JPH0874480A - 間仕切パネルの隙間遮蔽材 - Google Patents

間仕切パネルの隙間遮蔽材

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JPH0874480A
JPH0874480A JP23231594A JP23231594A JPH0874480A JP H0874480 A JPH0874480 A JP H0874480A JP 23231594 A JP23231594 A JP 23231594A JP 23231594 A JP23231594 A JP 23231594A JP H0874480 A JPH0874480 A JP H0874480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
elastic tubes
connecting portion
pressure contact
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP23231594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorioki Matsumoto
頼興 松本
Miyuki Matsuki
幸 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KUMIAI NEOPAAT SHIYON
KYODO KUMIAI NEOPAAT-SHIYON
Original Assignee
KYODO KUMIAI NEOPAAT SHIYON
KYODO KUMIAI NEOPAAT-SHIYON
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性チューブを個別に取り付けることなく並
設できるようにし、取付作業に伴う手間暇を軽減化し、
パネルの低コスト化を可能にする。 【構成】 平行一対状の弾性チューブ1を、板状の連結
部2を介して一体状に形成する。この連結部2に、止付
部材6の挿通孔5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切パネルの隙間遮
蔽材に関し、更に詳しくは間仕切時にパネルと床面や壁
面との間にできる隙間を、弾性チューブで遮蔽できるよ
う形成した間仕切パネルの隙間遮蔽材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遮蔽材としては、例えば図
7Aに示される如く、基部aを断面凹溝状の取付枠bに
嵌込んで固定できるよう襞状に形成してなるゴムチュー
ブ製のものがある。この従来品の場合は、遮蔽箇所に単
体又は同図Bに示す如く、例えば並列状に配設して使用
する(特開平4ー83082号公報参照)。又従来、例
えば図8に示される如く、中空状に形成した軟質合成ゴ
ム製のものも知られている。この従来品は、通常、間仕
切パネル7に出没自在に配設した取付枠8の側枠片8A
の下部に嵌込んで使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで例えばハンガ
ーレールからランナーを介して懸吊する形式の間仕切パ
ネルでは、間仕切時にパネルと床面との間にできる隙間
を、安定した状態で且つ精度良く密閉できるよう、遮蔽
材を平行一対状に配設するのが好ましい(図7B、図8
の状態参照)。而して、図7の従来品の場合は遮蔽材を
取付枠に個別に取り付け、この取付枠を例えばパネルの
下面等に夫々固定する必要があった。従ってこの従来品
では、この種の取付作業に手間暇がかかり、又取付枠を
夫々揃えなければならない分、パネル自体の価格が高く
付くことになるのを避けられない、という問題点があっ
た。
【0004】又図8の従来品の場合は、取付枠の側枠片
の下部に、通常、遮蔽材との嵌合溝を形成する必要があ
った。従ってこの従来品では、この種の溝加工を取付枠
に施さなければならず、又取付作業を側枠片の下部に夫
々行なわなければならなかったから、その分、手間暇と
コストがかかり、結局パネル自体が高く付くことになる
という不利益があった。
【0005】本発明は、このような従来品の問題点を解
消しようとするものである。従って本発明の技術的課題
は、弾性チューブを個別に取り付けることなく並設でき
るようにし、取付作業に伴う手間暇を軽減化し、パネル
の低コスト化を図れるよう形成した間仕切パネルの隙間
遮蔽材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような技術的手段を採る。即ち本発
明は、平行一対状の弾性チューブ1が板状の連結部2を
介して一体状に形成され、この連結部2に止付部材6の
挿通孔5が形成されたことを特徴とするものである。こ
の場合本発明では、例えば押出し成型法や、或は二枚の
長尺状のゴムシートを長手方向に沿って端部と中央部を
溶着することにより、弾性チューブ1と連結部2とを一
体成形すると良い。
【0007】又本発明では、被圧接面3と平行する弾性
チューブ1の接線L(図2参照)の位置に連結部2が形
成され、この連結部2の外面側が平面状の取付面4に形
成されるのが好ましい。この場合は、パネル7の取付枠
8の下枠片12に、加工を特に施すことなく取り付けで
きる。
【0008】又本発明では、給気操作の円滑化、簡便化
等を図れるよう、弾性チューブ1内を連通させる連通部
10が平行一対状の弾性チューブ1の間に形成され、こ
の連通部10に給排気弁11が設けられると良い。
【0009】
【作用】本発明の隙間遮蔽材は、例えば間仕切パネル7
に昇降動作自在に内設された取付枠8の下枠片12に、
挿通孔5を介して止付部材6で取り付けて使用する。間
仕切時は、平行一対状の弾性チューブ1が、被圧接面3
としての例えば床面を圧接し、パネル7の下端と床面と
の間にできる隙間Sを遮蔽する。又パネル7の格納移動
時は、取付枠8の上昇動作により床面から引き離され
る。この場合各弾性チューブ1は、圧接時の変形状態か
ら元の断面円環状に夫々復元する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
従って説明する。1は、例えば合成ゴムや柔軟質の合成
樹脂材で形成された平行一対状の弾性チューブである。
この弾性チューブ1は、この実施例ではその長手方向に
わたって板状の連結部2を介して一体状に形成されてい
る。
【0011】図2において、Lは被圧接面3としての床
面と平行する弾性チューブ1の接線である。上記の連結
部2は、この接線Lの位置にこの実施例では形成され、
外面側が平面状の取付面4に形成されている。
【0012】5は、上記の連結部2に形成された、止付
部材6の挿通孔である。この挿通孔5は、連結部2の長
手方向にわたって一定の間隔をおいて複数形成されてい
る。尚止付部材6は、この実施例ではボルト6a、ナッ
ト6b、及びワッシャ6cで形成されている。この場合
ワッシャ6cは、この実施例ではボルト6aに対応して
複数でなるが、弾性チューブ1がその自重で連結部2を
介して下方に垂れ下がるのを確実に防止できるよう、連
結部2の長手方向に延びて長尺状に形成されるのでも良
い。
【0013】7は、懸吊式の間仕切パネルである。又8
は、このパネル7に昇降動作自在に内設された取付枠で
ある。本発明の遮蔽材は、この取付枠8の下枠片12
に、上記の取付面4があてがわれ、止付部材6としての
ボルト6a,ナット6b、及びワッシャ6cで固定され
る。尚8aは上下動作の伝達杆、9はゴム製のシール片
である。
【0014】又10は、弾性チューブ1内を連通させる
連通部である。この連通部10は、図3、図4に示され
る如く、この実施例では平行一対状の弾性チューブ1・
1の間に、且つ弾性チューブ1の側端部1aから所定距
離だけ内方位置に形成されている。又11は、この連通
部10の例えば側面に設けられた給排気弁である。
【0015】次にこの実施例の作用を説明する。先ず、
間仕切時に取付枠8が下降すると、平行一対状の弾性チ
ューブ1が被圧接面3としての床面を圧接する(図1の
状態参照)。この結果、パネル7の下端と被圧接面3と
の間にできる隙間Sが遮蔽される。
【0016】次にパネル7の格納移動時は、取付枠8の
上昇に伴い、弾性チューブ1は被圧接面3としての床面
から引き離される。そしてこれにより隙間Sの遮蔽状態
が解除され、又弾性チューブ1は断面形状が円環状に復
元する。
【0017】以上の処において、本発明の場合、上記の
弾性チューブ1は、例えば図5に示される如く、直径線
位置で連結部2により連結されるのでも良い。この場合
は、図6に示される如く、取付枠8の下枠片12の中央
部に、弾性チューブ1のほぼ半径分の長さだけ下向きに
突き出させた突条12aを、長手方向に延びて形成し、
この突条12aに連結部2をあてがい止付部材6で止め
付ける。この本発明では、下枠片12の加工が単純なプ
レス加工で済むから負担が小さい反面、突条12aの両
側にできる段差で弾性チューブ1を係合できるから、圧
接時の安定性を向上できる。
【0018】又上記の連結部2は、上例では弾性チュー
ブ1の長手方向の全長にわたって連続状に形成されてい
るが、本発明ではこれに限られず、例えば断続的であっ
ても良いことは勿論である。
【0019】又本発明では、上記の連通部10を省略
し、各弾性チューブ1を夫々独立した状態で形成するの
でも良い。更に上記の給排気弁11は、外部から視認で
きないよう、上例の如く連通部10の側面に設けられる
のが好ましいが、本発明ではこれに限られず、その他例
えば弾性チューブ1の側端部1aに設けられるのでも良
い。尚本発明の遮蔽材は、床面との間にできる隙間Sだ
けではなく、側壁や天井との間にできる隙間Sに対して
も使用できることは勿論であり、又この場合床面や壁面
側に取り付けて使用するのでも良く、その取付箇所は任
意である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、平行一対
状の弾性チューブを、板状の連結部を介して一体状に形
成し、この連結部に止付部材の挿通孔を形成してなるか
ら、連結部をパネルの例えば下端に取り付けることによ
り、一度の取付操作で一対の弾性チューブを平行状に取
り付けることができる。従ってこれを使用すれば、弾性
チューブを個別に取り付ける煩雑さを解消でき、この種
の取付作業にかかる手間暇を軽減化できる。
【0021】又請求項2記載の場合は、被圧接面と平行
する弾性チューブの接線位置に連結部が形成され、この
連結部の外面側が平面状の取付面に形成されているか
ら、パネルの取付枠の下枠片に、取付面をあてがって止
付部材で固定することで簡単に取り付けできる。従って
これを使用すれば、取付枠の下枠片を特に加工する必要
がないから、その分、コストを低廉化できる。
【0022】更に請求項3記載の場合は、弾性チューブ
内を連通させる連通部が平行一対状の弾性チューブの間
に形成されているから、一度の給気操作で弾性チューブ
の両方に例えば空気を供給でき、給気操作を簡便化でき
る。又この場合は、連通部に給排気弁が設けられている
から、各弾性チューブ内と給排気口とが等しい距離に形
成される分、給排気作用の迅速化円滑化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明遮蔽材の好適な一例を示す使用状態時の
要部断面図である。
【図2】同上遮蔽材の一部を切欠した斜視図である。
【図3】同上遮蔽材の他の実施例を示す一部を切欠した
要部底面図である。
【図4】図3の IV ー IV 線における要部断面図であ
る。
【図5】同上遮蔽材の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5の実施例の使用状態時の要部断面図であ
る。
【図7】従来例を示し、Aは要部断面図、Bは並列状に
配設した使用状態時の要部断面図である。
【図8】従来例の他例を示す使用状態時の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 弾性チューブ 2 連結部 3 被圧接面 4 取付面 5 挿通孔 6 止付部材 10 連通部 11 給排気弁 L 接線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行一対状の弾性チューブが板状の連結
    部を介して一体状に形成され、この連結部に止付部材の
    挿通孔が形成されたことを特徴とする間仕切パネルの隙
    間遮蔽材。
  2. 【請求項2】 被圧接面と平行する弾性チューブの接線
    位置に連結部が形成され、この連結部の外面側が平面状
    の取付面に形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    間仕切パネルの隙間遮蔽材。
  3. 【請求項3】 弾性チューブ内を連通させる連通部が平
    行一対状の弾性チューブの間に形成され、この連通部に
    給排気弁が設けられたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の間仕切パネルの隙間遮蔽材。
JP23231594A 1994-08-31 1994-08-31 間仕切パネルの隙間遮蔽材 Pending JPH0874480A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23231594A JPH0874480A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 間仕切パネルの隙間遮蔽材

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JPH0874480A true JPH0874480A (ja) 1996-03-19

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JP23231594A Pending JPH0874480A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 間仕切パネルの隙間遮蔽材

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JP (1) JPH0874480A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004039081A1 (de) * 2004-08-12 2006-02-23 Roto Frank Ag Dichtungsanordnung
DE102004039080A1 (de) * 2004-08-12 2006-03-09 Roto Frank Ag Dichtungsanordnung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004039081A1 (de) * 2004-08-12 2006-02-23 Roto Frank Ag Dichtungsanordnung
DE102004039080A1 (de) * 2004-08-12 2006-03-09 Roto Frank Ag Dichtungsanordnung
DE102004039080B4 (de) 2004-08-12 2018-07-12 Roto Frank Ag Dichtungsanordnung

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