JPH0874985A - 登降坂路における車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

登降坂路における車両用自動変速機の制御装置

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JPH0874985A
JPH0874985A JP6206284A JP20628494A JPH0874985A JP H0874985 A JPH0874985 A JP H0874985A JP 6206284 A JP6206284 A JP 6206284A JP 20628494 A JP20628494 A JP 20628494A JP H0874985 A JPH0874985 A JP H0874985A
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downhill
uphill
vehicle
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Kazumi Hoshiya
一美 星屋
Yasunori Nakawaki
康則 中脇
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Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 登坂路〜平坦路〜降坂路、あるいは降坂路〜
平坦路〜降坂路のような道路状況の場合に、登坂制御、
あるいは降坂制御から通常制御を経ることなく円滑に降
坂制御に連続して移行できるようにし、運転者の減速要
求を確実に判断すると共にビジーシフトを防止する。 【構成】 登坂制御の復帰、あるいは降坂制御の復帰の
際に設定される遅延時間をブレーキが踏込まれたときに
はリセットし、カウントし直すことにより、運転者の減
速要求に応じて遅延時間を延ばす。これにより、この延
ばされた遅延時間の間に降坂路の判定ができるようにな
り、通常制御に一度移行(アップシフト)することなく
直接的に降坂制御に移れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、登降坂路における車両
用自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機においては、一般に、
車速及びエンジン負荷(スロットル開度等)をパラメー
タとした変速マップを備え、走行時にその時点における
車速及びエンジン負荷の情報をこの変速マップに当ては
めることにより選択すべき変速段を決定するようにして
いる。
【0003】しかしながら、この変速マップは、一般的
な平地走行状態を基に作成したものであるため、例えば
降坂路や登坂路を走行するときには、必ずしも最適な変
速段を与えるものではなかった。
【0004】このような事情に鑑み、例えば特公昭59
−8698号公報には、平坦路走行用、登坂路走行用等
の走行路の状態に応じた変速マップを別々に備え、これ
らを適宜に切換えて使用する技術が提案されている。
【0005】この特公昭59−8698号公報において
は、スロットル開度や車速等をパラメータとして平坦路
での基準車両加速度(走行加速度の予想値)を予め求め
ておき、この基準車両加速度と車速から演算した実際の
車両加速度とを比較して該実際の加速度が基準加速度よ
りも所定値以上大きいときは降坂路を走行中、小さいと
きは登坂路を走行中というように判断する技術が併せて
開示されている。
【0006】登降坂路を走行していると判断された場
合、一般的には、登坂路の場合はより動力性能を高める
ために、降坂路の場合はよりエンジンブレーキを効かせ
るために、いずれも低速段側に維持あるいはシフトダウ
ンする制御がなされる。
【0007】ところで、道路勾配は、例えば登坂路から
降坂路へ移行する場合、具体的には登坂路から平坦路、
次いで降坂路へと変化する。そのため登降坂制御もこの
路面勾配の変化に従って登坂制御から通常制御、次いで
降坂制御に移行する場合が生じ、制御が切換えられる度
に変速が行われ、ビジーシフト(頻繁な変速)が発生す
る場合がある。
【0008】同様に、例えば長い山間路の下り走行等に
あっては、降坂路、平坦路、降坂路、再び平坦路のよう
に繰返されることがあり、この場合でもやはり、降坂制
御と通常制御とが繰返され、制御の切換えの度に変速し
てしまうという問題が発生する。
【0009】そこで、例えば特開平5−71623、同
71625、あるいは特公昭61−48019号公報等
においては、登降坂制御を解除する際に一定の遅延時間
を設け、該遅延時間経過後に制御の解除を行うことによ
りビジーシフトを防止する技術が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この遅延時間は、これ
があまり長すぎると、平坦路に移行してもなかなか登降
坂制御が解除されないため(低速段に維持されたままと
なるため)、それだけ燃費が悪化し、又走行音も大きく
なるという問題が生じる。
【0011】逆に、遅延時間が短すぎると、長い下りの
山間路のように途中の平坦路が遅延時間より長くなって
しまうような場合には、やはりアップシフトが生じる
(即ち遅延時間が効果的に機能しない)という問題が生
じる。
【0012】又、単なる遅延時間の長短の次元の問題と
は別に、例えば運転者が再び先に降坂路や車両の渋滞等
があることを見越してブレーキを踏んでいるような場合
には、たとえ平坦路が長く続いているような場合でも、
(遅延時間Tの経過と共に)アップシフトしてエンジン
ブレーキ力を低下させてしまうことがあり、適当ではな
いという問題もあった。
【0013】特に、前述した特公昭59−8698号公
報で開示された技術のように、基準車両加速度と実際の
車両加速度とを比較して登降坂路を判断するような技術
を採用している場合には、上記問題に加え、更に次のよ
うな問題が発生する場合があった。即ち、ブレーキをか
けて減速している時は、基準加速度と実加速度との関係
が崩れるため、上記判断方法を採用している場合には、
降坂路の判断自体ができなくなる。そのため、遅延時間
Tがタイムアップする前にブレーキが踏み込まれると、
途中の平坦路がたとえ遅延時間Tより短く、直ぐに降坂
路に入るような場合でも、(ブレーキの踏み込みにより
降坂路の判断自体ができないため)遅延時間Tの終了と
共に一度アップシフトし(エンジンブレーキの効きが弱
まり)、再度ブレーキを踏み込んだ時に降坂制御が実行
されて再び低速段にシフトダウンするというような問題
が発生することがあったものである。
【0014】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、遅延時間をいたずらに長くする
ことなく、しかも登坂制御〜通常制御〜降坂制御、ある
いは降坂制御〜通常制御〜降坂制御が連続して発生する
ような走行状態においてブレーキが操作されたような場
合であっても、ビジーシフトを確実に低減することので
きる登降坂路における車両用自動変速機の制御装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1の(A)にその要旨を示すように、登降坂路を
走行中か否かを判断する手段と、時間を計測するタイマ
手段とを備え、登降坂路を走行していると判断したとき
に該登降坂路に適した変速段にすると共に、登坂制御を
解除する際に、前記タイマ手段により計測される時間が
登坂路でないと検出されてから所定時間に達したときに
当該登坂制御を解除するように構成した登降坂路におけ
る車両用自動変速機の制御装置において、フットブレー
キ操作を検出する手段と、フットブレーキ操作が検出さ
れたときに前記タイマのそれまでのカウントを無効にす
ると共に、その後ブレーキ操作が検出されなくなったと
きから該タイマのカウントを再び開始するリセット手段
と、を備えたことにより、特に登坂路〜平坦路〜降坂路
となるような道路状況において上記目的が良好に達成さ
れるようにしたものである。
【0016】又、請求項2に記載の発明は、図1の
(B)にその要旨を示すように、登降坂路を走行中か否
かを判断する手段と、時間を計測するタイマ手段とを備
え、登降坂路を走行していると判断したときに該登降坂
路に適した変速段にすると共に、降坂制御を解除する際
に、前記タイマ手段により計測される時間が降坂路でな
いと検出されてから所定時間に達したときに当該降坂制
御を解除するように構成した登降坂路における車両用自
動変速機の制御装置において、フットブレーキ操作を検
出する手段と、フットブレーキ操作が検出されたときに
前記タイマのそれまでのカウントを無効にすると共に、
その後ブレーキ操作が検出されなくなったときから該タ
イマのカウントを再び開始するリセット手段と、を備え
たことにより、特に降坂路〜平坦路〜降坂路となるよう
な道路状況において上記目的が良好に達せられるように
したものである。
【0017】
【作用】本発明においては、登降坂路制御を解除するに
あたって、遅延時間を設定することとし、もし、遅延時
間中にブレーキ操作がなされた時は、それまでの遅延時
間の経過のカウントを無効にし、その後ブレーキ操作が
検出されなくなってから(ブレーキが解除されてから)
該遅延時間のカウントをし直すこととした。
【0018】これにより、運転者が遅延時間内に「減速
要求」の意思表示をした時は、何回でも遅延時間のカウ
ントリセットが行われることになり、長い平坦路でも通
常制御に復帰せずに低速段を維持し続けることができる
ようになる。
【0019】その結果、特に登坂路〜平坦路〜降坂路と
なるような場合や、降坂路〜平坦路〜降坂路となるよう
な道路状況の場合に、ブレーキ操作の有無を考慮した良
好な制御態様を得ることができるようになり、ビジーシ
フトを防止できると共に、ただ単に遅延時間を長く設定
するものではないため、必要以上に登降坂路制御が継続
されて燃費が悪化したりするのを防止できるようにな
る。
【0020】なお、本発明は、登降坂路の判定を基準車
両加速度(加速度の予想値)と実車両加速度との比較に
よって判断するような場合に、(この場合はブレーキの
踏み込みにより登降坂路の判定自体ができなくなるた
め)特に有効に機能するが、登降坂路を例えば傾斜セン
サのようなもので実際に検出するようにしている場合で
あっても、運転者の減速意思を「エンジンブレーキを効
かせるか否か」の制御に反映させるという点でやはり有
効に機能する。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0022】図2は本発明が適用された車両用自動変速
機(及びエンジン)の全体概要図である。
【0023】この自動変速機2は、トルクコンバータ部
20と、オーバードライブ機構部40と、前進3段後進
1段のアンダードライブ機構部60とを備える。
【0024】前記トルクコンバータ部20は、ポンプ2
1、タービン22、ステータ23、及びロックアップク
ラッチ24を備えた周知のものであり、エンジン1のク
ランクシャフト10の出力をオーバードライブ機構部4
0に伝達する。
【0025】前記オーバードライブ機構部40は、サン
ギヤ43、リングギヤ44、プラネタリピニオン42、
及びキャリア41からなる1組の遊星歯車装置を備え、
この遊星歯車装置の回転状態をクラッチC0 、ブレーキ
B0 、一方向クラッチF0 によって制御している。
【0026】前記アンダードライブ機構部60は、共通
のサンギヤ61、リングギヤ62、63、プラネタリピ
ニオン64、65及びキャリア66、67からなる2組
の遊星歯車装置を備え、この2組の遊星歯車装置の回転
状態、前記オーバードライブ機構部40及び出力軸70
との連結状態を、クラッチC1 、C2 、ブレーキB1〜
B3 及び一方向クラッチF1 、F2 によって制御してい
る。
【0027】自動変速機2を制御するコンピュータ84
には、エンジン1の負荷あるいはアクセル開度を反映さ
せるためのスロットル開度を検出するスロットルセンサ
80、車速を検出する車速センサ(出力軸70の回転数
センサ)82、パーキングレンジ、ドライブレンジ、L
レンジ等の運転者によって選択されたシフトポジション
の信号を出力するシフトポジションスイッチ86、フッ
トブレーキが踏まれている際に信号を出力するフットブ
レーキスイッチ88、エンジン回転数を検出するエンジ
ン回転速度センサ90、アイドル接点の状態(アクセル
解放時オン、踏み込み時オフ)を出力するアイドル接点
スイッチ92、動力性能重視(パワーパターン)の走行
をするか、燃費性能重視(ノーマルパターン)の走行を
するかを選択するパターンセレクトスイッチ94、クル
ーズ制御(自動定車速走行)を実現するためのクルーズ
制御スイッチ97、オーバードライブ(第4速段)での
走行を禁止するオーバードライブオフスイッチ97等の
各種制御のための信号が入力されている。
【0028】車速センサ82の情報は、車両の実走行加
速度を求めるためにも使用される。
【0029】コンピュータ84は各センサ、スイッチ等
からの入力信号をパラメータとして、予め設定された
(従来と同様の)スロットル開度−車速の基本変速マッ
プに従ってまず選択されるべき変速段を求める。そして
当該変速段となるように、油圧制御回路98内のソレノ
イドバルブS1 、S2 、S3 、S4 等を駆動・制御す
る。その結果、図3に示されるように各クラッチ、ブレ
ーキ等が係合又は解放され、前進4段(第4速段はオー
バードライブ)、後進1段の変速段が達成される。
【0030】ここにおいて、コンピュータ84は図4〜
図6に示すような制御フローに従って、走行状態に応じ
て登降坂路における特別制御を行う。
【0031】図4はこの登降坂路における特別制御の概
略フローを示している。
【0032】制御フローの理解を容易とするために、こ
の特別制御の概略をまず説明しておく。
【0033】〈登坂路における制御〉登坂路を走行中と
判定されると、所定の条件の下に、第3速段から第4速
段にシフトアップされるのが禁止され、(たとえ基本変
速マップ上で第4速段にシフトアップすべきと判断され
ても)第3速段がホールドされる。主たる目的は動力性
能の確保及びビジーシフトの防止である。
【0034】登坂路の場合、第4速段から第3速段への
強制シフトダウンは実行しない。即ち、基本変速マップ
上で第4速段から第3速段へシフトダウンすべきと判断
されたときにのみ、それと同期してシフトダウンされ
る。その理由は、アクセルを踏み込んで走行している際
に、運転者の予期せぬ時期にシフトダウンが実行される
と、違和感を覚える恐れがあるためである。
【0035】登坂制御の復帰は、後述する図5に示す制
御フローに従い、即時又は所定の復帰タイマ(遅延時
間)経過後に行われる。
【0036】〈降坂路における制御〉降坂路における制
御では、以下のような制御が実行される。
【0037】即ち、第4速段で走行中の場合は、アクセ
ル解放、フットブレーキオンの条件の下に第4速段から
第3速段へシフトダウンされる。これは基本変速マップ
上の変速判断とは同期しない強制シフトダウンである
が、フットブレーキオンが条件となっているため運転者
に違和感を与えることはない。
【0038】又、第3速段で走行中の場合は、降坂路、
アクセル解放の条件が満足され続ける限り第4速段にシ
フトアップされるのが禁止され、(たとえ基本変速マッ
プ上で第4速段にシフトアップすべきと判断されても)
第3速段がホールドされる。
【0039】降坂制御の復帰は、後述する図6の制御フ
ローに従い、即時又は所定の復帰タイマ(遅延時間)経
過後に行われる。
【0040】そして、この復帰タイマが作動中は、フッ
トブレーキスイッチ88のオンオフがモニタされ、フッ
トブレーキの操作が検出されるとそれまでカウントされ
ていた復帰タイマがリセットされ、フットブレーキ解除
と共に再びカウントが開始されるようになっている。
【0041】以下、上述したような登降坂制御を実行す
るための制御フローを図4を参照して説明する。
【0042】この制御フローがスタートすると、まず、
ステップ102において本登降坂制御を実行するための
前提条件が成立しているか否かが判断される。
【0043】この前提条件は、登坂路、降坂路に共通で
あり、具体的には、 1)自動変速機の車速センサ82が正常であること、 2)シフトポジションスイッチ86がドライブレンジと
されていること、 3)第3速段、又は第4速段のいずれかが出力中である
こと、 4)車速が所定値以上であり且つ所定値以下、例えば1
5km/h 〜125km/hの範囲に入っていること、 5)オーバードライブのオフスイッチ97がオフ(非作
用)、即ちオーバードライブ(第4速段)が許可し得る
状態とされていること、 6)クルーズ制御スイッチ96がオフ、具体的にはクル
ーズ非制御状態が連続して所定時間T1 以上検出されて
いること、である。
【0044】これらの条件のうち1つでも満足しなかっ
た場合には、ステップ124に進んで各フラグが零にリ
セットされる。この結果、実質的にこの図4の制御フロ
ーが終了される。
【0045】なお、1)において自動変速機の車速セン
サ82が正常であることを条件としたのは、車速センサ
82がフェイルしていた場合には、本制御を実行するた
めに必須の登降坂の判定自体ができなくなるためであ
る。
【0046】2)、3)においてドライブレンジの第3
速段又は第4速段のいずれかが出力中であることを条件
としたのは、本制御をドライブレンジの第3速段及び第
4速段におけるホールド、あるいはシフトダウンに限定
して実行するためである。
【0047】4)において車速が所定値以内に入ってい
ることを条件としたのは、車速が所定値以下のときは
(本制御の適用範囲外である)第2速段あるいは第1速
段に入るべき状態であり、又車速が所定値以上のとき
は、エンジンのオーバーランを防止するために第4速段
に維持されるべきだからである。
【0048】5)においてオーバードライブオフスイッ
チが非作用状態であることを条件としたのは、運転者に
よってオーバードライブ(第4速段)での走行が意識的
に避けられているときは、本制御によって第3速段及び
第4速段におけるホールドやシフトダウンを実行する余
地がもともとないためである。
【0049】6)においてクルーズ制御が非作用状態と
されていることを条件としたのは、クルーズ制御が実行
されている場合には、車速を一定に維持するために、別
途のルーチンで変速段が自動制御されるためである。
【0050】ステップ102において前提条件が全て成
立していると判断されると、フローはステップ104に
進む。ステップ104では、登坂路の判定条件が成立す
るか否かが判断される。この場合、非登坂路から登坂路
と判定するときと登坂路から非登坂路と判定するときと
で若干のヒステリシスが設けられている。
【0051】具体的には、MOBG≦SBG43−KD
GSFが所定時間T2 以上成立したと判断されると、車
両が非登坂路から登坂路にさしかかったと判定する。一
方、MOBG>SBG43−KDGSNが所定時間T3
以上成立したと判断されると、車両が登坂路から非登坂
路に移行したと判定する。
【0052】ここで、MOBGは車速センサ(自動変速
機の出力軸70の回転数センサ)82の出力から演算し
た車両の実加速度を示しており、SBG43はスロット
ル開度、車速をパラメータとして各変速段(第3速段、
第4速段)毎に予めマップ化した平坦路走行時の基準車
両加速度を示している。両者共条件により正のときもあ
れば負のときもある。又、KDGSFは、車速に依存し
て中車速までは一定、高車速時に大きくなるように予め
マップ化した所定値(正のみ)、KDGSNは、パター
ンセレクトスイッチ94によるセレクトパターン(パワ
ーパターン、ノーマルパターン)毎に同じく車速に依存
して高車速時に大きくなるように予めマップ化した所定
値(正のみ)である。
【0053】なお、車速(出力軸回転数)が同一の場
合、KDGSF>KDGSN(ノーマル)>KDGSN
(パワー)となるように設定してある。KDGSNより
KDGSFが大きく設定されているのは判定にヒステリ
シスを与えるためであり、KDGSN(パワー)よりK
DGSN(ノーマル)の方が大きく設定されているの
は、パワーパターンのときはノーマルパターンのときよ
りも登坂路から非登坂路に移行したという判断をし難く
することにより、その分第3速段の状態を長めに維持さ
せるためである。第3速段がより長く維持されると、燃
費は若干低下するが、その分ビジーシフトが防止される
と共に加速性やエンジンブレーキの効きは向上し、それ
だけアクセルペダルの動きに敏感な走行ができる。
【0054】このような条件の判定により、登坂路と判
定されたときは、ステップ106に進んで登坂路判定フ
ラグFg0が1にセットされ、一方、登坂路ではないと判
定されたときにはステップ108に進んで該フラグFg0
が零にリセットされる。
【0055】なお、登坂路判定フラグFg0が1から0に
変わった場合は、後述するフラグFg4が1にセットさ
れ、後述する登坂制御復帰タイマのカウントアップが開
始される。
【0056】ステップ110では降坂路であるか否かが
判定される。なお、ステップ106で既に登坂路である
ことが判定されている場合には、降坂路の判定は必要な
いため、ステップ110がバイパスされる。
【0057】降坂路の判定は、具体的には実車両加速度
MOBGが基準車両加速度SBGE43より所定時間T
5 以上大きいか否かが判断され、大きければステップ1
12で降坂路判定フラグFg1が1にセットされ、大きく
なければ零のままステップ116へと進む。
【0058】ここで、SBGE43とは、変速段(第3
速段、第4速段)、セレクトパターン毎に車速に依存し
て、予めマップ化されている降坂路用の基準車両加速度
(正負あり)のことである。
【0059】なお、降坂路判定フラグFg1が1から0に
変わったときは、後述するフラグFg6が1にセットさ
れ、後述する降坂制御復帰タイマのカウントアップが開
始される。
【0060】又、この降坂路の判定は、具体的なステッ
プ図示はしていないが、フットブレーキスイッチ88が
オンとされている間はその判定が中止される。これは、
制動がかかると実車両加速度MOBGと基準車速加速度
SBGE43との対応関係が崩れるため、降坂路の正確
な判定が困難になるためである。
【0061】このようにしてステップ116に至ると、
ここで登坂制御開始条件が成立するか否かが判断され
る。具体的には、 1)フットブレーキスイッチ88がオフ(ブレーキが踏
み込まれていない)、 2)アイドル接点スイッチ92がオフ(アクセルが踏み
込まれている)、 3)基本変速マップによる第3速段へのパワーオンダウ
ンシフト(アクセル踏み込み時のダウンシフト)判断が
成立するか、又は該判断の成立後の第3速段出力中のい
ずれかが成立、 4)登坂路判定フラグFg0が1、なる条件が全て成立し
たときに登坂制御開始条件が成立したと判断され、ステ
ップ118に進んで登坂路用の第4速段禁止要求フラグ
Fg2が1に設定される。又、登坂制御開始条件である
1)〜4)のいずれかが不成立であった場合には、ステ
ップ118はバイパスされる。
【0062】なお、前記3)において基本変速マップに
よる第3速段へのパワーオンダウンシフト判断又はその
後の第3速段出力を登坂制御開始条件の1つとしたの
は、前述したように第4速段を走行中に、本制御の実行
によって(運転者の意図せぬときに)第4速段から第3
速段にシフトダウンするのを防止するためである。即
ち、登坂制御においては、第4速段から第3速段への積
極的なシフトダウンはせず、第3速段から第4速段への
シフトアップのみが防止される。
【0063】一方、ステップ120では、降坂制御開始
条件が成立するか否かが判断される。
【0064】具体的には、 1)アイドル接点スイッチ92がオン(アクセルが解放
されている)、 2)フットブレーキスイッチ88がオン(ブレーキが踏
み込まれている)、 3)降坂路判定フラグFg1が1なる条件が全て成立した
ときに降坂制御開始条件が成立したと判断され、ステッ
プ122に進んで降坂路用の第4速段禁止要求フラグF
g3が1に設定される。
【0065】又、降坂開始条件が不成立であった場合に
は、ステップ122はバイパスされる。従って、このと
きは降坂路用の第4速段禁止要求フラグFg3が1に設定
されることはない。
【0066】このようにしてステップ126に至ると、
以降は各フラグの値に基づいて実際の処理が為される。
まず該ステップ126で登坂路判定フラグFg0が零であ
るか否かが判断される。又、ステップ128では登坂路
用の第4速段禁止要求フラグFg2が1であるか否かが判
断される。
【0067】登坂路判定フラグFg0が零であるにもかか
わらず、登坂路用の第4速段禁止要求フラグFg2が1で
あると判定されたときには、ステップ130に進んで前
述した登坂制御復帰タイマが終了しているか否かが判断
される。ステップ130の具体的な内容は後述する。
【0068】復帰タイマが終了していればステップ13
2で登坂用の第4速段禁止要求フラグFg2を零にリセッ
トするが、終了していなければ、ステップ142(14
4)に進み、登坂路用、あるいは降坂路用の第4速段禁
止要求フラグFg2、Fg3の値を確認し、いずれか一方が
1であったときにはステップ146で第4速段が禁止さ
れる。いずれも零であった場合には第4速段が禁止され
ることなくこの制御フローを終える。
【0069】一方、登坂路判定フラグFg0が零でないと
判断されたとき、あるいは当該フラグFg0が零であると
判断されても登坂路用の第4速段禁止要求フラグFg2が
1でないと判断されたときは、ステップ134に進む。
【0070】ステップ134では降坂路判定フラグFg1
の値が判定される。又、ステップ136では降坂路用の
第4速段禁止要求フラグFg3が1であるか否かが判断さ
れる。降坂路判定フラグFg1が零であるにもかかわらず
降坂路用の第4速段禁止要求フラグFg3が1であると判
断されたときには、ステップ138に進んで前述した降
坂制御復帰タイマが終了しているか否かが判断される。
ステップ138の具体的な内容は後述する。
【0071】復帰タイマが終了していればステップ14
0で降坂路用の第4速段禁止要求フラグFg3が零にリセ
ットされる。
【0072】しかしながら、降坂路判定フラグFg1が零
でないとき、あるいは零であっても降坂路用の第4速段
禁止要求フラグFg3が1でないとき、更には降坂制御復
帰タイマが終了していないと判断されたときは、ステッ
プ142(144)に進み、登坂路用、あるいは降坂路
用の第4速段禁止要求フラグFg2、Fg3のいずれか一方
が1であればステップ146で第4速段が禁止される。
又、いずれも零であった場合には第4速段が禁止される
ことなくこの制御フローを終える。
【0073】図5において、一点鎖線で囲まれた部分が
ステップ130の内容に対応している。
【0074】ステップ128からステップ130に流れ
てくると、まずステップ700においてフラグFg4が1
であるか否かが判定される。このフラグFg4は、登坂復
帰処理がなされているときに1とされるフラグである。
もしフラグFg4が1に設定されていない場合にはステッ
プ702で当該フラグFg4が1に設定され復帰タイマt
がカウントアップ開始される。既に登坂復帰処理が実施
されており、フラグFg4が1に設定されているときには
ステップ702がバイパスされる。
【0075】ステップ704では、フラグFg5が1であ
るか否かが判定される。このフラグFg5は登坂復帰モー
ドを示すフラグで、アイドル接点がオフ、即ちアクセル
が踏込まれているとき(Fg5=0)と、そうでないとき
(Fg5=1)とで登坂復帰タイマのカウントアップ時
(遅延時間)を変えるためのものである。
【0076】登坂復帰に入っている状態であるため、通
常はこのフラグFg5は1でないことが多い。従って当初
はステップ706に進んでアイドル接点がオンであるか
否かが判定される。アイドルに接点がオフの場合は、ス
テップ716に進んでタイマのカウント値t が通常の遅
延時間(長くない遅延時間) t1 に至った否かが判断さ
れる。もし至っていなければ図4のステップ142に進
み、至った場合にはステップ718においてフラグFg5
を0にリセットした後ステップ720でFg4を0にリセ
ットし図4のステップ132へ進む。
【0077】一方、ステップ706においてアイドル接
点がオンであると判断されると、ステップ708に進み
フラグFg5が1に設定されると共にそれまでの復帰タイ
マtのカウント値が0にリセットされる。この趣旨は、
登坂復帰の状態においてアイドル接点がオンとされた、
即ちアクセルが解放されたということは、平坦路ではな
く更に降坂路にまで移行していると考えられる場合が多
いため、この場合には遅延時間を t1 よりも長い t0
設定し、この間に降坂路の判定を行い易くするためであ
る。即ち遅延時間を長くすることにより登坂路から直接
的に降坂路の制御に移行し、その間に通常制御(アップ
シフト)を介在させないようにするためである。
【0078】この趣旨により、この実施例では、アイド
ル接点がこれまでのオフからオンに変ったときには復帰
タイマt がリセットされるようにしてある。なお、一度
フラグFg5が1に設定されると、流れは704から直接
的に710に進むようになり、カウントアップが継続さ
れるようになっている。アイドル接点がオンときは、ス
テップ710〜715のルートを辿る。即ち、ステップ
710ではフットブレーキスイッチ88がオンであるか
否かが判定される。もしフットブレーキがオンとされた
ときには、ステップ712に進んでそれまでの復帰タイ
マt のカウント値が0がリセットされる。ブレーキスイ
ッチがオンとされている間は常にステップ712の方に
流れるため、復帰タイマt はカウントアップされない。
【0079】即ち、フットブレーキが踏込まれ続けてい
る限り、復帰タイマt の進行が禁止されるため、登坂制
御が復帰されることはない。
【0080】やがて、フットブレーキスイッチ88がオ
フとされると、流れはステップ714の方に進み復帰タ
イマt が長めに設定された遅延時間 t0 より大きいか否
かが判断される。大きくないうちは図4のステップ14
2へと進む。やがて、復帰タイマ t1 が遅延時間 t0
至ったと判断されると、ステップ715でフラグFg5が
0にリセットされ、更にステップ720でフラグFg4も
0にリセットされ、図4のステップ132へと進む。
【0081】以上の制御フローから明らかなように、登
坂制御から復帰される場合には、そのときにアクセルが
踏込まれている場合には通常の(長くない)遅延時間t1
を基準にして復帰がなされ、アクセルが解放されたと判
断されると降坂路に移行している可能性が高いと認識
し、より長い遅延時間 t0 が設定されるようになってい
る。又、アイドル接点が初めてオフからオンとなったと
検出されたとき、あるいはブレーキスイッチ88がオン
とされたと検出されたときはその都度、復帰タイマt の
カウント値がリセットされるため、運転者の減速意思が
認識されているうちは、遅延時間t0はカウントアップさ
れたと認識されることがなく、従って、登坂制御の終了
によってシフトアップされたりすることもなくなる。
【0082】なお、この登坂制御における復帰タイマt
がカウントアップしている間にも図4の制御フローが繰
返されているため、この段階で降坂路の制御にそのまま
移行することができる。
【0083】次に降坂制御の復帰タイマが終了したか否
かを判断するためのステップ138の制御内容を図6を
用いて具体的に説明する。
【0084】図6において一点鎖線で囲んで部分がステ
ップ138に相当している。
【0085】まず、ステップ800及び802において
先の図5におけるステップ700及び702と同様に降
坂復帰処理が実施されているか否かを示すフラグFg6の
確認及び設定がなされる。
【0086】ステップ804ではフラグFg7が1である
か否かが判定される。このフラグFg7は降坂復帰モード
を示すもので、スロットル開度がθa よりも大きいとき
と小さいときとで降坂復帰タイマの遅延時間を変えるた
めのものである。具体的には、降坂制御の復帰時に一度
スロットル開度がθa よりも大きく踏込まれると、運転
者の減速の要求がなくなったと認識して(遅延時間 t2
に対して比較的短めの)遅延時間 t3 が設定されるよう
になっている。
【0087】このステップ138は降坂制御の復帰に入
った場面であるため、当該フラグFg7は一般には0であ
ることが多く、従って、通常はステップ804から80
6へと進んでくる。ステップ806ではスロットル開度
の閾値θa のマップがサーチされる。このマップは車速
に依存し、車速が高いとき程大きくなるように予めデー
タ入力されている。ステップ808では、現在のスロッ
トル開度θが当該マップサーチされた閾値θa より小さ
いか否かが判断される。スロットル開度θがθa よりも
大きく踏込まれている場合には、ステップ809でフラ
グFg7が1にセットされ、ここで一度カウントをリセッ
トした後、ステップ810でタイマt のカウント値が短
めの遅延時間 t3 に至ったか否かが判定されるようにな
っている。至らないうちは図4のステップ142に進む
が、やがて遅延時間 t3 がタイムアップするとステップ
811、812でフラグFg7、Fg6がリセットされ図4
のステップ140に進むようになっている。
【0088】一方、ステップ808でスロットル開度θ
が閾値θa より小さいと判断されると、流れはステップ
816に進み、ここでフットブレーキスイッチ88がオ
ンであるか否かが判定される。オンであったときにはス
テップ818に進んでタイマt のカウントがリセットさ
れる。ブレーキスイッチがオンでないとき、あるいはオ
ンでなくなったときは、ステップ820に進み、タイマ
t のカウント値が比較的長めに設定された遅延時間 t2
に至ったか否かが判定され、至っていなければ図4のス
テップ142に進み、至った場合はステップ812でフ
ラグFg6が0にされ、図4のステップ140へと進む。
【0089】この制御フローにより、降坂復帰に入った
場合には、もしここでアクセルペダルが踏込まれた場合
には、運転者がもはや減速の要求をしなくなったと理解
できるため、降坂制御を早めに終了するべく、比較的短
めに設定された遅延時間 t3の経過と共に降坂制御が終
了される。しかしながら、アクセル開度が所定値θa以
下の場合は、フットブレーキスイッチ88がオンとされ
るたびに復帰タイマtがリセットされ、降坂制御の復帰
作業が中止される。即ちアップシフトを禁止する降坂制
御がそのまま継続されることになる。この継続は、最後
のブレーキ踏込みが検出されなくなってから遅延時間 t
2 が経過するまで続行される。
【0090】なお、この間に例えば降坂路が検出された
場合には、通常制御を経ることなく(アップシフトする
ことなく)そのまま降坂制御の復帰状態から再び正規の
降坂制御に直接的に移行する。
【0091】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
登坂路〜平坦路〜降坂路、あるいは降坂路〜平坦路〜降
坂路と道路状況が変化するような場合に、運転者の減速
要求をより適確に判断し、ただ単に遅延時間を長くする
のに比べ、徒らに復帰を遅らせることなく、ビジーシフ
トを確実に防止することができるようになるという優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用される車両用自動変速機のスケル
トン図
【図3】上記自動変速機の摩擦係合装置の作用状態を示
す線図
【図4】上記実施例において実行される制御フローを示
す流れ図
【図5】図4のステップ130の詳細を示す流れ図
【図6】図4のステップ138の詳細を示す流れ図
【符号の説明】
80…スロットルセンサ 82…車速センサ(出力軸回転数センサ) 84…コンピュータ 86…シフトポジションスイッチ 88…フットブレーキスイッチ 92…アイドル接点スイッチ 94…パターンセレクトスイッチ MOGB…実車両加速度 SGB43…(平坦路での)基準車両加速度 SBGE43…(降坂路での)基準車両加速度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】登降坂路を走行中か否かを判断する手段
    と、時間を計測するタイマ手段とを備え、登降坂路を走
    行していると判断したときに該登降坂路に適した変速段
    にすると共に、登坂制御を解除する際に、前記タイマ手
    段により計測される時間が登坂路でないと検出されてか
    ら所定時間に達したときに当該登坂制御を解除するよう
    に構成した登降坂路における車両用自動変速機の制御装
    置において、 フットブレーキ操作を検出する手段と、 フットブレーキ操作が検出されたときに前記タイマのそ
    れまでのカウントを無効にすると共に、その後ブレーキ
    操作が検出されなくなったときから該タイマのカウント
    を再び開始するリセット手段と、 を備えたことを特徴とする登降坂路における車両用自動
    変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】登降坂路を走行中か否かを判断する手段
    と、時間を計測するタイマ手段とを備え、登降坂路を走
    行していると判断したときに該登降坂路に適した変速段
    にすると共に、降坂制御を解除する際に、前記タイマ手
    段により計測される時間が降坂路でないと検出されてか
    ら所定時間に達したときに当該降坂制御を解除するよう
    に構成した登降坂路における車両用自動変速機の制御装
    置において、 フットブレーキ操作を検出する手段と、 フットブレーキ操作が検出されたときに前記タイマのそ
    れまでのカウントを無効にすると共に、その後ブレーキ
    操作が検出されなくなったときから該タイマのカウント
    を再び開始するリセット手段と、 を備えたことを特徴とする登降坂路における車両用自動
    変速機の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096537A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Shimano Inc 自転車用変速制御装置
JP2006125479A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Toyota Motor Corp 車両用減速度制御装置
JP2007050866A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Toyota Motor Corp ハイブリッド車の制御装置

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