JPH0871014A - 浴槽エプロンの固定構造 - Google Patents

浴槽エプロンの固定構造

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JPH0871014A
JPH0871014A JP6242191A JP24219194A JPH0871014A JP H0871014 A JPH0871014 A JP H0871014A JP 6242191 A JP6242191 A JP 6242191A JP 24219194 A JP24219194 A JP 24219194A JP H0871014 A JPH0871014 A JP H0871014A
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JP
Japan
Prior art keywords
apron
bathtub
support leg
insertion hole
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6242191A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Kobori
勝章 小堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH0871014A publication Critical patent/JPH0871014A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジやステー金具を利用することなく簡単に
エプロンを固定できる浴槽エプロンの固定構造の提供。 【構成】 浴槽本体1の支持脚11にはエプロン5の差
込穴13に嵌合する突部12を設けて、支持脚11の浴
槽本体1への取付けと同時に、突部12と差込穴13と
の嵌合により、エプロン5が浴槽本体1に対する位置を
固定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽エプロンの固定
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽エプロンの固定構造を図5及
び図6を参照して説明すると、図5に一部を斜視図で示
したFRP,人造大理石等の浴槽本体1の上縁のリブ1
aの内側にはエプロン2の上端が差し込まれ、エプロン
2はリブ1aに対し図6に示すようにパッキン3を介し
てネジ4により複数箇所で固定されている。また、その
他エプロン2をステー金具を用いてリブ1aに固定する
構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴槽エプロンの固定構造では、エプロン2を浴槽本体1
のリブ1aに直接固定するものであり、上記のようなネ
ジ4を利用する構造ではネジ4を複数箇所で締め付ける
作業が必要であるため、取付作業が煩雑であり、またス
テー金具を利用する構造においても、該ステー金具をね
じ等を利用して締め付ける必要があり、作業性が悪い欠
点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の浴槽エプロンの固定構造では、
浴槽本体の支持脚とエプロンにはこれらの一方及び他方
にそれぞれ設けられた突部と差込穴とからなる嵌合手段
を設け、前記支持脚の前記浴槽本体への取付けと同時に
前記突部と前記差込穴との嵌合により、前記エプロンが
前記支持脚に対する水平方向位置を固定される構造とし
たことを特徴とする。また、請求項2の浴槽エプロンの
固定構造では、請求項1において前記本体の支持脚は前
記浴槽本体の底部に設けられたリブに取付けられて水平
方向位置を規制される。さらに請求項3の浴槽エプロン
の固定構造では、請求項2において、前記突部は前記支
持脚に設けられて前記浴槽本体の底部に向けて突出して
おり、また前記差込穴は前記エプロンに設けられてお
り、さらに、前記支持脚には前記突部との間で前記リブ
を挟み込むための延出部を有しており、前記突部を前記
差込穴に差し込むと同時に前記リブが前記突部と前記延
出部との間に挟み込まれる。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、浴槽本体を設置前の天地
を逆にした状態で支持脚を浴槽本体に取付けると同時に
突部と差込穴との嵌合により、エプロンが支持脚に対す
る水平方向位置を固定されるものであり、天地を元どう
りにして設置した後は支持脚位置が浴槽本体の重量によ
り確実に維持され、このため突部と差込穴との嵌合状態
が確実に維持される。また、請求項2の浴槽エプロンの
固定構造では、本体の支持脚の水平方向位置は浴槽本体
の底部に設けられたリブを利用して規制されるものであ
る。さらに請求項3の浴槽エプロンの固定構造では、支
持脚の突部をエプロンの差込穴に差し込むと同時に突部
と延出部とでリブを挟み込むものであり、エプロンの位
置保持と同時に、支持脚自体の位置保持を行うことがで
きる。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例による浴槽エプロンの
固定構造を図1及び図2及び図3を参照して説明する。
なお、図中従来例と同様な部材には同一符号を付して説
明を省略する。
【0007】図1には浴槽本体1のエプロン5の取付部
の断面が天地を逆にした状態で示してあり、浴槽本体1
の底部1bにはリブ6が全周にわたり突設されている。
【0008】一方、エプロン5は鋼板,FRP等から形
成されており、図2に展開状態で示すように、浴槽本体
1の一面側を覆って配置されるエプロン本体7と、該エ
プロン本体7の両側に配置されて浴槽本体1のコーナー
に従って折り曲げられる側部8,8と、エプロン本体7
から浴槽本体1の底部1bと平行に折り曲げられる1対
の取付片9,9とを有している。エプロン本体7及び側
部8,8には図1に示すように、浴槽本体1のリブ1a
の内面に沿って折り曲げられるフランジ部10〜10が
それぞれ設けられている。
【0009】また、各取付片9の先端部には図1に示す
ように、浴槽本体1の各隅部に配置される支持脚11の
突部12の差込穴13が形成されており、また、この差
込穴13形成部の両側には浴槽本体1の底部側への折曲
部14,14が、また先端部にも同様な折曲部15が形
成されている。
【0010】さて、支持脚11は図1及び図3に示すよ
うに上部が開口した中空構造をなし、突部12に対し隙
間を隔てて浴槽本体1の底部1bに当接する延出部16
を有している。この延出部16は、その先端部にリブ6
側への突縁16aを備えている。この構成により、突部
12を上記取付片9の差込穴13へ差し込んだ状態で、
浴槽本体1のリブ6と取付片9先端の折曲部15とが突
部12と延出部16との間に互いに隣接状態で挟み込ま
れ、かつ折曲部15の先端が延出部16の突縁16aに
当接状態となるようになっている。
【0011】なお、エプロン5と浴槽本体1の間にはウ
レタン,発泡スチロール,木等からなる補強材17が充
填されており、エプロン5のフランジ部10〜10は浴
槽本体1のリブ1aの内面に対し接着剤18により接着
されている。
【0012】本実施例のエプロン5の固定構造では、支
持脚11の突部12をエプロン5の各取付片9の各差込
穴13に嵌合するだけでエプロン5の固定作業が完了
し、浴槽本体1を設置場所において天地を正しく戻せば
エプロン5の浴槽本体1に対する固定が完全となる。す
なわち、支持脚11は浴槽本体1の重量により突部12
の差込穴13に対する差し込み状態を維持し、突部12
と延出部16との間で浴槽本体1のリブ6と取付片9先
端の折曲部15とを挟み込んだ状態となっているため、
浴槽本体1に対する支持脚11の位置と同時にエプロン
5の位置が確実に固定される。
【0013】以上のように、本実施例では支持脚11の
突部12の差込穴13への差し込みによって、支持脚1
1の浴槽本体1への取付けと同時にエプロン5の浴槽本
体1に対する位置を固定するものであり、ネジ或いはス
テー金具等を要さずして簡単にエプロン5の取付けを行
うことができる。特に、支持脚11の突部12の差込穴
13に対する差し込み状態は設置後において浴槽本体1
の重量により確実に保持されるので、エプロン5の固定
を確実に行うことができる。
【0014】なお、以上の実施例において取付片9先端
に支持脚11とリブ6との間に介在する折曲部15を設
けたが、このような折曲部15を設けることなく、支持
脚11の突部12と延出部16とによりリブ6が直接挟
み込まれるようにしても良い。さらに、補強材17はエ
プロン5と浴槽本体1の間の全空間に設けず、一部だけ
に設けても良い。加えて、以上の実施例では支持脚11
に突部12を設け、エプロン5側にその差込穴13を設
けるものとしたが、エプロン5側に上向き突部を設けて
これに支持脚11に設けた差込穴を差し込むようにして
も良い。なお、この場合には支持脚11側或いはエプロ
ン5側にリブ6に対する位置決め手段(リブに対する嵌
合手段)を別途設ける必要がある。
【0015】また、図4には上記実施例と同様な構造を
半埋設タイプの浴槽に適用した例が示してある。同図に
示したエプロン5Aは浴槽本体1のリブ1aの沿って折
り曲げられたフランジ部10を有する上部5A1と、床
面F下部に埋設される下部5A2と、これらの間に位置
して床面Fとほぼ平行に延びる中間部5A3とからなっ
ており、この中間部5A3は上部5A1から浴槽本体1
の側面に向けて延び、下部5A2につながっている。他
の構造は上記実施例と同様であるため、同一符号を付し
て説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明では、エプロンの位置固
定を、ネジ或いはステー金具等の別部材をを利用するこ
となく浴槽本体に取付るべき支持脚を利用して行うこと
ができるので部品数が低減してコストダウンを図ること
ができ、かつ固定に要する作業は、突部を差込穴に嵌合
するだけであるので作業が簡単で済み、しかも浴槽設置
後は突部と差込穴との嵌合状態が確実に維持されるた
め、エプロンの固定を確実に行うことができる利点を有
する。また、請求項2の浴槽エプロンの固定構造では、
本体の支持脚の水平方向位置は浴槽本体の底部に設けら
れた既存のリブを利用して規制されるものであり、支持
脚の固定にも別部材を必要としない。さらに請求項3の
浴槽エプロンの固定構造では、エプロンの位置保持と同
時に、支持脚自体の位置保持を行うことができるので、
支持脚及びエプロンの取付作業が簡単で済む利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による浴槽エプロンの固定構
造を示す要部断面図である。
【図2】図1のエプロンの展開図である。
【図3】図1の斜視構成図である。
【図4】図1の実施例と同様な構造を半埋設タイプの浴
槽に適用した例を示す図である。
【図5】従来の浴槽エプロンの固定構造を示す浴槽の一
部の斜視図である。
【図6】図5の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽本体 1b 底部 5 エプロン 6 リブ 11 支持脚 12 突部 13 差込穴 16 延出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体の支持脚とエプロンにはこれら
    の一方及び他方にそれぞれ設けられた突部と差込穴とか
    らなる嵌合手段を設け、前記支持脚の前記浴槽本体への
    取付けと同時に前記突部と前記差込穴との嵌合により、
    前記エプロンが前記支持脚に対する水平方向位置を固定
    される構造としたことを特徴とする浴槽エプロンの固定
    構造。
  2. 【請求項2】 前記本体の支持脚は前記浴槽本体の底部
    に設けられたリブに取付けられて水平方向位置を規制さ
    れる請求項1の浴槽エプロンの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記突部は前記支持脚に設けられて前記
    浴槽本体の底部に向けて突出しており、また前記差込穴
    は前記エプロンに設けられており、さらに、前記支持脚
    には前記突部との間で前記リブを挟み込むための延出部
    を有しており、前記突部を前記差込穴に差し込むと同時
    に前記リブが前記突部と前記延出部との間に挟み込まれ
    る請求項2の浴槽エプロンの固定構造。
JP6242191A 1994-09-08 1994-09-08 浴槽エプロンの固定構造 Pending JPH0871014A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108158452A (zh) * 2018-03-13 2018-06-15 骊住卫生洁具(苏州)有限公司 用于浴缸裙边和本体的无缝拼接的装置和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108158452A (zh) * 2018-03-13 2018-06-15 骊住卫生洁具(苏州)有限公司 用于浴缸裙边和本体的无缝拼接的装置和方法
CN108158452B (zh) * 2018-03-13 2023-10-27 骊住卫生洁具(苏州)有限公司 用于浴缸裙边和本体的无缝拼接的装置和方法

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