JPH087578Y2 - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
- Publication number
- JPH087578Y2 JPH087578Y2 JP1988059640U JP5964088U JPH087578Y2 JP H087578 Y2 JPH087578 Y2 JP H087578Y2 JP 1988059640 U JP1988059640 U JP 1988059640U JP 5964088 U JP5964088 U JP 5964088U JP H087578 Y2 JPH087578 Y2 JP H087578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- tape
- transparent
- liner sheet
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はテープ巻量視認用等の透明窓を有する形態
のテープカートリッジに関する。
のテープカートリッジに関する。
テープ巻量やテープ巻き状況などを視認しやすくする
ために透明窓をカートリッジケースに形成する手段とし
ては，例えば，透明なカートリッジケースの表面に打抜
きラベルを貼り合わせたり，印刷を施したりして窓領域
を明確にならしめていた。
ために透明窓をカートリッジケースに形成する手段とし
ては，例えば，透明なカートリッジケースの表面に打抜
きラベルを貼り合わせたり，印刷を施したりして窓領域
を明確にならしめていた。
また,2色成形法でカートリッジケースに透明窓を一体
に成形するものもある。
に成形するものもある。
しかるに，上記したラベルや印刷による窓形成手段で
はラベルや印刷が他物とこすれる機会が多いため剥がれ
やすい。とくに，この種のテープカートリッジがカース
テレオ等で使用する場合高温環境下でラベルが浮き上が
ったり，剥がれやすく，浮き上がったラベルがカーステ
レオ内に引っ掛かって取り出しにくくなり，最悪の場合
取り出せなくなることもあった。
はラベルや印刷が他物とこすれる機会が多いため剥がれ
やすい。とくに，この種のテープカートリッジがカース
テレオ等で使用する場合高温環境下でラベルが浮き上が
ったり，剥がれやすく，浮き上がったラベルがカーステ
レオ内に引っ掛かって取り出しにくくなり，最悪の場合
取り出せなくなることもあった。
また,2色成形法で透明窓を成形するものではカートリ
ッジケースと透明窓との一体接合部が外力で外れるおそ
れがあり，またコスト高にもなるという不利な面があ
る。本考案の目的は、カートリッジケースこれ全体が透
明プラスチックからなるテープカートリッジにおいて、
カートリッジケースの一部に透明窓の領域を簡単な手段
で明確にかつ剥がれ等の問題なく表示できるテープカー
トリッジを提供するにある。
ッジケースと透明窓との一体接合部が外力で外れるおそ
れがあり，またコスト高にもなるという不利な面があ
る。本考案の目的は、カートリッジケースこれ全体が透
明プラスチックからなるテープカートリッジにおいて、
カートリッジケースの一部に透明窓の領域を簡単な手段
で明確にかつ剥がれ等の問題なく表示できるテープカー
トリッジを提供するにある。
本考案の目的はバリエーションに富む透明窓を簡単か
つ安価に得ることのできるテープカートリッジを提供す
るにある。
つ安価に得ることのできるテープカートリッジを提供す
るにある。
上記目的を達成するために、本考案のテープカートリ
ッジでは、全体が透明プラスチックからなって左右の駆
動軸挿入あな４を有するカートリッジケース１内に、前
記駆動軸挿入あな４に合致する左右の孔７・７を有する
透明なライナーシート６がテープのケース内面との摩擦
を少なくするために位置決め状態に内蔵されている点に
着目して、該ライナーシート６にテープ巻量視認用等の
透明窓12の窓輪郭13を表示する印刷が、左右の孔７・７
の少なくとも一方を最大テープ巻径とほぼ合致する形で
囲むように施されたものである。
ッジでは、全体が透明プラスチックからなって左右の駆
動軸挿入あな４を有するカートリッジケース１内に、前
記駆動軸挿入あな４に合致する左右の孔７・７を有する
透明なライナーシート６がテープのケース内面との摩擦
を少なくするために位置決め状態に内蔵されている点に
着目して、該ライナーシート６にテープ巻量視認用等の
透明窓12の窓輪郭13を表示する印刷が、左右の孔７・７
の少なくとも一方を最大テープ巻径とほぼ合致する形で
囲むように施されたものである。
しかるときは，カートリッジケース１の外部から見て
ライナーシート６上の窓輪郭13によって透明窓12の領域
が明確になり，テープ巻量や巻き状況の視認に資するこ
とになる。
ライナーシート６上の窓輪郭13によって透明窓12の領域
が明確になり，テープ巻量や巻き状況の視認に資するこ
とになる。
また，窓輪郭13はカートリッジケース１内のライナー
シート６上に印刷されているため，ケース外の他物との
こすれによる剥がれ等の問題が全く無くなる。
シート６上に印刷されているため，ケース外の他物との
こすれによる剥がれ等の問題が全く無くなる。
第１図ないし第３図において本考案に係るテープカー
トリッジの一実施例を説明する。
トリッジの一実施例を説明する。
第１図および第２図において,1は透明なプラスチック
製の上下ケース1a・1bを突き合わせてなるカートリッジ
ケース,2はテープ３が巻かれるハブで，上下ケース1a・
1bの内部左右に設けた上下の駆動軸挿入あな４・４を有
する上下のボス５・５間に回転自在に配置している。６
は滑性効果の優れた透明なライナーシートで，テープ走
行に際して生じるテープ３と上下ケース1a・1bの各内面
との間で摩擦抵抗を小さくするためにその間に位置決め
して介在させてある。そのライナーシート６の位置決め
は，その左右にあけた孔７・７を前記ボス５・５に嵌合
するとともに，その前後に設けた位置決め用の切欠き８
およびあな９を上下ケース1a・1b各内面から突設したピ
ン10・11に通すことによって行われている。
製の上下ケース1a・1bを突き合わせてなるカートリッジ
ケース,2はテープ３が巻かれるハブで，上下ケース1a・
1bの内部左右に設けた上下の駆動軸挿入あな４・４を有
する上下のボス５・５間に回転自在に配置している。６
は滑性効果の優れた透明なライナーシートで，テープ走
行に際して生じるテープ３と上下ケース1a・1bの各内面
との間で摩擦抵抗を小さくするためにその間に位置決め
して介在させてある。そのライナーシート６の位置決め
は，その左右にあけた孔７・７を前記ボス５・５に嵌合
するとともに，その前後に設けた位置決め用の切欠き８
およびあな９を上下ケース1a・1b各内面から突設したピ
ン10・11に通すことによって行われている。
本考案はかかるライナーシート６に所望形状の透明窓
12の窓輪郭13を表示する印刷を施しておいてこれが上下
ケース1a・1bの外部から透視できるようにしてある。窓
輪郭13以外に，これに併せてメーカー名，グレード名，
テープ長さ，ポジション表示,A・Ｂ面表示，あるいは意
匠的模様等を印刷するもよい。第３図に示すライナーシ
ート６では，これに印刷される窓輪郭13は最大のテープ
巻径とほぼ合致する曲線13aを前後平行な直線13b・13b
で結んだ長円形状に形成してある。
12の窓輪郭13を表示する印刷を施しておいてこれが上下
ケース1a・1bの外部から透視できるようにしてある。窓
輪郭13以外に，これに併せてメーカー名，グレード名，
テープ長さ，ポジション表示,A・Ｂ面表示，あるいは意
匠的模様等を印刷するもよい。第３図に示すライナーシ
ート６では，これに印刷される窓輪郭13は最大のテープ
巻径とほぼ合致する曲線13aを前後平行な直線13b・13b
で結んだ長円形状に形成してある。
上記窓輪郭13に施す色はテープ３の色とは異なってそ
れを際立てる白色，黄色，灰色等の着色を施すことが，
目盛がなくてもテープ残量が判りやすくなる点で好まし
い。
れを際立てる白色，黄色，灰色等の着色を施すことが，
目盛がなくてもテープ残量が判りやすくなる点で好まし
い。
また上記印刷としては着色に代え，マット加工等の表
面処理，あるいは導電性印刷などですることもできる。
面処理，あるいは導電性印刷などですることもできる。
ライナーシート６への窓輪郭13の印刷はこの印刷面が
テープ３との摺擦により剥がれることのないようにケー
ス内面に面する側に施すことが好ましい。
テープ３との摺擦により剥がれることのないようにケー
ス内面に面する側に施すことが好ましい。
第４図ないし第６図はいずれも透明窓12の窓輪郭13の
形状の変形例を示している。第４図ではライナーシート
６の一方のあな７のみを，最大テープ巻径とほぼ合致す
る左右の曲線13a・13aとこれを結ぶ前後の平行な直線13
b・13bとで囲む形に形成している。
形状の変形例を示している。第４図ではライナーシート
６の一方のあな７のみを，最大テープ巻径とほぼ合致す
る左右の曲線13a・13aとこれを結ぶ前後の平行な直線13
b・13bとで囲む形に形成している。
第５図ないし第６図はいずれも上記した最大テープ巻
径とほぼ合致する曲線13aとハブ径とほぼ合致する曲線1
3aと前後に平行な直線13b・13bとの任意の組み合わせに
よって出来る形状のものを示している。
径とほぼ合致する曲線13aとハブ径とほぼ合致する曲線1
3aと前後に平行な直線13b・13bとの任意の組み合わせに
よって出来る形状のものを示している。
第７図は本考案の更に別実施例を示しており，上記各
実施例においてライナーシート６に透明窓12の窓輪郭13
が線で描かれているのに対し，この実施例ではライナー
シート６に窓輪郭13が任意の色14の塗りつぶしで表され
る。
実施例においてライナーシート６に透明窓12の窓輪郭13
が線で描かれているのに対し，この実施例ではライナー
シート６に窓輪郭13が任意の色14の塗りつぶしで表され
る。
なお，カートリッジケース１に窓輪郭13の領域外に対
応して梨地加工を施したり，またはカートリッジケース
１の窓輪郭13で囲まれる領域内に相当する部分のみを凹
み面に形成することによって，カートリッジケース１の
外部から窓輪郭13がより際立って見えるようにすること
もできる。
応して梨地加工を施したり，またはカートリッジケース
１の窓輪郭13で囲まれる領域内に相当する部分のみを凹
み面に形成することによって，カートリッジケース１の
外部から窓輪郭13がより際立って見えるようにすること
もできる。
以上説明したように，本考案のテープカートリッジに
よれば，カートリッジケース１に内蔵する透明なライナ
ーシート６に透明窓12の窓輪郭13を表す印刷を施すとい
う簡単な手段で，透明窓12の領域を明確にすることがで
きてテープ巻量や巻き状況を視認しやすくするばかり
か，ラベル貼りのごとき剥がれ等の問題もなくて耐用性
に優れ，しかもバリエーションに富む透明窓12が簡単か
つ安価に得られる利点がある。また、窓輪郭13を表示す
る印刷は、左右の孔７・７の少なくとも一方を最大テー
プ巻径とほぼ合致する形で囲むように施してあるので、
透明窓12の外形をより明確に形づくることができ、必ず
しも目盛がなくてもテープ残量が判りやすくなる。
よれば，カートリッジケース１に内蔵する透明なライナ
ーシート６に透明窓12の窓輪郭13を表す印刷を施すとい
う簡単な手段で，透明窓12の領域を明確にすることがで
きてテープ巻量や巻き状況を視認しやすくするばかり
か，ラベル貼りのごとき剥がれ等の問題もなくて耐用性
に優れ，しかもバリエーションに富む透明窓12が簡単か
つ安価に得られる利点がある。また、窓輪郭13を表示す
る印刷は、左右の孔７・７の少なくとも一方を最大テー
プ巻径とほぼ合致する形で囲むように施してあるので、
透明窓12の外形をより明確に形づくることができ、必ず
しも目盛がなくてもテープ残量が判りやすくなる。
第１図ないし第３図は本考案に係るテープカートリッジ
の一実施例を示しており，第１図はテープカートリッジ
の一部を切欠した状態で示す平面図，第２図は第１図に
おけるA-A線拡大断面図，第３図はライナーシートの平
面図である。 第４図ないし第７図はいずれも本考案の別実施例を示す
ライナーシートの平面図である。 １……カートリッジケース,2……ハブ,3……テープ,6…
…ライナーシート,12……透明窓,13……窓輪郭。
の一実施例を示しており，第１図はテープカートリッジ
の一部を切欠した状態で示す平面図，第２図は第１図に
おけるA-A線拡大断面図，第３図はライナーシートの平
面図である。 第４図ないし第７図はいずれも本考案の別実施例を示す
ライナーシートの平面図である。 １……カートリッジケース,2……ハブ,3……テープ,6…
…ライナーシート,12……透明窓,13……窓輪郭。
Claims (1)
- 【請求項１】全体が透明プラスチックからなって左右の
駆動軸挿入あな４を有するカートリッジケース１に、前
記駆動軸挿入あな４に合致する左右の孔７・７を有する
透明なライナーシート６が内蔵されているテープカート
リッジにおいて、 ライナーシート６にテープ巻量視認用等の透明窓12の窓
輪郭13を表示する印刷が、左右の孔・７の少なくとも一
方を最大テープ巻径とほぼ合致する形で囲むように施さ
れており、 該窓輪郭13がカートリッジケース１の外部から透視しう
るようにしてあることを特徴とするテープカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059640U JPH087578Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059640U JPH087578Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | テープカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01162187U JPH01162187U (ja) | 1989-11-10 |
| JPH087578Y2 true JPH087578Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31285392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988059640U Expired - Lifetime JPH087578Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087578Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616981U (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-16 | 日立マクセル株式会社 | テ−プカ−トリツジ |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP1988059640U patent/JPH087578Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01162187U (ja) | 1989-11-10 |
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