送されるが、このタイムスロット
B11,B12,B13で構成されるサブフレームB1
とB21,B22,B23で構成されるサブフレームB
2の時間順序性が保証されなければならない。送受信さ
れる信号に多数のタイムスロットが存在する場合に、そ
こに含まれる一部のタイムスロット間についてのみ時間
順序性が保証されるよう要求されることもある。図7に
示す回路はこのような要求を満たす動作を行う。なお、
同一のフレームに属するデータは同一のタイムスロット
に書き込むものとした場合、複数のフレーム間で時間順
序性の保証が要求されることもある。この場合の動作も
同様である。
【0033】図9には、図7に示す時間順序性保証回路
50の具体的なブロック図を示す。この図に示すよう
に、この回路50は、設定メモリ51と、遅延制御信号
セレクタ52と、遅延制御メモリ53から構成される。
遅延制御メモリ53は、データ中の各タイムスロットご
との遅延挿脱情報を一定範囲で記憶するメモリである。
具体的には、この発明では0〜5番目までの6個のタイ
ムスロットについて、各スロットに対し遅延制御が行わ
れた場合には“1”、行われない場合には“0”という
遅延挿脱信号を6個続けて格納するメモリから構成され
る。この遅延挿脱信号は位相比較器49から出力され、
Wタイムスロットカウンタ44Bから出力されるタイム
スロットアドレスの順に遅延制御メモリ53に格納され
る。
【0034】設定メモリ51は、どのタイムスロットの
信号がどのタイムスロットの信号に対して時間順序性を
保証されるべきかを予め設定しておくメモリである。従
って、Wタイムスロットカウンタ44Bからタイムスロ
ットアドレスを受け入れて、該当するタイムスロットに
ついて時間順序性を保証する場合には、遅延制御信号セ
レクタ52に向けて出力する選択信号をハイレベルにす
る。遅延制御信号セレクタ52は、この選択信号がハイ
レベルのとき、遅延制御メモリ53から出力される信号
を選択して出力する。また、そのとき、設定メモリ51
から、時間順序性を保証するタイムスロットのアドレス
が遅延制御メモリ53に向け出力され、遅延制御メモリ
53からそのタイムスロットの遅延挿脱信号が読み出さ
れてセレクタ52に向け出力する構成となっている。
【0035】即ち、この遅延制御信号セレクタ52は、
時間順序性を保証する動作を行う場合には、遅延制御メ
モリ53の出力を選択して図7に示したセレクタ42に
向け出力し、その他の場合には位相比較器49の出力を
そのまま図7に示したセレクタ42に向けて出力する。
【0036】図10には、図7に示す装置の動作タイミ
ングチャートを示す。図7、図9及び図10を参照しな
がら、この実施例の動作を以下順に説明する。まず、図
10(a)に示すように、入力信号は0〜5番目までの
6個のタイムスロットを持ち、これが〜の順に入力
するものとする。図7に示すWタイムスロットカウンタ
44Bは図10(a)に示すように、タイムスロットア
ドレスを順番に周期的に出力する。図10の(b)は、
図7に示す位相比較器49が実際の入力信号の入力タイ
ミングに基づいて図1に示した装置と同様の動作を行い
出力した、遅延挿脱信号の内容を示す。この場合、遅延
回路を挿入する際にはハイレベル、直接バッファメモリ
に書き込みを行うべき場合にはロウレベルの信号が位相
比較器49から出力されるものとする。従って、例えば
この例では最初ののサイクルでは0,2,3,4番目
のタイムスロットが遅延回路を挿入された処理となり、
1,5番目のタイムスロットはそのままバッファメモリ
に書き込まれた制御となっている。
【0037】ここで、図10(c)及び(d)に示すよ
うに、時間順序性を保証されるタイムスロットは4番目
のもので、5番目のタイムスロットに対してその保証が
されるという設定になっている。従って、4,5番目の
タイムスロットはその遅延制御を統括される。この実施
例では、位相比較器49が出力する遅延挿脱信号により
セレクタ42が切り換えられるところを、時間順序性保
証回路50が調整をする。
【0038】即ち、図9に示すように、各タイムスロッ
トごとの遅延挿脱信号は、位相比較器から遅延制御メモ
リ53に順番に格納されるが、設定メモリ51において
4番目のタイムスロットを5番目のタイムスロットに対
し時間順序性保証しようとすると、4番目のタイムスロ
ットの遅延挿脱信号を5番目のものと同一にする。この
場合に、設定メモリ51が遅延制御メモリ53に5番目
のタイムスロットのアドレス信号を出すとともに、セレ
クタ52の制御を切り換える。これによって、遅延制御
メモリ53から読み出された5番目のタイムスロットに
対する遅延挿脱信号がセレクタ52を経てセレクタ42
に向け出力される。
【0039】即ち、図10に示すように、例えば図の
とのサイクルでは、5番目のタイムスロットの遅延挿
脱信号はロウレベルになっている。従って、図の(e)
に示すように、4番目のタイムスロットに対する位相比
較器の出力はハイレベルであるにも関わらず、遅延挿脱
信号が矢印に示すように置き換えられてロウレベルの信
号が出力される。一方、のサイクルでは、5番目のス
ロットについての遅延挿脱信号が“0”から“1”、即
ちロウレベルからハイレベルに変化している。そこで、
のサイクルの4番目のタイムスロットの遅延挿脱信号
は、この5番目のスロットの内容を受けて、同様にハイ
レベルとなっている。以上の動作によって、4,5番目
のタイムスロット間の時間順序性保証が可能となる。
【0040】これにより、例えばISDNにおけるVC
(バーチャルコンテナ)フレームアライナに適応した場
合、SDH(シンクロナスディジタルハイアラーキー)
フレーム内の全てのVCについてTSSI保証(時間順
序性保証)を行うことが可能になる。
【0041】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記図9に示した時間順序性保証回路50の設定メモリ5
1を例えばTSSI保証を行うかどうかを示すフラグを
格納するのみのレジスタとして遅延制御メモリには直前
の遅延挿脱信号を格納し、常に直前のタイムスロットに
対しTSSI保証を行うといった構成にしても差し支え
ない。これによって、構成や制御がより簡素化される。
なお、これらの装置はディジタル多重化装置等に適用す
ることができる。
【0042】また、ISDNシステムに限らず、ディジ
タル信号を非同期でフレーム形式で受信する場合に、フ
レーム間の時間的な順序保証をする全ての装置に本発明
は適用が可能である。また、時分割多重された信号から
順にひとまとまりの信号を取り出す場合に、タイムスロ
ット間における順序保証を行うようなシステムに広く採
用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明のフレーム位相制御
方法及び制御装置によれば、1群の情報を構成する複数
のフレームをそれぞれ独立に受け入れて、バッファメモ
リに書き込み、出力要求信号にタイミングをあわせてフ
レームを読み出して出力する場合に、複数の位相制御器
のうちのいずれかが他の位相制御器の遅延挿脱制御を統
括して同一内容で実行するようにしたので、フレーム間
の時間順序性保証を簡便に確実に行うことができる。
【0044】また、時分割多重化された情報を受信して
位相調整を行う場合に、指定されたタイムスロットにつ
いての位相調整器の出力を記憶し、時間順序制御対象と
なる他のタイムスロットの遅延挿脱制御に使用するの
で、タイムスロット間における時間順序性保証制御を簡
便に確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフレーム位相制御装置実施例を示
すブロック図(その1)である。
【図2】本発明によるフレーム位相制御装置実施例を示
すブロック図(その2)である。
【図3】本発明によるフレーム位相制御装置全体構成図
である。
【図4】フレーム間順序性保証説明図である。
【図5】本発明によるフレーム位相制御動作タイムチャ
ートである。
【図6】各位相調整器を独立させた動作タイムチャート
である。
【図7】本発明の変形例ブロック図である。
【図8】タイムスロット間時間順序性保証説明図であ
る。
【図9】時間順序性保証回路具体例ブロック図である。
【図10】時間順序性保証回路の動作タイムチャートで
ある。
【符号の説明】
10 位相調整器 11 遅延回路 12 セレクタ 13 バッファメモリ 15 読み出し制御部 16 遅延制御部 19 位相比較器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1群の情報を構成する複数のフレームを
    それぞれ独立に受け入れて、各バッファメモリに書き込
    み、その後出力要求信号にタイミングをあわせて前記フ
    レームを読み出して出力する場合に、前記各フレームの
    書き込みタイミングが変動して予め設定された一定の要
    調整範囲に含まれたとき、遅延要素の挿脱により単位時
    間だけ前記書き込みタイミングをシフトさせるととも
    に、1フレーム分読み出しタイミングをシフトさせると
    いう遅延挿脱制御を実行する複数の位相調整器を設け、 ほぼ同一タイミングで複数の位相調整器に入力する複数
    のフレームが、互いに時間順序性を保証されるべきもの
    のとき、 前記複数の位相調整器のうちのいずれかが、他の位相調
    整器の遅延挿脱制御を統括して同一内容で実行すること
    を特徴とするフレーム位相制御方法。
  2. 【請求項2】 1群の情報を構成する複数のフレームを
    それぞれ独立に受け入れてバッファメモリに書き込み、
    その後出力要求信号にタイミングをあわせて前記フレー
    ムを読み出して出力する複数の位相調整器を備え、 各位相調整器は、入力したフレームを一時格納するバッ
    ファメモリと、 前記フレームの前記バッファメモリへの書き込みタイミ
    ングを単位時間遅延する遅延回路と、 入力したフレームを直接前記バッファメモリに書き込む
    か、前記遅延回路で遅延させたフレームをバッファメモ
    リに書き込むかを選択するセレクタと、 出力要求信号にタイミングをあわせて前記バッファメモ
    リからフレームを読み出して出力する読み出し制御部
    と、 前記各フレームの書き込みタイミングが変動して予め設
    定された一定の要調整範囲に含まれたとき、これを検出
    する位相比較器と、 この位相比較器の検出信号により、前記セレクタを制御
    し、単位時間だけ前記書き込みタイミングをシフトさせ
    る遅延制御部とを備え、 前記複数の位相調整器のうちのいずれかに含まれる遅延
    制御部の制御信号を、他の位相調整器の遅延制御部の制
    御信号に優先して各セレクタに入力させる優先制御部を
    備えたことを特徴とするフレーム位相制御装置。
  3. 【請求項3】 時間軸上にタイムスロット単位で多重化
    された1群の情報を構成する任意の数のフレームを受け
    入れて、タイムスロット単位でバッファメモリに書き込
    み、その後出力要求信号にタイミングをあわせて前記タ
    イムスロット単位でフレームを読み出して出力する場合
    に、 多重化された任意のフレームの情報の書き込みタイミン
    グが変動して予め設定された一定の要調整範囲に含まれ
    たとき、遅延要素の挿脱により単位時間だけ前記書き込
    みタイミングをシフトさせるとともに、1フレーム分読
    み出しタイミングをシフトさせるという遅延挿脱制御を
    実行する位相調整器を設け、 前記複数のフレームを構成する各タイムスロットが、互
    いに時間順序性を保証されるべきもののとき、 該当する複数のフレームについて、前記位相調整器の遅
    延挿脱制御を統括して同一内容で実行することを特徴と
    するフレーム位相制御方法。
  4. 【請求項4】 時間軸上に多重化された1群の情報を構
    成する任意の数のフレームを受け入れて、タイムスロッ
    ト単位でバッファメモリに書き込み、その後出力要求信
    号にタイミングをあわせて前記タイムスロット単位でフ
    レームを読み出して出力する位相調整器を備え、 この位相調整器は、 入力したフレームを一時格納するバッファメモリと、 前記フレームの前記バッファメモリへの書き込みタイミ
    ングをタイムスロット単位で単位時間遅延する遅延回路
    と、 入力したフレームをタイムスロット単位で直接前記バッ
    ファメモリに書き込むか、前記遅延回路で遅延させたも
    のをバッファメモリに書き込むかを選択するセレクタ
    と、 出力要求信号にタイミングをあわせて前記バッファメモ
    リからタイムスロット単位でフレームを読み出して出力
    する読み出し制御部と、 前記各フレームの書き込みタイミングが変動して予め設
    定された一定の要調整範囲に含まれたとき、これを検出
    する位相比較器と、 この位相比較器の検出信号を受け入れて、指定された任
    意のフレームについて、そのフレームを構成する各タイ
    ムスロットの情報の時間順序性を保証しつつ、前記セレ
    クタを制御し、単位時間だけ前記書き込みタイミングを
    シフトさせる遅延挿脱制御を実行する時間順序性保証回
    路を設けたことを特徴とするフレーム位相制御装置。
  5. 【請求項5】 時間順序性保証回路は、 規準となる特定のフレームを指定して、そのフレームの
    情報を格納した特定のタイムスロットアドレスと、前記
    特定のフレームとの間の時間順序性を保証される他のフ
    レームの情報を格納したタイムスロットアドレスと、時
    間順序性保証信号とを対応させて格納する設定メモリ
    と、 前記位相比較器の出力する遅延挿脱情報を受け入れて、
    各タイムスロットのタイムスロットアドレスと対応付け
    て格納する遅延制御メモリと、 前記バッファメモリへのタイムスロット単位の情報書込
    み時に、 該当するタイムスロットアドレスが入力したとき、 前記設定メモリから出力される時間順序性保証信号によ
    り、前記遅延制御メモリから対応するタイムスロットア
    ドレスの遅延挿脱情報を読み出して前記セレクタに向け
    て出力し、その他の場合には、前記位相比較器の出力信
    号を選択して出力する遅延制御信号セレクタとを備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のフレーム位相制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002058316A1 (fr) * 2001-01-17 2002-07-25 Sony Corporation Circuit absorbant la difference entre donnees elementaires, et procede et dispositif de reception de donnees
JP2009141762A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Anritsu Corp フレーム遅延発生装置

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