JP2503831Y2 - 雲台装置 - Google Patents

雲台装置

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JP2503831Y2
JP2503831Y2 JP5195992U JP5195992U JP2503831Y2 JP 2503831 Y2 JP2503831 Y2 JP 2503831Y2 JP 5195992 U JP5195992 U JP 5195992U JP 5195992 U JP5195992 U JP 5195992U JP 2503831 Y2 JP2503831 Y2 JP 2503831Y2
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義信 小杉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スチールカメラやビデ
オカメラあるいは望遠鏡などの光学機器を支持するため
に使われる雲台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ用三脚に用いられる雲台
は、例えば図8ないし図10に示される雲台装置200
のように、ベース部材201と、このベース部材201
に固定されたティルト芯金202と、ティルト芯金20
2を中心として回動可能なカメラ台203などを備えて
いる。ティルト芯金202は、ねじ204によってベー
ス部材201に固定されている。また、ベース部材20
1とカメラ台203との相互対向部に、第1のストッパ
壁210と第2のストッパ壁211が設けられており、
これらのストッパ壁210,211が互いにぶつからな
い範囲内でカメラ台203が回動できるようになってい
る。これらのストッパ壁210,211は、それぞれ支
持座面212,213に接している。
【0003】ティルト芯金202はカメラ台203に設
けられた貫通孔215に挿通させられている。従って、
ティルト芯金202の外周面によってカメラ台203が
回転自在に支持される。ティルト芯金202の端部にフ
ランジ部216が設けられており、ねじ204によって
ティルト芯金202をベース部材201に締付けること
により、フランジ部216とベース部材201との間に
カメラ台203の基部220が挟まれる。
【0004】上記カメラ台203は、図10に示される
クランプ機構221によってティルト芯金202に固定
されるようになっている。このクランプ機構221は、
ティルト芯金202を締付ける部品222と、この部品
222を操作するためのハンドル軸223を備えてお
り、ハンドル軸223を反時計回りに回転させた時に、
部品222によるティルト芯金202の締付けが解除さ
れて、カメラ台203がティルト芯金202の回りを自
由に回転できるようになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記雲台装置2
00は、以下に述べる点で改善の余地があった。上記雲
台装置200は、運搬時や保管時にハンドル軸223が
邪魔にならないようにするため、ハンドル軸223をベ
ース部材201から外すことがある。その場合には、ク
ランプ機構221によるカメラ台203の拘束が解かれ
た状態となり、カメラ台203がティルト芯金202を
中心に回転自在となるため、カメラ台203がむやみに
回転してしまうなど、収まりの悪いものとなる。
【0006】また、貫通孔215の内周面とティルト芯
金202の外周面の加工精度やティルト芯金202の長
さ等の寸法精度をかなり高くしないと、カメラ台203
が円滑に回転できなくなったり、がたつきあるいは回転
時の異音発生の原因になるため、部品の加工に細心の注
意が必要であり、作業に手間がかかる。
【0007】特に超望遠レンズのように、カメラ台20
3が僅かでも動くとセッティングがずれてしまう場合に
は、ティルト芯金202とカメラ台203との嵌合部分
に僅かでも「がた」が存在していると、クランプ機構2
21のハンドル軸223を締付けた時に、セッティング
がずれてしまうことがある。また、カメラ台203の回
動範囲を規制するためのストッパ壁210,211を、
互いに高さの異なる支持座面212,213に接触させ
ているため、ストッパ壁210,211と支持座面21
2,213の擦り合い面を精密に仕上げないと、カメラ
台203の回転に不具合が生じる。
【0008】また、貫通孔215を機械加工したのちに
塗装を行うと、塗膜の焼付け工程時の熱によって貫通孔
215の内周部が変形することがあるため、高精度の嵌
合状態を得るには、塗装後に貫通孔215の機械加工を
実施しなければならず、工程管理や部品管理の複雑化を
まねいていた。
【0009】従って本考案の目的は、カメラ台を円滑に
回転させることができ、クランプ機構を弛めた状態でも
カメラ台がむやみに回転したり、がたつくことがなくな
り、しかも製造工程が簡略化するような雲台装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本考案は、ベース部材と、このベース部材
に固定されるティルト芯金と、ティルト芯金を中心に回
転可能に設けられかつ上記ティルト芯金を挿通させる貫
通孔を有するカメラ台とを備えた雲台装置であって、上
記ベース部材に設けられかつティルト芯金の端面を支持
する取付座と、上記カメラ台の貫通孔の内周部に突設さ
れた環状突起と、上記カメラ台とベース部材との相互対
向部に設けられていて上記カメラ台が上記ベース部材に
対して所定角度以上傾くことを阻止するストッパ部と、
上記ティルト芯金に設けられたばね座と上記カメラ台の
環状突起との間に圧縮された状態で設けられていて上記
環状突起を上記取付座に押圧するばねと、上記カメラ台
を上記ティルト芯金に固定可能なクランプ機構とを具備
している。
【0011】
【作用】クランプ機構によるティルト芯金の締付けを弛
めると、カメラ台がティルト芯金の回りを回転できる状
態となる。ベース部材に対するカメラ台の回動範囲はス
トッパ部によって規制される。カメラ台の環状突起は、
ばねの弾力によってベース部材の取付座に押付けられて
いるため、平坦な形状の取付座と環状突起の端面との間
に生じる適度な摩擦力によってカメラ台が保持される。
このためカメラ台を回転させる際の動きが円滑なものに
なるとともに、クランプ機構による締付けを完全に弛め
ても、カメラ台が不用意に回転したり、がたつきを生じ
るといった不具合も解消される。
【0012】
【実施例】以下に本考案の一実施例について、図1ない
し図7を参照して説明する。図4に示された雲台装置1
0は、図示しない三脚本体の上端に固定される雲台ベー
ス11と、雲台ベース11に対して垂直方向に延びる旋
回軸Aを中心に回動可能な旋回ユニット12と、水平方
向に延びる第1のティルト軸Bを中心に回動可能なベー
ス部材13と、上記ティルト軸Bと直交する方向の第2
のティルト軸Cを中心として回動可能なカメラ台14と
を備えて構成されている。
【0013】図6,7等に示されるように、雲台ベース
11は、基盤17と、この基盤17に固定される垂直方
向の支柱18と、パーン方向を示す表示プレート19な
どを備えて構成されている。支柱18の下面に開口する
ねじ孔20に、図示しない三脚本体の雲台取付けねじが
螺合させられる。
【0014】旋回ユニット12は、支柱18の外側に同
心状に設けられた旋回部材25と、支柱18を挟んで対
向する2割形の一対の内筒26,27と、内筒26,2
7の外側を覆うスリーブ28と、操作用ノブ30および
ねじ軸31を備えたパーン用クランプ機構32を備えて
いる。内筒26,27の突き合わせ面には支柱18を通
すための孔33が設けられている。
【0015】図6に示されるように、内筒26,27
は、支柱18の一側面の近傍を通る連結用ねじ35と、
支柱18の他側面の近傍を通るねじ軸31(図7参照)
によって互いに連結されている。ねじ軸31は、軸受部
材を兼ねるくさび部材37によって回転自在に支持され
ている。くさび部材37は一方の内筒26に設けられた
ガイド部40に収容され、図7において左右方向にのみ
移動可能としてある。
【0016】ねじ軸31の端部に設けられた雄ねじ部4
2に、くさびナット43が螺合されている。くさびナッ
ト43は、他方の内筒27に設けられたガイド部45に
収容され、図7において左右方向にのみ移動できるよう
になっている。上記くさび部材37とくさびナット43
は、それぞれ支柱18の側面に接する斜面46,47を
有しており、ノブ30を時計回り方向(締付方向)に回
転させた時に、くさび部材37とくさびナット43が互
いに近付く方向に動くことにより、斜面46,47によ
って支柱18が押圧され、内筒26,27が支柱18に
固定されるようになっている。
【0017】ノブ30を反時計回り(弛める方向)に回
転させると、くさびナット43がくさび部材37から離
れる方向に動くことにより、くさび部材37とくさびナ
ット43による支柱18の拘束が解かれるため、内筒2
6,27がスリーブ28と一体に支柱18の回りを旋回
できるようになる。
【0018】図6等に示されるように、ベース部材13
は左右一対の脚部50,51を有しており、脚部50,
51の間に、旋回部材25が挟まれている。脚部50,
51に水平方向の貫通孔52,53が設けられている。
貫通孔52,53にスリーブ28が挿着され、ねじ55
によって抜け止めがなされている。
【0019】図5に示されるように、ベース部材13に
第1のティルト用クランプ機構60が設けられている。
このティルト用クランプ機構60は、第1のティルトハ
ンドル軸61と、このハンドル軸61を回転自在に支持
する軸受部材を兼ねたくさび部材63と、ハンドル軸6
1の先端部に設けられた雄ねじ部64に螺合されたくさ
びナット65などを備えている。くさび部材63とくさ
びナット65は、ベース部材13に設けられたガイド孔
67に収容され、ガイド孔67の長手方向に移動できる
ようになっている。
【0020】くさび部材63とくさびナット65は、そ
れぞれ回り止め部材68,69によって回り止めがなさ
れている。従って、ティルトハンドル軸61を時計回り
方向(締付方向)に回転させると、くさび部材63とく
さびナット65が互いに近付く方向に動くことにより、
くさび部材63の斜面71とくさびナット65の斜面7
2とによってスリーブ28の外周面が押圧され、その結
果、ベース部材13がスリーブ28に固定される。
【0021】ティルトハンドル軸61を反時計回り(弛
める方向)に回転させると、くさびナット65がくさび
部材63から離れる方向に動くことにより、くさび部材
63とくさびナット65によるスリーブ28の拘束が解
かれ、ベース部材13がスリーブ28の回りを回転でき
るようになる。
【0022】図1に示されるように、ベース部材13の
上部に立上がり壁75が設けられている。この立上がり
壁75に設けられた平坦な円形の取付座76に、一対の
ボルト77によって、ティルト芯金80が固定されてい
る。上記ボルト77は、立上がり壁75に設けられた孔
81を通って、ティルト芯金80のねじ孔82にねじ込
まれている。取付座76の周囲に環状溝85が同心円状
に設けられている。図2に示されるように、環状溝85
の上部に、所定角度θ1 にわたって円弧状に凸部86が
設けられている。
【0023】ティルト芯金80は円柱状をなしており、
フランジ部90と、大径部91と、この大径部91より
も径の小さい小径部92と、大径部91と小径部92と
の間に位置する段状のばね座93などを備えている。小
径部92の端面95は取付座76に対向している。
【0024】ティルト芯金80にカメラ台14が回転可
能に設けられている。カメラ台14の基部101に、テ
ィルト芯金80の大径部91が挿通される貫通孔102
と、この貫通孔102の内周側に突出する環状突起10
3と、上記環状溝85に嵌合させられる筒状部104
と、フランジ部90が嵌合する座ぐり部105などが設
けられている。
【0025】貫通孔102の内周面107は大径部91
の外周面に接し、環状突起103の内周面108は小径
部92の外周面に接する。従ってこのカメラ台14は、
ティルト芯金80の大径部91と小径部92との2か所
で安定に支持される。このためティルト芯金80に対す
るカメラ台14の回転はスムーズである。
【0026】図3に示されるように、筒状部104の端
面に、所定範囲θ2 にわたってストッパ部110が突設
されている。このストッパ部110は環状溝85に入り
込んでおり、凸部86に対してストッパ部110がぶつ
からない範囲でカメラ台14が回動できるようになって
いる。すなわち、凸部86とストッパ部110とによっ
て、カメラ台14のティルト可能範囲が規制されてい
る。
【0027】ティルト芯金80に設けられている上記ば
ね座93と、カメラ台14の環状突起103との間に、
圧縮コイルばね115が圧縮された状態で設けられてお
り、このばね115の弾力によつて、カメラ台14が取
付座76の方向に付勢されている。ばね115の弾力
は、環状突起103の端面116を取付座76に押圧す
る方向に発揮されるため、環状突起103の端面116
と取付座76とが適度な摩擦力で接することになる。テ
ィルト芯金80はカバー部材117,118で覆われて
いる。
【0028】図6に示されるように、カメラ台14に第
2のティルト用クランプ機構120が設けられている。
第2のティルト用クランプ機構120は、ティルトハン
ドル軸121と、このハンドル軸121を回転自在に支
持する軸受部材を兼ねたくさび部材123と、ハンドル
軸121の先端部分の雄ねじ部124に螺合されたくさ
びナット125を備えている。くさび部材123とくさ
びナット125は、カメラ台14に設けられたガイド孔
127に収容され、ガイド孔127の長手方向に移動で
きるようになっている。
【0029】くさび部材123とくさびナット125
は、回り止め部材128,129によって回り止めがな
されている。従ってハンドル軸121を時計回り方向
(締付方向)に回転させると、くさび部材123とくさ
びナット125が互いに近付く方向に動くことにより、
くさび部材123の斜面131とくさびナット125の
斜面132とによってティルト芯金80の外周面が押圧
され、その結果、カメラ台14がティルト芯金80に固
定される。
【0030】上記ハンドル軸121を反時計回り(弛め
る方向)に回転させると、くさびナット125がくさび
部材123から離れる方向に動くことによって、くさび
部材123とくさびナット125によるティルト芯金8
0の拘束が解かれるため、カメラ台14がティルト芯金
80の回りを回転できるようになる。
【0031】カメラ台14は、カメラを乗せる台座14
0を備えている。台座140に第1のカメラねじ141
が設けられている。台座140の上面に、滑り止めプレ
ート142が設けられている。図5に示されるように、
第1のカメラねじ141は、台座140に設けられた長
孔145に挿通させられ、長孔145に沿って移動でき
るようになっている。このカメラねじ141は、長孔1
45の端部に位置する大径ねじ孔部146においてねじ
回すことにより、長孔145に対する着脱を行うように
している。カメラねじ141に、回転操作用のつまみ1
47が着脱可能に設けられている。
【0032】図6に示されるように、カメラ台14の側
面に開口する保管用のねじ孔150に、第2のカメラね
じ151が挿着されており、必要に応じて第2のカメラ
ねじ151を取出せるようにしてある。すなわちこのカ
メラ台14は、互いにサイズの異なる2種類のカメラね
じ141,151を備えており、カメラの機種等に応じ
て第1のカメラねじ141と第2のカメラねじ151を
付け替えることができる。第1のカメラねじ141も保
管用のねじ孔150に挿着することができるため、不使
用のカメラねじ141(または151)を紛失するおそ
れがない。
【0033】次に上記構成の雲台装置10の作用につい
て説明する。パーン用クランプ機構32の操作用ノブ3
0を弛めると、旋回ユニット12が支柱18を中心に旋
回できる状態になる。所望のパーン角に設定したのち、
操作用ノブ30を締付けると、旋回ユニット12が支柱
18に固定され、回転不能となる。なお、旋回ユニット
12の向きはプレート19の方向指示目盛によって表示
される。
【0034】第1のティルトハンドル軸61を弛める
と、ベース部材13がスリーブ28の回りを回動できる
状態となるから、所望のティルト角に調整したところで
ハンドル軸61を時計回りに締付けることによって、ベ
ース部材13を固定する。また第2のティルトハンドル
軸121を弛めると、カメラ台14がティルト芯金80
を中心に回動できる状態となるから、この方向のティル
ト角を調整したのち、ハンドル軸121を時計回りに締
付けることによって、カメラ台14を固定する。上記の
一連の操作により、所望のカメラアングルが設定され
る。
【0035】本実施例の雲台装置10は、ハンドル軸1
21を弛めた状態の時にも、圧縮コイルばね115の弾
力によって、カメラ台14の環状突起103が取付座7
6に適度な摩擦力を伴って押付けられているため、カメ
ラ台14のがたつきが防止されカメラ台14の回転もス
ムーズに行える。また運搬時などにハンドル軸121が
取外されても、ばね115の弾力によってカメラ台14
がベース部材13に対し一定位置に保持されるため、カ
メラ台14がむやみに回転したり、がたつくなどの不具
合は生じない。
【0036】しかも、ティルト芯金80に対するカメラ
台14の支持は、ティルト芯金80の大径部91と小径
部92との2箇所で行われるため、カメラ台14の支持
が安定しており、がたつきを生じにくいものである。ま
た、貫通孔102の加工精度をそれほど高くする必要が
ないため、貫通孔102を機械加工したのちに加熱を伴
う塗装を行っても、熱による変形の影響が無視できる程
度であり、塗装後に再加工を行う必要がない。これらの
理由から、本実施例の雲台装置10は、従来品(図8参
照)と比較して、操作性の向上と製造工程の簡略化が図
れることになった。
【0037】
【考案の効果】本考案によれば、カメラ台のがたつきや
回転不良あるいは異音を生じることがなくなり、操作性
が良くしかも製造工程の簡略化が図れるなどの効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す雲台装置の一部を分解
した様子を一部断面で示す側面図。
【図2】図1に示した雲台装置の一部を図1中のII-II
線方向から見た正面図。
【図3】図1に示した雲台装置の一部を図1中のIII-II
I 線方向から見た背面図。
【図4】本考案の一実施例を示す雲台装置を一部分解し
て示す斜視図。
【図5】図4に示した雲台装置の縦断側面図。
【図6】図4に示した雲台装置を一部断面で示す正面
図。
【図7】図4に示した雲台装置を一部断面で示す背面
図。
【図8】従来の雲台装置を分解した様子を一部断面で示
す側面図。
【図9】図8に示された従来の雲台装置を組立てた状態
の一部の断面図。
【図10】図8に示された従来の雲台装置の一部を断面
で示す正面図。
【符号の説明】
10…雲台装置、13…ベース部材、14…カメラ台、
60…第1のティルト用クランプ機構、76…取付座、
80…ティルト芯金、91…大径部、92…小径部、9
3…ばね座、102…貫通孔、103…環状突起、10
4…筒状部、110…ストッパ部、115…圧縮コイル
ばね、120…第2のティルト用クランプ機構。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材と、このベース部材に固定され
    るティルト芯金と、ティルト芯金を中心に回転可能に設
    けられかつ上記ティルト芯金を挿通させる貫通孔を有す
    るカメラ台とを備えた雲台装置であって、 上記ベース部材に設けられかつ上記ティルト芯金の端面
    を支持する取付座と、上記カメラ台の貫通孔の内周部に
    突設された環状突起と、上記カメラ台とベース部材との
    相互対向部に設けられていて上記カメラ台が上記ベース
    部材に対して所定角度以上傾くことを阻止するストッパ
    部と、上記ティルト芯金に設けられたばね座と上記カメ
    ラ台の環状突起との間に圧縮された状態で設けられてい
    て上記環状突起を上記取付座に押圧するばねと、上記カ
    メラ台を上記ティルト芯金に固定可能なクランプ機構と
    を具備したことを特徴とする雲台装置。
  2. 【請求項2】上記ティルト芯金は、上記カメラ台の貫通
    孔の内周面に接する大径部と、上記環状突起の内周面に
    接する小径部とを備えていて、上記大径部と小径部の2
    箇所においてカメラ台がティルト芯金に支持されている
    請求項1記載の雲台装置。
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