JPH0877052A - ワークスペース制御方法及び装置 - Google Patents

ワークスペース制御方法及び装置

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JPH0877052A
JPH0877052A JP6211135A JP21113594A JPH0877052A JP H0877052 A JPH0877052 A JP H0877052A JP 6211135 A JP6211135 A JP 6211135A JP 21113594 A JP21113594 A JP 21113594A JP H0877052 A JPH0877052 A JP H0877052A
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JP
Japan
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data
workspace
processing
work space
copying
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JP6211135A
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English (en)
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Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Chiyo Akamatsu
千代 赤松
Takao Iwatani
隆雄 岩谷
Masahiko Nozoe
賢彦 野添
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の情報処理装置間における業務(ワークス
ペース)の移動,複写または整合の操作を簡単にする。 【構成】各ワークスペースに対応する処理データ,アプ
リケーションプログラム,情報処理装置間におけるデー
タの複写方法等を記述したワークスペース管理データ1
800を使用し、ワークスペースを整合させる指示に応
じて該ワークスペース管理データを参照してワークスペ
ースの整合を一括処理できるようにして、異なる情報処
理装置間におけるワークスペースの移動,複写または整
合の操作を簡単にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務別に管理されたデ
ータと処理プログラム(アプリケーションプログラム)
(ワークスペース)を複数の情報処理装置間で交換する
のに好適なワークスペース制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等の情報処理装置の普及により、それらの
装置で提供されるワープロ機能による文書作成やデータ
ベース機能による情報検索等の業務が広く行われるよう
になってきた。また、パーソナルコンピュータのように
汎用的な機能を提供する情報処理装置をオフィス内の各
人が所有するようになってきた。
【0003】オフィス内には、特定の業務のみを担当す
る人もいるが、数多くの業務を担当する人も多い。そし
て、汎用的な機能と大量のデータを取り扱うことができ
る情報処理装置を用いて数多くの種類の業務を頻繁に切
り換えながら行う人は、各業務においてどのデータとど
の機能を使用すべきかを把握しておくことが必要であ
り、切り換え操作が繁雑になってきた。
【0004】この問題点を解決する従来の技術として、
数多くの業務を行う人の仕事の切り換えを支援するシス
テムであるワークスペース(workspace)が導
入された。ワークスペースの例としては、Banno
n,L.著のEvaluation and Anal
ysis of User’s Activity O
rganization(Proc. of CHI’
83 Conf. onHuman Factors
in Computing Systems)の第54
〜57ページや情報処理学会誌Vol.33 No.1
1の第1437〜1445ページに記述されているよう
なものがある。
【0005】このワークスペースは、複数の業務と該各
業務で使用するデータと機能(文書作成やデータベース
検索等)の対応関係を記憶し、業務を指定することによ
り、該業務に対応したデータが対応する機能を提供する
アプリケーションプログラムを用いて起動される。一般
には、図4に示すように、業務別の表示画面410を表
示し、該表示画面410内に対応する機能を提供するア
プリケーションプログラムやデータを表示し、該業務に
対応した画面410に切り換えることにより各種の業務
の切り換えを支援するものである。
【0006】また、近年、小型で携帯可能な情報処理装
置が開発され、オフィスには大型の情報処理装置を設置
し、オフィス外での営業活動には小型の情報処理装置を
携帯する形態が多くなった。このような利用環境では、
オフィス内の情報処理装置と携帯型の情報処理装置間で
必要なデータを移動または複写して利用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワーク
スペースにおいては次のような問題点がある。例えば、
図21に示すように、オフィス内では、卓上型パーソナ
ルコンピュータを用いて「営業報告」と「営業」の業務
を行い、オフィス外では携帯機を使って「営業」の業務
を行う例を考える。「営業」の業務では、データベース
で商品の価格を調べ、ワープロ機能を使って見積書を作
成し、データベースで受注データを作成する。また、
「営業報告」の業務では、データベースで受注データを
調べ、ワープロを使って報告書を作成する。このような
業務形態では、オフィス外に出るときは、商品価格デー
タと見積書フォーマットを卓上型パーソナルコンピュー
タから携帯機に複写し、オフィスに戻ったときには、見
積書データと受注データを携帯機から卓上型パーソナル
コンピュータに複写する必要がある。このように、複数
の情報機器間で業務(ワークスペース)を移動すると
き、移動するデータの数が多く、また、そのデータを移
動させる方向も異なり複雑な操作が必要となる。更に、
オフィス外に出るときは、必要なアプリケーションソフ
トを携帯機に複写することが必要な場合もある。また、
オフィス外の出先で電話回線等の通信回線を用いてオフ
ィス内の情報機器内と携帯機内のワークスペース間でデ
ータの整合をとる場合にも、同様の繁雑な操作が必要で
あった。
【0008】このように従来の技術では、ワークスペー
スを複数の情報機器間で移動,複写,または整合させる
ときは、データやアプリケーションプログラムの複写や
移動において繁雑な操作が必要であるという問題があ
り、従って本発明の目的は、この問題を解消することに
ある。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明の1つの特徴は、
中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力装置とを備え
た情報処理装置による特定の処理データを特定の処理プ
ログラムで処理するワークスペースの制御方法におい
て、ワークスペースに対応する処理データについて該処
理データを他の情報処理装置との間で移動または複写す
るときの該処理データの複写方向データを記述したワー
クスペース管理データを使用し、当該情報処理装置と他
の情報処理装置との間でワークスペースに関連する処理
データの移動または複写が指示されたときには前記ワー
クスペース管理データの複写方向を参照して指示された
当該ワークスペースに関連する処理データの移動または
複写を行うことにある。
【0010】また、他の特徴は、中央処理装置と記憶装
置と入力装置と出力装置とを備え、特定の処理データを
特定の処理プログラムで処理するワークスペースを形成
する複数の情報処理装置間で前記特定の処理データを移
動または複写するワークスペース制御方法において、記
憶装置または通信回線を介して接続された該移動または
複写先の情報処理装置に格納されているワークスペース
を該移動または複写元の情報処理装置の出力装置に表示
することにある。
【0011】更に他の特徴は、中央処理装置と記憶装置
と入力装置と出力装置とを備えた情報処理装置による特
定の処理データを特定の処理プログラムで処理するワー
クスペースの制御方法において、記憶装置と表示装置を
備えた記憶媒体またはPCカードの前記記憶装置にワー
クスペースに係る処理データを格納し、該記憶媒体また
はPCカードに格納したワークスペースの名称を前記表
示装置に表示することにある。
【0012】更に他の特徴は、中央処理装置と記憶装置
と入力装置と出力装置とを備えた第1の情報処理装置と
中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力装置とを備え
た第2の情報処理装置におけるワークスペース制御装置
において、第1の情報処理装置の記憶装置に記憶された
ワークスペースに対応する処理データについて、該処理
データを当該情報処理装置の外部へ、または、外部から
移動または複写するときの該処理データの複写方向デー
タを記述した第1のワークスペース管理データ生成手段
と、第2の情報処理装置の記憶装置に記憶されたワーク
スペースに対応する処理データについて、該処理データ
を当該情報処理装置の外部へ、または、外部から移動ま
たは複写するときの該処理データの複写方向データを記
述した第2のワークスペース管理データ生成手段と、当
該第1の情報処理装置と第2の情報処理装置との間でワ
ークスペースに関連する処理データの移動または複写を
ユーザが指示するワークスペース複写指示手段と、該ワ
ークスペース複写指示手段による指示に応じて、該ワー
クスペース管理データの複写方向データに基づき、指示
された当該ワークスペースに関連する全ての処理データ
の移動または複写を行うワークスペース複写制御手段と
を設けたことにある。
【0013】
【作用】各ワークスペースに対応する処理データ及び該
処理データを処理するため業務アプリケーションプログ
ラムは、ワークスペース管理データに従って移動または
複写され、煩雑な操作が不要になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0015】(システム構成)まず、本発明になるホス
ト機と移動機からなるシステム構成について、図3を用
いて説明する。10は大容量の記憶装置を備えたホスト
機であり、持ち運びが難しい大型の形態のものである。
20a,20bはそれぞれ小型で携帯に便利な形態の移
動機である。ホスト機10はLAN30に接続すること
ができ、同じくLAN30に接続されている他のホスト
機や移動機20bとの間で、後述するように、ワークス
ペース管理データ(1800)や処理データ(194
0)等のデータを交換することができる。LAN30に
接続されていない移動機20aは、後述するように、P
Cカード(1100)を介してそれらのデータをホスト
機10と交換する。PCカード(1100)は、LAN
30等の通信回線で互いに接続されていないホスト機1
0と移動機20bの間のワークスペースに関するデータ
の交換を仲介する。
【0016】(ホスト機10のハードウエア構成)次
に、ホスト機10のハードウェア構成を図1を用いて説
明する。110は中央処理ユニット(CPU)であり、
後述するアプリケーションプログラム(1910)やワ
ークスペース制御プログラム(1920)等の各種の処
理やハードウエア構成要素120〜190の制御を実行
する。120は主メモリであり、後述する処理データ
(1940)やワークスペース管理データ(1800)
等の各種データや処理プログラム(1910〜193
0)を格納する。140はハードディスク装置(HD
D)であり、各種のデータや処理プログラムを記憶(書
き込み及び読み出し)する。150はフロッピディスク
装置(FDD)であり、フロッピディスクを記憶媒体と
して各種のデータや処理プログラムを記憶する。160
は出力装置の1つであるディスプレイ装置であり、後述
するワークスペースの操作を始めとした様々な画面の表
示を行う。
【0017】キーボード(KB)170とマウス(M)
175等の入力装置は、ワークスペースに係る操作等の
各種の処理プログラムに対する指示入力に使用する。マ
ウス(M)175は、マウスボタン(MB)176を備
える。180はPCカードアダプタ(PCCA)であ
り、後述するように、PCカード(1100)との間で
行なう各種データの交換を仲介する。185は入出力装
置の1つであるLANアダプタであり、他のホスト機や
移動機20bとのデータ交換をLAN30を介して行う
のを仲介する。190はバスであり、前記ハードウェア
構成要素120〜185と中央処理ユニット(CPU)
110の間のデータ転送を仲介する。186は接続アダ
プタ(CA)であり、移動機20を直接接続してワーク
スペースに関連するデータの交換を行うときに使用す
る。
【0018】(移動機20a,20bのハードウエア構
成)次に、移動機20a,20bのハードウェア構成に
ついて、図2を用いて説明する。210は中央処理ユニ
ット(CPU)であり、後述するアプリケーションプロ
グラム(1910)やワークスペース制御プログラム
(1920)等の各種の処理やハードウエア構成要素2
20〜290の制御を実行する。220は主メモリであ
り、各種のデータや処理プログラムを格納する。260
は出力装置の1つである液晶ディスプレイ装置であり、
後述するワークスペースの操作を始めとする様々な画面
の表示を行う。
【0019】キーボード(KB)270やマウス(M)
275等の入力装置は、ワークスペースに係る操作等の
各種の処理プログラムに対する指示入力に使用する。マ
ウス(M)275は、マウスボタン(MB)276を備
える。280はPCカードアダプタ(PCCA)であ
り、後述するように、PCカード(1100)との間で
行なうデータの交換を仲介する。285は入出力装置の
1つであるLANアダプタであり、ホスト機10や他の
移動機20bとの間でLAN30を介して行うデータ交
換を仲介する。290はバスであり、これらのハードウ
ェア構成要素220〜285と中央処理ユニット210
の間のデータ転送を仲介する。286は接続アダプタ
(CA)であり、ホスト機10に直接接続してワークス
ペースに関連するデータの交換を行うときに使用する。
【0020】(ソフトウェア構成)次に、ホスト機10
及び移動機20a,20bにおけるソフトウェア構成に
ついて図19を参照して説明する。1910はホスト機
10または移動機20上で使用するアプリケーションプ
ログラム(処理プログラム)であり、文書作成のための
ワープロプログラム1910a,大量のデータの管理を
行うデータベースプログラム1910b,表形式のデー
タの整理や文書の作成を行う表計算プログラム1910
c等がある。1920はワークスペース制御プログラム
であり、ワークスペースの概念に基づいて各アプリケー
ションプログラム1910a〜1910cとそのプログ
ラムが取り扱う処理データ1940やワークスペース管
理データ(1800)を制御する。1930はオペレー
ティングシステムプログラム(処理プログラム)であ
り、各アプリケーションプログラム1910a〜cやワ
ークスペース制御プログラム(処理プログラム)192
0の実行制御及び各種のハードウェア構成要素110〜
290の動作制御を行う。
【0021】(PCカード1100の構成)次に、PC
カード1100について図11〜図13を参照して説明
する。図11は、PCカード1100の外観を示してい
る。1110はコネクタ部であり、このPCカード11
00は、このコネクタ部1110を介してホスト機10
や移動機20a,20bのPCカードアダプタ180,
280に接続されて該ホスト機10や移動機20a,2
0bとの間で後述するワークスペース管理データ(18
00),処理データ1940,アプリケーションプログ
ラム1910等の交換を行う。1120は出力装置の1
つである液晶表示装置であり、このPCカード1100
の主メモリ(1320)に記憶されている各ワークスペ
ース管理データ(1810)におけるワークスペース名
称(1805)を、図12(a)〜(c)に示すよう
に、表示する。複数のワークスペース管理データ(18
10)が格納されている場合は、図12(c)に示すよ
うに、各ワークスペース管理データ(1810)のワー
クスペース名称(1805)を“+”記号で結合して表
示する。
【0022】図13は、このPCカード1100のハー
ドウェア構成を示している。1310は中央処理ユニッ
トであり、各種の処理や後述するハードウエア構成要素
1320〜1390の制御を実行する。1320は前述
した主メモリであり、各種のデータや処理プログラムを
格納する。1120は前述した液晶ディスプレイ装置で
ある。1350はPCカードインタフェス(PCCI
F)であり、前述したPCカード1100との間で行な
うデータの交換を仲介する。1390はバスであり、前
記ハードウェア構成要素1320〜1350と中央処理
ユニット(CPU)1310の間のデータ転送を仲介す
る。
【0023】(ワークスペース管理データ1800の構
成)次に、ワークスペース管理データ1800を図18
を参照して説明する。このワークスペース管理データ1
800には、複数のワークスペースに関する各ワークス
ペース管理データ1810a〜1810cが設けられ
る。1805は各ワークスペースを表現するワークスペ
ース名称(ワークスペースを特定するための識別デー
タ)である。1820は各ワークスペースで用いる前記
処理データ1940を特定するための処理データ名称
(処理データを特定するための識別データ)である。1
830は各処理データに対して、そのデータを処理する
アプリケーションプログラム1910を特定するための
アプリケーション名称(処理プログラムを特定するため
の識別データ)である。1840は、後述するホスト機
と移動機との間でデータの整合をとるマッチング処理が
指示された場合に該データを複写する方向を示す複写方
向データである。1850は、該データの複写を行う場
合の方法を示す移動種別データである。移動種別には、
複写先のデータに追記する「追加」と、移動先のデータ
を削除する「削除」がある。1860は、該データの移
動を行う場合に、ユーザへの確認メッセージを表示する
必要性の「有」,「無」を示す確認種別データである。
【0024】(表示画面)次に、ホスト機10の表示装
置160または移動機20の表示装置260の表示につ
いて説明する。図4は、画面400に表示されるワーク
スペースの表示例を示している。410は、各業務に対
応したワークスペースウインドウである。このワークス
ペースウインドウ410内には、該ワークスペースに含
まれるデータまたはアプリケーションプログラム191
0のウインドウが表示される。図示した表示例には、
「営業」のワークスペースウィンドウ410内にワープ
ロプログラム1910aのウィンドウ420aとデータ
ベースプログラム1910bのウィンドウ420bが表
示されている。415は、該ワークスペースの名称を示
すワークスペースウインドウ名称である。
【0025】430はPCカードアイコンであり、ホス
ト機10または移動機20a,20b内のワークスペー
スに関するデータをPCカード1100との間で交換す
ることを指示するために表示される。図5に示すよう
に、ワークスペースアイコン460aをマウスカーソル
490を用いてPCカードアイコン430上に重ね合わ
せるように移動することにより、当該ワークスペースと
PCカード1100内のワークスペースとの整合(エク
スポート)を指示する。マウスカーソル490は、マウ
ス175,275の操作によって画面上を移動する。
【0026】460a(460b,460c)はワーク
スペースアイコンであり、ワークスペースウインドウ4
10におけるワークスペースウィンドウ名称415をマ
ウスカーソル490で指示してマウスボタン176,2
76を押下することにより、該ワークスペースウインド
ウ410をワークスペースアイコン460aとして表示
する。逆に、ワークスペースアイコン460aにマウス
カーソル490を重ね合わせてマウスボタン176,2
76を2度押下する(ダブルクリック)ワークスペース
アイコンのオープン操作を行うことにより、該ワークス
ペースアイコン460をワークスペースウインドウ41
0として表示する。ワークスペースアイコン460には
当該ワークスペースのワークスペース名称を合わせて表
示する。
【0027】431はマッチングアイコンであり、PC
カード1100内の全てのワークスペース環境(ワーク
スペース管理データ1800,処理データ1940,ア
プリケーションプログラム1910)と、ホスト機10
または移動機20内の全ワークスペースとの整合(マッ
チング)を一括して指示するためのアイコンである。ま
た、PCカード1100がホスト機10または移動機1
0のPCカードアダプタ(PCCA)180,280に
セットされたときには、図8に示すように、該ワークス
ペースアイコン460aは点線または半輝度等で表示
し、図4におけるワークスペースアイコン460aとは
異なった表示形態とする。そして、そのワークスペース
アイコン460aをダブルクリックすることにより、P
Cカード1100内の当該ワークスペースとホスト機1
0または移動機20内のワークスペースとの整合(イン
ポート)を行う。
【0028】次に、以上に説明したシステム構成を用い
たホスト機10におけるワークスペース制御処理を図1
4,図15を用いて説明する。
【0029】(電源投入時の処理)ホスト機10におけ
る電源投入時の処理について、図14を用いて説明す
る。電源投入時には、まず、ハードディスク装置140
からオペレーティングシステムプログラム1930を主
メモリ120上にロードして起動する。次に、該オペレ
ーティングシステムプログラム1930は、ワークスペ
ース制御プログラム1920を起動する。また、ワーク
スペース制御プログラム1920は、ホスト機10内の
ハードディスク装置140に格納されているワークスペ
ース管理データ1800を読み出す(1410)。そし
て、各ワークスペース管理データ1810に対応するワ
ークスペースアイコン460を表示する(1420)。
【0030】(ワークスペース オープン処理)ユーザ
によりワークスペースアイコン460がダブルクリック
されたときのワークスペースアイコンのオープン処理に
ついて、図14を用いて説明する。ワークスペースのオ
ープンが指示されたならば、該ワークスペースに対応す
るワークスペース管理データ1810を参照する(14
30)。そして、当該ワークスペース管理データ181
0に記述されている各データ名称1820で特定される
処理データ1940をハードディスク装置140から読
み出し、該処理データ1940をアプリケーション名称
1830で特定されるアプリケーションプログラム19
10を起動して表示する(1440)。
【0031】(ワークスペース エクスポート処理)ワ
ークスペースアイコン460がPCカードアイコン43
0に重ね合わされたときのエクスポート処理1450を
図14,図15を用いて説明する。まず、当該ワークス
ペースアイコン460aに対応するワークスペースとP
Cカード1100内に格納されているワークスペースを
整合させるか否かをユーザに確認するメッセージ500
を、図6に例示するように、表示する(1510)。メ
ッセージ画面500の指示ボタン510,520の内で
指示ボタン510がクリックされてエクスポートが指示
されたならば、次に、ホスト機10のハードディスク装
置140に格納されているワークスペース管理データ1
800を読み出す(1520)。また、同様に、PCカ
ード1100の主メモリ1320に格納されているワー
クスペース管理データ1800を読み出す(153
0)。
【0032】次に、ホスト機10とPCカード1100
との間でワークスペース管理データ1800の整合処理
を行う。つまり、当該ワークスペースのワークスペース
管理データ1800がホスト機10に格納されていてP
Cカード1100には格納されていない場合は、ホスト
機10内の該ワークスペース管理データ1800をPC
カード1100内の主メモリ1320に複写する(15
40)。
【0033】各ワークスペース管理データ1810にお
いて、ホスト機10側のワークスペース管理データ18
10に記述されているが、PCカード1100側の当該
ワークスペース管理データ1810に記述されていない
処理データ名称1820が存在する場合は、ホスト機1
0内の当該ワークスペース管理データ1810における
当該処理データ名称1820のレコード(1820,1
830,1840,1850,1860)をPCカード
1100側の当該ワークスペース管理データ1810に
追記する(1550)。
【0034】次に、当該ワークスペースの処理データ1
940に関して、整合処理を行う。すなわち、当該ワー
クスペースに対応するワークスペース管理データ181
0を参照し、各処理データ名称1820に対応する各処
理データ1940について以下の処理を行う。
【0035】まず、確認種別データ1860を参照し、
確認「有」の場合は、図10に示すように、データ複写
を行うか否かをユーザに確認するメッセージ1000を
表示する。ユーザからデータ複写を行なわないことが指
示された場合には、該処理データ1940に関する処理
を終了する。一方、データの複写を行なうことが指示さ
れた場合は、当該処理データ1940を複写方向データ
1840に従った方向に複写する。つまり、複写方向が
PCカード1100からホスト機10と指示された場合
は、PCカード1100の主メモリ1320に格納され
ている当該処理データ1940をホスト機10のハード
ディスク装置140に複写する。また、複写方向がホス
ト機10からPCカード1100と指示された場合は、
ホスト機10のハードディスク装置140に格納されて
いる当該処理データ1940をPCカード1100の主
メモリ1320に複写する。なお、処理データ1940
を複写するときには移動種別データ1850を参照し、
「追加」が指示されている場合は、複写元の処理データ
1940を複写先の処理データ1940に追記する。ま
た、「削除」が指示されている場合は、複写先の処理デ
ータ1940を削除した後に当該処理データ1940を
複写する(1560)。
【0036】使用するアプリケーション名称1830に
対応するアプリケーションプログラム1910が複写先
に存在しない場合は、複写元のホスト機10のハードデ
ィスク装置140またはPCカード1100の主メモリ
1320から該当するアプリケーションプログラム19
10を複写先のホスト機10のハードディスク装置14
0またはPCカード1100の主メモリ1320へ複写
する(1570)。
【0037】(ワークスペース インポート処理)次
に、PCカード1100がホスト機10または移動機2
0にセットされることによりPCカードアイコン430
上にワークスペースアイコン460aを表示した後にユ
ーザが該ワークスペースアイコン460aをダブルクリ
ックした場合のインポート処理1460について、図1
4,図16を用いて説明する。
【0038】まず、図8に例示するように、当該ワーク
スペースアイコン460aに対応するワークスペースと
PCカード1100内に格納されているワークスペース
を整合させるか否かをユーザに確認するメッセージ70
0を表示する(1610)。メッセージ画面700の指
示ボタン710,720の内の指示ボタン710が指示
されたときは、ホスト機10のハードディスク装置14
0に格納されているワークスペース管理データ1800
を読み出す(1620)。また、同様に、PCカード1
100の主メモリ1320に格納されているワークスペ
ース管理データ1800を読み出す(1630)。
【0039】次に、ホスト機10とPCカード1100
との間でワークスペース管理データ1800の整合処理
を行う。つまり、当該ワークスペースのワークスペース
管理データ1800がPCカード1100に格納されて
いるがホスト機10には格納されていない場合は、PC
カード10内の該ワークスペース管理データ1800を
ホスト機10内のハードディスク装置140に複写する
(1640)。
【0040】次に、各ワークスペース管理データ181
0において、PCカード1100側のワークスペース管
理データ1810に記述されているがホスト機10側の
当該ワークスペース管理データ1810に記述されてい
ない処理データ名称1820が存在する場合は、PCカ
ード1100内の当該ワークスペース管理データ181
0における当該処理データ名称1820のレコード(1
820,1830,1840,1850,1860)を
ホスト機10側の当該ワークスペース管理データ181
0に追記する(1650)。
【0041】次に、当該ワークスペースの処理データ1
940に関して、整合処理を行う。すなわち、当該ワー
クスペースに対応するワークスペース管理データ181
0を参照し、各処理データ名称1820に対応する各処
理データ1940について以下の処理を行う。
【0042】まず、確認種別データ1860を参照して
確認「有」となっている場合は、図10に例示するよう
に、データ複写を行うか否かをユーザに確認するメッセ
ージ1000を表示する。ユーザからデータ複写を行な
わないことが指示された場合には、該処理データ194
0に関する処理を終了する。一方、データの複写を行な
うことが指示された場合は、当該処理データ1940を
移動方向データ1840に従った方向に複写する。つま
り、複写方向がPCカード1100からホスト機10と
指示されている場合は、PCカード1100の主メモリ
1320に格納されている当該処理データ1940をホ
スト機10のハードディスク装置140に複写する。ま
た、複写方向がホスト機10からPCカード1100と
指示されている場合は、ホスト機10のハードディスク
装置140に格納されている当該処理データ1940を
PCカード1100の主メモリ1320に複写する。な
お、処理データ1940を複写するときには移動種別デ
ータ1850を参照し、「追加」が指示されている場合
は、複写元の処理データ1940を複写先の処理データ
1940に追記する。「削除」が指示されている場合
は、複写先の処理データ1940を削除した後に当該処
理データ1940を複写する(1660)。
【0043】また、使用するアプリケーション名称18
30に対応するアプリケーションプログラム1910が
複写先に存在しない場合は、複写元のホスト機10のハ
ードディスク装置140またはPCカード1100の主
メモリ1320から該当アプリケーションプログラム1
910を複写先のホスト機10のハードディスク装置1
40またはPCカード1100の主メモリ1320へ複
写する(1670)。
【0044】(ワークスペース マッチング処理)次
に、画面400においてユーザによりマッチングアイコ
ン431が指示され、PCカード1100内の全ワーク
スペースとホスト機10内の全ワークスペースの整合を
行うマッチング処理2160について、図14,図17
を用いて説明する。
【0045】まず、図9に例示するように、ホスト機1
0におけるワークスペース環境とPCカード1100内
に格納されているワークスペースを整合させるか否かを
ユーザに確認するメッセージ900を表示する(171
0)。
【0046】画面900の指示ボタン910,920の
内で指示ボタン910が指示されたときは、ホスト機1
0のハードディスク装置140に格納されているワーク
スペース管理データ1800を読み出す(1720)。
同様に、PCカード1100の主メモリ1320に格納
されているワークスペース管理データ1800を読み出
す(1730)。
【0047】次に、ホスト機10とPCカード1100
との間でワークスペース管理データ1800の整合処理
を行う。
【0048】まず、PCカード1100に格納されてい
るがホスト機10に格納されていないワークスペース管
理データ1810が存在する場合は、PCカード110
0内の当該ワークスペース管理データ1810をホスト
機10のハードディスク装置140に複写する。一方、
ホスト機10に格納されているがPCカード1100に
格納されていないワークスペース管理データ1810が
存在する場合は、ホスト機10内の当該ワークスペース
管理データ1810をPCカード1100内の主メモリ
1320に複写する(1740)。
【0049】次に、各ワークスペース管理データ181
0において、PCカード1100側のワークスペース管
理データ1810に記述されているがホスト機10側の
当該ワークスペース管理データ1810に記述されてい
ない処理データ名称1820が存在する場合は、PCカ
ード1100内の当該ワークスペース管理データ181
0における当該処理データ名称1820のレコード(1
820,1830,1840,1850,1860)を
ホスト機10側の当該ワークスペース管理データ181
0に追記する。また、ホスト機10側のワークスペース
管理データ1810に記述されているがPCカード11
00側の当該ワークスペース管理データ1810に記述
されていない処理データ名称1820が存在する場合
は、ホスト機10内の当該ワークスペース管理データ1
810における当該処理データ名称1820のレコード
(1820,1830,1840,1850,186
0)をPCカード1100側の当該ワークスペース管理
データ1810に追記する(1750)。
【0050】次に、各ワークスペースの処理データ19
40に関して整合処理を行う。すなわち、ホスト機10
側のワークスペース管理データ1800を参照し、各処
理データ名称1820に対応する各処理データ1940
について以下の処理を行う。
【0051】まず、確認種別データ1860を参照して
確認「有」の場合は、図10に例示するように、データ
複写を行うか否かをユーザに確認するメッセージ100
0を表示する。ユーザからデータ複写を行なわないこと
が指示された場合には、該処理データ1940に関する
処理を終了する。一方、データの複写を行なうことが指
示された場合は、当該処理データ1940を複写方向デ
ータ1840に従った方向に複写する。つまり、複写方
向がPCカード1100からホスト機10と指示されて
いる場合は、PCカード1100の主メモリ1320に
格納されている当該処理データ1940をホスト機10
のハードディスク装置140に複写する。また、複写方
向がホスト機10からPCカード1100と指示されて
いる場合は、ホスト機10のハードディスク装置140
に格納されている当該処理データ1940をPCカード
1100の主メモリ1320に複写する。なお、処理デ
ータ1940を複写するときには移動種別データ185
0を参照し、「追加」が指示されている場合は複写元の
処理データ1940を複写先の処理データ1940に追
記する。また、「削除」が指示されている場合は複写先
の処理データ1940を削除した後に当該処理データ1
940を複写する(1760)。
【0052】また、使用するアプリケーション名称18
30に対応するアプリケーションプログラム1910が
複写先に存在しない場合は、複写元のホスト機10のハ
ードディスク装置140またはPCカード1100の主
メモリ1320から当該アプリケーションプログラム1
910を複写先のホスト機10のハードディスク装置1
40またはPCカード1100の主メモリ1320に複
写する(1770)。
【0053】なお、上述したエクスポート処理145
0,インポート処理1460,マッチング処理1470
において、ホスト機10側とPCカード1100側とで
ワークスペース管理データ1810の各レコード182
0〜1860の記述内容(1840,1850,186
0)に不一致な点があった場合は、図7に例示するメッ
セージ600を表示する。メッセージ600には、複写
方向を指定する指示ボタン610,611と複写種別を
指定する指示ボタン620,621があり、それらの指
示ボタンにより指示された内容がワークスペース管理デ
ータ1810の複写方向データ1840,複写種別デー
タ1850に記載される。
【0054】以上、ホスト機10におけるワークスペー
ス制御処理1920について説明したが、移動機20に
おけるワークスペース制御処理1920も同様である。
但し、移動機20においては、上述の「PCカード」の
記述が「ホスト機」に相当し、「ホスト機」の記述が
「PCカード」に相当する。なお、ホスト機10の処理
を行うか移動機20の処理を行うかの判定は、ハードデ
ィスク装置140または主メモリ220に格納されてい
る移動機判別データ1950を用いて行なう。
【0055】(通信回線を用いた場合)上述の実施例
は、複数の情報処理装置間(ホスト機10,移動機2
0)でのワークスペースの移動をPCカード1100を
介して行なったが、LAN(Local Area N
etwork)や電話回線(有線または無線)等の通信
回線あるいはメモリカード等の記憶媒体を介してて行な
うこともできる。その場合は、PCカードアイコン43
0の表記を「LAN」,「通信」等に変更する。通信回
線を用いた場合は、オフィス外の出先で新たな業務を行
う必要が出てきた場合、つまり、新たなワークスペース
が必要となった場合に該通信回線を介して移動機20へ
のワークスペースの追加を行なったり、移動機20内の
データをホスト機20内の最新のものと同じにする(マ
ッチング)ことができる。なお、通信回線に接続された
ときは、該通信回線の接続先の情報処理装置(ホスト機
10または移動機20)に格納されているワークスペー
スを示すアイコンを該通信回線を表すアイコン上に表示
する。但し、接続先の情報処理装置に複数のワークスぺ
ースが格納されている場合は、図20に示すように、ワ
ークスペース一覧ウインドウ411を表示し、該ワーク
スペース一覧ウインドウ411中に接続先の情報処理装
置内の各ワークスペースを表すアイコン460a〜46
0cを表示する。そして、例えば、移動機20の「営
業」ワークスペースアイコン461aとホスト機10の
「営業」ワークスペースアイコン460aを指示してマ
ッチングアイコン431を指示すると、移動機20とホ
スト機10内の各「営業」ワークスペース間におけるデ
ータのマッチング処理1470を実行する。
【0056】(直接接続する場合)PCカード1100
やLAN30等の通信回線を介してワークスペースのデ
ータを交換する実施例を示したが、ホスト機10の接続
アダプタ186と移動機20の接続アダプタ286を介
して移動機20をホスト機10に直接接続してもよい。
つまり、オフィス外で使用した移動機20をオフィス内
に持ち帰り、該オフィス内のホスト機10に接続機構
(コネクタ)を介して接続することにより、ワークスペ
ースに係る処理データ等の複写,整合を行うことができ
る。なお、接続機構を介して接続されたときは、該接続
された情報処理装置(ホスト機10または移動機20)
に格納されているワークスペースを示すアイコンを該接
続機構を表すアイコン上に表示する。ワークスペース一
覧表示411に関しても、通信回線を用いた場合と同様
である。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各ワー
クスペースに対応する処理データ,アプリケーションプ
ログラム,情報処理装置間におけるデータの複写方法等
を記述したワークスペース管理データを用意し、また、
外部とのデータの整合を一括して指示できる指示手段を
設け、そして、その指示によりワークスペースを整合さ
せる指示を行なうことにより、該ワークスペース管理デ
ータを参照してワークスペースの整合を一括処理するよ
うにしたことにより、異なる情報処理装置間におけるワ
ークスペースの移動,複写または整合を簡単な操作で行
うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるワークスペースにおけるホスト機
のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明になるワークスペースにおける移動機の
ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明になるワークスペースのシステム構成図
である。
【図4】本発明になるワークスペースの表示画面例であ
る。
【図5】本発明になるワークスペースのエクスポート操
作における表示画面例である。
【図6】本発明になるワークスペースのエクスポート操
作時における確認メッセージの表示画面例である
【図7】本発明になるワークスペースのワークスペース
管理データ不一致時におけるマッチング操作の表示画面
例である。
【図8】本発明になるワークスペースのワークスペース
のインポート操作における確認メッセージの表示画面例
である。
【図9】本発明になるワークスペースのマッチング操作
における確認メッセージの表示画面例である。
【図10】本発明になるワークスペースのデータ複写時
における確認メッセージの表示例である。
【図11】本発明になるワークスペースにおけるPCカ
ードの外観斜視図である。
【図12】本発明になるワークスペースのPCカードの
LCDにおけるワークスペース名称の表示例である。
【図13】本発明になるワークスペースにおけるPCカ
ードのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図14】本発明になるワークスペース制御プログラム
の処理フローチャートである。
【図15】本発明になるワークスペースエクスポートの
処理フローチャートである。
【図16】本発明になるワークスペースインポートの処
理フローチャートである。
【図17】本発明になるワークスペースマッチングの処
理フローチャートである。
【図18】本発明になるワークスペース管理データのデ
ータ構造図である。
【図19】本発明になるワークスペースを構成するホス
ト機または移動機におけるソフトウエア構成図である。
【図20】本発明になるワークスペースを構成する移動
機に表示したホスト機内のワークスペース一覧表示例で
ある。
【図21】ワークスペースとアプリケーションプログラ
ム(処理プログラム)と処理データとの関連図である。
【符号の説明】
10…ホスト機、20a,20b…移動機、30…LA
N、1800…ワークスペース管理データ、1805…
ワークスペース名称、1820…処理データ名称、18
30…アプリケーション名称、1840…複写方向デー
タ、1850…移動種別データ、1860…確認種別デ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野添 賢彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力
    装置とを備えた情報処理装置による特定の処理データを
    特定の処理プログラムで処理するワークスペースの制御
    方法において、 ワークスペースに対応する処理データについて該処理デ
    ータを他の情報処理装置との間で移動または複写すると
    きの該処理データの複写方向データを記述したワークス
    ペース管理データを使用し、当該情報処理装置と他の情
    報処理装置との間でワークスペースに関連する処理デー
    タの移動または複写が指示されたときには前記ワークス
    ペース管理データの複写方向を参照して指示された当該
    ワークスペースに関連する処理データの移動または複写
    を行うことを特徴とするワークスペース制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ワークスペース管
    理データは、各処理データに関して該処理データを移動
    または複写するときの処理方法を示す複写種別データを
    含み、当該情報処理装置と他の情報処理装置の間で処理
    データの移動または複写を行うときには該複写種別デー
    タに従った移動または複写処理を行なうことを特徴とす
    るワークスペース制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ワークスペース管
    理データは、各処理データに関して該処理データを処理
    する処理プログラムを特定する識別データを含み、該ワ
    ークスペースを移動または複写する他の情報処理装置に
    該識別データによって特定される処理プログラムが存在
    しない場合は、該処理プログラムを該他の情報処理装置
    に複写することを特徴とするワークスペース制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記移動または複写の
    指示は、移動または複写媒体を示すアイコンと移動また
    は複写するワークスペースを示すアイコンを表示し、該
    2つのアイコンを重ねることによって行なうことを特徴
    とするワークスペース制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記ワークスペース管
    理データは、各処理データに関して該処理データを他の
    情報処理装置に移動または複写するときに確認を求める
    表示を行うか否かを示す確認種別データを格納し、処理
    データを移動または複写するときに該確認処理データが
    確認を行うことを示している場合は該処理データの移動
    または複写を行なって良いか否かを確認するメッセージ
    を表示することを特徴とするワークスペース制御方法。
  6. 【請求項6】中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力
    装置とを備え、特定の処理データを特定の処理プログラ
    ムで処理するワークスペースを形成する複数の情報処理
    装置間で前記特定の処理データを移動または複写するワ
    ークスペース制御方法において、記憶装置または通信回
    線を介して接続された該移動または複写先の情報処理装
    置に格納されているワークスペースを該移動または複写
    元の情報処理装置の出力装置に表示することを特徴とす
    るワークスペース制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記ワークスペースの
    表示は、ワークスペース一覧ウインドウに各ワークスペ
    ースを示すアイコンを表示することによって行なうこと
    を特徴とするワークスペース制御方法。
  8. 【請求項8】中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力
    装置とを備えた情報処理装置による特定の処理データを
    特定の処理プログラムで処理するワークスペースの制御
    方法において、 記憶装置と表示装置を備えた記憶媒体またはPCカード
    の前記記憶装置にワークスペースに係る処理データを格
    納し、該記憶媒体またはPCカードに格納したワークス
    ペースの名称を前記表示装置に表示することを特徴とす
    るワークスペース制御方法。
  9. 【請求項9】中央処理装置と記憶装置と入力装置と出力
    装置とを備えた第1の情報処理装置と中央処理装置と記
    憶装置と入力装置と出力装置とを備えた第2の情報処理
    装置におけるワークスペース制御装置において、 第1の情報処理装置の記憶装置に記憶されたワークスペ
    ースに対応する処理データについて、該処理データを当
    該情報処理装置の外部へ、または、外部から移動または
    複写するときの該処理データの複写方向データを記述し
    た第1のワークスペース管理データ生成手段と、 第2の情報処理装置の記憶装置に記憶されたワークスペ
    ースに対応する処理データについて、該処理データを当
    該情報処理装置の外部へ、または、外部から移動または
    複写するときの該処理データの複写方向データを記述し
    た第2のワークスペース管理データ生成手段と、 当該第1の情報処理装置と第2の情報処理装置との間で
    ワークスペースに関連する処理データの移動または複写
    をユーザが指示するワークスペース複写指示手段と、 該ワークスペース複写指示手段による指示に応じて、該
    ワークスペース管理データの複写方向データに基づき、
    指示された当該ワークスペースに関連する全ての処理デ
    ータの移動または複写を行うワークスペース複写制御手
    段とを設けたことを特徴とするワークスペース制御装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記ワークスペース
    複写制御手段は、第1のワークスペース管理データと第
    2のワークスペース管理データとの間に不一致なデータ
    が存在する場合は、該不一致を示すメッセージを第1の
    情報処理装置の出力装置または第2の情報処理装置の出
    力装置に表示することを特徴とするワークスペース制御
    装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、前記ワークスペース
    複写制御手段は、第1のワークスペース管理データと第
    2のワークスペース管理データとの間に不一致なデータ
    が存在する場合に、ユーザの指示により、該第1のワー
    クスペース管理データと該第2のワークスペース管理デ
    ータを一致させる手段を設けたことを特徴とするワーク
    スペース制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003308A (ja) * 1998-01-16 2010-01-07 Visto Corp ネットワーク・データのアクセス、操作、および同期化にワークスペース・データ・マネージャを使用するシステムおよび方法
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