JPH0872310A - ノンインパクトプリンタ - Google Patents

ノンインパクトプリンタ

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JPH0872310A
JPH0872310A JP12118795A JP12118795A JPH0872310A JP H0872310 A JPH0872310 A JP H0872310A JP 12118795 A JP12118795 A JP 12118795A JP 12118795 A JP12118795 A JP 12118795A JP H0872310 A JPH0872310 A JP H0872310A
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信一 片倉
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幸司 井田
Akira Nagumo
章 南雲
Katsuyuki Ito
克之 伊藤
Koichi Negishi
康一 根岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各発光素子間における発光強度のばらつきを小
さくすることができるとともに、コストを低くすること
ができるようにする。 【構成】実印刷データ信号DATAを記録ヘッドに転送
し、前記実印刷データ信号DATAのビットデータに対
応する駆動素子を選択的に駆動してドットを形成するよ
うになっている。そして、各駆動素子の出力に対応する
電気エネルギー指示値が格納される記憶手段と、該記憶
手段に格納された電気エネルギー指示値、及び前記実印
刷データ信号に基づいて、各駆動素子の出力に対応する
電気エネルギーを発生させる電気エネルギー設定回路と
を有する。各駆動素子の出力が等しくなる。また、駆動
素子に流れる電流の平均値によって記録ドライバを選別
する必要がなくなるので、コストを低くすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクトプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真プリンタ等のノ
ンインパクトプリンタにおいては、帯電させられた感光
体ドラムを光源によって照射して静電潜像を形成し、該
静電潜像にトナーを付着させて現像を行ってトナー像を
形成し、該トナー像を用紙に転写し定着するようになっ
ている。
【0003】図2は従来のノンインパクトプリンタにお
けるプリンタ部制御回路のブロック図、図3は従来のノ
ンインパクトプリンタのタイムチャートである。図にお
いて、1はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出
力ポート、タイマ等によって構成される印刷制御部であ
り、プリンタの印刷部の内部に配設され、図示しない上
位コントローラからの制御信号SG1、ビデオ信号SG
2等によってノンインパクトプリンタ全体をシーケンス
制御し、印刷動作を行う。前記制御信号SG1によって
印刷指示を受信すると、まず、印刷制御部1は、定着器
温度センサ23によってヒータ22aを内蔵した定着器
22が使用可能な温度範囲にあるか否かを検出し、該温
度範囲になければヒータ22aを点灯し、使用可能な温
度になるまで定着器22を加熱する。次に、現像・転写
プロセス用モータ(PM)3をドライバ2を介して回転
させ、同時にチャージ信号SGcによって帯電用高圧電
源25をオンにし、現像器27の帯電を行う。
【0004】そして、図示しない用紙カセットにセット
された用紙の種類が用紙残量センサ8及び用紙サイズセ
ンサ9によって検出され、前記用紙に合った用紙送りが
開始される。ここで、用紙送りモータ(PM)5はドラ
イバ4を介して双方向に回転させることが可能であり、
まず、前記用紙送りモータ5を逆回転させて、用紙吸入
口センサ6によって検知されるまで、前記用紙をあらか
じめ設定された量だけ送る。次に、前記用紙送りモータ
5を正回転させて用紙をノンインパクトプリンタの内部
の図示しない印刷機構内に搬送する。
【0005】前記印刷制御部1は、用紙が印刷可能な位
置まで到達した時点において、上位コントローラに対し
てタイミング信号SG3(ラインタイミング信号、ラス
タタイミング信号を含む。)を送信し、ビデオ信号SG
2を受信する。そして、前記上位コントローラにおいて
ページごとに編集され、印刷制御部1によって受信され
たビデオ信号SG2は、実印刷データ信号DATAとし
てLEDヘッド19に転送される。
【0006】また、前記印刷制御部1は1ライン分のビ
デオ信号SG2を受信すると、LEDヘッド19にラッ
チ信号LOADを送信し、実印刷データ信号DATAを
LEDヘッド19内に保持させる。そして、印刷制御部
1は上位コントローラから次のビデオ信号SG2を受信
する前に、LEDヘッド19に印刷駆動信号STBを送
信し、LEDヘッド19内に保持した実印刷データ信号
DATAについて印刷する。なお、CLKは実印刷デー
タ信号DATAをLEDヘッド19に送信するためのク
ロック信号である。
【0007】前記ビデオ信号SG2の送受信は、印刷ラ
インごとに行われる。前記LEDヘッド19によって印
刷される情報は、マイナス電位に帯電させられた図示し
ない感光体ドラム上において電位の上昇したドットとし
て潜像化される。そして、マイナス電位に帯電させられ
た画像形成用のトナーが電気的な吸引力によって各ドッ
トに吸引され、トナー像が形成される。
【0008】その後、該トナー像は転写部に送られ、一
方、転写信号SG4によってプラス電位の転写用高圧電
源26がオンになり、転写器28は、前記感光体ドラム
と転写器28との間隙(かんげき)を通過する用紙に前
記トナー像を転写する。そして、トナー像が転写された
用紙は、ヒータ22aを内蔵した定着器22に当接して
搬送され、該定着器22の熱によってトナー像が定着さ
れる。次に、トナー像が定着された用紙は、更に搬送さ
れてプリンタの印刷機構から用紙排出口センサ7を通過
してノンインパクトプリンタの外部に排出される。
【0009】前記印刷制御部1は、用紙サイズセンサ9
及び用紙吸入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写
器28を通過している間だけ転写用高圧電源26からの
電圧を前記転写器28に印加する。そして、印刷が終了
し、用紙が用紙排出口センサ7を通過すると、帯電用高
圧電源25による現像器27への電圧の印加が終了さ
れ、同時に現像・転写プロセス用モータ3の回転が停止
させられる。
【0010】以後、前記動作を繰り返す。次に、LED
ヘッド19について説明する。図4は従来のLEDヘッ
ドの構造を示す図である。図に示すように、実印刷デー
タ信号DATAは、クロック信号CLKと共にLEDヘ
ッド19に入力され、例えば、300〔DPI〕プリン
タにおいては、2560ドット分のビットデータとして
シフトレジスタSR1、SR2、…、SR2560内を
順次シフトさせられる。次に、ラッチ信号LOADがL
EDヘッド19に入力され、前記ビットデータは各ラッ
チLT1、LT2、…、LT2560にラッチされる。
続いて、ビットデータと印刷駆動信号STBとによっ
て、発光素子LD1、LD2、…、LD2560のうち
ハイレベルであるビットデータに対応するものだけが点
灯させられる。なお、G1、G2、…、G2560はゲ
ート、Tr1、Tr2、…、Tr2560はスイッチ素
子、r1、r2、…、r2560は保護抵抗、VD は電
源である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のノンインパクトプリンタにおいては、LEDヘッド
19のすべての発光素子LD1、LD2、…、LD25
60が各印刷駆動信号STBごとに同時に駆動されるの
で、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560ごと
に配設されたスイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr2
560や発光素子LD1、LD2、…、LD2560な
どの特性にばらつきがあると、各素点ごとの発光強度に
もばらつきが発生してしまう。
【0012】その結果、感光体ドラムに形成される静電
潜像の各ドットの大きさに差が生じ、実際に印刷される
画像の各ドットの大きさにも差が生じてしまう。文字等
の画像を印刷する場合には、ドットの大きさに差があっ
てもほとんど無視することができるが、写真等の画像を
印刷する場合には、ドットの大きさに差があると印刷濃
度にばらつきが生じ印刷品位が低下してしまう。
【0013】そこで、静電潜像の各ドットの大きさに差
が生じないように、LEDヘッド19を複数の図示しな
いLEDドライバによって構成し、各発光素子LD1、
LD2、…、LD2560を駆動するのに必要な電流の
平均値を各LEDドライバごとに求め、前記平均値によ
ってLEDドライバを選別し、同じレベルのLEDドラ
イバだけを使用してLEDヘッド19を形成するように
している。
【0014】このように、使用される各LEDドライバ
のレベルをそろえることによって、各LEDドライバ間
における発光強度のばらつきを小さくすることはできる
が、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560間に
おける発光強度のばらつきは小さくすることができな
い。しかも、LEDドライバを選別するために、電流の
平均値を求める必要があり、作業が煩わしく、コストが
高くなってしまう。
【0015】本発明は、前記従来のノンインパクトプリ
ンタの問題点を解決して、各発光素子間における発光強
度のばらつきを小さくすることができるとともに、コス
トを低くすることができるノンインパクトプリンタを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のノ
ンインパクトプリンタにおいては、実印刷データ信号を
記録ヘッドに転送し、前記実印刷データ信号のビットデ
ータに対応する駆動素子を選択的に駆動してドットを形
成するようになっている。そして、各駆動素子の出力に
対応する電気エネルギー指示値が格納される記憶手段
と、該記憶手段に格納された電気エネルギー指示値、及
び前記実印刷データ信号に基づいて、各駆動素子の出力
に対応する電気エネルギーを発生させる電気エネルギー
設定回路とを有する。
【0017】
【作用】本発明によれば、前記のようにノンインパクト
プリンタにおいては、実印刷データ信号を記録ヘッドに
転送し、前記実印刷データ信号のビットデータに対応す
る駆動素子を選択的に駆動してドットを形成するように
なっている。そして、各駆動素子の出力に対応する電気
エネルギー指示値が格納される記憶手段と、該記憶手段
に格納された電気エネルギー指示値、及び前記実印刷デ
ータ信号に基づいて、各駆動素子の出力に対応する電気
エネルギーを発生させる電気エネルギー設定回路とを有
する。
【0018】この場合、電気エネルギー設定回路は、前
記記憶手段から電気エネルギー指示値を受けると、該電
気エネルギー指示値及び前記実印刷データ信号に基づい
て、各駆動素子の出力に対応する電気エネルギーを発生
させ、該電気エネルギーによって駆動素子を駆動する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるLEDヘッドのブロック図、図5は本発明の第1
の実施例におけるLEDヘッドのドライバ部分の詳細ブ
ロック図、図6は本発明の第1の実施例におけるLED
ヘッドのタイムチャートである。
【0020】図1に示すように、記録ヘッドとしてのL
EDヘッド29は、電気エネルギー切替回路としての電
流切替回路EX1を有するLEDドライバDR1、電流
切替回路EX2を有するLEDドライバDR2、…、不
揮発性メモリ37、該不揮発性メモリ37を制御するた
めのカウンタ40、実印刷データ信号DATAを振り分
けるセレクタ38、クロック信号CLKを振り分けるセ
レクタ39、及び各発光素子LD1、LD2、…、LD
2560から成り、前記LEDヘッド29に、図示しな
いセルフォックレンズ(商品名)等のロッドレンズアレ
イが取り付けられる。
【0021】まず、1枚の用紙の印刷を行うに当たり、
印刷制御部1(図2参照)はラッチ信号LOAD及びク
ロック信号CLKをLEDヘッド29に送信する。該L
EDヘッド29には、EPROM、EEPROM等の不
揮発性メモリ37が配設され、該不揮発性メモリ37
に、各駆動素子ごとの出力、すなわち、各発光素子LD
1、LD2、…、LD2560ごとの発光強度を等しく
するための電気エネルギー指示値としての電流指示値が
格納されている。
【0022】該電流指示値は、ノンインパクトプリンタ
の製造工程において、ノンインパクトプリンタにLED
ヘッド29を搭載した状態で、各発光素子LD1、LD
2、…、LD2560を順次駆動し、図示しない測定器
によって各発光素子LD1、LD2、…、LD2560
の発光強度を測定することによって得られる。この場
合、前記測定器は、LEDヘッド29に前記ロッドレン
ズアレイを取り付けた状態で前記発光強度を測定するの
で、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560の発
光特性のばらつき、LEDドライバDR1、DR2、…
の出力特性のばらつき等だけでなく、LEDヘッド29
に前記ロッドレンズアレイを取り付けた状態における総
合的な発光強度のばらつきを測定することができる。し
たがって、その測定結果を用いることによって、ノンイ
ンパクトプリンタにLEDヘッド29を搭載した状態に
おける各発光素子LD1、LD2、…、LD2560ご
との発光強度を等しくするための電流指示値を得ること
ができる。
【0023】このように、電流指示値は、発光素子LD
1、LD2、…、LD2560、LEDドライバDR
1、DR2、…及びロッドレンズアレイを組み合わせた
状態で設定されるので、発光素子LD1、LD2、…、
LD2560、LEDドライバDR1、DR2、…及び
ロッドレンズアレイのそれぞれの特性のばらつきを考慮
することなく、それらを組み合わせた後に、各発光素子
LD1、LD2、…、LD2560の発光強度を1回だ
け測定するだけでよい。したがって、電流指示値の設定
が容易になる。
【0024】そして、このようにして設定された電流指
示値は、前記不揮発性メモリ37において、発光素子L
D1、LD2、…、LD2560ごとに格納され、印刷
制御部1からの指示があると、電流指示信号SG5とし
て前記電流切替回路EX1、EX2、…に送信される。
本実施例においては、ラッチ信号LOADによって前記
電流指示信号SG5の送信が行われる。そのために、セ
レクタ38、39が配設され、該セレクタ38、39に
入力されるラッチ信号LOADがハイレベルになると、
セレクタ38、39が切り替えられ、実印刷データ信号
DATAは電流指示データ書込信号SG6として不揮発
性メモリ37に入力され、また、クロック信号CLKは
電流指示クロック信号CLK2としてカウンタ40及び
LEDドライバDR1に入力される。なお、前記電流指
示データ書込信号SG6は、LEDヘッド29の製造工
程において、不揮発性メモリ37に電流指示値を書き込
むために使用される。
【0025】そして、電流指示クロック信号CLK2の
入力によって、カウンタ40が不揮発性メモリ37のア
ドレスを示すアドレス信号SG8を不揮発性メモリ37
に順次送信する。該不揮発性メモリ37には、前述した
ように各発光素子LD1、LD2、…、LD2560ご
との発光強度を等しくするための電流指示値が格納され
ているので、前記アドレス信号SG8を受けると、電流
指示信号SG5によって各電流指示値をLEDドライバ
DR1に順次送出する。この際、同時に、電流指示クロ
ック信号CLK2もLEDドライバDR1に送信され
る。
【0026】ところで、前記電流指示信号SG5は、前
記電流切替回路EX1、EX2、…における電流の分解
能によってビット幅が変わるデジタル値である。なお、
本実施例において、電流指示信号SG5は4ビットとさ
れる。そして、前記LEDドライバDR1、DR2、…
に入力された電流指示信号SG5は、電流指示クロック
信号CLK2に同期させて4ビットの記憶手段としての
シフトレジスタSRa1、SRa2、…、SRa256
0に逐次送られる。また、電流指示クロック信号CLK
2はLEDヘッド29内の発光素子LD1、LD2、
…、LD2560の数(2560)だけ入力されるの
で、電流指示信号SG5は発光素子LD1、LD2、
…、LD2560に対応するシフトレジスタSRa1、
SRa2、…、SRa2560に格納される。
【0027】以上の動作によって、各LEDドライバD
R1、DR2、…内の電流切替回路EX1、EX2、…
に、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560ごと
の電流指示値が設定される。該電流指示値の設定は、1
枚の用紙の印刷を行うたびに、印刷の前に実施するとよ
い。この場合、シフトレジスタSRa1、SRa2、
…、SRa2560内の電流指示値が静電気等の発生に
よる外乱等によって変化しても、1枚の用紙の印刷を行
うたびに設定することができる。なお、SR1、SR
2、…はシフトレジスタ、LT1、LT2、…はラッチ
である。
【0028】ここで、図7〜9に基づいて、不揮発性メ
モリ37への電流指示値の格納方法について図5を併用
して説明する。図7は本発明の第1の実施例における不
揮発性メモリのメモリ領域を示す図、図8は本発明の第
1の実施例における電流指示値の送出開始時の状態図、
図9は本発明の第1の実施例における電流指示値の送出
終了時の状態図である。
【0029】図7に示すように、不揮発性メモリ37
(図1)にはアドレスの下位から順に、発光素子LD2
560の電流指示値、発光素子LD2559の電流指示
値、…、発光素子LD2の電流指示値、発光素子LD1
の電流指示値がそれぞれ4ビットで格納されている。し
たがって、電流指示クロック信号CLK2が発光素子L
D1、LD2、…、LD2560の数だけカウンタ40
に入力されると、該カウンタ40から出力されるアドレ
ス信号SG8によって、順次アドレスが示され、図8及
び9に示すように、光光素子LD2560の電流指示
値、発光素子LD2559の電流指示値、…、発光素子
LD2の電流指示値、発光素子LD1の電流指示値が順
次送出される。
【0030】続いて、印刷動作に入る。通常の印刷動作
における動作は図3及び4に示すものと同じである。実
際に、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560を
駆動する際は、印刷駆動信号STBの入力によって次の
ように動作する。実印刷データ信号DATAのビットデ
ータのうちオンであるものに対応するゲートG1、G
2、…、G2560の出力によって、電気エネルギー設
定回路として配設された電流制御用のアンプAM1、A
M2、…、AM2560が作動させられる。該電流制御
用のアンプAM1、AM2、…、AM2560は、各シ
フトレジスタSRa1、SRa2、…、SRa2560
内の電流指示値(4ビットのディジタル値)に対応させ
てスイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr2560を駆
動し、該スイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr256
0がオンの間だけ発光素子LD1、LD2、…、LD2
560に前記電流指示値に対応する電流を供給する。
【0031】この場合、発光素子LD1、LD2…LD
2560の発光強度を調整するために発光時間を変更す
る必要がないので、図示しない感光体ドラムに形成され
るドットが楕円(だえん)形状になるのを防止すること
ができる。そのために、各ゲートG1、G2、…、G2
560の出力側にアンプAM1、AM2、…、AM25
60が接続され、該アンプAM1、AM2、…、AM2
560に前記ゲートG1、G2、…、G2560の出力
と前記シフトレジスタSRa1、SRa2、…、SRa
2560の出力とが入力されるようになっている。そし
て、前記アンプAM1、AM2、…、AM2560の出
力側にスイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr2560
が配設され、前記アンプAM1、AM2、…、AM25
60の出力が各スイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr
2560のベースに入力される。
【0032】また、各スイッチ素子Tr1、Tr2、
…、Tr2560のエミッタは電源V DDに、コレクタは
保護抵抗r1、r2、…、r2560に接続され、該保
護抵抗r1、r2、…、r2560を流れる電流が各発
光素子LD1、LD2、…、LD2560に供給され
る。このように、前記電流指示値に対応する電流によっ
て発光素子LD1、LD2、…、LD2560が駆動さ
れることになるので、各発光素子LD1、LD2、…、
LD2560の発光強度が等しくなる。
【0033】また、各発光素子LD1、LD2、…、L
D2560に流れる電流の平均値によってLEDドライ
バDR1、DR2、…を選別する必要がないので、コス
トを低くすることができる。次に、アンプAM1、AM
2、…、AM2560の構造について説明する。この場
合、各アンプAM1、AM2、…、AM2560はいず
れも同じ構造を有するので、アンプAM1についてだけ
説明する。
【0034】図10は本発明の第1の実施例におけるア
ンプの回路図である。図に示すように、アンプAM1
は、ディジタル/アナログ(D/A)変換器43、アナ
ログスイッチ44及びトランジスタQ1、Q2から成
り、前記ディジタル/アナログ変換器43にシフトレジ
スタSRa1内の電流指示値が、前記アナログスイッチ
44にゲートG1の出力が入力され、トランジスタQ
1、Q2によって増幅された調整信号SG9がスイッチ
素子Tr1のベースに入力される。なお、r1は保護抵
抗、LD1は発光素子である。
【0035】次に、電流を調整しないときの印刷状態と
調整したときの印刷状態とを比較する。図11は電流を
調整しないときの印刷状態を示す図、図12は本発明の
第1の実施例における電流を調整したときの印刷状態を
示す図である。図において、LD1、LD2、…は発光
素子、E1、E2、…は発光強度、d1、d2、…は前
記各発光素子LD1、LD2、…によって形成されたド
ット、EREF はスライスレベルである。
【0036】図から分かるように、電流を調整しないと
きは形成されたドットd1、d2、…の大きさに差が生
じるが、電流を調整したときは形成されたドットd1、
d2、…の大きさに差は生じない。したがって、印刷品
位を向上させることができる。また、グラフィックデー
タに従って印刷を行う場合においても、ドットの大きさ
を均一にすることができるので、印刷濃度むらが発生す
るのを防止することができる。
【0037】そして、各発光素子LD1、LD2、…、
LD2560の発光強度を測定した結果に基づいて、発
光素子LD1、LD2、…、LD2560に流れる電流
を調整するようにしているので、発光素子LD1、LD
2、…、LD2560の発光特性のばらつきだけでな
く、各LEDドライバDR1、DR2、…の出力特性の
ばらつき、図示しないレンズの特性のばらつき等につい
ても調整することができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図13は本発明の第2の実施例におけるLEDヘ
ッドのブロック図、図14は本発明の第2の実施例にお
けるモード制御部のブロック図、図15は本発明の第2
の実施例におけるLEDヘッドの印刷モード時のタイム
チャート、図16は本発明の第2の実施例におけるLE
Dヘッドの電流指示値転送モード時のタイムチャートで
ある。
【0039】この場合、通常の印刷モードと、電流指示
値転送モードと、電流指示値書込モードとを切り替える
ために、記録ヘッドとしてのLEDヘッド29は補正制
御IC57を有し、該補正制御IC57は、不揮発性メ
モリ37、カウンタ40、クロック制御部48、モード
切替手段としてのモード制御部49及び記憶手段制御部
50から成る。
【0040】各駆動素子としての発光素子LD1、LD
2、…、LD2560に供給される電流を調整するため
の電流指示値は、LEDヘッド29の製造工程時にあら
かじめ不揮発性メモリ37に格納され、前記記憶手段制
御部50によって電流指示信号SG5として、各LED
ドライバDR1、DR2、…内の電流切替回路EX1、
EX2、…に送信される。なお、各LEDドライバDR
1、DR2、…の構造は第1の実施例のもの(図1)と
同じである。
【0041】ところで、通常の印刷モードにおいて、印
刷制御部1(図2参照)からLEDヘッド29に転送さ
れた実印刷データ信号DATAは、補正制御IC57を
通過してLEDドライバDR1、DR2、…に送信さ
れ、ラッチ信号LOADにハイレベルのパルスが入力さ
れる。前記ラッチ信号LOADは、電流指示値転送モー
ドにおいてもハイレベルにされ、実印刷データ信号DA
TA及びクロック信号CLKを使用して電流指示値を不
揮発性メモリ37から読み出し、電流切替回路EX1、
EX2、…に送信することができるようになっている。
なお、STBは印刷駆動信号である。
【0042】次に、通常の印刷モードと、電流指示値転
送モードと、電流指示値書込モードとを切り替えるため
のモード制御部49について説明する。図14に示すよ
うに、モード制御部49はラッチタイミング制御部5
4、3個のシフトレジスタSRb1〜SRb3、4個の
ラッチLTb1〜LTb4及び3個のゲート52〜54
から成る。
【0043】前記ラッチ信号LOADをハイレベルにす
ると、ラッチタイミング制御部54が動作を開始する。
また、実印刷データ信号DATAはクロック信号CLK
に同期させてシフトレジスタSRb1〜SRb3に順次
シフトされ、ラッチ信号LOADがハイレベルになった
後、4個目のクロック信号CLKのタイミングにおい
て、ラッチタイミング制御部54は、ラッチを指示する
信号SG11をラッチLTb1〜LTb4に対して出力
する。
【0044】その結果、シリアルに送信された実印刷デ
ータ信号DATAの各ビットデータは前記ラッチLTb
1〜LTb4にパラレルデータとしてラッチされる。こ
の時のパラレルデータの値の組合せによってモードが決
定され、各ゲート52〜54からモードイネーブル信号
SG12が出力される。この場合、通常の印刷モード、
電流指示値転送モード及び電流指示値書込モードのいず
れかが選択される。
【0045】前記電流指示値転送モードにおいて、電流
指示値を電流指示信号SG5として電流切替回路EX
1、EX2、…に送信する場合、前記モード制御部49
から出力されたモードイネーブル信号SG12が記憶手
段制御部50及びクロック制御部48に送信され、電流
指示値転送モードが設定される。そして、前記印刷制御
部1から送信されたクロック信号CLKがクロック制御
部48を介して記憶手段制御部50に送信され、前記ク
ロック信号CLKによってカウンタ40が順次カウント
アップされる。この時のカウント値によるアドレス信号
SG8、記憶手段制御部50からの読出指示信号SG1
3及びクロック制御部48から送信される読出クロック
信号CLK3によって、記憶手段制御部50に格納され
た電流指示値を順次読み出す。
【0046】該電流指示値は、図16に示すように、ク
ロック制御部48から出力された電流指示クロック信号
CLK2に同期させて電流切替回路EX1、EX2、…
に送信される。次に、本発明の第3の実施例について説
明する。図17は本発明の第3の実施例におけるLED
ドライバのブロック図、図18は本発明の第3の実施例
におけるLEDヘッドの電流指示値転送モード時のタイ
ムチャートである。なお、図5と同じ構造の部分につい
ては同じ符号を付与することによってその説明を省略す
る。
【0047】図において、51は記録ヘッドとしてのL
EDヘッドである。この場合、各LEDドライバDR
1、DR2、…は、各駆動素子としての発光素子LD
1、LD2、…、LD2560に流れる電流を調整する
ための電流切替回路EX1、EX2、…を有するととも
に、各LEDドライバDR1、DR2、…の基準となる
電流値を調整するための基準電気エネルギー切替回路と
しての基準電流切替回路EXa1、EXa2、…を有す
る。
【0048】該各基準電流切替回路EXa1、EXa
2、…は、4ビットのシフトレジスタ(SR)59、該
シフトレジスタ59に格納されたディジタル値によって
電流を調整するためのアンプ60、及び該アンプ60の
出力によって制御されるスイッチ素子61を有し、前記
シフトレジスタ59にディジタル値の基準電気エネルギ
ー指示値としての基準電流指示値を格納することができ
るようになっている。
【0049】そして、各基準電流切替回路EXa1、E
Xa2、…のシフトレジスタ59は、各電流切替回路E
X1、EX2、…の先頭のシフトレジスタ(例えば、シ
フトレジスタSRa1)に接続される。本実施例におい
ては、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560に
流れる電流を調整することができるだけでなく、各LE
DドライバDR1、DR2、…ごとの基準電流を調整す
ることができる。そのために、図18に示すように、各
発光素子LD1、LD2、…、LD2560の電流指示
値を64個分送信するたびに、各LEDドライバDR
1、DR2、…の基準電流指示値を1個送信する。な
お、本実施例において、各LEDドライバDR1、DR
2、…は64個の発光素子を駆動する。また、VDDは電
源である。
【0050】ここで、不揮発性メモリ37(図13)へ
の電流指示値及び基準電流指示値の格納方法について説
明する。図19は本発明の第3の実施例における不揮発
性メモリのメモリ領域を示す図、図20は本発明の第3
の実施例における基準電流指示値及び電流指示値の送出
開始時の状態図、図21は本発明の第3の実施例におけ
る基準電流指示値及び電流指示値の送出終了時の状態図
である。
【0051】図19に示すように、不揮発性メモリ37
(図13)にはアドレスの下位から順に、発光素子LD
2560の電流指示値、…、発光素子LD2497の電
流指示値、LEDドライバDR40の基準電流指示値、
発光素子LD2496の電流指示値、…、発光素子LD
1の電流指示値、LEDドライバDR1の基準電流指示
値がそれぞれ4ビットで格納されている。
【0052】したがって、電流指示クロック信号CLK
2として、発光素子LD1、LD2、…、LD2560
及びドライバDR1、DR2、…の数だけクロックが入
力されると、前記カウンタ40から出力されるアドレス
信号SG8によって、順次アドレスが示され、発光素子
LD2560の電流指示値、…、発光素子LD2497
の電流指示値、LEDドライバDR40の基準電流指示
値、発光素子LD2496の電流指示値、…、発光素子
LD1の電流指示値、LEDドライバDR1の基準電流
指示値が順次送出される。
【0053】図18において、電流指示値及び基準電流
指示値をそれぞれ電流切替回路EX1、EX2、…及び
各基準電流切替回路EXa1、EXa2、…に送信する
と、記憶手段としての各シフトレジスタSRa1、SR
a2、…、SRa2560に電流指示値が、各基準電流
切替回路EXa1、EXa2、…のシフトレジスタ59
に基準電流指示値が格納され、各発光素子LD1、LD
2、…、LD2560に流れる電流を調整することがで
きるとともに、各LEDドライバDR1、DR2、…の
基準となる電流値を調整することができる。
【0054】したがって、LEDドライバDR1、DR
2、…の製造工程において発生するICチップ単位の電
流値のばらつきを小さくすることができる。しかも、発
光素子LD1、LD2、…、LD2560の特性のばら
つきが大きく、前記発光素子LD1、LD2、…、LD
2560単位ではばらつきを小さくすることができない
場合でも、基準電流指示値によってばらつきを小さくす
ることができる。
【0055】また、各発光素子LD1、LD2、…、L
D2560に流れる電流の平均値によってLEDドライ
バDR1、DR2、…を選別する必要がないので、コス
トを低くすることができる。ところで、前記発光素子L
D1、LD2、…、LD2560の特性のばらつきが小
さい場合には、第1の実施例のようなLEDヘッド29
(図1)を使用することによって、印刷品位を向上させ
ることができるが、発光素子LD1、LD2、…、LD
2560の特性のばらつきが大きい場合には、第3の実
施例のようなLEDヘッド51(図17)を使用するこ
とによって印刷品位を向上させる必要がある。
【0056】そこで、発光素子LD1、LD2、…、L
D2560の特性のばらつきの大小に対応させてLED
ヘッド29又はLEDヘッド51を選択することができ
るようにしたノンインパクトプリンタが考えられる。と
ころが、前記第1の実施例においては、2560個の発
光素子LD1、LD2、…、LD2560の特性のばら
つきを小さくするために、2560個の電流指示値を発
生させるようになっているのに対して、第3の実施例に
おいては、2560個の発光素子LD1、LD2、…、
LD2560の特性のばらつきを小さくするために、2
560個の電流指示値のほかにLEDドライバDR1、
DR2、…の数(本実施例においては、40個)の電流
指示値を発生させるようになっている。
【0057】したがって、前記第1の実施例において
は、電流指示値を2560個の電流指示クロック信号C
LK2に同期させて不揮発性メモリ37に送信する必要
があるのに対して、第3の実施例においては、基準電流
指示値及び電流指示値を2600個の電流指示クロック
信号CLK2に同期させて不揮発性メモリ37に送信す
る必要があり、図示しないクロック信号発生手段の設定
を変更する必要があるので、その分コストが高くなって
しまう。
【0058】そこで、LEDヘッド29、51を変更す
るだけで任意の数の電流指示値によって発光素子LD
1、LD2、…、LD2560の特性のばらつきを小さ
くすることができるようにした第4の実施例について説
明する。図22は本発明の第4の実施例における不揮発
性メモリのメモリ領域を示す図、図23は本発明の第4
の実施例における電流指示値の送出開始時の状態図、図
24は本発明の第4の実施例における電流指示値の送出
終了時の状態図、図25は本発明の第4の実施例におけ
る基準電流指示値及び電流指示値の送出開始時の状態
図、図26は本発明の第4の実施例における基準電流指
示値及び電流指示値の送出終了時の状態図である。
【0059】この場合、電流指示値のみによって駆動素
子としての発光素子LD1、LD2、…、LD2560
の特性のばらつきを小さくする第1モードと、基準電流
指示値及び電流指示値によって発光素子LD1、LD
2、…、LD2560の特性のばらつきを小さくする第
2モードとを選択することができるようにする。また、
基準電流指示値及び電流指示値をいずれも格納すること
ができる容量の不揮発性メモリ37(図1)を記録ヘッ
ドとしてのLEDヘッド29、51(図17)に実装
し、印刷を開始するに当たって基準電流指示値及び電流
指示値を不揮発性メモリ37に送信するための電流指示
クロック信号CLK2の数を、基準電流指示値の数と電
流指示値の数とを加えた数に設定する。
【0060】そして、第1モード及び第2モードのいず
れにおいても、基準電流指示値及び電流指示値は、前記
不揮発性メモリ37のメモリ領域の最大アドレス側に詰
めて格納され、基準電流指示値及び電流指示値が格納さ
れないエリアは空き領域とされる。したがって、第1モ
ードにおいては、図23及び24に示すように、最大ア
ドレス側から順に電流指示値が送出され、第2モードに
おいては、図25及び26に示すように、最大アドレス
側から順に基準電流指示値及び電流指示値が送出され
る。なお、第1モードにおいて発生させられる電流指示
クロック信号CLK2の数は2560個であり、第2モ
ードにおいて発生させられる電流指示クロック信号CL
K2の数は2600個である。そして、第1モードにお
いて基準電流指示値を送出しない分のクロック信号CL
K2は、NULLデータを送出するために使用される。
【0061】このように、LEDヘッド29、51を変
更してモードを選択するだけで、発光素子LD1、LD
2、…、LD2560の特性のばらつきの大小に対応さ
せて印刷品位を向上させることができる。さらに、印刷
品位を一層向上させるために、解像度の高いLEDヘッ
ドを搭載した場合でも、発光素子の数に対応させて不揮
発性メモリ37の容量及び電流指示クロック信号CLK
2の数を多くすることによって、発光素子の特性のばら
つきを小さくすることもできる。
【0062】本実施例においては、実印刷データ信号D
ATAが2値データから成るLEDヘッド29、51に
ついて説明したが、実印刷データ信号DATAが階調印
字用の多値データから成るLEDヘッドにも適用するこ
とができる。次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図27は本発明の第5の実施例におけるLEDヘ
ッドのブロック図である。
【0063】図に示すように、記録ヘッドとしてのLE
Dヘッド75は、LEDドライバDR1、DR2、…、
DR40及び発光素子LD1、LD2、…、LD256
0を有し、各LEDドライバDR1、DR2、…、DR
40は、各駆動素子としての発光素子LD1、LD2、
…、LD2560に流れる電流をオン・オフ制御すると
ともに、各発光素子LD1、LD2、…、LD2560
に流れる電流を電流切替回路EX1、EX2、…、EX
40によって何段階か(本実施例においては、16段
階)に調整することができるようになっている。
【0064】図28は本発明の第5の実施例におけるL
EDドライバのブロック図、図29は本発明の第5の実
施例におけるLEDドライバのタイムチャートである。
図に示すように、LEDドライバDR1は、各発光素子
LD1、LD2、…、LD64に流れる電流をオン・オ
フ制御するためのオン・オフ情報、及び各発光素子LD
1、LD2、…、LD64に流れる電流を調整するため
の電流指示値をシリアルに入力する実印刷データ信号D
ATA、同期クロックとしてのクロック信号CLK、前
記実印刷データ信号DATAのシリアルデータをラッチ
するためのラッチ信号LOAD、各発光素子LD1、L
D2、…、LD64の発光指示を出す印刷駆動信号ST
B、書込みメモリセルを選択する選択信号SEL1、S
EL2、メモリ書込指示信号PGM、及びメモリ書込電
源入力VPPによって制御される。なお、VDDは電源入力
である。
【0065】また、LEDドライバDR1は、実印刷デ
ータ信号DATAのシリアルデータを順次保持してシフ
トするシフトレジスタSR1、SR2、…、SR64、
該シフトレジスタSR1、SR2、…、SR64に保持
されたシリアルデータをラッチするラッチLT1、LT
2、…、LT64、該ラッチLT1、LT2、…、LT
64の出力と印刷駆動信号STBとのゲートを採るゲー
トG1、G2、…、G64、メモリ書込制御を行うメモ
リ書込制御回路77、各発光素子LD1、LD2、…、
LD64に流れる電流を制御するスイッチ素子Tr1、
Tr2、…、Tr64、各発光素子LD1、LD2、
…、LD64に流れる電流を調整するための電流指示値
が格納された、記憶手段としての不揮発性メモリ78a
1 、78a 2 、…、78a64、78b1 、78b2
…、78b64、78c1 、78c2 、…、78c64、7
8d1 、78d2 、…、78d64、ゲートG1、G2、
…、G64によってオン・オフ制御され、不揮発性メモ
リ78a1 、78a2 、…、78a64、78b1 、78
2 、…、78b64、78c1 、78c2 、…、78c
64、78d1 、78d2 、…、78d64に格納された電
流指示値をスイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr64
の駆動電流に変換するアンプAM1、AM2、…、AM
64、及び保護抵抗r1、r2、…、r64から成る。
そして、前記アンプAM1、AM2、…、AM64の出
力によって前記スイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr
64が制御される。なお、前記アンプAM1、AM2、
…、AM64は電気エネルギー設定回路として配設され
る。
【0066】ところで、前記各発光素子LD1、LD
2、…、LD64に流れる電流は、前記不揮発性メモリ
78a1 、78a2 、…、78a64、78b1 、78b
2 、…、78b64、78c1 、78c2 、…、78
64、78d1 、78d2 、…、78d64に格納される
電流指示値を変更することによって調整される。前記実
印刷データ信号DATAのシリアルデータは、各発光素
子LD1、LD2、…、LD64に流れる電流をオン・
オフ制御するため、及び各発光素子LD1、LD2、
…、LD64に流れる電流を調整するために発生させら
れるが、各発光素子LD1、LD2、…、LD64に流
れる電流をオン・オフ制御するためのシリアルデータは
1ビット構成であるが、各発光素子LD1、LD2、
…、LD64に流れる電流を調整するためのシリアルデ
ータは4ビット構成である。
【0067】そこで、4ビットのシリアルデータを、不
揮発性メモリ78a1 、78a2 、…、78a64、78
1 、78b2 、…、78b64、78c1 、78c2
…、78c64、78d1 、78d2 、…、78d64に4
回に分けて書き込むようにしている。すなわち、前記シ
リアルデータの各ビットデータbit0〜bit3のう
ち、ビットデータbit0を不揮発性メモリ78a1
78a2 、…、78a64に、ビットデータbit1を不
揮発性メモリ78b1 、78b2 、…、78b64に、ビ
ットデータbit2を不揮発性メモリ78c1 、78c
2 、…、78c64に、ビットデータbit3を不揮発性
メモリ78d1 、78d2 、…、78d64に書き込むよ
うになっている。
【0068】次に、前記ビットデータbit0の書込み
動作について説明する。この場合、クロック信号CLK
に同期させて、発光素子LD2560の電流指示値のビ
ットデータbit0、発光素子LD2559の電流指示
値のビットデータbit0、…、発光素子LD2の電流
指示値のビットデータbit0、発光素子LD1の電流
指示値のビットデータbit0が順に、実印刷データ信
号DATAとしてLEDヘッド75に転送される。
【0069】そして、前記シフトレジスタSR1、SR
2、…、SR2560に各ビットデータbit0が格納
されると、シフトレジスタSR1、SR2、…、SR2
560に格納された各ビットデータbit0がラッチ信
号LOADのパルスによってラッチLT1、LT2、
…、LT2560にラッチされる。次に、不揮発性メモ
リ78a1 、78a2 、…、78a64への各ビットデー
タbit0の書込動作に入る。
【0070】この場合、選択信号SEL1、SEL2に
よって、不揮発性メモリ78a1 、78a2 、…、78
64と、不揮発性メモリ78b1 、78b2 、…、78
64と、不揮発性メモリ78c1 、78c2 、…、78
64、78d1 と、78d2、…、78d64とのうちい
ずれかを選択することができる。すなわち、 SEL1=0 SEL2=0 である場合は、不揮発性メモリ78a1 、78a2
…、78a64が、 SEL1=1 SEL2=0 である場合は、不揮発性メモリ78b1 、78b2
…、78b64が、 SEL1=0 SEL2=1 である場合は、不揮発性メモリ78c1 、78c2
…、78c64が、 SEL1=1 SEL2=1 である場合は、不揮発性メモリ78d1 、78d2
…、78d64が選択される。
【0071】そして、不揮発性メモリ78a1 、78a
2 、…、78a64、78b1 、78b2 、…、78
64、78c1 、78c2 、…、78c64、78d1
78d2、…、78d64の書込電圧をメモリ書込電源入
力VPPに印加し、書込指示信号PGMにパルスを入力す
ることによって、メモリ書込制御回路77から不揮発性
メモリ78a1 、78a2 、…、78a64にラッチLT
1、LT2、…、LT2560の出力が書き込まれる。
【0072】このようにして、前記ビットデータbit
0を不揮発性メモリ78a1 、78a2 、…、78a64
に書き込むことができる。同様の動作によって、ビット
データbit1を不揮発性メモリ78b1 、78b2
…、78b64に、ビットデータbit2を不揮発性メモ
リ78c1 、78c2 、…、78c64に、ビットデータ
bit3を不揮発性メモリ78d1 、78d2 、…、7
8d64に書き込むことができる。
【0073】次に、印刷動作について説明する。発光素
子LD1、LD2、…、LD2560を点灯するとき
は、印刷駆動信号STBの入力によって次のような印刷
動作が行われる。すなわち、実印刷データDATAが存
在する発光素子LD1、LD2、…、LD2560に対
応する位置において、アンドゲートG1、G2、…、G
2560から印刷駆動信号STBが出力されると、電流
制御用のアンプAM1、AM2、…、AM2560が作
動させられる。
【0074】また、該アンプAM1、AM2、…、AM
2560には、電流指示信号が格納された不揮発性メモ
リ78a1 、78a2 、…、78a64、78b1 、78
2、…、78b64、78c1 、78c2 、…、78c
64、78d1 、78d2 、…、78d64からビットデー
タbit0〜bit3が入力され、ビットデータbit
0〜bit3によって与えられる数値の大小に対応させ
てスイッチ素子Tr1、Tr2、…、Tr2560が駆
動され、発光素子LD1、LD2、…、LD2560に
流れる電流が調整される。
【0075】このようにして、点灯される発光素子LD
1、LD2、…、LD2560に流れる電流のばらつき
がなくなる。なお、不揮発性メモリ78a1 、78
2 、…、78a64、78b1 、78b 2 、…、78b
64、78c1 、78c2 、…、78c64、78d1 、7
8d2 、…、78d64に電流指示値を書き込む際に電流
切替回路EX1〜EX40に印加される書込電圧は、不
揮発性メモリ78a1 、78a2 、…、78a64、78
1 、78b2 、…、78b64、78c1 、78c2
…、78c64、78d1 、78d2 、…、78d64から
電流指示値を読み出す際に電流切替回路EX1〜EX4
0に印加される読出電圧より高く高圧電源回路が必要に
なる。したがって、LEDヘッド75の製造工程時に電
流指示値を書き込むようにすると、ノンインパクトプリ
ンタの印刷制御部1(図2参照)に高電圧回路を配設す
る必要がなくなる。
【0076】ところで、前記各実施例のLEDヘッド2
9、51、75は、40個のLEDドライバDR1、D
R2、…がそれぞれ64個の発光素子を駆動するように
なっている。したがって、40個のICチップと各発光
素子LD1、LD2、…、LD2560との間において
2560本分のワイヤボンディング作業が必要になる。
また、各ICチップにおいては、実印刷データ信号DA
TA、クロック信号CLK、ラッチ信号LOAD、電流
指示クロック信号CLK2及び4ビットの電流指示信号
SG5を各ICチップに対して入出力するために 8(ビット)×2(入出力)×40(ICチップ)=6
40(本) 分のワイヤーボンディング作業が必要になる。したがっ
て、LEDヘッド29、51の組立時間が長くなり、ノ
ンインパクトプリンタのコストが高くなってしまう。な
お、この場合、印刷駆動信号STBを入出力するための
ワイヤーボンディング作業については無視してある。
【0077】そこで、ワイヤーボンディング作業を少な
くして、LEDヘッド29、51の組立時間を短くし、
ノンインパクトプリンタのコストを低くすることができ
るようにした第6の実施例について説明する。図30は
本発明の第6の実施例におけるLEDドライバのブロッ
ク図、図31は本発明の第6の実施例におけるLEDド
ライバのタイムチャートである。
【0078】図において、EX1は電流指示値が電流指
示信号SG5として送信される電流切替回路であり、6
4個の4ビットのシフトレジスタから成る。また、62
は実印刷データ信号DATAのビットデータを転送する
ためのシフトレジスタ回路、63は該シフトレジスタ回
路62のビットデータをラッチするラッチ回路、64、
65は入力バッファ回路、66、67は出力バッファ回
路、68はインバータ回路、69、70はAND回路で
ある。
【0079】そして、71はマルチプレクサ回路であ
り、該マルチプレクサ回路71において、S入力端子が
ローレベルであるとき、A入力端子のデータがY出力端
子から出力され、S入力端子がハイレベルであるとき、
B入力端子のデータがY出力端子から出力される。この
場合、電流指示値を電流指示信号SG5として電流切替
回路EX1に送信するとき、印刷制御部1(図2参照)
はラッチ信号LOADをハイレベルにする。この状態に
おいてクロック信号CLKが出力されると、インバータ
回路68の出力はローレベルになるので、AND回路6
9の出力はローレベルのままになり、シフトレジスタ回
路62にはクロック信号CLKが入力されない。
【0080】一方、AND回路70の出力にはクロック
信号CLKがそのまま出力され、該クロック信号CLK
に同期させて電流指示信号SG5のビットデータMD1
〜MD4が電流切替回路EX1に入力され、電流指示値
がセットされる。このとき、マルチプレクサ回路71の
S入力端子はハイレベルであるので、Y出力端子からビ
ットデータMD1が出力される。
【0081】このようにして、電流指示信号SG5の送
信が終了すると、印刷制御部1はラッチ信号LOADを
ローレベルにし、クロック信号CLKに同期させて実印
刷データ信号DATAを転送する。この場合、実印刷デ
ータ信号DATAはビットデータMD1を送信するため
の信号線を使用して転送される。このとき、ラッチ信号
LOADはローレベルであるから、AND回路70の出
力はローレベルのままになり、電流切替回路EX1には
クロック信号CLKが入力されない。一方、AND回路
69の出力には、クロック信号CLKがそのまま出力さ
れ、実印刷データ信号DATAの転送が行われる。
【0082】そして、前記マルチプレクサ回路71のS
入力端子はローレベルになるので、Y出力端子から実印
刷データ信号DATAが出力される。この場合、ICチ
ップにおいては、実印刷データ信号DATAを転送する
信号線と電流指示信号SG5を送信する信号線とが共用
され、クロック信号CLKが電流指示クロック信号CL
K2としても使用されるので、実印刷データ信号DAT
A、クロック信号CLK、ラッチ信号LOAD及び4ビ
ットの電流指示信号SG5を各ICチップに対して入出
力するために 6(ビット)×2(入出力)×40(ICチップ)=4
80(本) 分のワイヤーボンディング作業が必要になるだけであ
る。したがって、 640−480=160(本) 分のワイヤーボンディング作業を不要にすることができ
るので、LEDヘッド29、51、75の組立時間を短
くすることができ、ノンインパクトプリンタのコストを
低くすることができる。
【0083】本実施例において、実印刷データ信号DA
TAが2値データから成るLEDヘッド29、51、7
5について説明しているが、実印刷データ信号DATA
が階調印字用の多値データから成るLEDヘッドに適用
することもできる。前記各実施例においては、各発光素
子LD1、LD2、…、LD2560に流れる電流を調
整するために電流指示値を使用しているが、各発光素子
LD1、LD2、…、LD2560に与えられる印加電
圧等の電気エネルギーを調整することもできる。
【0084】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。例えば、本実施例においては、記録ヘッド
としてLEDヘッドを使用したノンインパクトプリンタ
について説明しているが、他のドット型のPDPヘッ
ド、サーマルヘッド等を使用することもできる。
【0085】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ノンインパクトプリンタにおいては、実印刷デー
タ信号を記録ヘッドに転送し、前記実印刷データ信号の
ビットデータに対応する駆動素子を選択的に駆動してド
ットを形成するようになっている。
【0086】そして、各駆動素子の出力に対応する電気
エネルギー指示値が格納される記憶手段と、該記憶手段
に格納された電気エネルギー指示値、及び前記実印刷デ
ータ信号に基づいて、各駆動素子の出力に対応する電気
エネルギーを発生させる電気エネルギー設定回路とを有
する。この場合、電気エネルギー設定回路は、前記記憶
手段から電気エネルギー指示値を受けると、該電気エネ
ルギー指示値及び前記実印刷データ信号に基づいて、各
駆動素子の出力に対応する電気エネルギーを発生させ、
該電気エネルギーによって駆動素子を駆動する。
【0087】したがって、各駆動素子の出力が等しくな
る。また、各駆動素子に流れる電流の平均値によって記
録ドライバを選別する必要がなくなるので、コストを低
くすることができる。さらに、駆動素子の出力を調整す
るために駆動時間を変更する必要がないので、感光体ド
ラムに形成されるドットが楕円形状になるのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるLEDヘッドの
ブロック図である。
【図2】従来のノンインパクトプリンタにおけるプリン
タ部制御回路のブロック図である。
【図3】従来のノンインパクトプリンタのタイムチャー
トである。
【図4】従来のLEDヘッドの構造を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるLEDヘッドの
ドライバ部分の詳細ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるLEDヘッドの
タイムチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例における不揮発性メモリ
のメモリ領域を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例における電流指示値の送
出開始時の状態図である。
【図9】本発明の第1の実施例における電流指示値の送
出終了時の状態図である。
【図10】本発明の第1の実施例におけるアンプの回路
図である。
【図11】電流を調整しないときの印刷状態を示す図で
ある。
【図12】本発明の第1の実施例における電流を調整し
たときの印刷状態を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例におけるLEDヘッド
のブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施例におけるモード制御部
のブロック図である。
【図15】本発明の第2の実施例におけるLEDヘッド
の印刷モード時のタイムチャートである。
【図16】本発明の第2の実施例におけるLEDヘッド
の電流指示値転送モード時のタイムチャートである。
【図17】本発明の第3の実施例におけるLEDドライ
バのブロック図である。
【図18】本発明の第3の実施例におけるLEDヘッド
の電流指示値転送モード時のタイムチャートである。
【図19】本発明の第3の実施例における不揮発性メモ
リのメモリ領域を示す図である。
【図20】本発明の第3の実施例における基準電流指示
値及び電流指示値の送出開始時の状態図である。
【図21】本発明の第3の実施例における基準電流指示
値及び電流指示値の送出終了時の状態図である。
【図22】本発明の第4の実施例における不揮発性メモ
リのメモリ領域を示す図である。
【図23】本発明の第4の実施例における電流指示値の
送出開始時の状態図である。
【図24】本発明の第4の実施例における電流指示値の
送出終了時の状態図である。
【図25】本発明の第4の実施例における基準電流指示
値及び電流指示値の送出開始時の状態図である。
【図26】本発明の第4の実施例における基準電流指示
値及び電流指示値の送出終了時の状態図である。
【図27】本発明の第5の実施例におけるLEDヘッド
のブロック図である。
【図28】本発明の第5の実施例におけるLEDドライ
バのブロック図である。
【図29】本発明の第5の実施例におけるLEDドライ
バのタイムチャートである。
【図30】本発明の第6の実施例におけるLEDドライ
バのブロック図である。
【図31】本発明の第6の実施例におけるLEDドライ
バのタイムチャートである。
【符号の説明】
29、51、75 LEDヘッド 37、78a1 、78a2 、…、78a64、78b1
78b2 、…、78b64、78c1 、78c2 、…、7
8c64、78d1 、78d2 、…、78d64 不揮発性メモリ 49 モード制御部 DATA 実印刷データ信号 LD1、LD2、…、LD2560 発光素子 EX1、EX2、…、EX40 電流切替回路 EXa1、EXa2、… 基準電流切替回路 AM1、AM2、…、AM2560 アンプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A (72)発明者 伊藤 克之 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 根岸 康一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実印刷データ信号を記録ヘッドに転送
    し、前記実印刷データ信号のビットデータに対応する駆
    動素子を選択的に駆動してドットを形成するノンインパ
    クトプリンタにおいて、(a)各駆動素子の出力に対応
    する電気エネルギー指示値が格納される記憶手段と、
    (b)該記憶手段に格納された電気エネルギー指示値、
    及び前記実印刷データ信号に基づいて、各駆動素子の出
    力に対応する電気エネルギーを発生させる電気エネルギ
    ー設定回路とを有することを特徴とするノンインパクト
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記電気エネルギー指示値を前記記憶手
    段に転送する転送手段を有する請求項1に記載のノンイ
    ンパクトプリンタ。
  3. 【請求項3】 (a)前記記録ヘッドに内蔵され、各駆
    動素子の出力に対応する電気エネルギー指示値が格納さ
    れた不揮発性メモリを有するとともに、(b)前記転送
    手段は、前記不揮発性メモリから電気エネルギー指示値
    を読み出して前記記憶手段に転送する請求項2に記載の
    ノンインパクトプリンタ。
  4. 【請求項4】 通常の印刷を行う印刷動作モードと、前
    記不揮発性メモリから前記電気エネルギー指示値を読み
    出して前記記憶手段に転送する指示値転送モードとを切
    り替えるモード切替手段を有する請求項3に記載のノン
    インパクトプリンタ。
  5. 【請求項5】 (a)各ドライバの基準の電気エネルギ
    ーを調整する基準電気エネルギー切替回路と、(b)前
    記記録ヘッドに内蔵され、各ドライバの基準の電気エネ
    ルギーを調整するための基準電気エネルギー指示値、及
    び各駆動素子の出力に対応する電気エネルギー指示値が
    格納された不揮発性メモリとを有するとともに、(c)
    前記転送手段は、基準電気エネルギー指示値を基準電気
    エネルギー切替回路に、また、前記電気エネルギー指示
    値を前記記憶手段に転送する請求項2に記載のノンイン
    パクトプリンタ。
  6. 【請求項6】 (a)前記基準電気エネルギー切替回路
    は選択的に配設され、(b)前記不揮発性メモリは、電
    気エネルギー指示値及び基準電気エネルギー指示値を格
    納することができるだけの容量を備え、基準電気エネル
    ギー指示値を選択的に格納し、(c)前記転送手段は、
    前記基準電気エネルギー指示値を基準電気エネルギー切
    替回路に選択的に転送する請求項5に記載のノンインパ
    クトプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、各駆動素子ごとに配設
    され、該各駆動素子の出力に対応する電気エネルギー指
    示値が格納された不揮発性メモリである請求項1に記載
    のノンインパクトプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記実印刷データ信号を記録ヘッドに転
    送する信号線と、前記電気エネルギー指示値を電気エネ
    ルギー切替回路に転送する信号線とが共用される請求項
    1から7までのいずれか1項に記載のノンインパクトプ
    リンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0980758A3 (en) * 1998-08-19 2000-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Printing head, head cartridge having printing head, printing apparatus using printing head, and printing head substrate
JP2008110598A (ja) * 2006-10-02 2008-05-15 Seiko Epson Corp 発光装置および画像形成装置

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