JPH0878805A - ル−プ・バス - Google Patents
ル−プ・バスInfo
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- JPH0878805A JPH0878805A JP21242294A JP21242294A JPH0878805A JP H0878805 A JPH0878805 A JP H0878805A JP 21242294 A JP21242294 A JP 21242294A JP 21242294 A JP21242294 A JP 21242294A JP H0878805 A JPH0878805 A JP H0878805A
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- Japan
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- mother board
- printed circuit
- board
- connectors
- mother
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高密度実装ができ、信号遅れがなく、高信頼性
のプリント基板を提供する。 【構成】マザ−ボ−ド21は、ル−プ状、例えば円筒状
に形成されている。マザ−ボ−ド21には、一定間隔a
で、コネクタ23−1〜23−nが搭載されている。プ
リント基板22−1〜22−nは、コネクタ23−1〜
23−nに嵌め込まれ、マザ−ボ−ド21の中心軸に対
して放射状に配置されている。各コネクタ23−1〜2
3−nは、マザ−ボ−ド21に形成される配線層により
互いに電気的に接続される。
のプリント基板を提供する。 【構成】マザ−ボ−ド21は、ル−プ状、例えば円筒状
に形成されている。マザ−ボ−ド21には、一定間隔a
で、コネクタ23−1〜23−nが搭載されている。プ
リント基板22−1〜22−nは、コネクタ23−1〜
23−nに嵌め込まれ、マザ−ボ−ド21の中心軸に対
して放射状に配置されている。各コネクタ23−1〜2
3−nは、マザ−ボ−ド21に形成される配線層により
互いに電気的に接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に使用される
プリント基板に関する。
プリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器を製作するにあたって、
複数枚のプリント基板が使用される。図7は、従来のプ
リント基板の構成を示すものである。この例では、1つ
の電子機器の中に電子部品などを高密度に実装するた
め、1つのマザ−ボ−ド11に複数枚のプリント基板1
2−1〜12−nが取り付けられている。
複数枚のプリント基板が使用される。図7は、従来のプ
リント基板の構成を示すものである。この例では、1つ
の電子機器の中に電子部品などを高密度に実装するた
め、1つのマザ−ボ−ド11に複数枚のプリント基板1
2−1〜12−nが取り付けられている。
【0003】即ち、マザ−ボ−ド11には、一定の間隔
aで、コネクタ13−1〜13−nが搭載されている。
また、各コネクタ13−1〜13−nは、マザ−ボ−ド
11に形成されている配線により互いに電気的に接続さ
れている。プリント基板12−1〜12−nは、マザ−
ボ−ド11に対して垂直になるように、コネクタ13−
1〜13−nに嵌め込まれる。
aで、コネクタ13−1〜13−nが搭載されている。
また、各コネクタ13−1〜13−nは、マザ−ボ−ド
11に形成されている配線により互いに電気的に接続さ
れている。プリント基板12−1〜12−nは、マザ−
ボ−ド11に対して垂直になるように、コネクタ13−
1〜13−nに嵌め込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器の多機
能化が進行し、1つの電子機器に使用されるプリント基
板の枚数も増大してきている。しかし、プリント基板1
2−1〜12−nの枚数が増えると、マザ−ボ−ド11
も必然的に大きくなる。そして、マザ−ボ−ド11の両
端部に搭載されるプリント基板12−1,12−nの距
離が長くなる。
能化が進行し、1つの電子機器に使用されるプリント基
板の枚数も増大してきている。しかし、プリント基板1
2−1〜12−nの枚数が増えると、マザ−ボ−ド11
も必然的に大きくなる。そして、マザ−ボ−ド11の両
端部に搭載されるプリント基板12−1,12−nの距
離が長くなる。
【0005】プリント基板同士の距離が長くなると、マ
ザ−ボ−ド11に形成される配線の配線長も増大するた
め、例えばプリント基板12−1からプリント基板12
−nに信号を伝達する際に伝達遅延時間が生じる。
ザ−ボ−ド11に形成される配線の配線長も増大するた
め、例えばプリント基板12−1からプリント基板12
−nに信号を伝達する際に伝達遅延時間が生じる。
【0006】この伝達遅延時間の増大は、近年の電子機
器の高速動作化の要求に反することになる。また、従来
の構成では、マザ−ボ−ド11の端部において信号の反
射によるいわゆる波形乱れが生じている。なお、この波
形乱れは、回路の誤動作の要因になっている。
器の高速動作化の要求に反することになる。また、従来
の構成では、マザ−ボ−ド11の端部において信号の反
射によるいわゆる波形乱れが生じている。なお、この波
形乱れは、回路の誤動作の要因になっている。
【0007】このように、従来は、プリント基板の枚数
が増大するにつれて、マザ−ボ−ドの両端部のプリント
基板間の信号の伝達時間が長くなる欠点がある。本発明
は、上記欠点を解決すべくなされたもので、その目的
は、マザ−ボ−ドの両端部のプリント基板間の信号の伝
達時間を短くすること、及び、マザ−ボ−ドの端部にお
ける信号の波形乱れを小さくしてシステム全体の信頼性
を上げることである。
が増大するにつれて、マザ−ボ−ドの両端部のプリント
基板間の信号の伝達時間が長くなる欠点がある。本発明
は、上記欠点を解決すべくなされたもので、その目的
は、マザ−ボ−ドの両端部のプリント基板間の信号の伝
達時間を短くすること、及び、マザ−ボ−ドの端部にお
ける信号の波形乱れを小さくしてシステム全体の信頼性
を上げることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のル−プ・バスは、環状に形成されたマザ−
ボ−ドと、前記マザ−ボ−ドに取り付けられ、プリント
基板を前記マザ−ボ−ドに搭載するための複数のコネク
タと、前記マザ−ボ−ドに形成され、各々のコネクタ間
を電気的に接続する配線とを備えている。
め、本発明のル−プ・バスは、環状に形成されたマザ−
ボ−ドと、前記マザ−ボ−ドに取り付けられ、プリント
基板を前記マザ−ボ−ドに搭載するための複数のコネク
タと、前記マザ−ボ−ドに形成され、各々のコネクタ間
を電気的に接続する配線とを備えている。
【0009】前記マザ−ボ−ドは、円筒形を有し、前記
複数のコネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリン
ト基板に一致する平面が円筒状のマザ−ボ−ドの中心軸
を通るように、前記マザ−ボ−ドに搭載されている。
複数のコネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリン
ト基板に一致する平面が円筒状のマザ−ボ−ドの中心軸
を通るように、前記マザ−ボ−ドに搭載されている。
【0010】前記マザ−ボ−ドは、互いに平行な第1及
び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結合
する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数のコ
ネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板に
一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面を直交する
ように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に搭載
されている。
び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結合
する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数のコ
ネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板に
一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面を直交する
ように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に搭載
されている。
【0011】前記マザ−ボ−ドは、互いに平行な第1及
び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結合
する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数のコ
ネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板に
一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面に平行とな
るように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に搭
載されている。
び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結合
する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数のコ
ネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板に
一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面に平行とな
るように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に搭
載されている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、マザ−ボ−ドが環状に形成
されている。従って、マザ−ボ−ド両端部のプリント基
板間の信号の伝達時間を短くすることができる。また、
マザ−ボ−ドを、互いに平行な第1及び第2平面部と、
第1及び第2平面部の端部を結合する第1及び第2湾曲
部とから構成すれば、マザ−ボ−ド自体を小さくできる
ため、電子機器の縮小化に貢献できる。
されている。従って、マザ−ボ−ド両端部のプリント基
板間の信号の伝達時間を短くすることができる。また、
マザ−ボ−ドを、互いに平行な第1及び第2平面部と、
第1及び第2平面部の端部を結合する第1及び第2湾曲
部とから構成すれば、マザ−ボ−ド自体を小さくできる
ため、電子機器の縮小化に貢献できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明のル−プ
・バスについて詳細に説明する。 [A] 図1は、本発明の第1実施例に係わるル−プ・
バスを示している。このル−プ・バスは、円筒状のマザ
−ボ−ド21から構成されている。この円筒状のマザ−
ボ−ド21は、単層から構成されていても、又は多層か
ら構成されていてもよい。
・バスについて詳細に説明する。 [A] 図1は、本発明の第1実施例に係わるル−プ・
バスを示している。このル−プ・バスは、円筒状のマザ
−ボ−ド21から構成されている。この円筒状のマザ−
ボ−ド21は、単層から構成されていても、又は多層か
ら構成されていてもよい。
【0014】また、円筒状のマザ−ボ−ド21は、ガラ
スエポキシ樹脂のような硬い材料から構成されていても
よいし、TABテ−プ(ポリイミド)のような軟らかい
材料から構成されていてもよい。
スエポキシ樹脂のような硬い材料から構成されていても
よいし、TABテ−プ(ポリイミド)のような軟らかい
材料から構成されていてもよい。
【0015】円筒状のマザ−ボ−ド21の表面上には、
一定の間隔aで、コネクタ23−1〜23−nが搭載さ
れている。また、複数枚のプリント基板22−1〜22
−nは、コネクタ23−1〜23−nに嵌め込まれてい
る。各プリント基板22−1〜22−nに一致する平面
は、全てが円筒の中心軸を通っている。即ち、各プリン
ト基板22−1〜22−nは、円筒の中心軸に対して放
射状に配置されるようにマザ−ボ−ド21に取り付けら
れている。
一定の間隔aで、コネクタ23−1〜23−nが搭載さ
れている。また、複数枚のプリント基板22−1〜22
−nは、コネクタ23−1〜23−nに嵌め込まれてい
る。各プリント基板22−1〜22−nに一致する平面
は、全てが円筒の中心軸を通っている。即ち、各プリン
ト基板22−1〜22−nは、円筒の中心軸に対して放
射状に配置されるようにマザ−ボ−ド21に取り付けら
れている。
【0016】なお、各々のプリント基板22−1〜22
−nには、電子部品が実装されている。プリント基板同
士は、マザ−ボ−ド21に形成される配線層により互い
に電気的に接続されている。この配線層は、マザ−ボ−
ド21が単層の場合にはその表面又は裏面に形成される
が、多層の場合にはどの層に形成されていてもよい。
−nには、電子部品が実装されている。プリント基板同
士は、マザ−ボ−ド21に形成される配線層により互い
に電気的に接続されている。この配線層は、マザ−ボ−
ド21が単層の場合にはその表面又は裏面に形成される
が、多層の場合にはどの層に形成されていてもよい。
【0017】上記構成のル−プ・バスによれば、図2に
示すように、例えばプリント基板22−1から最も遠く
離れているプリント基板は、当該プリント基板22−1
に円筒の中心軸に対して対向しているプリント基板22
−kである。
示すように、例えばプリント基板22−1から最も遠く
離れているプリント基板は、当該プリント基板22−1
に円筒の中心軸に対して対向しているプリント基板22
−kである。
【0018】ここで、1つのマザ−ボ−ド21に搭載さ
れるプリント基板の枚数が従来のものと同一であり、か
つ、各プリント基板22−1〜22−n間の間隔aも従
来と同一であると仮定する。
れるプリント基板の枚数が従来のものと同一であり、か
つ、各プリント基板22−1〜22−n間の間隔aも従
来と同一であると仮定する。
【0019】この場合、従来では、図3に示すように、
マザ−ボ−ド11の長さLに対して、両端部のプリント
基板12−1,12−nの間隔は、L−a(但し、端部
のプリント基板からマザ−ボ−ドの縁部までの距離をa
/2とする。)であったのに対して、本発明では、図2
に示すように、マザ−ボ−ド21の長さ(円周)Lに対
して、互いに最も離れているプリント基板同士の間隔
は、L/2となる。
マザ−ボ−ド11の長さLに対して、両端部のプリント
基板12−1,12−nの間隔は、L−a(但し、端部
のプリント基板からマザ−ボ−ドの縁部までの距離をa
/2とする。)であったのに対して、本発明では、図2
に示すように、マザ−ボ−ド21の長さ(円周)Lに対
して、互いに最も離れているプリント基板同士の間隔
は、L/2となる。
【0020】このように、マザ−ボ−ド21を円筒状に
することにより、各コネクタ23−1〜23−n間を結
ぶ配線の配線長を従来に比べて大幅に短くできる。従っ
て、信号の伝達遅延時間を短縮することが可能である。
することにより、各コネクタ23−1〜23−n間を結
ぶ配線の配線長を従来に比べて大幅に短くできる。従っ
て、信号の伝達遅延時間を短縮することが可能である。
【0021】さらに、マザ−ボ−ド21が円筒状である
ため、複数枚のプリント基板22−1〜22−nは、円
筒の中心軸に対して放射状に配置されている。従って、
プリント基板同士の間隔は、マザ−ボ−ド21から離れ
るに従って次第にaよりも大きくなる。つまり、プリン
ト基板21に実装される電子部品などの高さ制限を緩和
できる。 [B] 図4は、本発明の第2実施例に係わるル−プ・
バスを示している。
ため、複数枚のプリント基板22−1〜22−nは、円
筒の中心軸に対して放射状に配置されている。従って、
プリント基板同士の間隔は、マザ−ボ−ド21から離れ
るに従って次第にaよりも大きくなる。つまり、プリン
ト基板21に実装される電子部品などの高さ制限を緩和
できる。 [B] 図4は、本発明の第2実施例に係わるル−プ・
バスを示している。
【0022】このル−プ・バスは、図1の円筒状のマザ
−ボ−ド21を偏平状にしたものである。この偏平状の
マザ−ボ−ド21は、互いに平行な第1の平面部H1及
び第2の平面部H2と、これら第1及び第2の平面部H
1,H2を結合する第1の湾曲部W1及び第2の湾曲部
W2から構成されている。
−ボ−ド21を偏平状にしたものである。この偏平状の
マザ−ボ−ド21は、互いに平行な第1の平面部H1及
び第2の平面部H2と、これら第1及び第2の平面部H
1,H2を結合する第1の湾曲部W1及び第2の湾曲部
W2から構成されている。
【0023】なお、この偏平状のマザ−ボ−ド21は、
単層から構成されていても、又は多層から構成されてい
てもよい。また、この偏平のマザ−ボ−ド21は、ガラ
スエポキシ樹脂のような硬い材料から構成されていても
よいし、TABテ−プ(ポリイミド)のような軟らかい
材料から構成されていてもよい。
単層から構成されていても、又は多層から構成されてい
てもよい。また、この偏平のマザ−ボ−ド21は、ガラ
スエポキシ樹脂のような硬い材料から構成されていても
よいし、TABテ−プ(ポリイミド)のような軟らかい
材料から構成されていてもよい。
【0024】マザ−ボ−ド21の第1及び第2の平面部
H1,H2上には、一定の間隔aで、コネクタ23−1
〜23−nが搭載されている。また、複数枚のプリント
基板22−1〜22−nは、コネクタ23−1〜23−
nに嵌め込まれている。各プリント基板22−1〜22
−nは、当該プリント基板に一致する平面がマザ−ボ−
ド21の輪切り面に対して直交するように、マザ−ボ−
ド21の第1及び第2の平面部H1,H2に取り付けら
れている。
H1,H2上には、一定の間隔aで、コネクタ23−1
〜23−nが搭載されている。また、複数枚のプリント
基板22−1〜22−nは、コネクタ23−1〜23−
nに嵌め込まれている。各プリント基板22−1〜22
−nは、当該プリント基板に一致する平面がマザ−ボ−
ド21の輪切り面に対して直交するように、マザ−ボ−
ド21の第1及び第2の平面部H1,H2に取り付けら
れている。
【0025】なお、各プリント基板22−1〜22−n
は、互いに平行となるように配置されている。また、各
プリント基板22−1〜22−nには、電子部品が実装
されている。
は、互いに平行となるように配置されている。また、各
プリント基板22−1〜22−nには、電子部品が実装
されている。
【0026】プリント基板同士は、マザ−ボ−ド21に
形成される配線層により互いに電気的に接続されてい
る。この配線層は、マザ−ボ−ド21が単層の場合には
その表面又は裏面に形成されるが、多層の場合にはどの
層に形成されていてもよい。
形成される配線層により互いに電気的に接続されてい
る。この配線層は、マザ−ボ−ド21が単層の場合には
その表面又は裏面に形成されるが、多層の場合にはどの
層に形成されていてもよい。
【0027】上記構成のル−プ・バスによれば、図1の
ル−プ・バスと同様の効果、即ち信号の伝達遅延時間の
短縮と伝達速度の高速化が得られる他、マザ−ボ−ド自
体の占有面積を縮小できるため、電子機器の縮小化に効
果的である。
ル−プ・バスと同様の効果、即ち信号の伝達遅延時間の
短縮と伝達速度の高速化が得られる他、マザ−ボ−ド自
体の占有面積を縮小できるため、電子機器の縮小化に効
果的である。
【0028】なお、図5に示すように、2つのマザ−ボ
−ド11−1,11−2を結合することにより、本実施
例のル−プ・バスに近似する構成が得られる。なお、1
2−1〜12−nは、プリント基板である。しかし、こ
の場合、各マザ−ボ−ド11−1,11−2には端部が
存在するため、信号の反射による波形乱れが大となる
が、抵抗器による両端部のマッチングさえ完全にすれ
ば、同様の効果を得ることができる。 [C] 図6は、本発明の第3実施例に係わるル−プ・
バスを示している。
−ド11−1,11−2を結合することにより、本実施
例のル−プ・バスに近似する構成が得られる。なお、1
2−1〜12−nは、プリント基板である。しかし、こ
の場合、各マザ−ボ−ド11−1,11−2には端部が
存在するため、信号の反射による波形乱れが大となる
が、抵抗器による両端部のマッチングさえ完全にすれ
ば、同様の効果を得ることができる。 [C] 図6は、本発明の第3実施例に係わるル−プ・
バスを示している。
【0029】このル−プ・バスは、図4のル−プ・バス
においてコネクタ23−1〜23−nの配置を変えたも
のである。即ち、この実施例では、各プリント基板22
−1〜22−nは、当該プリント基板に一致する平面が
マザ−ボ−ド21の輪切り面に対して平行となるよう
に、コネクタ23−1〜23−nによりマザ−ボ−ド2
1の第1及び第2平面部H1,H2に取り付けられてい
る。
においてコネクタ23−1〜23−nの配置を変えたも
のである。即ち、この実施例では、各プリント基板22
−1〜22−nは、当該プリント基板に一致する平面が
マザ−ボ−ド21の輪切り面に対して平行となるよう
に、コネクタ23−1〜23−nによりマザ−ボ−ド2
1の第1及び第2平面部H1,H2に取り付けられてい
る。
【0030】なお、マザ−ボ−ド21は、単層から構成
されていても、又は多層から構成されていてもよい。マ
ザ−ボ−ド21は、ガラスエポキシ樹脂のような硬い材
料から構成されていてもよいし、TABテ−プ(ポリイ
ミド)のような軟らかい材料から構成されていてもよ
い。
されていても、又は多層から構成されていてもよい。マ
ザ−ボ−ド21は、ガラスエポキシ樹脂のような硬い材
料から構成されていてもよいし、TABテ−プ(ポリイ
ミド)のような軟らかい材料から構成されていてもよ
い。
【0031】また、各プリント基板22−1〜22−n
は、互いに平行となるように配置されている。上記構成
のル−プ・バスによれば、各コネクタ23−1〜23−
n間を結ぶ配線の配線長を従来に比べて大幅に短くでき
る。従って、信号の伝達遅延時間を短縮することが可能
である。
は、互いに平行となるように配置されている。上記構成
のル−プ・バスによれば、各コネクタ23−1〜23−
n間を結ぶ配線の配線長を従来に比べて大幅に短くでき
る。従って、信号の伝達遅延時間を短縮することが可能
である。
【0032】また、マザ−ボ−ド21に端部が存在しな
いため、従来のようなマザ−ボ−ドの端部における信号
の反射による波形乱れを小さくでき、システム全体の信
頼性を向上できる。
いため、従来のようなマザ−ボ−ドの端部における信号
の反射による波形乱れを小さくでき、システム全体の信
頼性を向上できる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のル−プ
・バスによれば、次のような効果を奏する。マザ−ボ−
ドがル−プになっているため、各コネクタ間の配線長が
短くなり、各プリント基板間の信号の伝達時間を短くす
ることができる。また、マザ−ボ−ドに端部が存在しな
いため、信号の波形乱れを小さくすることができるた
め、システムの信頼性の向上や電子機器の縮小化にも貢
献できる。
・バスによれば、次のような効果を奏する。マザ−ボ−
ドがル−プになっているため、各コネクタ間の配線長が
短くなり、各プリント基板間の信号の伝達時間を短くす
ることができる。また、マザ−ボ−ドに端部が存在しな
いため、信号の波形乱れを小さくすることができるた
め、システムの信頼性の向上や電子機器の縮小化にも貢
献できる。
【図1】本発明の第1実施例に係わるル−プ・バスを示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1のル−プ・バスを上面から見た図。
【図3】従来のプリント基板を上面から見た図。
【図4】本発明の第2実施例に係わるル−プ・バスを上
面から見た図。
面から見た図。
【図5】図4のル−プ・バスの比較例を上面から見た
図。
図。
【図6】本発明の第3実施例に係わるル−プ・バスを示
す斜視図。
す斜視図。
【図7】従来のプリント基板を示す斜視図。
11,11−1,11−2,21 …マザ−ボ
−ド、 12−1〜12−n,22−1〜22−n …プリント
基板、 13−1〜13−n,23−1〜23−n …コネク
タ。
−ド、 12−1〜12−n,22−1〜22−n …プリント
基板、 13−1〜13−n,23−1〜23−n …コネク
タ。
Claims (4)
- 【請求項1】 環状に形成されたマザ−ボ−ドと、前記
マザ−ボ−ドに取り付けられ、プリント基板を前記マザ
−ボ−ドに搭載するための複数のコネクタと、前記マザ
−ボ−ドに形成され、各々のコネクタ間を電気的に接続
する配線とを具備することを特徴とするル−プ・バス。 - 【請求項2】 前記マザ−ボ−ドは、円筒形を有し、前
記複数のコネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリ
ント基板に一致する平面が円筒状のマザ−ボ−ドの中心
軸を通るように、前記マザ−ボ−ドに搭載されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のル−プ・バス。 - 【請求項3】 前記マザ−ボ−ドは、互いに平行な第1
及び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結
合する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数の
コネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板
に一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面を直交す
るように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に搭
載されていることを特徴とする請求項1に記載のル−プ
・バス。 - 【請求項4】 前記マザ−ボ−ドは、互いに平行な第1
及び第2平面部と、前記第1及び第2平面部の端部を結
合する第1及び第2湾曲部とから構成され、前記複数の
コネクタは、当該コネクタに嵌め込まれるプリント基板
に一致する平面が前記マザ−ボ−ドの輪切り面に平行と
なるように、前記マザ−ボ−ドの第1及び第2平面部に
搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のル−
プ・バス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212422A JP2604121B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ル−プ・バス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212422A JP2604121B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ル−プ・バス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878805A true JPH0878805A (ja) | 1996-03-22 |
JP2604121B2 JP2604121B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16622334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6212422A Expired - Lifetime JP2604121B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ル−プ・バス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604121B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281359A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-19 | Gurafuiko:Kk | 放射型・パラレル・システムバス |
JPH05315724A (ja) * | 1992-05-01 | 1993-11-26 | Gurafuiko:Kk | バス用プリント配線板、環状型コネクタ、およびこれらからなる立体型バス |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP6212422A patent/JP2604121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281359A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-19 | Gurafuiko:Kk | 放射型・パラレル・システムバス |
JPH05315724A (ja) * | 1992-05-01 | 1993-11-26 | Gurafuiko:Kk | バス用プリント配線板、環状型コネクタ、およびこれらからなる立体型バス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604121B2 (ja) | 1997-04-30 |
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