JPH087749Y2 - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH087749Y2
JPH087749Y2 JP1988133582U JP13358288U JPH087749Y2 JP H087749 Y2 JPH087749 Y2 JP H087749Y2 JP 1988133582 U JP1988133582 U JP 1988133582U JP 13358288 U JP13358288 U JP 13358288U JP H087749 Y2 JPH087749 Y2 JP H087749Y2
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仁 小林
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Mitsubishi Electric Corp
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はテレビカメラで撮像された画像を、電話回
線を介して通話相手先との間で送受するテレビ電話装置
に関するものである。
[従来の技術] 第4図はテレビ電話装置の外観斜視図である。第4図
において、(1)は各種の操作ボタン(2)、通話回
路、全体制御回路等を有する本体モジュール筺体(以
下、本体筺体と略称する)、(3)はディスプレイとし
てCRT(4)およびテレビカメラ(5)等を内蔵し、前
記本体筺体(1)に取付けたビデオモジュール筺体(以
下、ビデオ筺体と略称する)である。
この種のテレビ電話装置は、本体筺体1とビデオ筺体
(3)が一体化されていると、通話者の身長、立った状
態あるいは座った状態等の通話姿勢に応じて、通話者と
CRT(4)、テレビカメラ(5)等との対面位置にずれ
を生ずる。
そこで、従来のテレビ電話装置は、第5図の側面図お
よび第6図の傾動部の拡大横断面図に示すに、本体筺体
(1)の傾動中心Cに対しビデオ筺体(3)を角度aの
範囲で傾動自在に取付けられている。
第5図、第6図において、前記第4図と同一部分には
同一符号を付し、(6)は本体筺体(1)の上面に設け
た取付台、(7)は取付台(6)の左右側方に突設した
横断面円弧状の軸受けを成す係合凹部[以下係合凹部と
いう]、(8)は係合凹部(7)に対向してビデオ筺体
(3)に設けた傾動軸を成す係合凸部[以下係合凸部と
いう]であり、この係合凸部(8)と係合凹部(7)と
は互いに係合し、円弧状の横断面を有している。
(9)は係合凹部(7)に設けた回動方向に長い傾動
調整用の穴、(10)は係合凸部(8)に設けた有底の筒
部であり、この筒部(10)の底面に穴(11)が設けられ
ている。
(12)は係合凹部(7)の外周面に係合する円弧状の
圧接部材であり、この圧接部材(12)に上記長穴(9)
を貫通して筒部(10)に嵌合する筒状ねじ部(13)が一
体に形成されている。
(14)は穴(11)から筒状ねじ部(13)に螺合して係
合凸部(8)と圧接部材(12)との間に係合凹部(7)
を挾持する締付部材としての締付けねじである。
上記の構成において、上記締付けねじ(14)の締付け
により、係合凸部(8)と圧接部材(12)とによる係合
凹部(7)の挾持力を調整し、これ等3者間の摩擦力に
よって、ビデオ筺体(3)を指定の傾動位置に保持させ
る。
[考案が解決しようとする課題] 従来のテレビ電話装置は以上のように構成されている
ので、締付けねじ(14)の進行方向と圧接部材(12)の
抜け方向とが同一である。
このため、組立時に圧接部材(12)を抜けないように
保持するために、抜け防止用治具を使用する必要があ
り、組付作業が面倒で熟練を用するという問題点があっ
た。
この考案は上記のような問題点を解消することを課題
になされたもので、抜け防止治具を使用することなく、
きわめて簡単に組立のできるテレビ電話装置を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係るテレビ電話装置は、本体筐体と、ビデ
オ筐体との対向部分には、少なくとも一部が円弧状の横
断面を有する軸受け(係合凹部)と傾動軸(係合凸部)
と圧接部材とを有し、前記軸受けは、前記軸受けの外面
に設けられた前記圧接部材を保持する引掛片を備えた引
掛部材を有し、前記圧接部材の側縁には、前記軸受けに
前記圧接部材を組み付ける際に前記軸受の引掛片を通過
させるための切欠き部を有し、かつ、前記圧接部材の曲
率半径を前記軸受けの曲率半径より小さくしたものであ
る。
[作用] この考案における圧接部材はその切欠き部に引掛片を
通して係合凹部に当接させた後、回動させて係合凹部と
引掛片との間に圧接部材を進入させて仮固定する。この
ため、抜け防止治具の使用を必要とすることなく、圧接
部材の筒状ねじ部に締付けねじを螺合することができ、
組立てをきわめて簡単に行うことを可能とする。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面について説明する。
第1図は傾動構成部の拡大横断面図、第2図は組立過程
を説明する同上図、第3図は係合凹部と圧接部材の分解
斜視図であり、第1図乃至第3図において、(15)軸受
けを成す係合凹部[以下係合凹部という](7)の外面
に一体的に形成されたL形の引掛け部材であり、係合凹
部(7)の外面に沿って圧接部材(12)が移動できる間
隔を形成するように上記引掛け部材(15)の先端に引掛
片(15a)が設けられている。(16)は圧接部材(12)
の周縁[側縁]に設けた引掛片(15a)より僅かに大き
な切欠き部であり、圧接部材(12)の曲率半径は係合凹
部(7)の曲率半径より小さく構成されている。
本体筺体(1)にビデオ筺体(3)を取付けるには、
圧接部材(12)をその切欠き部(16)に引掛片(15a)
を通しながら、筒状ねじ部[突出部](13)を傾動調整
用の穴(9)に挿通して突出させ、係合凹部(7)の外
周に当接させた後、回転させて係合凹部(7)と引掛片
(15a)との間に圧接部材を進入させて、第2図に示す
ように仮固定する。このとき、圧接部材(12)の曲率半
径が係合凹部(7)の曲率半径より小さいので、その中
央部の内面と係合凹部(7)の外面との間に隙間lが生
じ該中央部の外面が引掛片(15a)に圧接して、仮固定
が確実に行われる。
この状態において、筒部(10)に筒状ねじ部(13)を
嵌合せながら、傾動軸を成す係合凸部[以下係合凸部と
いう](8)を係合凹部(7)に係合させ、筒部(10)
の上端の穴(11)に通した締付けねじ(14)を傾動調整
用の穴(9)に挿通されて突出した筒状ねじ部(13)に
螺合する。この結果係合凸部(8)と圧接部材(12)と
で係合凹部(7)を挾持し、これ等の3者の間にビデオ
筺体(3)を所定の回動位置に保持する摩擦力を発生さ
せる。
この場合、締付けねじ(14)の締付けに従って、圧接
部材(12)は係合凹部(7)の外周面に沿って拡径し、
厚み方向の寸法が小さくなり、引掛片(15a)との間に
隙間lが生ずる。
この結果、圧接部材(12)が引掛片(15a)に引掛る
ようなことがなく、ビデオ筺体(3)の傾動を円滑に行
うことができる。
なお、上記実施例では、本体筺体(1)の取付台
(6)の上面に係合凹部(7)を設け、ビデオ筺体
(3)に係合凸部(8)を設けているが、反対に取付台
(6)に係合凸部を設け、ビデオ筺体(3)に係合凹部
を設けてもよい。
また、筒状ねじ部(13)に締付けねじ(14)を螺合し
ているが、外面にねじ部を形成した柱体に締付部材とし
てのナットを螺合するようにしてもよい。この場合は係
合凸部(8)には穴(11)を設けるだけで筒部(10)を
設ける必要がない。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、軸受け(係合凹
部)の外面に当接される圧接部材が、軸受けに形成され
た引掛け部材によって、組み立て時に仮固定されるの
で、特別な抜け防止用治具を用いる必要がないという効
果を有する。
さらに、圧接部材の曲率半径が軸受けの曲率半径より
も小さいので、締付部材により圧接部材を傾動軸に固定
保持する前は、引掛け部材が圧接部材に圧接されて確実
に仮固定ができ、固定保持後は引掛け部材と、圧接部材
との間に隙間が生ずるので、両者が引っ掛かることなく
ビデオ筐体の傾動を円滑に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるテレビ電話装置の傾
動構成部を示す拡大横断面図、第2図は組立過程を説明
する同上図、第3図は係合凹部と圧接部材の分解斜視
図、第4図はテレビ電話装置の外観斜視図、第5図は従
来のテレビ電話装置の側面図、第6図はその傾動構成部
を示す拡大横断面図である。 図において、(1)は本体モジュール筺体、(3)はビ
デオモジュール筺体、(7)は係合凹部、(8)は係合
凸部、(9)は傾動調整用の穴、(11)は穴、(14)は
締付けねじ(締付部材)、(15)は引掛け部材、(15
a)は引掛片、(16)は切欠き部である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体モジュール筐体に対し、傾動自在にビ
    デオモジュール筐体が取り付けられたテレビ電話装置に
    おいて、 前記本体モジュール筐体と、前記ビデオモジュール筐体
    との対向部分には、少なくとも一部が円弧状の横断面を
    有する、軸受けと傾動軸と圧接部材とを有し、前記軸受
    けは、前記圧接部材と、前記傾動軸とで摺動可能に挟持
    され、 前記軸受けは、傾動調整用の穴を有し、かつ、前記軸受
    けの外面には前記圧接部材を保持する引掛片を備えた引
    掛部材が設けられ、 前記圧接部材は、前記傾動調整用の穴に挿通される突出
    部を有し、前記突出部において、締付部材により、前記
    傾動軸に固定保持され、かつ、前記圧接部材の側縁に
    は、前記軸受けに前記圧接部材を組み付ける際に前記軸
    受の引掛片を通過させるための切欠き部が設けられ、 前記圧接部材の曲率半径を前記軸受けの曲率半径より小
    さく構成したことを特徴とするテレビ電話装置。
JP1988133582U 1988-10-13 1988-10-13 テレビ電話装置 Expired - Lifetime JPH087749Y2 (ja)

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JPH0253678U JPH0253678U (ja) 1990-04-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4940250U (ja) * 1972-07-07 1974-04-09
IT1128801B (it) * 1980-06-05 1986-06-04 Olivetti & Co Spa Dispositivo per orientare un apparecchiatura video rispetto ad una struttura fissa

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