JPH0876901A - 電流切換え型バス・ドライバ - Google Patents

電流切換え型バス・ドライバ

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JPH0876901A
JPH0876901A JP7209323A JP20932395A JPH0876901A JP H0876901 A JPH0876901 A JP H0876901A JP 7209323 A JP7209323 A JP 7209323A JP 20932395 A JP20932395 A JP 20932395A JP H0876901 A JPH0876901 A JP H0876901A
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JP
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electrode
current
source
signal
mosfet
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Application number
JP7209323A
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English (en)
Inventor
David A Morano
エー.モラノ デイヴィッド
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AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/04Modifications for accelerating switching
    • H03K17/041Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/04106Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit in field-effect transistor switches

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  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 差動型バックプレーン・バスをを駆動する回
路、特に、バス上の電圧差がディジタル2進値を表すよ
うにそれらのバスを駆動する回路を提供する。 【解決手段】 本電流切換え型バス・ドライバは入力デ
ィジタル信号を通常一方の2値形態を表す電圧差でバイ
アスされるバスに結合する。本電流切換え型バス・ドラ
イバはカレント・ソース508をそのバスの一方のリー
ド線102に接続し、カレント・シンク509をそのバ
スの他方のリード線101に接続することにより、他方
の2値形態の入力ディジタル信号に応答し、それによっ
てそのバスを他方の2値形態を表す電圧差に駆動する。
最初に述べた2値形態の入力ディジタル信号に応答して
本バス・ドライバは上記ソース508及びシンク509
をバス102,101から遮断し、そのソース508を
シンク509に直結する。選択的な切り換えが、上記入
力ディジタル信号により、CMOSインバータ、nチャ
ンネルMOSFET及びNPNトランジスタを使用する
特有なバッファ駆動回路を介して駆動されるpチャンネ
ルMOSFETによって実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は差動型バックプレ
ーン・バスをを駆動するために使用される回路に関し、
特に、バス上の電圧差がディジタル2進値を表すように
それらのバスを駆動する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ECL(emitter coupled logic)のた
めの代表的な従来の差動型バスは、マスタが差動型バス
を使用していないときそのバスから遮断される必要があ
る差動型リード線から成る。ECLはこの遮断をドライ
バの高インピーダンス遮断状態である第3の出力状態を
使用することによって成就する。ECLタイプの信号レ
ベルを使用するとき、2つの信号路が通常トップ・レー
ル電圧より2ボルト低い固有のECL端子電圧に等しい
レベルにバイアスされる。この端子バイアス構成によ
り、上記高インピーダンス遮断状態に入るとき或いはそ
の状態から抜け出るときに、非平衡信号波が伝播するこ
ととなる。上記高インピーダンス遮断状態から抜け出た
後に駆動される第1ビットが非平衡波として伝播するの
で、この第1ビットの電気的特性は差動的に駆動される
信号より極めて低劣である。このことが、上記バスの速
度を抑制する制約の原因となっている。
【0003】ECLに付随する別の問題点は、ECLが
バス上に裁定機能及び制御機能のために使用することが
できるブール関数を具備しないことである。ECL中で
もし一方のバス・マスタが論理“0”を表明し、他方の
バス・マスタが論理“1”を表明すると、バス上の信号
は不定となり、且つ、その出力は全くのノイズになる。
TTLのような非平衡終端型バスはブール関数を供する
が、しかし上記で指摘したようにそのようなバスは高電
力消費の欠陥があるか、或いはノイズ耐性を欠いてい
る。
【0004】TTLやPECL、ECL、BTL及びG
TLのような普通に使用されているインタフェース技術
に付随する更に別の問題点として、それらが、上記論理
状態を表すためにバスを或る所定の電圧に駆動する電圧
切換え型バス・ドライバを使用する点がある。通信用途
においてバスの速度要件が増大するにつれて、1ビット
のタイム・スロット期間が、信号端縁がバックプレーン
長の一部を横断するときの時間の量に接近する。その結
果、上記マスタのうちの一つからの最終ディジタル・ビ
ットが、上記バス上の第2のマスタに関して伝送を開始
するとき、その第2マスタをパスすることができる。も
し第2マスタがバス上にそのマスタが伝送しようとして
いるディジタル2進値を確認すると、その第2マスタか
らの電圧切換え型バス・ドライバは第1マスタからの最
終ビットが終了するまでそのバスに寄与しないこととな
る。このことは、第2マスタ中のバス・ドライバが全タ
イム・スロット期間より短い第1ディジタル・ビットを
生じる原因となり、代表的にはこの短いディジタル・ビ
ットが適切に受信されることが不可能である。
【0005】従来のバックプレーン・バスに関して上記
で指摘された問題点は、本発明者による同日に米国に出
願された別の発明で "Backplane Bus For Differential
Signals" なる標題のはつめいによって解決される。そ
の発明では、差動信号に対するバックプレーン・バスが
供され、そのバス上を伝送されるべき各ディジタル・ビ
ットに対し2個の信号リード線が存在している。各ディ
ジタル・ビットに対する2個のリード線は、伝送路の各
端の回路網により、それらのリード線の特性インピーダ
ンスで終端され、それら回路網が2個のリード線を各別
に別々のDC電圧にバイアスする。それら2個のリード
線間に通常存在するDC電圧差は二つの2値ディジタル
状態の一方を表す。ディジタル情報が各ディジタル・ビ
ットに対し上記バスの2個のリード線に、電流をそれら
2個のリード線のうちの一方に結合し、且つ、他方の2
値ディジタル状態に応答してそれら2個のリード線のう
ちの他方から電流を引き出す電流切換え型バス・ドライ
バを介して結合されており、その結果、それら2個のリ
ード線間の電圧差が変わる。従って、その新規で有益な
バスに対する電流切換え型バス・ドライバは、二つの2
値ディジタル状態のうちの一方に対しそのバスから遮断
される必要があり、且つ、電流をバスの2個のリード線
のうちの一方に結合し、それら二つの2値ディジタル状
態のうちの他方に対してはバスの2個のリード線のうち
の他方から電流を引き出す必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一方の2値
形態を表す電圧差でバイアスされるタイプの差動電圧バ
スへ入力ディジタル信号を結合するために有益な電流切
換え型バス・ドライバを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本電流切換え型バス・ド
ライバは入力ディジタル信号を通常一方の2値形態を表
す電圧差でバイアスされるバスに結合する。本電流切換
え型バス・ドライバはカレント・ソースをそのバスの一
方のリード線に接続し、カレント・シンクをそのバスの
他方のリード線に接続することにより、他方の2値形態
の入力ディジタル信号に応答し、それによってそのバス
を上記他方の2値形態を表す電圧差に駆動する。最初に
述べた2値形態の入力ディジタル信号に応答して本バス
・ドライバは上記カレント・ソース及びカレント・シン
クをバスから遮断し、そのカレント・ソースをカレント
・シンクに直結する。選択的な切り換えが、上記入力デ
ィジタル信号により、CMOSインバータ、nチャンネ
ルMOSFET及びNPNトランジスタを使用する特有
なバッファ駆動回路を介して駆動されるpチャンネルM
OSFETによって実行される。MOSFETとNPN
トランジスタとの組み合わせによって、極めて低い電圧
レベルでバスを動作させることができるカレント・ソー
ス及びカレント・シンクが供される。
【0008】
【作用】本発明によれば、入力ディジタル信号が他方の
2値形態を表すとき、カレント・ソースがバスの一方の
リード線に接続され、且つ、カレント・シンクがバスの
他方のリード線に接続され、それによりバス上の電圧差
が上記他方の2値形態を表すように変化する。入力ディ
ジタル信号が最初に述べた2値形態を表しているとき、
カレント・ソース及びカレント・シンクは互いに接続さ
れ、且つ、バスから遮断される。
【0009】本発明の一態様では、カレント・ソース及
びカレント・シンクが切換え可能に互いに接続される
か、或いはそれらが、各々高いピーク電流でMOSFE
Tのゲート電極を駆動するためにNPNトランジスタを
使用する固有のバッファ駆動回路によって駆動されるM
OSFETによってバスに接続され、その結果、バス上
の電圧の高速切換えが確実にされる。
【0010】本発明の別の態様では、カレント・ソース
及びカレント・シンクがMOSFETとNPNトランジ
スタとの特有の組み合わせによって供され、その結果、
バス上の差動電圧が他の場合に許容される電圧より低い
電圧範囲でスイングすることが許容される。
【0011】
【実施例】疑似或いはポジティブ・エミッタ結合論理
(PECL)信号をD2Lバックプレーン・バスへ結合
のに有益なタイプの、本発明者による上述の米国出願に
開示されている電流切換え型バス・ドライバを図1に示
す。図2、図3図4及び図5に示される各回路が、図1
に示されているように縦続接続されて、PECLの差動
電圧信号がBUSの信号リード線L+及びL-を動作させ
るようにする装置を供する。この装置全体の動作は、図
2乃至図5の個々の回路の動作についての以下の詳細な
説明によって、より容易に理解されるであろう。
【0012】本発明者による上述の米国出願で指摘され
ているように、図1の電流切換え型バス・ドライバの基
本的特徴は、一方のタイプの入力2進値に対しては、カ
レント・ソースをバスの一方の信号リード線に供給し、
且つ、カレント・シンクをそのバスの他方の信号リード
線に供給する。且つ、他方のタイプの入力2進値に対し
てはカレント・ソース及びカレント・シンクをバスから
遮断する。このタスクを達成する図1の装置の一部が図
5の回路中に在り、従って、最初に図5の回路を説明す
るのが本発明を理解するのに最も有益である。残る図2
乃至図4の回路は本装置の入力端におけるPECL信号
の電圧レベルを単に変更し、それらの電力レベルを、そ
れらが上記カレント・ソース及びカレント・シンクを、
図1中の切り換えできるカレント・ソース及びカレント
・シンク・ブロック114の入力端におけるライン11
0乃至113上のディジタル信号を用いて高速で効果的
に切り換えることができる。
【0013】図5中、固定基準電位Vcsは、エミッタ電
極が抵抗器502を介して接地電位点に接続されている
NPNトランジスタ501のベース電極に結合されてお
り、その結果、NPNトランジスタ501のコレクタ電
極中に基準電流が生成されている。NPNトランジスタ
501のコレクタ電極はpチャンネル・エンハンスメン
ト型の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(metal
oxide semiconductorfield effect transistor;MOS
FET)503のドレイン電極に接続され、そのドレイ
ン電極から上記基準電流が引き出されている。pチャン
ネル・エンハンスメント型MOSFET503のゲート
電極はまた、そのドレイン電極に接続され、そのソース
電極はVs、本実施例では5ボルトに等しい電位Vsの正
電位源515へ接続されている。pチャンネル・エンハ
ンスメント型のMOSFET504もまた、そのソース
電極がVsの正電位源515へ接続され、そのゲート電
極がpチャンネル・エンハンスメント型MOSFET5
03のゲート電極に接続されている。当業者によって容
易に理解できるように、pチャンネル・エンハンスメン
ト型MOSFET503及び504はカレント・ミラー
構成に接続されており、その結果、pチャンネル・エン
ハンスメント型MOSFET504のドレイン電極から
の電流はpチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T503のドレイン電極からの電流にそれらのゲート電
極の幅比で関連付けられている。pチャンネル・エンハ
ンスメント型MOSFET503のゲート電極からの電
流は基準電流として使用されるだけであるので、消費電
力を低減するため、その電流は抵抗器502の値を選ぶ
ことによってpチャンネル・エンハンスメント型MOS
FET504のドレイン電極からの電流の約4分の1に
設定されている。本実施例では、pチャンネル・エンハ
ンスメント型MOSFET504の所望の電流は約10
mAであり、上記基準電流は約2.5mAである。従っ
て、pチャンネル・エンハンスメント型MOSFET5
04のゲート電極の幅はpチャンネル・エンハンスメン
ト型MOSFET503のゲート電極の幅の4倍であ
る。
【0014】pチャンネル・エンハンスメント型のMO
SFET508もまた、そのソース電極がVsの正電位
源515へ接続され、そのゲート電極がpチャンネル・
エンハンスメント型MOSFET503のゲート電極に
接続され、pチャンネル・エンハンスメント型MOSF
ET504と等しいゲート電極幅を有している。その結
果、約10mAの引き写された電流がライン516上の
pチャンネル・エンハンスメント型MOSFET508
のドレイン電極から得られる。この引き写された電流
は、特に選ばれたケースでは以下で述べられる方法でB
USの信号リード線102(L+)上に切り換えられる
こととなる電流である。
【0015】カレント・シンクを供するために、pチャ
ンネル・エンハンスメント型MOSFET504のドレ
イン電極からの上記引き写された電流はNPNトランジ
スタ505のコレクタ電極に結合されている。NPNト
ランジスタ505の上記コレクタ電極はそのNPNトラ
ンジスタ505のベース電極に、コレクタ電極がVsの
正電位源515へ接続されているNPNトランジスタ5
07のベース・エミッタ接合を介して接続されている。
NPNトランジスタ505のエミッタ電極は抵抗器50
6を介して接地電位点へ接続されている。NPNトラン
ジスタ505と等しいエミッタ領域を持つNPNトラン
ジスタ509は、そのベース電極がNPNトランジスタ
505のベース電極に接続され、そのエミッタ電極が実
質的に抵抗器506と等しい値の抵抗器519を介して
接地電位点へ接続されている。NPNトランジスタ50
5、507及び509によりカレント・ミラーとして供
されている回路構成は、NPNトランジスタ509のコ
レクタ電極においてNPNトランジスタ505のコレク
タ電極中に流れ込んでいる電流と等しい値を持つライン
517上の電流I-に対するカレント・シンクを供して
いることが、当業者には容易に理解されるであろう。上
記で指摘されているように、NPNトランジスタ505
のコレクタ電極中に流れ込んでいるこの電流はライン5
16上の電流I+と値が等しく、従って、I+のカレント
・ソースの大きさはI-のカレント・シンクの大きさと
実質的に等しい。
【0016】ライン516上の電流I+は、ソース電極
が信号リード線102(L+)に接続され、ゲート電極
がライン110上に存在するディジタル信号(COH)
を受信するように接続されているnチャンネル・エンハ
ンスメント型MOSFET510のドレイン電極に接続
されている。nチャンネル・エンハンスメント型MOS
FET510のゲート電極が十分高い正電位で駆動され
にくいときは、電流I+は上記BUSの信号リード線1
02(L+)にまで通して結合される。同様に、ライン
517上の電流I-は、ドレイン電極が上記BUSの信
号リード線101(L-)に接続され、ゲート電極がラ
イン111上に存在するディジタル信号(COL)を受
信するように接続されているnチャンネル・エンハンス
メント型MOSFET511のソース電極に接続されて
いる。nチャンネル・エンハンスメント型MOSFET
511のゲート電極が十分高い正電位で駆動されにくい
ときは、上記BUS上の信号リード線101(L-)は
ライン517上のカレント・シンクI-にまで通して接
続される。
【0017】ライン516上の電流I+はまた、ゲート
電極がライン112のディジタル信号(CBH)を受信
するように接続されているnチャンネル・エンハンスメ
ント型MOSFET512のドレイン電極に接続されて
いる。nチャンネル・エンハンスメント型MOSFET
512のソース電極は、ゲート電極がライン113上の
ディジタル信号(CBL)を受信するように接続され、
ソース電極がライン517上のカレント・シンクI-に
接続されているnチャンネル・エンハンスメント型MO
SFET513のドレイン電極に直接接続されている。
nチャンネル・エンハンスメント型MOSFET512
及び513のゲート電極がライン112(CBH)及び
ライン113(CBL)上の十分高い正電位で駆動され
にくいときは、上記電流I+がそれらnチャンネル・エ
ンハンスメント型MOSFET512及び513を介し
て上記カレント・シンクI-へ結合される。その結果、
COH及びCOLをCBH及びCBLからずれた位相で
動作させることによって、上記カレント・ソース及びカ
レント・シンクは上記BUSの信号リード線間に高速で
切り換えられ、且つ、大きな過渡的影響を発生させるこ
と無く上記BUSから遮断されるようにすることができ
る。その結果、図5の回路は、ECLやPECLのよう
な何らかの他のタイプの論理システムからの信号によっ
ても、それらの信号をnチャンネル・エンハンスメント
型MOSFET510乃至513で表されているスイッ
チを動作させるための正確な位相と十分なパワーを持つ
ライン110乃至113上の信号に変換することによっ
て駆動することができる。
【0018】それらMOSFETスイッチを急速に飽和
状態に駆動するために必要な電流の量は、かなり高く、
6mA台のピーク電流である。図4の回路は、それぞれ
ライン107及び108上の二つのディジタル入力信号
F+及びF-に応答して高いピーク電流をライン110乃
至113へ供することができる利点を持つ4個の新規な
バッファを有している。図4中、ライン110乃至11
3は、各々、NPNトランジスタ400乃至403のエ
ミッタ電極にそれぞれ接続されている。これらNPNト
ランジスタ400乃至403のコレクタ電極は全てVs
の正電位源515へ接続されている。pチャンネル・エ
ンハンスメント型MOSFET410乃至413は、n
チャンネル・エンハンスメント型MOSFET420乃
至423と接続されて4個の標準的な相補型金属酸化膜
半導体(complementary metal oxide semiconductor;
CMOS)インバータを形成している。NPNトランジ
スタ400乃至403の各ベース電極はそれらインバー
タの内の一つの出力端に接続されている。その結果、も
しpチャンネル・エンハンスメント型MOSFET41
0乃至413のうちの何れか一つのゲート電極が正電位
源515のVsに対して十分に低い電圧で駆動される
と、そのMOSFETがその対応するNPNトランジス
タを導通状態へ駆動し、図5中の対応するMOSFET
スイッチが遮断される。図4に示されるように、pチャ
ンネル・エンハンスメント型MOSFET410乃至4
13はライン108上のF-信号によって駆動され、そ
れに反してpチャンネル・エンハンスメント型MOSF
ET412と413とはライン107上のF+信号によ
って駆動されている。
【0019】本実施例では、各F信号は約2.5ボルト
を中心に約2.0ボルトの電圧遷移を持つ。即ち、各F
信号は1.5ボルトから3.5ボルトの間でスイングす
る。ライン107かライン108の何れかが約3.5ボ
ルトの信号電位を持つと、対応するpチャンネル・エン
ハンスメント型MOSFET(410乃至413)は殆
ど電流を導通させず、その結果、対応するnチャンネル
・エンハンスメント型MOSFET(420乃至42
3)が上記3.5ボルトの電位によって飽和状態へ駆動
されているので、対応するNPNトランジスタもはや導
通することができず、依ってしからざる場合にはその対
応するNPNトランジスタのベース電極に流れ込むであ
ろう電流が効果的に遮断される。
【0020】結局、図4の回路は、図5の各MOSFE
Tスイッチが遮断されるように意図されるとき、それら
MOSFETスイッチのゲート電極からの電流を遮断す
る必要がある。このタスクを達成するため、nチャンネ
ル・エンハンスメント型MOSFET430乃至433
は、各々、そのドレイン電極がライン110乃至113
のうちの一つにそれぞれ接続され、そのソース電極が接
地電位点に接続されている。それらMOSFET430
乃至433の各ゲート電極は、図5中の対応するスイッ
チを駆動するF信号に接続されている。その結果、ライ
ン108上のF-信号が3.5ボルト・レベルに駆動さ
れると、nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T430と431とが飽和状態に駆動され、それによっ
て図5中のnチャンネル・エンハンスメント型MOSF
ET510と511とが遮断される。同様に、ライン1
07上のF+信号が3.5ボルト・レベルに駆動される
と、nチャンネル・エンハンスメント型MOSFET4
32と433とが飽和状態に駆動され、それによって図
5中のnチャンネル・エンハンスメント型MOSFET
512と513とが遮断される。以上のことを要約する
と、ライン108上のF-信号に関しては1.5ボルト
の低いレベルによって図5の回路がカレント・ソース及
びカレント・シンクをBUSの信号リード線102及び
101へ接続するようにされ、且つ、ライン107上の
F+信号に関しては1.5ボルトの低いレベルによって
図5の回路がカレント・ソース及びカレント・シンクを
BUSの信号リード線102及び101へ接続するよう
にされる。それらF信号の何れかの上の3.5ボルトの
高レベル信号により、その対応するMOSFETスイッ
チが高速で遮断されるようになる。
【0021】従って、更に要約すると、ライン107及
び108上のF+及びF-によって表されている差動電圧
ディジタル信号は、それぞれ上述の米国出願に開示され
ているタイプのD2Lバスを駆動するために使用するこ
とができる。上記で示されているように、上記F信号は
約2.5ボルトの中心値の上下に2.0ボルトのスイン
グを有する。周知のディジタル構成のうちの何れか一つ
を図4及び図5の装置を駆動するために使用することが
できるF信号に変換することが可能な回路を設計するた
めにこの情報を使用することができることが、当業者に
は容易に理解されるであろう。図1に示されている本実
施例は、ライン115及び116上の入力信号をポジテ
ィブ或いは疑似ECL(PECL)装置から得ている。
各PECL信号は、約3.6ボルトの中心電圧の上下に
約0.8ボルトのスイングを有している。図2及び図3
に示されている以降の回路は、入力PECL信号を図4
のバッファ駆動回路を適切に駆動することが可能なライ
ン107及び108上のF信号に変換する機能を有して
いる。
【0022】図2中、約1.8ボルトの固定基準電位
(Vcs)はNPNトランジスタ201のベース電極に接
続されている。NPNトランジスタ201のエミッタ電
極は抵抗器202を介して接地電位点に接続され、その
コレクタ電極はpチャンネル・エンハンスメント型MO
SFET203のドレイン電極に接続されている。MO
SFET203はpチャンネル・エンハンスメント型M
OSFET204と共にカレント・ミラー構成に接続さ
れており、pチャンネル・エンハンスメント型MOSF
ET503及び504との関連で上記で述べたカレント
・ミラー構成と同様な仕方で作用する。その結果、NP
Nトランジスタ201のコレクタ電極に生成される基準
電流がpチャンネル・エンハンスメント型MOSFET
204のドレイン電極から引き写され、この引き写され
た電流はNPNトランジスタ205のコレクタ電極に結
合され、引き続いてこのNPNトランジスタ205はN
PNトランジスタ206及び抵抗器225に接続され
て、それらが図5中のNPNトランジスタ505乃至5
07に関連して上述したことと同等な仕方で働く構成に
結合されている。その結果、基準電位VLSがNPNトラ
ンジスタ205のベース電極に生成されている。
【0023】上記固定基準電位Vcsもまた、各エミッタ
電極がそれぞれ抵抗器208及び224を介して接地電
位点に接続されているNPNトランジスタ207及び2
23のベース電極に接続されている。NPNトランジス
タ207のコレクタ電極への電流は、コレクタ電極が
5.0ボルト電位源515に接続され、ベース電極がP
ECL-信号を受信するためにライン116へ接続され
ているNPNトランジスタ209のエミッタ電極から引
き出されている。NPNトランジスタ209によって形
成されているエミッタ・フォロワ段は単に上記PECL
-信号を1ボルトだけ低下させる。同様な方法で、NP
Nトランジスタ219は、ライン115上のPECL+
信号を受信してその電位を低下させるためにその電流を
NPNトランジスタ223のコレクタ電極中に流し込む
エミッタ・フォロワ段を供する。
【0024】NPNトランジスタ205のベース電極上
の基準電位VLSは、各々そのエミッタ電極が抵抗器21
2、214及び222をそれぞれ介して接地電位点に接
続されているNPNトランジスタ211、213及び2
21のベース電極に結合され、その結果、それらのコレ
クタ電極へ電流を引き入れる更に3個のカレント・シン
クを形成している。NPNトランジスタ210と220
とはそれらカレント・シンクのうちの2個に接続され、
上記第1エミッタ・フォロワ段からの上記PECL-及
びPECL+信号を更に或る電圧だけ低下させる更に2
個のエミッタ・フォロワを形成している。その結果NP
Nトランジスタ210及び220のエミッタ電極で得ら
れるディジタル信号により、元のPECL信号の3.6
ボルトに較べ、約1.6ボルトを持つ中心電位が得られ
る。
【0025】NPNトランジスタ213のコレクタ電極
へ流れる電流は、各々そのコレクタ電極が抵抗器217
及び218をそれぞれ介して接続されて差動増幅段を形
成しているNPNトランジスタ215及び216のそれ
らエミッタ電極から引き出されている。この差動増幅段
の入力端(即ち、NPNトランジスタ215及び216
のベース電極)はNPNトランジスタ210及び220
のエミッタ電極の信号を受信するように接続されてい
る。その増幅信号は図1中のライン104及び105上
に供されているD+及びD-信号である。これら増幅信号
は約3.5ボルトを中心として約2ボルトのスイングを
有する。
【0026】図3では、図2からのVLSの基準電位がラ
イン301を経由して、各々エミッタ電極が抵抗器30
3及び305をそれぞれ介して接地電位点へ接続されて
いるNPNトランジスタ302及び304のベース電極
に接続されている。その結果得られたカレント・シンク
によりNPNトランジスタ302及び304のコレクタ
電極へ引き込まれる電流は、各々コレクタ電極が正電位
源515へ接続されて更に2個のエミッタ・フォロワ段
を形成しているNPNトランジスタ306及び307の
エミッタ電極から引き出される。ライン104及び10
5上のD+及びD-信号はNPNトランジスタ306及び
307のベース電極にそれぞれ結合されている。その結
果、図2からの増幅されたディジタルD信号は更に或る
電圧だけ低下され、ライン107及び108上に上記F
+及びF-信号が供される。上記で指摘したように、これ
らF信号はここで約2.5ボルトを中心電圧とし約2ボ
ルトのスイングを持つ信号となり、図4のバッファ駆動
回路を駆動するのに適切な電位を有する。
【0027】上記において述べられていることは本発明
の一実施例である。本技術分野の当業者が、本発明の精
神及び範囲を逸脱すること無く、この実施例から種々の
変更を為すことが可能であろう。例えば、多くの他のタ
イプの回路を、PECL信号か或いは他の形態のディジ
タル信号かの何れかを図4のバッファ増幅器を駆動する
ための適切な大きさと極性を持つ信号に変換するために
使用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一方の
2値形態を表す電圧差でバイアスされるタイプの差動電
圧バスへ入力ディジタル信号を結合するために有益な電
流切換え型バス・ドライバを提供することができる効果
がある。
【0029】なお、特許請求の範囲に記載した参照符号
は発明の理解を容易にするためのものであり、特許請求
の範囲を制限するように理解されるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 完全な回路摸式図を得るために以下の図2乃
至図5が組み入れられる仕方を示す電流切換え型バス・
ドライバの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 入力PECL信号を処理するために使用され
るレベル・シフタ及び増幅器を含む回路を示す模式図で
ある。
【図3】 図2の回路の出力端の信号レベルを更にシフ
トするために使用されるレベル・シフタの模式図であ
る。
【図4】 図3の回路からのレベル・シフトされた信号
を図5のMOSFETスイッチのゲート電極を充分に駆
動するピーク電流を持つ信号に変換するために使用され
るバッファ駆動回路の模式図である。
【図5】 カレント・ソース及びカレント・シンクをバ
スのリード線へ接続するか或いはバスから遮断状態でカ
レント・ソースをカレント・シンクへ接続するMOSF
ETを駆動するために使用されるカレント・ソース及び
カレント・シンクの模式図である。
【符号の説明】
101 信号リード線 102 信号リード線 103 レベル・シフタ及び増幅器ブロック 104 ライン 105 ライン 106 レベル・シフタ・ブロック 107 ライン 108 ライン 109 バッファ・ドライバ・ブロック 110 ライン 111 ライン 112 ライン 113 ライン 114 切換えできるカレント・ソース及びカレント・
シンク・ブロック 115 ライン 116 ライン 201 NPNトランジスタ 202 抵抗器 203 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 204 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 205 NPNトランジスタ 206 NPNトランジスタ 207 NPNトランジスタ 208 抵抗器 209 NPNトランジスタ 210 NPNトランジスタ 211 NPNトランジスタ 212 抵抗器 213 NPNトランジスタ 214 抵抗器 215 NPNトランジスタ 216 NPNトランジスタ 217 抵抗器 218 抵抗器 219 NPNトランジスタ 220 NPNトランジスタ 221 NPNトランジスタ 222 抵抗器 223 NPNトランジスタ 224 抵抗器 225 抵抗器 301 ライン 302 NPNトランジスタ 303 抵抗器 304 NPNトランジスタ 305 抵抗器 306 NPNトランジスタ 307 NPNトランジスタ 400 NPNトランジスタ 401 NPNトランジスタ 402 NPNトランジスタ 403 NPNトランジスタ 410 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 411 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 412 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 413 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 420 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 421 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 422 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 423 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 430 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 431 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 432 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 433 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 501 NPNトランジスタ 502 抵抗器 503 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 504 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 505 NPNトランジスタ 506 抵抗器 507 NPNトランジスタ 508 pチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 509 NPNトランジスタ 510 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 511 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 512 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 513 nチャンネル・エンハンスメント型MOSFE
T 515 正電位源 516 ライン 517 ライン 519 抵抗器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル論理信号を2個の信号リ
    ード線(101,102)から成るバスに結合する電流
    切換え型バス・ドライバであって、本電流切換え型バス
    ・ドライバがカレント・ソースを供する手段(508)
    と、 カレント・シンクを供する手段(509)と、 一方の2値形態の入力ディジタル論理信号に応答して前
    記カレント・ソース手段を前記2個の信号リード線のう
    ちの一方に結合し、前記カレント・シンク手段を前記2
    個の信号リード線のうちの他方に結合する手段(51
    0,511)と、 他方の2値形態の入力ディジタル論理信号応答して前記
    カレント・ソース手段を前記カレント・シンク手段に結
    合する手段(512,513)、とを包含することを特
    徴とする電流切換え型バス・ドライバ。
  2. 【請求項2】 前記カレント・ソース手段(516)を
    前記2個の信号リード線のうちの一方(102)に結合
    し、前記カレント・シンク手段(509)を前記2個の
    信号リード線のうちの他方(101)に結合する手段
    に、各々がソース電極とドレイン電極並びにゲート電極
    を有する第1及び第2の金属酸化膜半導体電界効果トラ
    ンジスタ(MOSFET)(510,511)が包含さ
    れ、前記第1MOSFETのドレイン電極及びソース電
    極は前記カレント・ソース手段と前記2個の信号リード
    線のうちの一方との間に接続され、前記第2MOSFE
    Tのドレイン電極及びソース電極は前記カレント・シン
    ク手段と前記2個の信号リード線のうちの他方との間に
    接続され、更に前記入力ディジタル論理信号を前記第1
    及び第2のMOSFETのゲート電極に選択的に結合す
    る手段(110,111)が包含されていることを特徴
    とする、請求項1に記載の電流切換え型バス・ドライ
    バ。
  3. 【請求項3】 前記カレント・ソース手段を前記カレン
    ト・シンク手段に結合する手段に、各々がソース電極と
    ドレイン電極並びにゲート電極を有する第3及び第4の
    MOSFET(512,513)、これら第3及び第4
    のMOSFETのドレイン電極及びソース電極を前記カ
    レント・ソース手段(508)及びカレント・シンク手
    段(509)に直列に接続して前記第3MOSFETの
    ソース電極(512)が前記第4MOSFET(51
    3)のドレイン電極に直接接続されるようにする手段、
    及び、前記入力ディジタル論理信号を前記第3及び第4
    のMOSFETのゲート電極に選択的に結合する手段
    (112,113)が包含されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の電流切換え型バス・ドライバ。
  4. 【請求項4】 前記入力ディジタル論理信号を前記第1
    及び第2のMOSFETのゲート電極に選択的に結合す
    る手段に、各々が入力端及び出力端を持つ相補型金属酸
    化膜半導体(CMOS)インバータを包含する一対のバ
    ッファ駆動回路、前記入力ディジタル論理信号を前記C
    MOSインバータの入力端に結合する手段、エミッタ電
    極とベース電極並びにコレクタ電極を持ち前記コレクタ
    電極が正電位源を受けるように接続され且つ前記ベース
    電極が前記CMOSインバータの出力端に接続されてい
    るNPNトランジスタ、ドレイン電極とソース電極並び
    にゲート電極を持ち前記ドレイン電極が前記NPNトラ
    ンジスタのエミッタ電極に接続され、前記ソース電極が
    接地電位を受けるように接続され且つ前記ゲート電極が
    前記CMOCインバータの入力端に接続されてNチャネ
    ルMOSFETが包含されていることを特徴とする、請
    求項3に記載の電流切換え型バス・ドライバ。
  5. 【請求項5】 入力ディジタル論理信号を2個の信号リ
    ード線(101,102)から成るバスに結合する電流
    切換え型バス・ドライバであって、本電流切換え型バス
    ・ドライバが、 カレント・ソースを供する手段(508)と、 カレント・シンクを供する手段(509)と、 前記入力ディジタル論理信号を受信し、その信号の一方
    の2値形態にのみ応答して前記カレント・ソース手段を
    前記2個の信号リード線のうちの一方に結合し、前記カ
    レント・シンク手段を前記2個の信号リード線のうちの
    他方に結合するように接続されている2個の制御信号入
    力端を持つ選択スイッチング手段(510,511)、
    とを包含することを特徴とする電流切換え型バス・ドラ
    イバ。
  6. 【請求項6】 前記選択スイッチング手段に、各々がソ
    ース電極とドレイン電極並びにゲート電極を有する第1
    及び第2の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(M
    OSFET)(510,511)が包含され、前記第1
    MOSFET(510)のドレイン電極及びソース電極
    は前記カレント・ソース手段(508)と前記2個の信
    号リード線のうちの一方との間に接続され、前記第2M
    OSFET(511)のドレイン電極及びソース電極は
    前記カレント・シンク手段(509)と前記2個の信号
    リード線のうちの他方との間に接続され、更に前記入力
    ディジタル論理信号を前記第1及び第2のMOSFET
    のゲート電極に選択的に結合する手段(110,11
    1)が包含されていることを特徴とする、請求項5に記
    載の電流切換え型バス・ドライバ。
  7. 【請求項7】 前記選択スイッチング手段には、更に、
    各々がソース電極とドレイン電極並びにゲート電極を有
    する第3及び第4のMOSFET(512,513)、
    これら第3及び第4のMOSFETのドレイン電極及び
    ソース電極を前記カレント・ソース手段(508)及び
    カレント・シンク手段(509)に直列に接続して前記
    第3MOSFETのソース電極が前記第4MOSFET
    のドレイン電極に直接接続されるようにする手段、及び
    前記入力ディジタル論理信号を前記第3及び第4のMO
    SFETのゲート電極に選択的に結合する手段(11
    2,113)が包含されていることを特徴とする、請求
    項6に記載の電流切換え型バス・ドライバ。
  8. 【請求項8】 前記入力ディジタル論理信号を前記第1
    及び第2のMOSFETのゲート電極に選択的に結合す
    る手段に、各々が入力端及び出力端を持つ相補型金属酸
    化膜半導体(CMOS)インバータを包含する一対のバ
    ッファ駆動回路、前記入力ディジタル論理信号を前記C
    MOSインバータの入力端に結合する手段、エミッタ電
    極とベース電極並びにコレクタ電極を持ち前記コレクタ
    電極が正電位源を受けるように接続され且つ前記ベース
    電極が前記CMOSインバータの出力端に接続されてい
    るNPNトランジスタ、ドレイン電極とソース電極並び
    にゲート電極を持ち前記ドレイン電極が前記NPNトラ
    ンジスタのエミッタ電極に接続され、前記ソース電極が
    接地電位を受けるように接続され、且つ前記ゲート電極
    が前記CMOCインバータの入力端に接続されてNチャ
    ネルMOSFETが包含されていることを特徴とする、
    請求項7に記載の電流切換え型バス・ドライバ。
  9. 【請求項9】 前記カレント・ソース手段が、ソース電
    極とドレイン電極並びにゲート電極を有する第1のPチ
    ャネルMOSFET(503)、エミッタ電極とベース
    電極並びにコレクタ電極を有するNPNトランジスタ
    (501)、前記エミッタ電極と接地電位点との間に接
    続されている抵抗素子(502)、基準電位を前記NP
    Nトランジスタのベース電極に接続する手段、前記ソー
    ス電極を電位源に接続する手段、前記ドレイン電極及び
    ゲート電極を前記コレクタ電極へ直接接続して前記ドレ
    イン電極から前記コレクタ電極への基準電流が生成され
    るようにする手段、ソース電極とドレイン電極並びにゲ
    ート電極を有する第2のPチャネルMOSFET(50
    8)、この第2のPチャネルMOSFETのドレイン電
    極を前記電位源に接続する手段、及びこの第2のPチャ
    ネルMOSFETのゲート電極を前記第1PチャネルM
    OSFETのゲート電極に直接接続して前記第2Pチャ
    ネルMOSFETのドレイン電極にカレント・ソースが
    形成されるようにする手段、を包含することを特徴とす
    る、請求項1または5の何れかに記載の電流切換え型バ
    ス・ドライバ。
  10. 【請求項10】 前記カレント・シンク手段が、ソース
    電極とドレイン電極並びにゲート電極を有する第3のP
    チャネルMOSFET(504)、前記第3Pチャネル
    MOSFETのソース電極を前記電位源に接続する手
    段、前記第3PチャネルMOSFETのゲート電極を前
    記第1MOSFET(503)のゲート電極に接続する
    手段、エミッタ電極とベース電極並びにコレクタ電極を
    有する第2NPNトランジスタ(505)、前記第2ト
    ランジスタのエミッタ電極と前記接地電位点との間に接
    続されている第2の抵抗素子(506)、前記第2トラ
    ンジスタのコレクタ電極を前記第3MOSFETのドレ
    イン電極へ直接接続する手段、ベース電極が前記第3M
    OSFETのドレイン電極に接続され、エミッタ電極が
    へ前記第2トランジスタのベース電極に接続され、コレ
    クタ電極が前記電位源へ接続されている第3のNPNト
    ランジスタ(507)、第3の抵抗素子(519)、及
    びエミッタ電極が前記第3の抵抗素子を介して接地電位
    点へ接続され、ベース電極が前記第2トランジスタのベ
    ース電極に接続されている第4のNPNトランジスタ
    (509)とから成り、前記第4トランジスタが前記接
    地電位点に関してカレント・シンクを供することを特徴
    とする、請求項9に記載の電流切換え型バス・ドライ
    バ。
  11. 【請求項11】 入力ディジタル信号に応答して高いピ
    ーク電流を持つスイッチング信号を高インピーダンス端
    に供給するバッファ駆動回路であって、該バッファ駆動
    回路が、入力端と出力端とを有するCMOSインバー
    タ、前記入力ディジタル信号を前記CMOSインバータ
    の入力端に結合する手段、エミッタ電極とベース電極並
    びにコレクタ電極を有し、そのコレクタ電極が正電位源
    を受けるように接続され、そのベース電極が前記CMO
    Sインバータの出力端に接続されているNPNトランジ
    スタ、ソース電極とドレイン電極並びにゲート電極を有
    するNチャネルMOSFET、このNチャネルMOSF
    ETのゲート電極を前記CMOSインバータの入力端に
    接続する手段、前記NチャネルMOSFETのドレイン
    電極を接地電位点に接続する手段、及び、前記Nチャネ
    ルMOSFETのソース電極を前記NPNトランジスタ
    のエミッタ電極に直接接続する手段とから成ることを特
    徴とするバッファ駆動回路。
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