JPH0871465A - 噴出器 - Google Patents
噴出器Info
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- JPH0871465A JPH0871465A JP6230552A JP23055294A JPH0871465A JP H0871465 A JPH0871465 A JP H0871465A JP 6230552 A JP6230552 A JP 6230552A JP 23055294 A JP23055294 A JP 23055294A JP H0871465 A JPH0871465 A JP H0871465A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- cylinder chamber
- ejection
- ejection pipe
- pipe
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1097—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle with means for sucking back the liquid or other fluent material in the nozzle after a dispensing stroke
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- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルから内容物を噴出する噴出器におい
て、その使用後、経時において、ノズル付近に残った内
容物がノズル先端から垂れることを防止する。 【構成】 使用時、押下釦２４を押し下げて噴出管２１
を押し込み、シリンダ１５内の圧力を高めるとともに、
弾性シール弁１９を変形してシリンダ１５のシリンダ室
２３内と噴出管２１の噴出通路２１ａとを連通し、シリ
ンダ室２３内の内容物を噴出通路２１ａを通して押下釦
２４のノズル２４ａから噴出する。ここで、その噴出管
２１の下端には、内部を噴出通路２１ａと連通して膨張
収縮可能な吸込部材２０を取り付け、シリンダ１５内に
位置する。そして、使用時はシリンダ１５内の圧力が高
まると収縮し、使用後にシリンダ１５内の圧力が低下す
ると膨張する。故に、ノズル２４ａ付近に位置する内容
物は、吸込部材２０の膨張とともに押下釦２４内奥へと
吸引される。
て、その使用後、経時において、ノズル付近に残った内
容物がノズル先端から垂れることを防止する。 【構成】 使用時、押下釦２４を押し下げて噴出管２１
を押し込み、シリンダ１５内の圧力を高めるとともに、
弾性シール弁１９を変形してシリンダ１５のシリンダ室
２３内と噴出管２１の噴出通路２１ａとを連通し、シリ
ンダ室２３内の内容物を噴出通路２１ａを通して押下釦
２４のノズル２４ａから噴出する。ここで、その噴出管
２１の下端には、内部を噴出通路２１ａと連通して膨張
収縮可能な吸込部材２０を取り付け、シリンダ１５内に
位置する。そして、使用時はシリンダ１５内の圧力が高
まると収縮し、使用後にシリンダ１５内の圧力が低下す
ると膨張する。故に、ノズル２４ａ付近に位置する内容
物は、吸込部材２０の膨張とともに押下釦２４内奥へと
吸引される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧用・薬用・洗剤
用等の噴出器に関する。詳しくは、押下釦を手で押し下
げることにより容器本体内に収納した液体や乳液等の内
容物を該押下釦のノズルから小出しに噴出する噴出器に
関する。
用等の噴出器に関する。詳しくは、押下釦を手で押し下
げることにより容器本体内に収納した液体や乳液等の内
容物を該押下釦のノズルから小出しに噴出する噴出器に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、噴出器の中には、たとえば図４に
示すように、押下釦１を噴出管２の上端に取り付け、そ
の噴出管２の下端を弾性シール弁３を介してシリンダ４
内に挿入し、その弾性シール弁３でシリンダ室５内と噴
出管２内との連通を遮断してポンプＰを構成し、そのポ
ンプＰを容器本体６の口部６ａに取り付けたものがあ
る。
示すように、押下釦１を噴出管２の上端に取り付け、そ
の噴出管２の下端を弾性シール弁３を介してシリンダ４
内に挿入し、その弾性シール弁３でシリンダ室５内と噴
出管２内との連通を遮断してポンプＰを構成し、そのポ
ンプＰを容器本体６の口部６ａに取り付けたものがあ
る。
【０００３】そして、使用時、押下釦１を押し下げるこ
とにより、噴出管２を付勢部材７に抗してシリンダ４内
に押し込んでシリンダ室５内の圧力を高め、やがて弾性
シール弁３を開いてシリンダ室５内の内容物を噴出管２
内を通して押下釦１のノズル１ａから噴出する一方、そ
の噴出後、押下釦１から手を離すことにより、弾性シー
ル弁３を閉じるとともに付勢部材７で噴出管２を押し上
げてシリンダ室５内の圧力を低下し、逆止弁８を開いて
容器本体６内の内容物をシリンダ室５内に吸い上げてい
た。
とにより、噴出管２を付勢部材７に抗してシリンダ４内
に押し込んでシリンダ室５内の圧力を高め、やがて弾性
シール弁３を開いてシリンダ室５内の内容物を噴出管２
内を通して押下釦１のノズル１ａから噴出する一方、そ
の噴出後、押下釦１から手を離すことにより、弾性シー
ル弁３を閉じるとともに付勢部材７で噴出管２を押し上
げてシリンダ室５内の圧力を低下し、逆止弁８を開いて
容器本体６内の内容物をシリンダ室５内に吸い上げてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
そのような噴出器では、その使用後、ノズル１ａ付近に
残った内容物が経時において徐々に流れ出してノズル１
ａ先端から垂れ、容器本体６やそのまわりを汚す問題点
があった。
そのような噴出器では、その使用後、ノズル１ａ付近に
残った内容物が経時において徐々に流れ出してノズル１
ａ先端から垂れ、容器本体６やそのまわりを汚す問題点
があった。
【０００５】そこで、この発明の目的は、そのような噴
出器において、その使用後、経時において、ノズル付近
に残った内容物がノズル先端から垂れることを防止する
ことにある。
出器において、その使用後、経時において、ノズル付近
に残った内容物がノズル先端から垂れることを防止する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
以下の図示実施例に示すとおり、押下釦２４を噴出管２
１の上端に取り付け、その噴出管２１の下端を弾性シー
ル弁１９を介してシリンダ１５内に挿入し、その弾性シ
ール弁１９でシリンダ室２３内と噴出管２１内との連通
を遮断してポンプＰを構成し、そのポンプＰを容器本体
１４の口部１４ａに取り付け、前記押下釦２４を押し下
げることにより、付勢部材１８に抗して噴出管２１を押
し込んでシリンダ室２３内の圧力を高め、前記弾性シー
ル弁１９を押し開いてそのシリンダ室２３内の内容物を
前記噴出管２１内の噴出通路２１ａを通して前記押下釦
２４のノズル２４ａから噴出する一方、その噴出後、前
記押下釦２４から手を離すことにより、付勢部材１８で
前記噴出管２１を押し上げて前記弾性シール弁１９を閉
じるとともに前記シリンダ室２３内の圧力を低下し、逆
止弁１７を開いて前記容器本体１４内の内容物を前記シ
リンダ室２３内に吸い上げる噴出器において、前記噴出
管２１に、膨張収縮可能な吸込部材２０を取り付け、前
記シリンダ室２３内に位置するとともに、内部を前記噴
出管２１の噴出通路２１ａと連通してなることを特徴と
する。
以下の図示実施例に示すとおり、押下釦２４を噴出管２
１の上端に取り付け、その噴出管２１の下端を弾性シー
ル弁１９を介してシリンダ１５内に挿入し、その弾性シ
ール弁１９でシリンダ室２３内と噴出管２１内との連通
を遮断してポンプＰを構成し、そのポンプＰを容器本体
１４の口部１４ａに取り付け、前記押下釦２４を押し下
げることにより、付勢部材１８に抗して噴出管２１を押
し込んでシリンダ室２３内の圧力を高め、前記弾性シー
ル弁１９を押し開いてそのシリンダ室２３内の内容物を
前記噴出管２１内の噴出通路２１ａを通して前記押下釦
２４のノズル２４ａから噴出する一方、その噴出後、前
記押下釦２４から手を離すことにより、付勢部材１８で
前記噴出管２１を押し上げて前記弾性シール弁１９を閉
じるとともに前記シリンダ室２３内の圧力を低下し、逆
止弁１７を開いて前記容器本体１４内の内容物を前記シ
リンダ室２３内に吸い上げる噴出器において、前記噴出
管２１に、膨張収縮可能な吸込部材２０を取り付け、前
記シリンダ室２３内に位置するとともに、内部を前記噴
出管２１の噴出通路２１ａと連通してなることを特徴と
する。
【０００７】
【作用】そして、使用時、押下釦２４を押し下げること
により、付勢部材１８に抗して噴出管２１を押し込み、
シリンダ室２３内の圧力を高める。そのとき、弾性シー
ル弁１９を開いてシリンダ室２３内の内容物を噴出通路
２１ａを通して押下釦２４のノズル２４ａから噴出す
る。また、そのとき、同時に、吸込部材２０を収縮す
る。一方、その噴出後、押下釦２４から手を離すことに
より、付勢部材１８で噴出管２１を押し上げて弾性シー
ル弁１９を閉じるとともにシリンダ室２３内の圧力を低
下する。そのとき、逆止弁１７を開いて前記容器本体１
４内の内容物を前記シリンダ室２３内に吸い上げる。ま
た、そのとき、同時に、収縮していた吸込部材２０を膨
張させ、噴出通路２１ａ内に残った内容物の一部を吸い
込むとともに、ノズル２４ａ付近の内容物を押下釦２４
内奥へと引き込む。
により、付勢部材１８に抗して噴出管２１を押し込み、
シリンダ室２３内の圧力を高める。そのとき、弾性シー
ル弁１９を開いてシリンダ室２３内の内容物を噴出通路
２１ａを通して押下釦２４のノズル２４ａから噴出す
る。また、そのとき、同時に、吸込部材２０を収縮す
る。一方、その噴出後、押下釦２４から手を離すことに
より、付勢部材１８で噴出管２１を押し上げて弾性シー
ル弁１９を閉じるとともにシリンダ室２３内の圧力を低
下する。そのとき、逆止弁１７を開いて前記容器本体１
４内の内容物を前記シリンダ室２３内に吸い上げる。ま
た、そのとき、同時に、収縮していた吸込部材２０を膨
張させ、噴出通路２１ａ内に残った内容物の一部を吸い
込むとともに、ノズル２４ａ付近の内容物を押下釦２４
内奥へと引き込む。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例につき説明する。図１は、この発明の一実施例である
噴出器であって、その不使用時における要部の縦断面図
である。
例につき説明する。図１は、この発明の一実施例である
噴出器であって、その不使用時における要部の縦断面図
である。
【０００９】図中符号１４は、容器本体である。その容
器本体１４は、たとえばプラスチック材料でボトル形状
につくり、図示しないが内部にシャンプーやハンドソー
プ等の内容物を収納する。そして、容器本体の口部１４
ａには、ポンプＰを取り付けてなる。
器本体１４は、たとえばプラスチック材料でボトル形状
につくり、図示しないが内部にシャンプーやハンドソー
プ等の内容物を収納する。そして、容器本体の口部１４
ａには、ポンプＰを取り付けてなる。
【００１０】そのポンプＰは、シリンダ１５を備える。
シリンダ１５は、途中に２つの段部１５ａ・１５ｂを設
けて下方に向け順次小径とし、上端にフランジ１５ｄを
設け、前記第１の段部１５ａのすぐ下に径方向に貫通し
て横孔１５ｃを設けるとともに、下端部内に下方に向け
漸次小径となる弁座１５ｅと吸込口１５ｆと管取付口１
５ｇを続けて設ける。
シリンダ１５は、途中に２つの段部１５ａ・１５ｂを設
けて下方に向け順次小径とし、上端にフランジ１５ｄを
設け、前記第１の段部１５ａのすぐ下に径方向に貫通し
て横孔１５ｃを設けるとともに、下端部内に下方に向け
漸次小径となる弁座１５ｅと吸込口１５ｆと管取付口１
５ｇを続けて設ける。
【００１１】そして、その管取付口１５ｇ内に吸上管１
６の上端を入れ、その吸上管１６内と吸込口１５ｆとを
連通する。吸上管１６の下端は、前記容器本体１０の図
示しない底部近くに延ばして設ける。
６の上端を入れ、その吸上管１６内と吸込口１５ｆとを
連通する。吸上管１６の下端は、前記容器本体１０の図
示しない底部近くに延ばして設ける。
【００１２】しかして、前記シリンダ１５内には、ボー
ル状の逆止弁１７を入れて前記弁座１５ｅに乗せてから
付勢部材１８を挿入してその下端を段部１５ｂ上に乗せ
る。その後、シリンダ１５内には、弾性シール弁１９や
吸込部材２０を取り付けた噴出管２１を挿入する。
ル状の逆止弁１７を入れて前記弁座１５ｅに乗せてから
付勢部材１８を挿入してその下端を段部１５ｂ上に乗せ
る。その後、シリンダ１５内には、弾性シール弁１９や
吸込部材２０を取り付けた噴出管２１を挿入する。
【００１３】その噴出管２１は、棒状で、内部中心に上
端から下方途中まで噴出通路２１ａを設け、その噴出通
路２１ａと連通して径方向に横孔２１ｂを貫通して設
け、該横孔２１ｂ位置の外周に円周溝２１ｃを設ける。
また、噴出管２１には、下部内に前記噴出通路２１ａと
連通して軸方向に小径の貫通孔２１ｄを設け、下端面に
該貫通孔２１ｄを中心として環状の凹部２１ｅを下向き
に開口して設ける。
端から下方途中まで噴出通路２１ａを設け、その噴出通
路２１ａと連通して径方向に横孔２１ｂを貫通して設
け、該横孔２１ｂ位置の外周に円周溝２１ｃを設ける。
また、噴出管２１には、下部内に前記噴出通路２１ａと
連通して軸方向に小径の貫通孔２１ｄを設け、下端面に
該貫通孔２１ｄを中心として環状の凹部２１ｅを下向き
に開口して設ける。
【００１４】前記弾性シール弁１９は、たとえばゴム材
のような弾性部材を用いて内部に狭窄部１９ａを有する
円筒形状に形成する。そして、該狭窄部１９ａを前記円
周溝２１ｃ内に入れて前記噴出管２１に取り付け、該狭
窄部１９ａで前記横孔２１ｂを閉じてなる。
のような弾性部材を用いて内部に狭窄部１９ａを有する
円筒形状に形成する。そして、該狭窄部１９ａを前記円
周溝２１ｃ内に入れて前記噴出管２１に取り付け、該狭
窄部１９ａで前記横孔２１ｂを閉じてなる。
【００１５】一方、前記吸込部材２０は、たとえば合成
樹脂材やゴム材で肉薄の袋状につくり、口部外周に肉厚
のフランジ２０ａを設ける。そして、そのフランジ２０
ａを前記凹部２１ｅ内に嵌め付けて噴出管２１に取り付
け、吸込部材２０内と前記貫通孔２１ｄとを連通する。
樹脂材やゴム材で肉薄の袋状につくり、口部外周に肉厚
のフランジ２０ａを設ける。そして、そのフランジ２０
ａを前記凹部２１ｅ内に嵌め付けて噴出管２１に取り付
け、吸込部材２０内と前記貫通孔２１ｄとを連通する。
【００１６】しかして、前記シリンダ１５内に挿入した
噴出管２１の下端を前記付勢部材１８に乗せるととも
に、前記弾性シール弁１９の外周を前記シリンダ１５の
内面に押し当てて摺動自在に設け、該噴出管２１の上端
部をシリンダ１５から外部へ突出してなる。
噴出管２１の下端を前記付勢部材１８に乗せるととも
に、前記弾性シール弁１９の外周を前記シリンダ１５の
内面に押し当てて摺動自在に設け、該噴出管２１の上端
部をシリンダ１５から外部へ突出してなる。
【００１７】そのシリンダ１５の上端部には、ねじキャ
ップ２２を被せてなる。そのねじキャップ２２は、頂部
中央から内部へ上向き開口の内筒部２２ａを同心で一体
に設け、その底部２２ｂ中央に中心孔２２ｃを設ける。
そして、前記内筒部２２ａを該シリンダ１５の上端部内
に挿入して下端を噴出管２１の凸部２１ｆに突き当て、
やがて、ねじキャップ２２の頂部内面を前記シリンダ１
５のフランジ１５ｄ上に乗せて係合し、該噴出管２１を
介して前記付勢部材１８を少し圧縮した状態に保持す
る。そうして、弾性シール弁１９や吸込部材２０を備え
る噴出管２１と前記逆止弁１７間でシリンダ１５内にシ
リンダ室２３を形成する。
ップ２２を被せてなる。そのねじキャップ２２は、頂部
中央から内部へ上向き開口の内筒部２２ａを同心で一体
に設け、その底部２２ｂ中央に中心孔２２ｃを設ける。
そして、前記内筒部２２ａを該シリンダ１５の上端部内
に挿入して下端を噴出管２１の凸部２１ｆに突き当て、
やがて、ねじキャップ２２の頂部内面を前記シリンダ１
５のフランジ１５ｄ上に乗せて係合し、該噴出管２１を
介して前記付勢部材１８を少し圧縮した状態に保持す
る。そうして、弾性シール弁１９や吸込部材２０を備え
る噴出管２１と前記逆止弁１７間でシリンダ１５内にシ
リンダ室２３を形成する。
【００１８】その後、前記噴出管２１の上端には、押下
釦２４を取り付けてなる。その押下釦２４は、外周にノ
ズル２４ａを嘴状に設ける一方、中央に筒部２４ｂを下
向きに設け、その小径筒部２４ｂ内とノズル２４ａ内を
内部通路２４ｃでつないで連通する。そして、小径筒部
２４ｂ内に前記噴出管２１の上端部を圧入し、押下釦２
４内の内部通路２４ｃと噴出管２１内の噴出通路２１ａ
を連通してそれら押下釦２４と噴出管２１とを接続す
る。
釦２４を取り付けてなる。その押下釦２４は、外周にノ
ズル２４ａを嘴状に設ける一方、中央に筒部２４ｂを下
向きに設け、その小径筒部２４ｂ内とノズル２４ａ内を
内部通路２４ｃでつないで連通する。そして、小径筒部
２４ｂ内に前記噴出管２１の上端部を圧入し、押下釦２
４内の内部通路２４ｃと噴出管２１内の噴出通路２１ａ
を連通してそれら押下釦２４と噴出管２１とを接続す
る。
【００１９】しかして、上述したポンプＰは、前記吸上
管１６やシリンダ１５を前記口部１４ａ内を通して前記
容器本体１４内に収納してから、前記ねじキャップ２２
を口部１４ａ外周にねじ付けてなる。
管１６やシリンダ１５を前記口部１４ａ内を通して前記
容器本体１４内に収納してから、前記ねじキャップ２２
を口部１４ａ外周にねじ付けてなる。
【００２０】そして、不使用状態において、図示するよ
うに、前記弾性シール弁１９で横孔２１ｂを塞ぎ、噴出
通路２１ａ内とシリンダ室２３内との連通を遮断すると
ともに、前記逆止弁１７で吸込口１５ｆを塞ぎ、シリン
ダ室２３内と前記容器本体１４内との連通を遮断してな
る。一方、前記押下釦２４の内部通路２４ｃ、前記噴出
管２１内の噴出通路２１ａ、前記貫通孔２１ｄを通して
外部と前記吸込部材２０内とを連通してなる。
うに、前記弾性シール弁１９で横孔２１ｂを塞ぎ、噴出
通路２１ａ内とシリンダ室２３内との連通を遮断すると
ともに、前記逆止弁１７で吸込口１５ｆを塞ぎ、シリン
ダ室２３内と前記容器本体１４内との連通を遮断してな
る。一方、前記押下釦２４の内部通路２４ｃ、前記噴出
管２１内の噴出通路２１ａ、前記貫通孔２１ｄを通して
外部と前記吸込部材２０内とを連通してなる。
【００２１】しかして、噴出器を使用するときは、前記
押下釦２４に手を掛けてそれを前記付勢部材１７に抗し
て図１中矢示方向へ押し下げることにより、噴出管２１
を容器体１４内に押し込む。すると、シリンダ室２３内
の圧力が高まり、やがて、図２に示すように、弾性シー
ル弁１９を押し開いてシリンダ室２３内の内容物を横孔
２１ｂを通して噴出通路２１ａ内へ送り出し、それから
内部通路２４ｃ内を通して前記押下釦２４のノズル２４
ａから噴出する。また、シリンダ室２３内の圧力が前記
吸込部材２０の内圧より高まると、該吸込部材２０が収
縮する。
押下釦２４に手を掛けてそれを前記付勢部材１７に抗し
て図１中矢示方向へ押し下げることにより、噴出管２１
を容器体１４内に押し込む。すると、シリンダ室２３内
の圧力が高まり、やがて、図２に示すように、弾性シー
ル弁１９を押し開いてシリンダ室２３内の内容物を横孔
２１ｂを通して噴出通路２１ａ内へ送り出し、それから
内部通路２４ｃ内を通して前記押下釦２４のノズル２４
ａから噴出する。また、シリンダ室２３内の圧力が前記
吸込部材２０の内圧より高まると、該吸込部材２０が収
縮する。
【００２２】一方、噴出後、押下釦２４から手を離すこ
とにより、付勢部材１８で噴出管２１を押し上げて弾性
シール弁１９を閉じるとともにシリンダ室２３内の圧力
を低下する。そのとき、図３に示すように、逆止弁１７
を開いて前記容器本体１４内の内容物を前記吸上管１６
内を通して前記シリンダ室２３内に吸い上げる。また、
シリンダ室２３内の圧力が前記吸込部材２０内の圧力よ
り低下すると、収縮していた吸込部材２０が膨張し、噴
出通路２１ａ内に残った内容物の一部を貫通孔２１ｄを
通して吸い込むとともに、ノズル２４ａ付近に残った内
容物を押下釦２４内奥へと引き込む。
とにより、付勢部材１８で噴出管２１を押し上げて弾性
シール弁１９を閉じるとともにシリンダ室２３内の圧力
を低下する。そのとき、図３に示すように、逆止弁１７
を開いて前記容器本体１４内の内容物を前記吸上管１６
内を通して前記シリンダ室２３内に吸い上げる。また、
シリンダ室２３内の圧力が前記吸込部材２０内の圧力よ
り低下すると、収縮していた吸込部材２０が膨張し、噴
出通路２１ａ内に残った内容物の一部を貫通孔２１ｄを
通して吸い込むとともに、ノズル２４ａ付近に残った内
容物を押下釦２４内奥へと引き込む。
【００２３】なお、上述した図示実施例では、吸込部材
２０は、肉薄の袋状とした。しかし、吸込部材は、図示
省略するが、外周に蛇腹を有する肉薄の袋状としてもよ
い。
２０は、肉薄の袋状とした。しかし、吸込部材は、図示
省略するが、外周に蛇腹を有する肉薄の袋状としてもよ
い。
【００２４】
【発明の効果】以上のことから、この発明によれば、内
容物を噴出後、押下釦から手を離して該押下釦を復帰す
るとき、吸込部材を膨らませて噴出通路内に残った内容
物の一部を吸い込むとともに、ノズル付近に残った内容
物を押下釦内奥へと引き込むので、経時、内容物がノズ
ル先端から垂れることを防止でき、その結果、内容物で
噴出器やそのまわりを汚すことを防止できる。
容物を噴出後、押下釦から手を離して該押下釦を復帰す
るとき、吸込部材を膨らませて噴出通路内に残った内容
物の一部を吸い込むとともに、ノズル付近に残った内容
物を押下釦内奥へと引き込むので、経時、内容物がノズ
ル先端から垂れることを防止でき、その結果、内容物で
噴出器やそのまわりを汚すことを防止できる。
【図１】この発明の一実施例である噴出器の要部の縦断
面図である。
面図である。
【図２】その使用時における押下釦の押し下げ途中の状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図３】その押下釦の押し上げ途中の状態を示す縦断面
図である。
図である。
【図４】従来の噴出器の要部の縦断面図である。
１４ 容器本体 １４ａ 口部 １５ シリンダ １７ 逆止弁 １８ 付勢部材 １９ 弾性シール弁 ２０ 吸込部材 ２１ 噴出管 ２１ａ 噴出通路 ２１ｄ 貫通孔 ２３ シリンダ室 ２４ 押下釦 Ｐ ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 押下釦を噴出管の上端に取り付け、その
噴出管の下端を弾性シール弁を介してシリンダ内に挿入
し、その弾性シール弁でシリンダ室内と噴出管内との連
通を遮断してポンプＰを構成し、そのポンプＰを容器本
体の口部に取り付け、前記押下釦を押し下げることによ
り、付勢部材に抗して噴出管を押し込んでシリンダ室内
の圧力を高め、弾性シール弁を押し開いてそのシリンダ
室内の内容物を前記噴出管内の噴出通路を通して前記押
下釦のノズルから噴出する一方、その噴出後、前記押下
釦から手を離すことにより、付勢部材で前記噴出管を押
し上げて前記弾性シール弁を閉じるとともに前記シリン
ダ室内の圧力を低下し、逆止弁を開いて前記容器本体内
の内容物を前記シリンダ室内に吸い上げる噴出器におい
て、前記噴出管に、膨張収縮可能な吸込部材を取り付
け、前記シリンダ室内に位置するとともに、内部を前記
噴出管の噴出通路と連通してなる、噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23055294A JP3382378B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23055294A JP3382378B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871465A true JPH0871465A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3382378B2 JP3382378B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=16909554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23055294A Expired - Fee Related JP3382378B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3382378B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103182351A (zh) * | 2011-12-27 | 2013-07-03 | 丁要武 | 按压式液体泵 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23055294A patent/JP3382378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103182351A (zh) * | 2011-12-27 | 2013-07-03 | 丁要武 | 按压式液体泵 |
| JP2015509888A (ja) * | 2011-12-27 | 2015-04-02 | ヤオ ウー ディン， | 押圧式液体ポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3382378B2 (ja) | 2003-03-04 |
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