JP3665366B2 - アプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法 - Google Patents

アプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法に関し、特に、複数のアプリケーションプログラムの初期設定を行うことができるアプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼ぶ)は、ハードウエアの高機能化およびさまざまなソフトウエアの開発によって、通信機能、ワードプロセッサ機能、ファクシミリ機能をはじめさまざまな機能を果たすことができるようになってきた。
【0003】
すなわち、ユーザは、所望の機能に応じたアプリケーションプログラム(アプリケーションソフト)を購入して手持ちのパソコンで起動することにより、このパソコンに自分の要求に応じた機能を実行させることができる。
例えば、ファクシミリ機能の実現のために必要な集積回路が搭載された、いわゆるFAXモデムボードを搭載するパソコンにおいて、実際にファクシミリ機能を実現するためには、パソコン通信を実現するためのいわゆる通信プログラム(以下、通信ソフトと呼ぶ)、ディスプレイ上の文書等の送信を支援するためのいわゆるFAXプログラム(以下、FAXソフトと呼ぶ)、電話番号や住所などの情報を管理するためのいわゆる住所録プログラム(以下、住所録ソフトと呼ぶ)、送信すべき文書等をユーザがパソコンのキーボードから日本語のキー入力で作成するのを支援するいわゆる日本語入力プログラム(以下、日本語入力ソフトと呼ぶ)、プリンタの使用を支援するいわゆるプリンタ設定プログラム(以下、プリンタ設定ソフトと呼ぶ)などを必要とする。
【0004】
ユーザは、これらのアプリケーションプログラムを購入してパソコンにインストールすることにより、そのパソコンをファクシミリとして用いることができる。
しかし、実際には、ユーザは、これらのアプリケーションプログラムをパソコンにインストールしても即座にファクシミリ機能を得ることはできない。つまり、これらのアプリケーションプログラムは、いずれも、その使用に際して、ユーザがデータ設定しなければならない種々の情報を必要とする。
【0005】
具体的には、通信回線として用いられる電話回線がダイヤル回線かプッシュホン回線かという電話回線の種類、パソコンのI/Oポートのうち通信用として用いるポートの指定、キーボードからの日本語の入力方式、パソコンとプリンタとの接続に関する情報など、多数の項目に対して、ユーザは、各ソフトウエアの使用開始に先立って、データ設定を行う必要がある。
【0006】
本明細書中において、このデータ設定を初期設定またはセットアップと呼び、このときユーザが入力するデータを初期設定データと呼ぶ。
図5は、このような初期設定のためにパソコンのディスプレイ上に表示される内容の一例を示す図である。図5には、FAXソフト、通信ソフトおよび住所録ソフトの場合が例示される。
【0007】
図5を参照して、ユーザは、例えばこのようなディスプレイ表示を見ながら、パソコンに接続されたマウス等を用いて順にメニューを選び初期設定を行う。
例えば、FAXソフトの初期設定において電話回線の種類の指定のために、ユーザは、“ダイヤルモード”をメニューとして選び、所望の回線の種類に対応する信号の種類名(トーン,パルス等)が表示された部分をマウスでマークする(図5(a)参照)。
【0008】
同様に、通信ソフトの初期設定において電話回線の種類の指定のために、ユーザは、“コマンドの指定”をメニューとして選び、“ダイヤル(D)”の項目を所望の電話回線の種類に応じてマウスでマークする(図5(b)参照)。
同様に、住所録ソフトの初期設定において電話回線の種類の指定のために、ユーザは、“モデムコマンド”をメニューとして選び、“ダイヤル(D)”の項目を所望の電話回線の種類に応じてマウスでマークし、さらに、“回線の種類”をメニューとして選び、所望の電話回線の種類名が表示された部分をマウスでマークする(図5(c)参照)。
【0009】
このような初期設定によって、各アプリケーションプログラムは、その環境を管理するのに必要なデータを得ることができる。これによって、各アプリケーションプログラムは、他のアプリケーションプログラムと独立にその環境を管理することが可能となる。
このように、ユーザは、パソコンを機能的に使用するため、アプリケーションプログラムやユーティリティソフトをいくつか別途に用意し、これらをパソコンにインストールしなければならない。
【0010】
さて、最近では、ハードウエアの高機能化および低価格化にともない、ユーザのソフトウエア購入時の経済的負担やソフトウエアのインストールに伴う操作上の負荷を軽減する目的で、パソコンのメーカの多くは、予めアプリケーションプログラムが例えばハードディスクに内蔵されたタイプのパソコンを商品化している。このようなパソコンの発売により、従来のようなユーザの経済的負担および操作上の負荷は軽減される。
【0011】
先に述べたように、内蔵されるべきアプリケーションプログラムはいずれも他のアプリケーションプログラムとは独立にその環境を管理する。このため、予めアプリケーションプログラムが内蔵されたタイプのパソコンは、初期設定されたデータが格納されるファイル(以下、このファイルを設定ファイルと呼ぶ)を各アプリケーションプログラムが独自に所有するように構成される。。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のことからわかるように、現在、ユーザが様々な意味での負担を強いられることなくパソコンをより機能的に使用できるようにする目的で、互いに独立に環境を管理する複数のアプリケーションプログラムが予めパソコンに内蔵される状況は増えつつある。このため、以下のような問題が生じる。
【0013】
図6は、アプリケーションプログラムが予め内蔵されたパソコンの特徴を概念的に示す図である。図6には、FAXモデムボードが搭載されたパソコン600に、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフト等の、ファクシミリ機能の実現に必要な複数のアプリケーションプログラムが内蔵された場合が例示される。
【0014】
例えば、予めファクシミリ機能を搭載したパソコンを得るためには、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトにそれぞれ対応して設定ファイル610,620,630,640,650がパソコン600内の例えばハードディスクに内蔵される。
したがって、このパソコン600をファクシミリとして使用するためには、まず、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフト、およびプリンタ設定ソフトの各々に対して初期設定を行って、すべての設定ファイル610,620,630,640,650に初期設定データを格納する必要がある。
【0015】
すなわち、ユーザは、FAXソフトの初期設定プログラムにしたがって、パソコン600のディスプレイ上の表示を見ながらこの初期設定プログラムに応じた手段(マウスやキーボード等)で必要な情報を自ら入力することにより設定ファイル610に初期設定データを格納し、日本語入力ソフトの初期設定プログラムにしたがって、パソコン600のディスプレイ上の表示を見ながらこの初期設定プログラムに応じた手段で必要な情報を自ら入力することによって設定ファイル620に初期設定データを格納する。また、通信ソフトの初期設定プログラムにしたがって、パソコン600のディスプレイ上の表示を見ながらこの初期設定プログラムに応じた手段で必要な情報を自ら入力することにより設定ファイル630に初期設定データを格納し、住所録ソフトの初期設定プログラムにしたがって、パソコン600のディスプレイ上の表示を見ながらこの初期設定プログラムに応じた手段で必要な情報を自ら入力することによって設定ファイル640に初期設定データを格納する。さらに、プリンタ設定ソフトの初期設定プログラムにしたがって、パソコン600のディスプレイ上の表示を見ながら必要な情報を自ら入力することによって設定ファイル650に初期設定データを格納する。
【0016】
このように、実際にユーザがパソコン600をファクシミリとして使い始めるには、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトをユーザが自らインストールする場合と全く同様に、初期設定のための操作が必要となる。
図5からもわかるように、各アプリケーションプログラムにおいて初期設定されなければならない項目は非常に多彩であるとともに多数である上、入力時の操作も様々である。
【0017】
さらに、初期設定時にユーザが入力しなければならない情報のいくつかは、インストールされたアプリケーションプログラム間で共通であるにもかかわらず、初期設定のためにユーザに指示されるメニューの選び方や用語等がこれら複数のアプリケーションプログラム間で異なるので、ユーザは、同一の情報をこれら複数のアプリケーションプログラム毎に異なる操作で入力しなければならない場合もある。例えば、先に述べた電話回線の種類を設定する場合(図5参照)、FAXソフト、通信ソフトおよび住所録ソフトのいずれにおいてもユーザは異なった操作を要求される。
【0018】
また、初めてパソコンを使用するユーザ等は、このような初期設定が必要であることがわからず、パソコンの機能を十分に利用できない場合も多い。さらに、このようなユーザにとっては、ハードウエアやソフトウエアの使用開始にあたってどのような初期設定を行わなければならないかを把握できない場合も考えられるので、このような初期設定がハードウエアやソフトウエアの使用時に発生する不都合の原因となる。
【0019】
以上のように、複数のアプリケーションプログラムが内蔵されたパソコンは、本来の目的であるユーザの負担の軽減を十分に果たすことができるとは言えず、実際には、使用開始にあたって非常に煩雑な操作をユーザに強いることになる。それゆえに、本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、ユーザによる煩雑な操作なしに複数のアプリケーションプログラムの初期設定を行うことができるアプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本発明に係るアプリケーションプログラム設定装置は、計算機により所定の機能を実現するために使用される一群のアプリケーションプログラムの初期設定を行うためのアプリケーションプログラム設定装置であって、一群のアプリケーションプログラムの初期設定のために必要となるデータ項目には、一群のアプリケーションプログラムに共通のデータ項目と各々のアプリケーションプログラムに特有のデータ項目とが含まれ、アプリケーションプログラム設定装置は、一群のアプリケーションプログラムの各々の初期設定のために必要となるデータ項目に応じて、共通のデータ項目および特有のデータ項目それぞれを重複することなく1度だけ表示することによって、一群のアプリケーションプログラムの初期設定のためのデータの入力を指示する指示手段と、指示手段の指示にしたがって入力されたデータを格納する格納手段と、格納手段に格納されたデータのうち該当するデータを一群のアプリケーションプログラムの各々に与える制御手段とを備える。
【0021】
一群のアプリケーションプログラム、指示手段、格納手段および制御手段が、計算機に内蔵されてもよい。
一群のアプリケーションプログラムが、計算機の通信機能に関与するものであってもよい。
本発明に係るアプリケーションプログラム設定方法は、一群のアプリケーションプログラムの初期設定を行うためのアプリケーションプログラム設定方法であって、一群のアプリケーションプログラムの初期設定のために必要となるデータ項目には、一群のアプリケーションプログラムに共通のデータ項目と各々のアプリケーションプログラムに特有のデータ項目とが含まれ、一群のアプリケーションプログラムの各々の初期設定のために必要となるデータ項目に応じて、共通のデータ項目および特有のデータ項目それぞれを重複することなく1度だけ表示することによって、一群のアプリケーションプログラムの初期設定のためのデータの入力をユーザに指示するステップと、演算処理装置が指示にしたがって入力されたデータを所定の格納手段に格納するステップと、演算処理装置が格納されたデータのうち該当するデータを一群のアプリケーションプログラムの各々に与えるステップとを含む。
【0022】
【作用】
上記のように、本発明に係るアプリケーションプログラム設定装置およびアプリケーションプログラム設定方法においては、複数のアプリケーションプログラムに共通の初期設定のためのデータの項目および複数のアプリケーションプログラムの各々に特有の初期設定のためのデータの項目の入力がユーザに指示され、ユーザにより入力されたデータが、複数のアプリケーションプログラムに共通に設けられた格納手段に一括して格納されるとともに、格納されたデータのうち各アプリケーションプログラムの初期設定に必要なデータがそれぞれ各アプリケーションプログラムに与えられる。
【0023】
したがって、ユーザが指示にしたがって複数のアプリケーションプログラムの初期設定に必要なデータを1度入力すれば、複数のアプリケーションソフトに共通の設定項目だけでなく、複数のアプリケーションソフトの各々に特有の設定項目についてもセットアップ用プログラムにおいて一括して設定することが可能となり、すべてのアプリケーションプログラムの使用が可能となる。
【0024】
【実施例】
図1は、本発明の一実施例のアプリケーションプログラム設定装置を含む計算機システムの構成を概念的に示す図である。以下、図1を参照しながら本実施例のアプリケーションプログラム設定装置の構成について説明する。
図1の計算機システムにおいて、計算機1は、アプリケーションプログラムが予め内蔵された従来のパソコン等の計算機に含まれるCPU(中央処理装置)100、記憶部110および入出力部120に加えて、アプリケーションプログラムのセットアップのための自動初期設定部130を含む。
【0025】
CPU100は、演算部101および制御部102を含む。記憶部110は、CPU100と直接データの授受を行う主記憶部112と、n個(nは2以上の任意の整数)のアプリケーションプログラムが格納されたアプリケーション記憶部111とを含む。
計算機1は、入出力部120を介して、プリンタ2、CRT(CathodeRay Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置3、キーボードやマウス等の入力装置4などの適当な入出力装置に接続される。
【0026】
通常、ユーザは表示装置3を確認しながら入力装置4を用いてデータやプログラムを計算機1に入力する。
入出力部120は、このようにして計算機1に入力されたデータやプログラムを主記憶部112に与えるとともに、主記憶部112から読み出されたデータを適当な入出力装置2〜4に出力する。
【0027】
主記憶部112は、与えられたデータやプログラムを、入出力部120および自動初期設定部130へのデータの取り出しやCPU100における演算処理に備えて記憶し、必要に応じてこれらのデータやプログラムの読み出しを行う。
制御部102は、主記憶部112から読み出されたプログラムにしたがって、計算機1内の他の機能部や、入出力装置2〜4を制御する。具体的には、制御部102は、演算部101における演算処理の他に、主記憶部112におけるデータの読み出しおよび書き込み、入出力部120と主記憶部112との間のデータの授受および、入出力部120と入出力装置2〜4との間のデータの授受、アプリケーション記憶部111から主記憶部112へのデータやプログラムの転送、自動初期設定部130と主記憶部112との間のデータやプログラムの転送等を制御する。
【0028】
演算部101は、主記憶部112から読み出されたデータに対して制御部102からの指示にしたがって演算処理を施す。このような演算処理によって得られたデータは主記憶部112に与えられる。
アプリケーション記憶部111は、計算機1に適応可能なn個のアプリケーションプログラムがそれぞれ格納されたn個の格納部111−1〜111−nを含む。説明上、これらn個のアプリケーションプログラムを第1アプリケーションプログラム,第2アプリケーションプログラム,…,第nアプリケーションプログラムと呼び、これらn個の格納部を第1格納部,第2格納部,…,第n格納部と呼ぶ。
【0029】
これらn個の格納部111−1〜111−nの各々は、そこに格納されたアプリケーションプログラムの使用開始のための初期設定データを格納するための初期設定データ格納部1110を有する。
第1アプリケーションプログラム,第2アプリケーションプログラム,…,第nアプリケーションプログラムは、それぞれ第1格納部111−1,第2格納部,111−2,…,第n格納部111−nから必要に応じて読み出される。読み出されたアプリケーションプログラムは、CPU100による処理に備えて主記憶部112に記憶される。これによって、アプリケーションプログラムの実行が可能となる。
【0030】
通常、アプリケーション記憶部111は、第1格納部111−1〜第n格納部111−nにそれぞれ対応して設けられた記憶領域を有するハードディスクによって構成される。
自動初期設定部130は、セットアップ用格納部131およびセットアップ制御部132を含む。
【0031】
セットアップ用格納部131は、書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段によって構成され、第1〜第nアプリケーションプログラムの使用開始に必要な初期設定データを一括して格納するために設けられる。
セットアップ制御部132は、セットアップ用格納部131に対するデータの書き込みおよび読み出しと、アプリケーション記憶部111内の初期設定データ格納部1110へのデータの書き込みとを制御する機能を有する。さらに、セットアップ制御部132は、第1〜第nアプリケーションプログラムのための初期設定データを計算機1に入力するようユーザに指示する機能を有する。
【0032】
図2は、セットアップ制御部132の動作の流れを示す動作フロー図である。以下、図2を参照しながら、セットアップ制御部132の機能について具体的に説明する。
セットアップ制御部132は、例えば、第1〜第nアプリケーションプログラムの使用開始に必要な初期設定データの入力をユーザに指示する内容の文章等が表示装置3の画面上に表示されるように動作する(動作ステップD1)。この表示内容は、第1〜第nアプリケーションプログラムの使用に際して初期設定されるべき情報に応じて決められる。すなわち、この計算機1に格納される第1〜第nアプリケーションプログラムの内容は予め決められているので、これらのアプリケーションプログラムの使用のために初期設定されるべき情報も既知である。そのため、ユーザがこれらの情報のすべてに対して初期設定データを与えることができるように、初期設定データの入力が指示される。
【0033】
ユーザは、表示装置3の画面を見ながらその指示にしたがって、キーボードやマウス等の入力装置4を用いてすべての情報に対して初期設定データを入力する。入力された初期設定データは、入出力部120を介して主記憶部112に記憶される。
次に、セットアップ制御部132は、このようにして主記憶部112に記憶された初期設定データをすべてセットアップ用格納部131に格納する(動作ステップD2)。
【0034】
次に、セットアップ制御部132は、セットアップ用格納部131から第1アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要なデータを読み出し、必要に応じて第1アプリケーションプログラムの初期設定データに適した形式に変換した後、第1格納部111−1内の初期設定データ格納部1110に格納する(動作ステップD3)。
【0035】
続いて、セットアップ制御部132は、セットアップ用格納部131から第2アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要なデータを読み出し、必要に応じて第2アプリケーションプログラムの初期設定データに適した形式に変換した後、第2格納部111−2内の初期設定データ格納部1110に格納する(動作ステップD4)。
【0036】
以下、同様に、セットアップ制御部132は、第3アプリケーションプログラム〜第nアプリケーションプログラムの各々の初期設定データとして必要なデータをセットアップ用格納部131から読み出し、必要に応じてそのアプリケーションプログラムに適した形式に変換した後、このアプリケーションプログラムに対応して設けられた格納部111−3〜111−n内の初期設定データ格納部1110に格納する(動作ステップD5〜D(n+2))。
【0037】
例えば、アプリケーション記憶部111に4つのアプリケーションプログラムが格納されており、第1アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要な情報が3種類(説明上A,B,Cで表す)であり、第2アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要な情報がBおよびCの2種類であり、第3アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要な情報がA,B,C以外の情報(説明上Dで表す)と、情報Cとの2種類であり、第4アプリケーションプログラムの初期設定データとして必要な情報がAのみである場合を想定する。
【0038】
このような場合、動作ステップD1において、セットアップ制御部132は、A,B,CおよびDの4種類の情報に対してユーザが初期設定を行うことができるような内容の文章等が表示装置3の画面上に表示されるように動作する。
これによって、ユーザはすべてのアプリケーションプログラムのための初期設定を重複することなく行うことができる。以後、説明の都合上、情報A,B,CおよびDに対して初期設定データとして入力されたデータをそれぞれa,b,cおよびdで表す。
【0039】
動作ステップD2では、このようにしてユーザが入力した4つのデータa,b,c,dがすべてセットアップ用格納部131に格納される。
動作ステップD3では、セットアップ制御部132は、セットアップ用格納部131からa,b,cの3つのデータを読み出して第1格納部111−1内の初期設定データ格納部1110に格納する。
【0040】
ただし、データa,b,cのいずれかについて、第1アプリケーションプログラムにおける扱われ方がセットアップ用格納部131におけるそれと異なるならば、そのような扱われ方の異なるデータは、第1格納部111−1内の初期設定データ格納部1110への格納に備えて、第1アプリケーションプログラムにおける扱われ方に適合するように変換される。
【0041】
例えば、データaがセットアップ用格納部131において論理値“0”として格納されているのに対し、第1アプリケーションプログラムによれば論理値“1”,“00”,…,などのように異なる論理値で認識される場合、動作ステップD3において、データaはセットアップ用格納部131から読み出された後、第1アプリケーションプログラムにおいて正しく認識されるようにその論理値を変更されて、第1格納部111−1内の初期設定データ格納部1110格納される。
【0042】
また、例えばデータaがセットアップ用格納部131において単一のデータ(説明の都合上a0で表す)として格納されるのに対し、第1アプリケーションプログラムにおいて2つのデータ(説明上a1,a2で表す)で表される場合、動作ステップD3において、セットアップ用格納部131から読み出されたデータaはデータa1,a2として、第1格納部111−1の初期設定データ格納部1110に格納される。
【0043】
同様に、動作ステップD4では、セットアップ用格納部131からデータb,cが読み出され、必要があれば、第2アプリケーションプログラムにおける扱われ方に応じた変換が施され、第2格納部111−2内の初期設定データ格納部1110に格納される。
同様に、動作ステップD5において、セットアップ用格納部131からデータc,dが読み出され、必要があれば、第3アプリケーションプログラムにおける扱われ方に応じた変換が施され、第3格納部111−3内の初期設定データ格納部1110に格納される。
【0044】
同様に、動作ステップD6において、セットアップ用格納部131からデータaが読み出され、必要があれば、第4アプリケーションプログラムにおける扱われ方に応じた変換が施され、第4格納部111−4の初期設定データ格納部1110に格納される。
上記のような自動初期設定部130の動作の結果、第1〜第nアプリケーションプログラムのための初期設定データはそれぞれ第1格納部111−1〜第n格納部111−n内の初期設定データ格納部1110に正しく格納される。
【0045】
もちろん、本発明では、アプリケーション記憶部111に格納されたアプリケーションプログラムに必要な初期設定データをユーザに入力させるために従来アプリケーションプログラムごとに行なわれた表示(図6参照)は不要となる。
本実施例では、セットアップ制御部132の機能を実現するために、図2の動作フロー図で示された一連の処理と等価な処理を行うように作成されたセットアップ用プログラム(セットアップ用ソフトウエア)が用いられる。
【0046】
本実施例では、自動初期設定部130は、セットアップ用格納部131として設けられたデータ記憶領域と、セットアップ制御部132としての機能を実現するためのセットアップ用プログラムが記憶された領域とを有するハードディスクによって構成される。
図3は、本実施例のアプリケーションプログラム設定装置の特徴を概念的に示す図である。図3には、計算機1が、FAXモデムボードが搭載され、かつファクシミリ機能を実現するために、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトが予めインストールされているパソコンである場合が例示される。次に、図1ないし図3を参照しながら本実施例のアプリケーションプログラム設定装置についてさらに詳細に説明する。
【0047】
例えば、計算機1がFAXモデムボードを備えたパソコンである場合、アプリケーション記憶部111にはFAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトがそれぞれ第1格納部111−1、第2格納部111−2、第3格納部111−3、第4格納部111−4、および第5格納部111−5に格納される。
【0048】
つまり、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトのための初期設定データをそれぞれ格納するための設定ファイル310,320,330,340,350にそれぞれ対応して、第1格納部111−1の初期設定データ格納部1110、第2格納部111−2の初期設定データ格納部1110、第3格納部111−3の初期設定データ格納部1110、第4格納部111−4の初期設定データ格納部1110および第5格納部111−5の初期設定データ格納部1110が設けられる。
【0049】
一方、セットアップ用プログラムは、自動初期設定部130として計算機1に予めインストールされる。具体的には、セットアップ用プログラムがFAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトの初期設定データとして必要なすべての情報を格納するための設定ファイル300を独自に所有するように、セットアップ用格納部131が各アプリケーションプログラムのための初期設定データ格納部1110とは独立に設けられる。セットアップ制御部132は、セットアップ用プログラムに相当する。
【0050】
本実施例では、セットアップ用プログラムは、アプリケーション記憶部111に格納されたn個のアプリケーションプログラムの使用のために初期設定される必要のあるすべての情報が1項目ずつ順次表示装置3の画面上に表示されて、ユーザに初期設定データの入力を指示するように設定される。
図4は、本実施例においてユーザが初期設定データを入力するために行なわれる表示装置3の表示内容の一例を示す図である。図4には、ファクシミリ機能を実現するための上記のようなアプリケーションプログラムがアプリケーション記憶部112に格納されている場合が例示される。
【0051】
FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトは、初期設定データとして、通信回線として使用される電話回線の種類、モデム(変調器)のどのポートが使用されるか等の情報を共通に必要とする。この場合、セットアップ用プログラムは、動作ステップD1における“指示”のために、これら共通の情報項目と、FAXソフト、日本語入力ソフト、通信ソフト、住所録ソフトおよびプリンタ設定ソフトにそれぞれ特有の初期設定されるべき項目とが、1項目ずつ順次表示装置3の画面上に表示されて、ユーザに初期設定データの入力を指示するように設定される。
【0052】
すなわち、図4に示されるように、表示装置3の画面上には、従来(図5参照)のように初期設定の必要な複数の項目が一度に表示されるのではなく、1つの項目だけが表示される。ユーザが画面の指示にしたがってこの1つの項目に対して入力装置4を用いて初期設定データを入力すれば、表示装置3の画面上には、次の項目が新たに表示されてユーザに初期設定データの入力を指示する。このような表示は、ユーザがすべての項目に対して初期設定データを入力するまで繰り返される。
【0053】
したがって、本実施例によれば、計算機1にインストールされた複数のアプリケーションプログラムの初期設定のために共通に必要な情報をユーザが重複して入力する必要がなくなるだけでなく、従来のように(図6参照)、ユーザが初期設定データを入力する際に複数の項目が一度に表示されないため、ユーザはこれらのアプリケーションプログラムに必要なすべての初期設定データをもれなく入力することができる。
【0054】
このような表示にしたがってユーザが入力した初期設定データは、動作ステップD3〜D(2+n)の動作に相当するセットアップ用プログラムの実行により、セットアップ用プログラムが独自に所有する設定ファイル300から、各アプリケーションプログラムが所有する設定ファイル310,320,330,340,350に必要な項目のみ格納される。
【0055】
したがって、セットアップ用プログラムがすべて実行され終わると、計算機1にインストールされたすべてのアプリケーションプログラムがいずれも対応する設定ファイルを用いて実行可能となる。
したがって、ユーザは、計算機1の使用開始時にセットアップ用プログラムを起動すれば、すべてのアプリケーションプログラムの初期設定データが対応する設定ファイルに自動的に記入されているので、これらのアプリケーションプログラムを何の不都合もなく直ぐに使用することができる。
【0056】
本実施例では、自動初期設定部130としてソフトウエアが用いられるので、実際には図1において自動初期設定部130から主記憶部112にセットアップ用プログラムが読み出され、CPU100がこのプログラムにしたがって動作することによって、図2に示される一連の処理が実現される。
したがって、動作ステップD3〜D(2+n)における“格納”および“変換”に備えてセットアップ用格納部131から読み出された初期設定データは主記憶部112に一旦記憶されるので、セットアップ用格納部131からアプリケーション記憶部111内の第1格納部111−1〜第n格納部111−nへの初期設定データの書込みは実際には主記憶部112を介して行なわれる。
【0057】
上記実施例では、ユーザに初期設定データを入力させるために、初期設定の必要な情報項目が1つずつ順次表示装置3の画面上に表示されるが、ユーザに初期設定データの入力を指示するための画面表示の方法はこのような方法に限定されず、ユーザがインストールされたアプリケーションプログラムのための初期設定データを効率よく正確に入力できる方法であればどのような方法でもよい。
【0058】
また、セットアップ用プログラムが独自に所有する設定ファイル300は、必ずしも上記実施例のようにハードディスク上のセットアップ用プログラムが格納された領域と異なる領域に用意されなくとも、セットアップ用プログラムが格納された領域内や、このようなハードディスク以外のデータを保存できる記憶手段内に用意されてもよい。
【0059】
同様に、図1において、各アプリケーションプログラムのための初期設定データが格納されるべき初期設定データ格納部1110は、対応するアプリケーションプログラムが格納された格納部111−1〜111−n内に設けられるように示される。しかしながら、各初期設定データ格納部1110は、そのデータが保存されれば、対応するアプリケーションプログラムが格納された領域と異なる領域や、対応するアプリケーションプログラムが格納されたハードディスク以外の記憶手段内に設けられてもよい。
【0060】
したがって、計算機1内における初期設定データの実際の移動経路は上記実施例の場合のそれに限定されない。
上記実施例では、自動初期設定部130がユーザに入力を指示する情報は、アプリケーションプログラムの初期設定データのみであるが、この計算機システムを使用するために初期設定する必要のある他の情報項目を含んでもよい。
【0061】
例えば、入力装置4から計算機1に日本語を入力する際の入力方式、すなわち、“かな入力”であるか“ローマ字入力”であるかや、プリンタ2を使用する場合にプリンタ2に関する情報等の項目も、初期設定データの入力のために表示装置3の画面上に表示されるようにセットアップ用プログラムが構成されてもよい。
【0062】
このような場合には、これら他の情報項目に関してユーザが入力したデータも、セットアップ用プログラムが独自に所有する設定ファイル300(セットアップ用格納部131)に格納されればよい。プリンタ2に関する情報等の初期設定は、プリンタ2を駆動するためのいわゆる“プリンタドライバ”等のソフトウエアの呼出しのために行われる。そこで、このような従来別途用意されたユーティリティソフトウエアを用いて初期設定が行なわれていたような情報項目の初期設定がユーザに指示される場合には、この設定データに応じた所定のソフトウエアが呼び出されればよい。
【0063】
以上の説明は、自動初期設定部130が計算機システムを使用するために必ず初期設定されなければならない情報のみを扱う場合についてであったが、本発明の基本的な概念を他の様々な情報に応用すれば、計算機の機能をより向上することも可能である。
さらに、「計算機システムの使用開始にあたってユーザが入力した情報を一括して専用のファイルに保存しておき、各データをそれを必要とする他のファイルに書き込む」という自動初期設定部130の基本的な機能を、例えば人の名前、住所、年齢、誕生日等のような計算機システムの使用開始のためには必ずしも必要でないような情報に適用しても、計算機システムがこのような情報に関連する機能を備えていれば、ユーザはその機能をより容易に活用できるようになる。
【0064】
例えば、各アプリケーションプログラムごとに設けられたデータファイルはそのアプリケーションプログラムの所有者の名前が格納されるべき領域“所有者欄”を有する。そこで、自動初期設定部130が、ユーザに“名前”を含む情報を入力するように指示し、入力された“名前”をセットアップ用格納部131に格納した後各アプリケーションプログラムの“所有者欄”に書き込むように構成されれば、ユーザは、初めに名前を一度入力するだけで、各アプリケーションプログラムの“所有者欄”への書込みを終えることができる。
【0065】
また、所有者の日程を管理するためのいわゆるスケジュール機能を有する計算機において、自動初期設定部130が、“誕生日”を入力するようにユーザに指示し、入力された“誕生日”の情報をセットアップ用格納部131に格納した後スケジュール機能のためのデータファイルに書き込むように構成されれば、ユーザは、計算機の使用開始に先立って“誕生日”を入力しただけで、誕生日当日になればディスプレイに所定のメッセージが表示される等の誕生日に関連する所定の情報の提供を自動的に受けることができる。
【0066】
以上のように、上記実施例によれば、計算機システムの使用開始に先立ってユーザが入力した情報を用いて、この計算機に内蔵された複数のアプリケーションプログラムの初期設定や、この計算機が本来有する機能に関連する情報の設定等が自動的に行なわれる。
したがって、ユーザは、従来のように各アプリケーションプログラムごとに初期設定を行なう必要がなくなる。また、情報項目の選び方によっては、ユーザは容易に計算機システムの機能を多様に利用できる。
【0067】
さらに、入力されるべき情報は1項目ずつ順次ユーザに指示されるので、ユーザの入力ミスによって生じる不都合、例えば、ユーザが必要な初期設定の一部を行なわなかったために計算機システムの機能の一部が利用できない等の問題の発生が抑制される。
なお、図1において自動初期設定部130は計算機1内に設けられるように示されたが、計算機1とは別に設けられてもよい。例えば、セットアップ用プログラムが自動初期設定部130として、計算機1にユーザがインストールできるように別個に設けられてもよい。
【0068】
また、上記実施例では自動初期設定部130の機能をソフトウエアを用いて実現したが、図2で示された一連の動作を行なうことができるハードウエアが自動初期設定部130として用いられてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば計算機システムの使用開始に先立ってユーザが指示にしたがって一度データを入力するだけで複数のアプリケーションプログラムが自動的に初期設定されるので、ユーザは、従来のように各アプリケーションプログラムごとに初期設定を行なう必要がなくなる。
【0070】
したがって、本発明が特にパーソナルコンピュータのような一般家庭への普及が重要視される計算機に適用されれば、パーソナルコンピュータを使いはじめるために従来必要であった面倒な操作や煩雑な操作が不要となり、特別な専門知識を持たないユーザも容易にパーソナルコンピュータの機能を十分に活用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のアプリケーションプログラム設定装置を含む計算機システムの構成を概念的に示す図である。
【図2】セットアップ制御部の動作を示す動作フロー図である。
【図3】実施例のアプリケーションプログラム設定装置の特徴を示す図である。
【図4】実施例において初期設定データの入力をユーザに指示するために行われる画面表示の一例を示す図である。
【図5】従来において初期設定データの入力をユーザに指示するために行われる画面表示の一例を示す図である。
【図6】複数のアプリケーションプログラムが内蔵された従来のパソコンの特徴を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 計算機
2 プリンタ
3 表示装置
4 入力装置
100 CPU
110 記憶部
111 アプリケーション記憶部
111−1〜111−n 第1格納部〜第n格納部
1110 初期設定データ格納部
130 自動初期設定部
131 セットアップ用格納部
132 セットアップ制御部

Claims (4)

  1. 計算機により所定の機能を実現するために使用される一群のアプリケーションプログラムの初期設定を行うためのアプリケーションプログラム設定装置であって、
    前記一群のアプリケーションプログラムの初期設定のために必要となるデータ項目には、前記一群のアプリケーションプログラムに共通のデータ項目と各々のアプリケーションプログラムに特有のデータ項目とが含まれ、
    前記アプリケーションプログラム設定装置は、
    前記一群のアプリケーションプログラムの各々の初期設定のために必要となるデータ項目に応じて、前記共通のデータ項目および前記特有のデータ項目それぞれを重複することなく1度だけ表示することによって、前記一群のアプリケーションプログラムの初期設定のためのデータの入力を指示する指示手段と、
    前記指示手段の指示にしたがって入力された前記データを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されたデータのうち該当するデータを前記一群のアプリケーションプログラムの各々に与える制御手段とを備えた、アプリケーションプログラム設定装置。
  2. 前記一群のアプリケーションプログラム、前記指示手段、前記格納手段および前記制御手段は、
    前記計算機に内蔵される、請求項1記載のアプリケーションプログラム設定装置。
  3. 前記一群のアプリケーションプログラムは、
    前記計算機の通信機能に関与する、請求項2記載のアプリケーションプログラム設定装置。
  4. 所定の機能を実現するために使用される一群のアプリケーションプログラムの初期設定を行うためのアプリケーションプログラム設定方法であって、
    前記一群のアプリケーションプログラムの初期設定のために必要となるデータ項目には、前記一群のアプリケーションプログラムに共通のデータ項目と各々のアプリケーションプログラムに特有のデータ項目とが含まれ、
    前記一群のアプリケーションプログラムの各々の初期設定のために必要となるデータ項目に応じて、前記共通のデータ項目および前記特有のデータ項目それぞれを重複することなく1度だけ表示することによって、前記一群のアプリケーションプログラムの初期設定のためのデータの入力をユーザに指示するステップと、
    演算処理装置が前記指示にしたがって入力されたデータを所定の格納手段に格納するステップと、
    演算処理装置が前記格納されたデータのうち該当するデータを前記一群のアプリケーションプログラムの各々に与えるステップとを含む、アプリケーションプログラム設定方法。
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