JPH0874012A - 超塑性アルミニウム合金の製造方法 - Google Patents

超塑性アルミニウム合金の製造方法

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JPH0874012A
JPH0874012A JP21460394A JP21460394A JPH0874012A JP H0874012 A JPH0874012 A JP H0874012A JP 21460394 A JP21460394 A JP 21460394A JP 21460394 A JP21460394 A JP 21460394A JP H0874012 A JPH0874012 A JP H0874012A
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superplastic
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aluminum alloy
treatment
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JP21460394A
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Keiji Miyake
慶治 三宅
Yoshihisa Serizawa
義久 芹澤
Tetsuya Suganuma
徹哉 菅沼
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、超塑性アルミニウム合金の製造方
法に関し、特に均質化処理および軽度の加工熱処理の組
み合わせによる製造プロセスの簡省略をはかる。 【構成】 化学成分として、ミッシュメタル(Mm),
Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,Mo,
Ta,Li,Cr,Mn,Be,Ce,La,Yから選
ばれる1種または2種以上を0.1〜1.0wt%、Mg
を15wt%を超えない範囲で含み、かつ不可避的不純物
としてのFeが0.1wt%未満であるアルミニウム合金
を溶解し、高圧鋳造を行い、得られた鋳造インゴットを
400〜550℃の温度で析出処理を行い、引き続いて
400℃以下の温度で加工度50%以上の加工を行うこ
とを特徴とする。また、アルミニウム合金を溶解し、冷
却過程中、少なくとも固液共存域において撹拌を施し、
次いで凝固させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超塑性アルミニウム合
金の製造方法に関し、特に均質化処理および軽度の加工
熱処理の組み合わせによる製造プロセスの簡省略に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム合金において超塑性を示す
ものには、Al−Cu系、Al−Zn−Mg−Cu系、
Al−Li系、Al−Mg−Si系、Al−Ca系、A
l−Ni系等の合金がある。一般の超塑性材では、結晶
粒の微細化が必要であり、その方法として、従来二相合
金の加工と熱処理を組み合わせた加工熱処理が用いられ
ている。この加工熱処理の代表例として、Al−Zn−
Mg−Cu系では、まずインゴットを低温で熱処理した
後、温間加工を行い、その温度から急冷し、さらに、高
温へ急熱して再結晶させる処理プロセス等が知られてい
る。(例えば、住友軽金属技報, vol.29, No.1, p58-6
8, Jan., 1988参照)
【0003】近年、動的再結晶を伴った超塑性Al合金
が検討されており、この合金においては高速の歪み速度
で変形ができ、加工性に優れる利点がある。この超塑性
Al合金の製造プロセスは、上記加工熱処理プロセスを
ベースとしたものであり、金型重力鋳造、均質化処理、
熱間加工、熱処理、温間加工又は冷間加工、再結晶処理
といった一連の処理プロセスを必要とする。この場合、
金型重力鋳造材には、鋳造欠陥の存在やデントライト等
のサイズが大きい鋳造組織を存在するため、前述のごと
く、金型重力鋳造材を用いた超塑性材の製造プロセスで
は、鋳造組織の改善や破壊を目的とする工程(均質化処
理〜熱間加工〜熱処理)が必要である。その後、温間
(冷間)加工〜再結晶処理の工程において超塑性を発現
する微細組織を造込んでいる。
【0004】さらに、添加した微細元素を均質化処理時
に分散粒子として微細・均一に析出させ、その後の工程
において超塑性を発現する微細組織を造込んでいる。そ
の際、分散粒子が微細均一に多量に析出すると、その後
の加工熱処理時において転位および粒界を効果的にピン
ニングして微細結晶粒組織が形成されて超塑性能が向上
する。上記分散粒子は、現状では、均質化処理〜熱処理
の工程で造込まれており、粒子の微細化、均一分散化は
処理条件により、また、多量析出は鋳造時に添加元素を
多量に固溶させることにより達成している。固溶量は、
鋳造の冷却速度の増加と共に増大するので超塑性能向上
のために冷却速度の速い粉末冶金法により素材を作製し
ているため、高コストとなっている。
【0005】そのため、製造プロセスを簡略化し、低コ
ストで、かつ超塑性を発現する微細結晶粒組織を得る処
理方法の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、超塑
性材の製造プロセスの低コスト化のために、工程を簡略
化可能なる製造方法を提供する。さらに、本発明の他の
目的は、加工熱処理プロセスの加工温度・加工度・加工
速度、およびそれらの組み合わせを検討し、最適化をは
かることである。また、化学成分と前記加工熱処理プロ
セスとの最適化を検討し、均質化処理の後と軽度の加工
熱処理のみにより、超塑性を発現する分散粒子を微細・
均一・多量に生成させ得る製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、化学成分
として、ミッシュメタル(Mm),Zr,V,W,T
i,Ni,Nb,Ca,Co,Mo,Ta,Li,C
r,Mn,Be,Ce,La,Yから選ばれる1種また
は2種以上を0.1〜1.0wt%、Mgを15wt%を超
えない範囲で含み、不可避的不純物としてのFeが0.
1wt%未満であるアルミニウム合金を溶解し、高圧鋳造
を行い、得られた鋳造インゴットを400〜550℃の
温度で析出処理を行い、引き続いて400℃以下の温度
で加工度50%以上の加工を行うことを特徴とする超塑
性アルミニウム合金の製造方法によって達成される。
【0008】また、上記の目的は、化学成分として、ミ
ッシュメタル(Mm),Zr,V,W,Ti,Ni,N
b,Ca,Co,Mo,Ta,Li,Cr,Mn,B
e,Ce,La,Yから選ばれる1種または2種以上を
0.1〜1.0wt%、Mgを15wt%を超えない範囲で
含み、不可避的不純物としてのFeが0.1wt未満であ
るアルミニウム合金を溶解し、冷却過程中、少なくとも
固液共存域において撹拌を施し、次いで凝固させ、得ら
れた鋳造インゴットを400〜550℃の温度で析出処
理を行い、引き続いて400℃以下の温度で加工度50
%以上の加工を行うことを特徴とする超塑性アルミニウ
ム合金の製造方法によっても達成される。
【0009】さらに、上記の目的は、化学成分として、
ミッシュメタル(Mm),Zr,V,W,Ti,Ni,
Nb,Ca,Co,Mo,Ta,Li,Cr,Mn,S
i,Feから選ばれる1種または2種以上を0.1〜
2.0wt%含み、該金属を炭化物、窒化物、硼化物、酸
化物、または硫化物として含み、Mgを15wt%を超え
ない範囲で含むアルミニウム合金を溶解し、得られたイ
ンゴットを400〜550℃の温度で加工度10〜40
%の熱間加工を行い、次いで400℃以下の温度で加工
度40%以上の加工を行うことを特徴とする超塑性アル
ミニウム合金の製造方法によっても達成される。
【0010】また、上記の目的は、化学成分として、ミ
ッシュメタル(Mm),Zr,V,W,Ti,Ni,N
b,Ca,Mo,Ta,Cr,Mn,B,Si,Fe,
Li,Co,Sn,Pb,Biから選ばれる1種または
2種以上を0.1〜2.0wt%、Mgを15wt%を超え
ない範囲で含むアルミニウム合金の溶湯に、C,N,
O,B,Sのうち1種または2種以上の元素からなるガ
ス、または溶湯中で該元素に分解するガスを吹き込み得
られたインゴットを400〜550℃の温度で加工度1
0〜40%の熱間加工を行い、次いで400℃以下の温
度で加工度40%以上の加工を行うことを特徴とする超
塑性アルミニウム合金の製造方法によっても達成され
る。
【0011】
【作用】本発明の第1発明における高圧鋳造材は、鋳造
欠陥が少なく、微細組織であるため、均質化処理および
熱間加工を必要としない。本発明の第2発明では、固液
共存域にあるときに電磁気的または機械的撹拌を施し凝
固させることにより(レオキャスト)、得られたインゴ
ットは微細な組織を有するとともに、通常の溶製法で見
られる鋳造組織を有していないため均質化処理および熱
間加工の工程を必要としない。
【0012】得られたインゴットは均質に分散した多量
の微細球状粒子を有する。これにより、均質化処理が不
要となる。本発明第4発明において基本的に均質化処理
が不要となるのは、第3発明と同様である。この方法の
場合、基本的に鋳造プロセスで必要となる脱ガスのため
のガス吹き込みを兼ねることができる点が優れる。
【0013】
【課題を解決するための手段の補足説明】以下本発明の
限定理由について、詳述する。 まず、本発明の化学成
分について説明する。Al−Cu系、Al−Mg−Si
系、Al−Zn−Mg系のアルミニウム合金の強化機構
は、析出強化によって粒内変形抵抗が増大することによ
る。これにより高温において粒界の強度が相対的に減少
し、円滑な粒界すべりが起こり、超塑性* が発現し易く
なる。(*:高温引張試験による伸びが200%以上)
【0014】本発明第1および第2発明においては、M
m,Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,M
o,Ta,Li,Cr,Mn,Be,Ce,La,Yは
析出処理時に、球状分散粒子としてAlと金属間化合物
を形成し、析出処理後の加工において転位や粒界をピン
ニングして微細組織を形成すると共に、超塑性変形中に
粒界をピンニングして粒成長を抑制して超塑性能を向上
させる。また、これら分散粒子は析出強化により室温で
の強度を向上させる。
【0015】その効果は、添加元素の合計量が0.1wt
%未満では小さく、1.0wt%を越えると鋳造時に巨大
な金属間化合物を晶出して超塑性能が低下する。粉末冶
金法等の速い冷却速度を持つ鋳造方法を用いると、上記
元素の固溶量が増大して超塑性能が向上するが、形状
(鋳込肉厚等)の制約が生じ、またコスト高となる。
【0016】FeはAl合金における不可避的不純物で
あり、その量が0.1wt%以上になると鋳造時及び析出
処理時にそれぞれ巨大な晶出物、析出物としてAlと金
属間化合物を形成して超塑性能が低下するため制限する
必要がある。MgはAl合金の主要な強度向上元素であ
り、その強化機構は固溶強化と積層欠陥エネルギー低下
による交差すべりの減少によって粒内変形抵抗が増大す
ることによる。これにより高温において粒界の強度が相
対的に減少し、円滑な粒界すべりが起こり、超塑性を発
現する。この効果は、Mg量に比例し、4wt%未満では
その効果が少なく、15wt%を越えると熱間加工が困難
になり実用的でない。
【0017】上記の球状分散粒子は、サイズが10〜2
00nmの範囲内にあり、かつ体積分率で0.1〜8.0
%の範囲に存在し、さらに平均自由行程が0.05〜1
0μmの均一分散が望ましい。分散粒子の最適なサイズ
は20〜50nmである。また、第3発明のMm,Zr,
V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,Mo,Ta,
Li,Cr,Mn,Si,Fe等、および第4発明のこ
れら元素とB、Sn、Pb、Bi等は、鋳造時に球状分
散粒子として炭化物、窒化物、硼化物、酸化物、または
硫化物を形成し、その後の加工において転位や粒界をピ
ンニングして微細組織を形成すると共に、超塑性変形中
に粒界をピンニングして粒成長を抑制して超塑性能を向
上させる。また、これら分散粒子は析出強化により室温
での強度を向上させる。その効果は、添加元素の合計量
が0.1wt%未満では小さく、2.0wt%を越えると鋳
造時に未反応の元素が残り、Alと巨大な晶出物を形成
して超塑性能が低下する。
【0018】次に製造方法について説明する。上記元素
を溶解し、第1発明では高圧鋳造によって鋳造する。得
られた高圧鋳造材は、鋳造欠陥が少なく、微細組織であ
るため均質化処理および熱間加工の工程を必要としな
い。高圧鋳造は、圧力100MPa (1000 kgf/c
m2 )以上、鋳込み時の溶湯温度は上記元素の巨大な晶
出物を抑制するために700℃以上が望ましい。
【0019】また、第2発明では、上記元素を溶解し、
固液共存液にある時に電磁気的又は機械的に撹拌を施す
ることによって、溶湯にエネルギーを付与し、次いで凝
固させる。得られたインゴットは微細な組織を有すると
共に、通常の溶製法で見られる鋳造組織を有していない
ため均質化処理および熱間加工の工程を必要としない。
撹拌は、溶解雰囲気のガスを多量に巻込むため不活性ガ
ス中で行うのが望ましい。また、撹拌は液相線温度より
100℃以上高い温度から開始する事が望ましい。鋳込
み時の溶湯温度は固液共存領域の中間温度以上が望まし
い。温度がこれ以下であると湯流れが悪くなり鋳造欠陥
が多量に形成される。
【0020】得られた鋳造インゴットに400〜550
℃の温度で析出処理を施し、上記元素の球状分散粒子を
形成する。400℃未満では分散粒子の析出・成長が遅
く、処理時間が長くなり実用的でない。550℃を越え
る温度ではその効果に差はなく、また液相が生じて超塑
性能が低下する事もある。最適な温度は400〜450
℃である。処理時間は1〜24時間が適当であり、最適
な時間は4〜10時間である。この時間の設定は、温度
が低い場合には長く、高い場合には短くするのは、一般
の熱処理と同様である。また、析出を促進するために析
出処理前に加工度10〜20%程度の熱間加工を施し、
引き続いて析出処理を行っても良い。
【0021】析出処理後、400℃以下の温度で50%
以上の加工を行う。この加工により転位が導入され、均
一に分布している分散粒子にからまって等軸の転位セル
組織が形成され、結果として微細な等軸粒となる。この
加工により平均粒径が0.5〜10μmの微細組織を造
込む。加工温度400℃を越えると分散粒子が粗大化し
て超塑性能が低下する。加工温度は、加工割れが発生し
なければより低い温度が望ましい。加工度50%未満で
は、上記微細組織が造込めない。加工後、超塑性変形前
に再結晶処理を行っても良い。
【0022】第3発明においては、Mm,Zr,V,
W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,Mo,Ta,L
i,Cr,Mn,Si,Feを炭化物、窒化物、ほう化
物、酸化物、硫化物の粉末として添加する。粉末は10
0μm以下の粒子径が望ましい。100μmを越えた粉
末または塊で添加すると鋳造材に未反応の添加物が残り
超塑性能が低下する。
【0023】上記元素を溶解・鋳造する。溶解・鋳造時
に粒子の均一分散を兼ねて脱ガスを行う。また、添加元
素の粉末は、Alとの金属間化合物形成を促進させるた
めに400℃以上の温度で予熱しておくのが望ましく、
粉末添加時の溶湯温度は850℃以上が望ましい。得ら
れたインゴットは、多量の微細球状分散粒子を有する。
主元素が晶出した時は、均質化処理を行うと良い。
【0024】第4発明においては、上記元素を含む溶湯
にC,N,O,B,Sのうち1種または2種以上の元素
を含むガスの吹込みまたは化合物(溶湯中で反応し、ガ
スを発生)を添加し、上記元素と反応させて上記分散粒
子を形成する。分散粒子の形成は、溶湯中のガスの成分
(C,N,O,B,S)が多いほど促進される。溶湯中
のガスの成分濃度は雰囲気のガス分圧に比例するので溶
解はガス成分と同じ雰囲気で行うのが望ましい。反応促
進のため溶湯温度は900℃以上が望ましい。主元素が
晶出した時は、均質化処理を行うと良い。
【0025】得られたインゴットを400〜550℃の
温度で加工度10〜40%の加工を行い、粒子の分散状
態コントロールする。温度が400℃未満では分散粒子
の分散状態が上記条件を満たさず、550℃を越える温
度ではその効果に差はなく、また液相が生じて超塑性能
が低下する事もある。加工度10%未満ではその効果が
少なく、40%を越えると分散粒子の分散状態が上記条
件を満たさない。最適な加工度は10〜20%である。
次いで400℃以下の温度で40%以上の加工を行う。
この加工により転位が導入され、均一に分布している分
散粒子にからまって等軸の転位セル組織が形成され、結
果として微細な等軸粒となる。この加工により平均粒径
が0.5〜10μmの微細組織を造込む。加工温度が4
00℃を越えると分散粒子が粗大化して超塑性能が低下
する。加工温度は、加工割れが発生しなければより低い
温度が望ましい。加工度40%未満では上記微細組織が
造込めない。
【0026】本発明により押出・鍛造および圧延等の塑
性加工に供する事が可能な溶製超塑性Al合金が製造可
能で、しかも本超塑性Al合金は温度300〜550
℃、歪み速度1.0×10-4〜100 /sで超塑性を発
現する。以下本発明について、実施例および比較例によ
ってさらに詳述する。
【0027】
【実施例】
実施例1 表1に示す組成のAl合金を溶解し、圧力1200 kgf
/cm2 、注湯温度750℃の条件で高圧鋳造して得られ
たインゴットに440℃の温度で10時間の析出処理を
施した。次いで、300℃の温度で加工度50%の熱間
圧延加工を行い、水冷し、溶製超塑性Al合金を得た。
上記超塑性材より幅5×長さ10×厚1(mm)の平行
部を持つ試験片を採取し、温度300〜550℃、歪み
速度8.0〜10-4〜1.7×10-1/sで高温引張試
験を行った。
【0028】発明例である No.1〜10は、200%以
上の超塑性伸びが得られた。比較例の No.11は、微細
球状分散粒子がなく、高温変形中に粒成長が起こり、超
塑性が得られなかった。 No.12は、巨大な金属間化合
物が晶出し、熱間加工中に欠陥が生じたので試験片を採
取せず試験を中止した。 No.13は、Mg量が少なく、
十分な固溶強化が得られず、超塑性が得られなかった。
No.14は、Mg量が多く、熱間加工中に欠陥が生じた
ので試験片を採取せず試験を中止した。 No.15は、巨
大な金属間化合物が晶出し、熱間加工中に欠陥が生じた
ので試験片を採取せず試験を中止した。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 合金 No.1に示す組成のAl合金を実施例1と同様の方
法で造塊し、表2に示す温度で10時間の析出処理を施
した。次いで、表2に示す条件で熱間圧延加工を行い、
水冷し、溶製超塑性Al合金を得た。得られた溶製超塑
性Al合金を実施例1と同様に高温引張試験を行った。
発明例である No.16〜21は、200%以上の超塑性
伸びが得られた。比較例の No.22は、析出処理温度が
低く、十分な微細球状分散粒子が得られず、高温変形中
に粒成長が起こり、超塑性が得られなかった。 No.23
は、析出処理温度が高く、析出処理中に液相が生じたの
で以降の試験を中止した。 No.24は、熱間加工の温度
が高く、粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなかっ
た。 No.25は、熱間加工の加工度が低く、粗大な結晶
粒となり、超塑性が得られなかった。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3 表3に示す組成のAl合金を溶解し、撹拌子の回転速度
180rpm の条件で溶湯温度750℃より撹拌を開始
し、各組成の「液相線温度−10℃」の温度で注湯しイ
ンゴットを得た。得られたインゴットに440℃の温度
で10時間の析出処理を施し、次いで、300℃の温度
で加工度50%の熱間圧延加工を行い、水冷し、溶製超
塑性Al合金を得た。上記超塑性材より幅5×長さ10
×厚1(mm)の平行部を持つ試験片を採取し、温度3
00〜550℃、歪み速度8.0〜10-4〜1.7×1
-1/sで高温引張試験を行った。
【0033】発明例である No.26〜35は、200%
以上の超塑性伸びが得られた。比較例の No.36は、微
細球状分散粒子がなく、高温変形中に粒成長が起こり、
超塑性が得られなかった。 No.37は、巨大な金属間化
合物が晶出し、熱間加工中に欠陥が生じたので試験片を
採取せず試験を中止した。 No.38は、Mg量が少な
く、十分な固溶強化が得られず、超塑性が得られなかっ
た。 No.39は、Mg量が多く、熱間加工中に欠陥が生
じたので試験片を採取せず試験を中止した。 No.40
は、巨大な金属間化合物が晶出し、熱間加工中に欠陥が
生じたので試験片を採取せず試験を中止した。
【0034】
【表3】
【0035】実施例4 合金 No.26に示す組成のAl合金を実施例3と同様の
方法で造塊し、表4に示す温度で10時間の析出処理を
施した。次いで、表4に示す条件で熱間圧延加工を行
い、水冷し、溶製超塑性Al合金を得た。得られた溶製
超塑性Al合金を実施例3と同様に高温引張試験を行っ
た。発明例である No.41〜46は、200%以上の超
塑性伸びが得られた。比較例の No.47は、析出処理温
度が低く、十分な微細球状分散粒子が得られず、高温変
形中に粒成長が起こり、超塑性が得られなかった。 No.
48は、析出処理温度が高く、析出処理中に液相が生じ
たので以降の試験を中止した。 No.49は、熱間加工の
温度が高く、粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなか
った。 No.50は、熱間加工の加工度が低く、粗大な結
晶粒となり、超塑性が得られなかった。
【0036】
【表4】
【0037】実施例5 表5に示す組成のAl合金を溶解・鋳造した。Zr等の
組織微細化元素は粒子径50μm程度の炭化物粉末とし
て添加した。400℃に予熱した粉末を温度900℃の
溶湯に添加した後、温度750℃で注湯しインゴットを
得た。得られたインゴットに400℃の温度で加工度1
0%の第1段目の熱間圧延加工を行い、次いで、300
℃の温度で加工度40%の第2段目の熱間圧延加工を行
い、水冷し、溶製超塑性Al合金を得た。上記超塑性材
より幅5×長さ10×厚1(mm)の平行部を持つ試験
片を採取し、温度300〜550℃、歪み速度8.0×
10-4〜1.7×10-1/sで高温引張試験を行った。
【0038】発明例である No.51〜58は、200%
以上の超塑性伸びが得られた。比較例の No.59は、微
細球状分散粒子がなく、高温変形中に粒成長が起こり、
超塑性が得られなかった。 No.60は、鋳造時に未反応
の添加物が残り、熱間加工中に欠陥が生じたので試験片
を採取せず試験を中止した。 No.61は、Mg量が少な
く、十分な固溶強化が得られず、超塑性が得られなかっ
た。 No.62は、Mg量が多く、熱間加工中に欠陥が生
じたので試験片を採取せず試験を中止した。
【0039】
【表5】
【0040】実施例6 合金 No.51に示す組成のAl合金を実施例5と同様の
方法で造塊し、表6に示す条件で加工熱処理を行い、水
冷し、溶製超塑性Al合金を得た。得られた溶製超塑性
Al合金を実施例1と同様に高温引張試験を行った。発
明例である No.63〜68は、200%以上の超塑性伸
びが得られた。比較例の No.69は、第1段目の熱間加
工の加工温度が低く、十分な粒子の分散状態が得られ
ず、高温変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られなか
った。 No.70は、第1段目の熱間加工の加工温度が高
く、加工中に液相が生じたので以降の試験を中止した。
No.71は、第1段目の熱間加工の加工度が低く、十分
な粒子の分散状態が得られず、高温変形中に粒成長が起
こり、超塑性が得られなかった。No.72は、第1段目
の熱間加工の加工度が高く、十分な粒子の分散状態が得
られず、高温変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られ
なかった。 No.73は、第2段目の熱間加工の加工温度
が高く、粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなかっ
た。 No.74は、第2段目の熱間加工の加工度が低く、
粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなかった。
【0041】
【表6】
【0042】実施例7 表7に示す組成のAl合金を窒素雰囲気中で温度900
℃で溶解し、窒素ガスを吹込んだ後、温度750℃で注
湯しインゴットを得た。得られたインゴットに400℃
の温度で加工度10%の第1段目の熱間圧延加工を行
い、次いで、300℃の温度で加工度40%の第2段目
の熱間圧延加工を行い、水冷し、溶製超塑性Al合金を
得た。上記超塑性材より幅5×長さ10×厚1(mm)
の平行部を持つ試験片を採取し、温度300〜550
℃、歪み速度8.0×10-4〜1.7×10-1/sで高
温引張試験を行った。発明例である No.75〜82は、
200%以上の超塑性伸びが得られた。比較例の No.8
3は、微細球状分散粒子がなく、高温変形中に粒成長が
起こり、超塑性が得られなかった。 No.84は、鋳造時
に巨大な晶出物を形成し、熱間加工中に欠陥が生じたの
で試験片を採取せず試験を中止した。 No.85は、Mg
量が少なく、十分な固溶強化が得られず、超塑性が得ら
れなかった。 No.86は、Mg量が多く、熱間加工中に
欠陥が生じたので試験片を採取せず試験を中止した。
【0043】
【表7】
【0044】実施例8 合金 No.75に示す組成のAl合金を実施例7と同様の
方法で造塊し、表8に示す条件で加工熱処理を行い、水
冷し、溶製超塑性Al合金を得た。得られた溶製超塑性
Al合金を実施例1と同様に高温引張試験を行った。発
明例である No.87〜92は、200%以上の超塑性伸
びが得られた。比較例の No.93は、第1段目の熱間加
工の加工温度が低く、十分な粒子の分散状態が得られ
ず、高温変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られなか
った。 No.94は、第1段目の熱間加工の加工温度が高
く、加工中に液相が生じたので以降の試験を中止した。
No.95は、第1段目の熱間加工の加工度が低く、十分
な粒子の分散状態が得られず、高温変形中に粒成長が起
こり、超塑性が得られなかった。No.96は、第1段目
の熱間加工の加工度が高く、十分な粒子の分散状態が得
られず、高温変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られ
なかった。 No.97は、第2段目の熱間加工の加工温度
が高く、粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなかっ
た。 No.98は、第2段目の熱間加工の加工度が低く、
粗大な結晶粒となり、超塑性が得られなかった。
【0045】
【表8】
【0046】実施例9 本実施例において、合金組成の成分のCr,Mnについ
て説明する。Cr,Mnは、均質化処理時に球状分散粒
子としてAlと金属間化合物を形成し、その後の第1段
目の熱間加工および時効析出により大きさが200nm〜
1μmの分散粒子を形成する。この分散粒子の周囲に第
2の熱間加工で導入された転位が多量に蓄積されると共
に、母相との界面が再結晶核生成サイトとなり、結果と
して微細組織となる。この効果は、0.5wt%未満では
小さく、1.0wt%を越えると鋳造時に巨大な金属間化
合物を晶出して超塑性能が低下する。
【0047】この場合の製造方法において、均質化処理
後、400〜500℃の温度で加工度10〜40%の熱
間加工を行い、そのまま冷却する事なく、400〜50
0℃の温度で熱処理を行う。これらの工程により分散粒
子の大きさを200nm〜1μmにコントロールする。こ
れらの工程の諸条件が上記条件を外れると、上記分散粒
子が形成されない。最適な加工度は10〜20%であ
る。熱処理時間は1〜4時間が適当である。この時間の
設定は均質化処理と同様である。最適な加工温度および
熱処理温度は400〜450℃である。
【0048】次いで400℃以下の温度で40%以上の
加工を行う。この加工により導入された転位が、効果的
に均一に分布している分散粒子に多量にからまって等軸
の転位セル組織が形成され、結果として微細な等軸粒と
なる。この加工により平均粒径が0.5〜10μmの微
細組織を造込む。加工温度が400℃を越えると分散粒
子が粗大化して超塑性能が低下する。加工温度は、加工
割れが発生しなければより低い温度が望ましい。加工度
40%未満では、上記微細組織が造込めない。以下実施
例および比較例によって具体的に説明する。
【0049】表9に示す組成のAl合金を溶解・鋳造
し、得られたインゴットに440℃の温度で24時間の
均質化処理を施した。均質化処理後、400℃の温度で
加工度10%の第1段目の熱間圧延加工を行い、そのま
ま冷却する事なく400℃の温度で1時間の熱処理を施
した。次いで、300℃の温度で加工度40%の第2段
目の熱間圧延加工を行い、水冷し、溶製超塑性Al合金
を得た。上記超塑性材より幅5×長さ10×厚1(m
m)の平行部を持つ試験片を採取し、温度300〜55
0℃、歪み速度8.0×10-4〜1.7×10-1/sで
高温引張試験を行った。
【0050】発明例である No.99〜103は、200
%以上の超塑性伸びが得られた。比較例の No.104
は、Mg量が少なく、十分な固溶強化が得られず、超塑
性が得られなかった。 No.105は、Mg量が多く、熱
間加工中に欠陥が生じたので試験片を採取せず試験を中
止した。 No.106は、微細球状分散粒子がなく、高温
変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られなかった。 N
o.107は、微細球状分散粒子がなく、高温変形中に粒
成長が起こり、超塑性が得られなかった。 No.108
は、巨大な金属間化合物が晶出し、熱間加工中に欠陥が
生じたので試験片を採取せず試験を中止した。 No.10
9は、巨大な金属間化合物が晶出し、熱間加工中に欠陥
が生じたので試験片を採取せず試験を中止した。
【0051】
【表9】
【0052】実施例10 合金 No.99に示す組成のAl合金を実施例9と同様の
方法で造塊し、440℃の温度で24時間の均質化処理
を施した。均質化処理後、表10に示す条件で加工熱処
理を施した。得られた溶製超塑性Al合金を実施例1と
同様に高温引張試験を行った。発明例である No.110
〜115は、200%以上の超塑性伸びが得られた。比
較例の No.116は、第1段目の熱間加工の加工温度が
低く、十分な微細球状分散粒子が得られず、高温変形中
に粒成長が起こり、超塑性が得られなかった。No.11
7は、第1段目の熱間加工の加工温度が高く、粗大な分
散粒子となり、高温変形中に粒成長が起こり、超塑性が
得られなかった。 No.118は、第1段目の熱間加工の
加工度が低く、十分な粒子の分散状態が得られず、高温
変形中に粒成長が起こり、超塑性が得られなかった。 N
o.119は、第1段目の熱間加工の加工度が高く、十分
な粒子の分散状態が得られず、高温変形中に粒成長が起
こり、超塑性が得られなかった。 No.120は、第2段
目の熱間加工の加工温度が高く、粗大な結晶粒となり、
超塑性が得られなかった。 No.121は、第2段目の熱
間加工の加工度が低く、粗大な結晶粒となり、超塑性が
得られなかった。 No.122は、熱処理温度が高く、粗
大な分散粒子となり、高温変形中に粒成長が起こり、超
塑性が得られなかった。
【0053】
【表10】
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアル
ミニウム合金は、鋳造時の微細鋳造組織を、軽度の加工
熱処理により、析出強化および分散強化に寄与する微細
分散粒子の均一分散した微細結晶粒組織であるので、強
度、延性、靱性、疲労強度、溶接性、耐食性および耐応
力腐食割れ性の向上が可能である。また、本発明に係る
アルミニウム合金は、微細球状分散粒子が粒界をピンニ
ングし、再結晶温度が上昇するので、300℃未満での
温間強度が向上する。さらに、本発明は製造プロセスの
簡略化を実現し、低コストの製造を可能とする。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学成分として、ミッシュメタル(M
    m),Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,
    Mo,Ta,Li,Cr,Mn,Be,Ce,La,Y
    から選ばれる1種または2種以上を0.1〜1.0wt
    %、Mgを15wt%を超えない範囲で含み、不可避的不
    純物としてのFeが0.1wt%未満であるアルミニウム
    合金を溶解し、高圧鋳造を行い、得られた鋳造インゴッ
    トを400〜550℃の温度で析出処理を行い、引き続
    いて400℃以下の温度で加工度50%以上の加工を行
    うことを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 化学成分として、ミッシュメタル(M
    m),Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,
    Mo,Ta,Li,Cr,Mn,Be,Ce,La,Y
    から選ばれる1種または2種以上を0.1〜1.0wt
    %、Mgを15wt%を超えない範囲で含み、不可避的不
    純物としてのFeが0.1wt未満であるアルミニウム合
    金を溶解し、冷却過程中、少なくとも固液共存域におい
    て撹拌を施し、次いで凝固させ、得られた鋳造インゴッ
    トを400〜550℃の温度で析出処理を行い、引き続
    いて400℃以下の温度で加工度50%以上の加工を行
    うことを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 化学成分として、ミッシュメタル(M
    m),Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Co,
    Mo,Ta,Li,Cr,Mn,Si,Feから選ばれ
    る1種または2種以上を0.1〜2.0wt%含み、該金
    属を炭化物、窒化物、硼化物、酸化物、または硫化物と
    して含み、Mgを15wt%を超えない範囲で含むアルミ
    ニウム合金を溶解し、得られたインゴットを400〜5
    50℃の温度で加工度10〜40%の熱間加工を行い、
    次いで400℃以下の温度で加工度40%以上の加工を
    行うことを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 化学成分として、ミッシュメタル(M
    m),Zr,V,W,Ti,Ni,Nb,Ca,Mo,
    Ta,Cr,Mn,B,Si,Fe,Li,Co,S
    n,Pb,Biから選ばれる1種または2種以上を0.
    1〜2.0wt%、Mgを15wt%を超えない範囲で含む
    アルミニウム合金の溶湯に、C,N,O,B,Sのうち
    1種または2種以上の元素からなるガス、または溶湯中
    で該元素に分解するガスを吹き込み得られたインゴット
    を400〜550℃の温度で加工度10〜40%の熱間
    加工を行い、次いで400℃以下の温度で加工度40%
    以上の加工を行うことを特徴とする超塑性アルミニウム
    合金の製造方法。
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