JPH0877217A - 論理動作記述データ変換制御方法 - Google Patents

論理動作記述データ変換制御方法

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JPH0877217A
JPH0877217A JP6215594A JP21559494A JPH0877217A JP H0877217 A JPH0877217 A JP H0877217A JP 6215594 A JP6215594 A JP 6215594A JP 21559494 A JP21559494 A JP 21559494A JP H0877217 A JPH0877217 A JP H0877217A
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JP
Japan
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conversion
logic
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Application number
JP6215594A
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Inventor
Akira Fukunaga
明 福永
Yoshiaki Kotori
義明 小鳥
Shusuke Suzuki
秀典 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なるCAD/CAMシステム間の接続を行う
ために、論理データを異る形式の論理データに変換する
際、複数の論理データから変換が必要なデータを自動で
選択し、変換するデータ数が必要最小限になることを考
慮した、論理変換を制御する方法を提供する。 【構成】論理データごとに、そのデータ更新日時、およ
び変換後の論理データの変換日時とデータ更新日時の関
係を一覧表にする。この一覧表により、既に存在する変
換後の論理データが有効かを判断することで、論理デー
タ変換時に変換が必要なデータを自動で変換できる。 【効果】本発明によれば、論理データ変換において変換
の必要がある論理データを自動で選択できるため、従来
の人手で変換データを指定する方法か、全データを変換
する方法に比べ、人的ミスを防止する効果があり、また
変換データ数の削減、および変換時の処理時間を削減す
る効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の設計で用い
られる論理の動作を記述したデータを、論理の動作を記
述した仕様の異なるデータに変換を行う場合の変換制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データの変換を制御する方法について
は、特開平1−286037号公報に記載されている。
これは変換前のファイルと変換後のファイルのそれぞれ
の更新日時を比較し、変換前のファイルの更新日時が新
しいものを変換する制御方法であり、一般的に有効であ
る。一方、論理の動作を記述したデータの変換では、変
換後のデータが修正されており、かつ変換前のデータか
ら変換を指定した場合、変換前のデータをマスタデータ
として変換する必要がある。しかしながら前述の方法で
あるファイルの更新日時の比較だけでは、このようなデ
ータは変換されることはなく、従来は、変換の必要があ
るデータを人手で指定して変換するか、または全データ
を変換対象としていた。これでは、LSI等の設計で用
いられる大量の論理動作記述データを更新しつつ変換制
御することは、煩雑で過誤を招くこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は論理動作記述
データを異る形式の論理動作記述データに変換するにあ
たり、以前に変換した異る形式の論理動作記述データが
有効かを判断し、変換する必要のある論理動作記述デー
タを自動で認識することを目的としており、さらにその
変換制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、論理動作記述データを読み込む際、変換対象の論理
動作記述データ数が必要最小限になるように、変換する
論理動作記述データを選択制御するものである。
【0005】
【作用】論理動作記述データは、一般的に階層構造を有
し、階層間の接続は上位の階層が、1つ下位の階層、す
なわち階層に搭載された階層/部品名を持つことによっ
て行われる。そこで論理動作記述データを異る形式の論
理動作記述データに変換する場合、変換後のデータも同
じ階層構造で出力するなら、変換後の論理動作記述デー
タが既に存在し、その論理内容が変換前の論理内容と一
致する論理データに関しては変換処理をする必要がな
い。しかし、論理内容を判断しその一致をとることは変
換処理以上に複雑であり、変換制御方法としては実用的
でない。そこで論理データの属性および変換後の論理デ
ータの属性それぞれを一覧表にまとめ、この一覧表より
論理内容が一致しないと考えられる論理データを判断
し、変換対象の論理データを選択制御することで、変換
の必要があるデータを自動で変換できる。
【0006】
【実施例】以下、図面に従い本発明を詳細に説明する。
【0007】論理動作記述データを異る形式の論理動作
記述データに変換するシステムにおける本発明の位置付
けを図2に示す。まず変換対象の論理データを選択する
前処理部(20)を説明し、次に選択された論理動作記
述データを異る形式の論理動作記述データに変換する後
処理部(21)を説明する。
【0008】前処理部は、指定された論理動作記述デー
タを入力し、当該階層を最上位とする階層構造を洗い出
す。これらの論理データに対し、図1で表される本発明
を適応する。まず洗い出した論理データに対し、変換対
象用のデータ一覧表を作成(10)する。各データの変
換後の属性を一覧表に展開(11)し、一覧表の各条件
を比較(12)する。この比較結果より変換対象かの決
定を行なう(13)。本発明は当該処理部の重要な機能
を実現する。
【0009】後処理部は、前処理部で選択された1論理
データを異る形式の1論理データに変換する。
【0010】次に本発明を含む論理動作記述データ変換
の入力情報となる論理動作記述データの記述例を図3に
示す。以下その説明を行う。
【0011】最上位階層の論理データA(300)は論
理データB(301)およびC(302)を下位階層に
持ち、また論理データBはD(303)とE(304)
を、論理データCはDとF(305)を下位階層に持
つ。ここで下位データを持つとは、例えばデータAに少
なくともデータBおよびCのデータ名称等があり、論理
データBおよびCにリンクが取れること(関連があるこ
とを認識できること)を言う。本願では、下位の論理デ
ータが修正されると当該階層とのインタフェースが変わ
ってしまい、当該階層の論理に影響する場合において、
LSI等の設計のデータのように階層構造が複雑なとき
は、操作者の人手による指定では煩雑に過ぎることとな
ることを技術的課題としている。
【0012】次に、この記述例を元に本変換処理で使用
するデータ一覧表を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】ここで論理データAの変換後の論理データ
をa(306)、同様にBをb(307)、Cをc(3
08)、Dをd(309)、Eをe(310)、Fをf
(311)とし、a、b、c、d、e、fには当該処理
の変換を行なった日時を、論理に影響しない変換制御情
報として入れておく。変換処理は論理データAを指定す
ると、Aを読み込み下位階層BとCを認識する。次に前
記Bを読み込み下位階層DとE、Cを読み込みDとF、
最後にD、E、Fを読み込み変換対象のデータ一覧を作
成する。データ一覧には、各データのデータ更新日時を
登録する。次に登録された論理データA、B、C、D、
E、Fそれぞれに対し、変換後の論理データa、b、
c、d、e、fのデータ更新日時、変換日時を登録す
る。
【0015】以下に論理データ(表1)の変換制御の一
例を示す。
【0016】(1)初回すなわち、変換後の論理データ
a、b、c、d、e、fがない状態では、データ一覧の
論理データA、B、C、D、E、F全てに変換対象のフ
ラグをたてる(表2)。
【0017】
【表2】
【0018】(2)変換後の論理データdがなく(表
3)、また論理データDを修正した場合、データ一覧の
論理データDにフラグをたてる。さらに論理データDの
変換にともない、変換の必要性が考えられるその上位論
理データBおよびCの変換後の論理データbおよびcの
変換日時Time−bb,Time−ccと、論理デー
タDの更新日時Time−Dとを比較する。ここで更新
日時Time−Dの方が新しいので、変換後の論理デー
タbおよびcの作成後に論理データDが変更されたこと
になり、データ一覧の論理データBおよびCにフラグを
たてる(表3)。
【0019】
【表3】
【0020】(3)変換後の論理データcが修正された
場合、変換後の論理データcの変換制御情報に書かれて
ある変換日時Time−ccと、変換後の論理データの
データ更新日時Time−cとが異なるとして、変換対
象のデータ一覧の論理データCにフラグをたてる。さら
に論理データCの変換にともない、変換の必要性が考え
られるその上位論理データAの変換後の論理データaの
変換日時Time−aaと、論理データCの更新日時T
ime−Cとを比較する。ここで変換日時Time−a
aの方が新しいので、変換後の論理データaには論理デ
ータCの最新情報が反映されており、変換は必要ない。
これを表4に示す。
【0021】
【表4】
【0022】(4)論理データAが修正された場合、変
換後の論理データaのデータ更新日時Time−aと論
理データAのデータ更新日時Time−Aとを比較し、
後者の方が新しいためデータ一覧の論理データAにフラ
グをたてる。これを表5に示す。
【0023】
【表5】
【0024】(5)論理データAが修正され、下位の論
理構成がEとFのみとなった場合、変換後の論理データ
aのデータ更新日時Time−aと論理データAのデー
タ更新日時Time−Aを比較し、後者の方が新しいた
めデータ一覧の論理データAにフラグをたてる。これを
表6に示す。
【0025】
【表6】
【0026】(1),(2),(3),(4),(5)
それぞれについて、データ一覧の変換対象フラグがたっ
ている論理データのみを変換制御することで、変換が必
要な論理データを自動で変換できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、論理データ変換におい
て変換の必要がある論理データを自動で選択できるた
め、従来の人手で変換データを指定する方法か、全デー
タを変換する方法に比べ、人的ミスを防止する効果があ
り、また変換データ数の削減、および変換時の処理時間
を削減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変換制御フローである。
【図2】論理動作記述データを異る形式の論理動作記述
データに変換するシステムの構成である。
【図3】本発明の一実施例としての論理動作記述データ
の記述例である。
【符号の説明】
20…論理データ交換システムにおける本発明を含む前
処理部、 21…論理データ変換システムにおける本発明を含む後
処理部、 300…論理データ変換システムの入力となる論理動作
記述データの記述例のうちTime Aの記述例、 306…本発明によって変換した後の論理動作記述デー
タの記述例のうちTime aの記述例。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理の動作を記述した複数のデータを、論
    理の動作を記述した異る形式の複数のデータに変換する
    論理動作記述データ変換制御方法において、変換前のデ
    ータを読み込む際、以前に変換した異る形式のデータが
    存在するときは、新たにこの異る形式のデータを作成す
    る過程において、変換前のデータから論理の関係を洗い
    出す第1ステップと、以前に異る形式のデータに変換し
    たときの変換条件を読み込む第2ステップと、前記変換
    条件と変換前のデータとを比較する第3ステップと、前
    記比較結果から変換前のデータを変換するか判断する第
    4ステップとからなる、変換を行なう必要のあるデータ
    を自動で認識することを特徴とする論理動作記述データ
    変換制御方法。
JP6215594A 1994-09-09 1994-09-09 論理動作記述データ変換制御方法 Pending JPH0877217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509740A (ja) * 1999-09-07 2003-03-11 プロフィシャンシー リミテッド コンピュータ支援設計システム間のデータ交換

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509740A (ja) * 1999-09-07 2003-03-11 プロフィシャンシー リミテッド コンピュータ支援設計システム間のデータ交換
JP2003509738A (ja) * 1999-09-07 2003-03-11 プロフィシャンシー リミテッド コンピュータ支援設計システム間のデータ交換のためのパターンマッチング

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