JPH087815Y2 - 軸振動センサ付すべり軸受 - Google Patents

軸振動センサ付すべり軸受

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JPH087815Y2
JPH087815Y2 JP7307489U JP7307489U JPH087815Y2 JP H087815 Y2 JPH087815 Y2 JP H087815Y2 JP 7307489 U JP7307489 U JP 7307489U JP 7307489 U JP7307489 U JP 7307489U JP H087815 Y2 JPH087815 Y2 JP H087815Y2
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JP
Japan
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vibration sensor
shaft
bearing
shaft vibration
rotary shaft
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洋 菅原
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、軸振動センサ付すべり軸受に関する。
B.考案の概要 本考案の軸振動センサ付すべり軸受は、軸受部のシー
ルを行なうラビリンスパッキンに軸振動センサを取付
け、軸振動センサに対向する回転軸の表面に周溝を形成
し、軸振動センサにより周溝の振動を計測するように
し、軸振動センサ付すべり軸受の製作及び保守の容易化
と回転軸の計測面の保護を企図するようにしたものであ
る。
C.従来の技術 第3図に従来の軸振動センサ付すべり軸受を示す。
軸受台1には軸受メタル2が設けられ、軸受メタル2
には回転軸3が回転自在に支持されている。軸受台1に
は軸受メタル2の外側における回転軸3を覆うラビリン
スパッキン4が設けられ、ラビリンスパッキン4により
軸受部の油の流出等が防止されている。軸受台1及び軸
受メタル2を貫通して回転軸3のジャーナル部3aを臨む
嵌合穴5が形成され、嵌合穴5にはOリング6を介して
軸振動センサ7がジャーナル部3aに対向して設けられて
いる。
上述した軸振動センサ付すべり軸受では、軸振動セン
サ7によりジャーナル部3aの振動を計測することにより
回転軸3の振動を検出するようにしている。
D.考案が解決しようとする課題 上述した軸振動センサ付すべり軸受では、回転軸3の
ジャーナル部3aの振動を計測するようにしているので、
軸受台1及び軸受メタル2に嵌合穴6を形成する必要が
あった。このため、軸受台1を貫通して検出部が回転軸
3の近傍まで延びる大型の軸振動センサ7を用いなけれ
ばならず、軸受部が大型化すると共に高価であった。ま
た、漏油対策のため嵌合穴6を高精度に加工する必要が
あり軸振動センサ7の取付けにはOリング6等のシール
部材を必要としていた。このため、組立て作業が煩雑と
なり、加工コストが高くなると共に保守作業も困難であ
った。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、製作及び
保守が極めて容易で、しかも回転軸の計測面の保護が可
能な軸振動センサ付すべり軸受を提供することを目的と
する。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案の構成は、軸受台に
回転軸を支持する軸受メタルを設け、前記軸受台に前記
回転軸を覆うラビリンスパッキンを設け、前記回転軸の
表面に対向する軸振動センサを前記ラビリンスパッキン
に取付け、該軸振動センサに対向する前記回転軸の表面
に周溝を形成したことを特徴とする。
F.作用 軸振動センサにより周溝の振動を計測して回転軸の振
動を検出する。周溝が計測面となっているため、回転軸
を作業台等に置いたり、ラビリンスパッキンと回転軸と
の間に隙間ゲージを挿入しても、計測面に傷が付く虞が
ない。
G.実施例 第1図には本考案の一実施例に係る軸振動センサ付す
べり軸受の側面、第2図にはその要部の拡大状態を示し
てある。
軸受台11には軸受メタル12が設けられ、軸受メタル12
には回転軸13が回転自在に支持されている。軸受台11に
は軸受メタル12の外側における回転軸13を覆うラビリン
スパッキン14が設けられ、ラビリンスパッキン14により
軸受部の油の流出等が防止されている。
ラビリンスパッキン14には軸振動センサ15が固定さ
れ、軸振動センサ15の先端計測部15aは回転軸13に対向
している。先端計測部15aに対向する回転軸3の外周に
は断面凹状の周溝16が形成され、周溝16の先端計測部15
aに対向する面(底面)16aは研摩仕上げされている。つ
まり、軸振動センサ15により周溝16の底面16aの振動を
計測するようになっている。
周溝16の深さLは約0.5mm、幅Dは先端計測部15aの幅
dの約3倍に設定され、先端計測部15aと底面16aとの間
隙は約1.0mm〜2.0mmに設定されている。これにより、た
わみや振動で回転軸13が周方向に移動しても先端計測部
15aと周溝16とが干渉することがない。
この軸振動センサ付すべり軸受は、周溝16の底面16a
の振動を軸振動センサ15により計測することにより回転
軸13の振動を検出する。
上述する軸振動センサ付すべり軸受によると、軸振動
センサ15は安価なラビリンスパッキン14に取付けられて
いるので、小型のものを用いることができ、軸受台11や
軸受メタル12等の軸受部の加工が不要であると共に、ラ
ビリンスパッキン14が軸受台11に外側から固定されてい
るので軸振動センサ15の着脱が容易に行なえる。また、
回転軸13のジャーナル面が軸振動センサ15に係わってい
ないため、ジャーナル面の精度を保つことができる。ま
た、周溝16を計測するようにしているため、ラビリンス
パッキン14と回転軸13との間に隙間ゲージを挿入したり
組立時に回転軸13を作業台等に置いても、計測面に傷が
付いて軸振動センサ15が誤検出する虞がなく、計測面で
あることが容易に判別でき、計測面の保護が容易であ
る。
H.考案の効果 本考案の軸振動センサ付すべり軸受は、ラビリンスパ
ッキンに軸振動センサを取付け、軸振動センサに対向す
る回転軸の表面に計測面としての周溝を形成したので、
製作時に軸受部の加工が不要で計測面に傷が付きにくい
ものとなる。この結果、軸振動センサ付すべり軸受の製
作及び保守の容易化と回転軸の計測面の保護が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る軸振動センサ付すべり
軸受の断面側面図、第2図はその要部拡大図、第3図は
従来の軸振動センサ付すべり軸受の断面側面図である。 図面中、 11は軸受台、12は軸受メタル、13は回転軸、14はラビリ
ンスパッキン、15は軸振動センサ、15aは先端計測部、1
6は周溝、16aは底面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受台に回転軸を支持する軸受メタルを設
    け、前記軸受台に前記回転軸を覆うラビリンスパッキン
    を設け、前記回転軸の表面に対向する軸振動センサを前
    記ラビリンスパッキンに取付け、該軸振動センサに対向
    する前記回転軸の表面に周溝を形成したことを特徴とす
    る軸振動センサ付すべり軸受。
JP7307489U 1989-06-23 1989-06-23 軸振動センサ付すべり軸受 Expired - Fee Related JPH087815Y2 (ja)

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