JPH0874184A - 表裏面ともに染色する両面パイル毛布の製造方法 - Google Patents
表裏面ともに染色する両面パイル毛布の製造方法Info
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- JPH0874184A JPH0874184A JP6232053A JP23205394A JPH0874184A JP H0874184 A JPH0874184 A JP H0874184A JP 6232053 A JP6232053 A JP 6232053A JP 23205394 A JP23205394 A JP 23205394A JP H0874184 A JPH0874184 A JP H0874184A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1枚物の両面パイル毛布の表裏面ともに鮮明
に染色し、さらに表裏面の模様が異なる衿付き両面パイ
ル毛布を製造する。 【構成】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリーン
型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状に顔
料又は染料染色してから乾燥し、続いて毛布表面を連続
的に多色の模様を印捺して乾燥する。
に染色し、さらに表裏面の模様が異なる衿付き両面パイ
ル毛布を製造する。 【構成】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリーン
型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状に顔
料又は染料染色してから乾燥し、続いて毛布表面を連続
的に多色の模様を印捺して乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表裏面ともに染色した
1枚物の両面パイル毛布の製造方法に関し、さらに表裏
面の模様が異なる衿付き両面パイル毛布の製造方法に関
する。
1枚物の両面パイル毛布の製造方法に関し、さらに表裏
面の模様が異なる衿付き両面パイル毛布の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】市販の毛布としては、縦編機で編成した
二重編素材の連結パイル糸をセンターカットして得た上
下2枚の編毛布地から表編地と裏編地を形成し、これを
重ね合わせて縫製したアクリル毛布が一般的である。こ
の種のアクリル毛布は厚くて重すぎるため、二重編素材
から得た上下2枚の編毛布地について裏面を起毛させ、
1枚物の両面パイル毛布を縫製することが多くなってい
る。また、夏季には綿毛布が使用されることも多く、こ
れは主として表組織地と裏組織地とを織成する織毛布で
ある。
二重編素材の連結パイル糸をセンターカットして得た上
下2枚の編毛布地から表編地と裏編地を形成し、これを
重ね合わせて縫製したアクリル毛布が一般的である。こ
の種のアクリル毛布は厚くて重すぎるため、二重編素材
から得た上下2枚の編毛布地について裏面を起毛させ、
1枚物の両面パイル毛布を縫製することが多くなってい
る。また、夏季には綿毛布が使用されることも多く、こ
れは主として表組織地と裏組織地とを織成する織毛布で
ある。
【0003】 従来の1枚物の両面パイル毛布は、二重
編素材から得た編毛布地の裏面は起毛させるだけであ
り、表面には模様を印捺しても裏面は白無地のままであ
ることが多い。織毛布についても、裏面が白無地のまま
である態様は比較的多い。特に、二重パイル織機や二重
縦編機で織編成した毛布素材の裏面を抜糸によってパイ
ル化する場合、裏面のパイル密度が表面とほぼ同じにな
って裏面の風合いと見栄えが良いけれども、染色後には
地糸やパイル糸が収縮して抜糸が困難であるため、従来
では裏面を染色することなく白無地にしている。裏面が
白無地であると使用時に汚れが目立ちやすく、毛布の見
栄えも良くないという問題がある。
編素材から得た編毛布地の裏面は起毛させるだけであ
り、表面には模様を印捺しても裏面は白無地のままであ
ることが多い。織毛布についても、裏面が白無地のまま
である態様は比較的多い。特に、二重パイル織機や二重
縦編機で織編成した毛布素材の裏面を抜糸によってパイ
ル化する場合、裏面のパイル密度が表面とほぼ同じにな
って裏面の風合いと見栄えが良いけれども、染色後には
地糸やパイル糸が収縮して抜糸が困難であるため、従来
では裏面を染色することなく白無地にしている。裏面が
白無地であると使用時に汚れが目立ちやすく、毛布の見
栄えも良くないという問題がある。
【0004】 このため、1枚物の両面編毛布におい
て、片面パイル編地の表面よりパイル根元まで染料が浸
透するように捺染し、この染料の固定後に表面パイルの
一部を裏面に掻き起こして、表裏対称の模様を有する両
面編毛布を製造することが提案されている。また、織毛
布では、例外的に1〜6色の先染糸から模様織りして両
面模様のパイル織毛布を織成することが可能である。
て、片面パイル編地の表面よりパイル根元まで染料が浸
透するように捺染し、この染料の固定後に表面パイルの
一部を裏面に掻き起こして、表裏対称の模様を有する両
面編毛布を製造することが提案されている。また、織毛
布では、例外的に1〜6色の先染糸から模様織りして両
面模様のパイル織毛布を織成することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の両面編毛布は、
模様が表裏対称であるのでデザインが単調であり、表面
パイルの一部を裏面に掻き起こすため、裏面模様が不鮮
明になりやすいという欠陥がある。この両面編毛布は、
裏面を起毛するので表面に比べてパイル密度が粗く、表
面に比較して裏面の風合い,見栄えが悪くなる。また、
先染糸から模様織りした織毛布は、全体で1〜6色にす
ぎないので模様や色彩が平凡であり、複数本の先染糸を
使用して織成するので原料糸のコストが高いうえに毛布
の生産効率も良くない。
模様が表裏対称であるのでデザインが単調であり、表面
パイルの一部を裏面に掻き起こすため、裏面模様が不鮮
明になりやすいという欠陥がある。この両面編毛布は、
裏面を起毛するので表面に比べてパイル密度が粗く、表
面に比較して裏面の風合い,見栄えが悪くなる。また、
先染糸から模様織りした織毛布は、全体で1〜6色にす
ぎないので模様や色彩が平凡であり、複数本の先染糸を
使用して織成するので原料糸のコストが高いうえに毛布
の生産効率も良くない。
【0006】 1枚物の編毛布の両面を染色するには、
パディング・ニップによる連続染色法又はウィンス液流
染色機によるバッチ染色法を利用して毛布全体を染色し
た後に、さらに表面に模様を印捺してもよい。この場合
には、無地染め後に捺染処理するので地色よりも淡い色
を捺染しにくく、毛布全体の配色が非常に限定されるこ
とになる。また、たとえ配色が可能であっても、裏面の
無地染めは淡色だけが可能であるので色の対応が困難で
あり、捺染した表面を白抜きのままで残すようなことも
できない。
パディング・ニップによる連続染色法又はウィンス液流
染色機によるバッチ染色法を利用して毛布全体を染色し
た後に、さらに表面に模様を印捺してもよい。この場合
には、無地染め後に捺染処理するので地色よりも淡い色
を捺染しにくく、毛布全体の配色が非常に限定されるこ
とになる。また、たとえ配色が可能であっても、裏面の
無地染めは淡色だけが可能であるので色の対応が困難で
あり、捺染した表面を白抜きのままで残すようなことも
できない。
【0007】 本発明は、1枚物の両面パイル毛布にお
ける表裏面の染色に関する前記の問題点を改善するため
に提案されたものであり、表裏面ともに鮮明且つ効率良
く染色した1枚物の両面パイル毛布の製造方法を提供す
ることを目的としている。本発明の他の目的は、表裏面
の模様が異なる衿付き両面パイル毛布の製造方法を提供
することである。
ける表裏面の染色に関する前記の問題点を改善するため
に提案されたものであり、表裏面ともに鮮明且つ効率良
く染色した1枚物の両面パイル毛布の製造方法を提供す
ることを目的としている。本発明の他の目的は、表裏面
の模様が異なる衿付き両面パイル毛布の製造方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明方法は、図1及び図2に示すように、両面パ
イル毛布1(図3)の裏面3(図4参照)を、ロータリ
スクリーン型捺染機2又はローラ捺染機によって無地又
は模様状に染色する。毛布裏面3は、顔料染色であれば
単に乾燥すればよく、染料染色の場合には蒸熱処理で染
着染料を定着させることが必要である。
に、本発明方法は、図1及び図2に示すように、両面パ
イル毛布1(図3)の裏面3(図4参照)を、ロータリ
スクリーン型捺染機2又はローラ捺染機によって無地又
は模様状に染色する。毛布裏面3は、顔料染色であれば
単に乾燥すればよく、染料染色の場合には蒸熱処理で染
着染料を定着させることが必要である。
【0009】 本発明方法では、毛布裏面3に続いて表
面4(図5参照)を連続的に多色の模様を印捺して乾燥
する。毛布表面4は、顔料染色であれば直ちに乾燥すれ
ばよく、染料染色の場合には蒸熱及び洗浄処理を行なっ
た後に乾燥することを要する。表面4の多色の絵羽柄5
は、例えばフラットスクリーン型捺染機6によって表面
の模様を印捺すればよい。一般にスクリーン型捺染機
2,6は孔版形式であり、ローラ捺染機は凹版形式であ
る。
面4(図5参照)を連続的に多色の模様を印捺して乾燥
する。毛布表面4は、顔料染色であれば直ちに乾燥すれ
ばよく、染料染色の場合には蒸熱及び洗浄処理を行なっ
た後に乾燥することを要する。表面4の多色の絵羽柄5
は、例えばフラットスクリーン型捺染機6によって表面
の模様を印捺すればよい。一般にスクリーン型捺染機
2,6は孔版形式であり、ローラ捺染機は凹版形式であ
る。
【0010】 本発明方法において、パイル毛布を顔料
染色する場合には乾燥機22又は23で乾燥するだけで
よく、スチーマを使用する必要はない。綿パイル毛布
は、染料染色する際にスチーマでの蒸熱処理前に乾燥し
なくてもよいが、乾燥機22又は23で乾燥しておくと
濃色がよく発色するので好ましい。一方、アクリルパイ
ル毛布は、カチオン染料などで染色する際に乾燥機23
を使用せず、バイパス通路23bを経て直接スチーマへ
送り込む。
染色する場合には乾燥機22又は23で乾燥するだけで
よく、スチーマを使用する必要はない。綿パイル毛布
は、染料染色する際にスチーマでの蒸熱処理前に乾燥し
なくてもよいが、乾燥機22又は23で乾燥しておくと
濃色がよく発色するので好ましい。一方、アクリルパイ
ル毛布は、カチオン染料などで染色する際に乾燥機23
を使用せず、バイパス通路23bを経て直接スチーマへ
送り込む。
【0011】 本発明方法では、図6のような衿付き両
面パイル毛布10を製造するために、表裏面の模様が異
なるように染色し、先端部11において裏面3を表側に
折り返して縫製してもよい。また、図7に示す衿付き両
面パイル毛布12では、先端部13において表面4を裏
側に折り返して縫製してもよい。ミシンで縫製する際に
全周に縁布(図示しない)を縫着することも可能であ
る。
面パイル毛布10を製造するために、表裏面の模様が異
なるように染色し、先端部11において裏面3を表側に
折り返して縫製してもよい。また、図7に示す衿付き両
面パイル毛布12では、先端部13において表面4を裏
側に折り返して縫製してもよい。ミシンで縫製する際に
全周に縁布(図示しない)を縫着することも可能であ
る。
【0012】 本発明方法で用いる両面パイル毛布1
は、表横糸を縦糸と交差させて表組織地を織成するとと
もに、裏横糸を縦糸と交差させて裏組織地を織成する織
毛布であり、この場合には染色前又は染色後に起毛処理
を施せばよい。このパイル毛布1は、シール織機(商品
名)のような二重パイル織機を用い、抜糸によって裏面
をパイル化することにより、表裏面のパイル密度がほぼ
同じになる両面パイル毛布でもよい。
は、表横糸を縦糸と交差させて表組織地を織成するとと
もに、裏横糸を縦糸と交差させて裏組織地を織成する織
毛布であり、この場合には染色前又は染色後に起毛処理
を施せばよい。このパイル毛布1は、シール織機(商品
名)のような二重パイル織機を用い、抜糸によって裏面
をパイル化することにより、表裏面のパイル密度がほぼ
同じになる両面パイル毛布でもよい。
【0013】 両面パイル毛布1として、縦編機で編成
した二重編素材について、上下のベース編地間を結合す
るパイル糸をセンターカットして切り開いて上下2枚の
編毛布地を同時に形成し、各編毛布地の裏面を起毛させ
る縦編毛布が使用可能である。この二重編素材におい
て、上下のベース編地にあらかじめ抜糸糸を編入させ、
センターカットした上下2枚の編毛布地をそれぞれ抜糸
することにより、表裏面のパイル密度がほぼ同じになる
両面パイル毛布を用いてもよい。また、前記の二重編素
材から得た片面毛布地2枚を裏面同士接着したボンディ
ング毛布であってもよい。
した二重編素材について、上下のベース編地間を結合す
るパイル糸をセンターカットして切り開いて上下2枚の
編毛布地を同時に形成し、各編毛布地の裏面を起毛させ
る縦編毛布が使用可能である。この二重編素材におい
て、上下のベース編地にあらかじめ抜糸糸を編入させ、
センターカットした上下2枚の編毛布地をそれぞれ抜糸
することにより、表裏面のパイル密度がほぼ同じになる
両面パイル毛布を用いてもよい。また、前記の二重編素
材から得た片面毛布地2枚を裏面同士接着したボンディ
ング毛布であってもよい。
【0014】
【作用】本発明方法で製造した両面パイル毛布1は、1
枚物であるのに表面4に多色の絵羽柄5を形成し、且つ
裏面3を濃色無地又は模様状に鮮明に染色している。本
発明方法では、両面パイル毛布1の裏面3をロータリス
クリーン型捺染機2又はローラ捺染機によって無地又は
模様状に染色した後に、フラットスクリーン型捺染機6
などで表面4に多色の模様を印捺し、1工程によって表
裏面の模様を連続的に形成できる。
枚物であるのに表面4に多色の絵羽柄5を形成し、且つ
裏面3を濃色無地又は模様状に鮮明に染色している。本
発明方法では、両面パイル毛布1の裏面3をロータリス
クリーン型捺染機2又はローラ捺染機によって無地又は
模様状に染色した後に、フラットスクリーン型捺染機6
などで表面4に多色の模様を印捺し、1工程によって表
裏面の模様を連続的に形成できる。
【0015】 衿付き両面パイル毛布10又は12は、
衿部分になる裏面3又は表面4の模様が一部反対側に出
て、全体のデザインに変化を与えることができる。本発
明方法のように1枚物の毛布を衿付きにすれば、重ね合
わせ毛布のように嵩ばるようなこともない。
衿部分になる裏面3又は表面4の模様が一部反対側に出
て、全体のデザインに変化を与えることができる。本発
明方法のように1枚物の毛布を衿付きにすれば、重ね合
わせ毛布のように嵩ばるようなこともない。
【0016】
【実施例】次に、本発明方法を実施例に基づいて説明す
る。 実施例1 図3に示す綿パイル毛布1を製造するために、表横綿糸
を縦綿糸と交差させて表組織地を織成するとともに、裏
横綿糸を縦綿糸と交差させて裏組織地を織成し、染色前
に起毛させて両面パイル毛布素材20(図1)を形成す
る。
る。 実施例1 図3に示す綿パイル毛布1を製造するために、表横綿糸
を縦綿糸と交差させて表組織地を織成するとともに、裏
横綿糸を縦綿糸と交差させて裏組織地を織成し、染色前
に起毛させて両面パイル毛布素材20(図1)を形成す
る。
【0017】 毛布素材20は、図1及び図2に示す連
続染色装置21によって両面ともに顔料で染色する。連
続染色装置21において、ロータリスクリーン型捺染機
2の第1スクリーン及び第2スクリーンで毛布素材20
の裏面3を連続模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾
燥する。ロータリスクリーン型捺染機2で使用する顔料
は下記の通りである。顔料染色の場合にはスチーマ33
は使用せず、単に通過させるだけである。
続染色装置21によって両面ともに顔料で染色する。連
続染色装置21において、ロータリスクリーン型捺染機
2の第1スクリーン及び第2スクリーンで毛布素材20
の裏面3を連続模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾
燥する。ロータリスクリーン型捺染機2で使用する顔料
は下記の通りである。顔料染色の場合にはスチーマ33
は使用せず、単に通過させるだけである。
【0018】 顔料レジューサの処方 水 44.0重量% 乳化剤(商品名:DAIMONEX AS-2) 1.0重量% 乳化増粘剤(商品名:DAIMONEX KH-25N) 2.0重量% BINDER 318 3.0重量% ミネラルスピリット 50.0重量% ───────────── 全量:100重量% 前記レジューサに次の顔料を加え、例えばピンク色に印捺する。 黄色(商品名:ニューラクチミン TC YELLOW FR) 0.04重量% 赤色(商品名:ニューラクチミン TC RED F2B) 0.17重量% 青色(商品名:ニューラクチミン BLUE FLGB conc) 0.005重量%
【0019】 毛布素材20は、裏面3に続いてフラッ
トスクリーン型捺染機6によって連続的に多色の模様を
印捺し、乾燥機23で乾燥ベーキングを行ない、毛布素
材20を24で振り落して染色工程を終了する。顔料捺
染の場合には、装置後半のスチーマ25,水洗機26,
脱水機27及び乾燥機28を使用する必要はない。
トスクリーン型捺染機6によって連続的に多色の模様を
印捺し、乾燥機23で乾燥ベーキングを行ない、毛布素
材20を24で振り落して染色工程を終了する。顔料捺
染の場合には、装置後半のスチーマ25,水洗機26,
脱水機27及び乾燥機28を使用する必要はない。
【0020】 両面を染色した毛布素材20において、
例えば裏面3は図4のような連続柄又は濃色の無地柄
(図示しない)であり、一方、表面4は図5のような絵
羽柄5又は連続柄(図示しない)である。ついで所定の
カットライン31で裁断し、縁布30(図3)を縫着し
て綿パイル毛布1を得る。
例えば裏面3は図4のような連続柄又は濃色の無地柄
(図示しない)であり、一方、表面4は図5のような絵
羽柄5又は連続柄(図示しない)である。ついで所定の
カットライン31で裁断し、縁布30(図3)を縫着し
て綿パイル毛布1を得る。
【0021】 両面を染色した毛布素材20から衿付き
両面パイル毛布10を得るには、カットライン31近傍
の折曲ライン32で先端部11を屈曲し、裏面3を部分
的に表側に折り返してミシン縫製すればよい。このよう
にして製造した衿付き毛布10の一例を図6に示す。衿
付き毛布10は、衿部分になる裏面3の模様が一部反対
側に出て、全体のデザインに変化があって美麗である。
両面パイル毛布10を得るには、カットライン31近傍
の折曲ライン32で先端部11を屈曲し、裏面3を部分
的に表側に折り返してミシン縫製すればよい。このよう
にして製造した衿付き毛布10の一例を図6に示す。衿
付き毛布10は、衿部分になる裏面3の模様が一部反対
側に出て、全体のデザインに変化があって美麗である。
【0022】実施例2 図3に示す綿パイル毛布1を製造するために、織成した
だけの生織の毛布素材を実施例1と同様に処理して表裏
両面を顔料で染色する。連続染色装置21において両面
を染色後に、両面を起毛させて両面パイル毛布1を得
る。この毛布素材から、実施例1と同様に衿付き両面パ
イル毛布10を得ることも可能である。
だけの生織の毛布素材を実施例1と同様に処理して表裏
両面を顔料で染色する。連続染色装置21において両面
を染色後に、両面を起毛させて両面パイル毛布1を得
る。この毛布素材から、実施例1と同様に衿付き両面パ
イル毛布10を得ることも可能である。
【0023】実施例3 綿パイル毛布1を製造するために、公知のダブルラッセ
ル編機によって二重編素材を編成する。この二重編素材
について、上下のベース編地間を結合するパイル糸をセ
ンターカットして切り開き、上下2枚の編毛布地を同時
に形成してから各編毛布地の裏面を起毛させる。以下、
実施例1とほぼ同様に処理して、表裏両面を顔料で染色
して模様を印捺した毛布素材を得る。
ル編機によって二重編素材を編成する。この二重編素材
について、上下のベース編地間を結合するパイル糸をセ
ンターカットして切り開き、上下2枚の編毛布地を同時
に形成してから各編毛布地の裏面を起毛させる。以下、
実施例1とほぼ同様に処理して、表裏両面を顔料で染色
して模様を印捺した毛布素材を得る。
【0024】 この毛布素材から、実施例1と別の衿付
き両面パイル毛布を得ることも可能である。図7に示す
衿付き両面パイル毛布12では、折曲ライン32で先端
部13を屈曲する際に、表面4を部分的に裏側に折り返
してミシン縫製している。通常、縦編毛布及び織毛布は
表側の方をいっそう丁寧に仕上げし、特に縦編毛布では
表裏面のパイル密度の差から、表面4が裏面3よりも風
合いや外観が優れている。このため、両面パイル毛布1
2は、衿部にいっそう風合いや外観の良好な表面4が配
置されることになる。
き両面パイル毛布を得ることも可能である。図7に示す
衿付き両面パイル毛布12では、折曲ライン32で先端
部13を屈曲する際に、表面4を部分的に裏側に折り返
してミシン縫製している。通常、縦編毛布及び織毛布は
表側の方をいっそう丁寧に仕上げし、特に縦編毛布では
表裏面のパイル密度の差から、表面4が裏面3よりも風
合いや外観が優れている。このため、両面パイル毛布1
2は、衿部にいっそう風合いや外観の良好な表面4が配
置されることになる。
【0025】実施例4 綿パイル毛布1の毛布素材20を、図1及び図2に示す
連続染色装置21によって裏面3を顔料で及び表面4を
反応染料で染色する。連続染色装置21において、実施
例1の顔料レジューサ処方を用い、実施例1と同様にロ
ータリスクリーン型捺染機2によって毛布素材20の裏
面3を連続模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾燥す
る。
連続染色装置21によって裏面3を顔料で及び表面4を
反応染料で染色する。連続染色装置21において、実施
例1の顔料レジューサ処方を用い、実施例1と同様にロ
ータリスクリーン型捺染機2によって毛布素材20の裏
面3を連続模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾燥す
る。
【0026】 毛布素材20は、下記の反応染料の処方
を用い、裏面3に続いてフラットスクリーン型捺染機6
によって連続的に多色の模様を印捺する。さらに毛布素
材20を乾燥機23で乾燥した後に、スチーマ25で蒸
熱処理して染料を固定し、水洗機26,脱水機27及び
乾燥機28を経て染色を終了する。両面を染色した毛布
素材20を所定の長さに裁断し、縁布30を縫着して綿
パイル毛布1を得る。この場合、毛布素材20は、乾燥
機23を使用せずにバイパス通路23bを経由させ、ス
チーマ25で蒸熱処理して染料を固定し、水洗機26,
脱水機27及び乾燥機28を経て染色を終了してもよ
い。
を用い、裏面3に続いてフラットスクリーン型捺染機6
によって連続的に多色の模様を印捺する。さらに毛布素
材20を乾燥機23で乾燥した後に、スチーマ25で蒸
熱処理して染料を固定し、水洗機26,脱水機27及び
乾燥機28を経て染色を終了する。両面を染色した毛布
素材20を所定の長さに裁断し、縁布30を縫着して綿
パイル毛布1を得る。この場合、毛布素材20は、乾燥
機23を使用せずにバイパス通路23bを経由させ、ス
チーマ25で蒸熱処理して染料を固定し、水洗機26,
脱水機27及び乾燥機28を経て染色を終了してもよ
い。
【0027】 反応染料の処方(例えばピンク色の場
合) 元糊(7%アルギン酸ソーダ) 50.0重量% 尿素 5.0重量% 重曹 3.0重量% MSパウダー 1.0重量% 黄色染料(商品名:LEBAFIX GOLDEN YELLOW E-3GA) 0.03重量% 赤色染料(商品名:LEBAFIX RED E-BA) 0.24重量% 青色染料(商品名:LEBAFIX BLUE E-BRA) 0.03重量% 水 残量 ──────────── 全量:100重量%
合) 元糊(7%アルギン酸ソーダ) 50.0重量% 尿素 5.0重量% 重曹 3.0重量% MSパウダー 1.0重量% 黄色染料(商品名:LEBAFIX GOLDEN YELLOW E-3GA) 0.03重量% 赤色染料(商品名:LEBAFIX RED E-BA) 0.24重量% 青色染料(商品名:LEBAFIX BLUE E-BRA) 0.03重量% 水 残量 ──────────── 全量:100重量%
【0028】実施例5 綿パイル毛布1の毛布素材20を、図1及び図2に示す
連続染色装置21によって裏面3及び表面4ともに反応
染料で染色する。連続染色装置21において、実施例4
の反応染料処方を用い、ロータリスクリーン型捺染機2
によって毛布素材20の裏面3を連続模様状に染色して
から、乾燥機22で乾燥しついでスチーマ33で蒸熱処
理して染料を固定する。
連続染色装置21によって裏面3及び表面4ともに反応
染料で染色する。連続染色装置21において、実施例4
の反応染料処方を用い、ロータリスクリーン型捺染機2
によって毛布素材20の裏面3を連続模様状に染色して
から、乾燥機22で乾燥しついでスチーマ33で蒸熱処
理して染料を固定する。
【0029】 裏面3を染着した毛布素材20は、その
裏面に続いてフラットスクリーン型捺染機6によって表
面4に連続的に多色の模様を印捺し、以下実施例4と同
様に処理して染色を終了する。
裏面に続いてフラットスクリーン型捺染機6によって表
面4に連続的に多色の模様を印捺し、以下実施例4と同
様に処理して染色を終了する。
【0030】実施例6 アクリルパイル毛布1の毛布素材20を、図1及び図2
に示す連続染色装置21によって裏面3を分散染料で及
び表面4をカチオン染料で染色する。連続染色装置21
において、下記の分散染料の処方を用い、ロータリスク
リーン型捺染機2によって毛布素材20の裏面3を連続
模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾燥しついでスチ
ーマ33で蒸熱処理して染料を固定する。
に示す連続染色装置21によって裏面3を分散染料で及
び表面4をカチオン染料で染色する。連続染色装置21
において、下記の分散染料の処方を用い、ロータリスク
リーン型捺染機2によって毛布素材20の裏面3を連続
模様状に染色し、ついで乾燥機22で乾燥しついでスチ
ーマ33で蒸熱処理して染料を固定する。
【0031】 分散染料の処方(例えば灰色の場合) 元糊(6%キプロガム PM) 40.0重量% 黄色染料(商品名:MIKETON POLYESTER YELLOW-3G) 0.075重量% 赤色染料(商品名:DIAMIX RED TB-SE) 0.12重量% 青色染料(商品名:MIKETON POLYESTER BLUE TG-SF) 0.30重量% 濃染剤(商品名:サンフローレン P-70) 3.0重量% 水 残量 ───────────── 全量:100重量%
【0032】 毛布素材20は、下記のカチオン染料の
処方を用い、裏面3に続いてフラットスクリーン型捺染
機6によって連続的に多色の模様を印捺する。さらに毛
布素材20をバイパス通路23bを通してスチーマ25
で蒸熱処理して染料を固定し、水洗機26,脱水機27
及び乾燥機28を経て染色を終了する。
処方を用い、裏面3に続いてフラットスクリーン型捺染
機6によって連続的に多色の模様を印捺する。さらに毛
布素材20をバイパス通路23bを通してスチーマ25
で蒸熱処理して染料を固定し、水洗機26,脱水機27
及び乾燥機28を経て染色を終了する。
【0033】 カチオン染料の処方(例えば赤色の場
合) 元糊(6%キプロガム PM) 40.0重量% 黄色染料(商品名:BASACRYL GOLDEN YELLOW X-GFL) 0.12重量% 赤色染料(商品名:BASACRYL RED X-GRL) 0.20重量% 青色染料(商品名:BASACRYL BLUE X-3GL) 0.04重量% 浸透剤(商品名:サクシノール #50) 1.0重量% 緩染剤(商品名:RF−50) 1.0重量% 酒石酸 0.3重量% 水 残量 ───────────── 全量:100重量%
合) 元糊(6%キプロガム PM) 40.0重量% 黄色染料(商品名:BASACRYL GOLDEN YELLOW X-GFL) 0.12重量% 赤色染料(商品名:BASACRYL RED X-GRL) 0.20重量% 青色染料(商品名:BASACRYL BLUE X-3GL) 0.04重量% 浸透剤(商品名:サクシノール #50) 1.0重量% 緩染剤(商品名:RF−50) 1.0重量% 酒石酸 0.3重量% 水 残量 ───────────── 全量:100重量%
【0034】
【発明の効果】本発明方法で製造した両面パイル毛布
は、1枚物であるのに表面に多色の模様を印捺し且つ裏
面を濃色無地又は模様状に染色し、デザインが変化に富
んでいる。得た両面パイル毛布は、裏面が淡色でなくて
も鮮明に染色でき、コスト的には通常の1枚物と殆ど変
らない。本発明方法では、両面パイル毛布の裏面を無地
又は模様状に染色した後に表面に多色の模様を印捺し、
1工程によって表裏面の模様を連続的に形成するから、
その生産効率が優れている。
は、1枚物であるのに表面に多色の模様を印捺し且つ裏
面を濃色無地又は模様状に染色し、デザインが変化に富
んでいる。得た両面パイル毛布は、裏面が淡色でなくて
も鮮明に染色でき、コスト的には通常の1枚物と殆ど変
らない。本発明方法では、両面パイル毛布の裏面を無地
又は模様状に染色した後に表面に多色の模様を印捺し、
1工程によって表裏面の模様を連続的に形成するから、
その生産効率が優れている。
【0035】 本発明方法で得た衿付き両面パイル毛布
は、衿部分になる模様が異なって全体のデザインに変化
を与え、しかも1枚物の毛布であるから重ね合わせ毛布
のように嵩ばることがない。また、二重パイル織機や二
重縦編機で織編成した毛布素材の裏面を抜糸によってパ
イル化する両面パイル毛布では、表裏面がデザイン的に
優れているうえに、裏面のパイル密度が表面とほぼ同じ
になって裏面の風合いと見栄えが良い。この衿付き両面
パイル毛布は、贈答品などのように箱詰めにされた場合
でも、模様の異なる衿部分を表から見えるように折り畳
むと、購入者にその美観を強くアピールできる。
は、衿部分になる模様が異なって全体のデザインに変化
を与え、しかも1枚物の毛布であるから重ね合わせ毛布
のように嵩ばることがない。また、二重パイル織機や二
重縦編機で織編成した毛布素材の裏面を抜糸によってパ
イル化する両面パイル毛布では、表裏面がデザイン的に
優れているうえに、裏面のパイル密度が表面とほぼ同じ
になって裏面の風合いと見栄えが良い。この衿付き両面
パイル毛布は、贈答品などのように箱詰めにされた場合
でも、模様の異なる衿部分を表から見えるように折り畳
むと、購入者にその美観を強くアピールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 両面パイル毛布の表裏面を連続染色する装置
の前半部を示す概略側面図である。
の前半部を示す概略側面図である。
【図2】 図1の連続染色装置の後半部を示す概略側面
図である。
図である。
【図3】 本発明方法で製造した両面パイル毛布の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】 裁断前の両面パイル毛布の裏面の一例を示す
部分平面図である。
部分平面図である。
【図5】 裁断前の両面パイル毛布の表面の一例を示す
部分平面図である。
部分平面図である。
【図6】 本発明方法で製造した衿付き両面パイル毛布
の一例を示す平面図である。
の一例を示す平面図である。
【図7】 衿付き両面パイル毛布の他の例を示す平面図
である。
である。
1 両面パイル毛布 2 ロータリスクリーン型捺染機 3 両面パイル毛布の裏面 4 両面パイル毛布の表面 5 表面の絵羽柄 6 フラットスクリーン型捺染機 10 衿付き両面パイル毛布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06C 27/00 A
Claims (5)
- 【請求項1】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリ
ーン型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状
に顔料染色してから乾燥し、続いて毛布表面を連続的に
多色の模様を印捺して乾燥する両面パイル毛布の製造方
法。 - 【請求項2】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリ
ーン型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状
に顔料染色してから乾燥し、続いて毛布表面を連続的に
多色の模様を印捺して乾燥し、表裏面の模様が異なり、
先端部において表面又は裏面を反対側に折り返して縫製
する衿付き両面パイル毛布の製造方法。 - 【請求項3】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリ
ーン型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状
に染料染色してから蒸熱処理で定着させ、続いて毛布表
面を連続的に多色の模様を印捺して乾燥する両面パイル
毛布の製造方法。 - 【請求項4】 両面パイル毛布の裏面をロータリスクリ
ーン型捺染機又はローラ捺染機によって無地又は模様状
に染料染色してから蒸熱処理で定着させ、続いて毛布表
面を連続的に多色の模様を印捺して乾燥し、表裏面の模
様が異なり、先端部において表面又は裏面を反対側に折
り返して縫製する衿付き両面パイル毛布の製造方法。 - 【請求項5】 フラットスクリーン型捺染機によって表
面の模様を印捺する請求項1から4のいずれかに記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232053A JPH0874184A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 表裏面ともに染色する両面パイル毛布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232053A JPH0874184A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 表裏面ともに染色する両面パイル毛布の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874184A true JPH0874184A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16933236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6232053A Pending JPH0874184A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 表裏面ともに染色する両面パイル毛布の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016030880A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | おぼろタオル株式会社 | 繊維製品及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6232053A patent/JPH0874184A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016030880A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | おぼろタオル株式会社 | 繊維製品及びその製造方法 |
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