JPH0877572A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH0877572A JPH0877572A JP21240594A JP21240594A JPH0877572A JP H0877572 A JPH0877572 A JP H0877572A JP 21240594 A JP21240594 A JP 21240594A JP 21240594 A JP21240594 A JP 21240594A JP H0877572 A JPH0877572 A JP H0877572A
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- JP
- Japan
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- optical head
- track
- signal
- tracking
- output
- Prior art date
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Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部振動に対して安定なトラックサーチが行
えること。 【構成】 スイッチ１２がオフとなってトラッキングサ
ーボ系がオフの状態にあるときに、トラックサーチ指令
に応答してトラバースモータ６が駆動され光ヘッド５が
光ディスク１の径方向に沿って移動するときに、光ヘッ
ド５の移動方向が移動方向検出器８により検出され、ト
ラックの横断がトラック横断検出器９により検出され
る。そして移動方向検出器８の検出出力に応じてトラッ
ク横断検出器９の出力パルスがアップダウンカウンタ１
０によりカウントされる。このカウント値は、光ヘッド
５の移動方向に応じた光ヘッドの移動量を示す信号を示
し、この信号はＣＰＵ１７からの信号と加算ノード１１
ｂで加算され、スイッチ１１ｃ、トラッキング加算ノー
ド１１ｄ、ドライバ回路１８を介してトラッキングアク
チュエータ４のトラッキング駆動コイルに供給される。
えること。 【構成】 スイッチ１２がオフとなってトラッキングサ
ーボ系がオフの状態にあるときに、トラックサーチ指令
に応答してトラバースモータ６が駆動され光ヘッド５が
光ディスク１の径方向に沿って移動するときに、光ヘッ
ド５の移動方向が移動方向検出器８により検出され、ト
ラックの横断がトラック横断検出器９により検出され
る。そして移動方向検出器８の検出出力に応じてトラッ
ク横断検出器９の出力パルスがアップダウンカウンタ１
０によりカウントされる。このカウント値は、光ヘッド
５の移動方向に応じた光ヘッドの移動量を示す信号を示
し、この信号はＣＰＵ１７からの信号と加算ノード１１
ｂで加算され、スイッチ１１ｃ、トラッキング加算ノー
ド１１ｄ、ドライバ回路１８を介してトラッキングアク
チュエータ４のトラッキング駆動コイルに供給される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置に係わ
り、特に、ＣＤ等の光ディスクやＭＤ等の光磁気ディス
クに記録された情報を読み取るに好適なディスク装置に
関する。
り、特に、ＣＤ等の光ディスクやＭＤ等の光磁気ディス
クに記録された情報を読み取るに好適なディスク装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディスク装置としてＣＤ等の光デ
ィスクやＭＤ等の光磁気ディスクに記録された情報を読
み取るものが知られている。このようなディスク装置に
おいては光ヘッドによりディスクの記録面のトラックに
光ビームを照射して、反射した光ビームを受光すること
により、記録された情報を再生する方法を採用してい
る。情報を再生する場合、レーザ光源から発せられた光
ビームは対物レンズで収束されてディスク上に照射され
ており、通常の再生中は、光ビームの焦点を常にディス
クの記録面に保持するフォーカスサーボ及び光ビームを
ディスクのトラックの中心に保持するトラックサーボが
行われている。
ィスクやＭＤ等の光磁気ディスクに記録された情報を読
み取るものが知られている。このようなディスク装置に
おいては光ヘッドによりディスクの記録面のトラックに
光ビームを照射して、反射した光ビームを受光すること
により、記録された情報を再生する方法を採用してい
る。情報を再生する場合、レーザ光源から発せられた光
ビームは対物レンズで収束されてディスク上に照射され
ており、通常の再生中は、光ビームの焦点を常にディス
クの記録面に保持するフォーカスサーボ及び光ビームを
ディスクのトラックの中心に保持するトラックサーボが
行われている。
【０００３】またＣＤやＭＤ等のディスク装置でトラッ
クサーチを行う場合は、ディスクのＴＯＣ／ＵＴＯＣ領
域に記録された各トラック番号に対応したアドレス情報
と、ディスクの記録面に予め記録されたアドレス情報を
基に、フォーカスサーボを閉じトラックサーボをオフと
した状態で、トラバースモータを回転させ、光ヘッドを
高速に移動させることによって行っている。この光ヘッ
ドの移動量はトラッキングエラー信号を用いたトラック
横断信号をカウントすることによって行っている。この
種の技術は、例えば、（「図解コンパクトディスク読
本」（改訂第２版）第１９６頁から第１９９頁、平成３
年１０月３０日発行、オーム社）に記載されている。
クサーチを行う場合は、ディスクのＴＯＣ／ＵＴＯＣ領
域に記録された各トラック番号に対応したアドレス情報
と、ディスクの記録面に予め記録されたアドレス情報を
基に、フォーカスサーボを閉じトラックサーボをオフと
した状態で、トラバースモータを回転させ、光ヘッドを
高速に移動させることによって行っている。この光ヘッ
ドの移動量はトラッキングエラー信号を用いたトラック
横断信号をカウントすることによって行っている。この
種の技術は、例えば、（「図解コンパクトディスク読
本」（改訂第２版）第１９６頁から第１９９頁、平成３
年１０月３０日発行、オーム社）に記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ク装置においては、トラックサーチ中に、過大な外部振
動がトラッキング方向に加わると、光ヘッドの対物レン
ズを支持するとともに駆動する２軸アクチュエータのト
ラッキングサーボはオフの状態にあるため、光ヘッドが
トラッキング方向にマスバランスが取れない場合は、光
ヘッドが外部振動によって振動する。特に、光ヘッドの
２軸アクチュエータの共振周波数付近の外部振動が加わ
ると、２軸アクチュエータに支持された対物レンズは大
きく振動し、トラッキングエラー信号の周波数が非常に
高くなり、トラッキングエラー信号からトラック横断信
号を生成する回路が誤動作し、トラックサーチ中の光ヘ
ッドの移動量が正確に把握できなくなる。
ク装置においては、トラックサーチ中に、過大な外部振
動がトラッキング方向に加わると、光ヘッドの対物レン
ズを支持するとともに駆動する２軸アクチュエータのト
ラッキングサーボはオフの状態にあるため、光ヘッドが
トラッキング方向にマスバランスが取れない場合は、光
ヘッドが外部振動によって振動する。特に、光ヘッドの
２軸アクチュエータの共振周波数付近の外部振動が加わ
ると、２軸アクチュエータに支持された対物レンズは大
きく振動し、トラッキングエラー信号の周波数が非常に
高くなり、トラッキングエラー信号からトラック横断信
号を生成する回路が誤動作し、トラックサーチ中の光ヘ
ッドの移動量が正確に把握できなくなる。
【０００５】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、トラックサーチ中に外部振動が加わって
も安定なトラックサーチを行えるディスク装置を提供す
ることを目的とする。
るものであり、トラックサーチ中に外部振動が加わって
も安定なトラックサーチを行えるディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ディスクを回転駆動する駆動手段と、光
源からの光ビームを収束してディスクのトラック上に焦
点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを指令に応じて
変位させるトラッキングアクチュエータと、ディスクか
らの光ビームを受光して読取信号を出力する光ヘッド
と、光ヘッドにより読み取られた読取信号からフォーカ
スエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段
と、フォーカスエラー信号生成手段の生成によるフォー
カスエラー信号から光ヘッドがトラックを横断したこと
を検出するトラック横断検出手段と、光ヘッドにより読
み取られた読取信号からオフトラック信号を生成するオ
フトラック信号生成手段と、トラック横断検出手段とオ
フトラック信号生成手段の出力信号から光ヘッドの移動
方向を検出する移動方向検出手段と、移動方向検出手段
とトラック横断検出手段の検出出力から光ヘッドの移動
方向に応じた光ヘッドの移動量を検出する移動量検出手
段と、トラックサーチ指令に応答して光ヘッドをディス
クの径方向に沿って移動させるトラバース駆動手段と、
トラックサーチ指令に応答して移動量検出手段の検出出
力に応じてトラッキングアクチュエータを駆動するトラ
ッキング駆動手段とを備えているディスク装置を構成し
たものである。
成するために、ディスクを回転駆動する駆動手段と、光
源からの光ビームを収束してディスクのトラック上に焦
点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを指令に応じて
変位させるトラッキングアクチュエータと、ディスクか
らの光ビームを受光して読取信号を出力する光ヘッド
と、光ヘッドにより読み取られた読取信号からフォーカ
スエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段
と、フォーカスエラー信号生成手段の生成によるフォー
カスエラー信号から光ヘッドがトラックを横断したこと
を検出するトラック横断検出手段と、光ヘッドにより読
み取られた読取信号からオフトラック信号を生成するオ
フトラック信号生成手段と、トラック横断検出手段とオ
フトラック信号生成手段の出力信号から光ヘッドの移動
方向を検出する移動方向検出手段と、移動方向検出手段
とトラック横断検出手段の検出出力から光ヘッドの移動
方向に応じた光ヘッドの移動量を検出する移動量検出手
段と、トラックサーチ指令に応答して光ヘッドをディス
クの径方向に沿って移動させるトラバース駆動手段と、
トラックサーチ指令に応答して移動量検出手段の検出出
力に応じてトラッキングアクチュエータを駆動するトラ
ッキング駆動手段とを備えているディスク装置を構成し
たものである。
【０００７】上記ディスク装置を構成するに際しては、
移動方向検出手段の検出出力に応じたオフセット量で移
動量検出手段の検出出力を補正するサーチ方向補正手段
を備えていることが望ましい。
移動方向検出手段の検出出力に応じたオフセット量で移
動量検出手段の検出出力を補正するサーチ方向補正手段
を備えていることが望ましい。
【０００８】
【作用】従って、本発明によれば、トラックサーチ指令
に応答して光ヘッドがディスクの径方向に沿って移動す
るトラックサーチ中に、トラッキングサーボがオフの状
態でも、光ヘッドにより読み取られた信号を基に光ヘッ
ドがトラックを横断したことが検出されるとともにオフ
トラック信号が生成される。そしてトラック横断検出信
号とオフトラック信号を基に光ヘッドの移動方向が検出
され、この移動方向とトラック横断検出信号から光ヘッ
ドの移動方向に応じた光ヘッドの移動量が検出される。
そして検出された移動量に従ってトラッキングアクチュ
エータが駆動される。このため外部振動が加わっても、
光ヘッドが振動してトラッキングエラー信号の周波数が
トラック横断検出手段を誤動作させるほど高周波数にな
るのを防止することができる。さらに、検出した移動量
を設定されたオフセット量に制御することができる。
に応答して光ヘッドがディスクの径方向に沿って移動す
るトラックサーチ中に、トラッキングサーボがオフの状
態でも、光ヘッドにより読み取られた信号を基に光ヘッ
ドがトラックを横断したことが検出されるとともにオフ
トラック信号が生成される。そしてトラック横断検出信
号とオフトラック信号を基に光ヘッドの移動方向が検出
され、この移動方向とトラック横断検出信号から光ヘッ
ドの移動方向に応じた光ヘッドの移動量が検出される。
そして検出された移動量に従ってトラッキングアクチュ
エータが駆動される。このため外部振動が加わっても、
光ヘッドが振動してトラッキングエラー信号の周波数が
トラック横断検出手段を誤動作させるほど高周波数にな
るのを防止することができる。さらに、検出した移動量
を設定されたオフセット量に制御することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【００１０】図１は本発明のディスク装置の一実施例を
示すブロック構成図である。図１において、ディスク装
置は光ディスク１、スピンドルモータ２、対物レンズ
３、トラッキングアクチュエータ４、光ヘッド５、トラ
バースモータ６、ＲＦマトリックスアンプ７、移動方向
検出器８、トラック横断検出器９、アップダウンカウン
タ１０、トラッキング加算器１１、トラッキングサーボ
スイッチ１２、トラッキングサーボ補償回路１３、トラ
バースサーボ回路１４、フォーカスサーボ補償回路１
５、インバータ１６、制御用ＣＰＵ１７、ドライバ回路
１８を備えて構成されている。
示すブロック構成図である。図１において、ディスク装
置は光ディスク１、スピンドルモータ２、対物レンズ
３、トラッキングアクチュエータ４、光ヘッド５、トラ
バースモータ６、ＲＦマトリックスアンプ７、移動方向
検出器８、トラック横断検出器９、アップダウンカウン
タ１０、トラッキング加算器１１、トラッキングサーボ
スイッチ１２、トラッキングサーボ補償回路１３、トラ
バースサーボ回路１４、フォーカスサーボ補償回路１
５、インバータ１６、制御用ＣＰＵ１７、ドライバ回路
１８を備えて構成されている。
【００１１】光ディスク１には音楽等の情報が記録され
ており、この光ディスク１はスピンドルモータ２により
回転駆動されるようになっている。また光ディスク１に
は光源（図示せず）から発生られるレーザ光の光ビーム
が対物レンズ３を介して収束された状態で照射されてい
る。対物レンズ３は、２軸アクチュエータで支持駆動さ
れ、光ヘッド５に固定されている。また対物レンズ３
は、フォーカシング駆動用コイル及びトラッキング駆動
用コイルを備えたトラッキングアクチュエータ４ととも
に光ヘッド５に搭載されており、光ヘッド５はトラバー
スモータ６の駆動により、光ディスク１の半径方向に沿
って移動されるようになっている。また光ヘッド５に
は、光ディスク１からの反射光を受光し、受光した光信
号に応じた電気信号を発生する光電変換素子を備えてお
り、光電変換素子の出力信号がＲＦマトリックスアンプ
７に出力されている。
ており、この光ディスク１はスピンドルモータ２により
回転駆動されるようになっている。また光ディスク１に
は光源（図示せず）から発生られるレーザ光の光ビーム
が対物レンズ３を介して収束された状態で照射されてい
る。対物レンズ３は、２軸アクチュエータで支持駆動さ
れ、光ヘッド５に固定されている。また対物レンズ３
は、フォーカシング駆動用コイル及びトラッキング駆動
用コイルを備えたトラッキングアクチュエータ４ととも
に光ヘッド５に搭載されており、光ヘッド５はトラバー
スモータ６の駆動により、光ディスク１の半径方向に沿
って移動されるようになっている。また光ヘッド５に
は、光ディスク１からの反射光を受光し、受光した光信
号に応じた電気信号を発生する光電変換素子を備えてお
り、光電変換素子の出力信号がＲＦマトリックスアンプ
７に出力されている。
【００１２】ＲＦマトリックスアンプ７は、光ヘッド５
により読み取られた読取信号を基に、オフトラック信号
Ａ（トラック上でＨ、トラック間Ｌとなる信号）を生成
するオフトラック信号生成手段を構成するとともに、光
ヘッド５からの信号を基にトラッキングエラー信号Ｂを
生成するトラッキングエラー信号生成手段を構成するよ
うになっている。さらに、ＲＦマトリックスアップ７
は、光ヘッド５の出力信号を基にフォーカスエラー信号
Ｃを生成するフォーカスエラー信号生成手段を構成する
ようになっている。オフトラック信号Ａは移動方向検出
器８に入力され、トラッキングエラー信号Ｂはトラック
横断検出器９とトラッキングサーボ補償回路１３に入力
されている。フォーカスエラー信号Ｃはフォーカスサー
ボ補償回路１５に入力されている。
により読み取られた読取信号を基に、オフトラック信号
Ａ（トラック上でＨ、トラック間Ｌとなる信号）を生成
するオフトラック信号生成手段を構成するとともに、光
ヘッド５からの信号を基にトラッキングエラー信号Ｂを
生成するトラッキングエラー信号生成手段を構成するよ
うになっている。さらに、ＲＦマトリックスアップ７
は、光ヘッド５の出力信号を基にフォーカスエラー信号
Ｃを生成するフォーカスエラー信号生成手段を構成する
ようになっている。オフトラック信号Ａは移動方向検出
器８に入力され、トラッキングエラー信号Ｂはトラック
横断検出器９とトラッキングサーボ補償回路１３に入力
されている。フォーカスエラー信号Ｃはフォーカスサー
ボ補償回路１５に入力されている。
【００１３】オフトラック信号Ａ及びトラッキングエラ
ー信号Ｂは、図２及び図３に示すような波形を示すよう
になっており、トラック横断検出器９は、トラッキング
エラー信号Ｂとコンパレートレベルとを比較し、信号の
立上りエッジに応答したパルス信号を発生するトラック
横断検出手段を構成するようになっている。そしてトラ
ック横断検出器９の出力パルスが移動方向検出器８とア
ップダウンカウンタ１０のクロック端子に入力されてい
る。移動方向検出器８は、例えば図４に示すように、Ｄ
タイプのフリップフロップで構成されており、オフトラ
ック信号Ｄとトラック横断検出器９の検出出力に応答し
て、光ヘッド５の移動方向を示す信号を出力するように
なっている。例えば、光ヘッド５が内周側から外周側へ
移動するときには、図２に示すように、トラック横断検
出器９の検出出力の立ち上がりエッジに応答して、オフ
トラック信号ＡがＨのレベルにあるためＨの方向検出出
力を出力するようになっている。一方、光ヘッド５が外
周側から内周側へ移動するときには、図３に示すよう
に、トラック横断検出器９の検出出力の立ち上がり時
に、オフトラック信号ＡがＬにあるため、方向検出出力
としてＬの信号を出力するようになっている。そして各
方向検出出力はアップダウンカウンタ１０に入力されて
いる。
ー信号Ｂは、図２及び図３に示すような波形を示すよう
になっており、トラック横断検出器９は、トラッキング
エラー信号Ｂとコンパレートレベルとを比較し、信号の
立上りエッジに応答したパルス信号を発生するトラック
横断検出手段を構成するようになっている。そしてトラ
ック横断検出器９の出力パルスが移動方向検出器８とア
ップダウンカウンタ１０のクロック端子に入力されてい
る。移動方向検出器８は、例えば図４に示すように、Ｄ
タイプのフリップフロップで構成されており、オフトラ
ック信号Ｄとトラック横断検出器９の検出出力に応答し
て、光ヘッド５の移動方向を示す信号を出力するように
なっている。例えば、光ヘッド５が内周側から外周側へ
移動するときには、図２に示すように、トラック横断検
出器９の検出出力の立ち上がりエッジに応答して、オフ
トラック信号ＡがＨのレベルにあるためＨの方向検出出
力を出力するようになっている。一方、光ヘッド５が外
周側から内周側へ移動するときには、図３に示すよう
に、トラック横断検出器９の検出出力の立ち上がり時
に、オフトラック信号ＡがＬにあるため、方向検出出力
としてＬの信号を出力するようになっている。そして各
方向検出出力はアップダウンカウンタ１０に入力されて
いる。
【００１４】アップダウンカウンタ１０は、制御用ＣＰ
Ｕ１７の出力信号Ｄによってリセットされ、移動方向検
出器８の出力に応じてトラック横断検出器９の出力パル
スを計数し、この計数値を移動方向に応じた移動量を示
す信号として出力する移動量検出手段として構成されて
いる。そしてアップダウンカウンタ１０の計数値はＤ／
Ａコンバータ１１ａに入力されている。このコンバータ
１１ａはアップダウンカウンタ１０の計数値をアナログ
信号に変換し、この信号を、サーチ方向に応じた光ヘッ
ドの移動信号として加算ノード１１ｂへ出力するように
なっている。加算ノード１１ｂはＣＰＵ１７のＤ／Ａ１
出力からの信号が加算されるようになっている。即ち加
算ノード１１ｂには、ＣＰＵ１７からの指令に応じた０
または指定のオフセット量が加算されるようになってい
る。この加算ノード１１ｂはＣＰＵ１７とともに光ヘッ
ドの移動量を補正するサーチ方向補正手段を構成するよ
うになっている。そして加算ノード１１ｂの出力は加算
スイッチ１１ｃを介してトラッキング加算ノード１１ｄ
に入力されている。加算スイッチ１１ｃはインバータ１
６の信号によって開閉されるようになっている。即ち、
加算スイッチ１１ｃは、ＣＰＵ１７の出力端子ＴＲＫ−
ＯＮがＨとなって、トラッキングサーボスイッチ１２が
閉じたときに、接点が開かれ、出力端子ＴＲＫ−ＯＮが
Ｌとなって、トラッキングサーボスイッチ１２の接点が
開かれたときに接点を閉じるようになっている。またト
ラッキング加算ノード１１ｄにはトラッキングサーボ補
償回路１３の信号が入力されており、トラッキング加算
ノード１１ｂの出力信号がドライバ回路１８を介してト
ラッキングアクチュエータ４のトラッキング駆動コイル
に供給されている。即ちトラッキングサーボ補償回路１
３はＲＦマトリックスアンプ７、ドライバ回路１８とと
もにトラッキングサーボ系を構成するようになってお
り、トラッキングサーボ補償回路１３の出力はトラバー
スサーボ回路１４へ出力されている。
Ｕ１７の出力信号Ｄによってリセットされ、移動方向検
出器８の出力に応じてトラック横断検出器９の出力パル
スを計数し、この計数値を移動方向に応じた移動量を示
す信号として出力する移動量検出手段として構成されて
いる。そしてアップダウンカウンタ１０の計数値はＤ／
Ａコンバータ１１ａに入力されている。このコンバータ
１１ａはアップダウンカウンタ１０の計数値をアナログ
信号に変換し、この信号を、サーチ方向に応じた光ヘッ
ドの移動信号として加算ノード１１ｂへ出力するように
なっている。加算ノード１１ｂはＣＰＵ１７のＤ／Ａ１
出力からの信号が加算されるようになっている。即ち加
算ノード１１ｂには、ＣＰＵ１７からの指令に応じた０
または指定のオフセット量が加算されるようになってい
る。この加算ノード１１ｂはＣＰＵ１７とともに光ヘッ
ドの移動量を補正するサーチ方向補正手段を構成するよ
うになっている。そして加算ノード１１ｂの出力は加算
スイッチ１１ｃを介してトラッキング加算ノード１１ｄ
に入力されている。加算スイッチ１１ｃはインバータ１
６の信号によって開閉されるようになっている。即ち、
加算スイッチ１１ｃは、ＣＰＵ１７の出力端子ＴＲＫ−
ＯＮがＨとなって、トラッキングサーボスイッチ１２が
閉じたときに、接点が開かれ、出力端子ＴＲＫ−ＯＮが
Ｌとなって、トラッキングサーボスイッチ１２の接点が
開かれたときに接点を閉じるようになっている。またト
ラッキング加算ノード１１ｄにはトラッキングサーボ補
償回路１３の信号が入力されており、トラッキング加算
ノード１１ｂの出力信号がドライバ回路１８を介してト
ラッキングアクチュエータ４のトラッキング駆動コイル
に供給されている。即ちトラッキングサーボ補償回路１
３はＲＦマトリックスアンプ７、ドライバ回路１８とと
もにトラッキングサーボ系を構成するようになってお
り、トラッキングサーボ補償回路１３の出力はトラバー
スサーボ回路１４へ出力されている。
【００１５】トラバースサーボ回路１４は、トラッキン
グサーボ補償回路１３からの出力信号とＣＰＵ１７のＤ
／Ａ２出力からの信号に従ったトラバースサーボ信号を
生成し、この信号をドライバ回路１８を介してトラバー
スモータ６へ出力するようになっている。即ちトラバー
スサーボ回路１４はドライバ回路１８、トラバースモー
タ６とともにトラバース駆動手段を構成するようになっ
ている。またフォーカスサーボ補償回路１５は、ＲＦマ
トリックスアンプ７により生成されたフォーカスエラー
信号Ｃに従ったフォーカスサーボ補償信号を生成し、こ
の信号をドライバ回路１８を介してトラッキングアクチ
ュエータへのフォーカシング駆動用コイルへ出力するよ
うになっている。即ち、フォーカスサーボ補償回路１５
はＲＦマトリックスアンプ７、ドライバ回路１８ととも
にフォーカスサーボ系を構成するようになっている。
グサーボ補償回路１３からの出力信号とＣＰＵ１７のＤ
／Ａ２出力からの信号に従ったトラバースサーボ信号を
生成し、この信号をドライバ回路１８を介してトラバー
スモータ６へ出力するようになっている。即ちトラバー
スサーボ回路１４はドライバ回路１８、トラバースモー
タ６とともにトラバース駆動手段を構成するようになっ
ている。またフォーカスサーボ補償回路１５は、ＲＦマ
トリックスアンプ７により生成されたフォーカスエラー
信号Ｃに従ったフォーカスサーボ補償信号を生成し、こ
の信号をドライバ回路１８を介してトラッキングアクチ
ュエータへのフォーカシング駆動用コイルへ出力するよ
うになっている。即ち、フォーカスサーボ補償回路１５
はＲＦマトリックスアンプ７、ドライバ回路１８ととも
にフォーカスサーボ系を構成するようになっている。
【００１６】次に、図１に示すディスク装置の動作につ
いて説明する。まずＣＰＵ１７によりトラックサーチが
指令されると、出力端子ＴＲＫ−ＯＮのレベルがＬとな
り、トラッキングサーボスイッチ１２の接点が開かれ、
トラッキング加算スイッチ１１ｃの接点が閉じる。即ち
トラッキングサーボ系がオフとなる。この状態で、トラ
バースサーボ回路１４からの出力信号によってトラバー
スモータ６が駆動され、光ヘッド５が光ディスク１の径
方向に沿って移動される。そして光ヘッド５の移動にと
もなって、光ディスク１に関する情報が光ヘッド５によ
って読み取られ、読み取られた信号がＲＦマトリックス
アンプ７へ出力される。ＲＦマトリックスアンプ７から
はオフトラック信号Ａ、トラッキングエラー信号Ｂ、フ
ォーカスエラー信号Ｃが出力される。そして、移動方向
検出器８、トラック横断検出器９からは、光ヘッド５が
内周側から外周側へ移動するときには、図２に示すよう
な信号が出力され、光ヘッド５が外周側から内周側へ移
動するときには、図３に示すような信号が出力される。
このときアップダウンカウンタ１０は出力信号Ｄによっ
てリセットされ、リセットされたときからのパルス数を
順次計数する。即ち移動方向に応じてトラック横断検出
器９の出力パルスを計数する。この計数値がコンバータ
１１ａでアナログ信号に変換されると、この信号は光ヘ
ッド５の移動方向に応じた移動量を示す信号となる。そ
してこの信号が加算ノード１１ｂでＣＰＵ１７からの信
号と加算され、加算された信号が加算スイッチ１１ｃ、
トラッキング加算ノード１１ｄ、ドライバ回路１８を介
してトラッキングアクチュエータ４のトラッキング駆動
コイルに供給される。このため、トラックサーチ中に、
外部から光ヘッド５に振動が加わっても、光ヘッド５の
移動方向に応じた移動量に従ってトラッキング駆動され
るため、外部振動に対抗したトラッキング制御ができ、
安定したトラックサーチが可能となる。
いて説明する。まずＣＰＵ１７によりトラックサーチが
指令されると、出力端子ＴＲＫ−ＯＮのレベルがＬとな
り、トラッキングサーボスイッチ１２の接点が開かれ、
トラッキング加算スイッチ１１ｃの接点が閉じる。即ち
トラッキングサーボ系がオフとなる。この状態で、トラ
バースサーボ回路１４からの出力信号によってトラバー
スモータ６が駆動され、光ヘッド５が光ディスク１の径
方向に沿って移動される。そして光ヘッド５の移動にと
もなって、光ディスク１に関する情報が光ヘッド５によ
って読み取られ、読み取られた信号がＲＦマトリックス
アンプ７へ出力される。ＲＦマトリックスアンプ７から
はオフトラック信号Ａ、トラッキングエラー信号Ｂ、フ
ォーカスエラー信号Ｃが出力される。そして、移動方向
検出器８、トラック横断検出器９からは、光ヘッド５が
内周側から外周側へ移動するときには、図２に示すよう
な信号が出力され、光ヘッド５が外周側から内周側へ移
動するときには、図３に示すような信号が出力される。
このときアップダウンカウンタ１０は出力信号Ｄによっ
てリセットされ、リセットされたときからのパルス数を
順次計数する。即ち移動方向に応じてトラック横断検出
器９の出力パルスを計数する。この計数値がコンバータ
１１ａでアナログ信号に変換されると、この信号は光ヘ
ッド５の移動方向に応じた移動量を示す信号となる。そ
してこの信号が加算ノード１１ｂでＣＰＵ１７からの信
号と加算され、加算された信号が加算スイッチ１１ｃ、
トラッキング加算ノード１１ｄ、ドライバ回路１８を介
してトラッキングアクチュエータ４のトラッキング駆動
コイルに供給される。このため、トラックサーチ中に、
外部から光ヘッド５に振動が加わっても、光ヘッド５の
移動方向に応じた移動量に従ってトラッキング駆動され
るため、外部振動に対抗したトラッキング制御ができ、
安定したトラックサーチが可能となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、トラックサーチ中に、光ヘッドの移動方向及び移動
量を検出し、この検出値に従ってトラッキングアクチュ
エータを駆動するようにしたため、トラックサーチ中
に、外部から振動が加わっても、外部信号に対抗したト
ラッキング制御ができ、安定したトラックサーチが可能
となる。
に、トラックサーチ中に、光ヘッドの移動方向及び移動
量を検出し、この検出値に従ってトラッキングアクチュ
エータを駆動するようにしたため、トラックサーチ中
に、外部から振動が加わっても、外部信号に対抗したト
ラッキング制御ができ、安定したトラックサーチが可能
となる。
【図１】本発明のディスク装置の一実施例を示すブロッ
ク構成図
ク構成図
【図２】光ヘッドが内周側から外周側へ移動したときの
波形図
波形図
【図３】光ヘッドが外周側から内周側へ移動したときの
波形図
波形図
【図４】移動方向検出器に用いられるＤフリップフロッ
プの構成図
プの構成図
１ 光ディスク ２ スピンドルモータ ３ 対物レンズ ４ トラッキングアクチュエータ ５ 光ヘッド ６ トラバースモータ ７ ＲＦマトリックスアンプ ８ 移動方向検出器 ９ トラック横断検出器 １０ アップダウンカウンタ １１ トラッキング加算器 １３ トラッキングサーボ補償回路 １４ トラバースサーボ回路 １５ フォーカスサーボ補償回路 １７ 制御用ＣＰＵ １８ ドライバ回路
Claims (2)
- 【請求項１】 ディスクを回転駆動する駆動手段と、光
源からの光ビームを収束してディスクのトラック上に焦
点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを指令に応じて
変位させるトラッキングアクチュエータと、ディスクか
らの光ビームを受光して読取信号を出力する光ヘッド
と、光ヘッドにより読み取られた読取信号からフォーカ
スエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段
と、フォーカスエラー信号生成手段の生成によるフォー
カスエラー信号から光ヘッドがトラックを横断したこと
を検出するトラック横断検出手段と、光ヘッドにより読
み取られた読取信号からオフトラック信号を生成するオ
フトラック信号生成手段と、トラック横断検出手段とオ
フトラック信号生成手段の出力信号から光ヘッドの移動
方向を検出する移動方向検出手段と、移動方向検出手段
とトラック横断検出手段の検出出力から光ヘッドの移動
方向に応じた光ヘッドの移動量を検出する移動量検出手
段と、トラックサーチ指令に応答して光ヘッドをディス
クの径方向に沿って移動させるトラバース駆動手段と、
トラックサーチ指令に応答して移動量検出手段の検出出
力に応じてトラッキングアクチュエータを駆動するトラ
ッキング駆動手段とを備えているディスク装置。 - 【請求項２】 移動方向検出手段の検出出力に応じたオ
フセット量で移動量検出手段の検出出力を補正するサー
チ方向補正手段を備えている請求項１記載のディスク装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21240594A JPH0877572A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21240594A JPH0877572A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0877572A true JPH0877572A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16622047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21240594A Pending JPH0877572A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0877572A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6791915B1 (en) | 1998-03-18 | 2004-09-14 | Lg Electronics Inc. | Optical disc track access apparatus and method for optical disc reproducer |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP21240594A patent/JPH0877572A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6791915B1 (en) | 1998-03-18 | 2004-09-14 | Lg Electronics Inc. | Optical disc track access apparatus and method for optical disc reproducer |
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