JPH0877484A - 検針システム - Google Patents

検針システム

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JPH0877484A
JPH0877484A JP21559894A JP21559894A JPH0877484A JP H0877484 A JPH0877484 A JP H0877484A JP 21559894 A JP21559894 A JP 21559894A JP 21559894 A JP21559894 A JP 21559894A JP H0877484 A JPH0877484 A JP H0877484A
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JP
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meter
meters
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identification code
terminal
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JP21559894A
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Inventor
Toshiyuki Izeki
利之 井関
Shigeru Nakagawa
繁 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、各需要家に設置されているメ
ータに端末を向けるだけで使用量の読み取りが行え、検
針員に負担をかけることなく、簡単かつ正確にガス、水
道、電気等の使用量の検針が行える検針システムを提供
する。 【構成】電気、ガス、水道のメータに対し、携帯型ター
ミナルから電磁波によって信号の送受信をしてメータの
積算値を検針する検針システムにおいて、メータが同一
の場所に複数台ある時は、メータに電磁波によって特定
のメータを呼び出すための呼出コードを設定し、複数台
のうちの1台をメータを管理メータとして割り当て、該
管理メータにその場所にある他のメータの識別コードと
呼出コードを格納し、ターミナルは、最初に管理メータ
と交信して積算値を検針すると共にその他のメータの識
別コードと呼出コードを受け取り、受け取った識別コー
ドと呼出コードに基づいてその他のメータの検針を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス、水道、電気等の
使用量の検針を簡単に行うことを可能とした検針システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス、水道、電気等の使用量は各
需要家に使用量を積算するメータを設け、検針員が定期
的にメータの積算値を読み取ることによって検針業務を
行っている。この検針業務は、検針員が目視によりメー
タの積算値を読み取り、その値を検針票に記入し、前回
積算値との差を求め、今回の使用量を算出しているのが
一般的である。これに対し、近年、特開昭63−128
499号公報に記載のように、検針員が送受信装置を備
えた携帯型のターミナルを使い、メータにも積算値を送
信できる送受信装置を設け、ターミナルとメータ間で送
信要求信号と積算値信号を使用した通信機能により検針
業務を自動化する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記検針員の目視によ
る従来技術では、各需要家の使用量を検針すると、検針
員の人為的な作業が多いため、検針ミスを起こしやすい
という問題があった。また、メータは各需要家によっ
て、取り付け位置が異なったり、高い所や近づきにくい
ところに設置されていることがあり検針するのが難しい
場合がある。このため検針員によっては双眼鏡を用いて
いる者もいるほどである。
【0004】本発明の目的は、各需要家に設置されてい
るメーターに端末を向けるだけで使用量の読み取りが行
え、検針員に負担をかけることなく、簡単かつ正確にガ
ス、水道、電気等の使用量の検針が行える検針システム
を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、メータの読取りを電
波によって読取る検針システムにおいて、複数台のメー
タが設置されている場合でも、混信せずに効率よく読取
りを行うことができるシステムを提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、メータの初期
設定を効率よく行うことができる検針システムを提供す
ることにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、メータの読取
り値の異常を早期に発見することのできる検針システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するには、次のようにすれば良い。本願は、電気、水
道、ガスなどの提供されるエネルギー又はサービスの使
用量の累積値を積算するメータを、電磁波によって検針
員の持つ携帯型ターミナルから信号の送受信をしてメー
タの積算値を検針する検針システムに適用される。この
電磁波は例えば、電波、赤外線などを利用することがで
きる。自動的に検針を行うためには、ターミナルから送
信指示信号を送信し、これに応答してメータは積算値と
識別コードを返す。これにより、ターミナルは受け取っ
た識別コードに該当する需要家をサーチして、その値を
集計する。識別コードとはメータを識別するためのメー
タ固有のコードである。
【0009】このような電磁波によって検針システムに
おいて、メータが同一の場所に複数台ある時は、各メー
タに電磁波によって特定のメータを呼び出すための呼出
コードを設定しておく。この呼出信号は、トーンスケル
チ回路やコードスケルチ回路などを用いることができ
る。この複数台のメータのうち1台をメータを管理メー
タとして割り当て、管理メータにその場所にある他のメ
ータの管理をさせる。具体的には、管理メータにテーブ
ルを設け、他のメータの識別コードと呼出コードを格納
する。
【0010】ターミナルによって、検針する時は、最初
に管理メータと交信して積算値を検針すると共に、その
他のメータの識別コードと呼出コードを受け取る。ター
ミナルは順次、各メータに送信指示信号と管理メータか
ら受け取った識別コードを送信し、各メータは、予め設
定した識別コードとの一致/不一致検索を行い、一致す
れば積算値と識別コードをターミナルに送信する。
【0011】また、これらのメータの初期化をするにあ
たっては、まず、管理メータ以外のメータに対して識別
コードと呼出コードの割り当てと、累積値の初期化を順
時行う。この初期化の際には登録した情報をメモリ上に
一時的に記憶しておく。最後に管理メータに、識別コー
ドと呼出コードの割り当てと、累積値の初期化を行う。
この割り当てと初期化はターミナル側から行うので、最
後の管理メータを登録する時にはその他のメータの情報
を記憶しているので、管理メータに登録しておくテーブ
ルを作成することができる。
【0012】さらに、本願発明ではターミナルにメータ
の前回の使用量を格納しておき、メータから使用量の累
積値を受信した時は、今回の使用量と前回の使用量を比
較し、今回の使用量が前回の使用量に対して所定の比率
以上の場合は、光や音でアラームを発すると共に、その
メータの需要家のデータと、前回と今回の使用量を表示
し、検針員に対して注意を促す。
【0013】さらに、ターミナルではメータにグループ
識別符号を設けて管理しておく。このグループ識別符号
は、例えば地域コードやアパートコードなど検針員の検
針を行う際の権利単位に応じて任意に設定できる。メー
タから使用量の累積値を受信した時は、そのメータのグ
ループ識別符号とその直前に検針したメータのグループ
識別符号と比較し、比較の結果異なっていたら、直前に
検針したメータのグループ識別符号と同一の符号を持つ
メータで未検針のものがないかを調査し、未検針のもの
があったら該当するメータのデータの一覧を表示して、
検針員に注意を促す。
【0014】
【実施例】
<実施例1>以下、この発明の実施例を図1〜7により
説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム構成図
である。メータは例えば各家庭に設置されているガス、
水道、電気の使用量の積算を示すメータである。また、
ターミナルは、検針員が持ち歩くハンディー型のターミ
ナルのブロック構成図である。
【0015】メータにおいて、計量部1は提供されるエ
ネルギー又はサービスの使用量の計量を行い、カウンタ
2は計量部からの計量信号を積算する。この積算値はデ
ジタル値で積算することができる。記憶部3には、その
メータの識別コードとカウンタ2によって積算された積
算値を記憶する。送信部4はカウンタの積算値と識別コ
ードを電磁波(電波、赤外線など)で送信し、受信部5
はターミナルからの送信指示信号と識別コードやカウン
タ初期値信号を受信する。この受信部5には、特定のコ
ードや信号が入感した時に受信信号を出力するスケルチ
回路を設けてもよい。制御部6は、メータの全体を制御
するもので、受信部5が送信指示信号や識別コードを受
信したときに前記送信部4から外部に積算値と識別コー
ドを出力するように制御したり、カウンタ初期値をカウ
ンタ2に設定して記憶部3に識別コードを記憶するよう
に制御する。なお、図示していないがメータ1にはさら
にカウンタ2によって積算された積算値を表示する表示
部を設けるとよい。
【0016】ターミナルは、記憶媒体であるメモリIC
カード9、液晶パネルなどの表示部12、入力手段とし
てのキーボード13、電波により情報を送るための送信
部7、電波を受けるための受信部8が含まれる。ターミ
ナル5の全体形状は、検針員が携帯できる程度に小型化
されたもので、例えばハンディ型ペンコンピュータなど
の液晶表示器付きのものなどの形状が考えられる。ター
ミナルの送信部7は前記メータの受信部5に対して送信
指示信号と識別コードとカウンタ初期値を送信し、受信
部8は前記メータの送信部4からの積算値と識別コード
や顧客情報を受信する。メモリICカード9は積算値と
識別コードを記憶し、処理部10は受信部8が受信した
識別コードに従って積算値を処理し、検針通知部11は
処理部10が処理を終了したときに、処理結果を光、音
や振動で検針員に通知する。表示部12は処理対象のメ
ータの需要家名称や住所などを表示し、キーボード部1
3はカウンタの初期値を入力し、記憶部14は需要家情
報を記憶するものである。
【0017】次に、図2のフローチャートを用いて、本
実施例の動作を説明する。本例では、検針メータが検針
箇所に1つだけである場合の検針手順について述べる。
【0018】ターミナルのキーボード13から指示する
ことによって、メータに対して送信指示信号を送信する
(ステップ21)。送信指示信号は予め設定された周波
数で送信する。メータの受信部5が信号を受信したら、
メータの制御部6は、記憶部3に格納されたカウンタ2
の積算値とメータの需要家を識別する識別コードを送信
部4を介してターミナルに送信する(ステップ22)。
なお、識別コードは、予め記憶部3に記憶しておく。
【0019】ターミナルの受信部8が信号を受信した
ら、ターミナルの処理部10は、受信した積算値と識別
コードを受け、その識別コードと一致する需要家情報の
前回積算値をメモリICカード9から読み取り、今回積
算値との差をとって今回使用量を算出する(ステップ2
3)。算出された使用量は積算値とともにメモリICカ
ード9に格納する。なお、需要家情報は、中央のホスト
コンピュータに管理されるもので、検針前に必要な情報
をホストコンピュータからメモリICカード9にダウン
ロードしておく。
【0020】ここで、図3に需要家情報テーブルの例を
示す。需要家情報テーブルは、識別コードと需要家名
称、住所、需要家地域コード、前回積算値、前回使用
量、今回積算値、今回使用量などの顧客情報を持つ。需
要家地域コードは、検針員が巡回する需要家の順に、あ
る程度の数の単位に区分けした地域毎につけたコードの
ことである。例えば、図4では、需要家名称のA氏から
J氏の住所は同じa市b町1丁目であるので需要家地域
コード‘001’とし、K氏以降の住所は、2丁目であ
るので別の需要家地域コード‘002’としている。ま
た、今回積算値及び今回使用量は、今回検針した値を格
納するもので、未検針の場合は、有り得ないデータ、例
えば‘ZZZZ’を事前に格納しておく。
【0021】例えば、需要家情報テーブルによると、処
理部10は、受信部8が受けた識別コードが‘0000
1’のとき、‘00001’と一致するレコード(A氏
のレコード)を検索し、前回積算値‘0200’をメモ
リICカード9の需要家テーブルから読みだし、記憶部
14に記憶する。受信部8から受けた今回の積算値、こ
の場合‘0230’と記憶部14に記憶した前回積算値
‘0200’との差‘0030’を求め今回使用量と
し、図に示すようにそのレコードの今回積算値に‘02
30’を、今回使用量に‘0030’を格納する。
【0022】このようにして今回使用量を算出するが、
次に、今回使用量が前回使用量に較べて非常に多いと
き、例えば、需要家情報テーブルの識別コード‘000
4’の今回使用量‘0130’は、前回使用量‘004
0’の3倍以上であるので、ガス、水道、電気等がもれ
ているか、またメータが故障している可能性があるの
で、検針員に知らせるために、処理部10は検針通知部
11に光や音を出力するように指示し、表示部12に、
今回使用量が前回使用量に較べて非常に多いというメッ
セージや、検針中の需要家を確認させるために需要家名
称‘D氏’や住所‘a市b町1丁目’などを表示する
(ステップ24、28)。今回使用量が3倍以下の時
は、検針したメータの需要家地域コードが直前に検針し
たメータの需要家地域コードと異なっているかどうかチ
ェックする(ステップ25)。なお、このチェックをす
るための基準は、必ずしも3倍に限らず、実際の使用状
況やバラ付き等を考慮して設定すれば良い。
【0023】ここで、異なっていた場合は、直前の需要
家地域コードを持つ需要家で未検針ものがあるかを調
べ、もしあるならば、検針通知部11は光や音を出力す
る(ステップ26、28)。さらに表示部12は、未検
針の需要家名称や住所などを表示する。例えば、検針中
の需要家地域コード‘001’を記憶部14に記憶して
おく。次に、検針する需要家の識別コードが‘0001
1’のとき、識別コードと一致する需要家情報テーブル
の需要家地域コード‘002’を読み取り、記憶部14
に記憶した需要家地域コード‘001’と比較する。こ
の場合、需要家地域コードは異なるので、需要家地域コ
ード‘001’と一致する需要家情報テーブルのレコー
ドの今回積算値を読み取り、‘ZZZZ’であれば、そ
のレコードを全て記憶部14に記憶し、表示部12に表
示する。今回積算値が‘ZZZZ’であるのは、需要家
C氏なので、未検針の需要家として、需要家名称 C
氏’や住所‘a市b町1丁目’を表示する。このように
すれば、需要家地域コード‘001’を全部完了しない
で需要家地域コード‘002’に移ってしまった場合に
は注意が促されるので、検針漏れを防止できる。
【0024】なお、ここで検針抜けを防止するために、
以下のようなチェックルーチンを設けることが可能であ
る。例えば需要家情報テーブルの需要家地域コード‘0
01’の地域を検針中に、予め設定したキーボード13
のキーを押すことにより、需要家地域コード‘001’
と一致する需要家情報テーブルのレコードの需要家名
称、住所と今回積算値をメモリICカード9から読み取
り、記憶部14に記憶する。記憶部14に記憶したレコ
ードのうち今回積算値が数値であれば検針済みとし、今
回積算値が‘ZZZZ’であれば未検針として、検針済
みと未検針の需要家名称と住所の一覧を表示部12に表
示して、検針員に注意を促す。最後に、積算値と今回使
用量をメモリICカード9に格納して処理を終了する
(ステップ27)。
【0025】<実施例2>次に、検針メータが検針箇所
に複数ある場合の検針手順について述べる。実施例1で
は、検針に電波を使用しているので、同時に複数の周波
数を送信できなければ同時に複数台のメータに対して検
針できない。これは、複数台の検針メータから同時に電
波が送信されると混信してしまい、それぞれの信号を識
別できないので、検針メータを順次検針するようにその
工夫をしたものである。
【0026】図4は、検針箇所の複数のメータとターミ
ナルを示す図である。この図は、例えばアパートなどの
集合住宅で1ヶ所に複数台のメータが並べて設置されて
いる様子を示したものである。管理メータ41は、全メ
ータを管理するメータで、他のメータ44〜47の管理
情報を格納するメータ管理テーブル40を有する。管理
メータ41の構造は、図1で示した構造にメータ管理テ
ーブル40を付加したものである。メータ42〜47
は、図1で示したメータと同構造である。各メータ41
〜47には送受信する際の呼出コードが設定されてい
る。これは、送信する電波のヘッダ部にDTMF信号で
示した呼出コードを付加したり、送信する電波に特定周
波数のトーン信号を重畳することによって、特定のメー
タだけと交信するために付加されるものである。この呼
出コードは、同一の場所にあるメータ、即ち、同時に交
信すると混信を起こす可能性があるメータについてはそ
れぞれ異なる呼出コードを設定する。この混信対策の技
術は無線の分野で様々な方法が提案されており、それら
の技術を利用することができる。
【0027】図5に、メータ管理テーブル40の詳細を
示す。管理テーブルには、メータの合計台数51、開始
呼出コード52と終了呼出コード53を含む。合計台数
51は、その場所にあるメータの台数を登録しておくも
ので、管理メータ41によって管理される台数であり、
ここでは、‘7’である。開始呼出コード52は、呼出
コードの最初の値である。終了呼出コード53は呼出コ
ードの最後の値である。本例ではメータ41〜47の呼
出コードが連続して設けられたが、必ずしも連続させる
必要はなく、本実施例のように、管理されるメータの台
数とそれぞれの識別子を検索できるようにしておけばい
ずれの方式でも良い。 メータ名称54は、各メータに
添付された名称であり、ここでは単純にメータ番号を付
している。呼出コード55は特定のメータと送受信する
ために割り当てられたコードである。識別コード56
は、各メータの需要家を識別するためのコードであり、
図3で示したものと同じである。なお、本実施例ではメ
ータ名称54と識別コード56の両方を格納している
が、あるメータを特定するためにはこれらのいずれか1
つでも良いことは言うまでもない。
【0028】次に、図6のフローチャートを用いて、メ
ータが検針箇所に複数ある時に検針する手順について述
べる。まず、図4のようにメータが集中して設置されて
いるところでは、管理メータに対して交信を行う(ステ
ップ61)。これは、呼出コード‘001’を付してタ
ーミナルから送信すると、この信号を受信したメータ4
1〜47は自メータに割り当てられた呼出コードと比較
し、一致していたら応答する。一致しないメータは応答
しない。これによって、管理メータ41が応答する。管
理メータ41の応答の際には管理メータの積算値と、図
5のメータ管理テーブルに格納されている全メータの識
別コードをターミナルに返す(ステップ62)。情報を
受信したターミナルは、管理メータ41の使用量を算出
する(ステップ63)。この算出の方法は、図2のステ
ップ23〜28と同様に行えば良い。管理メータ41の
処理が終わったら、メータ管理テーブル40の合計台数
51が1台かどうかチェックする(ステップ64)。1
台の場合は、その場所には他のメータがないことを意味
するので処理を終了する。1台でない場合は、現在処理
をしている呼出コードが終了呼出コード53と一致して
いるかを調べる(ステップ65)。管理メータ41の処
理をした直後は、この呼出コードが‘001’であり、
終了呼出コード53とは一致しないので、次のステップ
に進み、次のメータの管理コードを読み込む(ステップ
66)。次に、読み込んだ管理コードを使って、次のメ
ータと交信して、識別コードと積算値を受信し(ステッ
プ67)、使用量の算出処理を行う(ステップ68)。
この処理も図2のステップ23〜28と同様に行えば良
い。その後、ステップ65に戻り、最後のメータまでス
テップ66〜68を繰り返す。
【0029】以上のように構成することによって、同一
地点に複数のターミナルがある場合にも混信することな
く送受信することができる。
【0030】<実施例3>次に、図7と図8を用いて、
メータの記憶部3に格納されたカウンタの値を初期化す
る手順について説明する。図7は、メータが検針箇所に
唯一である時にメータを初期化する手順である。
【0031】図7において、処理部10は、メモリIC
カード9から需要家情報テーブルのレコードを読み取
り、表示部12に需要家名称及び住所の一覧を表示す
る。検針員は、その中から初期化するメータの需要家を
選択する(ステップ71)。例えば、一覧表には需要家
毎に番号を割り当て、検針員がキーボード13から初期
化対象の需要家の番号を入力し識別コードを選択し、カ
ウンタ2の初期値をキーボード13から入力し(ステッ
プ72)、予めメータの初期化用に設定しておいたキー
ボード13のキーを押し、識別コードと初期値をメータ
に送信する(ステップ73)。メータの制御部6は、受
け取った初期値をカウンタ2に設定し、識別コードを記
憶部3に記憶する(ステップ74)。
【0032】図8を用いて、メータが検針箇所に複数あ
る時にメータを初期化する手順について述べる。処理部
10は、メモリICカード9から需要家情報テーブルの
レコードを読み取り、表示部12に需要家名称及び住所
の一覧を表示する。検針員は、その中から初期化するメ
ータ42〜47の需要家を選択する(ステップ81)。
例えば、一覧表には需要家毎に番号を割り当て、検針員
がキーボード13から初期化対象の需要家の番号を入力
して識別コードを選択し、カウンタ2の初期値をキーボ
ード13から入力し(ステップ82)、予めメータの初
期化用に設定しておいたキーボード13のキーを押し、
識別コードと初期値をメータ42〜49に送信する(ス
テップ83)。この際に各メータに割り当てる呼出コー
ドを設定して同時に送信しておく。
【0033】なお、初期化を終えたメータは何かを検針
員に認識させるために、表示部12に、需要家名称や住
所を表示する。また、これら送信したデータは、ターミ
ナルの記憶部14に一時格納しておく。(ステップ8
4)。メータ42〜47の制御部6は、受け取った初期
値をカウンタ2に設定し、識別コードを記憶部3に記憶
する。
【0034】次に、表示部12に表示した需要家名称及
び住所の一覧から初期化する管理メータ21の需要家を
選択する(ステップ85)。例えば、一覧表には需要家
毎に番号を割り当て、検針員がキーボード13から初期
化対象の需要家の番号を入力して選択し、カウンタ2の
初期値をキーボード13から入力し(ステップ87)、
予め管理メータの初期化用に設定しておいたキーボード
13のキーを押し、管理メータの識別コードと初期値及
び記憶部14に記憶したメータ42〜49の識別コード
を管理メータ41に送信する(ステップ87)。管理メ
ータ41の制御部6は、受け取った初期値をカウンタ2
に設定し、メータ41〜47識別コードを記憶部3に記
憶する(ステップ88)。この際、記憶部14に格納し
たメータ42〜47のデータをもとに図5のメータ管理
テーブル40のデータを作成して管理メータ41に送
る。
【0035】このように、各メータを初期化する際に最
後に管理メータ41を設定するようにすれば、その他の
メータの初期化が終了しているので、ターミナルによっ
て容易にメータ管理テーブル40を作成、登録すること
ができる。
【0036】以上、<実施例1>から<実施例3>によ
り本願発明の実施例を説明したが、本願発明はこれに限
定されるものではなく、種々の応用・変形が可能であ
る。
【0037】例えば、管理メータ21を設定し、全メー
タ21〜29の識別コードを管理して検針を行う方法の
他に、メータ21〜29にその検針箇所だけの固有の番
号を付け、例えば、メータ21の番号を1、メータ22
の番号を2からメータ29の番号9まで設定する。ター
ミナルが送信指示信号とともに番号1から順次メータに
送信する。その番号に該当したメータのみが識別コード
と積算値を送信する。ターミナルは検針箇所にメータが
何番まであるかを記憶しておく必要はなく、例えば、番
号10を送信したときに、メータが送信してこなければ
検針が全て終了したと判断する。
【0038】また、設定する呼出コードを、管理メータ
を複数分(ex.000〜010)、管理されるメータ
をそれ以外のコード(ex.011〜999)として、
管理メータの呼出の時に呼出コードを000〜010ま
で順次送信する様にし、応答のあった管理メータから得
たメータ管理テーブルからその他のメータを呼び出すよ
うにすれば、管理メータの呼出し自体の混信を防止でき
という効果がある。
【0039】さらに、メータの制御部6が送信する積算
値は、検針時のカウンタ2の値としたが、任意の日時の
積算値を検針する場合は、制御部6にタイマー機能を持
たせ、任意の日時にカウンタ2の積算値を記憶部3に記
憶し、送信指示信号受信時に、前記積算値をターミナル
に送信すれば検針する日が数日遅れても対応できるとい
う効果がある。また、需要家の使用量調査を行う場合
は、一定時間ごとのカウンタ2の積算値を記憶部3に記
憶しておけば、同様に行うことができる。
【0040】
【発明の効果】この発明により、検針員がターミナルを
持ってメータに向け、信号の送受信を行うだけで自動的
に複数のメータの使用量の検針が行え、検針員に負担を
かけることなく、簡単かつ正確にガス、水道、電気等の
使用量の検針が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図。
【図2】実施例1のメータの自動検針のフローチャー
ト。
【図3】需要家情報テーブルを示す図。
【図4】検針箇所の複数のメータとターミナルを示す
図。
【図5】管理メータ41のメータ管理テーブル40の詳
細を示す図。
【図6】検針箇所に複数のメータがある場合の検針フロ
ーチャート。
【図7】検針箇所に唯一のメータのカウンタの初期値及
び識別コードを設定するフローチャート。
【図8】検針箇所に複数あるメータのカウンタの初期値
及び識別コードを設定するフローチャート。
【符号の説明】
1…計量部、2…カウンタ、3…記憶部、4…送信部
(メータ)、5…受信部(メータ)、6…制御部、7…
送信部(ターミナル)、8…受信部(ターミナル)、9…
メモリICカード、10…処理部、11…検針通知部、
12…表示部、13…キーボード部、14…記憶部、4
1…管理メータ、42〜47…メータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提供されるエネルギー又はサービスの使用
    量の累積値を積算するメータに対してターミナルから電
    磁波によって信号の送受信をして該メータの積算値を検
    針する検針システムにおいて、 上記メータが同一の場所に複数台ある時は、 各メータに電磁波によって特定のメータを呼び出すため
    の呼出コードを設定し、 複数台のうちの1台をメータを管理メータとして割り当
    て、 該管理メータにその場所にある他のメータの識別コード
    と呼出コードを格納し、 上記ターミナルは、 最初に上記管理メータと交信して積算値を検針すると共
    にその他のメータの識別コードと呼出コードを受け取
    り、 受け取った識別コードと呼出コードに基づいてその他の
    メータの検針を行うことを特徴とする複数台のメータの
    検針方法。
  2. 【請求項2】提供されるエネルギー又はサービスの使用
    量の累積値を積算するメータに対してターミナルから電
    磁波によって信号の送受信をして該メータの積算値を検
    針する検針システムにおいて、 上記メータが同一の場所に複数台ある時は、 各メータに電磁波で特定のメータを呼び出すための呼出
    コードを設定し、 複数台のうちの1台をメータを管理メータとして割り当
    て、 上記管理メータ以外のメータに対して識別コードと呼出
    コードの割り当てと、累積値の初期化を行い、 管理メータに、識別コードと呼出コードの割り当てと、
    累積値の初期化を行うと共に、その場所にある他のメー
    タの識別コードと呼出コードを格納することを特徴とす
    る検針システムのメータ初期設定方法。
  3. 【請求項3】提供されるエネルギー又はサービスの使用
    量の累積値を積算するメータに対してターミナルから電
    磁波によって信号の送受信をして該メータの積算値を検
    針する検針システムにおいて、 上記ターミナルに上記メータの前回の使用量を格納して
    おき、 上記メータから使用量の累積値を受信した時は、今回の
    使用量と前回の使用量を比較し、 今回の使用量が前回の使用量に対して所定の比率以上の
    場合は、アラームを発すると共に、そのメータの需要家
    のデータと、前回と今回の使用量を表示することを特徴
    とする異常値発見方法。
  4. 【請求項4】提供されるエネルギー又はサービスの使用
    量の累積値を積算するメータに対してターミナルから電
    磁波によって信号の送受信をして該メータの積算値を検
    針する検針システムにおいて、 上記メータにグループ識別符号を設けて上記ターミナル
    で管理しておき、 上記メータから使用量の累積値を受信した時は、そのメ
    ータのグループ識別符号とその直前に検針したメータの
    グループ識別符号と比較し、 比較の結果異なっていたら、直前に検針したメータのグ
    ループ識別符号と同一の符号を持つメータで未検針のも
    のがないかを調査し、 未検針のものがあったら該当するメータのデータの一覧
    を表示する未検針データの表示方法。
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