JPH0872922A - キャップ - Google Patents

キャップ

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JPH0872922A
JPH0872922A JP7056525A JP5652595A JPH0872922A JP H0872922 A JPH0872922 A JP H0872922A JP 7056525 A JP7056525 A JP 7056525A JP 5652595 A JP5652595 A JP 5652595A JP H0872922 A JPH0872922 A JP H0872922A
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cap
oxygen
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sheet body
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Junji Yoshii
詢二 吉井
Katsumi Kawaguchi
克己 河口
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Kureha Corp
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Kureha Corp
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器のヘッドスペース内に残存する酸素や、
容器内に収納されている内容物に含まれる溶存酸素を極
めて有効に吸収するとともに、外部から容器内への酸素
の侵入を防止し、内容物の酸化、変質等を防止し、容器
に収納された内容物の保存性を向上させることができる
キャップを提供する。 【構成】 容器の口部を密封するためのキャップであっ
て、該キャップは、頂板部とこの頂板部の周縁に連接す
るスカート部を備えるキャップ本体と、該キャップ本体
の内部にあって前記頂板部側に向かって順次収納された
酸素吸収層を有するシート体と、弾性体パッキンとを備
え、前記シート体は、前記キャップ本体の頂板部内面の
略全面を覆う大きさであり、前記シート体の容器内容物
側に多孔性保護層を有し、前記弾性体パッキンのJIS
−K6301スプリング式硬さ試験A形による硬度が、
40から80であるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流通時ないしは保管時
において、容器内に収納された内容物の保存性を向上さ
せることのできるキャップに関し、特に、容器等のヘッ
ドスペース内に残存する酸素や、容器内に収納されてい
る内容物に含まれる溶存酸素を吸収するとともに、外部
から容器内への酸素の侵入を防止し、内容物の酸化、変
質等を防止し、容器内容物の保存性を向上させるための
キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】ボトルや罎等の容器の本体とキャップと
の嵌合性を高め、容器の内容物が漏れ出ないようにする
ために、キャップ内部にパッキンやガスケット等が装着
されている姿は従来から一般によく見かける。
【0003】このようなパッキンやガスケット類は、水
などの漏れに対しては極めて有効に作用するものの、空
気、特に酸素の侵入に対しては満足に作用するものでは
ない。そのため、外部から容器内への酸素の侵入という
問題が生じる。
【0004】また、空容器への内容物の充填後、キャッ
プで容器を完全密封したとしても、容器の上部には必ず
ヘッドスペースが生じ、このヘッドスペースに残存する
酸素、ないしは内容物に含まれる溶存酸素等が内容物を
酸化、劣化させることがある。
【0005】ヘッドスペース中に存在する酸素のみを除
去するためであれば、いわゆる窒素置換充填等の手法が
採択されるが、この手法だけでは内容物に含まれる溶存
酸素は完全に除去できない。そのため、溶存酸素による
内容物の変質等、種々の問題が生じ得る。
【0006】このような問題に対して、従来、例えば、
実開昭62−159461号公報には、キャップの構造
の一部に中空を有し一定のガス透過性を有する成形体を
固定し、その中に脱酸素剤を収納させる旨の提案がなさ
れており、これによれば、効果的に脱酸素できるととも
に、脱酸素剤の成分が保存しようとする液状または半液
状物質に移行しないという効果を奏するとされている。
また、特公平4−31949号公報には、酸素吸収剤を
特定の樹脂に練り込んでシート状にした密封用ガスケッ
トを備える容器蓋が提案されており、このものは、ガス
ケット、すなわち密封シール特性と酸素吸収能とを備え
ている。また、同公報中には密封用ガスケットの中央の
一部のみを固体酸素吸収剤配合組成物で形成させたもの
も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭62−159461号公報に提案されているキャッ
プは、一定のガス透過性を有する成形体を組み込まなけ
ればならず、構造上煩雑となり、組立作業性、コスト面
からも決して満足のいくものとは言えない。
【0008】また、特公平4−31949号公報提案の
容器蓋は、その中に収納される密封用ガスケットが、酸
素吸収剤を含有するシンプルなシート状であり生産面か
らは歓迎されるものの、密封用ガスケット全体に酸素吸
収剤を含有するものにあっては、ガスケット機能が不足
気味と言え、外部から容器内への酸素の侵入を完全に防
止できるとは言い難い。また、密封用ガスケットの中央
の一部のみを固体酸素吸収剤配合組成物で形成させたも
のは、中央にしか酸素吸収能がないので、酸素吸収能が
十分とは言い難い。
【0009】このような実情のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は容器のヘッドスペース内に
残存する酸素や、容器内に収納されている内容物に含ま
れる溶存酸素を極めて有効に吸収するとともに、外部か
ら容器内への酸素の侵入を防止し、内容物の酸化、変質
等を防止し、容器に収納された内容物の保存性を向上さ
せることができるキャップを提供することにある。また
これに加えて、酸素吸収剤の一部やその化学変化物が内
容物側に移行することなく、酸素吸収剤が内容物に悪影
響を及ぼさないキャップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を解決す
るために、本発明は、容器の口部を密封するためのキャ
ップであって、該キャップは、頂板部とこの頂板部の周
縁に連接するスカート部を備えるキャップ本体と、該キ
ャップ本体の内部にあって前記頂板部側に向かって順次
収納された酸素吸収層を有するシート体と、弾性体パッ
キンとを備え、前記シート体は、前記キャップ本体の頂
板部内面の略全面を覆う大きさであり、前記シート体の
容器内容物側に多孔性保護層を有し、前記弾性体パッキ
ンのJIS−K6301スプリング式硬さ試験A形によ
る硬度が、40から80であるように構成した。
【0011】
【作用】本発明のキャップはその内部に、酸素吸収層を
有するシート体と弾性体パッキンを備え、酸素吸収層を
有するシート体によって、容器等のヘッドスペース内に
残存する酸素や、容器内に収納されている内容物に含ま
れる溶存酸素が吸収除去される。また、所定位置に配置
された所定形状および物性を備える弾性体パッキンによ
って、外部から容器内への酸素の侵入が確実に防止され
る。
【0012】これらのことより、容器内容物の酸化、変
質等が極めて効率よく防止でき、内容物の保存性を向上
させることができる。
【0013】さらに、前記シート体の酸素吸収層の少な
くとも片面に多孔性保護層を設けることにより酸素吸収
剤の一部やその化学変化物が内容物側に移行することを
防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のキャップの一実施例を図1〜
図3に基づいて説明にする。
【0015】図1には、本発明のキャップの断面図(一
例としてスクリューキャップ型を取りあげている)が示
される。この図に示されるように、本発明のキャップ1
は、キャップの骨組みとも言えるキャップ本体10と、
このキャップ本体10の内部に収納された酸素吸収層2
1を有するシート体20および弾性体パッキン25とを
備えている。
【0016】キャップ本体10は、通常、キャップ装着
時に最上部平面となる頂板部5とこの頂板部5の周縁に
連接するスカート部7を備えており、スカート部7の内
面側には所定のネジ8が形成されている。さらに、この
ネジ8の上方の内面周方向には、リング状の突起9が形
成されている。この突起9は、キャップ本体の内部に収
納されたシート体20および弾性体パッキン25の脱落
を防止する機能を有することに加えて、さらに重要なシ
ール性向上機能を備えている。すなわち、図2に示され
るようにキャッピング時に容器70の口部の上面71に
よって押しつけられて(矢印(イ)方向に押しつけられ
る)変形した弾性体パッキン25の外周部の一部が逃げ
場を失って、突起9の一部と強く当接する(矢印(ロ)
方向)。これにより、スカート部7と弾性体パッキン2
5の密着シール性が向上し、外部から容器内への酸素の
侵入を極めて有効に防止することが可能となる。
【0017】このような突起9は、その断面形状が、例
えば、半円形状とされるが、その他三角形状、台形形
状、四角形状のものであってもよい。また、最大突出高
さは、0.5〜2.0mm、好ましくは0.5〜1mm
とされる。この最大突出高さが0.5mm未満となると
前記弾性体パッキン25の脱落を防止する機能がなくな
い、また、最大突出高さが2.0mmを超えると、前記
シート体20と弾性体パッキン25をキャップに挿入す
ることが困難となってしまう。
【0018】突起9の突出位置は、キャップ内部にあっ
て、前記弾性体パッキン25に当接する形で設けられ、
前記キャップ本体10の頂板部5内面を基準面として、
シート体20と弾性体パッキン25との厚さの和から
0.2mmから1.0mmだけ小さい位置に突起の当該
基準面側立ち上がり部分9aを設けるようにされる。突
起9はリング状突起またはその予想リング線上に間隔を
開けて形成された突起とされる。そして、前述したよう
に弾性体パッキン25が容器70の口部の上面71によ
って押し込まれた時に、変形した弾性体パッキン25の
一部が該突起9を押圧する。
【0019】前記厚さの和から0.2mmよりも小さ
い、即ち、基準面より遠い位置に突起の当該基準面側立
ち上がり部分9aを設けたときは、弾性体パッキン25
が容器70の口部の上面71によって押し込まれて変形
することが充分でなく、密着シール性が悪くなり、外部
から容器内への酸素の侵入を防止することができない。
また、前記厚さの和から1.0mmを越えて小さい位置
にあるときは、弾性体パッキン25が容器70の口部の
上面71によって過度に押し込まれ、弾性体パッキンの
変形が大き過ぎて、かえって密着シール性が悪くなり、
外部から容器内への酸素の侵入を防止することができな
い。
【0020】このようなキャップ本体10の材質として
は、各種の合成樹脂や各種の金属が用いられる。合成樹
脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のα−オレフィンホモポリ
マー、エチレンと炭素数3〜8の少なくとも一種のα−
オレフィンとの共重合体、ポリ−4−メチルペンテン−
1、アイオノマー樹脂、ポリスチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、および6ナイロンやMXD6樹脂などの
ポリアミド、環状オレフィン系共重合体等が挙げられ、
金属としては、アルミニウム、ステンレス等が挙げられ
る。
【0021】このようなキャップ本体10に収納される
シート体20には、必ず、酸素吸収層21が設けられ
る。とりわけシート体20の好適例としては、図1に示
されるような酸素吸収層21と多孔性保護層22の積層
体構造である。
【0022】酸素吸収層21は、主として容器のヘッド
スペース内に残存する酸素や、容器内に収納されている
内容物に含まれる溶存酸素を吸収除去するために設けら
れる。
【0023】酸素吸収層21としては、公知の酸素吸収
ポリマーから形成した合成樹脂シート、あるいは無機ま
たは有機の酸素吸収剤をバインダー樹脂中に練り込んだ
合成樹脂シート等が使用可能である。公知の酸素吸収ポ
リマーとしては、例えば、特表平2−500846号公
報に記載されている、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミド樹脂であるMXD6及び有機コバルト塩からな
る組成物(商品名:OXBAR)等が挙げられる。
【0024】無機の酸素吸収剤としては、鉄粉、亜鉛
末、亜二チオン酸塩、銅アミン錯体等が挙げれるが、な
かでも特に鉄系の酸素吸収剤を用いることが好ましい。
鉄系の酸素吸収剤としては、例えば、鉄、還元鉄が挙げ
られる。これらには副成分として、炭化鉄や鉄の酸化物
などを含んでいてもよい。このような副成分の含有量
は、通常0.1〜20重量%程度である。鉄系酸素吸収
剤は、通常、粉末で用いられ、その形状は高い酸素吸収
性能を得るために、一次粒子が凝集していることが好ま
しく、一次粒子径は通常、0.01〜20μmであり、
凝集粒子径は通常、5〜200μm、より好ましくは1
0〜150μm程度とされる。
【0025】このような鉄系酸素吸収剤には、電解質を
併用することができる。電解質は、鉄系酸素吸収剤の酸
素吸収速度を促進するためのものであり、例えば、ハロ
ゲン化物、炭酸塩、硫酸塩、水酸化物等が挙げられる。
これらの中で、特に好ましいのはハロゲン化物であり、
さらに好ましくはCaCl2 、NaCl、MgCl2
である。電解質は前記鉄系酸素吸収剤の粒子にコーティ
ングしたり、あるいはブレンドしたりして使用すること
ができる。電解質の添加量は、鉄系酸素吸収剤に対して
通常、0.1〜10重量%程度とされる。
【0026】有機の酸素吸収剤としては、カテコール、
ピロガロール等多価フェノール、アスコルビン酸、エル
ソルビン酸、トコフェノール、グルコース、ガラストー
ス、フラクトース、マルトース、セルビオース等の糖
類、ハイドロキノン、没食子酸等が用いられる。
【0027】このような無機または有機の酸素吸収剤を
練り込んでシート化するのに用いられるバインダー樹脂
としては、例えば、高圧法で得られる分岐低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン等のα−オレフィンホモポリマー、エチレンと炭素
数3〜8の少なくとも一種のα−オレフィンとの共重合
体、プロピレンとエチレンおよび/またはブテン−1と
の共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体およびその誘
導体、またはエチレンとアクリル酸エステル類またはメ
タアクリル酸エステル類などエチレン性不飽和結合を有
する有機カルボン酸誘導体との共重合体などが挙げら
れ、これらは単独または混合して用いることができる。
【0028】このようなバインダー樹脂と前記酸素吸収
剤との配合割合は、バインダー樹脂100重量部に対し
て、45〜560重量部程度とされる。さらにバインダ
ー樹脂中には、酸化防止剤、分散剤、帯電防止剤、消臭
剤等を添加することができる。
【0029】このような酸素吸収層21は、例えば、押
出機などを用いた通常の樹脂成形方法で厚さ30μm〜
5mmにシート加工した後、少なくとも一軸方向に1.
5〜8.0倍の倍率で延伸することが好ましい。小さな
空隙(ミクロボイド)を多数発生させて多孔質化し、酸
素吸収能を効率良く行なわせしめるためである。
【0030】多孔性保護層22は、上述した酸素吸収剤
の一部やその化学変化物が内容物側に移行するのを防止
したり、酸素吸収剤の濡れによる酸素吸収能の低下を防
止したりするために形成される。そのため、気体、特に
酸素を透過させるが、液体を透過させないような機能を
備えることが要求される。
【0031】多孔性保護層22としては、例えば、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリブテン等
のα−オレフィンホモポリマー、エチレンと炭素数3〜
18の少なくとも一種のα−オレフィンとの共重合体、
ポリ−4−メチルペンテン−1、シリコーンゴム、ポリ
メチルシロキサン、ポリスチレンなどの樹脂フィルム
(さらに、フィルムを冷間延伸等したもの)や(これら
の樹脂を発泡成形したものでもよい)、熱可塑性樹脂
の中に充填剤を溶融混練して均一に分散させた後、成形
されたフィルムまたはシートを特定条件下で延伸するこ
とにより熱可塑性樹脂フィルムまたはシートにミクロボ
イドを多数発生させて多孔質化、通気化したもの等が挙
げられる。後者の場合、用いる熱可塑性樹脂としては、
低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン等のα−オレフィンホモポリマー、エ
チレンと炭素数3〜8の少なくとも一種のα−オレフィ
ンとの共重合体、プロピレンとエチレンおよび/または
ブテン−1との共重合体、エチレンと酢酸ビニルおよび
/または(メタ)アクリル酸エステル類などエチレン性
不飽和結合を有する有機カルボン誘導体との共重合体な
どが挙げられ、これらは単独または混合して用いること
ができる。
【0032】充填剤としては、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸バリウムなどの炭酸塩、硫酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、リ
ン酸カルシウム、リン酸マグネシウムなどのリン酸塩、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化
物、アルミナ、シリカ、酸化マグネシウム、酸化カルシ
ウム、酸化亜鉛、酸化チタンなどの酸化物、塩化亜鉛、
塩化鉄、塩化ナトリウム、などの塩化物、アルミニウム
粉、ゼオライト、シラス、白土、珪藻土、タルク、カー
ボンブラック、火山灰などの無機充填剤や、木粉、パル
プ粉などのセルロース系粉末、ナイロン粉末、ポリカー
ボネート系粉末、ポリプロピレン粉末、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1粉末、架橋ポリスチレン粉末、架橋ポリ
メチル(メタ)アクリル酸粉末などの合成樹脂系粉末、
澱粉などの有機充填剤を挙げることができ、これらは、
単独または組み合わせて使用される。
【0033】このような多孔性保護層22を前記酸素吸
収層21の上に配する方法としては、例えば、まず最初
に、前記酸素吸収層21のシートを作製しておいて、し
かる後、熱融着、または接着剤を介して多孔性保護層2
2を貼合わせる方法や、共押出やラミネートなどの方法
で同時にこれらの層21,22を多層化しておいて、し
かる後、延伸する方法等が挙げられる。
【0034】多孔性保護層22を設ける場合、このもの
は、前記酸素吸収層21の少なくとも片面に設けてあれ
ばよいが、必要に応じて両面に設けることもできる。片
面のみに設ける場合、図示のごとく多孔性保護層22
は、容器の内容物側に設置される必要がある。また、多
孔性保護層22と酸素吸収層21とは、必ずしも一体化
されることなく、単にこれらを重ね合わせたものとして
シート体20を形成することもできる。この場合もやは
り、多孔性保護層22は、容器の内容物側に設置され
る。
【0035】酸素吸収層21を備えるシート体20の厚
さは、通常、0.2〜3.0mm程度とされる。また、
その大きさは、キャップ本体10の頂板部5の内面の略
全面を覆う大きさとされる。酸素吸収量を大きくとれる
ようにするためである。
【0036】このシート体20の酸素吸収層21に隣接
する層として、片面に多孔性保護層22を備え、他方の
片面に酸素ガスバリア層を備え、多孔性保護層22の面
が容器の内容物側に設置される構造も好ましい。即ち、
酸素吸収層21がキャップに触れたとき、金属キャップ
では錆びの発生や腐食によりキャップにピンホールが開
き、容器内容物の保存性が悪くなることがあり、プラス
チックキャップではプラスチックに含まれる添加剤や充
填剤や着色顔料によりキャップの脱色や変色が生じて商
品価値がなくなるときがあるので、このシート体20の
酸素吸収層21に隣接する層として、酸素ガスバリア層
を配する構造も好ましい。
【0037】酸素ガスバリア層としては、4通りの態様
があり、(イ)酸素ガスバリア性を有する樹脂層を、接
着層を介して、あるいは介さずにシート体に配する、
(ロ)酸素ガスバリア性を有する樹脂のエマルジョンコ
ーティング層または溶液コーティング層を、アンカー層
やプライマー層を介して、あるいは介さずにシート体に
配する、(ハ)金属またはその酸化物の蒸着層や酸化け
い素などのセラミックを接着層あるいはアンカー層やプ
ライマー層を介して、あるいは介さずにシート体に配す
る、(ニ)金属箔を該シート体に接着剤あるいはアンカ
ー層やプライマー層を介して、あるいは介さずに配する
(なお、金属箔としては、アルミニウム箔や錫箔などが
例示される)、態様が挙げられる。
【0038】酸素ガスバリア性を有する樹脂としては、
塩化ビニリデン系共重合体(PVDC)、エチレン酢酸
ビニル共重合体の鹸化物(EVOH)、ポリビニルアル
コール(PVA)およびその共重合体、芳香族ナイロン
樹脂、MXD6樹脂等が例示される。
【0039】蒸着用金属としては、アルミニウムや亜鉛
が例示され、セラミックとしては、酸化けい素(SiO
X )、酸化アルミニウムなどが例示される。
【0040】このようなシート体20の下側に(容器の
内容物側)に配置される弾性体パッキン25は、図2お
よび図3に示されるように、容器70の口部の上面71
およびキャップ本体10のスカート部7の内面と当接す
る形状、かつ、容器の口部の内径よりは小さな開口部2
5aを有する形状を備えている。開口部25aは、通
常、円形であり、その大きさは、容器口部の面積の60
〜90%程度とされる。弾性体パッキン25は、通常、
リング形状である。
【0041】弾性体パッキン25は、天然ゴム、合成ゴ
ム、熱可塑性エラストマー等が用いられる。加工性、コ
スト面からすれば、熱可塑性エラストマーが好ましい。
熱可塑性エラストマーとしては、スチレンブロックコポ
リマー(SBCs)、熱可塑性ポリオレフィン(TPO
s)、熱可塑性硫化物(valucanizate)(TPVs)、
熱可塑性ポリウレタン(TPUs)、熱可塑性コポリエ
ステルエラストマー(COPEs)、コポリアミド(P
EBAs)、軟質(可塑化)PVC等が挙げられる。
【0042】このような弾性体パッキン25の硬度は、
40〜80とされる。この硬度はJIS−K6301ス
プリング式硬さ試験A形に準拠して測定されるものであ
って、当該値が40未満となると、スクリュー式キャッ
プではキャッピング時に弾性体パッキン25に対するス
クリュー回転方向へのねじれと食い込みが大きくて、弾
性体パッキンの変形のためシール性が不十分となり、外
部から容器内への酸素の侵入を充分に防止できないとい
う不都合が生じ、また、当該値が80を越えると、容器
70の口部の上面71と弾性体パッキン25の両者のシ
ール性が不十分となり、外部から容器内への酸素の侵入
を十分に防止できないという不都合が生じる。
【0043】前記弾性体パッキン25の厚さは、0.5
〜3.0mm、より好ましくは0.5〜2.0mmとさ
れる。この値が0.5mm未満となると、弾性変形量が
十分でなくなりシール性が不十分となる傾向が生じ、ま
た、この値が3.0mmを越えると、キャップのコンパ
クト化が達成できなくなるとともに経済的な面からも不
利益のみ生じる。また、弾性体パッキン25の外径(直
径)は、当接するキャップ本体10の内径の0.5〜1
%増しとするのが好適である。
【0044】なお、この弾性体パッキン25の適正硬度
は、当接する前記シート体20の硬度も当然に考慮しつ
つ決められるものであり、ちなみに前記シート体20の
硬度は、80〜120程度である。
【0045】このように弾性体パッキン25の適正硬度
は、本発明キャップの独自の構成によってのみ要求され
る特有な値である。
【0046】なお、上記実施例は、いわゆるスクリュー
キャップ型のキャップを例にとって説明したが、このも
のに限定されることなく、例えば、ヒンジ付きスクリュ
ーキャップ、またはカシメによって固定するタイプのキ
ャップであってもよい。
【0047】以下、本発明に関する具体的実施例を示
し、本発明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)まず最初に、本発明のキャップを被着させ
るためのブロー容器を以下の要領で準備した。すなわ
ち、複数の押出機を使用し、320ccのダイレクトブ
ロー多層ボトルを作製した。このボトルの構成は、外側
から、LDPE層/EVOH層/LDPE層とした。こ
こで、LDPE層には住友化学工業製低密度ポリエチレ
ン(比重0.92)を用い、EVOH層にはクラレ製エ
チレンビニルアルコール共重合体(商品名エバール#E
P−F)を用い、接着層には三井石油化学製酸変性ポリ
エチレン樹脂(商品名アドマー)を用いた。全体(胴
部)の厚みは230μm、EVOH層の厚さは10μ
m、目付(重量)は14.8g/本とした。この容器の
口部の外形は18.2mm、内径は15mmとした。
【0048】キャップサンプルの作製 まず最初に市販のポリプロピレン製スクリューキャップ
(キャップ本体10)を準備し、このキャップ本体内側
に、頂板内面を基準面として、後述するシート体20と
弾性体パッキン25との厚さの和から0.3mmだけ小
さい位置に突起の当該基準面側立ち上がり部分9aを設
け、最大突出高さが0.8mmのリング状突起9を設け
た。
【0049】次いで、酸素吸収層21と多孔性保護層2
2とが一体化され、所定の形状に打ち抜かれたシート体
20を準備した。酸素吸収層21は、還元酸化鉄を練り
込んで延伸したポリエチレンシート(厚さ560μm,
重さ450g/m2 、硬度=約100)から形成され、
この酸素吸収層21の酸素吸収能は最大17mlであ
り、多孔性保護層22は、発泡倍率を2倍程度としたポ
リエチレン材質(厚さ280μm,重さ1000g/m
2 、硬度=約78〜79、独立気泡発泡体)から形成さ
れている。次いで、弾性体パッキン25として、エラス
トマー(三菱油化製、スチレン系(SBCs)TEP:
商品名ラバロン(ハードセグメント=PS、ソフトセグ
メント=水素添加ポリブタジエン)MJ4300、硬度
=45)からなる平リング(1.5mm厚さ)を準備し
た。
【0050】しかる後、キャップ本体の内部に、シート
体20および平リングを順次装着し、図1に示されるよ
うなキャップサンプル1を作製した。
【0051】このキャップサンプル1について、以下の
要領で、密封性・脱酸素性能試験を行なった。その結
果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表1に示す水
準に防止することができ、容器内容物の保存性を向上で
きる水準であることが確認された。
【0052】密封性・脱酸素性能試験 各キャップサンプルをそれぞれ手締めによりボトル口部
に取りつけた。これらとは別に、完全に空気を遮断した
標準サンプルとして、ボトル口部を市販のヒートシール
層を設けたアルミニウム箔でヒートシールしたボトルを
準備した。これらのボトルの胴部の場所に2か所、セル
フシール性のゴム板を貼り付け、それぞれに注射器を貫
入させ、一方の注射器からボトル内の空気を抜きつつ、
他方の注射器から窒素を導入させて、ボトル内部のすべ
ての空気を窒素で置換した。この操作によってボトル内
部の酸素を零にし、置換終了後、一定時間の間隔でボト
ル内部のガスをサンプリングし、ガスクロマトグラフで
酸素濃度を測定した。いずれもボトル内部空間の酸素濃
度は保存日数と共に直線的に増加していくが4日後にお
けるボトル1本あたりの酸素侵入量(ml)を求め(上
記標準サンプルの値を零とする)、その値によって、以
下の3段階評価を行った。
【0053】 ◎…0.5ml未満 ○…0.5ml以上2.5ml未満 ×…2.5ml以上 (実施例2)上記実施例1において、弾性体パッキン2
5の硬度のみを変えたキャップサンプル2(硬度=5
5)を作製し、上記密封性・脱酸素性能試験を行なっ
た。その結果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表
1に示す水準に防止することができ、容器内容物の保存
性を向上できる水準であることが確認された。 (実施例3)上記実施例1において、弾性体パッキン2
5の硬度のみを変えたキャップサンプル3(硬度=6
5)を作製し、上記密封性・脱酸素性能試験を行なっ
た。その結果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表
1に示す水準に防止することができ、容器内容物の保存
性を向上できる水準であることが確認された。 (実施例4)上記実施例1において、シート体の酸素吸
収層側に、さらに厚さ60μmのアルミニウム箔を酸素
ガスバリア層として積層し、キャップサンプル4を作製
し、上記密封性・脱酸素性能試験を行なった。その結
果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表1に示す水
準に防止することができ、容器内容物の保存性を向上で
きる水準であることが確認された。 (実施例5)上記実施例4において、アルミニウム箔の
酸素ガスバリア層を、塩化ビニリデン塩化ビニル共重合
体のエマルジョンコーティング層に変えて(厚さ3μ
m)キャップサンプル5を作製し、上記密封性・脱酸素
性能試験を行なった。その結果、外部から容器内への酸
素の侵入を下記表1に示す水準に防止することができ、
容器内容物の保存性を向上できる水準であることが確認
された。
【0054】なお、用いた塩化ビニリデン塩化ビニル共
重合体のエマルジョンは、塩化ビニリデン単量体85重
量%と塩化ビニル単量体10重量%とアクリル酸メチル
5重量%よりなる単量体組成物を、該単量体組成物と同
量の水に界面活性剤を添加して乳化重合したエマルジョ
ンである。なお、上記エマルジョンコーティング層の形
成に際しては、シート体に予めコロナ放電処理をしてか
らプライマー処理を行った。 (実施例6)上記実施例1において、キャップ本体10
の内面に形成した突起9の仕様のみを下記のように変え
てキャップサンプル6を作製した。
【0055】すなわち、キャップ本体内側の頂板内面を
基準面として、シート体と弾性体パッキンとの厚さの和
から0.4mmだけ小さい位置に突起の当該基準面側立
ち上がり部分9aを設けたところの予想リング線を有す
る、弧の長さが4mmでかつ最大突出高さが1.0mm
の等間隔に配した突起を4か所に設けた。このサンプル
について、上記密封性・脱酸素性能試験を行なった。そ
の結果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表1に示
す水準に防止することができ、容器内容物の保存性を向
上できる水準であることが確認された。 (実施例7)上記実施例1において、弾性体パッキン2
5の硬度のみを変えたキャップサンプル7(硬度=7
5)を作製し、上記密封性・脱酸素性能試験を行なっ
た。その結果、外部から容器内への酸素の侵入を下記表
1に示す水準に防止することができ、容器内容物の保存
性を向上できる水準であることが確認された。 (比較例1)上記実施例1において、弾性体パッキン2
5の硬度のみを変えたキャップサンプル8(硬度=9
2)を作製し、上記密封性・脱酸素性能試験を行なっ
た。その結果、外部から容器内への酸素の侵入が下記表
1に示す水準にまで大きくなり、容器内容物の保存性が
得られる水準に到達しないことが確認された。 (参考例1)キャップサンプルを用いず、ブローボトル
容器70にキャップに挿入するシート体を該容器内部に
入れてアルミニウム箔でヒートシールした後に酸素を
5.0ml注入したサンプルを用い、これと標準サンプ
ルを用いる以外は実施例1と同じく、上記密封性・脱酸
素性能試験を行ない、該両容器中の残存酸素濃度の差か
らシート体による酸素吸収性能を調べたところ、下記表
1に示す水準に抑制することができ、容器内容物の保存
性を向上できる水準であることが確認された。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】上記の結果より本発明の効果は明らかで
ある。
【0058】すなわち、本発明のキャップは、容器の口
部を密封するためのキャップであって、該キャップは、
頂板部とこの頂板部の周縁に連接するスカート部を備え
るキャップ本体と、該キャップ本体の内部にあって前記
頂板部側に向かって順次収納された酸素吸収層を有する
シート体と、弾性体パッキンとを備え、前記シート体
は、前記キャップ本体の頂板部内面の略全面を覆う大き
さであり、前記シート体の容器内容物側に多孔性保護層
を有し、前記弾性体パッキンのJIS−K6301スプ
リング式硬さ試験A形による硬度が、40から80であ
るように構成しているので、容器のヘッドスペース内に
残存する酸素や、容器内に収納されている内容物に含ま
れる溶存酸素を極めて有効に吸収できるとともに、外部
から容器内への酸素の侵入を防止し、内容物の酸化、変
質等を防止し、容器に収納された内容物の保存性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの断面図である。
【図2】本発明のキャップを容器の口部に取りつけた時
の半片断面図である。
【図3】本発明のキャップを容器の口部に取りつけた時
の断面図である。
【符号の説明】
1…キャップ 10…キャップ本体 20…シート体 21…酸素吸収層 25…弾性体パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口部を密封するためのキャップで
    あって、 該キャップは、頂板部とこの頂板部の周縁に連接するス
    カート部を備えるキャップ本体と、該キャップ本体の内
    部にあって前記頂板部側に向かって順次収納された酸素
    吸収層を有するシート体と、弾性体パッキンとを備え、 前記シート体は、前記キャップ本体の頂板部内面の略全
    面を覆う大きさであり、前記シート体の容器内容物側に
    多孔性保護層を有し、 前記弾性体パッキンのJIS−K6301スプリング式
    硬さ試験A形による硬度が、40から80であることを
    特徴とするキャップ。
  2. 【請求項2】 前記キャップ本体内側の頂板部内面を基
    準面として、シート体と弾性体パッキンとの厚さの和か
    ら0.2mmから1.0mmだけ小さい位置に突起の当
    該基準面側立ち上がり部分を設けたところのリング状突
    起またはその予想リング線上に間隔を開けた突起を有す
    る請求項1に記載のキャップ。
  3. 【請求項3】 前記シート体が、酸素吸収層の頂板部側
    に酸素ガスバリア層を有する請求項1または請求項2に
    記載のキャップ。
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