JPH0876352A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH0876352A
JPH0876352A JP21564294A JP21564294A JPH0876352A JP H0876352 A JPH0876352 A JP H0876352A JP 21564294 A JP21564294 A JP 21564294A JP 21564294 A JP21564294 A JP 21564294A JP H0876352 A JPH0876352 A JP H0876352A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パターン剥れのないレジストパターンを形成
する。 【構成】 タングステン膜基板1をチャンバー2内の高
温減圧した環境下でシラン系ガスと接触させて表面処理
をする。これにより、タングステン膜6上では処理前に
は酸性酸化物が支配的であったが、シリコン酸化物が支
配的となる。表面処理の施された基板1上に、化学増幅
型ポジレジストのレジスト膜7が回転塗布によって形成
され、さらに露光とPEB処理と現像処理が行われてタ
ングステン膜6上にレジストパターンが形成される。こ
こで、タングステン膜6上では、シリコン酸化物が支配
的となっているので、タングステン膜6から発生する酸
が抑制され、化学増幅型ポジレジスト中のアルカリ現像
液に不溶の保護ポリマーが基板界面で分解することが防
止される。即ち、剥れの発生しないレジストパターンが
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置等の製造工
程或いはマスクの製造工程におけるレジストパターン形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に半導体集積装置の製造工
程におけるレジストパターン形成方法では、回転塗布方
法によるレジストの塗布が行われている。回転塗布方法
では基板上にレジストを滴下して塗布する前に、ヘキサ
メチルジシラザン(以下、HMDSという)等のシラン
カップリング剤の雰囲気下で基板表面を熱処理すること
により、そのレジストと基板との密着性を向上させる必
要がある。その基板表面に対する熱処理によって、吸着
水等で親水性となっている基板表面が疎水化され、基板
とレジストとの密着性つまり、レジストの濡れ性が改善
される。基板とレジストとの密着性が改善されることに
より、その後の露光及び現像処理後におけるパターン剥
れが発生しなくなり、良好なレジストパターンが形成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レジストパターン形成方法においては、次のような課題
があった。半導体の配線材料の1つであるタングステン
膜が基板表面にある場合、そのタングステン膜上では、
シランカップリング剤の雰囲気下の熱処理を行ってもレ
ジストに対する濡れ性が改善されず、逆に親水化するこ
ともあることが確認された。通常、タングステン膜表面
は数10〜100オングストローム程度の自然酸化膜で
覆われている。このタングステン酸化膜は水和物として
存在し易くかつ水に溶解するので、親水性を示すと思わ
れる。また、自然酸化膜で覆われたタングステン膜を有
する基板を水に浸漬し、その浸漬水の水素イオン濃度を
測定した結果、酸性を示すことが確認された。そのた
め、近年の64MbDRAM以上の微細なパターンの形
成に必要と考えられるレジスト材料の化学増幅型ポジレ
ジストを用いて、自然酸化膜の着いたタングステン膜上
でパターン形成を行うと、雰囲気からタングステン膜上
へ吸着された水分や現像時のリンス水等との反応により
酸が発生する。酸の発生の影響により、化学増幅型ポジ
レジスト中のアルカリ現像液に不溶の保護ポリマーが、
基板界面で分解することになり、その結果、現像後にパ
ターンの剥れが発生するといった問題が生じていた。本
発明は前記従来技術が持っていた課題として、パターン
剥れが発生する点について解決をしたパターン形成方法
を提供すると共に、パターン剥れを利用したパターン形
成方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、基板表面に形成されたタングステン
膜、クロム膜、またはモリブデン膜等の上を覆う酸性酸
化物に対しシラン系ガスを接触させる表面処理と、前記
表面処理を施した基板の表面に化学増幅型ポジレジスト
を塗布するレジスト膜形成工程と、前記化学増幅型ポジ
レジスト膜に対して露光とポストエクスポージャベーク
と現像処理とを行いレジストパターンを形成する工程と
を、行なうようにしている。第2の発明は、第1の発明
における表面処理は、温度が300℃以上で圧力が10
0Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が10〜100
SCCMの環境下で行なうようにしている。第3の発明は、
基板表面に形成されたタングステン膜、クロム膜、また
はモリブデン膜等の上を覆う酸性酸化物を還元する表面
処理と、第1の発明におけるレジスト膜形成工程及びレ
ジストパターンを形成する工程とを、行うようにしてい
る。
【0005】第4の発明は、第3の発明における表面処
理は、700℃以上の温度条件下で水素気流を前記基板
表面に接触させて前記還元を行うようにしている。第5
の発明は、基板表面に形成されたアモルファスカーボン
上或いはシリコン窒化膜に対しシラン系ガスを接触させ
る表面処理と、前記表面処理を施した基板の表面に化学
増幅型ポジレジストまたは化学増幅型ネガレジストを塗
布してレジスト膜を形成するレジスト膜形成工程と、前
記化学増幅型ポジレジストまたは化学増幅型ネガレジス
トの膜に対して露光とポストエクスポージャベークと現
像処理とを行いレジストパターンを形成する工程とを、
行うようにしている。第6の発明は、第5の発明におけ
る表面処理は、温度が300℃以上で圧力が100Torr
以下でかつ前記シラン系ガス流量が10〜100SCCMの
環境下で行うようにしている。
【0006】第7の発明は、クロムガラス基板のクロム
膜表面に対しシラン系ガスを接触させる表面処理と、前
記表面処理を施した基板の表面にレジストの膜を形成す
るレジスト膜形成工程と、前記レジストの膜に対して露
光とポストエクスポージャベークと現像処理とを行い基
板上部にレジストパターンを形成する工程とを行い。続
いて、前記レジストパターンをマスクとしてクロムの選
択エッチングを行いクロムパターンを形成する工程と、
前記クロムパターン表面をシリコン窒化膜に改質する工
程と、前記クロムパターンの形成された表面基板上部全
体にガラスシフターを成膜した後、該ガラスシフタをパ
ターニングする工程を、行なうようにしている。第8の
発明は、第7の発明における表面処理は、温度が300
℃以上で圧力が100Torr以下でかつ前記シラン系ガス
流量が10〜100SCCMの環境下で行うようにしてい
る。第9の発明は、基板上部の被エッチング膜の表面に
水に溶解して酸性を示す金属水和物を予め形成してお
き、前記基板上部に対するレジスト塗布と該レジスト及
び前記被エッチング膜に対する選択的エッチングとを行
った後に該基板を水に浸漬することで該水和物が溶解し
て生じる酸を用いて該選択エッチングで残っていたレジ
ストを除去するようにしている。
【0007】
【作用】第1及び第2の発明によれば、以上のようにパ
ターン形成方法を構成したので、通常表面が酸性酸化物
で覆われる基板上のタングステン膜、クロム膜、及びモ
リブデン膜等の表面が表面処理されることによって、そ
のタングステン膜、クロム膜、及びモリブデン膜の表面
はシリコン酸化物が支配的となる。表面処理の施された
基板の表面に化学増幅型ポジレジストのレジスト膜がレ
ジスト膜形成工程で形成され、化学増幅型ポジレジスト
膜に対して露光とポストエクスポージャベークと現像処
理とが行われてレジストパターンが形成される。ここ
で、タングステン膜上、クロム膜上、及びモリブデン膜
上はシリコン酸化物が支配的であるので酸の発生が抑制
され、化学増幅型ポジレジスト中のアルカリ現像液に不
溶の保護ポリマーが基板界面で分解することが防止され
る。第3及び第4の発明によれば、タングステン膜、ク
ロム膜、及びモリブデン膜等の上の酸性酸化物が表面処
理によって還元され、タングステン膜、クロム膜、及び
モリブデン膜の表面がピュアなものになり、表面から酸
の発生がなくなる。第5及び第6の発明によれば、アモ
ルファスカーボン或いはシリコン窒化膜上に、レジスト
パターンを形成する場合、該アモルファスカーボン或い
はシリコン窒化膜は、露光とポストエクスポージャベー
クを行う際に発生する化学増幅型レジストに発生する酸
をトラップする。アモルファスカーボン或いはシリコン
窒化膜に対して、表面処理を施すことにより、この酸の
トラップが防止される。
【0008】第7及び第8の発明によれば、クロムガラ
ス基板のクロム膜に対して表面処理が施される。この表
面処理によってクロム膜表面がシリコン酸化膜とされ、
例えば化学増幅型ポジレジストを適用した場合、第1の
発明と同様にクロム膜の表面からの酸の発生が抑制され
る。表面処理の後にレジストパターンが形成され、該レ
ジストパターンをマスクとしたエッチングでクロムパタ
ーンが形成される。その後、クロムパターンの表面がシ
リコン窒化膜に改質され、クロムパターンの形成された
表面基板上部全体にガラスシフターが成膜され、そのガ
ラスシフタがパターニングされる。第9の発明によれ
ば、基板上部の被エッチング膜の表面に水に溶解して酸
性を示す金属水和物が予め形成される。基板上部に対す
るレジスト塗布と該レジスト及び被エッチング膜に対す
る選択的エッチングとを行った後に、基板を水に浸漬す
ることで水和物が溶解して酸が生じる。この酸が用られ
て選択エッチングで残っていたレジストが除去される。
従って、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例のパターン形成方法を示
す図である。本実施例は、半導体装置の製造工程におい
て、基板表面のタングステンの自然酸化膜が水に対して
溶解しないように表面処理を施すことで、パターン剥れ
のないパターンを形成する方法である。まず、本実施例
ではスパッタリングまたは化学的気相成長法(以下、C
VD法という)によってシリコン(Si)の表面にタン
グステン(W)膜を成膜したタングステン膜基板1を、
図1の(i)に示すようにチャンバー2内にセットし、
基板1の表面にシラン系ガス(例えばSi H4 )3を接
触させることにより、表面処理を施す。この表面処理に
おいては、例えば基板温度400℃、圧力5Torr、及び
シラン系ガス流量が20SCCMの条件下で150sec程
度行えば十分な表面処理が行える。表面処理の条件とし
ては300℃以上の温度で100Torr以下の圧力で、か
つシラン系ガス流量が10〜100SCCMであれば、時間
の調整によって目的とする表面状態を確保できる。な
お、熱源としては例えばホットプレート4等が用いられ
る。
【0010】表面処理の後、図1の(ii)に示す従来と
同様のHMDSによる熱処理が、基板1を構成するシリ
コン5上のタングステン膜6の表面に対して施され、表
面に対する疎水化処理が行われる。疎水化処理の後にレ
ジスト膜形成工程が行われる。すなわち、図1の(iii)
のような、化学増幅型ポジレジストが回転塗布方法によ
って塗布されて化学増幅型ポジレジスト膜7が形成され
る。さらに、同図(iv)のマスク8を用いたUV(紫外
線)照射による露光と、同図(v)のポストエクスポー
ジャー(以下、PEBという)と、同図(vi)のアルカ
リ現像液9による現像処理等が行われて、同図(vii)の
ようなレジストパターン10がタングステン膜6上に形
成される。図2は、図1のタングステン表面分析の結果
を示す図である。図2には、スパッタリングまたはCV
D法によって成膜したタングステン膜6の表面をシラン
系ガスで処理したサンプルと処理をしないサンプルとに
ついて、表面分析装置のESCAを用いて分析した結果
が示されている。シラン系ガスで表面処理を施していな
いサンプルでは、タングステン膜の表面におけるタング
ステン酸化物(WO3 )が80%以上である。一方、表
面処理を施したサンプルにおいてはタングステン酸化物
(WO3 )が20%程度であり、基板表面はシリコン酸
化物(Si O2 )が80%と支配的になっている。
【0011】図3は、表面処理と接触角の関係の説明図
である。タングステン膜6を成膜しただけのタングステ
ン膜基板1とそのタングステン膜基板1に種々の時間シ
ラン系ガスで表面処理を施した基板1とに対してHMD
Sの環境下の熱処理を施し、各基板におけるレジストの
接触角を測定した。測定の結果、タングステン膜6に表
面処理を施さない基板1は、HMDSの環境下の熱処理
を施しても接触角が小さいのに対し、表面処理を施した
基板1は、図3のように、表面処理時間の増加と共に接
触角が向上する。即ち、レジストの濡れ性が改善され
る。また、現像処理後のパターン剥れは、150sec
程度以上の表面処理によって防止できる。以上のよう
に、本実施例では、スパッタリングまたはCVD法によ
って成膜したタングステン膜基板1の表面を、400℃
程度の高温下における表面処理で、シラン系ガス(Si
4 )に接触させている。これにより、タングステン膜
基板1のタングステン膜6の表面にシリコン化合物が付
着し、その後、そのシリコン化合物がシリコンの自然酸
化膜となる。よって、表面処理を施すことでタングステ
ン膜6の表面はシリコン酸化物(Si O2 )が支配的に
なり、タングステン膜6の表面から発生する酸が抑制さ
れ、タングステン膜6上にも通常のパターン形成方法と
同様に、化学増幅型ポジレジスト7のパターンを、剥れ
の発生なく形成することできる。
【0012】また、本実施例では、通常のパターン形成
方法を行う前に、成膜したタングステン膜6の表面にシ
ラン系ガスを接触させるだけであるので、プロセス的に
も非常に簡素である。とくにタングステン膜6をCVD
法で成膜したタングステン膜基板1の場合では、CVD
装置をそのまま利用してタングステン膜6の表面処理を
行うことができるので、別に表面処理を行うための装置
が不要である。第2の実施例 本実施例は、スパッタリングまたはCVD法によって成
膜した自然酸化物で覆われたタングステン膜6を有した
タングステン膜基板1に対して、図1の(i)のチャン
バー2内に水素気流を流通させて該水素気流中で700
℃以上の加熱による表面処理を施す。この表面処理によ
ってタングステン膜6の表面の自然酸化物が還元され、
タングステン膜6の表面がピュアな状態となる。表面処
理の後、乾燥した窒素或いはヘリウム雰囲気下で、化学
増幅型ポジレジストの回転塗布が行われてレジスト膜7
が形成される。ここで、ピュアなタングステン膜6の表
面は湿度が高いと再び酸化され易いので、回転塗布が乾
燥した窒素或いはヘリウム等の環境で行われる。化学増
幅型ポジレジスト7の回転塗布が行われた後、第1の実
施例と同様にマスク8を用いた露光と、PEBと、アル
カリ現像液9による現像処理とが行われて、レジストパ
ターン10がタングステン膜6上に形成される。
【0013】以上のように、本実施例では、スパッタリ
ングまたはCVD法で成膜したタングステン膜6に対し
て、水素気流中の加熱で表面処理を施している。この表
面処理の結果、タングステン膜6の表面が還元されたピ
ュアな状態となる。そのため、タングステン膜6の表面
から発生する酸がなくなり、タングステン膜6上にも通
常のパターン形成方法と同様に、化学増幅型ポジレジス
トのパターンを剥れの発生なく形成することできる。第3の実施例 第1,第2の実施例では、半導体装置の配線材料の一つ
であるタングステン膜上に化学増幅型ポジレジストを用
いたパターン形成する方法であったが、本実施例は、反
射防止膜であるアモルファスカーボン(以下、a−Cと
いう)膜を適用した基板或いはシリコン窒化膜を表面に
有した基板を対象とするパターン形成方法である。
【0014】図4の(i)〜(iv)は、a−C膜を有し
た基板のパターン形成方法を説明する図である。段差を
有した基板では、ホトリソ工程の露光時に例えばAl等
の高反射率金属による乱反射でパターンの形成に不具合
が生じるのを防ぐために、シリコン基板11上の高反射
率金属12に反射防止用のa−C膜13が付加されてい
る。本実施例のパターン形成方法は、a−C膜13の表
面に対して、第1の実施例と同様に、シラン系ガスSi
4 による表面処理を施す。表面処理の終了した基板に
対して、レジストの回転塗布が行われてレジスト膜14
が形成された後、第1の実施例と同様にマスクを用いた
露光と、PEBと、アルカリ現像液による現像処理とが
行われて、レジストパターン15がa−C膜13上に形
成される。a−C膜13に対してシラン系ガスによる表
面処理を行わなかった場合、レジスト14の塗布された
基板に対して図4の(i)の露光を行うとレジスト14
の露光された部分に酸が発生(H+ )し、同図(ii)の
PEBにおいてそれら酸が連鎖反応を繰り返すことによ
り、アルカリ現像処理の後に、同図(iii)または(iv)
のパターン15の形成が可能である。即ち、レジスト1
4がポリレジストの場合には、保護ポリマーの分解によ
り図4の(iii)のパターン15が形成され、レジスト1
4がネガレジストの場合にはベースポリマーと架橋剤と
の熱架橋によって同図(iv)のパターン15が形成され
る。
【0015】図5は、図4におけるパターン形状を説明
する図である。a−C膜13上での化学増幅型レジスト
のパターン形成では、実際に露光時に発生した酸或いは
PEB時に連鎖的反応により増幅した酸が、a−C膜1
3にトラップされて失活し易い。そのため、化学増幅型
ポジレジストを用いたパターン形成では、図5の(i)
に示すようにすそ引きを有したパターンとなり、化学増
幅型ネガレジストを用いたパターン形成では、同図(i
i)に示すように底部でくわれの生じたパターンとな
る。パターンのすそ引き或いはくわれが発生すると、寸
法制御性が悪化すると共に露光マージンやフォーカスマ
ージンの劣化を引き起こす。この現象は、表面がシリコ
ン窒化膜で形成された基板についても同様に発生する。
a−C膜13に対して第1の実施例と同様にシラン系ガ
ス(Si H4 )による表面処理を施すことで、a−C膜
13の表面がシリコンの自然酸化物で覆われ、a−C膜
13における酸のトラップが防止される。以上のよう
に、本実施例では、a−C膜13の表面に対してシラン
系ガス(Si H4 )による表面処理を行うようにしてい
るので、a−C膜13に起因した酸のトラップが防止さ
れ、化学増幅型レジストを用いても、すそ引き或いはく
われが発生しないパターンの形成を行うことができる。
【0016】第4の実施例 前記第1〜第3の実施例では、半導体装置の製造工程に
おけるパターン形成方法を説明しているが、本実施例
は、ホトリソ工程に用いられるマスクの製造工程におけ
るパターン形成方法を説明する。通常、ホトリソ工程に
利用されるマスクは遮光膜としてクロム(Cr)膜が使
用されている。このクロム膜は、タングステン膜と同様
に自然酸化膜で覆われており、このクロム自然酸化物の
水和物も水に溶解して親水性を示すと共に酸性を示す。
そのため、クロム膜上に化学増幅型ポジレジストを用い
る場合には、現像後にパターン剥れが発生する。このク
ロム膜表面に第1の実施例と同様のシラン系ガスSi H
4 を用いた表面処理を適用することで、クロム膜表面が
疎水化されると共に自然酸化物の水和物の溶解時に発生
する酸が抑制される。表面処理の後、第1の実施例と同
様に、化学増幅型ポジレジスト7の回転塗布が行われて
レジスト膜が形成される。化学増幅型ポジレジスト7の
回転塗布が行われた後、マスク8を用いた露光と、PE
Bと、アルカリ現像液による現像処理とが行われて、ク
ロム膜上に化学増幅型ポジレジスト7のマスクパターン
が、剥れを生じることなく形成される。
【0017】第5の実施例 図6は、本発明の第5の実施例のパターン形成方法の説
明図である。本実施例のパターン形成方法は、例えば市
販のクロムマスク基板20を用いて位相シフトマスクを
製造する方法である。市販のクロムマスク基板20では
クォーツ基板21に導電層22とクロム膜23とが積層
されている。本実施例では、まず、クロム膜23の表面
に第1の実施例と同様のシラン系ガス(Si H4 )を用
いて表面処理を施し、クロム膜23をシリコン酸化膜2
4で覆うようにする。表面処理の後に、図6の(i)の
ように、通常の方法でレジストパターン25の形成を行
う。このとき用いられるレジストは化学増幅型レジスト
でなくてもよく、パターン形成可能なレジストであれば
よい。次に、図6の(ii)に示すように、レジストパタ
ーン25をマスクとしてクロムの選択的エッチングを行
い、さらにレジストパターン25を剥離して、遮光膜と
してのクロムパターン26を形成する。クロムパターン
26の上部には、シリコン酸化膜24が形成されてい
る。続いて、図6の(iii)に示すように、基板20をチ
ャンバー27内のアンモニア(NH3 )雰囲気下で65
0℃の温度の熱処理を施す。この熱処理でシリコン酸化
膜24がシリコン窒化膜(Si x y )28に変質され
る。しかる後に、図6の(iv)に示すように、表面がシ
リコン窒化膜28であるクロムパターンが形成されてい
る基板20上の全面に、ガラスシフタ(SOG)膜29
が形成される。次に、位相差180度を与えるために、
リソ工程およびエッチング工程を行うことにより、位相
シフタが形成されて図6の(v)のようなレベンソンタ
イプの位相シフトマスクが製作される。このエッチング
時には、シリコン窒化膜28がエッチングの終点とされ
ている。
【0018】以上のように、本実施例では、位相シフト
マスクの製造方法において、クロム膜23に対して第1
の実施例と同様のシラン系ガスを用いた表面処理を行う
ことで、化学増幅型ポジレジストでのパターン形成を、
パターン剥れの発生することなくクロム膜23の上側に
形成できる。また、クロムパターン26表面のシリコン
酸化膜24をアンモニア雰囲気下で熱処理することで、
シリコン窒化膜28に変質させている。そのため、ガラ
スシフタ29のエッチング時に、シリコン窒化膜28に
エッチングの終点検出の役割を担すことが可能となり、
精度が向上する。第6の実施例 図7は、本発明の第6の実施例のパターン形成方法を説
明する図である。本実施例は、純水を用いることで剥離
が可能となるレジストパターンの形成方法を説明する。
シリコン基板31上の所望の材料の被エッチング膜3
2、例えばポリシリコン或いはシリコン窒化膜等の上
に、さらに、スパッタリングまたはCVD法によってタ
ングステン膜33を数10〜100オングストローム程
度成膜する。タングステン膜33を有した基板を加湿チ
ャンバー内にセットし、100〜200℃程度で5分程
度加熱すると、図7の(i)に示すように、タングステ
ン酸化膜の水和物34を表面に有した基板が作成され
る。
【0019】次に、薄膜のタングステン酸化膜の水和物
34を表面に有した基板上に、HMDS雰囲気下で熱処
理を加え、その後、図7の(ii)に示すように化学増幅
型ポジレジスト膜35を回転塗布法によって形成する。
ここで、化学増幅型ポジレジストとしては、アルカリ溶
解抑止ポリマーのt−ブトキシカルボニル(t−BO
C)基タイプの保護ポリマーを有するポリビニルフェノ
ール(PVP)をベースレジンとしたものが望ましい。
しかる後に、図7の(iii)に示すように、化学増幅型ポ
ジレジスト膜35に対する露光とPEB処理を行う。露
光とPEB処理の結果、化学増幅型ポジレジスト35の
露光された部分36には酸発生剤から生じた酸が触媒と
して働き連鎖的にアルカリ抑止ポリマー(例えば、t−
BOC基)と反応してアルカリに可溶となる。よって、
この化学増幅型型ポジレジストの露光部36は、現像液
のテトラメチルアンモニウムヒドライド(TMAH)水
溶液等の極性溶媒には可溶であるが、シクロヘキサン或
いはキシレン等の非極性溶媒には不溶となる。一方、露
光されない部分は極性溶媒に対して不溶であり、非極性
溶媒には可溶となっている。そのため、図7の(iv)及
び(v)に示すように、現像液として非極性溶媒を用い
て現像処理をすると、露光していない部分が溶解したレ
ジストパターン37が形成される。その後、残ったレジ
ストパターン37をマスクとしたエッチングを行うこと
で、基板の被エッチング膜32が加工される。エッチン
グの後に、基板全体を水に浸漬してレジストパターン3
7を除去する。
【0020】本実施例では、レジストパターン37と被
エッチング膜32との間に、タングステン酸化膜の水和
物34が形成されているので、このタングステン酸化膜
の水和物34が水に溶解することでレジストパターン3
7の除去が可能となるが、さらに、その水溶液が酸性を
示すので、図7の(v)のように、レジストに残存する
t−BOC基が分解され、レジストパターン37の除去
が一層容易となる。なお、本発明は、上記実施例に限定
されず種々の変形が可能である。その変形例としては、
例えば次のようなものがある。 (1) 第1〜第6の実施例では、基板或いはマスクに
おけるタングステンまたはクロムを用いた説明を行って
いるが、モリブデン(Mo)の自然酸化膜も水和物とし
て存在し易くかつその水溶液は酸性を示すので、第1〜
第6の実施例をそれぞれモリブデン対応させることもで
きる。即ち、自然酸化膜が酸性酸化物となる金属あるい
は合金が基板上に形成されている場合すべてに対して、
上記効果を期待できる。 (2) 第2の実施例では酸化膜の還元を水素ガスで行
っているが、他の還元剤である、例えばシュウ酸やヒド
ロ亜硫酸ナトリウム水溶液等の還元剤を用いて表面処理
を施すようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、タングステン膜、クロム膜、及びモリブデン
膜等の上の酸性酸化物にシラン系ガスを接触させて表面
処理を施し、表面処理の施された基板の表面に化学増幅
型ポジレジストのレジスト膜がレジスト膜形成工程で形
成され、化学増幅型ポジレジスト膜に対して露光とポス
トエクスポージャベークと現像処理とが行われてレジス
トパターンが形成される。そのため、タングステン膜、
クロム膜、及びモリブデン膜等の表面からの酸の発生が
抑制され、化学増幅型ポジレジストを用いても、剥れの
ないパターン形成が可能となる。第2の発明によれば、
第1の発明における表面処理を、温度が300℃以上で
圧力が100Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が1
0〜100SCCMの環境下で行うようにしているので、例
えば、プロセス的にも簡素に表面処理が実現される。ま
た、CVD装置を有していれば、それをそのまま利用す
ることが可能であり、別段の表面処理用の装置を必要と
しない。第3の発明によれば、タングステン膜、クロム
膜、及びモリブデン膜等の上の酸性酸化物が表面処理に
よって還元され、タングステン膜、クロム膜、及びモリ
ブデン膜の表面がピュアなものになり、表面から酸の発
生がなくなる。よって、化学増幅型ポジレジストを用い
ても、剥れのないパターン形成が可能となる。
【0022】第4の発明によれば、第3の発明における
表面処理を水素気流で行なうようにしているので、還元
剤の濃度管理や洗浄等を必要とせず、容易に該還元を実
施できる。第5の発明によれば、基板上のアモルファス
カーボン或いはシリコン窒化膜に対して表面処理が施さ
れるので、化学増幅型ポジレジストまたは化学増幅型ネ
ガレジストを用いたパターン形成において、酸のトラッ
プが防止され、パターンをすそ引き或いはくわれを発生
させずに形成することができる。そのため、寸法制御性
が悪化させず、さらに、露光マージンやフォーカスマー
ジンの劣化を引き起こさずにパターン形成をすることが
できる。第6の発明によれば、第5の発明における表面
処理を、温度が300℃以上で圧力が100Torr以下で
かつ前記シラン系ガス流量が10〜100SCCMの環境下
で行うようにしているので、例えば、プロセス的にも簡
素に表面処理が実現される。また、CVD装置を有して
いれば、それをそのまま利用することが可能であり、別
段の表面処理用の装置を必要としない。
【0023】第7の発明によれば、クロムガラス基板の
クロム膜に対して表面処理が施され、クロム膜表面がシ
リコン酸化膜とされる。表面処理の後に、レジストパタ
ーンが形成され、該レジストパターンをマスクとしたエ
ッチングでクロムパターンが形成される。そのクロムパ
ターンの表面がシリコン窒化膜に改質された後、クロム
パターンの表面にシリコン窒化膜が形成される。クロム
パターンの形成された表面基板上部全体にガラスシフタ
ーが成膜され、例えば、ガラスシフタにリソ工程とシリ
コン窒化を終点とした膜選択的エッチングが施されて該
ガラスシフタの透過光に位相差を与える構成の位相シフ
タのパターンが形成される。そのため、位相シフトマス
クが精度よく形成される。第8の発明によれば、第7の
発明における表面処理を、温度が300℃以上で圧力が
100Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が10〜1
00SCCMの環境下で行うようにしているので、例えば、
プロセス的にも簡素に表面処理が実現される。また、C
VD装置を有していれば、それをそのまま利用すること
が可能であり、別段の表面処理用の装置を必要としな
い。第9の発明によれば、被エッチング膜の表面に水に
溶解して酸性を示す金属水和物が予め形成された後、レ
ジスト塗布と該レジスト及び被エッチング膜に対する選
択的エッチングが行われ、基板を水に浸漬することで残
ったレジストが除去される。ここで、基板を水に浸漬す
ることで水和物が溶解して酸が生じるので、レジストの
除去が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のパターン形成方法を示
す図である。
【図2】図1のタングステン表面分析の結果を示す図で
ある。
【図3】表面処理と接触角の関係の説明図である。
【図4】a−C膜を有した基板のパターン形成方法を説
明する図である。
【図5】図4におけるパターン形状を説明する図であ
る。
【図6】本発明の第5の実施例のパターン形成方法の説
明図である。
【図7】本発明の第6の実施例のパターン形成方法を説
明する図である。
【符号の説明】
1 タングステンマスク基板 2,27 チャンバー 3 シラン系ガス 6 タングステン 7,14,35 化学増幅型レジスト膜 9 現像液 10,15,25,37 レジストパターン 13 a−c膜 20 クロムマスク基板 23 クロム膜 24 シリコン酸化膜 26 クロムパターン 28 シリコン窒化膜 29 SOG 32 被エッチング膜 34 金属水和物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/40 521 H01L 21/027 H01L 21/30 568

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面に形成されたタングステン膜、
    クロム膜、またはモリブデン膜等の上を覆う酸性酸化物
    に対しシラン系ガスを接触させる表面処理と、 前記表面処理を施した基板の表面に化学増幅型ポジレジ
    ストを塗布するレジスト膜形成工程と、 前記化学増幅型ポジレジスト膜に対して露光とポストエ
    クスポージャベークと現像処理とを行いレジストパター
    ンを形成する工程とを、 含むことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記表面処理は、温度が300℃以上で
    圧力が100Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が1
    0〜100SCCMの環境下で行なうことを特徴とする請求
    項1記載のパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 基板表面に形成されたタングステン膜、
    クロム膜、またはモリブデン膜等の上を覆う酸性酸化物
    を還元する表面処理と、請求項1記載のレジスト膜形成
    工程及びレジストパターンを形成する工程とを、含むこ
    とを特徴とするパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記表面処理は、700℃以上の温度条
    件下で水素気流を前記基板表面に接触させて前記還元を
    行うことを特徴とする請求項3記載のパターン形成方
    法。
  5. 【請求項5】 基板表面に形成されたアモルファスカー
    ボン上或いはシリコン窒化膜に対しシラン系ガスを接触
    させる表面処理と、 前記表面処理を施した基板の表面に化学増幅型ポジレジ
    ストまたは化学増幅型ネガレジストを塗布してレジスト
    膜を形成するレジスト膜形成工程と、 前記化学増幅型ポジレジストまたは化学増幅型ネガレジ
    ストの膜に対して露光とポストエクスポージャベークと
    現像処理とを行いレジストパターンを形成する工程と
    を、 含むことを特徴とするパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記表面処理は、温度が300℃以上で
    圧力が100Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が1
    0〜100SCCMの環境下で行なうことを特徴とする請求
    項5記載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 クロムガラス基板のクロム膜表面に対し
    シラン系ガスを接触させる表面処理と、 前記表面処理を施した基板の表面にレジストの膜を形成
    するレジスト膜形成工程と、 前記レジストの膜に対して露光とポストエクスポージャ
    ベークと現像処理とを行い基板上部にレジストパターン
    を形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとしてクロムの選択エッ
    チングを行いクロムパターンを形成する工程と、 前記クロムパターン表面をシリコン窒化膜に改質する工
    程と、 前記クロムパターンの形成された表面基板上部全体にガ
    ラスシフターを成膜した後、該ガラスシフタをパターニ
    ングする工程とを、 含むことを特徴とするパターン形成方法。
  8. 【請求項8】 前記表面処理は、温度が300℃以上で
    圧力が100Torr以下でかつ前記シラン系ガス流量が1
    0〜100SCCMの環境下で行なうことを特徴とする請求
    項7記載のパターン形成方法。
  9. 【請求項9】 基板上部の被エッチング膜の表面に水に
    溶解して酸性を示す金属水和物を予め形成しておき、前
    記基板上部に対するレジスト塗布と該レジスト及び前記
    被エッチング膜に対する選択的エッチングとを行った後
    に該基板を水に浸漬することで該水和物が溶解して生じ
    る酸を用いて該選択エッチングで残っていたレジストを
    除去する、ことを特徴とするパターン形成方法。
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