JPH08716Y2 - 鍵盤電子楽器 - Google Patents

鍵盤電子楽器

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JPH08716Y2
JPH08716Y2 JP346490U JP346490U JPH08716Y2 JP H08716 Y2 JPH08716 Y2 JP H08716Y2 JP 346490 U JP346490 U JP 346490U JP 346490 U JP346490 U JP 346490U JP H08716 Y2 JPH08716 Y2 JP H08716Y2
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musical instrument
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憲市 ▲吉▼永
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子オルガン等の鍵盤電子楽器に関し、1
台の楽器を鍵盤の使用範囲を区切つて同時に2人で演奏
することもできる鍵盤電子楽器に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、楽器本体の鍵盤装置の中央部にセンタカ
バーを装着することによつて、2組の鍵盤の使用範囲を
区切つてそれぞれ独立して演奏できる鍵盤電子楽器にお
いて、楽器本体の上部にロツドあるいはワイヤによつて
形成された譜面立てを設け、センタカバーにそのロツド
あるいはワイヤと嵌合する切欠き凹部を設けることによ
り、センタカバーを使用しないときには、それを譜面立
て上にセツトして確実に保管でき、譜面立ての一部とし
ても使用できるようにしたものである。
〔従来の技術〕 教習用などの鍵盤電子楽器として、第4図に示すよう
に、楽器本体10に2組の鍵盤11aと11bを連続するように
配置した鍵盤装置11と、その2組の鍵盤をそれぞれ独立
して演奏可能に制御する回路と、該2組の鍵盤を一連の
鍵盤として演奏可能に制御する回路とを備え、その2組
の鍵盤11aと11bを独立して使用する際には、楽器本体10
の鍵盤装置11の中央部にセンタカバー12を装着すること
により、2組の鍵盤11aと11bの隣接部分を覆つてそれぞ
れの使用範囲を区切るようにしたものがある(実開昭54
−113518号公報参照)。
このような鍵盤電子楽器によれば、センタカバー12を
装着して上記回路を切り換えることにより、2組の鍵盤
11aと11bをそれぞれ同じ音域に設定して独立して演奏で
きるようになり、例えば先生と生徒が1台の楽器を使用
して教習を行なうことができる。
また、センタカバー12を装着しない状態では、2組の
鍵盤11aと11bを一連の鍵盤として音域を広げて設定し、
通常の鍵盤電子楽器と同様に1人で鍵盤装置11を全部使
用して演奏することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような鍵盤電子楽器では、センタ
カバーを使用しない状態で演奏する場合には、それを保
管しておかなくてはならないが、その場所が決つていな
いためセンタカバーを紛失してしまうことがあつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、セ
ンタカバーを使用しない時には所定の位置にセツトし
て、邪魔になることなく確実に保管できるようにするこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するため、上述のように
楽器本体に着脱自在なセンタカバーを備えた鍵盤電子楽
器において、楽器本体の上部にロツドあるいはワイヤに
よつて形成された譜面立てを設け、センタカバーに上記
譜面立てを形成するロツドあるいはワイヤと嵌合する切
欠き凹部を設けたものである。
〔作用〕
この考案による鍵盤電子楽器は上記のように構成する
ことにより、センタカバーを使用しない場合には、それ
を譜面立て上にそのロツドあるいはワイヤに切欠き凹部
を嵌合させてセツトすることができる。
したがつて、センタカバーを邪魔になることなく確実
に保管でき、しかも譜面立ての一部としても使用できる
ようになる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を具体的
に説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す鍵盤電子楽器の
斜視図である。
この鍵盤電子楽器は、楽器本体1の上部に、2組の鍵
盤2aと2bに分割して配置した鍵盤装置2と、操作パネル
3,左右一対のスピーカグリル4,4及び譜面立て5を備
え、内部に楽音発生回路及びアンプ,スピーカ等のサウ
ンドシステムと共に、2組の鍵盤2aと2bをそれぞれ独立
して演奏可能に制御する第1の演奏制御回路と、2組の
鍵盤2aと2bを一連の鍵盤として演奏可能に制御する第2
の演奏制御回路とを備えている。
操作パネル3には、音色等の各種セレクトスイツチ、
音量等の調整つまみや表示器などに加えて、上記第1の
演奏制御回路と第2の演奏制御回路の一方を選択設定す
る切換スイツチも設けられている。
譜面立て5は、基部が楽器本体1の上面の後縁部付近
に挿入されて後方へ傾斜して上方へ延びる左右両側辺部
5a,5bと、その上端間及び中間部間にそれぞれ水平方向
に延びる上部水平辺5c,及び下部水平辺5dとが、金属製
のロツドによつて一体のフレーム状に形成されている。
6は楽器本体1に着脱自在なセンタカバーであり、2
組の鍵盤2a,2bと独立して使用する際には、実線で示す
ように2組の鍵盤2a,2bの隣接部分を覆つてそれぞれの
使用範囲を区切る。
このセンタカバー6は、第2図の平面図に示すよう
に、鍵盤装置2の奥行きとほぼ等しい奥行きDを有し、
手前側の約1/3が白鍵6個分の幅Wでその後部は左側に
約黒鍵1個分の幅wだけ広くなつている。したがつて、
これを鍵盤装置2の中央部上に装着した時、白鍵6個と
黒鍵5個を覆うことができる。
また、このセンタカバー6は、第2図及び第3図に明
示するように、主体をなす上面板6aと、その前端から下
方へ垂直に折れ曲がつた前面片6bと、上面板6aの両側端
から下方に黒鍵の高さより若干高くなるように折れ曲が
つた両側面片6c,6dとが、合成樹脂等によつて一体に成
形されている。
そして、両側面片6c,6dの後部及び前部には、それぞ
れ譜面立て5を形成する上部水平辺5c及び下部水平辺5d
(この実施例ではロツド)に嵌合する下方からの切欠き
凹部6e,6fを設け、さらに一方の側面片6cには透孔6gも
設けている。
この実施例によれば、センタカバー6を第1図に実線
で示すように楽器本体1の鍵盤装置2の中央部上に装着
して、第1の演奏制御回路を選択することにより、2組
の鍵盤2aと2bをそれぞれ同じ音域に設定して独立して2
人で演奏できるようになる。
また、センタカバー6を取り外して第2の演奏制御回
路を選択することにより、2組の鍵盤2aと2bを一連の鍵
盤として音域を広げて設定し、1人で鍵盤装置2を全部
使用して演奏することができる。
その際、取り外したセンタカバー6を第1図に仮想線
で示すように、譜面立て5上にその切欠き凹部6e,6fを
それぞれロツドによる上部水平辺5c及び下部水平辺5dに
嵌合させて、位置決め係止させる(セツトする)ことが
できる。
したがつて、センタカバー6を邪魔になることなく確
実に保管でき、紛失する恐れが少なくなる。しかも、譜
面立て5がロツドによるフレームだけの場合より譜面を
立て易くなるので、譜面立ての一部としても使用できる
ことになる。
さらに、このセンタカバー6に透孔6gを通してワイヤ
か紐の一端を結びつけておき、その他端を譜面立て5等
に係着しておけば、一層確実に紛失を防止することがで
きる。
また、このセンタカバー6は複数枚重ねて運ぶのが容
易な形状になつている。
なお、譜面立て5の上部水平辺5c及び下部水平辺5d等
をワイヤによつて形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案による鍵盤電子楽
器は、センタカバーを使用しないときはそれを譜面立て
上にそのロツドあるいはワイヤに切欠き凹部を嵌合させ
てセツトすることができる。
したがつて、センタカバーを邪魔になることなく確実
に保管でき、しかも譜面立ての一部としても使用できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す鍵盤電子楽器の斜視
図 第2図は第1図におけるセンタカバー6の平面図、 第3図は同じくその左側面図、 第4図は従来の着脱自在なセンタカバーを備えた鍵盤電
子楽器の例を示す斜視図である。 1…楽器本体、2鍵盤装置 2a,2b…鍵盤、3…操作パネル 4…スピーカグリル、5…譜面立て(ロツド製) 5c…上部水平辺、5d…下部水平辺 6…センタカバー、6e,6f…切欠き凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤を有する楽器本体において、該鍵盤を
    少なくとも2組の鍵盤に分割し、それぞれ独立して演奏
    可能に制御する回路と、該2組の鍵盤を一連の鍵盤とし
    て演奏可能に制御する回路とを備えると共に、 前記楽器本体に着脱自在であり、前記2組の鍵盤を独立
    して使用する際に装着して該2組の鍵盤の隣接部分を覆
    い、それぞれの使用範囲を区切るセンタカバーを備えた
    鍵盤電子楽器において、 前記楽器本体の上部にロツドあるいはワイヤによつて形
    成された譜面立てを設け、 前記センタカバーに前記譜面立てを形成するロツドある
    いはワイヤと嵌合する切欠き凹部を設けたことを特徴と
    する鍵盤電子楽器。
JP346490U 1990-01-18 1990-01-18 鍵盤電子楽器 Expired - Fee Related JPH08716Y2 (ja)

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JPH0394597U JPH0394597U (ja) 1991-09-26
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