JPH0873869A - 二段噴流床石炭ガス化炉 - Google Patents

二段噴流床石炭ガス化炉

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JPH0873869A
JPH0873869A JP21260994A JP21260994A JPH0873869A JP H0873869 A JPH0873869 A JP H0873869A JP 21260994 A JP21260994 A JP 21260994A JP 21260994 A JP21260994 A JP 21260994A JP H0873869 A JPH0873869 A JP H0873869A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉壁面への溶融灰の付着成長を抑制すると共
にコンバスタ部での灰の分離捕捉効率を向上させること
により安定運転が可能な二段噴流床石炭ガス化炉を提供
する。 【構成】 二段噴流床石炭ガス化炉を構成する下方のコ
ンバスタ部と上方のリダクタ部の間に径Dsのスロート
部がある。炉径Dに対しこのスロート部の径Dsを0.
7〜0.9Dとする。また、リダクタ部の4個の上段バ
ーナ1は対向配置とし、各4個の下段バーナ2,2’は
旋回配置とする。下レベルの下段バーナ2’の仮想円径
Db1は0.1〜0.3Dとし、上レベルの下段バーナ
2の仮想円径Db2はDb1より大きいが0.5D以下
としている。この構成により炉壁面への灰の付着成長が
抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二段噴流床石炭ガス化炉
に関し、特にその炉形状及びバーナ配置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二段噴流床石炭ガス化炉の構成を
図8に示してある。図8において、4はコンバスタ部で
その上にリダクタ部5が配設されており、コンバスタ部
4とリダクタ部5の間にはスロート部3が形成されてい
る。リダクタ部5には上段バーナ1が取付けられ、コン
バスタ部4には下段バーナ2が取付けられている。7は
スラグホール、8はスラグホッパ水を示している。
【0003】従来の二段噴流床石炭ガス化炉では図8の
(a)に示すように上段バーナ1と下段バーナ2の間に
径Dsが0.4D(Dは炉径)程度のスロート部3が設
置されており、かつ、強旋回流が形成されるように下段
バーナ2では図8の(b)に示すように仮想円径Dbが
0.5〜0.7D程度に設定されていた。
【0004】これによって、図9に示されるように下段
バーナ2が設置されているコンバスタ部4では、石炭中
の灰または循環してきたチャー中の灰を1に近い高い空
気比(0.6〜1.0)で、石炭の溶融点(1300〜
1600度)以上の高温で強旋回燃焼させて壁面に溶融
捕捉させ、ガスから分離しコンバスタ部4の炉底にある
スラグホール7から排出する。
【0005】一方、コンバスタ部4で発生した高温ガス
は、上段バーナ1が設置されてスロート部3の上部にあ
るリダクタ部5に供給し、上段バーナ1により供給され
る石炭を乾留およびガス化し、チャー(炭素と灰の混合
物)を生成していた。このチャーはリダクタ部5後流で
サイクロンなどで捕集し、コンバスタ部4に下段バーナ
2の一部によって再度投入されることによって99%以
上の石炭中炭素がガス化される。
【0006】この過程の中で図10に示すように、コン
バスタ部4での灰の捕捉効率は強旋回流のため極めて高
く80〜90%であり、捕捉されなかった灰は溶融液状
の粒子としてリダクタ部5に持ち上がるが、上段バーナ
1から供給される石炭によって発生する石炭ガス化反応
が急激な吸熱反応であるため溶融点以下の1000〜1
200度程度まで冷却固化され、チャー粒子とともにあ
るいはチャー粒子としてコンバスタ部4へと循環し再度
溶融され、最終的には完全にコンバスタ部4の炉底にあ
るスラグホールから排出され、スラグホッパ水8中に落
下し水砕される。
【0007】この場合スロート部3での絞りはコンバス
タ部4での灰の捕捉に寄与するとともに、図8に示すよ
うに下段バーナ2による強旋回流によって発生するリダ
クタ部5での炉中心部の逆流域をコンバスタ部4に進入
させぬことによって、上段バーナ1より上部の1000
〜1200度の低温のガスによるコンバスタ部4の温度
の低下を防止している。
【0008】また、一段の噴流床石炭ガス化炉において
は、石炭ガス化反応が終了した後も生成ガス温度は灰の
溶融温度以上の1400度以上であるため、急激に灰を
冷却固化させるよう低温ガスを炉内にシール状に投入し
ていたが、生成ガス量の200%〜400%もの大量の
循環ガスが必要となり、設備が大がかりになりかつ所内
動力が増えるため経済的でないという点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の石炭ガス化炉で
は上記のプロセスによって石炭のガス化が行われるが、
コンバスタ部4から持ち上がってくる溶融灰粒子は、コ
ンバスタ部4での強旋回流による最小分離粒径として微
粉炭およびチャーの粒径分布から計算すると数ミクロン
程度以下となり、リダクタ部5で急激に冷却固化される
と考えられ、リダクタ部5の炉壁6に付着することはな
いと予想された。
【0010】しかし、スロート部3でのガス流速がスロ
ート部3における0.4の絞り比と強旋回流のため過大
となり、図11に示されるように上段バーナ1〜スロー
ト部3の間の壁面に捕捉された溶融スラグが、その過大
なガス動圧が溶融灰の表面張力より大きくなることによ
って、数mm〜30mm程度の大径の溶融灰粒子として上段
バーナ1より上部へ再飛散し、上段バーナ1より投入さ
れる石炭による吸熱反応域で急冷されるものの径が大き
いために完全に固体とはならず粘調な半溶融状となり、
壁面に付着成長し炉を閉塞させる問題点があった(溶融
灰の再飛散)。
【0011】さらにまた、図11に示す通り上段バーナ
1から投入される石炭粒子は、炉中心部にむけて対向に
噴出されるものの、すぐに下段バーナによる強旋回流に
よって噴流が曲げられ壁面に衝突し、前述した粘調な大
径半溶融灰27粒子をバインダとして炉壁6に付着し、
石炭がガス化したのちは灰のみが残り、溶融灰の付着成
長による炉の閉塞を加速させていた。また上段バーナ1
より上部は逆円錐形状であったために、付着した半溶融
灰27が構造強度を有しやすく自重による脱落が起こり
にくく成長しやすいこともあった。
【0012】本発明は炉壁面への溶融灰の付着成長を抑
制すると共にコンバスタ部での灰の分離捕捉効率を向上
させることにより安定運転が可能な二段噴流床石炭ガス
化炉を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、空気
または酸素富化空気を酸化剤とする噴流床石炭ガス化炉
における前記課題を解決するため、上段バーナと下段バ
ーナの間のスロート部の径Dsを炉径Dに対し0.7〜
0.9Dとし、かつ、上段バーナは対向配置、下段バー
ナは仮想円径Dbが0.1〜0.5Dの旋回配置とした
構成を採用する。
【0014】噴流床石炭ガス化炉においては、炉内のガ
スが上昇流で、壁面に捕捉された溶融スラグは重力によ
る下降流であるために、ガス動圧Aがある値以上になる
と溶融灰は持ち上げられ滞留し、さらにガス動圧Aが大
きくなると溶融灰の表面張力B以上の力となり、溶融灰
が引きちぎられ溶融灰が大径粒子として上方へと再飛散
する。
【0015】本発明によるガス化炉では、前記したよう
にスロート径Dsを広げ、かつ、下段バーナでの旋回力
を弱めるよう下段バーナの仮想円径Dbを低減させた構
成を採用することによって、ガス動圧A(ガス流速の自
乗に比例)を低下させることができる。さらに具体的に
はスロート部のガス動圧Aと溶融灰の表面張力Bの比が
1〜3以下であれば溶融灰の再飛散現象が抑制されるこ
とがわかった。この比A/B=Weは下式のように表さ
れる。
【0016】
【数1】
【0017】これによってスロート部〜上段バーナ間で
の半溶融状の大径粒子の発生が抑制され、上段バーナ上
部での灰の付着成長が防止できる。また、本発明による
ガス化炉では0.7〜0.9Dとスロート径Dsを広げ
たが、同時に旋回力を弱めたため炉中心部での逆流も弱
くなり下段バーナ部での温度低下の可能性もなくなる。
【0018】さらに、コンバスタ部での灰の捕集効率に
ついては、前記したようにスロート径Dsを広げ、か
つ、下段バーナでの旋回力を弱めると低下する傾向にあ
るが、前記した構成に加え、下段バーナの全部又は一部
を下向きにチルトさせた構成を採用することにより従来
のガス化炉よりもコンバスタ内での石炭粒子の滞留時間
が増えることによって、従来よりも同等かそれ以上のス
ラグ捕集効率を得ることができる。
【0019】また本発明による二段噴流床石炭ガス化炉
では、上段バーナの石炭の投入においても、旋回力が弱
まったことにより従来と比べ相対的に石炭投入時の貫通
モーメンタムが増加し、炉中心付近まで石炭粒子が到達
したのち主流の旋回流に乗ってガス化反応をしていくの
で、壁面に衝突するまでの滞留時間が十分に確保できる
ようになり、半溶融灰の温度も十分に低下しバインダと
しての機能をもたなくなり上段バーナから投入された石
炭中の灰の炉壁面への付着成長は著しく抑制される。
【0020】一方、これらの作用によって再飛散した大
径の半溶融灰粒子が発生しなくなったとしても、コンバ
スタ部での未捕捉灰が残存するが、これは粒子径が小さ
く上段バーナ部での石炭ガス化反応により急激に冷却固
化されやすく付着成長しにくい。
【0021】したがってこの未捕捉灰の付着成長防止の
ために、前記した構成に加え、上段バーナより上部を円
筒形状壁面またはゆるやかな円錐形状壁面とした構成を
採用することによってそれらの灰は自重で脱落しやすく
する。さらに必要ならば付着した灰を除去脱落させる適
宜の装置を設置した構成とすることもできる。
【0022】また、本発明によるガス化炉において、下
段バーナを上下2レベルのバーナ構成とする場合は、炉
底にあるスラグホールからスラグの排出が円滑に行われ
るように燃焼性の良い石炭バーナを下レベルに設置し、
かつ、ファイヤボールがスラグホールの真ん中に形成さ
れるよう下レベルのバーナの仮想円径Db1を0.1D
程度に小さく設定し、上レベルのバーナをチャーバーナ
とし、その灰分が多い上レベルのチャーバーナについて
は、灰の捕捉効率が高くなるように上記スロート部での
作用が保持できる限度までバーナの仮想円径Db2を
0.3〜0.5程度に高く設定するのが好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明による二段噴流床石炭ガス化炉
を図1に示した実施例により具体的に説明する。図1に
示すように、本実施例による二段噴流床石炭ガス化炉で
はスロート部3の上方に上段バーナ1があり、スロート
部3の下方に上下2レベルの下段バーナ2,2’が設け
られている。上段バーナ1は(c)図に示すように4個
のバーナが対向配置され、下段バーナは上レベルのバー
ナ2は、仮想円径Db2、下レベルのバーナ2’は仮想
円径Db1の旋回配置とされている。
【0024】なお、上レベルのバーナ2は(a)図の如
く水平配置とするか、(b)図の如く下向きにチルトさ
せた配置とする。そして、下段バーナの上レベルのバー
ナ2をチャーバーナとし、下レベルのバーナ2’を燃焼
性の良い石炭バーナとする。上段バーナ1は同様に石炭
バーナである。
【0025】本実施例によるガス化炉において、下レベ
ルの下段バーナである4本の微粉炭バーナ2’の仮想円
径Db1を0.1D、バーナの2次空気流速を10〜3
0m/s とし、上レベルの下段バーナ2である4本のチャ
ーバーナの仮想円径Db2を0.4D、バーナの2次空
気流速を10〜30m/s とした場合には、スロート径D
sが0.7D以上では、Weが2程度であり上段バーナ
と下段バーナの間において溶融灰の再飛散が著しく抑制
されていることが、ガスの動圧と溶融灰の表面張力の比
を一致させたコールドモデル試験で明らかにされた。そ
のモデル試験の結果を図2に示してある。
【0026】また、上記実施例においてスロート径Ds
が0.9D以下であれば炉中心部での逆流域も小さくな
り灰やチャーはコンバスタ部にほとんど進入しないこと
が、流れのコールドモデル試験および3次元の流動解析
によって確認された。そのモデル試験および3次元流動
解析結果をそれぞれ図3および図7に示してある。
【0027】スロート径Dsを0.8Dとした8t/日
容量の石炭ガス化実験炉でも逆流による下段バーナ部で
の温度低下が無かったことも確認されている。その本発
明による石炭ガス化実験炉と従来の構成をもつ石炭ガス
化実験炉における炉内温度分布の比較結果を図5に示し
てある。
【0028】また、図4に示すように、そのときの灰の
捕捉効率は従来の炉と比較してやや低い効率を保持して
いたが、さらにチャーバーナ2を下向きにチルトさせる
ことによって灰の捕捉効率を従来とほぼ同等まで向上さ
せることができることも8t/日容量の石炭ガス化実験
炉および3次元の流動解析によって確認された。
【0029】また上段バーナ2での投入石炭粒子の軌跡
を3次元の流動解析によって評価すると図6のように本
実施例のガス化炉では従来例に比べて壁面への衝突はそ
の量が著しく減少しまた位置がより下流側へシフトする
ことが明かになった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二段噴流床石炭ガス化炉における上段バーナと下段バー
ナの間のスロート部の径を適切に選定すると共に、その
上段バーナと下段バーナを独特の配置とすることによ
り、噴流床石炭ガス化炉として最大の課題である溶融灰
の冷却過程での炉壁面への灰の付着成長を抑制するとと
もに、コンバスタ部の灰の分離捕捉効率を高く維持し、
かつ、灰を溶融させる温度をコンバスタ部にて保持し、
その溶融スラグの排出を円滑に行わせることにより、安
定な運転を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による二段噴流床石炭ガス化
炉を示し、(a)と(b)は、それぞれ、異るバーナ配
置をもつガス化炉の側面図、(c)はそのバーナ配置を
示す平面図。
【図2】本発明の実施例による石炭ガス化炉におけるス
ロート径比と、動圧及び溶融灰の表面張力の比との関係
についてのコールドモデル試験結果を示すグラフ。
【図3】本発明の実施例による石炭ガス化炉におけるス
ロート径比と、コンバスタへの逆流域の進入深さを示す
コールドモデル試験結果のグラフ。
【図4】本発明による石炭ガス化炉におけるスロート径
比と灰の捕捉効率の関係を3次元流動解析および8t/
日実験炉による試験結果を示すグラフ。
【図5】本発明による8t/日石炭ガス化実験炉と従来
の構成をもつ8t/日石炭ガス化実験炉における炉内温
度分布の比較結果を示すグラフ。
【図6】本発明による石炭ガス化炉と従来の石炭ガス化
炉の上段バーナにおける投入石炭の軌跡を3次元流動解
析した結果を示す図面。
【図7】本発明の実施例と従来例による石炭ガス化炉に
おけるスロート部の流速分布を示すコールドモデル試験
結果のグラフ。
【図8】従来の二段噴流床石炭ガス化炉の構成を示す断
面図。
【図9】図8に示した石炭ガス化炉の炉内温度分布を示
す説明図。
【図10】図8に示した石炭ガス化炉における炉内の灰
の流れを示す説明図。
【図11】図8に示した石炭ガス化炉におけるスロート
部から上段バーナの上部までの炉内の状況を示す説明
図。
【符号の説明】 1 上段(石炭)バーナ 2 上レベルの下段(チャー)バーナ 2’ 下レベルの下段(石炭)バーナ 3 スロート部 Db1 下レベルの下段バーナの仮想円径 Db2 上レベルの下段バーナの仮想円径 D 炉径 Ds スロート部の径

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気または酸素富化空気を酸化剤とする
    噴流床石炭ガス化炉において、炉径Dに対し、上段バー
    ナと下段バーナの間に径Dsが0.7〜0.9Dのスロ
    ート部があり、上段バーナは対向配置とし、下段バーナ
    はその仮想円径Dbが0.1〜0.5Dの旋回配置とし
    たことを特徴とする二段噴流床石炭ガス化炉。
  2. 【請求項2】 前記下段バーナの一部または全部を下向
    きにチルトさせてなる請求項1記載の二段噴流床石炭ガ
    ス化炉。
  3. 【請求項3】 前記上段バーナより上部の炉壁を円筒形
    状壁面またはゆるやかな円錐形状壁面とした請求項1記
    載の二段噴流床石炭ガス化炉。
  4. 【請求項4】 前記下段バーナが上下2レベルのバーナ
    で構成され下レベルの下段バーナを仮想円径Db1が
    0.1〜0.3Dの石炭バーナとし、かつ上レベルの下
    段バーナの仮想円径Db2を前記下レベルの石炭バーナ
    の仮想円径の値以上で0.5D以下のチャーバーナとし
    た請求項1又は2記載の二段噴流床石炭ガス化炉。
  5. 【請求項5】 前記スロート部にガス動圧Aと生成する
    溶融スラグの表面張力Bの比A/Bが1〜3以下となる
    ように構成した請求項1記載の二段噴流床石炭ガス化
    炉。
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