JPH0874783A - 多翼回転体 - Google Patents
多翼回転体Info
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- JPH0874783A JPH0874783A JP6212291A JP21229194A JPH0874783A JP H0874783 A JPH0874783 A JP H0874783A JP 6212291 A JP6212291 A JP 6212291A JP 21229194 A JP21229194 A JP 21229194A JP H0874783 A JPH0874783 A JP H0874783A
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
る。 【構成】 翼の翼ピッチ角が互いに所定のずれ角を持つ
よう設定された2つのピッチ角でなり、各翼ピッチ角が
周期的疑似ランダム系列もしくは周期的疑似ランダム系
列を含む配列パターンとなっているので、等配の翼ピッ
チ角での周波数である羽根切り音の周波数スペクトルが
ランダムノイズに近い信号による位相変調を受けてスペ
クトルが拡散し、スペクトルのピーク値が低減すること
になり、周期的な騒音が低減する。
Description
ン、ブロア、水車、ポンプや圧縮機等の多翼回転体に関
する。
等の多翼回転体は翼ピッチ角が一般に等配に形成されて
おり、これら翼ピッチ角が等配のものでは(回転数×翼
枚数)を基本周波数とする周期的な騒音が発生し、この
騒音は羽根切り音と呼ばれ問題となることがあった。そ
して羽根切り音は翼の周囲の流路に局部的に流れを絞る
舌部などがある場合は大きくなって聴感上好ましくなく
なり、その対策が必要とされていた。
られた空気調和機の室内機においては、横流ファンによ
って作り出された空気の流れが入口側に戻らないように
横流ファンの回りに設けられたケースに舌部が設けられ
ている。このような舌部があることによって、この舌部
に生じている渦を翼が周期的に横切り羽根切り音を大き
くすると一般に言われている。このため、舌部を翼から
離すようにすることで羽根切り音を小さくすることがで
きるが、入口側に戻る空気の流れが多くなり、横流ファ
ンの送風効率が低下するという問題があった。
とによって羽根切り音が起こるのであるから、翼ピッチ
角を等配からずらし、翼が非周期的に舌部を通過するよ
うにする手法が従来から用いられている。これによって
形成された翼はランダムピッチ翼と呼ばれ、そのランダ
ムピッチ翼の設計方法は、先ず翼ピッチ角の等配からの
最大ずれ量を決めておき、続いてその最大ずれ量の範囲
内で乱数を用いて各翼におけるずれ量を計算するように
している。
乱数を用いて翼ピッチ角のずれ量をそれぞれの翼毎に設
定するようにしているために、次のような2つの問題が
主に生じていた。すなわち1つは製造上の問題で、乱数
を用いているので各翼における翼ピッチ角は全て異な
り、設計図面の製図や翼の加工、ファンの製造上におい
ても煩雑なものとなり、製作までに時間がかかると共
に、乱数の計算を用いることは設計を簡単に行う上では
手間がかかりすぎるものとなっていた。
チ角のパターンの現れ方は乱数に依存するので、同じフ
ァンの設計でも計算する度に異なる値となる。そして計
算する都度何通りもの翼ピッチ角のパターンが得られる
が、どれが最も良いのか評価することが難しい。そのた
め、幾つものパターンを計算して試作あるいはシミュレ
ーションで最も良いと思われるものを選び出すことにな
り、このための時間と労力もまた追加して必要となって
いた。
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
翼ピッチ角の設定や製作、評価が簡単に行えながら、周
期的な騒音を低減することができる多翼回転体を提供す
ることにある。
多数の翼を有する多翼回転体において、翼の全枚数が奇
数であり、該翼の翼ピッチ角が互いに所定のずれ角を持
つよう設定された2つのピッチ角でなると共に、各翼ピ
ッチ角を0、1もしくは−1、1の2値に対応させてな
る該翼ピッチ角の配列パターンが回転周期ごとに自己相
関関数が略デルタ関数となる翼の全枚数を周期とした周
期的疑似ランダム系列をなすものであることを特徴とす
るものであり、さらに、翼の全枚数が(2n −1)枚
(ただしnは正の整数)であり、翼ピッチ角の配列パタ
ーンがM系列をなすものであることを特徴とするもので
あり、さらに、翼の全枚数が(4p−1)の素数(ただ
しnは正の整数)であり、翼ピッチ角の配列パターンが
平方剰余系列をなすものであることを特徴とするもので
あり、さらに、翼の全枚数をnとするとp、(p+2)
をともに素数(ただしnは正の整数)としてn=p(p
+2)枚であり、翼ピッチ角の配列パターンが双子素数
系列をなすものであることを特徴とするものであり、ま
た、多数の翼を有する多翼回転体において、翼の翼ピッ
チ角が互いに所定のずれ角を持つよう設定された2つの
ピッチ角でなると共に、各翼ピッチ角を0、1もしくは
−1、1の2値に対応させてなる該翼の翼ピッチ角の配
列パターンが、翼の全枚数に近い周期を有する周期的疑
似ランダム系列の2値による配列に翼の全枚数と同数と
なるよう該2値を加えもしくは減らして形成したパター
ンとなっていることを特徴とするものである。
ピッチ角が互いに所定のずれ角を持つよう設定された2
つのピッチ角でなり、各翼ピッチ角が周期的疑似ランダ
ム系列もしくは周期的疑似ランダム系列を含む配列パタ
ーンとなっているので、等配の翼ピッチ角での周波数で
ある羽根切り音の周波数スペクトルがランダムノイズに
近い信号による位相変調を受けてスペクトルが拡散し、
スペクトルのピーク値が低減し、簡単な翼ピッチ角の設
定や製作、評価のもとに周期的な騒音の低減を実現する
ことができる。
する。先ず、具体的な実施例の説明に先立って本発明の
基本となる考え方について図1及び図2により説明す
る。図1は周期的疑似ランダム系列の配列パターンを示
す図であり、図2は自己相関関数を示す図である。
は翼が周期的に流れを通過するために周期的な騒音の羽
根切り音が発生することから、翼ピッチ角をランダムに
ずらし周期性をなくすために、周期的疑似ランダム系列
を用いて翼ピッチ角の設定を行うことを基本としてい
る。
的に考えると、翼ピッチ角をランダムにずらした時に
は、翼ピッチ角を等配にした時の周波数、すなわち羽根
切り音の周波数スペクトルが位相変調を受けることにな
ってスペクトルが拡散し、スペクトルのピーク値が低減
したものになる。この点からは位相変調を行う周波数は
なるべく広い周波数に分布し、ランダムノイズに近い方
が有利である。
ンは回転体なので1回転すると必ずもとの状態に戻るか
ら、位相変調を行う周波数も回転の周期を基本周期とす
る周波数になる。このことから、位相変調を行うには、
周期性を持ちながら、ランダム信号に近い性質を持つ系
列、すなわち周期的疑似ランダム系列を用いるのが最も
良いことになる。
は、M系列、平方剰余系列(L系列)、双子素数系列
(TP系列)が知られている。この作り方については、
例えば東京大学出版会から著者が磯部隆で1968年2
月初版発行、1971年1月第2刷が発行された「相関
関数とスペクトル −その測定と応用−」の170頁〜
175頁に記載されている。そして、周期的疑似ランダ
ム系列の配列パターンは周期が40以下のものでは図1
に示す通りとなっている。
を用いた翼の設計方法のやり方を疑似ランダム系列の一
つであるM系列での例によって説明する。
1の2値の数列であって、1つの周期の中の数列の数は
奇数で、0の数と1の数の差が1となっている。例えば
n=3で周期7の数列では図1に示されるように、0、
1、0、1、1、0、1となり、0の数が3つであり1
の数が4つであり両者の差が1である。そして対象とす
る翼枚数に一致する周期の配列パターンを選定する。
0 毎にその値を保持した時間関数を考えると自己相関関
数は図2に示すようにデルタ関数の繰り返しに近くな
る。そしてM系列に繰り返し周期以外の周期性が残って
いる場合には自己相関関数にその周期性が現れるが、そ
れがないことから繰り返し周期以外はランダムな性質を
M系列が持っていることがわかる。
で、0の時は翼ピッチ角が小さく、1の時は翼ピッチ角
が大きくなるように設計するものとする。そして、それ
ぞれの角度をθ1 、θ2 とし、 θ2 =(1+Δ)θ1 ……(1) とおく。ただし、Δは適当な正の値で、等配からのずれ
の大きさを表すものである。
つ多いから、θ2 の個数は2n-1 、θ1 の個数は2n-1
−1である。したがって 2n-1 θ2 +(2n-1 −1)θ1 =360(度) ……(2) 式(1)と式(2)から θ1 =360/{(2n −1)+2n-1 Δ}(度) …(3−1) と簡単に求められる。θ2 の方は式(2)から求められ
る。
すなわち、周期7のものでは、0、1、0、1、1、
0、1にしたがってθ1 とθ2 を順次配列し翼ピッチを
設定していく。なお、ここで0と1とを入れ替えても構
わないので、角度の大きなものと小さいものとを交換し
ても良い。
ときをピッチ角が小さくなるように設定し、それぞれθ
2 とθ1 とすると、その場合は θ1 =360/{(2n −1)+(2n-1 −1)Δ}(度) …(3−2) となる。
から翼枚数も2n −1に限定される。M系列とほぼ同じ
性質を持つ周期疑似ランダム信号として平方剰余系列と
双子素数系列が知られている。どちらも相関関数はM系
列と同じ形をしているので、それらを利用すればM系列
とは異なる多くの翼枚数でランダムな翼のずらし方をす
ることができる。
に現れる記号で、a−bがpで割り
で、iが平方剰余となる
べてみると、平方剰余は1、4、5、6、7、9、1
1、16、17であるから、数列xi は−1、1、−
1、−1、1、1、1、1、−1、1、−1、1、−
1、−1、−1、−1、1、1、−1となる。ここで、
−1を1に、1を0に対応させればM系列と同様にして
翼ピッチ角を決めていくことができる。
に素数として、周期nがn=p(p+2)である数列x
i において、
をn=p1 p2 ・・・ps の様に素数の積に分けた時、 [i/n]=(i/p1 )(i/p2 )・・・(i/ps ) ……(7) である。また(i/p1 )はルジャンドルの記号であ
る。
14までの数列を調べると、ヤコビの記号に従って、x
1 =x2 =x4 =x8 =1、x7 =x11=x13=x14=
−1、また0、5、10はmod.5で0と合同だから
x0 =x5 =x10=1、x3=x6 =x9 =x12=−1
である。従って数列xi は1、1、1、−1、1、1、
−1、−1、1、−1、1、−1、−1、−1、−1と
なる。
翼回転体で行おうとした場合、本来の周期的疑似ランダ
ム系列の周期は奇数の値を取り、多翼回転体の翼枚数が
偶数の場合には対応できなくなる。また翼枚数が奇数の
場合においても全ての値に対応しているわけではない。
ランダム系列に無い場合、あるいはある場合でも疑似ラ
ンダム系列の他の系列を用いようとする場合には、その
翼枚数をNとしたとき、Nの値に近い周期の所望の疑似
ランダム系列を選択し、その疑似ランダム系列の周期が
Nより小さいときにはその差の数だけ0と1(あるいは
1と−1)のパターンを配列パターに追加し、Nより大
きいときにはその差の数だけ0と1(あるいは1と−
1)を配列パターンから切り捨てることにする。
発明の第1の実施例を図3乃至図6を参照して説明す
る。図3は空気調和機の室内機の概略構成を示す縦断面
図であり、図4は翼ピッチ角設定方法の説明図で、図4
(a)はフローチャート、図4(b)は翼ピッチ角の配
列パターン図であり、図5は実施例における周波数スペ
クトル図であり、図6は従来技術における周波数スペク
トル図である。
機1は本体ケース2の前面上部に室内空気の取込み口3
が設けられ、前面下部に調和された空気の吹出し口4が
設けられている。また本体ケース2内には取込み口3か
ら吹出し口4に至る流通路5が設けられていて、この流
通路5を横断するように上流部には室内熱交換器6が配
置されており、下流部には翼枚数が31枚の横流ファン
7が配置され、横流ファン7の近傍には流通路5の舌部
8が設けられている。なお、9は吹出し口4に設けられ
調和空気の吹き出し方向を変えるための偏向板である。
次のように設定されている。すなわち、図4(a)のフ
ローチャートの第1のステップS1 で横流ファン7の翼
枚数N=31枚が決定される。
れΔが適当な正の値として0.5に決定される。
ずれΔ=0.5の値により2種類の翼ピッチ角θ1 、θ
2 が式(3−1)を一般化した次式により算出される。
すなわち、 θ1 =360/{N+(N±1)Δ/2} (度) ……(8) ここで式中における±の符号の意味は、ピッチ角の広い
方の角度θ2 が狭い方の角度θ1 より1つ多く設定した
場合が+、1つ少なく設定した場合が−となる。今、+
の符号をとった場合、 θ1 =9.23(度) また、θ2 は式(1)によって θ2 =(1+Δ)θ1 =13.85(度) が得られる。
1枚であることから、これに対応して疑似ランダム系列
から周期31のM系列の配列パターン、0、0、0、
0、1、0、1、0、1、1、・・・・・、1が選定さ
れる。
の翼ピッチ角の配列パターン図に示されるように、同一
円周上に配列された配列パターンに沿ってθ1 =9.2
3(度)、θ2 =13.85(度)のピッチ角で翼を配
列する。
熱交換器6に冷媒を流すと共に横流ファン7を回転させ
ることによって取込み口3から室内空気を取り込み、室
内熱交換器6を通過する間に熱交換を行わせて吹出し口
4から室内に吹き出させるように運転が行われる。この
運転において横流ファン7の周期的な騒音である羽根切
り音は低減された。
上述の実施例のようにθ1 =9.23度、θ2 =13.
85度に設定して配列した本発明と、翼ピッチ角を等配
のθ=11.61度に設定して配列した従来例とについ
てシミュレーションした結果は図5及び図6の羽根切り
音の周波数スペクトル図の通りとなった。それによる
と、図6に示されている純音のピークが図5の本発明で
はなくなり、スペクトルはランダムノイズに近くなり、
耳障りな音が消えていることがわかる。同様の効果は、
他の平方剰余系列や双子素数系列の場合でも得られる。
のものを求める方法は簡単ではないが、予め算出してお
くか、また算出され一覧になっているものを利用するこ
とで簡単に翼ピッチ角を設定することができ、製作や評
価も簡単に行えることとなって低騒音化された翼の設計
が容易となる。
た横流ファンの第2の実施例を図4により説明する。本
実施例は第1の実施例とは横流ファンの翼枚数のみが異
なるもので、横流ファンの翼枚数N=35で疑似ランダ
ム系列の双子素数系列(TP系列)に周期が一致するも
があるが、一致する周期のないM系列を流用することに
よって翼ピッチ角の設定が行われている。
に設定されている。すなわち、図4(a)のフローチャ
ートの第1のステップS1 で横流ファンの翼枚数N=3
5枚が先ず決定される。
れΔが適当な正の値として0.3に決定される。
ずれΔ=0.3の値により2種類の翼ピッチ角θ1 、θ
2 が式(3−1)を一般化した次式により算出される。
すなわち、 θ1 =360/{N+(N−1)Δ/2} (度) ……(8) =8.98(度) また、θ2 は式(1)によって θ2 =(1+Δ)θ1 =11.67(度) が得られる。ここでは翼ピッチ角θ1 の数がθ2 の数よ
り1つ多く設定してある。
5枚であることから、これに近い周期の周期31のM系
列の配列パターン、0、0、0、0、1、0、1、0、
1、1、・・・・・、1が疑似ランダム系列から選定さ
れる。そして、これに翼枚数Nの35と周期31の差の
数4だけの0、1の配列を加え、0、0、0、0、1、
0、1、0、1、1、・・・・・、1、0、1、0、0
を翼の配列パターンとする。
の翼ピッチ角の配列パターン図に示されるように、同一
円周上に配列された配列パターンに沿ってθ1 =8.9
8(度)、θ2 =11.67(度)のピッチ角で翼を配
列する。
流ファンでも、運転に際して発生する周期的な騒音であ
る羽根切り音は低減された。この場合には疑似ランダム
系列からは若干ずれたものであるが、翼ピッチ角が
θ1 、θ2 の2種類からなり、かつ自己相関関数も略デ
ルタ関数に近い特徴を持つようにすることができるの
で、疑似ランダム系列の優れた特徴を生かし、翼ピッチ
角の設定や製作、評価を簡単に行うことができる。
N=35に対し疑似ランダム系列の双子素数系列(TP
系列)を用いなかったが、この双子素数系列を用いたも
のにおいてもずれΔを適正に設定することによって第1
の実施例と同様の効果が得られる。
は、翼の翼ピッチ角が互いに所定のずれ角を持つよう設
定された2つのピッチ角でなり、各翼ピッチ角が周期的
疑似ランダム系列もしくは周期的疑似ランダム系列を含
む配列パターンとなるように構成したことにより、簡単
に翼ピッチ角の設定や製作、評価が行え、且つ周期的な
騒音を低減することができる等の効果が得られる。
ターンを示す図である。
機の概略構成を示す縦断面図である。
図4(a)はフローチャート、図4(b)は翼ピッチ角
の配列パターン図である。
ル図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 多数の翼を有する多翼回転体において、
前記翼の全枚数が奇数であり、該翼の翼ピッチ角が互い
に所定のずれ角を持つよう設定された2つのピッチ角で
なると共に、前記各翼ピッチ角を0、1もしくは−1、
1の2値に対応させてなる該翼ピッチ角の配列パターン
が回転周期ごとに自己相関関数が略デルタ関数となる前
記翼の全枚数を周期とした周期的疑似ランダム系列をな
すものであることを特徴とする多翼回転体。 - 【請求項2】 翼の全枚数が(2n −1)枚であり、翼
ピッチ角の配列パターンがM系列をなすものであること
を特徴とする請求項1記載の多翼回転体。 - 【請求項3】 翼の全枚数が(4p−1)の素数であ
り、翼ピッチ角の配列パターンが平方剰余系列をなすも
のであることを特徴とする請求項1記載の多翼回転体。 - 【請求項4】 翼の全枚数をnとするとp、(p+2)
をともに素数としてn=p(p+2)枚であり、翼ピッ
チ角の配列パターンが双子素数系列をなすものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の多翼回転体。 - 【請求項5】 多数の翼を有する多翼回転体において、
前記翼の翼ピッチ角が互いに所定のずれ角を持つよう設
定された2つのピッチ角でなると共に、前記各翼ピッチ
角を0、1もしくは−1、1の2値に対応させてなる該
翼の翼ピッチ角の配列パターンが、前記翼の全枚数に近
い周期を有する周期的疑似ランダム系列の前記2値によ
る配列に前記翼の全枚数と同数となるよう該2値を加え
もしくは減らして形成したパターンとなっていることを
特徴とする多翼回転体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21229194A JP3422850B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 多翼回転体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21229194A JP3422850B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 多翼回転体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874783A true JPH0874783A (ja) | 1996-03-19 |
JP3422850B2 JP3422850B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=16620166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21229194A Expired - Fee Related JP3422850B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 多翼回転体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422850B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029463A1 (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-08 | Toshiba Carrier Corporation | 横流ファンおよびそれを備えた空気調和機 |
KR100743609B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2007-07-27 | 한국전력공사 | 회전기기 블레이드의 배열위치 산출방법 |
JP2009162086A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Toshiba Carrier Corp | 多翼回転体及び空気調和機の室内機 |
CN104422029A (zh) * | 2013-09-06 | 2015-03-18 | 日立空调·家用电器株式会社 | 空气调节器的室内机及使用了该室内机的空气调节器 |
CN105849416A (zh) * | 2013-12-27 | 2016-08-10 | 大金工业株式会社 | 多翼风扇 |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP21229194A patent/JP3422850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
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KR100743609B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2007-07-27 | 한국전력공사 | 회전기기 블레이드의 배열위치 산출방법 |
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CN104422029A (zh) * | 2013-09-06 | 2015-03-18 | 日立空调·家用电器株式会社 | 空气调节器的室内机及使用了该室内机的空气调节器 |
CN105849416A (zh) * | 2013-12-27 | 2016-08-10 | 大金工业株式会社 | 多翼风扇 |
CN105849416B (zh) * | 2013-12-27 | 2017-05-10 | 大金工业株式会社 | 多翼风扇 |
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---|---|
JP3422850B2 (ja) | 2003-06-30 |
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