JPH0876238A - 撮影フォーマット切換可能なカメラ - Google Patents
撮影フォーマット切換可能なカメラInfo
- Publication number
- JPH0876238A JPH0876238A JP23431094A JP23431094A JPH0876238A JP H0876238 A JPH0876238 A JP H0876238A JP 23431094 A JP23431094 A JP 23431094A JP 23431094 A JP23431094 A JP 23431094A JP H0876238 A JPH0876238 A JP H0876238A
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- JP
- Japan
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- format
- photographing
- switching
- shooting
- photographing format
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高感度フィルムを使用してプリント時の拡大
率が高い撮影フォーマットで撮影をする場合に、現像時
の画質が悪くなることを撮影時に撮影者に知らせること
ができる撮影フォーマット切換可能なカメラを提供する
ことを目的とする。 【構成】 現在の設定が標準撮影フォーマットに設定さ
れている場合には、装填されているフィルムのフィルム
感度がＩＳＯ１０００以下であるか否かが判断される。
ＩＳＯ１０００より大きい場合には、撮影フォーマット
の切換を禁止し、液晶表示パネル３上のパノラママーク
表示部３ｄを点滅させると共に、ブザー８を鳴らし、超
高感度フィルムが装填されているためにプリント時の拡
大率が高いパノラマ撮影フォーマットでの撮影が禁止さ
れることを撮影者に向けて警告する。
率が高い撮影フォーマットで撮影をする場合に、現像時
の画質が悪くなることを撮影時に撮影者に知らせること
ができる撮影フォーマット切換可能なカメラを提供する
ことを目的とする。 【構成】 現在の設定が標準撮影フォーマットに設定さ
れている場合には、装填されているフィルムのフィルム
感度がＩＳＯ１０００以下であるか否かが判断される。
ＩＳＯ１０００より大きい場合には、撮影フォーマット
の切換を禁止し、液晶表示パネル３上のパノラママーク
表示部３ｄを点滅させると共に、ブザー８を鳴らし、超
高感度フィルムが装填されているためにプリント時の拡
大率が高いパノラマ撮影フォーマットでの撮影が禁止さ
れることを撮影者に向けて警告する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、標準とパノラマとの
撮影フォーマットの切換可能な撮影フォーマット切換可
能なカメラの改良に関する。
撮影フォーマットの切換可能な撮影フォーマット切換可
能なカメラの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、標準とパノラマとの撮影フォ
ーマットを切り換えて撮影が可能なカメラが使用されて
いる。フォーマットの切換は、一般に撮影レンズとフィ
ルム面との間に設けられた遮光板を移動させて画面の短
辺方向の幅を調節して画面のサイズを変更することによ
り行われている。
ーマットを切り換えて撮影が可能なカメラが使用されて
いる。フォーマットの切換は、一般に撮影レンズとフィ
ルム面との間に設けられた遮光板を移動させて画面の短
辺方向の幅を調節して画面のサイズを変更することによ
り行われている。
【０００３】具体的には、標準／パノラマ切換可能なカ
メラは、標準撮影フォーマットの横36mm×縦24mmの露出
範囲を規定する矩形開口が設けられたアパーチャーと、
このアパーチャーの両長辺側から開口内に進出するよう
設けられた遮光板とを有している。標準撮影の際には、
遮光板を開口外に待避させてアパーチャーに規定される
範囲が撮影範囲となり、パノラマ撮影時には遮光板を進
出させることにより規定される横36mm×縦約13mmの範囲
が露出範囲となる。
メラは、標準撮影フォーマットの横36mm×縦24mmの露出
範囲を規定する矩形開口が設けられたアパーチャーと、
このアパーチャーの両長辺側から開口内に進出するよう
設けられた遮光板とを有している。標準撮影の際には、
遮光板を開口外に待避させてアパーチャーに規定される
範囲が撮影範囲となり、パノラマ撮影時には遮光板を進
出させることにより規定される横36mm×縦約13mmの範囲
が露出範囲となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように撮影範囲を限定することにより擬似的にパノラ
マ写真を得る方法を採用する場合には、フィルム感度に
関連して以下のような問題が生じる。すなわち、標準撮
影フォーマットで撮影した画像をサービス版程度の大き
さにプリントする場合と、パノラマ撮影フォーマットで
撮影した画像をパノラマ版の大きさにプリントする場合
とを比較すると、パノラマ写真の方が標準写真より画像
の拡大率が大きくなるため、プリントされた写真のフィ
ルム粒子が荒くなり、画像のざらつき感が目立ちやすく
なる。
たように撮影範囲を限定することにより擬似的にパノラ
マ写真を得る方法を採用する場合には、フィルム感度に
関連して以下のような問題が生じる。すなわち、標準撮
影フォーマットで撮影した画像をサービス版程度の大き
さにプリントする場合と、パノラマ撮影フォーマットで
撮影した画像をパノラマ版の大きさにプリントする場合
とを比較すると、パノラマ写真の方が標準写真より画像
の拡大率が大きくなるため、プリントされた写真のフィ
ルム粒子が荒くなり、画像のざらつき感が目立ちやすく
なる。
【０００５】一般に、フィルム感度が上がるほどフィル
ム粒子が荒く解像度が低くなるという傾向があるため、
特に超高感度フィルムを使用した場合には、上記の問題
が顕著になりやすい。
ム粒子が荒く解像度が低くなるという傾向があるため、
特に超高感度フィルムを使用した場合には、上記の問題
が顕著になりやすい。
【０００６】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、高感度フィルムを使用して
パノラマ撮影のようなプリント時の拡大率が高いフォー
マットでの撮影をする場合に、現像時の画質が悪くなる
ことを撮影時に撮影者に知らせることができる撮影フォ
ーマット切換可能なカメラを提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたものであり、高感度フィルムを使用して
パノラマ撮影のようなプリント時の拡大率が高いフォー
マットでの撮影をする場合に、現像時の画質が悪くなる
ことを撮影時に撮影者に知らせることができる撮影フォ
ーマット切換可能なカメラを提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる撮影フ
ォーマット切換可能なカメラは、請求項１に示されるよ
うに、装填されたフィルムの感度を検知するフィルム感
度検知手段と、撮影フォーマットを切り換える切換手段
と、フィルム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感
度が所定の基準値より高いと判断された場合、切換手段
によりプリント時の拡大率が高い撮影フォーマットが選
択された際に、使用者に対して警告を発する警告手段と
を備えることを特徴とする。
ォーマット切換可能なカメラは、請求項１に示されるよ
うに、装填されたフィルムの感度を検知するフィルム感
度検知手段と、撮影フォーマットを切り換える切換手段
と、フィルム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感
度が所定の基準値より高いと判断された場合、切換手段
によりプリント時の拡大率が高い撮影フォーマットが選
択された際に、使用者に対して警告を発する警告手段と
を備えることを特徴とする。
【０００８】また、請求項５に示されるように、装填さ
れたフィルムの感度を検知するフィルム感度検知手段
と、撮影フォーマットを切り換える切換手段と、フィル
ム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感度が所定の
基準値より高いと判断された場合、切換手段によるプリ
ント時の拡大率が高い撮影フォーマットへの切換を禁止
する禁止手段とを備えることを特徴とする。
れたフィルムの感度を検知するフィルム感度検知手段
と、撮影フォーマットを切り換える切換手段と、フィル
ム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感度が所定の
基準値より高いと判断された場合、切換手段によるプリ
ント時の拡大率が高い撮影フォーマットへの切換を禁止
する禁止手段とを備えることを特徴とする。
【０００９】
【実施例】以下、この発明にかかる撮影フォーマット切
換可能なカメラの一実施例を説明する。実施例のカメラ
１は、図１に示されるように、レンズシャッター式のコ
ンパクトカメラであり、その上面には撮影フォーマット
切換用のセルフバックの押しボタンスイッチ２と、後述
する警告表示を含む情報を表示する液晶表示パネル３と
が設けられている。
換可能なカメラの一実施例を説明する。実施例のカメラ
１は、図１に示されるように、レンズシャッター式のコ
ンパクトカメラであり、その上面には撮影フォーマット
切換用のセルフバックの押しボタンスイッチ２と、後述
する警告表示を含む情報を表示する液晶表示パネル３と
が設けられている。
【００１０】カメラ１の内部には、撮影フォーマット切
換のための上下２枚の遮光板１１，１２が撮影レンズに
よる結像面の近傍に上下方向にスライド可能に設けられ
ている。すなわち、遮光板１１，１２には、上下方向に
延びる長孔１１ａ，１２ａが形成されると共に、カメラ
本体側にはこれらの長孔に係合して遮光板のスライド範
囲を限定すると共に、スライドのガイドとなるピン４が
２本づつ突設されている。
換のための上下２枚の遮光板１１，１２が撮影レンズに
よる結像面の近傍に上下方向にスライド可能に設けられ
ている。すなわち、遮光板１１，１２には、上下方向に
延びる長孔１１ａ，１２ａが形成されると共に、カメラ
本体側にはこれらの長孔に係合して遮光板のスライド範
囲を限定すると共に、スライドのガイドとなるピン４が
２本づつ突設されている。
【００１１】また、遮光板１１，１２のスライド方向の
互いに対向する側面には、図２および図３に示されるよ
うに、撮影フォーマット切換モータ１３から減速ギア列
１４を介して駆動されるピニオン１５に噛合するラック
１１ｂ，１２ｂが形成され、モータ１３を回転させるこ
とにより遮光板１１，１２を互いに離反し、あるいは接
近する方向に駆動することができる。
互いに対向する側面には、図２および図３に示されるよ
うに、撮影フォーマット切換モータ１３から減速ギア列
１４を介して駆動されるピニオン１５に噛合するラック
１１ｂ，１２ｂが形成され、モータ１３を回転させるこ
とにより遮光板１１，１２を互いに離反し、あるいは接
近する方向に駆動することができる。
【００１２】カメラ１は、遮光板１１，１２のスライド
により、撮影フォーマットを第１の撮影フォーマット
と、第１の撮影フォーマットよりプリント時の拡大率が
高い第２の撮影フォーマットとの間で切り換えることが
できる。なお、この実施例では、選択できる撮影フォー
マットは２種類であり、第１の撮影フォーマットは標準
撮影フォーマット、第２の撮影フォーマットはパノラマ
撮影フォーマットである。ただし、この発明の適用範囲
はこの実施例に限られず、プリント時の拡大率が異なる
３種類以上の撮影フォーマットを切り換え可能に構成す
ることもできる。
により、撮影フォーマットを第１の撮影フォーマット
と、第１の撮影フォーマットよりプリント時の拡大率が
高い第２の撮影フォーマットとの間で切り換えることが
できる。なお、この実施例では、選択できる撮影フォー
マットは２種類であり、第１の撮影フォーマットは標準
撮影フォーマット、第２の撮影フォーマットはパノラマ
撮影フォーマットである。ただし、この発明の適用範囲
はこの実施例に限られず、プリント時の拡大率が異なる
３種類以上の撮影フォーマットを切り換え可能に構成す
ることもできる。
【００１３】標準撮影フォーマットを規定する場合に
は、図３に二点鎖線で示したように遮光板１１，１２を
アパーチャー５の外側に配置させる。一方、パノラマ撮
影フォーマットを規定する場合には、遮光板１１，１２
を実線で示したようにアパーチャー５内に進出した位置
に配置させる。
は、図３に二点鎖線で示したように遮光板１１，１２を
アパーチャー５の外側に配置させる。一方、パノラマ撮
影フォーマットを規定する場合には、遮光板１１，１２
を実線で示したようにアパーチャー５内に進出した位置
に配置させる。
【００１４】カメラ本体には、遮光板１１が標準撮影フ
ォーマットを規定する位置にあるか、あるいはパノラマ
撮影フォーマットを規定する位置にあるかを判断するた
めの２つの位置検出スイッチＳＷN，ＳＷPが設けられて
いる。また、裏蓋６を開放する裏蓋開放レバー７には、
このレバーを図２における上側に操作して裏蓋を開放し
た際にONする裏蓋スイッチＳＷOが配置されている。
ォーマットを規定する位置にあるか、あるいはパノラマ
撮影フォーマットを規定する位置にあるかを判断するた
めの２つの位置検出スイッチＳＷN，ＳＷPが設けられて
いる。また、裏蓋６を開放する裏蓋開放レバー７には、
このレバーを図２における上側に操作して裏蓋を開放し
た際にONする裏蓋スイッチＳＷOが配置されている。
【００１５】前述の液晶表示パネル３は、図４に示され
るように、撮影枚数や焦点距離等の数値情報を表示する
数値表示部３ａと、ストロボの発光、非発光等の区別を
表示する露出モード表示部３ｂと、セルフタイマー等の
撮影モードを表示する撮影モード表示部３ｃと、パノラ
マ撮影に関する表示をするパノラママーク表示部３ｄと
を備えている。
るように、撮影枚数や焦点距離等の数値情報を表示する
数値表示部３ａと、ストロボの発光、非発光等の区別を
表示する露出モード表示部３ｂと、セルフタイマー等の
撮影モードを表示する撮影モード表示部３ｃと、パノラ
マ撮影に関する表示をするパノラママーク表示部３ｄと
を備えている。
【００１６】図５は、実施例のカメラの制御回路のう
ち、発明に関連する部分のみを示したブロック図であ
る。カメラを制御するＣＰＵ２０は、位置検出スイッチ
ＳＷN，ＳＷP、裏蓋スイッチＳＷO、押しボタンスイッ
チ２、パトローネ室に設けられたＤＸコード読取端子２
１からの情報を入力とし、表示制御回路２２を介して液
晶表示パネル３を制御すると共に、ブザー駆動回路２３
を介して警告用の音源であるブザー８を制御し、モータ
制御回路２４を介して撮影フォーマット切換モータ１３
を制御する。
ち、発明に関連する部分のみを示したブロック図であ
る。カメラを制御するＣＰＵ２０は、位置検出スイッチ
ＳＷN，ＳＷP、裏蓋スイッチＳＷO、押しボタンスイッ
チ２、パトローネ室に設けられたＤＸコード読取端子２
１からの情報を入力とし、表示制御回路２２を介して液
晶表示パネル３を制御すると共に、ブザー駆動回路２３
を介して警告用の音源であるブザー８を制御し、モータ
制御回路２４を介して撮影フォーマット切換モータ１３
を制御する。
【００１７】次に、図６に基づいて上記制御回路の作用
について説明する。標準／パノラマ切換用の押しボタン
スイッチ２がONされると、ステップＳ１において位置検
出スイッチＳＷNの状態が判断される。
について説明する。標準／パノラマ切換用の押しボタン
スイッチ２がONされると、ステップＳ１において位置検
出スイッチＳＷNの状態が判断される。
【００１８】このスイッチＳＷNがON、すなわち現在の
設定が標準撮影フォーマットである場合には、ステップ
２において装填されているフィルムのフィルム感度がＩ
ＳＯ１０００以下であるか否かが判断される。ＩＳＯ１
０００以下、すなわち装填されているフィルムが超高感
度フィルムではないと判断された場合には、ステップＳ
３，Ｓ４，Ｓ５で位置検出スイッチＳＷPがONして遮光
板１１，１２がパノラマ撮影フォーマットを規定する位
置に達するまで撮影フォーマット切換モータ１３を正転
させる。そして、ステップＳ６でパノラママーク表示部
３ｄを点灯させることによりパノラマ撮影フォーマット
に切り換えられたことを表示する。
設定が標準撮影フォーマットである場合には、ステップ
２において装填されているフィルムのフィルム感度がＩ
ＳＯ１０００以下であるか否かが判断される。ＩＳＯ１
０００以下、すなわち装填されているフィルムが超高感
度フィルムではないと判断された場合には、ステップＳ
３，Ｓ４，Ｓ５で位置検出スイッチＳＷPがONして遮光
板１１，１２がパノラマ撮影フォーマットを規定する位
置に達するまで撮影フォーマット切換モータ１３を正転
させる。そして、ステップＳ６でパノラママーク表示部
３ｄを点灯させることによりパノラマ撮影フォーマット
に切り換えられたことを表示する。
【００１９】ステップ２における判断がＩＳＯ１０００
より大きい場合には、撮影フォーマットの切換を禁止
し、ステップＳ７で液晶表示パネル３上のパノラママー
ク表示部３ｄを点滅させると共に、ステップＳ８でブザ
ー８を一定時間ONさせ、超高感度フィルムが装填されて
いるためにパノラマ撮影が禁止されることを撮影者に向
けて警告する。
より大きい場合には、撮影フォーマットの切換を禁止
し、ステップＳ７で液晶表示パネル３上のパノラママー
ク表示部３ｄを点滅させると共に、ステップＳ８でブザ
ー８を一定時間ONさせ、超高感度フィルムが装填されて
いるためにパノラマ撮影が禁止されることを撮影者に向
けて警告する。
【００２０】ステップＳ１における判断がOFF、すなわ
ち現在の設定がパノラマ撮影フォーマットである場合に
は、ステップＳ９，Ｓ１０，Ｓ１１において、位置検出
スイッチＳＷNがONして遮光板１１，１２が標準撮影フ
ォーマットを規定する位置に達するまで撮影フォーマッ
ト切換モータ１３を逆転させ、ステップＳ１２でパノラ
ママーク表示部３ｄを消灯させる。
ち現在の設定がパノラマ撮影フォーマットである場合に
は、ステップＳ９，Ｓ１０，Ｓ１１において、位置検出
スイッチＳＷNがONして遮光板１１，１２が標準撮影フ
ォーマットを規定する位置に達するまで撮影フォーマッ
ト切換モータ１３を逆転させ、ステップＳ１２でパノラ
ママーク表示部３ｄを消灯させる。
【００２１】なお、実施例では、パノラマ撮影フォーマ
ットへの切換禁止をフィルム感度ＩＳＯ１０００を基準
として判断しているが、ＩＳＯ８００，ＩＳＯ１６００
等の他のフィルム感度を基準としてもよい。
ットへの切換禁止をフィルム感度ＩＳＯ１０００を基準
として判断しているが、ＩＳＯ８００，ＩＳＯ１６００
等の他のフィルム感度を基準としてもよい。
【００２２】このように、実施例の構成によれば、超高
感度フィルムが装填されている場合には、パノラマ撮影
フォーマットへの切換を禁止すると共に、撮影者に対し
て視覚的、および聴覚的に警告を発することができる。
感度フィルムが装填されている場合には、パノラマ撮影
フォーマットへの切換を禁止すると共に、撮影者に対し
て視覚的、および聴覚的に警告を発することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フィルム感度が所定の基準値より高い場合には、撮
影者に警告を発し、および／またはプリント時の拡大率
が高い撮影フォーマットへの切換を禁止することによ
り、画質の悪い写真が得られることを未然に防ぐことが
できる。
ば、フィルム感度が所定の基準値より高い場合には、撮
影者に警告を発し、および／またはプリント時の拡大率
が高い撮影フォーマットへの切換を禁止することによ
り、画質の悪い写真が得られることを未然に防ぐことが
できる。
【図１】 この発明にかかる撮影フォーマット切換可能
なカメラの実施例を示す外観図である。
なカメラの実施例を示す外観図である。
【図２】 実施例のカメラの内部を示す斜視図である。
【図３】 実施例のカメラの遮光板の構成を示す説明図
である。
である。
【図４】 実施例のカメラの液晶表示パネルの構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図５】 実施例のカメラの制御回路の概要を示すブロ
ック図である
ック図である
【図６】 実施例のカメラの作用を示すフローチャート
である。
である。
１ カメラ ２ 押しボタンスイッチ ３ 液晶表示パネル ３ｄ パノラママーク表示部 ５ アパーチャー ６ 裏蓋 ７ 裏蓋開放レバー １１，１２ 遮光板 １３ 撮影フォーマット切換モータ １５ ピニオン ２０ ＣＰＵ ２１ ＤＸコード読取端子 ２２ 表示制御回路
Claims (14)
- 【請求項１】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮影
フォーマットと該第１の撮影フォーマットよりプリント
時の拡大率が高い第２の撮影フォーマットとの間で切り
換えるための切換機構と、 装填されたフィルムの感度を検知するフィルム感度検知
手段と、 前記フィルム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感
度が所定の基準値より高いと判断された場合、前記切換
手段により前記第２の撮影フォーマットが選択されると
所定の処理を行う制御手段と、を有する、撮影フォーマ
ット切換可能なカメラ。 - 【請求項２】前記所定の処理は、警告を発する処理であ
ることを特徴とする請求項１に記載の撮影フォーマット
切換可能なカメラ。 - 【請求項３】前記警告手段は、カメラ本体に設けられた
表示手段を用いて視覚的に警告を発することを特徴とす
る請求項２に記載の撮影フォーマット切換可能なカメ
ラ。 - 【請求項４】前記警告手段は、カメラ本体に設けられた
音源を用いて聴覚的に警告を発することを特徴とする請
求項２に記載の撮影フォーマット切換可能なカメラ。 - 【請求項５】前記第１の撮影フォーマットは標準撮影フ
ォーマットであり、前記第２の撮影フォーマットはパノ
ラマ撮影フォーマットであることを特徴とする請求項１
に記載の撮影フォーマット切換可能なカメラ。 - 【請求項６】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮影
フォーマットと該第１の撮影フォーマットよりプリント
時の拡大率が高い第２の撮影フォーマットとの間で切り
換え可能なカメラにおいて、 装填されたフィルムの感度を検知するフィルム感度検知
手段と、 前記撮影フォーマットを切り換える切換手段と、 前記フィルム感度検知手段の出力に基づき、フィルム感
度が所定の基準値より高いと判断された場合、前記切換
手段による前記第２の撮影フォーマットへの切換を禁止
する禁止手段とを備えること、を特徴とする撮影フォー
マット切換可能なカメラ。 - 【請求項７】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮影
フォーマットと該第１の撮影フォーマットよりプリント
時の拡大率が高い第２の撮影フォーマットとの間で切り
換えるための切換機構と、 前記切換手段により前記第２の撮影フォーマットが選択
された際に、所定の条件が満たされているかどうかを判
定する判定手段と、 前記判定手段により、前記所定の条件が満たされていな
いと判定された場合には、警告を発生する警告手段と、
を有することを特徴とする、撮影フォーマット切換可能
なカメラ。 - 【請求項８】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮影
フォーマットと該第１の撮影フォーマットよりプリント
時の拡大率が高い第２の撮影フォーマットとの間で切り
換えるための切換機構と、 所定の条件が満たされているかどうかを判定する判定手
段と、 前記判定手段により、前記所定の条件が満たされていな
いと判定された場合には、前記切換手段による前記第２
の撮影フォーマットへの切換を禁止する禁止手段とを備
えること、を特徴とする撮影フォーマット切換可能なカ
メラ。 - 【請求項９】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮影
フォーマットと該第１の撮影フォーマットより撮影時の
フィルムへの写し込み範囲が狭い第２の撮影フォーマッ
トとの間で切り換えるための切換機構と、 所定の条件が満たされているかどうかを判定する判定手
段と、 前記判定手段により、前記所定の条件が満たされていな
いと判定された場合には、前記切換手段により前記第２
の撮影フォーマットが選択されると所定の処理を行う制
御手段と、を有する、撮影フォーマット切換可能なカメ
ラ。 - 【請求項１０】前記第１の撮影フォーマットは標準撮影
フォーマットであり、前記第２の撮影フォーマットはパ
ノラマ撮影フォーマットであることを特徴とする、請求
項９に記載の撮影フォーマット切換可能なカメラ。 - 【請求項１１】前記判定手段は、装填されたフィルムの
感度が所定の基準値より高いか否かを判断することを特
徴とする、請求項９に記載の撮影フォーマット切換可能
なカメラ。 - 【請求項１２】撮影フォーマットを少なくとも第１の撮
影フォーマットと該第１の撮影フォーマットより撮影時
のフィルムへの写し込み範囲が狭い第２の撮影フォーマ
ットとの間で切り換えるための切換機構と、 所定の条件が満たされているかどうかを判定する判定手
段と、 前記判定手段により、前記所定の条件が満たされていな
いと判定された場合には、前記第２の撮影フォーマット
での撮影を不能とする制御手段と、を有する、撮影フォ
ーマット切換可能なカメラ。 - 【請求項１３】前記第１の撮影フォーマットは標準撮影
フォーマットであり、前記第２の撮影フォーマットはパ
ノラマ撮影フォーマットであることを特徴とする、請求
項１２に記載の撮影フォーマット切換可能なカメラ。 - 【請求項１４】前記判定手段は、装填されたフィルムの
感度が所定の基準値より高いか否かを判断することを特
徴とする、請求項１２に記載の撮影フォーマット切換可
能なカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23431094A JPH0876238A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 撮影フォーマット切換可能なカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23431094A JPH0876238A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 撮影フォーマット切換可能なカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0876238A true JPH0876238A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16969006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23431094A Pending JPH0876238A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 撮影フォーマット切換可能なカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0876238A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268810B2 (en) | 2002-01-29 | 2007-09-11 | Fujifilm Corporation | Digital camera for changing a recording size to a high-sensitivity compatible recording size |
| US7551218B2 (en) | 2004-03-15 | 2009-06-23 | Fujifilm Corporation | Digital camera with a mode selectable structure |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP23431094A patent/JPH0876238A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268810B2 (en) | 2002-01-29 | 2007-09-11 | Fujifilm Corporation | Digital camera for changing a recording size to a high-sensitivity compatible recording size |
| US7551218B2 (en) | 2004-03-15 | 2009-06-23 | Fujifilm Corporation | Digital camera with a mode selectable structure |
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