JPH0876573A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0876573A
JPH0876573A JP6212941A JP21294194A JPH0876573A JP H0876573 A JPH0876573 A JP H0876573A JP 6212941 A JP6212941 A JP 6212941A JP 21294194 A JP21294194 A JP 21294194A JP H0876573 A JPH0876573 A JP H0876573A
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JP
Japan
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developer
forming apparatus
image forming
image carrier
developing device
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Pending
Application number
JP6212941A
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English (en)
Inventor
So Kai
創 甲斐
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Yoshiko Ishii
佳子 石井
Hidetoshi Yano
英俊 矢野
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
Masako Suzuki
雅子 鈴木
Satoshi Muramatsu
智 村松
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置本体を大型化させず、サービスマンあるい
はユーザーが簡単な作業で現像剤を交換でき、同時に像
担持体の交換もできる画像形成装置を提供する。 【構成】像担持体2は、内部が仕切板17によって軸線
方向に現像剤供給室9aと現像剤回収室9bとに分けら
れた像剤収納部9として構成されている。現像剤供給室
9aの内部には、現像剤排出口31の中心に軸を持つス
クリュー羽根のついた軸回転型現像剤移動部材16aが
設けられ、現像剤回収室9bの内部には像担持体2の回
転中心に軸を持つスクリュー羽根のついた軸回転型現像
剤移動部材16bが設けられている。像担持体2及び現
像剤が寿命に達したとき、像担持体2と一体になった現
像剤収納部を交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像が形成される
像担持体と、該像担持体に形成された静電潜像を現像す
る現像装置とを有する、プリンタ、複写機、ファクシミ
リ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の画像形成装置では、現像剤の
劣化が避けられず、特にトナーとキャリアからなる二成
分現像剤を用いる場合はサービスマンによる現像剤の交
換が不可欠である。現像剤の交換について、その一例を
説明すれば、以下のような作業工程である。
【0003】装置本体の前カバーを開け、ドラムユニッ
ト前側板についている固定金具を外し、現像ユニット解
除レバーを左側に開き、現像ユニットを引き出す。現像
ユニットの固定ネジを外してトナーホッパーを取り出
す。そして、新聞紙などの上に現像ユニットを逆さまに
置き、ノブを回しながら現像剤を回収する。次にノブを
回しながら補給口より現像剤を左右均一に入れる。さら
に、新しい現像剤を入れた後は、現像スリーブを回転さ
せ、現像剤がスリーブ上に均一に付着するようにする。
【0004】かかる作業の注意事項として、現像ユニッ
トの入り口シール部材で感光体を傷つけないように引き
抜くこと、入り口シール部材には手を触れないことなど
が挙げられる。また、現像ユニット内に現像剤が残って
いると、設計時に想定した現像剤量より多くの現像剤が
入ってしまい、現像器のユニットトルクが過負荷とな
り、現像スリーブの回転や駆動部に悪影響を与える。強
いては現像系のギヤ、さらには現像器の破損につなが
る。
【0005】以上のように、現像剤の交換の作業工程は
熟練したサービスマンが行なわなければならない作業工
程が多く、一般のユーザーには取扱いが困難である。ま
た、サービスマンがユーザー先で作業をすることがほと
んどであり、現像剤による汚れなどでユーザーに迷惑が
かかる恐れもある。
【0006】電子写真複写機等では、現像剤の他に感光
体も必要に応じて交換する必要がある。このため、現像
剤の交換とは別に作業が必要になる。
【0007】上述のように、現像剤の交換は専門知識や
技能を必要とする。また、それとは別に像担持体の交換
がある場合、多くのメンテンナス作業が不可欠である。
【0008】そこで、特開平3−200987号公報に
は、新しい現像剤と使用済みの現像剤をそれぞれ収容す
る二つの現像剤収容室からなる現像剤カートリッジを現
像装置本体に着脱自在とする技術が開示されている。こ
れにより、現像剤の交換が容易になるという効果が得ら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像装
置に新たに現像剤カートリッジを設けることで、装置の
容積が大きくなるという問題点がある。また、像担持体
の交換を別の作業で行わなければならないので、メンテ
ナンスの作業量はそれほど軽減されない。
【0010】本発明は、装置本体を大型化させず、サー
ビスマンあるいはユーザーが簡単な作業で現像剤を交換
でき、同時に像担持体の交換もできる画像形成装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、静電潜像が形成される像担持体と、該像担持
体に形成された静電潜像を現像する現像装置とを有する
画像形成装置において、前記像担持体の内部に現像剤収
納部が設けられ、該現像剤収納部が前記像担持体と一体
的に交換可能なことを特徴としている。
【0012】また、本発明は上記目的を達成するため
に、前記像担持体は、現像剤収納部に現像剤を搬入する
現像剤搬入口と、現像剤収納部から現像剤を排出する現
像剤排出口とを有することを特徴としている。
【0013】さらに、本発明は上記目的を達成するため
に、前記像担持体は、現像剤収納部に現像剤を搬入及び
排出する開口部を有することを特徴としている。
【0014】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記像担持体の現像剤収納部と前記現像装置と
の間に、現像剤を搬送するための現像剤搬送経路を備え
たことを特徴としている。
【0015】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記像担持体の現像剤収納部から前記現像装置
へ現像剤を搬送する現像剤供給経路と、該現像剤供給経
路とは独立して設けられ前記現像装置から前記現像剤収
納部へ現像剤を搬送する現像剤回収経路とを有すること
を特徴としている。
【0016】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記現像剤搬送経路内に配設された現像剤搬送
手段を正逆回転可能に設け、前記現像剤収納部と前記現
像装置との間で双方向に現像剤が搬送可能なことを特徴
としている。
【0017】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記現像剤収納部が、前記現像装置へ供給する
ための現像剤を収納する現像剤供給室と、前記現像装置
から回収した現像剤を収納する現像剤回収室とを兼ねる
ことを特徴としている。
【0018】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記現像剤収納部が、前記現像装置へ供給する
ための現像剤を収納する現像剤供給室と、前記現像装置
から回収した現像剤を収納する現像剤回収室とに区分さ
れていることを特徴としている。
【0019】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記現像剤収納部の内部に現像剤を移動する手
段を有することを特徴としている。
【0020】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記像担持体が画像形成装置本体に装着された
とき、前記現像剤収納部の前記現像剤搬入口が前記現像
剤排出口よりも、垂直方向において高い位置にあるか同
じ位置にあることを特徴としている。
【0021】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記像担持体を画像形成装置本体に装着すると
き、前記現像剤収納部には前記現像装置に収納された現
像剤と同量の現像剤が収納されていることを特徴として
いる。
【0022】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記像担持体が画像形成装置本体に装着される
と、前記現像剤収納部より現像剤が現像装置に供給され
るように画像形成装置が動作し、前記像担持体が寿命に
達すると判断されたときは前記現像装置より現像剤が前
記現像剤収納部に回収されるように画像形成装置が動作
することを特徴としている。
【0023】
【作用】上記の構成によれば、像担持体の内部に現像剤
収納部が設けられ、その現像剤収納部が像担持体と一体
的に交換可能となっているので、像担持体を交換するこ
とにより同時に現像剤収納部を交換することができる。
【0024】その他の作用については、以下の実施例の
説明により明らかとなるであろう。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0026】図1は、本発明に係る画像形成装置の主要
部断面図である。図1において、画像形成装置1は電子
写真方式で画像を形成されるものであって、中央に時計
回りに一定速度で回転するドラム状の像担持体2を有
し、その周辺に回転方向に沿って、像担持体表面を均一
に帯電する帯電部材3、光照射によって静電潜像を形成
する像露光装置4、静電潜像をトナーで現像する現像装
置5、搬送される紙などの転写材にトナー像を転写する
転写部材6、像担持体表面を清掃するクリーニング装置
7が設けられている。なお、符号8は転写後のトナー像
を転写材に定着する定着装置である。像担持体2の円筒
表面にはOPC(有機感光体)が塗布されている。現像
装置5で使用される現像剤はトナーとキャリアからなる
二成分現像剤である。この画像形成装置1においては、
像担持体2と現像剤の寿命は同程度になるように予め設
定している。
【0027】図2に示すように、像担持体2は、感光体
ドラム部10、現像剤漏れ防止部材11、後フランジ1
2、止め輪13、前フランジ14及びドラム前側板15
からなり、そしてその内部が現像剤収納部9として構成
されている。この現像剤収納部9の内部は、仕切板17
によって軸線方向に現像剤供給室9aと現像剤回収室9
bとに分けられている。なお、像担持体2を画像形成装
置1にセットするときは、この図の左側(画像形成装置
1の手前側)から右側(同奥側)に向けて押し込む。
【0028】画像形成装置1の奥側(図の右側)には、
現像剤回収室9bに現像剤を搬入するための現像剤搬入
経路21が設けられ、現像剤搬入経路21の内部には現
像剤を搬送するスクリューコンベア22が設けられてい
る。そして、現像剤搬入経路21の外周にコイル状のバ
ネ24が嵌挿される。このバネ24の奥側端は装置フレ
ーム20に係止され、前側(図の左側)端には円筒部材
25が係止されて設けられている。従って、円筒部材2
5は現像剤搬入経路21の外側を左右に摺動可能となっ
ている。
【0029】像担持体2を画像形成装置1本体にセット
するときは、この図の左側(画像形成装置1の手前側)
から右側(同奥側)に向けて押し込む。すると、像担持
体2の現像剤漏れ防止部材11に押されて円筒部材25
が装置奥側に移動し、現像剤搬入経路21の先端である
現像剤供給口23が像担持体2の現像剤漏れ防止部材1
1の中心部を押し開く。像担持体2の画像形成装置1本
体へのセットが完了すると、図3に示すように、現像剤
供給口23が像担持体2の内部の現像剤回収室9bに達
する。このとき、バネ24により左方に付勢されている
円筒部材25の端面が現像剤漏れ防止部材11に当接し
ていることにより、現像剤回収室9bからの現像剤の漏
れが防止される。なお、像担持体2の後フランジ12の
外周部分にはギヤ溝12’が形成されていて、これより
駆動力が伝達され、像担持体2が回転する。
【0030】像担持体2の手前側(図2,3では左側)
に取り付けられた前フランジ14には、止め輪13がね
じ込み式に固定されていて、ドラム前側板15のドラム
軸方向の位置決めをしている。ドラム前側板15は、止
め輪13及び前フランジ14に対して回転自在に装着さ
れていて、後述する軸受けに支持されると像担持体2が
回転しても回転しない。そのドラム前側板15の中心を
外れた部分には開口部が形成され、これが現像剤排出口
31となる。この現像剤排出口31は、電磁クラッチ
(図示せず)によってドラム前側板15上をスライド式
に開閉する蓋部材32で覆われている。この位置関係
を、図4の像担持体2の正面に示す。なお、図4におい
て、実線は現像剤排出口31が開いた状態、破線が閉じ
た状態をそれぞれ示している。
【0031】像担持体2内部の現像剤供給室9aには、
予め新しい現像剤が収納されているが、現像剤排出口3
1は蓋部材32で覆われているので、収納された現像剤
が漏れないようになっている。その現像剤供給室9aの
内部には、現像剤排出口31の中心に軸を持つスクリュ
ー羽根のついた軸回転型現像剤移動部材16aが設けら
れている。この軸回転型現像剤移動部材16aの回転軸
の奥側は、後フランジ12に回転自在に支持されてい
る。回転軸の手前側は、像担持体2の装着時に現像剤排
出経路33内のスクリューコンベア34の軸とカップリ
ングするようになっていて、駆動力をスクリューコンベ
ア34から得ている。
【0032】現像剤回収室9bの内部には、像担持体2
の回転中心に軸を持つスクリュー羽根のついた軸回転型
現像剤移動部材16bが設けられている。この軸回転型
現像剤移動部材16bの回転の手前側は、ドラム前側板
15の中心に回転自在に支持されており、回転軸の奥側
は像担持体2の装着時に現像剤搬入経路21内のスクリ
ューコンベア22の軸とカップリングするようになって
いて、駆動力をスクリューコンベア22から得ている。
【0033】図5において、使用者(ユーザーまたはサ
ービスマン)が像担持体2を画像形成装置1に装着する
とき、まず軸受35と現像剤排出経路33を一体的に含
むレバー36を現像装置5側を固定端として下方に退避
させる(図においては実線で示す)。そして、像担持体
2を装着した後、レバー36を上げ、軸受35がドラム
前側板15の中心軸18に固定され、現像剤排出経路3
3が現像剤排出口31に相対するようになる(図では一
点鎖線で示す)。
【0034】ドラム前側板15の現像剤排出口31から
排出された現像剤は、像担持体2の回転軸に対して直角
に設けられた現像剤排出経路33を介して現像装置5に
搬送される。前述したように、現像剤排出経路33の内
部にはスクリューコンベア34が設けられており、現像
装置5までほぼ水平に現像剤を搬送する。さらに、ドラ
ム前側板15の中心軸18を回転しないように支持する
軸受35がレバー36と一体となって設けられている。
【0035】図6において、現像装置5は現像剤を像担
持体2へ付与するための導電性の現像スリーブ51と、
現像剤を互いに逆方向に搬送しながら撹拌する撹拌スク
リュー52とを有する。現像剤供給室9aより現像剤排
出経路33によって搬送された現像剤は、図6の左側の
入り口53から侵入して現像装置5に供給され、第一の
撹拌スクリュー52aによって現像装置5内部を図の左
側から右側に搬送され、現像スリーブ51に近い第二の
撹拌スクリュー52bによって図の右側から左側に搬送
され、現像装置5内を循環する。すなわち、現像装置5
内では現像スリーブ51と第二の撹拌スクリュー52b
との間で現像剤のやりとりがある。現像剤が現像装置5
外部に排出されるときは、図6の右側にある出口54か
ら現像剤搬入経路21に搬送され、像担持体2内部の現
像剤回収室9bに入る。なお、現像装置5の現像剤入り
口53及び出口54には開閉可能な蓋部剤(図示せず)
が設けられている。また、現像装置5には図示しないト
ナー補給部が装着され、必要に応じてトナーが補給され
る。
【0036】上記構成の画像形成装置1は図7のフロー
チャートに示す以下の3つのモードで動作する。
【0037】像担持体2が画像形成装置1に装着される
と現像剤供給モードになる。このモードでは、最初に電
磁クラッチが蓋部材32をドラム前側板15上でスライ
ドさせ、現像剤排出口31が開く。同時に現像装置5の
入り口53が開き、出口54が閉じる。次いで現像剤排
出経路33内のスクリューコンベア34と、現像剤供給
室9a内の軸回転型現像剤移動部材16aと、現像装置
5内の撹拌部材52が回転を始め、現像剤が現像剤供給
室9aから現像剤排出経路33を通って現像装置5に搬
送される。ほぼすべての現像剤が現像装置5に入った
後、上記各現像剤搬送手段の動作が停止する。その後、
電磁クラッチが働いて蓋部材32がスライドして現像剤
排出口31を閉じ、さらに現像装置5の入口53が閉じ
られる。
【0038】その後、画像形成モードが実行される。こ
のモードでは記録物を得るために通常の画像形成工程が
繰り返される。このモードの間、現像装置5内の現像剤
のトナーとキャリアとの混合比が一定になるようにトナ
ーが補給される。トナーとキャリアの混合比の検出およ
びトナー補給は従来周知の方法で行われる。
【0039】像担持体2および現像剤が、複写枚数等に
よって予め設定されている寿命に達したときには、現像
剤回収モードが実行される。現像剤回収モードでは、現
像装置5の出口54が開き、現像剤搬入経路21内のス
クリューコンベア22と、現像剤回収室9b内の軸回転
型現像剤移動部材16bと、現像装置5内の撹拌部材5
2が回転し、現像剤が現像装置5から現像剤搬入経路2
1を通って現像剤回収室9bに搬入される。ほぼすべて
の現像剤が現像剤回収室9bに入った後、上記現像剤搬
送手段の動作が停止する。その後、現像装置5の出口5
4が閉じられる。
【0040】上記実施例では、現像剤供給モードおよび
現像剤回収モードのとき、像担持体2を回転させる必要
はない。
【0041】以上のような構成とすることによって、専
門知識や技能のないユーザーでも簡単に現像剤の供給と
回収を行うことができる。また、かつ像担持体2内部の
スペースを有効に利用しているため、装置の小型化が実
現できる。
【0042】そして、現像剤収納部9の中にスクリュー
羽根のついた軸回転型現像剤移動部材16を設けたこと
によって内部の現像剤を確実に現像剤搬入口23側から
現像剤排出口31側に搬送することができる。その駆動
は現像剤搬入経路21内のスクリューコンベア22、お
よび現像剤排出経路33内のスクリューコンベア34と
共通にすることができるので、新たに必要とはならな
い。
【0043】また、像担持体2を画像形成装置に装着し
た状態で、現像剤収納部9への現像剤供給口23を、現
像剤収納部9からの現像剤排出口31と同じかそれより
も高い位置に設けることにより、現像剤収納部9内での
現像剤の流れが円滑になり、現像剤の搬出・搬入を効率
よく行なうことができる。
【0044】さらに、この実施例で説明した画像形成装
置1の上記動作モードを設けたことにより、ユーザーは
新しい現像剤の入った像担持体2を本体に装着するだけ
で、自動的に像担持体2の内部の現像剤供給室9aより
現像剤が現像装置5に送られ、現像剤の供給を意識する
ことなく画像形成ができるようになる。また、像担持体
2および現像剤の設定された寿命に達したときは、自動
的に現像装置5の現像剤が像担持体2の内部の現像剤回
収室9bに収納されるので、ユーザーが現像剤の廃棄を
意識することなく、現像剤を回収することができる。
【0045】このように、現像剤の交換が像担持体2の
交換と同時にできるので、メンテナンス作業は大幅に簡
略化される。
【0046】なお、軸回転型現像剤移動部材16は上記
のように棒状の部材に連続したスクリュー羽根のついた
形態に限定されるものではなく、回転軸の周囲に傾斜が
ついた部材によって構成されるものを広く含み、例えば
スクリュー羽根でも部分的に空隙を設けたものや突起部
があるものあるいは折り曲げ部のあるもの、複数の楕円
や多角形などの板(切り欠き部・突起部・折り曲げ部が
あってもよい)が中央の棒状部材に対して斜めに取り付
けられたもの、さらには棒状部材がなく、スパイラル状
の連続した羽根が設けられただけのもの(部分的に切り
欠き部や突起部や折り曲げ部があってもよい)、などが
採用することができる。これらは金属製または樹脂製の
いずれでもよく、弾性体やスポンジ状の部材を用いても
よい。
【0047】像担持体2は、上述のようにドラムに限定
されるものではなく、フレキシブルなベルトなどであっ
てもよい。ベルトの場合、現像剤収納部はベルトに囲ま
れた領域に回転する容器が設けられる。
【0048】現像剤供給室9aの現像剤排出口31と現
像装置5の現像剤入口53、また現像剤回収室9bの現
像剤供給口23の現像装置5の現像剤出口54はそれぞ
れほぼ水平にすることにより、スクリューコンベア2
2,34による現像剤の搬送が効率よく行われる。特に
傾斜が水平線に対して角度30°以下であることが望ま
しい。
【0049】さらに、現像剤搬入経路21および現像剤
搬出経路33でスクリューコンベア22,34によって
搬送することにより、現像剤収納部9の現像剤の出し入
れが簡単な構成に効率よく行われる。スクリューコンベ
ア22,34に替えてベルトコンベアで搬送してもよ
い。この場合はより確実に現像剤を搬送することができ
る。
【0050】以上の構成・動作は、電子写真に限らず粉
体状の現像剤を使用し、一方向に回転する像担持体に像
を形成し、記録紙などの転写材に転写して記録物を得る
画像形成装置一般に適用することができる。このような
画像形成装置の例として、表面が誘電体の像担持体に記
録電極により直接静電潜像を形成し、トナーで現像する
静電記録装置がある。
【0051】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例の基本構成は上記した実施例と同様であ
り、異なる部分を中心に説明する。
【0052】図8に示すように、本実施例においては、
像担持体2と現像装置5とは1本の現像剤搬送経路33
により連結されている。この現像剤搬送経路33内にス
クリューコンベア34が設けられていることは前記実施
例と同様である。しかし、本実施例においては、スクリ
ューコンベア34の回転方向が切り換わることにより、
現像剤搬送経路33が現像剤搬入経路となり、また、現
像剤搬出経路となる。現像剤が現像装置5に供給される
場合は、スクリューコンベア34により搬送されてきた
現像剤は開口部53から現像装置内に入り、第1の撹拌
スクリュー52aによって現像装置5の内部を図の左側
から右側に搬送される。そして、現像スリーブ51に近
い第2の撹拌スクリュー52bによって図の右側から左
側に搬送され、現像装置5内を循環する。現像剤が現像
装置5から排出されるときは第1及び第2撹拌スクリュ
ー52a,bは逆回転し、現像剤は開口部53から現像
剤搬送経路33へ送られる。なお、像担持体2と現像剤
搬送経路33とは、現像剤入排出口28により接続され
る。
【0053】図9は、像担持体2の鉛直面に沿った断面
図である。なお、この図は像担持体2が画像形成装置本
体に装着された状態を示している。像担持体2は内部が
現像剤収納部29となっていて、感光体ドラム部10、
止め輪13、前フランジ14、ドラム前側板15、後フ
ランジ27、軸回転型現像剤移動手段26から構成され
る。像担持体2の装着方法や駆動方法は上記実施例と同
様である。
【0054】現像剤供給室29の内部には、像担持体2
の回転中心に軸を持つスクリュー羽根のついた軸回転型
現像剤移動部材26が設けられている。この部材の回転
軸の手前側(図の左側)はドラム前側板15の中心部に
ベアリングを介して回転自在に支持されている。回転軸
の奥側は、像担持体2の装着時に、画像形成装置に設け
られた駆動軸30とカップリングするようになってい
る。
【0055】図10は、本実施例の動作を示すフローチ
ャートである。前記実施例と異なる点は、1本の現像剤
搬送経路33を介して像担持体2内部の現像剤収納部2
9と現像装置5との間で、現像剤の供給と回収が行なわ
れることである。すなわち、像担持体2が画像形成装置
1に装着されると現像剤供給モードになる。このモード
では、最初に電磁クラッチが蓋部材32をドラム前側板
15でスライドさせ、現像剤入排出口28が開く。同時
に現像装置の開口部53が開く。次いで現像剤搬入経路
21内のスクリューコンベア22と、現像剤供給部29
内の軸回転型現像剤移動部材26と、現像装置5内の撹
拌部材52が正方向に回転を始め、現像剤が現像剤供給
室29から現像剤搬送経路33を通って現像装置5に搬
送される。ほぼすべての現像剤が現像装置5に入った
後、上記各現像剤搬送手段の動作が停止する。その後、
電磁クラッチが働いて蓋部材32がスライドして現像剤
入排出口28を閉め、さらに現像装置5の開口部53が
閉じられる。
【0056】その後、画像形成モードが実行される。こ
のモードでは記録物を得るために通常の画像形成工程が
繰り返される。このモードの間、現像装置5内の現像剤
のトナーとキャリアとの混合比が一定になるようにトナ
ーが補給される。トナーとキャリアの混合比の検出およ
びトナー補給は従来周知の方法で行われる。
【0057】像担持体2および現像剤が、複写枚数等に
よって予め設定されている寿命に達したときには、現像
剤回収モードが実行される。現像剤回収モードでは、現
像装置5の出口54が開き、現像剤搬入経路21内のス
クリューコンベア22と、現像剤回収室9b内の軸回転
型現像剤移動部材16bと、現像装置5内の撹拌部材5
2が逆方向に回転し、現像剤が現像装置5から現像剤搬
入経路21を通って現像剤回収室9bに搬入される。ほ
ぼすべての現像剤が現像剤回収室9bに入った後、上記
現像剤搬送手段の動作が停止する。その後、現像装置5
の出口54が閉じられる。
【0058】なお、像担持体2内部の現像剤収納部を、
像担持体2の円筒部材10とは別個の部材38により形
成するようにしてもよい。すなわち、図11に示すよう
に、現像剤収納部29bは、円筒部材10の内側に設け
られたインナーシリンダ38により形成される。このイ
ンナーシリンダ38は樹脂性又は金属性の円筒であり、
円筒部材10の内側にベアリング等により回転自在に支
持されている。インナーシリンダ38の装置手前側(図
の左側)端面は、現像剤収納部29bの前側板38bと
なっている。そして、軸回転型現像剤移動部材26bの
回転軸の装置手前側は、前側板38bの中心に回転自在
に支持される。軸回転型現像剤移動部材26bの回転軸
の装置奥側は、像担持体2を画像形成装置に装着したと
きに駆動軸30とカップリングされ回転駆動される。ま
た、像担持体2を画像形成装置に装着した後、インナー
シリンダ38の軸受部18が図示しない軸受により回転
しないように支持され、像担持体2(円筒部材10)が
回転する場合でもインナーシリンダ38は画像形成装置
に固定されることになる。
【0059】さらに、像担持体2内部の現像剤収納部2
9に設けられた現像剤移動部材26は、図9に示したよ
うな、回転軸を駆動されるスクリュー型に限られるもの
ではない。例えば、図12に示すように、像担持体2の
円筒内壁全体に螺旋状に連続した凹部、または凸部、あ
るいは凹・凸が組み合わされた現像剤移動手段37を設
け、像担持体2の回転とともに現像剤移動部材37が回
転するようにしてもよい。この場合、現像剤移動部材3
7(像担持体2)が正回転することにより、収納部29
内の現像剤は装置奥側(図の右側)から手前側(左側)
に搬送され現像剤入排出口28に向かう。そして、現像
剤移動部材37が逆転すると、現像剤は装置手前側から
奥側に搬送される。従って、この構成においては、現像
剤供給モード及び現像剤回収モード時には、像担持体2
を正転及び逆転させてやれば、現像剤の供給と回収がよ
り円滑となる。
【0060】本実施例においては、現像剤供給時の現像
剤搬出経路と、現像剤回収時の現像剤搬入経路とを共通
の搬送経路33とし、搬送経路内のスクリューコンベア
34の回転方向を切り換えることにより、現像剤の供給
と回収を行なうことができるので、構成を簡単にしコス
ト上昇を押さえることができる。
【0061】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。この実施例の基本構成は図1〜7により説明し
た実施例と同様であり、異なる部分を中心に説明する。
【0062】図13は、本実施例の像担持体2の鉛直面
に沿った断面図である。この図に示すように、像担持体
2は内部が現像剤収納部9となっていて、図2に示す実
施例と同じく感光体ドラム部10、現像剤漏れ防止部材
11、後フランジ12、止め輪13、前フランジ14、
ドラム前側板15から構成される。像担持体2の装着方
法や駆動方法も図2に示す実施例と同様である。
【0063】現像剤収納部9の内部には、像担持体2の
回転中心に軸を持つスクリュー羽根のついた軸回転型現
像剤移動部材26が設けられている。この軸回転型現像
剤移動部材26の回転の手前側は、ドラム前側板15の
中心に回転自在に支持されており、回転軸の奥側は像担
持体2の装着時に現像剤搬入経路21内のスクリューコ
ンベア22の軸とカップリングするようになっていて、
駆動力をスクリューコンベア22から得ている。現像剤
収納部9と現像装置5とは、図6と同様に、現像剤供給
経路21及び現像剤排出経路33とにより連結される。
【0064】本実施例の動作は、図14のフローチャー
トに示す3つのモードで動作する。図7のフローチャー
トに示した実施例と異なる点は、本実施例においては、
現像剤供給(搬入)経路21内のスクリューコンベア2
2と現像剤排出経路33内のスクリューコンベア34と
が同時に駆動されることである。そして、現像装置5あ
るいは現像剤収納部9に設けられたセンサ(図示せず)
により、現像装置5あるいは現像剤収納部9内の現像剤
の量を検出するか、又は、所定時間が経過して、ほぼ全
ての現像剤が現像装置5に入ったと判断されたとき及び
ほぼ全ての現像剤が現像剤収納部9に入ったと判断され
たときに、上記各現像剤搬送手段の動作が停止される。
【0065】本実施例においては、像担持体2内部の現
像剤収納部9が供給室と回収室とに分割されていない
が、現像剤供給(搬入)経路21と現像剤排出経路33
とが独立しているので、現像剤の流れが一方向になり、
安定した現像剤の搬送を行なうことができる。
【0066】なお、像担持体2内部の現像剤収納部9に
設けられた現像剤移動部材は、図13に示したような、
回転軸を駆動されるスクリュー型に限られるものではな
い。例えば、図15に示すように、像担持体2の円筒内
壁全体に螺旋状に連続した凹部、または凸部、あるいは
凹・凸が組み合わされた現像剤移動手段37を設け、像
担持体2の回転とともに現像剤移動部材37が回転する
ようにしてもよい。この例の場合には、現像剤供給モー
ドおよび現像剤回収モードでは像担持体2が回転し、そ
れにより現像剤収納部9内の現像剤は移動する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、像担持体の内部に現像剤収納部が設けら
れ、像担持体と現像剤の交換を同時に行うことができる
ので、専門知識や技能のないユーザでも簡単容易に現像
剤の供給と回収を行なうことができる。また、像担持体
の内部スペースを有効に利用しているため、装置の小型
化が実現できる。
【0068】請求項2の構成により、現像剤収納部への
現像剤の搬入・排出を確実に行なうことができる。
【0069】請求項3の構成により、現像剤収納部への
現像剤の搬入・排出が一つの開口部でできるので、装置
構成を簡略化することができる。
【0070】請求項4の構成により、現像剤収納部と現
像装置との間における現像剤の搬送可能となる。
【0071】請求項5の構成により、現像剤供給経路と
現像剤回収経路とを独立して設けたので、現像剤収納部
から現像装置への現像剤の供給及び現像装置からの現像
剤の回収をより確実に行なうことができる。
【0072】請求項6の構成により、1本の現像剤搬送
経路で現像剤の供給と回収とが可能となるので、装置構
成を簡略化することができる。
【0073】請求項7の構成により、現像剤収納部が現
像剤供給室と回収室とを兼ねるので、構成を簡単にして
現像剤の収納量を増やすことができる。
【0074】請求項8の構成により、供給する現像剤と
回収した現像剤を混在させないので、現像剤を能率的に
使用することができる。
【0075】請求項9の構成により、現像剤収納部内に
現像剤移動手段を有するので、現像剤収納部での現像剤
の搬入・排出を確実に行なうことができる。
【0076】請求項10の構成により、現像剤搬入口か
ら現像剤排出口への現像剤の搬送が確実に行なわれる。
【0077】請求項11の構成により、現像剤収納部に
現像装置と同量の現像剤を収納しているので、像担持体
の交換時に、現像装置に必要な量の現像剤を一度で供給
することができる。
【0078】請求項12の構成により、像担持体及び現
像剤の交換を専門知識・技能なしでも行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る画像形成装置の主要部断
面図である。
【図2】図2は、像担持体の鉛直面に沿った断面図であ
る。
【図3】図3は、像担持体が画像形成装置に装着された
状態を示す断面図である。
【図4】図4は、像担持体の正面図である。
【図5】図5は、像担持体を画像形成装置に装着すると
きの正面図である。
【図6】図6は、現像装置の上方から見た断面図であ
る。
【図7】図7は、画像形成装置の3つのモードを含むフ
ローチャートである。
【図8】図8は、本発明の他の実施例を示す、現像装置
の断面説明図である。
【図9】図9は、その実施例の像担持体の鉛直面に沿っ
た断面図である。
【図10】図10は、その実施例の画像形成装置の3つ
のモードを含むフローチャートである。
【図11】図11は、像担持体の別例を示す鉛直面に沿
った断面図である。
【図12】図12は、像担持体のさらに別の例を示す鉛
直面に沿った断面図である。
【図13】図13は、本発明のさらに他の実施例を説明
する、像担持体の鉛直面に沿った断面図である。
【図14】図14は、その実施例の画像形成装置の3つ
のモードを含むフローチャートである。
【図15】図15は、像担持体の別例を示す鉛直面に沿
った断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 像担持体 5 現像装置 9 現像剤収納部 9a 現像剤供給室 9b 現像剤回収室 10 像担持体円筒部材 16a,16b 軸回転型現像剤移動部材 17 仕切板 21 現像剤搬入経路 22,34 スクリューコンベア 23 現像剤搬入口 28 現像剤搬入排出口 31 現像剤排出口 33 現像剤排出経路 37 現像剤移動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10 21/16 (72)発明者 矢野 英俊 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 横川 信人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 雅子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村松 智 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される像担持体と、該像
    担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置とを有
    する画像形成装置において、 前記像担持体の内部に現像剤収納部が設けられ、該現像
    剤収納部が前記像担持体と一体的に交換可能なことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体は、現像剤収納部に現像剤
    を搬入する現像剤搬入口と、現像剤収納部から現像剤を
    排出する現像剤排出口とを有することを特徴とする、請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体は、現像剤収納部に現像剤
    を搬入及び排出する開口部を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体の現像剤収納部と前記現像
    装置との間に、現像剤を搬送するための現像剤搬送経路
    を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体の現像剤収納部から前記現
    像装置へ現像剤を搬送する現像剤供給経路と、該現像剤
    供給経路とは独立して設けられ前記現像装置から前記現
    像剤収納部へ現像剤を搬送する現像剤回収経路とを有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤搬送経路内に配設された現像
    剤搬送手段を正逆回転可能に設け、前記現像剤収納部と
    前記現像装置との間で双方向に現像剤が搬送可能なこと
    を特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤収納部が、前記現像装置へ供
    給するための現像剤を収納する現像剤供給室と、前記現
    像装置から回収した現像剤を収納する現像剤回収室とを
    兼ねることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤収納部が、前記現像装置へ供
    給するための現像剤を収納する現像剤供給室と、前記現
    像装置から回収した現像剤を収納する現像剤回収室とに
    区分されていることを特徴とする、請求項1に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤収納部の内部に現像剤を移動
    する手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記像担持体が画像形成装置本体に装
    着されたとき、前記現像剤収納部の前記現像剤搬入口が
    前記現像剤排出口よりも、垂直方向において高い位置に
    あるか同じ位置にあることを特徴とする、請求項2に記
    載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体を画像形成装置本体に装
    着するとき、前記現像剤収納部には前記現像装置に収納
    された現像剤と同量の現像剤が収納されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記像担持体が画像形成装置本体に装
    着されると、前記現像剤収納部より現像剤が現像装置に
    供給されるように画像形成装置が動作し、前記像担持体
    が寿命に達すると判断されたときは前記現像装置より現
    像剤が前記現像剤収納部に回収されるように画像形成装
    置が動作することを特徴とする、請求項1に記載の画像
    形成装置。
JP6212941A 1994-09-06 1994-09-06 画像形成装置 Pending JPH0876573A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007072991A1 (en) * 2005-12-21 2007-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Developer supply container and developer supplying system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072991A1 (en) * 2005-12-21 2007-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Developer supply container and developer supplying system
US7925184B2 (en) 2005-12-21 2011-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Developer supply container mountable to a hollow portion of a rotatble photosensitive member and developer supplying system having such

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