JPH087207Y2 - ボイラの電気配線における誤配線検出装置 - Google Patents
ボイラの電気配線における誤配線検出装置Info
- Publication number
- JPH087207Y2 JPH087207Y2 JP1990070299U JP7029990U JPH087207Y2 JP H087207 Y2 JPH087207 Y2 JP H087207Y2 JP 1990070299 U JP1990070299 U JP 1990070299U JP 7029990 U JP7029990 U JP 7029990U JP H087207 Y2 JPH087207 Y2 JP H087207Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boiler
- switch
- wiring
- electric
- order
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ボイラの電気配線における誤配線を自動
的に検出する検出装置に関するものである。
的に検出する検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕 周知のように、ボイラには、運転スイッチ、圧力スイ
ッチ、排ガス温度検出器等、各種の電気機器が付設さ
れ、これらの電気機器は、電気配線によりボイラの運転
制御器に接続されている。この電気配線の接続は、通
常、人間の手作業によるが、熟練度が低いと配線に誤り
が生じることがある。また、新製品の組立て時において
は、不慣れなため、配線に誤りが生じやすい。
ッチ、排ガス温度検出器等、各種の電気機器が付設さ
れ、これらの電気機器は、電気配線によりボイラの運転
制御器に接続されている。この電気配線の接続は、通
常、人間の手作業によるが、熟練度が低いと配線に誤り
が生じることがある。また、新製品の組立て時において
は、不慣れなため、配線に誤りが生じやすい。
配線に誤りがあると、電源スイッチをONにしてもボイ
ラが稼働しなかったり、ボイラが正常に動作せずに事故
を招いたりして危険である。また、誤配線を見つけるの
に、余分な労力と時間を要する。
ラが稼働しなかったり、ボイラが正常に動作せずに事故
を招いたりして危険である。また、誤配線を見つけるの
に、余分な労力と時間を要する。
この考案は、上述の課題に鑑み、ボイラの電気配線に
おける誤配線を自動的に検出するようにしたもので、具
体的には、ボイラに付属の運転スイッチ、圧力スイッチ
等の電気機器に、予め設定した運転制御シーケンスに従
って作動順位を定め、作動順位が上位の電気機器への入
力信号がない状態でそれより作動順位が下位の電気機器
への入力信号がある場合に、異常と判定する判定器を設
け、この判定器からの信号に基づいて異常がある場合に
警報を発する警報器を前記判定器に接続したことを特徴
としている。
おける誤配線を自動的に検出するようにしたもので、具
体的には、ボイラに付属の運転スイッチ、圧力スイッチ
等の電気機器に、予め設定した運転制御シーケンスに従
って作動順位を定め、作動順位が上位の電気機器への入
力信号がない状態でそれより作動順位が下位の電気機器
への入力信号がある場合に、異常と判定する判定器を設
け、この判定器からの信号に基づいて異常がある場合に
警報を発する警報器を前記判定器に接続したことを特徴
としている。
上述の構成によれば、ボイラに付属の電気機器に、予
め設定した運転制御シーケンスに従って作動順位を定
め、作動順位が上位の電気機器への入力信号がない状態
でそれより作動順位が下位の電気機器への入力信号があ
るかどうかを判別し、ある場合には異常と判定して警報
を発する。
め設定した運転制御シーケンスに従って作動順位を定
め、作動順位が上位の電気機器への入力信号がない状態
でそれより作動順位が下位の電気機器への入力信号があ
るかどうかを判別し、ある場合には異常と判定して警報
を発する。
以下、この考案の好ましい実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
ボイラ（１）は、加熱用バーナ（２）を備えており、
送風機（３）にて燃焼用空気を該バーナ（２）に送るよ
うにしている。前記バーナ（２）には燃料供給ライン
（４）を接続し、この燃料供給ライン（４）に燃料ポン
プ（５）および燃料用電磁弁（６）を挿設している。火
災の有無をは、火災検出器（７）で検出する。
送風機（３）にて燃焼用空気を該バーナ（２）に送るよ
うにしている。前記バーナ（２）には燃料供給ライン
（４）を接続し、この燃料供給ライン（４）に燃料ポン
プ（５）および燃料用電磁弁（６）を挿設している。火
災の有無をは、火災検出器（７）で検出する。
ボイラ（１）の稼動、停止は、負荷の状況によって制
御し、ボイラ缶内圧を検出する圧力スイッチ（８）の信
号に基づいて、運転制御器（９）により制御する。即
ち、缶内圧が予め設定しておいた圧力値以上になれば、
燃焼を停止し、缶内圧が設定値以下になれば燃焼を開始
するように制御する。
御し、ボイラ缶内圧を検出する圧力スイッチ（８）の信
号に基づいて、運転制御器（９）により制御する。即
ち、缶内圧が予め設定しておいた圧力値以上になれば、
燃焼を停止し、缶内圧が設定値以下になれば燃焼を開始
するように制御する。
ボイラ（１）は、缶内の水位を検出するための水位検
出器（10）を備え、この水位検出器（10）の信号に基づ
いて、運転制御器（９）により、給水ライン（11）中の
給水ポンプ（12）をON-OFF稼動させ、缶内の水位を一定
のレベルに保つ。運転制御器（９）は、運転スイッチ
（13）および燃焼スイッチ（14）を備えている。
出器（10）を備え、この水位検出器（10）の信号に基づ
いて、運転制御器（９）により、給水ライン（11）中の
給水ポンプ（12）をON-OFF稼動させ、缶内の水位を一定
のレベルに保つ。運転制御器（９）は、運転スイッチ
（13）および燃焼スイッチ（14）を備えている。
判定器（15）は、上述の運転スイッチ（13）、燃焼ス
イッチ（14）、圧力スイッチ（８）等の電気機器の電気
配線における誤配線を判定するためのもので、各電気機
器に、予め設定した運転制御シーケンスに従って作動順
位を定め、作動順位が上位の電気機器への入力信号がな
い状態で、それより作動順位が下位の電気機器への入力
信号がある場合に、異常と判定する。前記判定器（15）
からの信号を受けて、異常がある場合には警報器（16）
にて警報を発する。警報を発する際には、誤配線箇所も
同時に知らせるようにする。
イッチ（14）、圧力スイッチ（８）等の電気機器の電気
配線における誤配線を判定するためのもので、各電気機
器に、予め設定した運転制御シーケンスに従って作動順
位を定め、作動順位が上位の電気機器への入力信号がな
い状態で、それより作動順位が下位の電気機器への入力
信号がある場合に、異常と判定する。前記判定器（15）
からの信号を受けて、異常がある場合には警報器（16）
にて警報を発する。警報を発する際には、誤配線箇所も
同時に知らせるようにする。
ボイラ装置は、予め設定した一定の運転制御シーケン
スに従って動くが、例えば、まず運転スイッチ（13）を
ONにして、缶内に所定のレベルまで給水し、水位が所定
のレベルに達した後、燃焼スイッチ（14）をONにして燃
焼動作を開始させる。燃焼スイッチがON状態にある間
は、前述したように圧力スイッチ（８）の信号により燃
焼の開始および停止が制御される。
スに従って動くが、例えば、まず運転スイッチ（13）を
ONにして、缶内に所定のレベルまで給水し、水位が所定
のレベルに達した後、燃焼スイッチ（14）をONにして燃
焼動作を開始させる。燃焼スイッチがON状態にある間
は、前述したように圧力スイッチ（８）の信号により燃
焼の開始および停止が制御される。
従って、運転スイッチ（13）、燃焼スイッチ（14）、
圧力スイッチ（８）の三者の間では、作動順位は、運転
スイッチ（13）、燃焼スイッチ（14）、圧力スイッチ
（８）の順になり、燃焼スイッチ（14）の接点が開状態
であるのに、圧力スイッチ（８）で電圧が検出されれ
ば、圧力スイッチ（８）の電気配線が誤っていることに
なる。
圧力スイッチ（８）の三者の間では、作動順位は、運転
スイッチ（13）、燃焼スイッチ（14）、圧力スイッチ
（８）の順になり、燃焼スイッチ（14）の接点が開状態
であるのに、圧力スイッチ（８）で電圧が検出されれ
ば、圧力スイッチ（８）の電気配線が誤っていることに
なる。
この考案は、以上のような構成であるので、ボイラの
電気配線における誤配線を自動的にかつ確実に検出する
ことができる。従って、誤配線によるボイラの作動ミス
を事前に防止したり、配線作業に不慣れな人でも正確に
配線することができ、誤配線修正のための余分な労力と
時間を必要としないなど、実用上、非常に優れた効果を
発揮することができる。
電気配線における誤配線を自動的にかつ確実に検出する
ことができる。従って、誤配線によるボイラの作動ミス
を事前に防止したり、配線作業に不慣れな人でも正確に
配線することができ、誤配線修正のための余分な労力と
時間を必要としないなど、実用上、非常に優れた効果を
発揮することができる。
第１図は、この考案の一実施例を示す系統図である。 （１）……ボイラ、（８）……圧力スイッチ （12）……運転スイッチ、（15）……判定器 （16）……警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坪田 吉民 愛媛県松山市堀江町７番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 菅野 均 愛媛県松山市堀江町７番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 安藤 秀朗 愛媛県松山市堀江町７番地 三浦工業株式 会社内 (72)考案者 重松 敬 愛媛県松山市堀江町７番地 三浦工業株式 会社内 審査官 清田 栄章 (56)参考文献 特開 昭53−146329（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−163466（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】ボイラ（１）に付属の運転スイッチ（1
3）、圧力スイッチ（８）等の電気機器に、予め設定し
た運転制御シーケンスに従って作動順位を定め、作動順
位が上位の電気機器への入力信号がない状態でそれより
作動順位が下位の電気機器への入力信号がある場合に、
異常と判定する判定器（15）を設け、この判定器（15）
からの信号に基づいて異常がある場合に警報を発する警
報器（16）を前記判定器（15）に接続したことを特徴と
するボイラの電気配線における誤配線検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990070299U JPH087207Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ボイラの電気配線における誤配線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990070299U JPH087207Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ボイラの電気配線における誤配線検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433808U JPH0433808U (ja) | 1992-03-19 |
| JPH087207Y2 true JPH087207Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31606342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990070299U Expired - Lifetime JPH087207Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ボイラの電気配線における誤配線検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087207Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163466A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | Checking method for relay contact transfer testing circuit |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990070299U patent/JPH087207Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433808U (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |