JPH0872098A - 異材質発泡射出成形方法及び異材質発泡射出成形品 - Google Patents

異材質発泡射出成形方法及び異材質発泡射出成形品

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JPH0872098A
JPH0872098A JP6234112A JP23411294A JPH0872098A JP H0872098 A JPH0872098 A JP H0872098A JP 6234112 A JP6234112 A JP 6234112A JP 23411294 A JP23411294 A JP 23411294A JP H0872098 A JPH0872098 A JP H0872098A
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primary
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mold element
foam
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Taisei Purasu Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一型内における異材質発泡射出成形方法を提
供すること。 【構成】第1次射出成型用相対的可動型2,7で形成し
た一定容量の第1次キャビティー8に第1次樹脂材料を
注入し、第1次射出成型用相対的可動型2,7を相対的
に離隔し第1次キャビティー8を一定容量増大して第1
次樹脂材料を発泡させ、第1次射出成型用相対的可動型
2,7の一方7と第2次射出成形用可動型11を含む第
2次射出成形型10とを交換し、第1次成形体20と第
2次射出成形型10と第2次射出成形用可動型11とで
形成した第2次キャビティー13に第2次樹脂材料を注
入し、第2次射出成形用可動型11を後退させ2次キャ
ビティー13を一定容量増大して第2次樹脂材料を発泡
させ第1次成形体20に一体化して第2次成形体21を
形成し、弾力性、柔軟性、緩衝性、強靭性を同時に持つ
品質安定な材料または製品を安価に製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型の中で高発泡させる
発泡射出成形方法に関する。更に詳しくいうと、型要素
を数次に動かして閉じたままキャビティー数回に分けて
拡大し型の中での発泡を制御しながら異材質の成形材料
を高発泡させる異材質発泡射出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックスは、これを発泡させるこ
とによって新たに多様な性質を付与することができる。
特に、断熱、吸音、制振、浮力、弾力、軽量、液体誘
導、防塵(フィルタ)、摩擦、滑り止めなどの諸性質を
付与することができる。このような性質を活用して発泡
成形品を多用するのが最近の傾向である。今後は、発泡
成形品を1部に組み込んで各性質を活用する複合成形品
の需要が伸びると予想される。
【0003】特に、異材質の発泡品を1体化することに
より、各発泡品が持つ個々の物理的性質を相乗効果的に
活用することができるはずである。たとえば、振動環境
下で用いられ開閉回数が多く激しく運動して他体に衝突
する回数が多いため緩衝性、吸音性、柔軟性、強靭性が
同時に要請される図10に示すような自動車内エアコン
用ダンパー010は、単一の発泡品では相矛盾するかも
しれない緩衝性と強靭性とを同時に付与することが困難
である場合が多くあることが予想される。
【0004】現在、発泡成形は、現在主として射出成形
および押出成形によって行われている。これらのうち成
形性にすぐれた射出成形は、発泡剤を含んだ比較的少量
の成形材料を低圧で金型内のキャビティに射出し、発泡
剤の発泡によってキャビティを充填する方法である。発
泡剤としては石油系低沸点溶剤を用いることもあるが、
一般にはアゾジカルボンアミド系またはオキシビススル
ホニルヒドラジド系のものが用いられている。
【0005】このような発泡射出成形方法は、容積が定
まったキャビティ内で発泡させ成形材料を充填するの
で、同質発泡品しか成形できず、しかも、成形材料の注
入量の制御が難しい。したがって、発泡成形品は一般に
発泡倍率が低い低発泡成形品であり、発泡倍率が高い高
発泡成形品ではなく、異なる複数の物理的性を同時に充
足させることが難しい。
【0006】図1,2は、公知の高発泡射出成形方法を
示している。図1に示すように、従来公知の射出成形方
法は、固定側型要素01と可動側型要素02の2つの型
要素からなる射出成形用型を用いている。可動側型要素
02は固定側型要素01に対して摺動する。図1に示す
ように、両型要素01,02で初期キャビティー03を
形成する。初期キャビティー03に発泡剤を含んだ成形
材料を急速充填する。この充填の後ただちに可動側型要
素02を固定側型要素に対して後退させてキャビティ容
積を拡大し、図2に示す最終キャビティー04を形成す
る。
【0007】このように形成した拡大キャビティー04
中で先に充填した成形材料を発泡させる。このような発
泡射出成形方法は、発泡倍率を上げることことができ
る。すなわち、このような発泡射出成形方法は、高発泡
成形が可能である。
【0008】しかし、このような2つの型要素を相対的
に移動させてキャビティーを拡大して高発泡させる従来
方法によると、次の2つの問題点がある。1つ目の問題
点は、同質材料による発泡品しか成形できないことであ
る。もう1つの問題点は、初期キャビティーに付加され
るキャビティー拡大部すなわち図2に示される最終キャ
ビティーから図1に示される初期キャビティーを除いた
部分の界面a及びbは、図3に示すように、固定側型要
素01のキャビティー形成面とこの面に摺動する摺動面
Bを持った可動側型要素02のキャビティー形成面Cと
が交叉する線Lが移動して走査し形成する面Sに限定さ
れ、発泡成形品の最終形態の自由度が著しく限定される
ことである。
【0009】この点についてより一般的にいうと、2つ
の型要素のみを用いる場合は、2つの型要素を相対的に
移動させることにより、2つの型要素で形成するキャビ
ティーを閉じたまま初期キャビティー03から最終キャ
ビティー04へ移行させることができないキャビティー
界面を持つことができないという制限を受ける。
【0010】キャビティーを閉じたまま初期キャビティ
ー03から最終キャビティー04へ移行させることがで
きないキャビティー界面は、2つの型要素01,02の
接合時に閉じたキャビティー03を形成する2つの型要
素01,02の2つのキャビティー形成面A,Cの交叉
線Lの近傍部が2つの型要素01,02の可動方向に平
行でない面で構成されるキャビティー界面である。
【0011】2つの型要素のみを用いる発泡射出成形方
法は、このような制限を受けるので、平行な線の集合面
を界面とする立体物たとえば円柱体を高発泡射出成形方
法により成形することができるが、平行摺動面も平行な
線の集合面も持たない界面を持つ立体成形品、例えば界
面が球面である球形品、界面がトーラス面であるドーナ
ツ形状品のような環状品、4つの界面のどの2面も平行
でない正4面体のような他面体、円錐面または複数円錐
面を組み合わせたテトラポットのような複雑な立体品を
高発泡射出成形方法により成形することはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記した
技術的背景のもとで発明され、次のような目的を達成す
る。
【0013】この発明の目的は、物理的性質を複合的に
持つ異材質発泡品を1体化する異材質発泡射出成形方法
を提供することにある。
【0014】この発明の他の目的は、物理的性質を複合
的に持つ異材質発泡品を1体化するとともに形状自由度
が高い異材質発泡射出成形方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、次のような手段を採る。
【0016】この発明1の異材質発泡射出成形方法は、
少なくとも2つの型要素(13,14)と第1次射出成
型品(32)とで第2次初期キャビティー(35)を形
成する第2次初期キャビティー形成工程と、前記第2次
初期キャビティー形成工程により形成した前記第2次初
期キャビティー(35)に前記第1次射出成型品(3
2)の材質とは異なる材質の第2次成形材料を注入する
第2次注入工程と、前記少なくとも2つの型要素(1
3,14)のうちの少なくとも1つの型要素を他の1つ
の型要素に対して移動してキャビティーを閉じたまま前
記第2次初期キャビティー(35)の容積よりも大きい
第2次最終キャビティー(36)を形成し前記第2次最
終キャビティー(36)内で前記注入の成形材料を発泡
させる発泡工程ととからなることを特徴としている。
【0017】この発明2の異材質発泡射出成形方法は、
前記発明1において、前記第1次射出成型品(32)
は、少なくとも2つの型要素(53,54)により形成
される第1次初期キャビティー(30)を形成する第1
次初期キャビティー形成工程と、前記第1次初期キャビ
ティー形成工程により形成された第1次初期キャビティ
ー(30)に第1次成形材料を注入する工程と、前記少
なくとも2つの型要素(53,54)のうちの1つの型
要素を他の型要素に対してキャビティーを閉じたまま移
動し前記第1次初期キャビティー(30)の容積よりも
大きい容積の第1次最終キャビティー(31)を形成し
前記第1次最終キャビティー(31)内で前記注入の成
形材料を発泡させる発泡工程とにより発泡成形された発
泡射出成形品であるとからなることを特徴としている。
【0018】この発明3の異材質発泡射出成形方法は、
前記発明1において、前記第1次射出成型品(32)
は、少なくとも3つの型要素(13,14,15)によ
り形成される第1次初期キャビティー(30)を形成す
る第1次初期キャビティー形成工程と、前記第1次初期
キャビティー形成工程により形成された第1次初期キャ
ビティー(30)に第1次成形材料を注入する工程と、
前記少なくとも3つの型要素(13,14,15)のう
ちの1つの型要素を他の型要素に対してキャビティーを
閉じたまま移動し前記第1次初期キャビティー(30)
の容積よりも大きい容積の第1次最終キャビティー(3
1)を形成し前記第1次最終キャビティー(31)内で
前記注入の成形材料を発泡させる発泡工程とにより発泡
成形された発泡射出成形品であることを特徴としてい
る。
【0019】この発明4の異材質発泡射出成形品は、そ
れぞれに異なる材質の少なくとも2体の発泡射出成形体
の泡どうしを一方の発泡射出成形体の発泡射出成型時に
熱融着したことを特徴とする異材質発泡射出成形品。
【0020】この発明5の異材質発泡射出成形品は、前
記発明4において、1体の発泡射出成形体の材質は硬質
の熱可塑性エンジニアリング・プラスチクスであり、他
方の発泡射出成形体の材質は熱可塑性エラストマである
ことを特徴とする異材質発泡射出成形品。
【0021】なお、前記で参照番号を併記したのは、実
施例との対応関係を明確にする便宜のためであり、本発
明を実施例に限定するためではない。
【0022】
【作用】この発明の異材質発泡射出成形方法は、射出成
形用型の一方に属しこの一方に対して可動する型を後退
させるコアバック法により定量的に第1次樹脂材料を発
泡させ第1次成形体を形成する。次に、第1次成形体に
接合させてコアバック法により定量的に第2次樹脂材料
を発泡させ第2次成形体を形成し、第1次成形体に第2
次成形体を一体的に異材質(多色)成形する。第1次成
形体と第2次成形体の材質が異なる第1次成形体と第2
次成形体の融着接合により、第2次成形体または第1次
成形体の弾力性、柔軟性、緩衝性に加え、全体的に第1
次成形体または第2次成形体の強靭性を同時に持つ材料
または製品が製造される。一般的には、異材質発泡成形
体の両方の性質を合わせ持つ材料または製品が製造され
る。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。
【0024】(実施例1)図4〜図9は、本発明の異材
質発泡射出成形方法の原理的射出成形手段の動作を実施
例1として工程順に示し、それぞれに正面断面図であ
る。図10は、この実施例により製造される自動車用エ
アコンのダンパー1を示している。図10に示すよう
に、ダンパー1は、ダンパー本体2と緩衝体3とからで
きている。緩衝体3は、板状のダンパー本体2の片側面
に1体に環状4角形状に形成されている。
【0025】強靭性が要求されるダンパー本体2には、
ナイロン、PPなど硬質の各種エンジニアリング・プラ
スティクスが用いられる。弾性が要求される緩衝体3に
は、各種の熱可塑性エラストマが用いられる。熱可塑性
エラストマとしては、ウレタン系エラストマ、オレフィ
ン系エラストマ、ジエン系エラストマ、可塑化塩化ビニ
ル等のよく知られた成形材料あるいはこれらにポリエー
テルブロックアミドまたはポリエステル系熱可塑性エラ
ストマを含有させたものが用いられている。また、この
ようなエンジニアリング・プラスティクス、熱可塑性エ
ラストマには、発泡剤が混合されている。
【0026】図4に示すように、発泡成形のために慣用
の射出成形装置が用いられている。射出成形装置は、固
定盤10と可動盤11と可動盤11の移動を案内する複
数体の案内用ロッド12を備えている。固定盤10に対
向する可動盤11は、図示しない流体圧シリンダにより
駆動され固定盤10に対して前後動する。
【0027】射出成形型は、基本的には3要素から構成
されている。基本的3要素は、型要素13と型要素14
と型要素15とから構成されている。型要素13は固定
盤10に取り付けられている。型要素14は可動盤11
に取り付けられている。型要素13と型要素14は、相
対的に可動である。この実施例を説明する便宜上、型要
素13を固定側の型要素、型要素14を可動側の型要素
という。
【0028】型要素14または可動盤11に空気圧シリ
ンダ16が設けられている。空気圧シリンダ16のピス
トンロッド16aの先頭部に型要素15が取り付けられ
ている。型要素15は型要素14内で摺動自在に案内さ
れる。型要素13の側に第1次ゲート18、第2次ゲー
ト19が設けられている。第1次ゲート18はランナー
20を介して第1次注入管21の注入口に接続されてい
る。第2次ゲート19は第2次注入管22の注入口に接
続されている。
【0029】型要素15は、環状4角形の柱状体であ
る。このような形状の型要素15が、型要素14に設け
られている環状溝23に挿入されている。環状溝23は
型要素14の型要素13に対向する側の端面で開放され
ている。
【0030】図4は異材質発泡射出成形の初期キャビテ
ィー形成工程を示している。型要素13の型要素14に
対向する側の端面と型要素14の環状溝23の側周面と
型要素15の型要素13に対向する側の端面とで、環状
の第1次初期キャビティー30が形成されている。図5
に示すように、第1次初期キャビティー30に第1次注
入管21の注入口からランナー20、第1次ゲート18
を介して第1次初期キャビティー30に発泡剤を含む第
1次成形材料を注入する。
【0031】図6は、このような第1次注入工程に続く
第1次発泡工程を示している。この工程は、空気圧シリ
ンダ16を駆動し型要素15を後退移動させ第1次初期
キャビティー30を拡大して第1次初期キャビティー3
0の容積のほぼ2倍の容積になるように第1次最終キャ
ビティー31を形成し第1次発泡を行う工程である。こ
の工程により第1次発泡体32が成形される。
【0032】次に、可動盤11を後退させる。図7に示
すように、可動盤11と同体に型要素14、型要素1
5、空気圧シリンダ16、第1次最終キャビティー31
中の第1次発泡体32が後退する。この後退により、型
要素13の型要素14に対向する側の端面と型要素14
の型要素13側端面と第1次発泡体32の型要素13に
対向する側の端面とで第2次初期キャビティー35が形
成される。
【0033】図8は、第2次注入工程を示している。第
2次初期キャビティー35に、第2次注入管22から第
2次ゲート19を介して第2次成形材料を注入する。図
9は、このような第2次注入工程に続く第2次発泡工程
を示している。この工程は、可動盤11を後退移動させ
第2次初期キャビティー35を拡大して第2次初期キャ
ビティー35の容積のほぼ2倍の容積になるように最終
キャビティー36を形成し第2次発泡を行う工程であ
る。この工程により第2次発泡体37が成形される。
【0034】第2次発泡体37の発泡過程で、泡が第1
次発泡体32の泡構造の小さい隙間に浸透しそれ自身の
熱による熱溶着により融着し、第1次発泡体32と第2
次発泡体37の強固な1体成形物ができる。次に、可動
盤11を後退させ、型要素13と型要素14を離型して
異材質発泡成形品であるダンパー1を取り出すことは、
慣用の射出成形機における成形品の取り出しと同様であ
る。
【0035】(実施例2)図11〜図13は、本発明の
異材質発泡射出成形方法の原理的射出成形手段の動作を
実施例2として工程順に示し、それぞれに正面断面図で
ある。図14は、この実施例2により製造される自転車
用車輪41を示している。図14に示すように、自転車
用車輪41は、車輪本体42と緩衝輪43との1体物で
ある。車輪本体42は、硬質エンジニアリング・プラス
ティクスで成形されており、発泡成形されていない。緩
衝輪43は部分トーラス面44(図11参照)を持つ発
泡成形品である。
【0036】図11に示す射出成形機は、図4に示した
実施例1の射出成形機と同様に、固定盤10に固定され
た型要素13と可動盤11に固定された型要素14と型
要素14に対して可動な型要素15とを備えている。図
11に示すように、閉じた状態の型要素13と型要素1
4との間に別工程で成形された車輪本体42である1次
成形品が挟持される。1次成形品は、図示しない別の射
出成形機の型により形成される図示しない第1次キャビ
ティーに第1次成形材料を注入することにより成形した
ものである。
【0037】このような1次成型品42の部分トーラス
面44と型要素13の型要素14に対向する側の部分ト
ーラス面46と型要素14の型要素13に対向する側の
部分トーラス面47と型要素15の周面とで、閉じた第
2次キャビティーが形成されている。型要素15の周面
は、部分トーラス面48と型要素14の環状溝49に摺
動する摺動面50とで構成されている。型要素15は型
要素14に設けられている環状溝49に挿入されてい
る。
【0038】型要素13、型要素14が備える2つのキ
ャビティー形成面46とキャビティー形成面47の交叉
線Lの近傍部は、2つの型要素13,14の可動方向D
に平行でない面すなわちトーラス面で構成されている。
【0039】次に実施例2の異材質発泡成形方法を説明
する。図11に示すように、型要素13に車輪本体42
である第1次射出成型品32を挿入し型要素14を前進
させて型要素13と型要素14とで車輪本体42を挟み
込む。図11に示すように、空気圧シリンダ16を駆動
しピストンロッド16aと1体の型要素15を前進位置
に前進させる。この前進位置で、1次成型品42の部分
トーラス面44と型要素13の部分トーラス面46と型
要素14の部分トーラス面47と型要素15の周面4
8,50とで、閉じた第2次初期キャビティー35が形
成されている。
【0040】図12は、第2次注入工程を示している。
第2次初期キャビティー35に、第2次注入管22から
第2次ゲート19を介して第2次成形材料を注入する。
図13は、このような第2次注入工程に続く第2次発泡
工程を示している。この工程は、型要素15を後退移動
させ第2次初期キャビティー35を拡大して第2次初期
キャビティー35の容積のほぼ2倍の容積になるように
最終キャビティー36を形成し第2次発泡を行う工程で
ある。この工程により第2次発泡体37が成形される。
この第2次発泡体37は、緩衝輪43に相当する。
【0041】第2次発泡体37の発泡過程で、泡が第1
次発泡体32の泡構造の小さい隙間に浸透し熱溶着によ
り融着し、第1次発泡体32と第2次発泡体37の強固
な1体成形物ができる。次に、可動盤11を後退させ、
型要素13と型要素14を離型して異材質発泡成形品で
あるダンパー1を取り出すことは、慣用の射出成形機に
おける成形品の取り出しと同様である。
【0042】(実施例3)図15は、本発明の異材質発
泡射出成形方法の原理的射出成形手段の動作を実施例3
として示し、正面断面図である。実施例1,2がコアバ
ック方式の射出成形機を用いているのに対して、実施例
3は回転方式の射出成形機を用いている。図15は、慣
用の回転式射出成形機の型要素を改良している。 図1
6は、この実施例3により製造される異材質発泡射出成
形品で、図10に示す自動車用エアコンのダンパー1と
ほぼ同様のダンパー1である。図16のダンパー1も、
ダンパー本体2と緩衝体3とからできている。緩衝体3
は、板状のダンパー本体2の片側面に1体に環状4角形
状に形成されている。
【0043】図15に示す射出成形機は、2組の型要素
を備えている。固定盤10に2体の固定側型要素53と
固定側型要素13とが取り付けられている。可動盤11
は案内用ロッド12により案内され固定盤10に対して
前後動する。固定盤10と可動盤11との間に回転用中
心軸60が橋架されている。可動盤11の側で回転用中
心軸60に回転盤61が回転自在に支持されている。回
転盤61に2体の可動側型要素54と型要素14が取り
付けられている。
【0044】互いにはまり合って摺動しあう型要素53
と型要素54により第1初期キャビティー30が形成さ
れている。型要素13の側に第1次ゲート18が設けら
れている。第1次ゲート18はランナー20を介して第
1次注入管21のインジェクションノズルである注入口
に接続されている。
【0045】型要素14は、型要素54と同形である。
型要素14とはまりあう型要素13に第2次ゲート19
が設けられている。第2次ゲート19は第2次注入管2
2の注入口に接続されている。型要素14には第1次発
泡射出成形体32が挿入されている。型要素14と第1
次発泡射出成形体32と型要素13とで第2次初期キャ
ビティー35が形成されている。
【0046】図15は、第1次初期キャビティー形成工
程と第2次初期キャビティー形成工程とが同時に進行す
る状態を示している。型要素53と型要素54とで第1
次初期キャビティー30が形成されると同時に第1次発
泡射出成形体32と型要素14と型要素13とで第2次
初期キャビティー35が形成されている。第1次初期キ
ャビティー30と第2次初期キャビティー35に同時に
またはほぼ同時に第1次ゲート18と第2次ゲート19
から第1次成形材料及び第2次成形材料が注入される。
第1次成形材料及び第2次成形材料は実施例1のそれら
に同様である。
【0047】図17に示すように、可動盤11を後退さ
せる。可動盤11と同体に回転盤61、型要素54、型
要素14が後退する。この後退により第1次初期キャビ
ティー30、第2次初期キャビティー35が拡大されほ
ぼ2倍体の第1次最終キャビティー31、第2次最終キ
ャビティー36がそれぞれに形成される。このような2
倍体の第1次最終キャビティー31、第2次最終キャビ
ティー36内でそれぞれに第1次成形材料及び第2次成
形材料が発泡し、第1次発泡体32及び第2次発泡体3
7が成形される。
【0048】次に可動盤11を後退させ、慣用手段によ
り型要素13、型要素14から図16に示す異材質発泡
成型品であるダンパー1を取り出す。第1次発泡体は、
型要素54に保持されている。図示しない慣用手段によ
り回転盤61を回転させ、型要素54を型要素13側
に、型要素14を型要素53側に回転移動させた後に、
可動盤11を前進させる。このような前進により、再び
図15の状態がえられ、1回の異材質発泡射出成形サイ
クルが完了する。
【0049】(実施例4)図22に示す実施例4の自動
車用エアコンダンパー1は、図10,16に示す実施例
1,3の自動車用エアコンダンパーと部分的に共通形状
を備えているが、全体的には異なっている。実施例4の
自動車用エアコンダンパー1は、ダンパー本体2の両面
に緩衝体3,3を備えている。両面の緩衝体3,3は、
ダンパー本体2を貫通する同質材料の複数箇所のゲート
埋込体71により連結されている。
【0050】図18は、実施例4の自動車用エアコンダ
ンパー1を成形するための金型装置を示している。固定
盤10、可動盤11、可動盤11の010に対する前進
後退を案内するための案内体12、固定盤10に固定さ
れた型要素13、可動盤11に固定された型要素14、
型要素14に対して摺動し前後動する型要素15からな
る構成は、実施例1,2,3に同様である。
【0051】実施例4は、複数のゲート形成用ピン72
が付加されている。ゲート形成用ピン72、環状の型要
素15の内周面である平面に摺動し前後動する。複数の
ゲート形成用ピン72は、それらの基部が移動盤73に
移動盤73に埋め込まれ固定されている。ゲート形成用
ピン72は、型要素14の内側の円筒状周面に摺動し前
後動する移動盤73から移動方向に立ち上がっている。
移動盤73は可動盤11に設けられているエアシリンダ
74により駆動される。
【0052】図18は、異材質発泡射出成形の初期キャ
ビティー形成工程を示している。型要素13の型要素1
4に対向する側の端面と型要素14の型要素13に対向
する側の端面と15とゲート形成用ピン72とでほぼデ
ィスク状の第1次初期キャビティー30が形成されてい
る。このように形成されている第1次初期キャビティー
30に、第1次注入管21の注入口から第1次ゲート1
8を介して発泡剤を含む第1次成形材料を注入する。
【0053】図19は、第1次発泡工程を示している。
この工程は、可動盤11を後退移動させ第1次初期キャ
ビティー30を拡大して第1次初期キャビティー30の
容積のほぼ2倍の容積になるように第1次最終キャビテ
ィー31を形成し第1次発泡を行う工程である。この工
程により第1次発泡体32が成形される。この工程で
は、可動盤11と同体に型要素14、空気圧シリンダ1
6、ピストンロッド16a、型要素15、エアシリンダ
74、移動盤73、ゲート形成用ピン72が等距離後退
する。
【0054】次に、空気圧シリンダ16を駆動しピスト
ンロッド16aを後退させる。ピストンロッド16aの
後退により図20に示すように、ピストンロッド16a
と同体に型要素15が後退する。型要素15の前端面と
型要素14の型要素13に対向する側のキャビティー形
成面は面一になる。この後退と併行させて、エアシリン
ダ74を駆動し移動盤73を後退させる。複数のゲート
形成用ピン72の前端面も前記キャビティー形成面に面
一になっている。
【0055】このような型要素15とゲート形成用ピン
72の後退により、型要素15と第1次発泡体32とで
第2次初期キャビティー35が形成されている。また、
ゲート形成用ピン72が第1次発泡体32から抜けた後
に第2次ゲート17に接続される成形ゲート75が形成
されている。第2次ゲート17から第2次成形材料を注
入する。図21に示すように、第2次ゲート17から注
入される第2次成形材料は、成形ゲート75を介して第
2次初期キャビティー35に注入される。このような第
2次注入工程に続き、空気圧シリンダ16を駆動しピス
トンロッド16aを介して型要素15をさらに後退さ
せ、第2次最終キャビティー36を形成する。図22に
示すように、第2次最終キャビティー36内で第2次成
形材料が発泡し第2次発泡体が形成される。可動盤11
を十分に後退させ図22の第2次発泡体を型から抜き取
り、第2次ゲート17内で成形された発泡体の1部を切
断すると、ダンパー本体2の両面に環状の緩衝体3が設
けられた異材質1体の発泡成形体であるダンパー1が生
産される。
【0056】(その他の実施例)本発明は、上記実施例
に限られることはなく、本発明の趣旨の範囲内で、設計
変更が行われる。たとえば、ランナーの取り出しのため
に、射出成形型を3分割構成にしたりする公知手段が適
用される。
【0057】
【発明の効果】この発明によると下記効果が奏される。
弾力性、柔軟性、緩衝性、強靭性を同時に持つ材料また
は製品を2色射出成形の量産性により安価に製造でき、
同時に性質が異なる2物質を一体化した製品の品質を安
定化することができる。異材質発泡体の境界面は、泡構
造どうしの噛み込み合いにより強力な接合面である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、公知の発泡射出成形方法の最初の工程
を示し、正面断面図である。
【図2】図2は、図1の他の工程を示し、正面断面図で
ある。
【図3】図3は、公知方法の成形品形状の制約を説明す
るための斜軸投影面図である。
【図4】図4は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の最初の工程を示し、正面断面図である。
【図5】図5は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の他の工程を示し、正面断面図である。
【図6】図6は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の他の工程を示し、正面断面図である。
【図7】図7は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の他の工程を示し、正面断面図である。
【図8】図8は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の他の工程を示し、正面断面図である。
【図9】図9は、本発明の異材質発泡射出成形方法の実
施例1の他の工程を示し、正面断面図である。
【図10】図10は、本発明の異材質発泡射出成形方法
により製造された応用品示し、斜軸投影図である。
【図11】図11は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例2の最初の工程を示し、正面断面図である。
【図12】図12は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例2の他の工程を示し、正面断面図である。
【図13】図13は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例2の他の工程を示し、正面断面図である。
【図14】図14は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例2により製造された応用品示し、斜軸投影図で
ある。面断面図である。
【図15】図15は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の最初の工程を示し、正面断面図である。
【図16】図16は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3により製造された応用品示し、斜軸投影図で
ある。
【図17】図17は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の他の工程を示し、正面断面図である。
【図18】図18は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の他の工程を示し、正面断面図である。
【図19】図19は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の他の工程を示し、正面断面図である。
【図20】図20は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の他の工程を示し、正面断面図である。
【図21】図21は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3の他の工程を示し、正面断面図である。
【図22】図22は、本発明の異材質発泡射出成形方法
の実施例3により製造された異材質発泡射出成形品を示
す正面断面図である。
【符号の説明】
13,14,15…型要素 30…第1次初期キャビティー 31…第1次最終キャビティー 32…第1次射出成型品 35…第2次初期キャビティー 36…第2次最終キャビティー 53,54…型要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの型要素(13,14)と
    第1次射出成型品(32)とで第2次初期キャビティー
    (35)を形成する第2次初期キャビティー形成工程
    と、 前記第2次初期キャビティー形成工程により形成した前
    記第2次初期キャビティー(35)に前記第1次射出成
    型品(32)の材質とは異なる材質の第2次成形材料を
    注入する第2次注入工程と、 前記少なくとも2つの型要素(13,14)のうちの少
    なくとも1つの型要素を他の1つの型要素に対して移動
    してキャビティーを閉じたまま前記第2次初期キャビテ
    ィー(35)の容積よりも大きい第2次最終キャビティ
    ー(36)を形成し前記第2次最終キャビティー(3
    6)内で前記注入の成形材料を発泡させる発泡工程とか
    らなることを特徴とする異材質発泡射出成形方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1次射出成型品(32)は、少なくとも2つの型
    要素(53,54)により形成される第1次初期キャビ
    ティー(30)を形成する第1次初期キャビティー形成
    工程と、 前記第1次初期キャビティー形成工程により形成された
    第1次初期キャビティー(30)に第1次成形材料を注
    入する工程と、 前記少なくとも2つの型要素(53,54)のうちの1
    つの型要素を他の型要素に対してキャビティーを閉じた
    まま移動し前記第1次初期キャビティー(30)の容積
    よりも大きい容積の第1次最終キャビティー(31)を
    形成し前記第1次最終キャビティー(31)内で前記注
    入の成形材料を発泡させる発泡工程とにより発泡成形さ
    れた発泡射出成形品であることを特徴とする異材質発泡
    射出成形方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第1次射出成型品(32)は、少なくとも3つの型
    要素(13,14,15)により形成される第1次初期
    キャビティー(30)を形成する第1次初期キャビティ
    ー形成工程と、 前記第1次初期キャビティー形成工程により形成された
    第1次初期キャビティー(30)に第1次成形材料を注
    入する工程と、 前記少なくとも3つの型要素(13,14,15)のう
    ちの1つの型要素を他の型要素に対してキャビティーを
    閉じたまま移動し前記第1次初期キャビティー(30)
    の容積よりも大きい容積の第1次最終キャビティー(3
    1)を形成し前記第1次最終キャビティー(31)内で
    前記注入の成形材料を発泡させる発泡工程とにより発泡
    成形された発泡射出成形品であることを特徴とする異材
    質発泡射出成形方法。
  4. 【請求項4】それぞれに異なる材質の少なくとも2体の
    発泡射出成形体の泡どうしを一方の発泡射出成形体の発
    泡射出成型時に熱融着したことを特徴とする異材質発泡
    射出成形品。
  5. 【請求項5】請求項4において、 1体の発泡射出成形体の材質は硬質の熱可塑性エンジニ
    アリング・プラスチクスであり、他方の発泡射出成形体
    の材質は熱可塑性エラストマであることを特徴とする異
    材質発泡射出成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210045309A (ko) * 2019-10-15 2021-04-26 킹 스틸 머쉬너리 씨오., 엘티디. 사출 성형 시스템 및 사출 성형 방법
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WO2024071426A1 (ja) * 2022-09-29 2024-04-04 株式会社レゾナック 発泡成形品、車両用部材及び車両用バックドア

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