JPH0876740A - 文字修飾情報設定装置 - Google Patents
文字修飾情報設定装置Info
- Publication number
- JPH0876740A JPH0876740A JP6229010A JP22901094A JPH0876740A JP H0876740 A JPH0876740 A JP H0876740A JP 6229010 A JP6229010 A JP 6229010A JP 22901094 A JP22901094 A JP 22901094A JP H0876740 A JPH0876740 A JP H0876740A
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- JP
- Japan
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- background
- character
- input
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- memory
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- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力された文字列と重なり合う背景の状態に
基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動的に設定
する。 【構成】 背景メモリ7に背景情報、入力文字メモリ8
に入力文字列がセットされている状態において、文字修
飾情報設定部9は背景メモリ7内の背景情報に基づいて
それに対応する文字修飾情報を背景/修飾テーブル10
から読み出し、入力文字メモリ8にセットすることによ
り、背景濃度等に合った文字修飾に設定される。
基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動的に設定
する。 【構成】 背景メモリ7に背景情報、入力文字メモリ8
に入力文字列がセットされている状態において、文字修
飾情報設定部9は背景メモリ7内の背景情報に基づいて
それに対応する文字修飾情報を背景/修飾テーブル10
から読み出し、入力文字メモリ8にセットすることによ
り、背景濃度等に合った文字修飾に設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサや
パーソナルコンピュータ等の文書処理装置において、入
力された文字列を修飾するための文字修飾情報を設定す
る文字修飾情報設定装置に関する。
パーソナルコンピュータ等の文書処理装置において、入
力された文字列を修飾するための文字修飾情報を設定す
る文字修飾情報設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に文書処理装置においては、網かけ
等をバックグランド(背景)としてその上に文字列を入
力する場合、そのバックグランドを考慮して入力文字列
に対してどのような文字修飾を施すかを決定し、バック
グランドに合った文字修飾を設定するようにしていた。
つまり、文字修飾の設定は予め初期設定されているデフ
ォルト内容か、前回の設定内容がそのまま反映されるた
め、バックグランドに合った文字修飾を設定する場合に
は、その設定操作を始めからやり直す必要があった。
等をバックグランド(背景)としてその上に文字列を入
力する場合、そのバックグランドを考慮して入力文字列
に対してどのような文字修飾を施すかを決定し、バック
グランドに合った文字修飾を設定するようにしていた。
つまり、文字修飾の設定は予め初期設定されているデフ
ォルト内容か、前回の設定内容がそのまま反映されるた
め、バックグランドに合った文字修飾を設定する場合に
は、その設定操作を始めからやり直す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字修
飾を設定をやり直す作業を忘れてしまうと、例えば、黒
い背景の上に黒塗りの文字列を入力したような場合は、
入力文字列が背景の中に埋もれ、ほとんど目立たなくな
るという問題を生じる。また、背景に対してどのような
文字修飾を施すかを選択する場合、必ずしも最適な文字
修飾を選択できるとは限らず、文字修飾の設定を行った
のち、その設定内容で試し印字を行い、背景に対する文
字列の明瞭度を確認し、不明瞭の場合には再び文字修飾
の設定をやり直すという面倒な作業を必要としていた。
この発明の課題は、入力された文字列と重なり合う背景
の状態に基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動
的に設定できるようにすることである。
飾を設定をやり直す作業を忘れてしまうと、例えば、黒
い背景の上に黒塗りの文字列を入力したような場合は、
入力文字列が背景の中に埋もれ、ほとんど目立たなくな
るという問題を生じる。また、背景に対してどのような
文字修飾を施すかを選択する場合、必ずしも最適な文字
修飾を選択できるとは限らず、文字修飾の設定を行った
のち、その設定内容で試し印字を行い、背景に対する文
字列の明瞭度を確認し、不明瞭の場合には再び文字修飾
の設定をやり直すという面倒な作業を必要としていた。
この発明の課題は、入力された文字列と重なり合う背景
の状態に基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動
的に設定できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、入力手段は文字列を入力するキー入力装置等で
ある。 (2)、検出手段はこの入力手段によって入力された文
字列と重なり合う背景の状態を検出するもので、例え
ば、背景の種類やその濃度等の検出を行う。 (3)、選択手段はこの検出手段によって検出された背
景の状態に基づいて文字修飾情報を選択する。 (4)、設定手段はこの選択手段によって選択された文
字修飾情報を入力文字列に対する文字修飾情報として設
定する。 なお、更に、背景に対応付けて文字修飾情報を記憶する
背景/修飾テーブルを設け、前記選択手段は前記検出手
段によって検出された背景の状態に対応する文字修飾情
報を前記背景/修飾テーブルから読み出すことにより該
当する文字修飾情報を選択するようにしてもよい。
りである。 (1)、入力手段は文字列を入力するキー入力装置等で
ある。 (2)、検出手段はこの入力手段によって入力された文
字列と重なり合う背景の状態を検出するもので、例え
ば、背景の種類やその濃度等の検出を行う。 (3)、選択手段はこの検出手段によって検出された背
景の状態に基づいて文字修飾情報を選択する。 (4)、設定手段はこの選択手段によって選択された文
字修飾情報を入力文字列に対する文字修飾情報として設
定する。 なお、更に、背景に対応付けて文字修飾情報を記憶する
背景/修飾テーブルを設け、前記選択手段は前記検出手
段によって検出された背景の状態に対応する文字修飾情
報を前記背景/修飾テーブルから読み出すことにより該
当する文字修飾情報を選択するようにしてもよい。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、検出手段が入力文字列と重なり合う背景の状態を検
出すると、選択手段はこの検出結果に基づいて文字修飾
情報を選択する。すると、設定手段は選択された文字修
飾情報を入力文字列に対する文字修飾情報として設定す
る。したがって、入力された文字列と重なり合う背景の
状態に基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動的
に設定することができる。
ま、検出手段が入力文字列と重なり合う背景の状態を検
出すると、選択手段はこの検出結果に基づいて文字修飾
情報を選択する。すると、設定手段は選択された文字修
飾情報を入力文字列に対する文字修飾情報として設定す
る。したがって、入力された文字列と重なり合う背景の
状態に基づいて背景の濃度等に合った文字修飾を自動的
に設定することができる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図6を参照して一実施例を説明
する。図1はワードプロセッサ等の文書処理装置を示し
たブロック構成図である。CPU1はROM2等に格納
されている各種プログラムにしたがってこの文書処理装
置の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、その
周辺デバイスとしてCPU1にはキー入力部3、フロッ
ピーディスク等の外部記憶部4、印字部5、表示部6が
接続されており、それらの入出力動作を制御する。
する。図1はワードプロセッサ等の文書処理装置を示し
たブロック構成図である。CPU1はROM2等に格納
されている各種プログラムにしたがってこの文書処理装
置の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、その
周辺デバイスとしてCPU1にはキー入力部3、フロッ
ピーディスク等の外部記憶部4、印字部5、表示部6が
接続されており、それらの入出力動作を制御する。
【0007】キー入力部3は背景入力部3−1、文字入
力部3−2、文字修飾指定部3−3等を有する構成とな
っている。背景入力部3−1は背景領域を入力指定する
と共に、この領域内にどのような背景を施すかを示す背
景情報を指定するもので、ROM2内に固定的に格納さ
れている背景情報が呼び出されて一覧表示されている状
態において、この一覧表示の中から所望する背景情報を
背景入力部3−1から選択的に指定すると、選択された
背景情報は、背景入力部3−1から入力指定された背景
領域と共に背景メモリ7に格納される。文字入力部3−
2は文字入力領域を指定すると共に、この領域内に任意
の文字列を入力するもので、この文字入力部3−2から
入力指定された文字入力領域は、入力文字列と共に入力
文字メモリ8に格納される。なお、文字入力領域は上述
の背景領域の上に重ね合せて設定される。文字修飾指定
部3−3は入力文字メモリ8内の入力文字領域に対する
文字修飾情報を入力指定するもので、ROM2内に固定
的に格納されている文字修飾情報が呼び出されて一覧表
示されている状態において、この一覧表示の中から所望
する文字修飾情報を文字修飾指定部3−3から選択的に
指定すると、選択された文字修飾情報は、入力文字メモ
リ8内に格納される。背景メモリ7は背景領域とこの領
域内にどのような背景を施すかを示す背景情報を記憶す
るメモリであり、また入力文字メモリ8は文字入力領域
とこの領域に入力される入力文字列と、文字入力領域に
対する文字修飾情報とを記憶するメモリで、CPU1は
この背景メモリ7、入力文字メモリ8の内容にしたがっ
て表示処理や印字処理を行う。
力部3−2、文字修飾指定部3−3等を有する構成とな
っている。背景入力部3−1は背景領域を入力指定する
と共に、この領域内にどのような背景を施すかを示す背
景情報を指定するもので、ROM2内に固定的に格納さ
れている背景情報が呼び出されて一覧表示されている状
態において、この一覧表示の中から所望する背景情報を
背景入力部3−1から選択的に指定すると、選択された
背景情報は、背景入力部3−1から入力指定された背景
領域と共に背景メモリ7に格納される。文字入力部3−
2は文字入力領域を指定すると共に、この領域内に任意
の文字列を入力するもので、この文字入力部3−2から
入力指定された文字入力領域は、入力文字列と共に入力
文字メモリ8に格納される。なお、文字入力領域は上述
の背景領域の上に重ね合せて設定される。文字修飾指定
部3−3は入力文字メモリ8内の入力文字領域に対する
文字修飾情報を入力指定するもので、ROM2内に固定
的に格納されている文字修飾情報が呼び出されて一覧表
示されている状態において、この一覧表示の中から所望
する文字修飾情報を文字修飾指定部3−3から選択的に
指定すると、選択された文字修飾情報は、入力文字メモ
リ8内に格納される。背景メモリ7は背景領域とこの領
域内にどのような背景を施すかを示す背景情報を記憶す
るメモリであり、また入力文字メモリ8は文字入力領域
とこの領域に入力される入力文字列と、文字入力領域に
対する文字修飾情報とを記憶するメモリで、CPU1は
この背景メモリ7、入力文字メモリ8の内容にしたがっ
て表示処理や印字処理を行う。
【0008】文字修飾情報設定部9は背景メモリ7から
背景情報を読み取り、この背景情報に基づいて背景/修
飾テーブル10をアクセスし、この背景情報に対応して
予め背景/修飾テーブル10内に設定されている文字修
飾情報を読み出して入力文字メモリ8に設定するもの
で、これによって背景に合った文字修飾が自動設定され
る。
背景情報を読み取り、この背景情報に基づいて背景/修
飾テーブル10をアクセスし、この背景情報に対応して
予め背景/修飾テーブル10内に設定されている文字修
飾情報を読み出して入力文字メモリ8に設定するもの
で、これによって背景に合った文字修飾が自動設定され
る。
【0009】図2は背景/修飾テーブル10の構成を示
したものである。すなわち、背景/修飾テーブル10に
は背景の種類として「塗り種」、「網かけ」、「カラ
ー」が指定されていると共に、背景の種類毎に背景情報
が設定されている。ここで、「塗り種」については、濃
度別に「薄い」、「中位」、「濃い」の背景情報が設定
され、「網かけ」については濃度別に「淡斜線、淡千
鳥」、「中位の斜線、千鳥」、「濃斜線、濃千鳥」の背
景情報が設定され、更に「カラー」については色別に
「白色」、「黒色」「藍色」、「赤色」、「黄色」の背
景情報が設定されている。そして、各背景情報に対応付
けて背景/修飾テーブル10には文字修飾情報が設定さ
れている。例えば、塗り種や網かけにおいてその濃度が
薄いを示す背景情報に対応して「黒べた文字」を示す文
字修飾情報が設定され、塗り種や網かけにおいてその濃
度が中位を示す背景情報に対応して「白抜き縁付き文
字」を示す文字修飾情報が設定され、「カラーの白色」
を示す背景情報に対応して「黒色」を示す文字修飾情報
が設定されている。
したものである。すなわち、背景/修飾テーブル10に
は背景の種類として「塗り種」、「網かけ」、「カラ
ー」が指定されていると共に、背景の種類毎に背景情報
が設定されている。ここで、「塗り種」については、濃
度別に「薄い」、「中位」、「濃い」の背景情報が設定
され、「網かけ」については濃度別に「淡斜線、淡千
鳥」、「中位の斜線、千鳥」、「濃斜線、濃千鳥」の背
景情報が設定され、更に「カラー」については色別に
「白色」、「黒色」「藍色」、「赤色」、「黄色」の背
景情報が設定されている。そして、各背景情報に対応付
けて背景/修飾テーブル10には文字修飾情報が設定さ
れている。例えば、塗り種や網かけにおいてその濃度が
薄いを示す背景情報に対応して「黒べた文字」を示す文
字修飾情報が設定され、塗り種や網かけにおいてその濃
度が中位を示す背景情報に対応して「白抜き縁付き文
字」を示す文字修飾情報が設定され、「カラーの白色」
を示す背景情報に対応して「黒色」を示す文字修飾情報
が設定されている。
【0010】次に、本実施例の動作を図3および図4に
示すフローチャートにしたがって説明する。先ず、背景
入力部3−1から任意の形状、大きさの背景領域を入力
指定すると共に(ステップA1)、背景情報を入力指定
すると(ステップA2)、この背景領域および背景情報
は背景メモリ7に格納される。次に、この背景領域に重
ね合せて任意の形状、大きさの文字入力領域を入力指定
すると共に(ステップA3)、任意の文字列を入力する
と(ステップA4)、この文字入力領域および入力文字
列は入力文字メモリ8に格納される。そして、CPU1
は文字修飾情報の初期設定処理を行い、入力文字メモリ
8に「黒べた文字」を示す文字修飾情報を初期情報とし
て設定しておく(ステップA5)。次に、CPU1は文
字修飾情報設定部9を起動させ、背景に応じて文字修飾
情報を変更する処理を行わせる(ステップA6)。
示すフローチャートにしたがって説明する。先ず、背景
入力部3−1から任意の形状、大きさの背景領域を入力
指定すると共に(ステップA1)、背景情報を入力指定
すると(ステップA2)、この背景領域および背景情報
は背景メモリ7に格納される。次に、この背景領域に重
ね合せて任意の形状、大きさの文字入力領域を入力指定
すると共に(ステップA3)、任意の文字列を入力する
と(ステップA4)、この文字入力領域および入力文字
列は入力文字メモリ8に格納される。そして、CPU1
は文字修飾情報の初期設定処理を行い、入力文字メモリ
8に「黒べた文字」を示す文字修飾情報を初期情報とし
て設定しておく(ステップA5)。次に、CPU1は文
字修飾情報設定部9を起動させ、背景に応じて文字修飾
情報を変更する処理を行わせる(ステップA6)。
【0011】図4はこの文字修飾情報変更処理を示した
フローチャートである。先ず、文字修飾情報設定部9は
背景メモリ7から背景情報を読み込み(ステップB
1)、背景の種類を判別する(ステップB2)。ここ
で、背景の種類が塗り種であればその濃度判別処理に移
り(ステップB3)、網かけであれば、網かけ種別にそ
の濃度判別処理に移り(ステップB4)、カラーであれ
ば、色判別処理に移る(ステップB5)。このような判
別結果に応じて文字修飾情報設定部9は背景/修飾テー
ブル10から対応する文字修飾情報を読み出し(ステッ
プB6)、これを入力文字メモリ8に設定する(ステッ
プB7)。
フローチャートである。先ず、文字修飾情報設定部9は
背景メモリ7から背景情報を読み込み(ステップB
1)、背景の種類を判別する(ステップB2)。ここ
で、背景の種類が塗り種であればその濃度判別処理に移
り(ステップB3)、網かけであれば、網かけ種別にそ
の濃度判別処理に移り(ステップB4)、カラーであれ
ば、色判別処理に移る(ステップB5)。このような判
別結果に応じて文字修飾情報設定部9は背景/修飾テー
ブル10から対応する文字修飾情報を読み出し(ステッ
プB6)、これを入力文字メモリ8に設定する(ステッ
プB7)。
【0012】次に、図2のステップA7に進み、CPU
1は入力文字メモリ8の内容を読み取り、入力文字メモ
リ8内に設定されている文字修飾情報に基づいて文字入
力領域内に入力文字列を表示出力させる(ステップA
7)。この場合、CPU1は背景メモリ7の内容にした
がって入力文字列を背景の上に重ね合せて表示出力させ
る。そして、“文字修飾を変更しますか?”のガイド表
示を行い(ステップA8)、その結果、変更が指示され
た場合には(ステップA9)、文字修飾指定部3−3か
ら入力指定された文字修飾情報が入力文字メモリ8にセ
ットされ、その内容の書き替えが行われる(ステップA
10)。
1は入力文字メモリ8の内容を読み取り、入力文字メモ
リ8内に設定されている文字修飾情報に基づいて文字入
力領域内に入力文字列を表示出力させる(ステップA
7)。この場合、CPU1は背景メモリ7の内容にした
がって入力文字列を背景の上に重ね合せて表示出力させ
る。そして、“文字修飾を変更しますか?”のガイド表
示を行い(ステップA8)、その結果、変更が指示され
た場合には(ステップA9)、文字修飾指定部3−3か
ら入力指定された文字修飾情報が入力文字メモリ8にセ
ットされ、その内容の書き替えが行われる(ステップA
10)。
【0013】このように本実施例においては、一旦、入
力文字メモリ8に初期設定された文字修飾情報が文字修
飾情報設定部9により背景に合った文字修飾情報に変更
される。ここで、図5は背景メモリ7に設定されている
背景情報(塗り種)の濃度が中位の場合の文字修飾例を
示し、この場合には初期設定内容が「白抜き縁付き文
字」を示す文字修飾情報に変更される。図6(A)は背
景(塗り種)の濃度が薄い場合の文字修飾例を示し、こ
の場合には初期設定内容は変更されず、「黒べた文字」
を示す文字修飾情報のままとなる。更に、図6(B)は
背景(塗り種)の濃度が薄い場合の文字修飾例を示し、
この場合には初期設定内容が「白抜き文字」を示す文字
修飾情報に変更される。なお、背景が黄色であれば、
「青色」の文字修飾情報に変更される。このように背景
の濃度やカラーに合わせて文字修飾情報が自動的に変更
されるので、背景と文字とのコントラストは、例えば図
5、図6に示すように極めて明瞭なものとなる。また、
背景に合わせて自動設定された文字修飾情報に基づいて
背景と共に入力文字列が実際に表示出力されると共に、
その設定通りで良いかを問うガイド表示が行われるの
で、ユーザは自動設定された文字修飾情報を任意に変更
することができる。したがって、背景と入力文字列との
コントラストを意識的に不明瞭とする場合には自動設定
された文字修飾情報をユーザの任意選択により変更すれ
ばよい。
力文字メモリ8に初期設定された文字修飾情報が文字修
飾情報設定部9により背景に合った文字修飾情報に変更
される。ここで、図5は背景メモリ7に設定されている
背景情報(塗り種)の濃度が中位の場合の文字修飾例を
示し、この場合には初期設定内容が「白抜き縁付き文
字」を示す文字修飾情報に変更される。図6(A)は背
景(塗り種)の濃度が薄い場合の文字修飾例を示し、こ
の場合には初期設定内容は変更されず、「黒べた文字」
を示す文字修飾情報のままとなる。更に、図6(B)は
背景(塗り種)の濃度が薄い場合の文字修飾例を示し、
この場合には初期設定内容が「白抜き文字」を示す文字
修飾情報に変更される。なお、背景が黄色であれば、
「青色」の文字修飾情報に変更される。このように背景
の濃度やカラーに合わせて文字修飾情報が自動的に変更
されるので、背景と文字とのコントラストは、例えば図
5、図6に示すように極めて明瞭なものとなる。また、
背景に合わせて自動設定された文字修飾情報に基づいて
背景と共に入力文字列が実際に表示出力されると共に、
その設定通りで良いかを問うガイド表示が行われるの
で、ユーザは自動設定された文字修飾情報を任意に変更
することができる。したがって、背景と入力文字列との
コントラストを意識的に不明瞭とする場合には自動設定
された文字修飾情報をユーザの任意選択により変更すれ
ばよい。
【0014】なお、上記実施例は背景メモリ7に設定さ
れている背景情報に基づいてその濃度を判別するように
したが、例えば、表示バッファ等に展開されている背景
パターンに基づいてその単位面積当たりの黒ドット数を
計数することによって濃度を判別するようにしてもよ
い。また、背景に合わせて自動設定される文字修飾とし
ては文字の縁を濃くする場合の他、文字の縁に陰を付け
るようにしてもよく、文字修飾の種類は任意である。
れている背景情報に基づいてその濃度を判別するように
したが、例えば、表示バッファ等に展開されている背景
パターンに基づいてその単位面積当たりの黒ドット数を
計数することによって濃度を判別するようにしてもよ
い。また、背景に合わせて自動設定される文字修飾とし
ては文字の縁を濃くする場合の他、文字の縁に陰を付け
るようにしてもよく、文字修飾の種類は任意である。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、入力された文字列と
重なり合う背景の状態に基づいて背景の濃度等に合った
文字修飾を自動的に設定することができるので、背景に
応じて文字修飾の設定を変更する作業が不要となると共
に、背景にふさわしい最適な文字修飾が可能となる。
重なり合う背景の状態に基づいて背景の濃度等に合った
文字修飾を自動的に設定することができるので、背景に
応じて文字修飾の設定を変更する作業が不要となると共
に、背景にふさわしい最適な文字修飾が可能となる。
【図1】実施例に係るワードプロセッサ等の文書処理装
置を示したブロック構成図。
置を示したブロック構成図。
【図2】背景/修飾テーブル10の内容を具体的に示し
た図。
た図。
【図3】本実施例の動作を示したフローチャート。
【図4】図3のステップA6(文字修飾情報自動変更処
理)を示したフローチャート。
理)を示したフローチャート。
【図5】背景濃度が中位の場合の文字修飾例を示した
図。
図。
【図6】背景に応じた文字修飾例を示し、(A)は背景
が薄い場合、(B)は背景が濃い場合の修飾例を示した
図。
が薄い場合、(B)は背景が濃い場合の修飾例を示した
図。
1 CPU 2 ROM 3 入力部 3−1 背景入力部 3−2 文字入力部 3−3 文字修飾情報指定部 5 印字部 6 表示部 7 背景メモリ 8 入力文字メモリ 9 文字修飾情報設定部 10 背景/修飾テーブル
Claims (2)
- 【請求項1】文字列を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された文字列と重なり合う背
景の状態を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された背景の状態に基づいて
文字修飾情報を選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された文字修飾情報を入力文
字列に対する文字修飾情報として設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とする文字修飾情報設定装置。 - 【請求項2】更に、背景に対応付けて文字修飾情報を記
憶する背景/修飾テーブルを設け、前記選択手段は前記
検出手段によって検出された背景の状態に対応する文字
修飾情報を前記背景/修飾テーブルから読み出すことに
より該当する文字修飾情報を選択するようにしたことを
特徴とする請求項(1)記載の文字修飾情報設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6229010A JPH0876740A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 文字修飾情報設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6229010A JPH0876740A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 文字修飾情報設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0876740A true JPH0876740A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16885349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6229010A Pending JPH0876740A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 文字修飾情報設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0876740A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100636196B1 (ko) * | 2004-11-20 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이부를 구비한 이미지 인쇄 장치에서 배경화면을설정하는 방법 |
WO2010067557A1 (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-17 | ブラザー工業株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6229010A patent/JPH0876740A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100636196B1 (ko) * | 2004-11-20 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이부를 구비한 이미지 인쇄 장치에서 배경화면을설정하는 방법 |
WO2010067557A1 (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-17 | ブラザー工業株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ |
JP2010139670A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Brother Ind Ltd | ヘッドマウントディスプレイ |
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