JPH07282050A - 文書編集方法及びその装置 - Google Patents

文書編集方法及びその装置

Info

Publication number
JPH07282050A
JPH07282050A JP6073412A JP7341294A JPH07282050A JP H07282050 A JPH07282050 A JP H07282050A JP 6073412 A JP6073412 A JP 6073412A JP 7341294 A JP7341294 A JP 7341294A JP H07282050 A JPH07282050 A JP H07282050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruby
document
character string
appearance frequency
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6073412A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Morita
敦子 盛田
Takao Matsuzaki
祟夫 松崎
Masahiro Goto
正宏 後藤
Yukio Funyu
幸雄 舟生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6073412A priority Critical patent/JPH07282050A/ja
Publication of JPH07282050A publication Critical patent/JPH07282050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Machine Translation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書内に存在する同一文字列の中からルビを
付けるべき文字列の適切な位置を自動的に決定し、ユー
ザに手間をかけることなく見やすい位置にルビを表示す
る。 【構成】 ルビ設定文字指定部501にて文書データ内
の任意の文字列に対するルビ設定の指定が行なわれる
と、該文字列の文書データ内出現頻度を出現頻度検出部
502にて検出し、この出現頻度情報をもとに、ルビ強
制表示部503やルビ表示ページ決定部504,ルビ表
示部505にて、文書内同一文字のそれぞれに対するル
ビの表示または非表示を決定する。ルビを表示する文字
列をその文字列の文書内出現頻度に従い、出現頻度の高
い文字列に対しては表示間隔を大きく、出現頻度の低い
文字列に対しては表示間隔を狭く決定するため、文書の
適切な位置の文字列にルビが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワードプロセッサ等の文
書編集方法及びその装置に係り、特に、難しい漢字等の
文字にルビ等の修飾を自動的に加えて表示,印刷,保存
するのに好適な文書編集方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等で文書を作成し、こ
れを他人に見せるために印刷する場合には、難しい漢字
にルビを付ける必要が生じる。ワードプロセッサの操作
画面上で一々このルビを付ける作業を行うのは面倒であ
る。そこで、例えば、特開平4−263361号公報記
載の技術技術では、ルビを付けようとする文字列に対
し、その「読み」を自動的にルビとして設定し、該当位
置に表示するようにしている。また、特開平5−101
056号公報記載の技術技術においては、漢字かな混じ
り文の入力時に、漢字とその読みつまりルビとを対応付
けて記憶しておき、漢字とルビを常に同時に表示するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、文書内の同一漢字(文字列)全てについてルビの設
定がされたり、また、ユーザが指定した箇所の漢字のみ
にルビの設定が行われる。1つの文書内に頻繁に出現す
る漢字の全てにルビが付されると、その文書の読み手は
ルビを煩わしく感じてしまうという問題がある。また、
ユーザの指定箇所にしかルビが設定されない場合には、
その指定箇所が適切でないと、読み手が漢字の読みを忘
れてしまったときにその漢字にルビが設定されていなか
ったということが生じ、これも問題である。ルビを付け
る漢字をユーザが指定する場合、通常は、頁毎にルビ設
定対象漢字がその頁に最初に現れた箇所にルビを付ける
のが普通である。しかし、文書作成中に削除,挿入等を
繰り返し、文書中でのルビ設定漢字の位置が頁を越えて
ずれてしまうと、ルビを設定した漢字がその頁の最初に
出てくるとは限らなくなってしまい、これを一々修正す
るのは面倒である。
【0004】そこで、特開平2−289021号公報記
載の従来技術では、ルビ設定の対象漢字が出現する初回
から所定回数まではルビを設定し、それ以後はルビを設
定しないようにしている。これは、所定回数までルビを
付けておけば読み手はその漢字の読みを記憶してしまう
ので、それ以後はルビは不要になるという考えに基づい
ている。しかし、文書の読み始めはルビが付いているた
めに漢字の読みが解ったとしても、文書を読み進むうち
にその漢字の読みを忘れてしまうことは往々にしてあ
る。また、文書の後半のみを後日読むという場合には、
ルビが付けられている文書前半の該当箇所を探さなけれ
ばならないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ルビ等の修飾を文書中に
設定する場合、設定箇所として適切な位置を自動的に決
定する文書編集方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、文字データ
を編集して出力する文書編集装置において、文書内のル
ビ出力対象文字列が指定されたとき、当該文字列の当該
文書内での出現頻度に応じて、当該文書中の当該文字列
の中からルビを出力する文字列を自動決定することで、
達成される。
【0007】
【作用】文書内でのルビ表示の間隔が、当該文字列の当
該文書内での出現頻度に応じて自動決定されるので、ど
うような文書に対しても適切な位置にルビが表示され、
ルビを付けすぎることや、付けなさすぎることによる
「読みにくさ」の問題を解決できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る文書編集装置
の構成図である。本実施例に係る文書編集装置は、CP
U101と、外部記憶装置102と、ディスプレイコン
トローラ131と、入力コントローラ141及びプリン
タコントローラ151の構成装置を有し、これらは、シ
ステムバス106を介して互いにデータの授受が可能と
なっている。
【0009】また、各構成装置はそれぞれ、以下のよう
な各種機器と接続されている。ディスプレイコントロー
ラ131にはディスプレイメモリ132が接続され、デ
ィスプレイメモリ132には、ディスプレイ133が接
続されている。入力コントローラ141には、キーボー
ド142及びポインティングデバイス143が接続され
ている。
【0010】プリンタコントローラ151には、プリン
タ装置152が接続されている。CPU101には、主
記憶装置171が接続されている。この主記憶装置17
1に、文書編集プログラム172と、ルビ表示プログラ
ム173と、ルビデータ記憶部174と、ユーザ指定情
報記憶部175と、文書データ格納部176とが設けら
れている。CPU101は、主記憶装置171に格納さ
れている文書編集プログラム172およびルビ表示プロ
グラム173を実行する。
【0011】尚、これらの文書編集プログラム172及
びルビ表示プログラム173を、主記憶装置171では
なく外部記憶装置102に設けておき、実行時に、シス
テムバス106を経由して主記憶装置171に読み込ん
でもよい。また、ルビデータ記憶部174、ユーザ指定
情報記憶部175、文書データ格納部176も、外部記
憶装置102に設けておき、プログラム実行時にこれら
を外部記憶装置102から取り出し、主記憶装置102
に読み込んでもよい。
【0012】図2は、文書データ格納部176の構成図
である。文書データ176は、1ページないし複数のペ
ージから構成され、各ページは、通常、文字コード20
1と、ルビや倍角指定等の文字修飾を指定する文字修飾
コード202と、改頁コード203からなる。また、文
書の終わりには、終了コード204を有する。
【0013】図3は、ルビデータ記憶部174の構成図
である。ルビデータ記憶部174には、ルビ設定を行う
各文字列ごとに、ルビ設定に必要な情報が格納される。
本実施例では、ルビ設定を行う文字列の文字コードを格
納する文字コード記憶部301と、該文字コードに対応
する読みデータを格納する読み記憶部302と、該文字
コードの文書内出現頻度情報を格納する出現頻度記憶部
303の情報その他が格納されている。
【0014】図4は、ユーザ指定情報記憶部175の設
定情報例を示す図である。本実施例では、文字列の出現
頻度によりルビを付ける間隔を調整する。例えば1頁当
たり5回は出現する文字列については5頁置きに当該頁
の最初の該当文字列にルビを付け、1頁当たりに1回し
か出現しない文字列については頁毎にルビを付ける様に
する。
【0015】このようなルビの表示制御を行うため、本
実施例では、ユーザがルビ表示に関するパラメータとし
て、「ルビ強制表示範囲」401、「出現頻度検出最大
値」402、「ルビ表示間隔最大値」403の3つを指
定するようにしている。つまり、図4に示す様に、傾き
が「ルビ表示間隔最大値/出現頻度検出最大値」となる
ような比例関数を作成する。ただし、同一文字列の出現
頻度がルビ強制表示範囲401の値より小さい場合、ル
ビ表示頁間隔を「0」とし、全ての同一文字列にルビを
表示する。同一文字の出現頻度が出現頻度検出最大値4
02の値より大きい場合は、ルビ表示間隔をルビ表次間
隔最大値403の値とする。また、ルビ表示間隔はペー
ジを単位とし、小数点以下の値は切り捨てる。この関数
に、ルビ設定を行う文字の文書内出現頻度を設定するこ
とで、ルビ設定を行う各文字列がルビ表示間隔を一意に
決定可能となる。
【0016】図4は、ルビ強制表示範囲401として
「1回/頁」を、出現頻度検出最大値402として「5
回/頁」を、ルビ表示間隔最大値403として「5頁」
を、ユーザがそれぞれ指定した場合の、文字列の文書内
出現頻度とルビ表示間隔の関係例を示している。このパ
ラメータの指定は、メニューの中から該当メニューを選
択して図13に示す画面を開き、この画面中に入力する
ことで行う。
【0017】図5は、ルビ表示プログラム173の基本
構成図である。ルビ表示プログラム173は、ルビ設定
文字指定部501と、出現頻度検出部502と、ルビ強
制表示部503と、ルビ表示頁決定部504と、ルビ表
示部505よりなる。ルビ設定文字指定部501は、ル
ビ設定を行なう文字列の指定と、該文字列データのルビ
データ記憶部174への登録を行なう。出現頻度検出部
502は、ルビ設定を行う文字列の文書データ176内
での出現頻度を検出する。ルビ強制表示部503は、ユ
ーザ指定情報記憶部175の情報によってルビ設定を行
う文字列の文書データ内の出現頻度が低いと判定された
場合に、文書データ内の全ての当該文字列にルビを表示
させる。ルビ表示頁決定部504は、ユーザ指定情報1
75の情報によって当該文字列の文書データ内での出現
頻度が低いと判定されなかった場合に、文書内の各々の
ページについてルビを表示するか否かを決定する。ルビ
表示部505は、1ページ内で最初に出現した当該文字
列にのみルビを表示させる。
【0018】ルビ設定文字指定部501は、ユーザの操
作によって起動され、出現頻度検出部502は、ルビ設
定文字指定部501の実行終了後に、ルビ設定文字指定
部501でルビ設定が指定された文字列に対して起動さ
れる。出現頻度検出部502は、ユーザがルビ表示文字
を再決定するためのコマンドを起動した場合や、ユーザ
が文書データ176を外部記憶装置102等に格納する
コマンドを起動した場合、あるいは編集操作によって文
書データ176内の改頁コード203の数が変化した場
合などのタイミングで、ルビデータ記憶部174内の各
文字コードに対してそれぞれ起動されるようにするのが
好ましい。
【0019】出現頻度記憶部502の実行終了後、出現
頻度記憶部502で算出した出現頻度情報の値に基づ
き、ルビ強制表示部503、またはルビ表示ページ決定
部504が起動される。ルビ表示ページ決定部504
は、ルビ設定を行う文字列について、ルビを表示するペ
ージを決定し、該ページに対してルビ表示部505を起
動する。ルビ強制表示部503及びルビ表示部505
は、夫々、ルビ表示を行うよう決定された文書データ1
76内の各々の文字コードに対し、読みデータ記憶部3
02内の該文字コードに対応する読みデータを該文字コ
ードのルビとして表示するための文字修飾コードを付加
し、文書データ276に再格納する。
【0020】図6は、図5に示すルビ設定文字記憶部5
01の実行手順を示すフローチャートである。ユーザが
編集中の文書の任意箇所でルビ設定を指示すると、例え
ば図12に示される様にルビ設定用のウインドウ120
1が画面に表示され、ルビ設定を行なう文字列の入力待
ちとなる(ステップ601)。ユーザはこのウインドウ
画面でルビを付ける文字列の入力(図12の例では「編
集」という文字列)を行う(ステップ602)。この文
字列の入力があると、装置側は、入力文字列を読み込
み、次いでルビデータ記憶部174の検索を行う(ステ
ップ603、604)。ルビデータ記憶部174内に、
この入力文字列と同一の文字コードを持つエントリが存
在しなければ、ルビデータ記憶部174に新たな領域を
確保し、入力文字列の文字コード及び読みデータを、夫
々この領域の文字コード記憶部301、読みデータ記憶
部302にセットする(ステップ605、606、60
7)。読みデータの作成は、例えば特開平4−2633
61号公報記載の方法を用いて、文字列の入力変換時の
読みデータを予め記憶しておき、そのデータを利用して
行なってもよい。また、図12に示すウインドウ画面で
ユーザに入力させるようにしてもよい。尚、ルビ設定時
に編集中文書のルビ設定文字列がマウスやキーボードで
指定されたときは該指定に係る文字列を編集中文書から
取り込み図12のウインドウ画面内に表示するようにす
ることも可能である。
【0021】図7は、出現頻度検出部502の実行手順
を示すフローチャートである。まず、ルビ設定を行う文
字列の文書データ内での出現回数をカウントするための
カウンタCOUNTに「0」をセットする(ステップ7
01)。文書データ176の読み込みを行ない、読み込
んだ文書データ内の文字コードと、ルビ設定を行う文字
列の文字コードが一致したら、COUNTに「1」を加
える(ステップ702、704、705)。ステップ7
02からステップ705を終了コード検出まで(ステッ
プ703)繰り返す。ステップ703にて終了コードを
検出したら、COUNTの値を基に、ルビ設定を行う文
字列の出現頻度を算出し、その結果をルビデータ記憶部
174の当該文字列に対応する領域の出現頻度記憶部3
03にセットする(ステップ706、707)。
【0022】図8は、ルビ強制表示部503の実行手順
を示すフローチャートである。ルビ設定を行う文字列に
ついて、ルビデータ記憶部174内の当該文字列に対応
する出現頻度情報と、ユーザ指定情報記憶部175内の
ルビ強制表示範囲401とを比較し、その文字列の出現
頻度がルビ強制表示の条件を満たすか否かを判定する
(ステップ801)。条件を満たす場合のみ、以下のス
テップに進み、満たさない場合には終了する。
【0023】条件を満たす場合には、文書データ176
の読み込みを行い、読み込んだ文書データの文字コード
と、ルビ設定を行う文字列の文字コードが一致した場合
のみ、ルビ表示を指定する(ステップ802、804、
805)。このステップ802〜805までを、終了コ
ードが検出されるまで(ステップ803)繰り返す。
【0024】図9は、ルビ表示部505の実行手順を示
すフローチャートである。まず、ルビ表示を行うページ
内でルビ設定を行う文字列に対するルビ表示が既に行わ
れているか否かを判定するフラグFLAGを初期化する
(ステップ901)。次いで文書データ176の読み込
みを行い(ステップ902)、読み込んだ文書データの
文字コードと、ルビ設定を行う文字列の文字コードが一
致していた場合、文書データの文字コードにルビ表示を
指定し(ステップ906、907)、FLAGに“1”
をセットする(ステップ908)。以降、ステップ90
2からステップ908を、終了コード検出、改頁コード
検出、又はFLAGが“1”となるまで繰り返す(ステ
ップ903、904、905)。
【0025】図10は、ルビの強制表示を行なわない場
合に実行されるルビ表示頁決定部504の処理手順を示
すフローチャートである。ルビ設定を行う文字列につい
て、ルビデータ記憶部174に格納された出現頻度情報
とユーザ指定情報記憶部175の情報から、対象文字列
に対するルビ表示間隔を決定する(ステップ100
1)。次に、図9に示したルビ表示処理を実行し、その
終了条件を読み込む(ステップ1002)。終了コード
検出によって終了した場合は、そのまま終了する(ステ
ップ1003)。改頁コード検出によって終了した場合
は、ルビ表示処理を行ったページ内に、ルビ設定を行う
文字列と一致する文字列がなかったということになるた
め、次ページに対し引き続きルビ表示処理を行なう(ス
テップ1004)。FLAGが“1”となって終了した
場合、つまり、ルビを表示して終了した場合は(ステッ
プ1005)、該文字列に対しルビ表示をしないページ
数をカウントするカウンタCOUNTに“0”をセット
し、COUNTの値が該文字列のルビ表示間隔の値と等
しくなるまで、ひき続き文書データ176の読み込みを
行う(ステップ1006〜1011)。ステップ100
3,1004,1005のいずれにもあてはまらないと
きは、なんらかのエラーが発生したと考えられるため、
処理を中断する。
【0026】図11は、上述した処理結果により選られ
る文書の例を示す図である。例えばユーザ指定情報中に
「文字列の出現頻度が3回/ぺージ以上の場合には、3
ページに1回ルビを表示する」という指示があった場
合、文書内の「編集」という文字列に対してルビ設定を
行ない、かつ文書中の「編集」という文字列の出現頻度
が上記条件を満たしている時、該文字列に対しルビを表
示したページの次の2ページには、「編集」という文字
が現れてもルビを表示しない。
【0027】また、ユーザ指定情報中に「文字列の出現
頻度が1回/ページ未満の文字列には、全てルビを表示
する」という指示がある場合、「履歴」という文字列が
その条件を満たせば、同一ページ中に「履歴」という文
字列が複数存在しても、それら全てにルビを表示する。
【0028】上述した実施例は、1文書全体の文字列出
現頻度を見てルビの表示処理を行ったが、文字列出現頻
度が文書の前半と後半とで異なる場合は往々にしてあ
る。このような出現頻度むらまで考慮した実施例を図1
4に示す。図14に示す実施例では、ルビ表示頁を、同
一文字の頁毎の出現回数をもとに、「この頁より何頁後
にルビを表示するか」という観点で決定する。従って、
同一文字が集中して現れる部分ではルビの表示間隔が大
きくなり、あまり現れない部分では表示間隔は狭くな
る。
【0029】そこでまず、ルビ設定を行う文字列につい
て、文書内の各頁毎の同一文字の出現回数を検出する
(ステップ1401)。先頭頁から順に、頁における同
一文字の出現回数とユーザ指定情報記憶部175の情報
をもとに、その文字列に対し次にルビを表示する頁を決
定する(ステップ1402)。次に、図9に示したルビ
表示処理を実行し、その終了条件を読み込む(ステップ
1403)。終了コード検出により終了した場合には、
そのまま終了する(ステップ1404)。改頁コード検
出によって終了した場合には、次頁に対し引き続きルビ
表示処理を行う(ステップ1405)。FLAGが
“1”となって終了した場合には、その文字列に対しル
ビを表示しない頁数をカウントするカウンタCOUNT
に“0”をセットし、COUNTの値がその文字列のル
ビ表示間隔の値と等しくなるまで、引き続き文書データ
の読み込みを行う(ステップ1406〜1412)。ス
テップ1404,1405,1406のいずれにも当て
はまらない場合には、何等かのエラーが発生したと考え
られる為、処理を中断する。
【0030】尚、上述した実施例では、ルビの表示につ
いて説明したが、ルビ以外の修飾コードを付加する場合
にも同様に適用することができ、また、表示ばかりでな
く、印刷時や保存時に修飾コードを付加することも可能
であることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ルビ等の修飾コードを
表示,印刷,保存する文字列の位置を、同一文字列の文
書内出現頻度に応じて自動的に適切に決定するため、ユ
ーザの負担が軽減し、編集効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書編集装置の構成図
である。
【図2】文書データの一実施例を示す図である。
【図3】ルビデータ記憶部の一実施例を示す図である。
【図4】ユーザ指定情報記憶部の一情報例を示す図であ
る。
【図5】ルビ表示プログラムの基本構成を示す図であ
る。
【図6】ルビを設定する文字の登録方法のフローチャー
トである。
【図7】ルビを設定する文字の文書内出現頻度算出のフ
ローチャートである。
【図8】ルビ強制表示のフローチャートである。
【図9】1ページ1ヶ所のルビ表示を行なう場合のフロ
ーチャートである。
【図10】ルビを頁間隔をあけて表示させる場合のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の一実施例に係るルビ表示処理を適用
した文書の例を示す図である。
【図12】ルビ設定指示が入力されたときに開かれるル
ビ設定ウインドウを示す図である。
【図13】ルビ設定のパラメータ指定画面を示す図であ
る。
【図14】文書中でルビ表示対象文字列の出現頻度ムラ
があるときのルビ表示処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101…CPU、171…主記憶装置、172…文書編
集プログラム、173…ルビ表示プログラム、174…
ルビデータ記憶部、175…ユーザ指定情報記憶部、1
76…文書データ格納部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟生 幸雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを編集して出力する文書編集
    装置において、文書内のルビ出力対象文字列が指定され
    たとき、当該文字列の当該文書内での出現頻度に応じ
    て、当該文書中の当該文字列の中からルビを出力する文
    字列を自動決定することを特徴とする文書編集方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ルビ出力対象文字列
    の当該文書内での出現頻度が所定値より低いときは当該
    文書中の全部の当該文字列に対しルビ出力を行うをこと
    を特徴とする文書編集方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、出現頻度の高い文字
    列はm頁置きに当該頁の先頭に現れる当該文字列に対し
    てルビ出力を行い、出現頻度の低い文字列はn(<m)
    頁置きに当該頁の先頭に現れる当該文字列に対してルビ
    出力を行うことを特徴とする文書編集方法。
  4. 【請求項4】 文字データを編集して出力する文書編集
    装置において、文書内のルビ表示対象文字列が指定され
    たとき、当該文字列の当該文書内での頁毎における出現
    頻度に応じて、当該文書中の当該文字列の中からルビを
    出力する文字列を自動決定することを特徴とする文書編
    集方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、文書内でルビ出力対
    象文字列の出現頻度が高い部分に対しては低い部分に比
    べてルビを出力する文字列の間隔を大きくすることを特
    徴とする文書編集方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
    て、ルビの出力は、ルビを編集画面上に表示すること、
    あるいは、ルビを印刷することのいずれかであることを
    特徴とする文書編集方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかにおい
    て、文字列の出現頻度とルビ出力間隔との関係を指定さ
    せる画面を表示することを特徴とする文書編集方法。
  8. 【請求項8】 文字データを編集して出力する文書編集
    装置において、文書内のルビ出力対象文字列が指定され
    たとき当該文字列の当該文書内での出現頻度に応じて当
    該文書中の当該文字列の中からルビを出力する文字列を
    自動決定する手段を備えることを特徴とする文書編集装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、ルビ出力対象文字列
    の当該文書内での出現頻度が所定値より低いときは当該
    文書中の全部の当該文字列に対しルビ出力を行うをこと
    を特徴とする文書編集装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、出現頻度の高い文
    字列はm頁置きに当該頁の先頭に現れる当該文字列に対
    してルビ出力を行い出現頻度の低い文字列はn(<m)
    頁置きに当該頁の先頭に現れる当該文字列に対してルビ
    出力を行うことを特徴とする文書編集装置。
  11. 【請求項11】 文字データを編集して出力する文書編
    集装置において、文書内のルビ表示対象文字列が指定さ
    れたとき当該文字列の当該文書内での頁毎における出現
    頻度に応じて当該文書中の当該文字列の中からルビを出
    力する文字列を自動決定する手段を備えることを特徴と
    する文書編集装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、文書内でルビ出
    力対象文字列の出現頻度が高い部分に対しては低い部分
    に比べてルビを出力する文字列の間隔を大きくすること
    を特徴とする文書編集装置。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至請求項12のいずれかに
    おいて、ルビの出力は、ルビを編集画面上に表示するこ
    と、あるいは、ルビを印刷することのいずれかであるこ
    とを特徴とする文書編集装置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至請求項13のいずれかに
    おいて、文字列の出現頻度とルビ出力間隔との関係を指
    定させる画面を表示する手段を備えることを特徴とする
    文書編集装置。
JP6073412A 1994-04-12 1994-04-12 文書編集方法及びその装置 Pending JPH07282050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6073412A JPH07282050A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 文書編集方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6073412A JPH07282050A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 文書編集方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07282050A true JPH07282050A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13517463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6073412A Pending JPH07282050A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 文書編集方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07282050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060020A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置及びプログラム
JP2014010565A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Canon Marketing Japan Inc 電子書籍端末、情報処理方法、プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060020A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置及びプログラム
JP2014010565A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Canon Marketing Japan Inc 電子書籍端末、情報処理方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03204766A (ja) 文書処理装置のメニュー表示制御装置
JPH07282050A (ja) 文書編集方法及びその装置
JPH08211860A (ja) 表示色変更装置
JP3752698B2 (ja) 文書処理装置
JP3402759B2 (ja) 文書処理装置及び文書処理方法
JP3158415B2 (ja) 文書データ表示装置
JP2970010B2 (ja) 挿入機能付きテープ印字装置
JP3358311B2 (ja) 表処理装置
JPH10240432A (ja) 文字認識装置
JPH0721159A (ja) 文字処理装置及び方法
JPH0619906A (ja) 文書処理装置
JP3507182B2 (ja) 図形編集装置及び図形編集方法
JPH07200562A (ja) 文書書式設定方法
JPH0619907A (ja) 文書処理装置
JPH0567149A (ja) 辞書検索方法及び装置
JPH06124281A (ja) 日本語処理装置の改行処理方法
JPH0447448A (ja) 表出力装置
JPS60129876A (ja) 文書処理装置
JPH0675233B2 (ja) 文書処理装置
JPH0916579A (ja) 文字入力装置および文字入力方法
JPH05324613A (ja) 文書作成方法および文書作成装置
JPH09128378A (ja) 文書表示制御装置
JPS62293460A (ja) 文書編集情報機器
JPH0831097B2 (ja) 文書入力処理装置
JPH11110382A (ja) 文書作成装置、及び記録媒体