JPH087172Y2 - 金属積層形シリンダヘッドガスケット - Google Patents
金属積層形シリンダヘッドガスケットInfo
- Publication number
- JPH087172Y2 JPH087172Y2 JP1991044421U JP4442191U JPH087172Y2 JP H087172 Y2 JPH087172 Y2 JP H087172Y2 JP 1991044421 U JP1991044421 U JP 1991044421U JP 4442191 U JP4442191 U JP 4442191U JP H087172 Y2 JPH087172 Y2 JP H087172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- grommet
- cylinder head
- seal
- collar
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属積層形シリンダヘ
ッドガスケットの改良に関するものである。
ッドガスケットの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から内燃機関に使用されるシリンダ
ヘッドガスケットとしては、例えば、ドイツ特許公開第
ＤＥ ３２４５３８３ Ａ１ 号公報に記載されている
ものがある。このシリンダヘッドガスケットは、シリン
ダ穴の周囲を囲むビードと、このビードを覆う金属板か
ら成るグロメットとを設け、このグロメットの背面に設
けられる各々の金属積層板同士の間に燃焼ガスが侵入し
ないようにしたものである。
ヘッドガスケットとしては、例えば、ドイツ特許公開第
ＤＥ ３２４５３８３ Ａ１ 号公報に記載されている
ものがある。このシリンダヘッドガスケットは、シリン
ダ穴の周囲を囲むビードと、このビードを覆う金属板か
ら成るグロメットとを設け、このグロメットの背面に設
けられる各々の金属積層板同士の間に燃焼ガスが侵入し
ないようにしたものである。
【０００３】また、別のシリンダヘッドガスケットとし
ては、高温高圧の燃焼ガスをシールするために、シール
部を同心状に二重に設けたものが使用されていることは
周知である。そして、前記した二重のシール部の構造と
しては、内燃機関のシリンダボアの構造に合わせて種々
のものがある。
ては、高温高圧の燃焼ガスをシールするために、シール
部を同心状に二重に設けたものが使用されていることは
周知である。そして、前記した二重のシール部の構造と
しては、内燃機関のシリンダボアの構造に合わせて種々
のものがある。
【０００４】例えば、前記二重シール部の構造として、
シリンダ穴に対し内周側のシール部剛性を外周側のシー
ル部剛性より低くして、シリンダライナーの鍔部の付け
根や、シリンダボディの前記鍔部の支持部の付け根に、
ヘッドボルトの締結による応力が集中しないようにした
もの、或いは、前記した応力の集中が問題とならない場
合には、内周側のシール部剛性を外周側シール部剛性よ
り高くして、この外周側のシール部を補助的なものとし
て、シリンダ穴から接合面への燃焼ガスの侵入を防止す
るようにしたものなどがある。
シリンダ穴に対し内周側のシール部剛性を外周側のシー
ル部剛性より低くして、シリンダライナーの鍔部の付け
根や、シリンダボディの前記鍔部の支持部の付け根に、
ヘッドボルトの締結による応力が集中しないようにした
もの、或いは、前記した応力の集中が問題とならない場
合には、内周側のシール部剛性を外周側シール部剛性よ
り高くして、この外周側のシール部を補助的なものとし
て、シリンダ穴から接合面への燃焼ガスの侵入を防止す
るようにしたものなどがある。
【０００５】また、前記二重シール部の内、一方のシー
ル部のシール部剛性を高くする手段としては、ビードの
幅や高さ、板厚、材質の硬度などを変化させて、ビード
の弾性力を強化したものの他に、ワイヤーリングや積層
板によってシール部の剛性を向上させたものなどがあ
る。
ル部のシール部剛性を高くする手段としては、ビードの
幅や高さ、板厚、材質の硬度などを変化させて、ビード
の弾性力を強化したものの他に、ワイヤーリングや積層
板によってシール部の剛性を向上させたものなどがあ
る。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、シリンダ穴
を取り囲むようにグロメットを設け、更に、このグロメ
ットの外周側に二重のシール部を形成した金属積層形の
シリンダヘッドガスケットを使用した場合であっても、
ヘッドボルトの締め付け具合によって、シリンダヘッド
に微妙な反りが発生することがあるため、その場合に
は、燃焼ガスが漏洩することがあった。
を取り囲むようにグロメットを設け、更に、このグロメ
ットの外周側に二重のシール部を形成した金属積層形の
シリンダヘッドガスケットを使用した場合であっても、
ヘッドボルトの締め付け具合によって、シリンダヘッド
に微妙な反りが発生することがあるため、その場合に
は、燃焼ガスが漏洩することがあった。
【０００７】本考案は、以上の問題点に鑑みて、ヘッド
ボルトの締め付け具合によって、シリンダヘッドに反り
が発生しても、その影響を受けることなく、高いシール
性能を保持することができる金属積層形シリンダヘッド
ガスケットを提供することを目的とするものである。
ボルトの締め付け具合によって、シリンダヘッドに反り
が発生しても、その影響を受けることなく、高いシール
性能を保持することができる金属積層形シリンダヘッド
ガスケットを提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため
の本考案の金属積層形シリンダヘッドガスケットは、シ
ールする穴を取り囲んで、一方の鍔部が他方の鍔部より
も広幅に形成されたグロメットを設け、このグロメット
の狭幅の鍔部における合計板厚が最も厚くなる ように、
平板状の金属薄板を積層して主シール部を形成すると共
に、この狭幅の鍔部の外周側の広幅の鍔部における合計
板厚が前記主シール部に次いで厚くなるように、この位
置にビードを設けた金属薄板を積層して副シール部を形
成し、前記グロメットの外周側における合計板厚が前記
副シール部よりも薄くなるように、平板状の金属薄板を
積層して平坦部を形成したものである。
の本考案の金属積層形シリンダヘッドガスケットは、シ
ールする穴を取り囲んで、一方の鍔部が他方の鍔部より
も広幅に形成されたグロメットを設け、このグロメット
の狭幅の鍔部における合計板厚が最も厚くなる ように、
平板状の金属薄板を積層して主シール部を形成すると共
に、この狭幅の鍔部の外周側の広幅の鍔部における合計
板厚が前記主シール部に次いで厚くなるように、この位
置にビードを設けた金属薄板を積層して副シール部を形
成し、前記グロメットの外周側における合計板厚が前記
副シール部よりも薄くなるように、平板状の金属薄板を
積層して平坦部を形成したものである。
【０００９】前記した合計板厚を、主シール部から外周
側に向かって漸次薄くする手段としては、例えば、主シ
ール部、副シール部、及びその外周側の平坦部に共通す
る積層板を除き、グロメットの板厚を最も厚く形成し、
次いで平坦部から副シール部に達する板厚を厚く形成
し、平坦部のみに配される金属板を最も薄く形成する方
法などがある。
側に向かって漸次薄くする手段としては、例えば、主シ
ール部、副シール部、及びその外周側の平坦部に共通す
る積層板を除き、グロメットの板厚を最も厚く形成し、
次いで平坦部から副シール部に達する板厚を厚く形成
し、平坦部のみに配される金属板を最も薄く形成する方
法などがある。
【００１０】
【作 用】
本考案の金属積層形シリンダヘッドガスケッ
トは以上の構成を有しており、最も高いシール性能が要
求されるシリンダ穴近傍の主シール部に、グロメットの
折り返し部を配設し、その外周において、補助的なシー
ル性能が要求される副シール部にグロメットの平板部分
とビードを配設したので、前記主シール部と副シール部
には、この順で強いシール面圧が発生する。
トは以上の構成を有しており、最も高いシール性能が要
求されるシリンダ穴近傍の主シール部に、グロメットの
折り返し部を配設し、その外周において、補助的なシー
ル性能が要求される副シール部にグロメットの平板部分
とビードを配設したので、前記主シール部と副シール部
には、この順で強いシール面圧が発生する。
【００１１】また、主シール部から外周側に向かって、
合計板厚が漸次薄くなるように、金属薄板を積層したの
で、このシリンダヘッドガスケットをシリンダブロック
とシリンダヘッドの間に挟んでヘッドボルトで締め付け
た場合に、その締め付け具合によってシリンダヘッドに
反りが発生しても、各々の積層板同士の圧着によって、
この反りを吸収して、主シール部におけるシール面圧を
重点的に確保する。
合計板厚が漸次薄くなるように、金属薄板を積層したの
で、このシリンダヘッドガスケットをシリンダブロック
とシリンダヘッドの間に挟んでヘッドボルトで締め付け
た場合に、その締め付け具合によってシリンダヘッドに
反りが発生しても、各々の積層板同士の圧着によって、
この反りを吸収して、主シール部におけるシール面圧を
重点的に確保する。
【００１２】
【実施例】
次に図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。先ず、図１に示す本実施例の金属積層形のシリン
ダヘッドガスケット１は、シリンダ穴２を取り囲むよう
に設けられたグロメット４と、このグロメット４に積層
され、一方の表面板を兼ね るビード板６と、同様にこの
グロメット４に積層される他方の表面板１２とを有して
いる。更に、ビード板６と表面板１２との間には、グロ
メット４の広幅の鍔部２２の外周側に設けられる中板８
と、グロメット４の狭幅の鍔部２０の外周側に設けられ
る中板１０とが積層されている。
する。先ず、図１に示す本実施例の金属積層形のシリン
ダヘッドガスケット１は、シリンダ穴２を取り囲むよう
に設けられたグロメット４と、このグロメット４に積層
され、一方の表面板を兼ね るビード板６と、同様にこの
グロメット４に積層される他方の表面板１２とを有して
いる。更に、ビード板６と表面板１２との間には、グロ
メット４の広幅の鍔部２２の外周側に設けられる中板８
と、グロメット４の狭幅の鍔部２０の外周側に設けられ
る中板１０とが積層されている。
【００１３】前記狭幅の鍔部２０は、グロメット４の折
り返し部となっており、ここに広幅の鍔部２２、ビード
板６、表面板１２、狭幅の鍔部２０の合計４枚分に相当
する金属薄板を積層して、主シール部１６を構成してい
る。また、広幅の鍔部２２の平板部分にはビード板６の
ビード１４を配設しており、ここに広幅の鍔部２２、ビ
ード板６、中板１０、表面板１２を積層して、副シール
部１８を構成している。更に、グロメット４の外周側と
なる平坦部２４には、ビード板６、中板８、中板１０、
表面板１２を積層している。
り返し部となっており、ここに広幅の鍔部２２、ビード
板６、表面板１２、狭幅の鍔部２０の合計４枚分に相当
する金属薄板を積層して、主シール部１６を構成してい
る。また、広幅の鍔部２２の平板部分にはビード板６の
ビード１４を配設しており、ここに広幅の鍔部２２、ビ
ード板６、中板１０、表面板１２を積層して、副シール
部１８を構成している。更に、グロメット４の外周側と
なる平坦部２４には、ビード板６、中板８、中板１０、
表面板１２を積層している。
【００１４】また、主シール部１６、副シール部１８、
平坦部２４に於ける、それぞれの合計板厚の関係は表１
に示すように設定されており、主シール部１６の合計板
厚をｔ Ｂ 、副シール部１８の合計板厚を ｔ Ｓ 、平坦部
２４の合計板厚を ｔ Ｆ で、それぞれ表すと、ｔ Ｂ ＞
ｔ Ｓ ＞ ｔ Ｆ となるようにしている。
平坦部２４に於ける、それぞれの合計板厚の関係は表１
に示すように設定されており、主シール部１６の合計板
厚をｔ Ｂ 、副シール部１８の合計板厚を ｔ Ｓ 、平坦部
２４の合計板厚を ｔ Ｆ で、それぞれ表すと、ｔ Ｂ ＞
ｔ Ｓ ＞ ｔ Ｆ となるようにしている。
【００１５】
【表１】
【００１６】このような関係を満たす為に、グロメット
４を最も厚く形成し、その次に中板１０を厚く形成し、
更に、これらの金属薄板よりも中板８の厚さを薄く形成
して、本実施例ではｔ Ｂ ＝１．５ｍｍ， ｔ Ｓ ＝１．４
ｍｍ， ｔ Ｆ ＝１．３５ｍｍと設定している。
４を最も厚く形成し、その次に中板１０を厚く形成し、
更に、これらの金属薄板よりも中板８の厚さを薄く形成
して、本実施例ではｔ Ｂ ＝１．５ｍｍ， ｔ Ｓ ＝１．４
ｍｍ， ｔ Ｆ ＝１．３５ｍｍと設定している。
【００１７】尚、ビード板６と表面板１２は、主シール
部１６、副シール部１８、及び平坦部２４に共通して設
けられている為、特に板厚を限定する必要は無い。
部１６、副シール部１８、及び平坦部２４に共通して設
けられている為、特に板厚を限定する必要は無い。
【００１８】このガスケット１を、シリンダブロックと
シリンダヘッドとの間に挟んで締め付けると、主シール
部１６に於いては、広幅の鍔部２２、ビード板６、表面
板１２、狭幅の鍔部２０が密着し、相互に作用する押圧
力とその反力によって、強力なシール面圧を発生する。
また、副シール部１８に於いては、広幅の鍔部２２、ビ
ード板６、中板１０、表面板１２が密着し、ビード１４
の弾性力によって、主シール部１６に次いで強力なシー
ル面圧を発生する。
シリンダヘッドとの間に挟んで締め付けると、主シール
部１６に於いては、広幅の鍔部２２、ビード板６、表面
板１２、狭幅の鍔部２０が密着し、相互に作用する押圧
力とその反力によって、強力なシール面圧を発生する。
また、副シール部１８に於いては、広幅の鍔部２２、ビ
ード板６、中板１０、表面板１２が密着し、ビード１４
の弾性力によって、主シール部１６に次いで強力なシー
ル面圧を発生する。
【００１９】一方、主シール部１６や副シール部１８に
比べて、余り強力なシール面圧が要求されない平坦部２
４に於いては、この平坦部２４にかかる締め付け力に応
じて、ビード板６、中板８、中板１０、表面板１２が密
着する部位や、微小な隙間をもって離間する部位が発生
する。そして、ヘッドボルトの締め付け具合によってシ
リンダヘッドに反りが発生し、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの間隔が不均一になった場合にも、この反
りを吸収して、ガスケット１全体のシール性能を一定以
上に保持する。
比べて、余り強力なシール面圧が要求されない平坦部２
４に於いては、この平坦部２４にかかる締め付け力に応
じて、ビード板６、中板８、中板１０、表面板１２が密
着する部位や、微小な隙間をもって離間する部位が発生
する。そして、ヘッドボルトの締め付け具合によってシ
リンダヘッドに反りが発生し、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの間隔が不均一になった場合にも、この反
りを吸収して、ガスケット１全体のシール性能を一定以
上に保持する。
【００２０】
【考案の効果】
本考案の金属積層形シリンダヘッドガス
ケットは、シールする穴を取り囲んで、一方の鍔部が他
方の鍔部よりも広幅に形成されたグロメットを設け、こ
のグロメットの狭幅の鍔部における合計板厚が最も厚く
なるように、平板状の金属薄板を積層して主シール部を
形成すると共に、この狭幅の鍔部の外周側の広幅の鍔部
における合計板厚が前記主シール部に次いで厚くなるよ
うに、この位置にビードを設けた金属薄板を積層して副
シール部を形成し、前記グロメットの外周側における合
計板厚が前記副シール部よりも薄くなるように、平板状
の金属薄板を積層して平坦部を形成したので、以下の効
果を奏することができる。
ケットは、シールする穴を取り囲んで、一方の鍔部が他
方の鍔部よりも広幅に形成されたグロメットを設け、こ
のグロメットの狭幅の鍔部における合計板厚が最も厚く
なるように、平板状の金属薄板を積層して主シール部を
形成すると共に、この狭幅の鍔部の外周側の広幅の鍔部
における合計板厚が前記主シール部に次いで厚くなるよ
うに、この位置にビードを設けた金属薄板を積層して副
シール部を形成し、前記グロメットの外周側における合
計板厚が前記副シール部よりも薄くなるように、平板状
の金属薄板を積層して平坦部を形成したので、以下の効
果を奏することができる。
【００２１】最も高いシール性能が要求されるシリンダ
穴近傍の主シール部に、グロメットの折り返し部を配設
すると共に、この部分の合計板厚を最も厚くし、その外
周側において、補助的なシール性能が要求される副シー
ル部にグロメットの平板部分とビードを配設すると共
に、この部分の合計板厚を次に厚くしたので、前記主シ
ール部と副シール部に、この順で強いシール面圧を発生
させることができ、しかも、副シール部は主シール部の
外周側に隣接しているので、主シール部を副シール部に
よって補償でき、主シール部のへたりを抑制できる。
穴近傍の主シール部に、グロメットの折り返し部を配設
すると共に、この部分の合計板厚を最も厚くし、その外
周側において、補助的なシール性能が要求される副シー
ル部にグロメットの平板部分とビードを配設すると共
に、この部分の合計板厚を次に厚くしたので、前記主シ
ール部と副シール部に、この順で強いシール面圧を発生
させることができ、しかも、副シール部は主シール部の
外周側に隣接しているので、主シール部を副シール部に
よって補償でき、主シール部のへたりを抑制できる。
【００２２】また、主シール部から外周側に向かって、
合計板厚が漸次薄くなるように、金属薄板を積層したの
で、このシリンダヘッドガスケットをシリンダブロック
とシリンダヘッドの間に挟んでヘッドボルトで締め付け
た場合に、その締め付け具合によってシリンダヘッドに
反りが発生しても、各々の積層板同士の圧着によって、
その影響を排除して、高いシール性能を保持することが
できる。
合計板厚が漸次薄くなるように、金属薄板を積層したの
で、このシリンダヘッドガスケットをシリンダブロック
とシリンダヘッドの間に挟んでヘッドボルトで締め付け
た場合に、その締め付け具合によってシリンダヘッドに
反りが発生しても、各々の積層板同士の圧着によって、
その影響を排除して、高いシール性能を保持することが
できる。
【００２３】更に、主シール部の合計板厚を最も厚くし
ているので、主シール部よりも合計板厚が薄い副シール
部のビードが、ヘッドボルト締結時に完全に潰れること
を防止でき、ビードによるシール面圧を長期間にわたっ
て発揮することができる。
ているので、主シール部よりも合計板厚が薄い副シール
部のビードが、ヘッドボルト締結時に完全に潰れること
を防止でき、ビードによるシール面圧を長期間にわたっ
て発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本考案の一実施例の金属積層形シリンダヘッド
ガスケットの断面図である。
ガスケットの断面図である。
【符号の説明】
１ シリンダヘッドガスケット
２ シールする穴 ４ グロメット ６ ビード板 ８ 中板 １０ 中板 １２ 表面板 １４ ビード １６ 主シール部 １８ 副シール
部 ２０ 狭幅の鍔部 ２２ 広幅の鍔
部
２ シールする穴 ４ グロメット ６ ビード板 ８ 中板 １０ 中板 １２ 表面板 １４ ビード １６ 主シール部 １８ 副シール
部 ２０ 狭幅の鍔部 ２２ 広幅の鍔
部
Claims (1)
- 【請求項１】 シールする穴を取り囲んで、一方の鍔部
が他方の鍔部よりも広幅に形成されたグロメットを設
け、このグロメットの狭幅の鍔部における合計板厚が最
も厚くなるように、平板状の金属薄板を積層して主シー
ル部を形成すると共に、この狭幅の鍔部の外周側の広幅
の鍔部における合計板厚が前記主シール部に次いで厚く
なるように、この位置にビードを設けた金属薄板を積層
して副シール部を形成し、前記グロメットの外周側にお
ける合計板厚が前記副シール部よりも薄くなるように、
平板状の金属薄板を積層して平坦部を形成した金属積層
形シリンダヘッドガスケット。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991044421U JPH087172Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
| US07/895,751 US5395127A (en) | 1991-06-13 | 1992-06-09 | Metal laminate gasket with sealing grommet |
| ES92305361T ES2086069T3 (es) | 1991-06-13 | 1992-06-11 | Junta metalica laminada, con anillo de estanqueidad. |
| DE69209897T DE69209897T2 (de) | 1991-06-13 | 1992-06-11 | Mehrlagen-Metall-Dichtung mit Dichtungsöse |
| EP92305361A EP0518665B1 (en) | 1991-06-13 | 1992-06-11 | Metal laminate gasket with sealing grommet |
| KR1019920010229A KR950010693B1 (ko) | 1991-06-13 | 1992-06-12 | 실린더 헤드 개스킷 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991044421U JPH087172Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136361U JPH04136361U (ja) | 1992-12-18 |
| JPH087172Y2 true JPH087172Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31924567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991044421U Expired - Lifetime JPH087172Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087172Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011185805A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Hino Motors Ltd | 内燃機関の筒内圧センサ |
| JP5729353B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2015-06-03 | 日本ガスケット株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6321704U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-13 | ||
| JPS6347642U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-31 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP1991044421U patent/JPH087172Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04136361U (ja) | 1992-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |