JPH0871004A - 排気フード一体型調理装置 - Google Patents

排気フード一体型調理装置

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JPH0871004A
JPH0871004A JP21227394A JP21227394A JPH0871004A JP H0871004 A JPH0871004 A JP H0871004A JP 21227394 A JP21227394 A JP 21227394A JP 21227394 A JP21227394 A JP 21227394A JP H0871004 A JPH0871004 A JP H0871004A
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cooking
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exhaust passage
hood
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Kiyoshi Kobayashi
潔 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】厨房室内の環境改善、空調負荷の低減及び油分
の飛散防止を目的とする。 【構成】調理装置本体1の上側に排気フード8を接続し
て、調理部2上方の側面側と後面側と上面側を覆い、下
方から上方に至る調理排気通路14を構成すると共に、
排気フードの後面側は仕切壁13,15により区画して
燃焼排気部6の周囲を独立して覆って下方から上方に至
る燃焼排気通路16を形成し、燃焼排気通路と調理排気
通路は排気フードの上部において合流させる構成とする
と共に、合流部の調理排気通路側にはグリスフィルタ1
8を設置し、合流部の下流側にはダクト接続部12を構
成した排気フード一体型調理装置である。 【効果】燃焼排気が厨房室内に拡散しないため、室内
の環境改善につながる、調理排気の溢れ量が少なくな
り、排気フードによる捕集効率が向上する、空調負荷
が低減される、清掃性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフライヤ等の排気フード
一体型調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食堂、レストラン等の業務用厨房室で
は、調理機器から排出される燃焼排気及び調理排気は排
気フードで捕集し、次いで排気ファンによりダクトを通
して屋外に排出している。排気フードは調理機器とは分
離しており、排気フードは天井に設置され、調理機器は
床置式に設置される。調理機器のうち、フライヤは油煙
を発生する等により、排気フードの下方に設置するのが
一般的であり、また排気フード内にはグリスフィルタを
設置して油分・油煙、不純物等を除去するようにしてい
る。図3はこのような従来の厨房室の構成を概念的に示
すものであり、符号aは調理機器、bは排気フード、c
はグリスフィルタ、dはダクト、eは排気ファン、fは
空調機に連なるダクト、gはパントリーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような厨房室の構
成では以下に示すような課題がある。 調理機器のなかでもフライヤは、周囲の壁や床に油が
飛散するため掃除が大変である。 燃焼排気や調理排気を排気フードで捕集してはいて
も、調理装置と排気フードとの距離が長いため、油煙を
含む調理排気や燃焼排気の溢れがあり、室内環境を悪化
させている。またこのような溢れは厨房室内の温度を上
昇させ、空調負荷も増大させている。 従って本発明は、このような課題を解決することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、調理装置本体の上側に排気フ
ードを接続して、調理部の側面側と後面側と上面側を覆
い、下方から上方に至る調理排気通路を構成すると共
に、排気フードの後面側は仕切壁により区画して燃焼排
気部の周囲を独立して覆って下方から上方に至る燃焼排
気通路を形成し、燃焼排気通路と調理排気通路は排気フ
ードの上部において合流させる構成とすると共に、合流
部の調理排気通路側にはグリスフィルタを設置し、合流
部の下流側にはダクト接続部を構成した排気フード一体
型調理装置を提案する。
【0005】そして本発明では、上記の構成において、
調理部上方の側面側を覆う側壁は、下方に行くに従い幅
狭に構成することを提案する。
【0006】また本発明では、上記の構成において、合
流部の燃焼排気通路側には、通気間隔を構成した複数の
板体から成る落下物遮蔽板を設置することを提案する。
【0007】また本発明では、上記の構成において、落
下物遮蔽板は調理排気通路側に傾斜させ、調理排気通路
側に落下物収集部を構成することを提案する。
【0008】また本発明では、燃焼排気通路の後面側に
空気通路を設け、燃焼排気通路の上流側に空気通路との
連通部を設けることを提案する。
【0009】
【作用】調理装置における調理部からの調理排気は調理
排気通路を上昇し、グリスフィルタを通った後に燃焼排
気通路と合流する。また調理装置のバーナからの燃焼排
気は燃焼排気通路を上昇して調理排気と合流し、ダクト
接続部に接続されたダクトを通って排気ファンにより室
外に排出される。
【0010】調理排気通路は、調理部の上端から直ちに
側面側、後面側を覆っているので、調理排気はこれらの
方向に溢れず、効率的に捕集される。また燃焼排気通路
は、排気フードの上部において調理排気通路と合流する
前は、独立して燃焼排気を通す構成であるので、燃焼排
気は厨房室内に全く放出されない。
【0011】調理部における作業性は、排気フードの側
壁を、下方に行くに従い幅狭に構成することで、良好に
保持される。
【0012】燃焼排気通路側に落下物遮蔽板を設置すれ
ば、グリスフィルタで捕集されなかった油分が合流後に
集合し、油滴として落下しても、遮蔽板上に落下するだ
けで、燃焼排気通路の上流側への落下を防止することが
でき、従って油滴の燃焼を防止することができる。そし
て遮蔽板上に落下した油滴は傾斜先の落下物収集部に捕
集することができる。
【0013】燃焼排気通路の燃焼排気に上流側の空気通
路から連通部を通して空気を合流させることにより、排
気温度を低下させることができる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明を、フライヤに適用した実施例を示す
縦断面図であり、また図2は斜視図である。符号1は調
理装置本体としてのフライヤであり、このフライヤはガ
ス燃焼式のものである。即ち、2は上部の油槽であり、
3はバーナ、4は油槽2内の油5との熱交換用の浸管、
6は排気筒、7は排油バルブである。フライヤ本体1は
ガス燃焼式のものであれば、具体的な構成は適宜であ
る。また、本発明は、調理部と燃焼排気部を有している
ものであればフライヤ以外の調理装置にも適用できるも
のである。
【0015】符号8は排気フードであり、この排気フー
ド8はフライヤ1の上側に固定して一体に構成してい
る。排気フード8は概ね、側壁9と後壁10と上壁11
とから構成しており、上壁11にはダクト接続口12を
設けている。また側壁9は上部においては油槽2の前縁
の上方に位置しており、下方に行くに従って幅狭に構成
して、油槽2の上縁においては奥行方向の半分程度に位
置させている。従って油槽2は前縁と側縁の半分程度の
上方が空間となっていて調理に供される。
【0016】油槽2の後縁から上方には第1の仕切壁1
3を設けており、この第1の仕切壁13と側壁9とによ
り調理排気通路14を構成している。また第1の仕切壁
13と後壁10間には第2の仕切壁15を設けており、
第1の仕切壁13と第2の仕切壁15間に燃焼排気通路
16を構成して、この燃焼排気通路16内に上記排気筒
6を位置させている。第1の仕切壁13の上部は前方に
曲げて傾斜させており、曲がり部分の近傍に上記燃焼排
気通路16との連通口17を形成している。そしてこの
連通口17にはグリスフィルタ18を設置している。ま
た連通口17の近傍の燃焼排気通路16内には、上記曲
がり部分の近傍において第1の仕切壁13から第2の仕
切壁15の方向に、上方に傾斜させて通路16の半分程
度まで第1の遮蔽板19を突設しており、また第1の遮
蔽板19の上方には、第2の仕切壁15側から下方に傾
斜させ、第1の遮蔽板18の端縁よりも第1の仕切壁1
3寄りまで第2の遮蔽板20を突設している。また第1
の仕切壁13には連通口17の下方に樋状の収集部21
を設置している。一方、第2の仕切壁15には排気筒6
の近傍に連通口22を設けると共に、後壁10の下部に
空気取入口23を設置している。
【0017】以上の構成において本発明のフライヤは、
厨房室の所定の位置の床上に設置した後、ダクト接続口
12を、厨房室の天井等に設置してあるダクト24に接
続して設置状態とすることができる。ダクト24の延長
上には排気ファン25を設置している。尚、図中符号2
6は温度センサである。
【0018】以上の構成において、調理時に油槽2から
発生する油分を含んだ調理排気は、排気ファン25の吸
引力により調理排気通路14を上昇し、グリスフィルタ
18を通った後に燃焼排気通路16と合流する。バーナ
3からの燃焼排気は排気筒6から噴出して上記吸引力に
より燃焼排気通路16を上昇し、第1と第2の遮蔽板1
9,20間の間隔を経て下流側に流れ、グリスフィルタ
18を経た調理排気と合流する。そしてダクト24を経
て室外に排出される。一方、排気筒6から噴出する燃焼
排気は、連通口22から流入する空気と混合されて温度
が低下する。
【0019】グリスフィルタ18で捕集されなかった微
細ミスト状の油分は、燃焼排気通路16の上部において
壁面等に付着して油滴となって下方に落下する。この
際、燃焼排気通路16の直上で落下した油滴は第1又は
第2の遮蔽板19,20上に落下する。第1の遮蔽板1
9上に落下した油滴はそのまま斜面を落下して収集部2
1に収集される。また第2の遮蔽板20に落下した油滴
は、この第2の遮蔽板20上から第1の遮蔽板19上に
落下して上述したように収集される。このようにして燃
焼排気通路16内に生じた油滴は、そのまま落下して排
気筒8に付着することがないので、付着した油滴の発火
等の不都合は発生しない。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次のよ
うな効果がある。 燃焼排気が厨房室内に拡散しないため、室内の環境改
善につながる。 調理部のすぐ上から排気フードに覆われているため、
調理排気の溢れ量が少なくなり、排気フードによる捕集
効率が向上する。 、に示すように調理排気と燃焼排気を厨房室内に
放出することを抑制できるため、上述したように室内環
境が良くなると共に空調負荷の低減にもつながる。 調理装置をフライヤとした場合、排気フード外への油
分の飛散が少なく、側壁等のみを清掃すればよいので、
清掃性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をフライヤに適用した実施例を示す縦
断面図である。
【図2】 図1のものの斜視図である。
【図3】 従来の厨房室における調理機器等の配置を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 調理装置本体(フライヤ) 2 油槽 3 バーナ 4 浸管 5 油 6 排気筒 7 排油バルブ 8 排気フード 9 側壁 10 後壁 11 上壁 12 接続口 13 第1の仕切壁 14 調理排気通路 15 第2の仕切壁 16 燃焼排気通路 17 連通口 18 グリスフィルタ 19 第1の遮蔽板 20 第2の遮蔽板 21 収集部 22 連通口 23 空気取入口 24 ダクト 25 排気ファン 26 温度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理装置本体の上側に排気フードを接続
    して、調理部上方の側面側と後面側と上面側を覆い、下
    方から上方に至る調理排気通路を構成すると共に、排気
    フードの後面側は仕切壁により区画して燃焼排気部の周
    囲を独立して覆って下方から上方に至る燃焼排気通路を
    形成し、燃焼排気通路と調理排気通路は排気フードの上
    部において合流させる構成とすると共に、合流部の調理
    排気通路側にはグリスフィルタを設置し、合流部の下流
    側にはダクト接続部を構成したことを特徴とする排気フ
    ード一体型調理装置
  2. 【請求項2】 調理部上方の側面側を覆う側壁は、下方
    に行くに従い幅狭に構成していることを特徴とする請求
    項1記載の排気フード一体型調理装置
  3. 【請求項3】 合流部の燃焼排気通路側には、通気間隔
    を構成した複数の板体から成る落下物遮蔽板を設置した
    ことを特徴とする請求項1記載の排気フード一体型調理
    装置
  4. 【請求項4】 落下物遮蔽板は調理排気通路側に傾斜さ
    せ、調理排気通路側に落下物収集部を構成したことを特
    徴とする請求項3記載の排気フード一体型調理装置
  5. 【請求項5】 燃焼排気通路の後面側に空気通路を設
    け、燃焼排気通路の上流側に空気通路との連通部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の排気フード一体型調
    理装置
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082198A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Paloma Ind Ltd フライヤー
CN104566732A (zh) * 2015-01-26 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 整体式厨房空调及整体侧吸式厨房空调
JP2016083599A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 アマノ株式会社 電気集塵機及びフライヤー一体型電気集塵ユニット
JP2018042902A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 ホシザキ株式会社 フライヤー
JP2019115508A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 東京瓦斯株式会社 加熱調理機および蓋体
JP2019115509A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 東京瓦斯株式会社 加熱調理機
JP2019118453A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 東京瓦斯株式会社 厨房システム

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